JPH115641A - 駆動伝達装置および給送装置および画像形成装置 - Google Patents

駆動伝達装置および給送装置および画像形成装置

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JPH115641A
JPH115641A JP17533297A JP17533297A JPH115641A JP H115641 A JPH115641 A JP H115641A JP 17533297 A JP17533297 A JP 17533297A JP 17533297 A JP17533297 A JP 17533297A JP H115641 A JPH115641 A JP H115641A
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gear
drive
drive transmission
feeding
transmission device
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Hiroto Koga
寛人 古賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成の簡略化を実現する駆動伝達装置および
給送装置および画像形成装置を提供する。 【解決手段】 ソレノイド23を励磁するとフラッパ2
3aが引かれて、制御爪22bとの係止が解除され、給
送ローラユニット20が自重にて矢印方向へ回転し、入
力ギア24と噛み合って駆動が伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動源の駆動を伝
達する駆動伝達装置に関するものであり、例えば、シー
ト上に画像を形成する機能を備えた、複写機、プリン
タ、あるいは、ファクシミリ装置などの画像形成装置に
装備される給送装置に適用できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の画像形成装置として
は、例えば、複写機、プリンタ、あるいは、ファクシミ
リ装置などがある。
【0003】複写機は、一般的に、原稿等の画像を読み
取る機能を備え、読み取った画像情報に基づいてシート
に画像を形成するものであるが、近年では、通信機能等
を備えて外部から送られる画像情報を入力する機能を備
えた複写機もある。
【0004】また、プリンタは、一般的に外部の装置、
例えば、コンピュータなどの装置から送られる画像情報
に基づいてシートに画像を形成するものであり、ファク
シミリ装置は、一般的に原稿等の画像を読み取る機能、
および、通信機能を備え、読み取った画像情報を外部へ
送り、また、外部から送られた情報に基づいてシートに
画像を形成するものである。
【0005】このような画像形成装置では、画像を形成
させるためのシートを給送する給送装置が備えられてお
り、この給送装置では、シートを給送するための給送ロ
ーラを回転させるために駆動源の駆動を伝達させる駆動
伝達装置を備えている。
【0006】この駆動伝達装置では、シート上の適正な
位置に画像が形成されるように、駆動伝達を所定のタイ
ミングで解除し、再びONするということを行ってい
る。
【0007】例えば、複写機における給送ローラユニッ
トの場合を例にして説明する。
【0008】給送ローラへ回転を与えるための駆動力は
駆動源から伝達され、入力ギアを経て最終的に給送ギア
へ到達する。
【0009】ここで、給送ローラは常時駆動を伝達する
と、回転し続けて、シートを途切れなく給送してしまう
ので、あるタイミングで駆動のON/OFFをする必要
がある。
【0010】そこで、給送ギアには常時駆動伝達される
ギア列と同一駆動源にて駆動列を構成する際に、クラッ
チ機構が採用される。
【0011】クラッチ機構には、大別して、電磁クラッ
チを用いる方法、および欠歯ギアとソレノイドを用いた
1回転クラッチ機構がある。
【0012】電磁クラッチを給送ギアに取付る方法で
は、設置スペースは比較的小さくて済むが、コストが大
幅に上がるというデメリットがある。
【0013】そこで、給送ローラの1回転制御では、ソ
レノイドおよび欠歯ギアによるクラッチ機構が主流とな
っている。
【0014】以下に、図7および図8を参照して従来技
術に係る駆動伝達装置について説明する。図7は従来技
術に係る駆動伝達装置の概略構成斜視図であり、図8は
従来技術に係る駆動伝達装置の概略構成図である。
【0015】図7および図8においては、給送ローラ9
の待機状態を示しており、制御爪22bを有するカム2
2aを備えた欠歯ギアとしての給送ギア22がソレノイ
