JPH1156841A - 3次元関心領域設定方法および画像処理装置並びに超音波撮像装置 - Google Patents

3次元関心領域設定方法および画像処理装置並びに超音波撮像装置

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JPH1156841A
JPH1156841A JP9220443A JP22044397A JPH1156841A JP H1156841 A JPH1156841 A JP H1156841A JP 9220443 A JP9220443 A JP 9220443A JP 22044397 A JP22044397 A JP 22044397A JP H1156841 A JPH1156841 A JP H1156841A
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JP
Japan
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polygon
interest
dimensional
image
cross
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JP9220443A
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Hiroshi Hashimoto
浩 橋本
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GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
GE Yokogawa Medical System Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切な3次元関心領域を容易に設定する3次
元関心領域設定方法および画像処理装置、並びに、設定
された3次元関心領域内の画像データから3次元像を求
める超音波撮像装置を実現する。 【解決手段】 3次元座標空間内に複数の断面(90
p,90q)を互いに離間して設定し、各断面の画像上
に描画した関心領域を多角形で近似し、設定断面以外の
断面(90k)については補間演算によって多角形を求
め、それら各多角形の積層によって3次元関心領域を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元関心領域設
定方法および画像処理装置並びに超音波撮像装置に関
し、特に、画像データが存在する3次元座標空間内に3
次元関心領域を設定する3次元関心領域設定方法および
画像処理装置、並びに、設定された3次元関心領域内の
画像データによって画像を生成する超音波撮像装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】被検体内の3次元領域を超音波で走査
し、エコー(echo)信号に基づいて3次元領域の画像デー
タを得たとき、3次元座標空間の画像データから3次元
像等を生成することが行われる。
【0003】例えば子宮内の胎児の3次元像を形成する
場合は、子宮壁等に邪魔されない胎児の3次元像を得る
ために、予め適宜の関心領域を3次元的に設定し、この
3次元関心領域内の画像データから3次元像を形成する
ことが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】3次元関心領域の形状
を単純なものにすると、設定が容易な反面、不要部分を
適切に切り分けることが困難である。そこで、3次元像
等を生成した後に不要部分を手作業で逐一除去すること
が行われるが、煩雑な作業となる。
【0005】不要部分を適切に切り分けるためには一般
に複雑な形状の3次元関心領域を設定する必要があり、
手作業で設定するのは多大な労力を要する。また、画像
の境界を自動的に追跡して3次元関心領域を自動設定す
る方法は、元画像の画質に左右されかつ時間がかかると
いう問題がある。
【0006】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、適切な3次元関心領域を容
易に設定する3次元関心領域設定方法および画像処理装
置、並びに、設定された3次元関心領域内の画像データ
から3次元像を求める超音波撮像装置を実現することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)上記の課題を解決する第1の発明は、画像データ
が存在する3次元座標空間に互いに平行でかつ離間した
複数の断面を設定し、前記複数の断面の画像をそれぞれ
表示し、前記複数の断面の画像上でそれぞれ関心領域の
