JPH1158172A - 工作機械 - Google Patents

工作機械

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JPH1158172A
JPH1158172A JP22172197A JP22172197A JPH1158172A JP H1158172 A JPH1158172 A JP H1158172A JP 22172197 A JP22172197 A JP 22172197A JP 22172197 A JP22172197 A JP 22172197A JP H1158172 A JPH1158172 A JP H1158172A
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JP
Japan
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loader
bed
vibration
beds
work
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JP22172197A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Okada
康明 岡田
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の加工部を有する工作機械にローダを組
み合わせた構成においてワーク搬送時のローダの振動が
加工部に伝播するのを回避して、ローダ搬送と加工とを
同時に可能とするとともに、複数の加工部を分割した場
合にも、ローダを伝わって一方の加工部の振動が他方の
加工部に伝播するのを回避して、複数の加工部を同時に
稼働可能とする。 【解決手段】 ベッド1(または分割ベッド1’)のロ
ーダ用ベッド1b(1’b)に、振動伝播防止手段Aを
介して、門型ローダ支持部材7のローダ支柱7を取り付
ける構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同時に複数の加工
作業をできるように、複数の加工部(例えば切削用旋
盤)と、該加工部に対してのワーク搬入・搬出を行うロ
ーダを有する工作機械、例えば、平行2軸旋盤式切削機
械等であって、ローダ搬送時の振動を加工部に伝播する
のを防止する手段を備えた構成のものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、異なる加工作業を一つの工作機械
にて行うことができるように、かつ、運搬に便利なよう
に、複数の加工部を組み合わせて一セットの工作機械と
したものは公知となっている。例えば、平行二軸式旋盤
を有する切削機械である。更に複数の加工部間で相互に
振動が伝播する弊害を回避すべく、各加工部を分離した
構成のものも公知となっている。例えば、前記の平行二
軸式旋盤を有する切削機械において、旋盤搭載用のベッ
ドを分割して、各ベッドに各別に旋盤を搭載するように
したものがある。この場合、運搬時には、ボルト等にて
両ベッドを連結して一セットとし、運搬しやすくするよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来技術では、
各加工部に対してワークを搬入・搬出するローダ(例え
ばガントリローダ)は別体であり、工作機械の設置後に
各ベッドに対して取り付ける。ローダを予め各加工部に
対して取り付けておけば、ローダごと一セットにして運
搬でき、また、ベッド及び加工部を分割状にした場合に
おいても、前記のように運搬時に複数のベッド間をボル
ト等で連結する必要もない。
【0004】ところが、従来、ローダはベッドに対して
固定的に取り付けられており、ローダにてワークを搬送
している時には、ワーク搬送による振動がローダから該
加工部に伝播するので、ワーク搬送時には、加工作業を
停止しなければならず、ワーク搬送のサイクルタイムが
長くなる。このように、従来の加工効率及びワーク搬送
効率は、振動の伝播を回避するために制限され、工作機
械の持つ作業効率を十分に発揮させることができない。
【0005】更に、各加工部同士の振動の伝播を防ぐよ
うに、ベッド及び加工部を分割状にした場合において
も、ローダは、複数の加工部間のワーク搬送のために、