ド23のフラッパ23aにより制御爪部22bで係止さ
れて静止している。
【0016】そして、この状態においては、入力ギア2
4まで駆動が伝えられても、欠歯ギア22の欠歯部分が
入力ギアに対向しているので、給送ギア22には駆動が
伝わらない。
【0017】次に、給送の際の1回転クラッチ機構の動
作について詳述する。
【0018】まず、ソレノイド23を励磁して、フラッ
パ23aを吸引することによって、フラッパ23aによ
る係止を解除して、給送ギアバネ30の付勢力によって
給送ギア22を欠歯分だけ回転させる。
【0019】すると、給送ギア22は入力ギア24と噛
みあい、入力ギア24の駆動が伝達される。
【0020】ここで、ソレノイド23はフラッパ23a
と、制御爪22bとの係止を一旦解除すればよいので、
給送ギア22の1回転中に非励磁状態としておく。
【0021】すると非励磁状態のソレノイド23のフラ
ッパ23aに対して給送ギア22の制御爪部22bが再
び係止され、かつ入力ギア24に対して欠歯部分が向き
合うことで、給送ギア22は停止する。
【0022】このように所望のタイミングにて、ソレノ
イドを励磁することで、給送ローラ9の1回転制御が可
能となる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術のように、ソレノイド23を励磁してフ
ラッパ23aを解除して給送ギア22を回転させる場合
には、引張りバネ30によって回転方向へ付勢している
ために以下のような問題が生じていた。
【0024】まず、給送ギア22の回転時に給送ギアバ
ネ30がギアと干渉しないように制御爪22b面から十
分離れた箇所にバネを取付けねばならず、装置全体の奥
行きスペースが必要であった。
【0025】また、給送ギア22のカム面にバネ掛け部
材22c、他方にも固定側のバネ掛け部材31が必要と
なり、部品点数が増加して、組立性悪化を招いていた。
【0026】さらに、給送ギア22のカム面にバネ掛け
部材22cを一体で構成した場合は、構成が複雑化して
しまい、ひいては、コストアップを招いていた。
【0027】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、構成
の簡略化を実現する駆動伝達装置および給送装置および
画像形成装置を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の駆動伝達装置にあっては、駆動源により駆動
が伝達されて駆動する、駆動ギアに対向して配置され
た、欠歯ギアを有した駆動伝達手段と、該駆動伝達手段
の駆動を規制する規制手段と、を備えた駆動伝達装置に
おいて、前記駆動伝達手段は、前記規制手段により規制
されている際には、欠歯ギアの欠歯部が駆動ギアに対向
して待機すると共に、規制手段の規制を解除することに
よって自重により回転して駆動ギアと噛合して駆動伝達
を開始することを特徴とする。
【0029】したがって、規制手段の規制を解除すれ
ば、駆動伝達手段は自重により回転して駆動ギアと噛合
するので、駆動伝達手段を回転させるための付勢ばねな
どは必要ない。
【0030】前記規制手段は、ソレノイドと、該ソレノ
イドのON・OFFに応じて移動する係止部材と、を有
し、該係止部材の移動により前記駆動伝達手段に設けら
れた係止部に対して、係止および係止解除するとよい。
【0031】したがって、係止部材の係止により駆動伝
達手段は規制され、係止解除により駆動伝達手段の規制
が解除される。
【0032】前記欠歯ギアに、所定方向側に回転させる
重りを設けるとよい。
【0033】したがって、重りにより駆動伝達手段は回
転する。
【0034】前記欠歯ギアの回転軸上に、所定方向側に
回転させる重りを設けることもできる。
【0035】また、上記目的を達成するために本発明の
給送装置にあっては、上記の駆動伝達装置に備えられる
欠歯ギアの軸上にシートを給送する給送ローラを備える
とよい。
【0036】前記給送ローラに、所定方向側に回転させ
る重りを設けるとよい。
【0037】したがって、給送ローラに設けられた重り
により駆動伝達手段は回転する。
【0038】さらに、上記目的を達成するために本発明
の画像形成装置にあっては、上記の給送装置により給送
されるシート上に画像を形成する画像形成手段を設ける
とよい。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0040】(実施の形態)図1および図2には、本発
明の実施の形態の形態に係る駆動伝達装置および給送装
置について示されている。
【0041】図1は本発明の実施の形態の形態に係る駆
動伝達装置を適用した給送装置の概略構成斜視図であ
り、図2は本発明の実施の形態の形態に係る駆動伝達装