輪郭を描画し、前記輪郭が描画された各関心領域の内部
にそれぞれ原点を定め、前記原点から等角度間隔で放射
する複数の直線と前記輪郭との交点を頂点とする多角形
を前記各関心領域ごとに求め、前記複数の断面における
前記多角形に基づく補間演算により前記複数の断面のお
のおのに連なる断面における補間多角形を求め、前記多
角形および前記補間多角形の積層により3次元関心領域
を形成する、ことを特徴とする。
【0008】(2)上記の課題を解決する第2の発明
は、画像データが存在する3次元座標空間に互いに平行
でかつ離間した複数の断面を設定する断面設定手段と、
前記複数の断面の画像をそれぞれ表示する表示手段と、
前記複数の断面の画像上でそれぞれ関心領域の輪郭を描
画する描画手段と、前記輪郭が描画された各関心領域の
内部にそれぞれ原点を定める原点設定手段と、前記原点
から等角度間隔で放射する複数の直線と前記輪郭との交
点を頂点とする多角形を前記各関心領域ごとに求める多
角形生成手段と、前記複数の断面における前記多角形に
基づく補間演算により前記複数の断面のおのおのに連な
る断面における補間多角形を求める補間多角形形成手段
と、前記多角形および前記補間多角形の積層により3次
元関心領域を形成する3次元関心領域形成手段と、を具
備することを特徴とする。
【0009】(3)上記の課題を解決する第3の発明
は、被検体内の3次元領域を超音波で走査してそのエコ
ーを受信する超音波送受信手段と、前記エコーに基づい
て画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画
像データが存在する3次元座標空間に互いに平行でかつ
離間した複数の断面を設定する断面設定手段と、前記複
数の断面の画像をそれぞれ表示する表示手段と、前記複
数の断面の画像上でそれぞれ関心領域の輪郭を描画する
描画手段と、前記輪郭が描画された各関心領域の内部に
それぞれ原点を定める原点設定手段と、前記原点から等
角度間隔で放射する複数の直線と前記輪郭との交点を頂
点とする多角形を前記各関心領域ごとに求める多角形形
成手段と、前記複数の断面における前記多角形に基づく
補間演算により前記複数の断面のおのおのに連なる断面
における補間多角形を求める補間多角形形成手段と、前
記多角形および前記補間多角形の積層により3次元関心
領域を形成する3次元関心領域形成手段と、前記3次元
関心領域内の画像データに基づいて画像を生成する画像
生成手段と、を具備することを特徴とする。
【0010】第1の発明〜第3の発明のいずれか1つに
おいて、前記原点を前記関心領域の幅および高さの中心
に定めることが、原点設定を自動化する点で好ましい。
また、第1の発明〜第3の発明のいずれか1つにおい
て、前記多角形が、少なくとも16個の頂点を持つこと
が、前記描画された関心領域との近似性を良くする点で
好ましい。
【0011】また、第1の発明〜第3の発明のいずれか
1つにおいて、前記補間演算がリニア補間演算であるこ
とが、演算を単純化する点で好ましい。また、第1の発
明〜第3の発明のいずれか1つにおいて、前記補間演算
がスプライン補間演算であることが、精度の良い補間を
行う点で好ましい。
【0012】(作用)第1の発明ないし第3の発明で
は、3次元座標空間内に離間した複数の断面を設定し、
各断面の画像上に描画された関心領域を多角形で近似
し、設定した断面以外の断面については補間演算によっ
て多角形を求め、それら各多角形の積層によって3次元
関心領域を形成する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。
【0014】図1に超音波撮像装置のブロック(block)
図を示す。本装置は本発明の実施の形態の一例である。
本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形
態の一例が示される。本装置の動作によって、本発明の
方法に関する実施の形態の一例が示される。
【0015】(構成)本装置の構成を説明する。図1に
示すように、本装置は、超音波プローブ(probe) 2を有
する。超音波プローブ2は、図示しない複数の超音波ト
ランスデューサ(transducer)のアレイ(array) を有す
る。アレイは、例えば前方に張り出した円弧に沿って1
次元的に配列された128個の超音波トランスデューサ
によって構成される。
【0016】すなわち、超音波プローブ2はコンベック
スプローブ(convex probe)となっている。なお、超音波
プローブ2はコンベックスプローブに限らない。個々の
超音波トランスデューサは例えばPZT(チタン酸ジル
コン酸鉛)セラミックス(ceramics)等の圧電材料によっ
て構成される。超音波プローブ2は被検体4に当接され