両ベッドを連結するような状態で取り付けられる。その
ため、設置して作業する場合にあっては、一つの加工部
で加工作業を行っていると、ローダを介して、その加工
部の振動が他の加工部に伝播してしまうという不具合が
ある。仮に複数の加工部を同時に稼働していれば、互い
に振動の影響を受けて、加工精度を悪化させる。これを
防ぐため、従来は、一つの加工部稼働時には、他の加工
部は稼働しないようにうしている。従って、せっかく複
数の加工部を分割した意味もなくなってしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決すべく、次のような手段を用いるものであ
る。請求項1記載の発明は、ベッドと、ベッドに設置さ
れる加工部と、該ベッドに振動伝播防止手段を介して設
けた支持部材と、該支持部材により支持された該加工部
に対してワークの搬入及び搬出を行うローダとよりなる
工作機械を構成するものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明に加えて、前記ベッドは、複数に分割された分割ベッ
ドよりなり、前記加工部は、該分割ベッドに各別に設置
される個別加工部よりなり、前記支持部材は、該分割ベ
ッド同士を連結するように構成されるものである。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明に加えて、前記支持部材は、前記ベッドより立
設される支柱を含み、前記振動伝播防止手段は、該支柱
の下部と該ベッドの上部との間に配設されるよう構成さ
れるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付の図面
より説明する。図1は本発明の工作機械の実施例として
の一体型平行二軸式旋盤を有する切削機械の斜視図、図
2は同じく分割型平行二軸式旋盤を有する切削機械の斜
視図、図3は本発明の工作機械に用いる振動伝播防止手
段Aであって油圧式ダンパーを用いた実施例を示す図、
図4は同じく制振ゴムを用いた実施例を示す図、図5は
同じく球状座を用いた実施例を示す図、図6は同じく加
振器を用いた実施例を示す図である。
【0010】本発明の工作機械全体の構成を図1及び図
2より説明する。本実施例の工作機械は、平行二軸式旋
盤型の切削機械であって、図1の実施例では、一つの加
工部用ベッド1aと、その左右外側に設けた二つのロー
ダ用ベッド1b・1bとを組み合わせてなる一体のベッ
ド1を用いるものであり、図2の実施例では、ベッドを
二つの分割ベッド1’・1’に分割し、各分割ベッド
1’において、それぞれ加工部用ベッド1’aとローダ
用ベッド1’bを一つずつ設けている。
【0011】図1図示の各切削機械における加工部用ベ
ッド1a上には、左右中央付近に、左右に旋盤台2・2
を立設し、各旋盤台2に、前後水平の回転軸を有する旋
盤3を設けている。即ち、両旋盤台2・2の旋盤3・3
同士の回転軸は互いに平行であって、これにより、平行
二軸式旋盤と称される。そして、各旋盤台2の外側位置
において、該加工部用ベッド1a上に、左右方向に延設
されるタレットレール4をそれぞれ敷設し、各タレット
レール4上に摺動可能に、タレット台5を載置し、各タ
レット台5に、切削刃を取付可能なタレット6を設けて
いる。
【0012】このように、図1図示の切削機械では、一
つの該加工部用ベッド1a上に、平行二軸式の二つの旋
盤3・3を設け、各旋盤3にそれぞれワークを保持させ
て回転し、各旋盤3に対応する各タレット6に取り付け
た切削刃にて切削加工を行うのである。
【0013】図2図示の切削機械においても、加工部の
構成は同様であり、図1図示の切削機械において、ベッ
ド1を、両旋盤台2・2間の垂直面にて、分割ベッド
1’・1’に分割したものと考えればよい。従って、各
分割ベッド1’に設けられる各加工部ベッド1’aそれ
ぞれに、旋盤3を具備する旋盤台2、及びタレット6を
具備するタレット台5を設けている。
【0014】図1及び図2図示の各切削機械において、
それぞれ、ローダの構成について説明する。本実施例の
ローダは、ガントリーローダであって、両加工部の上方
にてワークを搬送するように架設される。まず、左右各
ローダ用ベッド1b(1’b)には、それぞれ、門型ロ
ーダ支持部材7・7が相互に平行するように立設され
る。各門型ローダ支持部材7は、垂直方向のローダ支柱