置の概略構成図である。
【0042】なお、従来技術と同一の構成部品について
は同一の符号を付している。
【0043】また、図3には、本発明の実施の形態の形
態に係る駆動伝達装置および給送装置が適用される画像
形成装置の一例として複写機について示されている。
【0044】図3は複写機の概略構成図である。
【0045】まず、画像形成装置の一例である複写機に
ついて図3を参照して説明する。
【0046】図に示したように、複写機1は、光源3や
ミラー4,レンズ5等を有する原稿読取手段2から画像
情報に基いた光像を照射して、像担持体である感光ドラ
ム6に潜像を形成した後に、現像手段によって現像剤
(以下トナーという)の像を形成する。
【0047】そして、トナー像の形成と同期して、記録
媒体(シート)Sをカセット8から給送ローラ9、搬送
ローラ10、更にはレジストローラ11から構成される
搬送手段7で搬送する。
【0048】そして、画像形成部に送り込まれた記録媒
体Sは、感光ドラム6上に形成されたトナー像が画像形
成手段を構成する転写手段である転写ローラ12の電圧
印加によって転写される。
【0049】その後、さらに搬送ベルト13によって定
着手段14に搬送され、熱および圧力によって永久画像
が形成され、排紙トレイ15上にスタックされる構成と
なっている。
【0050】ここで、給送ローラ9は、記録媒体Sの最
上位シートS1 の1枚だけをピックアップして、下流の
搬送ローラ対まで送り込めばよく、本実施の形態におい
ては、半月型の給送ローラ3bを1回転制御している。
【0051】次に、駆動伝達装置および給送装置(特
に、給送ローラ9の1回転制御方法)について図1およ
び図2を参照して詳細に説明する。
【0052】本発明の実施の形態の形態に係る駆動伝達
装置では、1回転クラッチ機構を適用している。
【0053】図に示したように、給送装置を構成する給
送ローラユニット20は、概略、給送ローラ9が取付け
られた給送軸21と、その同軸上にあって給送ローラ9
を回転させるための駆動伝達手段を構成する欠歯ギアで
ある給送ギア22と、から構成されている。
【0054】給送ギア22はアキシアル方向にカム面2
2aと、制御爪22bとを有し、係止部である制御爪2
2bにて、非励磁状態(ソレノイド23がOFFの状
態)のソレノイド23に対向して配置される係止部材で
あるフラッパ23aにより係止される。
【0055】なお、ソレノイド23とフラッパ23aに
より規制手段が構成される。
【0056】このようにフラッパ23aにより係止され
た状態では、給送ギア22の欠歯部分が駆動ギアである
入力ギア24に対峙して静止している。
【0057】したがって、不図示の駆動源により駆動が
伝達されて入力ギア24が回転駆動していた場合でも、
給送ギア22には駆動は伝達されずに待機している。
【0058】ここで、ソレノイド23を励磁する(ソレ
ノイド23をONにする)とフラッパ23aが引かれ
て、制御爪22bとの係止が解除される。
【0059】このように係止が解除されることによっ
て、本実施の形態では、駆動伝達手段を含む給送ローラ
ユニット20が自重にて矢印方向へ回転し、入力ギア2
4と噛み合って駆動が伝達されることに特徴がある。
【0060】したがって、従来技術のように係止を解除
した時に、ばねなどによって給送ギア22などを回転さ
せる必要がないので構成が簡略化される。
【0061】なお、画像形成装置としては、複写機に限
るものではなく、例えば、プリンタやファクシミリ装置
にも適用することができる。
【0062】以下、駆動伝達装置および給送装置につい
て、より具体的な例を説明する。
【0063】
【実施例】
(第1実施例)図4を参照して本発明の第1実施例を説
明する。図4は本発明の第1実施例に係る給送装置の要
部(給送ローラ9)の概略構成図である。
【0064】図に示すように、給送ローラ9は、概略、
ゴム部25とホルダ部26とから構成されており、ホル
ダ部26により給送軸21に対して脱着可能な構成とな
っている。
【0065】本実施例では、ホルダ部26の回転方向
(図中矢印方向)側を重くすることにより、給送ローラ
ユニット20を自重にて回転させる構成としている。
【0066】すなわち、ホルダ部26の回転方向側にお
もり部材27を設けている。
【0067】図4(a)ではおもり部材27を外付けし
た構成を示しており、図4(b)ではおもり部材27を
嵌め込んだ構成を示している。
【0068】ここで、給送ローラユニット20が自重で
回転する条件は、給送ローラユニット20の自重による
回転モーメントが、給送軸21手前の不図示の軸受部等
での摩擦力によるモーメントを上回ることである。
【0069】すなわち、給送ローラユニット20の重心