て使用される。
【0017】超音波プローブ2は送受信部6に接続され
ている。送受信部6は、超音波プローブ2に駆動信号を
与えて被検体4内に超音波を送波させるようになってい
る。超音波は被検体4内にビーム(beam)として送波され
る。超音波ビームの送波は所定の時間間隔で繰り返し行
われる。
【0018】超音波ビームの送波方向は順次変更され、
被検体4の内部が、超音波ビームが形成する音線によっ
て走査される。すなわち被検体4の内部が音線順次によ
って走査される。音線の形成は、複数の超音波トランス
デューサの駆動に時間差を与えるフェーズドアレイ(pha
sed array)の手法を利用して行われる。また、音線の走
査は、音線形成に関わる複数の超音波トランスデューサ
を切り換えることにより、送波アパーチャ(aperture)を
アレイに沿って順次移動させる電子スキャン(scan)の手
法を利用して行われる。
【0019】送受信部6は、また、超音波プローブ2が
受波した被検体4からのエコー信号を受信するようにな
っている。エコー信号の受信は超音波の送波の繰り返し
の合間に行われる。各回の受信によって、音線毎のエコ
ー受信信号がそれぞれ形成される。受波の音線も送波に
合わせて走査される。
【0020】音線毎のエコー受信信号の形成は、例えば
アレイ中の複数の超音波トランスデューサの受信信号を
加算する時間差を調節する、フェーズドアレイの手法に
より行われる。受波の音線の走査は、受波のアパーチャ
をアレイに沿って順次移動させる電子スキャンによって
行われる。
【0021】超音波プローブ2および送受信部6によっ
て、図2に示すような走査が行われる。すなわち、同図
に示すように、放射点200から発する音線202が円
弧204上を移動することにより、扇面状の2次元領域
206が走査され、いわゆるコンベックススキャンが行
われる。この走査はθ走査である。音線202を超音波
の送波方向とは反対方向に延長したとき、全ての音線が
一点208で交わるようになっている。点208は全て
の音線の発散点となる。
【0022】超音波プローブ2はアクチュエータ(actua
tor)8に連結されている。アクチュエータ8は、超音波
プローブ2をθ走査方向とは垂直な方向(φ方向)に移
動させるようになっている。すなわち、アクチュエータ
8はφ走査を行うものである。φ走査はθ走査と協調し
て行われ、例えばθ走査の1スキャン毎にφ走査を1ピ
ッチ(pitch) 進めるようになっている。
【0023】φ走査を超音波プローブ2の揺動によって
おこなうとき、その中心軸は、図3に中心軸300で示
すように、θ走査の音線の発散点208を通るようにな
っている。このようなφ走査とθ走査の組み合わせによ
って、被検体4の内部の3次元領域302が走査され
る。超音波プローブ2、送受信部6およびアクチュエー
タ8は、本発明における超音波送受信手段の実施の形態
の一例である。
【0024】φ走査は、この他に図4に示すように行う
ようにしても良い。図4に示すφ走査は、超音波プロー
ブ2をθ走査と直交する方向に平行移動させるようにし
たものである。なお、φ走査は、必ずしもアクチュエー
タ8によらず、操作者が手動で行うようにしても良い。
【0025】送受信部6から出力される音線毎のエコー
受信信号は、Bモード処理部10に入力される。Bモー
ド処理部10は、本発明における画像データ生成手段の
実施の形態の一例である。Bモード処理部10はBモー
ド画像データを形成するものである。Bモード処理部1
0は、図5に示すように対数増幅回路102と包絡線検
波回路104を備えている。
【0026】Bモード処理部10は、対数増幅回路10
2でエコー受信信号を対数増幅し、包絡線検波回路10
4で包絡線検波して音線上の個々の反射点でのエコーの
強度を表す信号、すなわちAスコープ(scope) 信号を得
て、このAスコープ信号の各瞬時の振幅をそれぞれ輝度
値として、Bモード画像データを形成するようになって
いる。
【0027】Bモード処理部10は画像処理部14に接
続されている。画像処理部14は、Bモード処理部10
から入力されるデータに基づいてBモード画像を生成す
るものである。画像処理部14は、図6に示すように、
バス(bus) 140によって接続された音線データメモリ
142、ディジタル・スキャンコンバータ(digital sca
n converter)144、画像メモリ146および画像処理
プロセッサ148を備えている。Bモード処理部10か
ら音線毎に入力されたBモード画像データは、音線デー
タメモリ142に記憶される。
【0028】被検体4の走査が3次元的に行われること
により、音線データメモリ142には3次元の音線デー
タが記憶される。すなわち、音線データメモリ142内