7a・7aを前後に二本有しており、各ローダ支柱7a
下端を、振動伝播防止手段Aを介して、該ローダ用ベッ
ド1b(1’b)に取り付けるのである。
【0015】一つの該門型ローダ支持部材7において、
前後の両ローダ支柱7a・7a上端間に、前後方向の水
平状ローダレール部材7bを架設しており、該水平状ロ
ーダレール部材7bの上端部にて、機械前後方向のロー
ダレールを形成している。そして、両門型ローダ支持部
材7・7上に水平状に架設される第一移動部材8が、両
門型ローダ支持部材7・7上端(即ち、両水平状ローダ
レール部材7b・7bの上端)をローダレールとして、
機械前後方向に摺動可能となっている。
【0016】該第一移動部材8上には、その長手方向に
ローダレールが形成されていて、その上に摺動可能に第
二移動部材9が載置されており、これにより、該第二移
動部材9が機械左右方向に移動できるようになってい
る。更に、第二移動部材9の旋盤配置側の先端部(前端
部)には、上下方向に摺動可能にワーク保持体10が支
持されている。
【0017】以上のようなローダ構成において、該ワー
ク保持体10には、ワークを保持させ、該ワーク保持体
10の該第二移動部材9に対する上下動、該第二移動部
材9の該第一移動部材8に対する左右動、そして、該第
一移動部材8の該門型ローダ支持部材7・7に対する前
後動によって、該ワーク保持体10にて保持するワーク
を、前後、左右、及び上下に移動させ、各旋盤3・3に
対する搬入・搬出を行うものである。
【0018】前記の如く、各ローダ支柱7aの下端部と
各ローダ用ベッド1b(1’b)の上端部との間には、
振動伝播防止手段Aを介設している。(図1、図2の各
実施例では、左右の各ローダ用ベッド1b(1’b)に
対して、2本のローダ支柱7aを支持するので、合計4
本のローダ支柱7aに対して、合計4個の振動伝播防止
手段Aを用いるものである。)この振動伝播防止手段A
のいくつかの実施例を図3乃至図6より説明する。
【0019】まず、図3図示の振動伝播防止手段Aの実
施例について説明する。該ローダ用ベッド1b(1’
b)上に、静圧ダンパー11を固設しており、該静圧ダ
ンパー11は、上端開口状の鉛直方向の挿入孔11aを
有する。一方、該ローダ支柱7aの下端より、挿入部7
cが下方に突出していて、該静圧ダンパー11の該挿入
孔11a内に、その上端開口部より挿入する。
【0020】該挿入孔11aの下端部に油溜まり11b
を、また、該挿入孔11aの上下途中部にも環状に油溜
まり11cを形成しており、該油溜まり11b・11c
よりそれぞれ、該静圧ダンパー11内を貫通して外部に
延設されるように、キャピラリーチューブ等の油圧管1
2・13が配管されており、該油圧管12は、油圧ポン
プPからの圧油吐出管となっており、該油圧管13は、
油圧タンクTへの油戻し管となっている。
【0021】該油圧ポンプPからは、該油圧管12・該
油溜まり11bを介して、該挿入孔11aと、その中に
挿入されている該挿入部7cとの間の隙間に、圧油が充
填される。この隙間の圧油充填部分により、該門型ロー
ダ支持部材7(該ローダ支柱7a)より伝播される振動
が吸収される。即ち、振動に伴って該挿入部7cが該挿
入孔11a内を移動するのに伴い、該隙間のいずれかの
箇所が狭くなると、狭くなった部分から追い出された圧
油が、広くなった隙間部分に移動し、振動が吸収される
のである。そして、余剰の圧油は、該油溜まり11cよ
り該油圧管13を介して、油圧タンクTに回収される。
なお、該挿入孔11aの上端開口部と該挿入部7cとの
隙間より圧油が漏れださないように、該静圧ダンパー1
1内にて該挿入孔11aの上端開口部付近にオイルシー
ル14を環設している。
【0022】なお、図3図示の実施例において、このよ
うな油圧式以外に、空圧式、或いは水圧式に応用するこ
とも考えられる。即ち、油圧ポンプPや油圧タンクT
を、空気ポンプ等に、或いは水圧ポンプ等に変更する。
振動の度合いや負荷の程度により、最適の方式を選択す
ればよい。
【0023】次に、図4図示の実施例の振動伝播防止手
段Aは、積層ダンパーを形成している。即ち、複数枚の
制振ゴム15・15・・・を上下に積層し、各制振ゴム
15・15間には、制振鋼板16を介設している。最上
層の該制振ゴム15は、該ローダ支柱7aの下端に固定
し、最下層の該制振ゴム15は、該ローダ用ベッド1b