が、軸芯から遠く、かつ重量が大きい方が有利である。
【0070】従って、本実施例においては、給送ローラ
9の径、あるいは厚みが大きい場合に有効である。
【0071】また、おもり部材27の素材としては、比
重の大きな鉛、銅、あるいは鉄等を材料として用いるこ
とができる。
【0072】以上のように本実施例では、給送ローラ9
のホルダ部材26におもり部材27を設けることによっ
て、ソレノイド23のフラッパ23aが引かれて係止が
解除されたときに自重で回転する構成とした。
【0073】従って、従来のような回転方向へ付勢する
ための引張りバネ30や、給送ギア22および固定側の
バネ掛け部材22cおよび31を必要としない。
【0074】また、それらの部材がないため、駆動系の
奥行きスペースを削減でき、装置の小型化をはかること
ができる。
【0075】さらに、電磁クラッチ方式に比較して大幅
なコストダウンを実現できる。
【0076】また、重りを別部材として設けるのではな
く、従来より備えられた部品を重りとすることも可能で
あり、その一例を以下に説明する。
【0077】図4(c)に示すように、給送ローラ9に
回転方向端部にコロ部材28が備えられている場合を考
える。
【0078】このコロ部材28は、給送ローラ9が回転
してシートに接触する際、最初に当る部分であり、ショ
ック低減させるために備えられるものであり、給送ロー
ラ9の摩耗低減および駆動系への負荷低減、の効果があ
る。
【0079】本実施例では、このコロ部材28をおもり
部材27と兼用させた構成としている。
【0080】つまり、コロ部材28の素材を、例えば、
鉛,銅あるいは鉄によって形成して、給送ローラユニッ
ト20の自重による回転モーメントを十分に大きくする
ことで、1回転クラッチ機構を構成する。
【0081】本実施例においても、給送ローラ9の径あ
るいは厚み(スラスト長さ)が大きい場合に有効であ
る。
【0082】また効果としても上記実施例と同様、駆動
系奥行きスペース削減、コストダウンがはかれる。
【0083】(第2実施例)図5には、本発明の第2実
施例が示されている。上記第1実施例では、給送ローラ
9に重りを設けた構成を示したが本実施例では、給送ギ
ア22に重りを設けた構成を示している。
【0084】図5は本発明の第2実施例に係る駆動伝達
装置の概略構成図である。
【0085】図に示したように、欠歯である給送ギア2
2におもり部材27を取付けることにより、給送ローラ
ユニット20の自重によって回転モーメントを発生させ
ている。
【0086】この手法は、給送ギア22の径あるいは厚
みが大きいときに有効である。
【0087】また、上記実施例と同様に駆動系奥行きス
ペース削減、コストダウンに効果を奏する。
【0088】(第3実施例)図6には、本発明の第3実
施例が示されている。本実施例では、給送ローラ軸21
上に重りを設けた構成を示している。
【0089】図6は本発明の第3実施例に係る駆動伝達
装置を適用した給送装置の概略構成斜視図である。
【0090】図に示したように、給送ローラ軸21上に
おもり部材27を設けている。
【0091】おもり部材27の材質は、前述の実施例と
同様、鉛,銅,鉄などが有効であるが、全部分でなくと
も一部分でもよい。
【0092】本実施例でも、おもり部材27を設けるこ
とによる給送ローラユニット20の重心移動による回転
モーメント発生によって、自重にて回転する1回転クラ
ッチ機構の提供が可能である。
【0093】また本例では、おもり部材27の外周面の
径は、給送ローラ9の径を越えない限り大きくできる。
【0094】そしてスラスト方向に関しても給送ローラ
9部分以外の給送軸21のスペースでは長さを大きくと
ったり、おもり部材27を複数個配設でき、回転力の調
整が容易である。
【0095】従って駆動系の奥行きを費やすことなく、
給送ローラユニット内の空きスペースを有効利用でき、
装置の小型化が実現できる。
【0096】また、おもり部材27の外周面27aを給
送ローラと略同等径とし、かつ、摺動性のよいものとす
れば、カセット8内の記録媒体Sがカールしているよう
な場合でも、正常状態に押える役割を果たし、良好な給
送性能が得られる。
【0097】(その他の実施例)おもり部材27として
は、第1〜第4の実施例のうちから1つとしても良い
が、必要に応じて2つ以上組合わせることができる。
【0098】給送ローラの形状も半月型に限らず、丸型
でもよい。
【0099】なお、上記各実施例で示した駆動伝達装置
は、給送装置に限らず、ソレノイドと欠歯ギアによる1
回転クラッチを有する全ての駆動伝達機構に対して幅広
い汎用性を有する。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の駆動伝達