には、例えば図7に示すような3次元の音線データ空間
が形成される。この音線データ空間はθ、φおよびzの
3つの座標軸を有する。これらは極座標軸である。
【0029】ディジタル・スキャンコンバータ144
は、走査変換により音線データ空間のデータを物理空間
のデータに変換するものである。これによって、音線デ
ータ空間は例えば図8または図9に示すような物理デー
タ空間に変換される。物理データ空間はx,y,zの3
つの直交座標軸を有する。物理データ空間は、図3また
は図4に示した3次元領域302に相当する。
【0030】ディジタル・スキャンコンバータ144に
よって変換された画像データが画像メモリ146に記憶
される。すなわち、画像メモリ146は物理空間の画像
データを記憶する。画像メモリ146には3次元座標空
間(データ空間)が形成される。
【0031】画像処理プロセッサ148は、音線データ
メモリ142および画像メモリ146のデータについて
それぞれ所定のデータ処理を施すものである。このデー
タ処理には3次元関心領域を形成するためのデータ処理
が含まれる。データ処理の詳細については後にあらため
て説明する。
【0032】画像処理プロセッサ148は、本発明にお
ける原点設定手段の実施の形態の一例である。また、本
発明における多角形形成手段の実施の形態の一例であ
る。また、また、本発明における補間多角形形成手段の
実施の形態の一例である。また、本発明における3次元
関心領域形成手段の形態の一例である。また、本発明に
おける画像生成手段の実施の形態の一例である。
【0033】画像処理部14には表示部16が接続され
ている。表示部16は、本発明における表示手段の実施
の形態の一例である。表示部16は、画像処理部14か
ら画像信号が与えられ、それに基づいて画像を表示する
ようになっている。
【0034】以上の送受信部6、アクチュエータ8、B
モード処理部10、画像処理部14および表示部16は
制御部18に接続されている。制御部18は、それら各
部に制御信号を与えてその動作を制御するようになって
いる。
【0035】制御部18には操作部20が接続されてい
る。操作部20は、本発明における断面設定手段の実施
の形態の一例である。また、本発明における描画手段の
実施の形態の一例である。操作部20は操作者によって
操作され、制御部18に所望の指令や情報を入力するよ
うになっている。操作部20は、例えばキーボード(key
board)やその他の操作具を備えた操作パネル(panel) で
構成される。
【0036】(動作)本装置の動作を説明する。図10
に本装置の動作のフロー図を示す。操作者はアクチュエ
ータ8に連結された超音波プローブ2を被検体4の所望
の個所に位置決めし、操作部20を操作して撮像動作を
行わせる。以下、制御部18による制御の下で本装置の
動作が遂行される。
【0037】ステップ310において、3次元(3D)
スキャンを行う。すなわち、送受信部6は超音波プロー
ブ2を通じて音線順次で被検体4の内部をθ走査して逐
一そのエコーを受信する。Bモード処理部10は、送受
信部6から入力されるエコー受信信号からAスコープ信
号を求め、その各瞬時値を輝度値とするBモード画像デ
ータを音線毎に形成する。
【0038】画像処理部14は、Bモード処理部10か
ら入力される音線毎のBモード画像データを音線データ
メモリ142に記憶する。これによって、音線データメ
モリ142内にBモード画像データについての音線デー
タ空間が形成される。
【0039】画像処理プロセッサ148は、音線データ
メモリ142のBモード画像データをディジタル・スキ
ャンコンバータ144で走査変換して画像メモリ146
に書き込む。画像メモリ146の読出信号が表示部16
に表示される。これによってBモード画像が表示され
る。
【0040】超音波プローブ2のφ走査につれて、例え
ば図11に概念的に示すように、φ方向に異なる複数の
断面(θ走査面)900〜90nの像が順次表示され
る。操作者は、表示部16に順次表示される各断面の画
像を観察して体内の状況を把握する。各断面の像は画像
メモリ146に蓄積される。これによって、画像メモリ
146には、断面900〜90nの積層によって構成さ
れる3次元領域302に関する画像が記憶される。断面
900〜90nの数は、例えば百数十〜200個程度で
ある。
【0041】次に、ステップ312において、操作者が
所望の断面について関心領域すなわちROI(region of
interest)を描画する。ROIの描画は、断面900〜
90nの中から適宜の断面を選択してその画像を表示部
16に表示させ、表示部16の画面上で行う。ROIの
描画には、例えば操作部20で操作する移動カーソル(c
ursor)等が用いられる。
【0042】これによって、例えば図12に示すよう