(1’b)上面に固定している。
【0024】このような構成の積層ダンパーは、制振ゴ
ム15の上下方向の圧縮・伸長により、該ローダ支柱3
aの上下方向の振動を吸収し、また、該制振ゴム15の
左右方向の捩れ弾性により、該ローダ支柱3の左右方向
の振動を吸収でき、該分割ベッド1への振動の伝播を防
ぐのである。
【0025】次に、図5図示の振動伝播防止手段Aにつ
いて説明する。該ローダ用ベッド1b(1’b)上に、
球形座部材17を固設しており、その上端に形成する球
形座17aの上端と該ローダ支柱7aの下端とを接触さ
せる。更に、該ローダ支柱7aの下端側面部よりクラン
プ18を垂設して、該球形座17aの側面部に該クラン
プ18を接触させ、該ローダ支柱7aと該球形座17a
とを固定する。
【0026】このような構成により、該ローダ支柱7a
(該門型ローダ支持部材7)が振動する場合には、該球
形座17aに対しての接触点を移動させながら振動す
る。この際、該クランプ18も、該球形座17a表面上
を摺動する。即ち、該ローダ支柱7aは、該球形座17
a・該球形座部材17を動かさないまま、該球形座17
a表面に接触しながら自由に振動する。更に、該ローダ
支柱7a及び該クランプ18の、該球形座17a表面へ
の接触が点接触なので、該ローダ支柱7aからの振動
は、該球形座17a及び該球形座部材17には伝播しに
くいのである。
【0027】最後に、図6図示の振動伝播防止手段Aに
ついて説明する。これは、NC工作機械に応用するもの
であって、ローダの動作もプログラム化され、NC装置
20にて自動制御される。このような中で、該ローダ用
ベッド1b(1’b)には加振器19が固設されてお
り、該加振器19内に、該ローダ支柱7a下端より垂設
される挿入部7dを突入させ、該加振器19より該挿入
部7dに振動を加えることが可能としている。
【0028】更に、該加振器19には、該加振器19内
における該挿入部7dの動きを測定する測定器が内蔵さ
れている。工作機械の稼働に際しては、まず一度、ロー
ダをNCプログラムにて運転し、その加減速により該ロ
ーダ支柱7aに伝わる振動の向き及び振幅を該加振器1
9の測定器にて検出し、NCプログラムに対応させて該
NC装置20のメモリー部20aに記録する。なお、図
6中、20bはアンプである。
【0029】それ以後は、NCプログラムに基づいてロ
ーダの動作制御がなされる度に、該メモリー部20aに
記録した測定結果に基づく動作信号を該加振器19に発
し、該加振器19より該ローダ支柱7aの該挿入部7d
に対し、該ローダ支柱7aの該挿入部7dの振動の向き
とは逆向きに、また、その振幅と同程度の振幅にて振動
を加える。測定器は、この際の振動を計測し、その計測
結果が0になるように該加振器19に加える動作信号を
制御する。
【0030】こうして、NC装置を利用して、該ローダ
の振動を相殺するように積極的にベッド1側を振動させ
て、工作機械全体の振動をなくすことができるのであ
る。
【0031】以上、図3乃至図6の如くに、振動伝播防
止手段Aを構成し、各門型ローダ支持部材7の各ローダ
支柱7aと各ローダ用ベッド1b(1’b)との間に該
振動伝播防止手段Aを介設することによって、該門型ロ
ーダ支持部材7からベッド1(または各分割ベッド
1’)への振動の伝播が防止される。従って、図1及び
図2の各実施例において、ローダのワーク搬送に伴って
生じるローダの振動が、ベッド1(または各分割ベッド
1’)、そして、その上に搭載する加工部に影響しない
ので、ローダにおけるワーク搬送と、加工部における加
工作業(切削作業)とを同時に行うことができ、ワーク
搬送効率を向上させることができる。
【0032】更に、図2の実施例においては、ベッドが
分割ベッド1’・1’に分割されてそれぞれに加工部が
設けられており、一方の分割ベッド1’上の加工部で加
工作業(切削作業)を行っていても、その加工部より生
じる振動が、ローダを介してもう一方の分割ベッド1’
上の加工部に伝播することが回避されるので、両分割ベ
ッド1’・1’上の加工部を同時に稼働しても不具合が
生じず、加工効率は一層向上するのである。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏する。まず、請求項1記載の如く構
成したので、ローダを、複数の加工部及びベッドを有す