装置は、規制手段の規制を解除すれば、駆動伝達手段は
自重により回転して駆動ギアと噛合するので、駆動伝達
手段を回転させるための付勢ばねなどは必要なく、構成
の簡略化を実現できる。
【0101】規制手段としては、ソレノイドと、このソ
レノイドのON・OFFに応じて移動する係止部材と、
から構成して、係止部材の移動によって係止部材の係止
により駆動伝達手段を規制することができ、係止解除に
より駆動伝達手段の規制を解除できる。
【0102】欠歯ギアに、所定方向側に回転させる重り
を設けることにより、駆動伝達手段を回転させることが
できる。
【0103】また、欠歯ギアの回転軸上に、所定方向側
に回転させる重りを設けることにより、駆動伝達手段を
回転させることができる。
【0104】また、本発明の給送装置に、上記のように
簡易な構成の駆動伝達装置を適用することができ、シー
トを給送する給送ローラに、所定方向側に回転させる重
りを設けることにより、駆動伝達手段を回転させること
ができる。
【0105】さらに、本発明の画像形成装置に、上記の
ように簡易な構成の駆動伝達装置を適用した給送装置を
適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態の形態に係る駆動伝
達装置を適用した給送装置の概略構成斜視図である。
【図2】図2は本発明の実施の形態の形態に係る駆動伝
達装置の概略構成図である。
【図3】図3は複写機の概略構成図である。
【図4】図4は本発明の第1実施例に係る給送装置の要
部の概略構成図である。
【図5】図5は本発明の第2実施例に係る駆動伝達装置
の概略構成図である。
【図6】図6は本発明の第3実施例に係る駆動伝達装置
を適用した給送装置の概略構成斜視図である。
【図7】図7は従来技術に係る駆動伝達装置の概略構成
斜視図である。
【図8】図8は従来技術に係る駆動伝達装置の概略構成
図である。
【符号の説明】
1 複写機 9 給送ローラ 20 給送ローラユニット 21 給送ローラ軸 22 給送ギア 23 ソレノイド 23a フラッパ 24 入力ギア 27 おもり部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動源により駆動が伝達されて駆動する、
    駆動ギアに対向して配置された、欠歯ギアを有した駆動
    伝達手段と、 該駆動伝達手段の駆動を規制する規制手段と、を備えた
    駆動伝達装置において、 前記駆動伝達手段は、前記規制手段により規制されてい
    る際には、欠歯ギアの欠歯部が駆動ギアに対向して待機
    すると共に、規制手段の規制を解除することによって自
    重により回転して駆動ギアと噛合して駆動伝達を開始す
    ることを特徴とする駆動伝達装置。
  2. 【請求項2】前記規制手段は、ソレノイドと、該ソレノ
    イドのON・OFFに応じて移動する係止部材と、を有
    し、 該係止部材の移動により前記駆動伝達手段に設けられた
    係止部に対して、係止および係止解除することを特徴と
    する請求項1に記載の駆動伝達装置。
  3. 【請求項3】前記欠歯ギアに、所定方向側に回転させる
    重りを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載
    の駆動伝達装置。
  4. 【請求項4】前記欠歯ギアの回転軸上に、所定方向側に
    回転させる重りを設けたことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の駆動伝達装置。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4に記載の駆動伝
    達装置に備えられる欠歯ギアの軸上にシートを給送する
    給送ローラを備えたことを特徴とする給送装置。
  6. 【請求項6】前記給送ローラに、所定方向側に回転させ
    る重りを設けたことを特徴とする請求項5に記載の給送
    装置。
  7. 【請求項7】請求項5または6に記載の給送装置により
    給送されるシート上に画像を形成する画像形成手段を設
    けたことを特徴とする画像形成装置。
JP17533297A 1997-06-16 1997-06-16 駆動伝達装置および給送装置および画像形成装置 Withdrawn JPH115641A (ja)

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Cited By (3)

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