に、ROIの輪郭が描画される。なお、図12に示す例
は、3次元像を求めようとする画面中央部の大小2つの
円形の物体を、周囲の体腔壁から切り分けるようにRO
Iを描画した例である。
【0043】操作者は、ROIを描画する断面を、断面
900〜90nの中から例えば20断面当たり1断面等
適宜の割合で選び、それら断面の画像について逐一RO
Iの輪郭を描画する。なお、ROIを描画する断面は、
一定割合で選択する代わりに、3Dスキャン中に認め
た、例えば関心領域の形状が大きく変化するような、特
徴的な画像がある断面をいくつか選択するようにしても
良い。
【0044】次に、ステップ314において、画像処理
プロセッサ148が、上記のように描画された各ROI
について、それに近似する多角形を形成する。多角形の
形成の一例を図13を用いて以下に説明する。
【0045】先ず、描画されたROI(描画ROI)9
20内に原点922を定める。ここでは、原点922
を、例えば、描画ROI920の幅と高さの中心点、す
なわち、x座標の最大値Xmax と最小値Xmin の中間点
およびz座標の最大値Zmax と最小値Zmin の中間点と
なるように定めている。
【0046】原点920をこのように定めるのは、原点
を簡単な計算で自動的に求める点で好ましい。勿論、そ
れに限らず、描画ROI920の重心等を計算し、それ
を原点としても良く、また、操作者がカーソル等で任意
に指定するようにしても良い。画像処理プロセッサ14
8は、原点922の3次元座標を記憶する。
【0047】次に、原点922の周囲の360°の角度
範囲を、例えば16分割等、複数分割する放射状の直線
924を設定し、各直線924と描画ROI920の輪
郭との交点をそれぞれ求める。分割数は16分割に限ら
ず任意で良い。分割数はできるだけ多くするのが、次に
述べる多角形と描画ROI920との近似を良くする点
で好ましい。なお、放射状の直線924の角度は、例え
ば12時の方向を基準として時計回りに与える。
【0048】次に、各直線924と描画ROI920の
輪郭との交点を順次直線で結び、それら交点を頂点とす
る多角形を形成する。このようにして、例えば図14に
示すように、描画ROI920に近似する多角形が得ら
れる。画像処理プロセッサ148は、多角形の原点と各
頂点を結ぶ放射状の直線の長さと角度を記憶する。
【0049】操作者がROIを描画した全ての断面につ
いて、上記と同様にしてそれぞれ多角形が形成される。
各多角形について、原点の座標および原点と頂点を結ぶ
直線の長さと角度がそれぞれ記憶される。なお、原点と
頂点を結ぶ直線の長さと角度を記憶する代わりに、各頂
点の3次元座標を記憶するようにしても良い。
【0050】次に、ステップ316において、画像処理
プロセッサ148は、補間多角形を形成する。以下、図
15を用いて補間多角形の形成の一例を説明する。図1
5において、断面90pおよび断面90qは、描画RO
Iに基づく多角形がそれぞれ形成された直近の断面同士
である。x,z,yは、互いに垂直な3つの座標軸であ
る。断面90p,90qはx軸およびz軸に平行で、y
軸に垂直になっている。断面90pと断面90qの間に
は、操作者がROIを描画しなかった例えば19個の断
面が存在する。それら19個の断面に、それぞれ補間多
角形を形成しようとするものである。
【0051】断面90pには、1つの多角形の原点92
2pおよび原点と頂点を結ぶ直線924pが存在する。
なお、原点と頂点を結ぶ直線は複数本あるが、直線92
4pで代表させ他は図示を省略する。原点922pの3
次元座標は(x0,z0,y0)である。直線924p
は、長さがr0、角度がαである。
【0052】断面90qにも、同様に、別な多角形の原
点922qおよび直線924qが存在する。原点922
qの3次元座標は(x1,z1,y1)である。直線9
24qの長さはr1、角度はαである。なお、角度αの
値は複数の断面を通じて同一である。
【0053】画像処理プロセッサ148は、断面90p
と断面90qの間の断面90kに補間する補間多角形の
原点922kのx座標xiおよびz座標ziを、それぞ
れ次式によって求める。なお、yiはy軸上の断面90
kの座標で、y0とy1の間で変化する値である。
【0054】
【数1】
【0055】
【数2】
【0056】(1)、(2)式は、断面90kにおける
補間多角形の原点の座標を、y軸上の断面90kの位置
に応じて、断面90p,90qにおける原点922p,
922qの座標からのリニア(linear)補間によって求め
ることを示している。
【0057】直線924kの長さも、同様に、断面90
p,90qにおける直線924p,924qからのリニ
ア補間により、次式のように求められる。
【0058】
【数3】