る工作機械と一体状にでき、これを一セットとして運搬
できるので、運搬が容易化される。そして、機械稼働時
においては、ローダの支持部材と、該ベッドとの間に振
動伝播防止手段を介設することにより、ローダにおける
ワーク搬送時にローダの支持部材の振動が、ベッドに伝
播せず、従って、該ベッドに設けた加工部に対して、ロ
ーダからの振動が伝わらないので、ローダのワーク搬送
と加工部の加工作業とを同時に行うことが可能となり、
ワークの搬送効率や加工効率を向上させるのである。
【0034】また、請求項2記載の如く、ベッドを分割
し、各分割ベッドにそれぞれ個別に加工部を設ける構成
の中で、ローダの支持部材と各ベッドとの間に振動伝播
手段を設けているので、一方の分割ベッド上の加工部で
加工作業(切削作業)を行っていても、その加工部より
生じる振動が、ローダを介してもう一方の分割ベッド上
の加工部に伝播することが回避され、両分割ベッド上の
加工部を同時に稼働しても不具合が生じず、加工効率は
一層向上するのである。
【0035】更に、このような、支持部材をベッドに対
して振動伝播防止手段を介して取り付ける構成が、請求
項3の如き構成で、ベッド上に設けた振動伝播防止手段
上に支柱を立設するだけで得られ、取付作業が簡単であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の工作機械の実施例としての一体型平行
二軸式旋盤を有する切削機械の斜視図である。
【図2】同じく分割型平行二軸式旋盤を有する切削機械
の斜視図である。
【図3】本発明の工作機械に用いる振動伝播防止手段A
であって油圧式ダンパーを用いた実施例を示す図であ
る。
【図4】同じく制振ゴムを用いた実施例を示す図であ
る。
【図5】同じく球状座を用いた実施例を示す図である。
【図6】同じく加振器を用いた実施例を示す図である。
【符号の説明】
A 振動伝播防止手段 1 ベッド 1’ 分割ベッド 1a(1’a)加工部用ベッド 1b(1’b)ローダ用ベッド 2 旋盤台 3 旋盤 5 タレット台 6 タレット 7 門型ローダ支持部材 7a ローダ支柱 7b 水平状ローダレール部材 7c 挿入部 7d 挿入部 11 静圧ダンパー 11a 挿入孔 11b 油溜まり 11c 油溜まり 12 油圧管 13 油圧管 15 制振ゴム 16 制振鋼板 17 球形座部材 17a 球形座 18 クランプ 19 加振器 20 NC装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドと、ベッドに設置される加工部
    と、該ベッドに振動伝播防止手段を介して設けた支持部
    材と、該支持部材により支持された該加工部に対してワ
    ークの搬入及び搬出を行うローダとで構成される工作機
    械。
  2. 【請求項2】 前記ベッドは、複数に分割された分割ベ
    ッドよりなり、前記加工部は、該分割ベッドに各別に設
    置される個別加工部よりなり、前記支持部材は、該分割
    ベッド同士を連結するように構成される請求項1記載の
    工作機械。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は、前記ベッドより立設さ
    れる支柱を含み、前記振動伝播防止手段は、該支柱の下
    部と該ベッドの上部との間に配設されるよう構成される
    請求項1又は2記載の工作機械。
JP22172197A 1997-08-18 1997-08-18 工作機械 Pending JPH1158172A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8291796B2 (en) 2009-03-27 2012-10-23 Murata Machinery Ltd. Two-axis machine tool
JP2014176951A (ja) * 2013-02-14 2014-09-25 Takamatsu Machinery Co Ltd 工作機械
JP2015213985A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 高松機械工業株式会社 工作機械

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