【0059】(3)式による直線924kの計算を、角
度αが異なる複数の直線についてそれぞれ行う。このよ
うにして、原点922kの座標と、そこから放射状に延
びる複数の直線924kの長さが求まる。原点922k
から放射状に延びる複数の直線924kの先端は補間多
角形の頂点を与える。そこで、それらの頂点を順番に結
んで断面90kにおける補間多角形を形成する。
【0060】補間多角形を形成するのに、(1)〜
(3)式のように、先ず原点を計算し次に原点からの放
射状直線の長さを計算する手順は、1頂点当たり1回の
計算で済み全体としての計算数が少ない点で好ましい。
【0061】断面90p,90qにおける多角形につい
て、原点と頂点を結ぶ放射状の直線ではなく、頂点の3
次元座標を記憶している場合は、それからの補間によっ
て補間多角形の頂点の座標を求め、それに基づいて補間
多角形を形成するようにしても良い。ただし、その場合
は、頂点のx座標とy座標をそれぞれ求めるので、1頂
点当たり2回の計算が必要になる。
【0062】断面90pと断面90qの間に存在する例
えば19個の断面のおのおのにつき、上記のような内挿
補間演算により補間多角形がそれぞれ求められる。同様
にして、描画ROIに対応する多角形を持つ他の断面の
間に存在する断面についても、補間多角形が形成され
る。
【0063】補間多角形を形成すべき断面が、描画RO
Iに対応する多角形を持つ断面の間ではなく、その外側
にあるときは、描画ROIに対応する多角形を持つ複数
の断面からの外挿補間演算によって補間多角形を形成す
る。
【0064】なお、補間演算はリニア補間に限らず、例
えばスプライン(spline)補間等の高次の補間演算を行う
ようにしても良い。高次の補間は、次に述べる3次元関
心領域を精度良く形成する点で好ましい。
【0065】次に、ステップ318において、画像プロ
セッサ148は、以上のようにして得た多角形と補間多
角形とに基づいて、3次元関心領域(3D−ROI)を
形成する。3D−ROIは、多角形と補間多角形との積
層体として形成される。
【0066】このような3D−ROIは、所定の間隔で
選んだ断面ないし要所の断面については描画ROIを基
に多角形を形成し、それ以外の断面については補間多角
形を形成し、それらを積層するようにしたので、不要部
分を適切に切り分ける3次元関心領域を容易に設定する
ことができる。
【0067】次に、ステップ320において、画像プロ
セッサ148は、3D−ROI内に属する画像データを
用いて3次元像を生成する。3次元像の生成は、例えば
画像データの同値線(isocontours) を抽出して対象物の
表面像を生成する公知の手法により行われる。あるい
は、3D−ROI内に属する画像データについて最大値
投影(maximum intensity projection)ないし最小値投影
(minimum intensity projection)を行い、等価的な3次
元像を生成する。
【0068】3次元像は、ステップ322において表示
部16により可視像として表示される。以上、超音波撮
像装置を実施の形態の一例として本発明を説明したが、
本発明の方法は、超音波撮像装置に限らず、例えば、X
線CT(computed tomography)装置や磁気共鳴撮像(MRI
: magnetic resonance imaging)装置等、他の種類の撮
像装置によって得られた画像データの3次元座標空間に
おいて、3次元関心領域を設定するのに適用しても良い
のは勿論である。
【0069】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、3次元座標空間内に複数の断面を互いに離間して設
定し、各断面の画像上に描画した関心領域を多角形で近
似し、設定断面以外の断面については補間演算によって
多角形を求め、それら各多角形の積層によって3次元関
心領域を形成するようにしたので、適切な3次元関心領
域を容易に設定する3次元関心領域設定方法および画像
処理装置、並びに、設定された3次元関心領域内の画像
データから3次元像を求める超音波撮像装置を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置による音線走
査の概念図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置による3次元
走査の概念図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置による3次元
走査の概念図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例の装置の一部のブロ
ック図である。
【図6】本発明の実施の形態の一例の装置の一部のブロ
ック図である。
【図7】本発明の実施の形態の一例の装置における音線
データ空間を示す概念図である。
【図8】本発明の実施の形態の一例の装置における物理
空間を示す概念図である。
【図9】本発明の実施の形態の一例の装置における物理
空間を示す概念図である。
【図10】本発明の実施の形態の一例の装置の動作を示
すフロー図である。
【図11】本発明の実施の形態の一例の装置における3
次元走査を示す概念図である。
【図12】本発明の実施の形態の一例の装置の表示部に
表示した画面の一例を中間調の写真で示す図である。
【図13】本発明の実施の形態の一例の装置における多
角形形成過程を示す図である。
【図14】本発明の実施の形態の一例の装置の表示部に
表示した画面の一例を中間調の写真で示す図である。
【図15】本発明の実施の形態の一例の装置における補
間多角形形成過程を示す図である。
【符号の説明】
2 超音波プローブ 4 被検体 6 送受信部 8 アクチュエータ 10 Bモード処理部 14 画像処理部 16 表示部 18 制御部 20 操作部 102 対数増幅回路 104 包絡線検波回路 140 バス 142 音線データメモリ 144 ディジタル・スキャンコンバータ 146 画像メモリ 148 画像処理プロセッサ 200 放射点 202 音線 204 円弧 206 2次元領域 208 発散点 300 回転軸 302 3次元領域 900〜90n,90p,90q,90k 断面 920 描画ROI 922,922p,922q,922k 原点 924,924p,924q,924k 直線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データが存在する3次元座標空間に
    互いに平行でかつ離間した複数の断面を設定し、 前記複数の断面の画像をそれぞれ表示し、 前記複数の断面の画像上でそれぞれ関心領域の輪郭を描
    画し、 前記輪郭が描画された各関心領域の内部にそれぞれ原点
    を定め、 前記原点から等角度間隔で放射する複数の直線と前記輪
    郭との交点を頂点とする多角形を前記各関心領域ごとに
    求め、 前記複数の断面における前記多角形に基づく補間演算に
    より前記複数の断面のおのおのに連なる断面における補
    間多角形を求め、 前記多角形および前記補間多角形の積層により3次元関
    心領域を形成する、ことを特徴とする3次元関心領域設
    定方法。
  2. 【請求項2】 画像データが存在する3次元座標空間に
    互いに平行でかつ離間した複数の断面を設定する断面設
    定手段と、 前記複数の断面の画像をそれぞれ表示する表示手段と、 前記複数の断面の画像上でそれぞれ関心領域の輪郭を描
    画する描画手段と、 前記輪郭が描画された各関心領域の内部にそれぞれ原点
    を定める原点設定手段と、 前記原点から等角度間隔で放射する複数の直線と前記輪
    郭との交点を頂点とする多角形を前記各関心領域ごとに
    求める多角形生成手段と、 前記複数の断面における前記多角形に基づく補間演算に
    より前記複数の断面のおのおのに連なる断面における補
    間多角形を求める補間多角形形成手段と、 前記多角形および前記補間多角形の積層により3次元関
    心領域を形成する3次元関心領域形成手段と、を具備す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 被検体内の3次元領域を超音波で走査し
    てそのエコーを受信する超音波送受信手段と、 前記エコーに基づいて画像データを生成する画像データ
    生成手段と、 前記画像データが存在する3次元座標空間に互いに平行
    でかつ離間した複数の断面を設定する断面設定手段と、 前記複数の断面の画像をそれぞれ表示する表示手段と、 前記複数の断面の画像上でそれぞれ関心領域の輪郭を描
    画する描画手段と、 前記輪郭が描画された各関心領域の内部にそれぞれ原点
    を定める原点設定手段と、 前記原点から等角度間隔で放射する複数の直線と前記輪
    郭との交点を頂点とする多角形を前記各関心領域ごとに
    求める多角形形成手段と、 前記複数の断面における前記多角形に基づく補間演算に
    より前記複数の断面のおのおのに連なる断面における補
    間多角形を求める補間多角形形成手段と、 前記多角形および前記補間多角形の積層により3次元関
    心領域を形成する3次元関心領域形成手段と、 前記3次元関心領域内の画像データに基づいて画像を生
    成する画像生成手段と、を具備することを特徴とする超
    音波撮像装置。
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