JPH115623A - 物品分配装置 - Google Patents

物品分配装置

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JPH115623A
JPH115623A JP11352298A JP11352298A JPH115623A JP H115623 A JPH115623 A JP H115623A JP 11352298 A JP11352298 A JP 11352298A JP 11352298 A JP11352298 A JP 11352298A JP H115623 A JPH115623 A JP H115623A
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品(70)(70)を移送する移送路(1) と、前記
移送路(1) の走行方向と直交する方向に該移送路(1) 上
で前記物品(70)(70)を進路変更させる進路変更器(2) と
を具備する物品分配装置において、進路変更器(2) から
下流側への物品(70)(70)の供給動作を中断させることな
くこれらを複数列に分配しても、これら物品(70)(70)の
転倒等が防止できるようにする。 【解決手段】 前記進路変更器(2) は、前記物品(70)を
水平方向から挟む態様で対向しながら移動し且つ前記物
品(70)を水平方向に押しながら進路変更させる一対の対
向部材を具備し、前記対向部材の前記移動している部分
の移動速度に於ける、前記移送路(1) の走行方向成分が
該移送路(1) の走行速度と等しいこと。又、前記移送路
(1) の走行方向と交差する方向から前記物品(70)をはさ
む一対の伸縮体を、物品移動方向に伸縮させること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移送路上を一列
で移送されて来る缶飲料等の物品を、複数列に分配する
物品分配装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は従来の分配装置の平面図であ
る。ベルトコンベアで構成された移送路(1) の上方(紙
面に対して手前側)には、進路変更器(2) と、その下流
側に位置する第1〜第3物品受容部(32)(33)(34)が設け
られている。
【0003】進路変更器(2) は、水平に配設され且つ移
送路(1) の走行方向に延びる平行な一対の案内棒(21)(2
1)と、該案内棒(21)(21)の下流端相互間の物品排出口(2
3)を開閉する開閉板(24)(24)を具備している。そして、
該開閉板(24)(24)は、上記案内棒(21)(21)に取付アーム
(25)(25)を介して連結された駆動源(26)(26)の出力軸(2
7)(27)でで開閉されるようになっている。
【0004】上記進路変更器(2) の下流側には移送路
(1) の上方に設けられ且つ該移送路(1) の走行方向に延
びる複数の平行板(31)(31)が設けられており、こら平行
板(31)(31)の間が第1〜第3物品受容部(32)(33)(34)と
なっている。次に、上記物品分配装置の動作を説明す
る。移送路(1) は停止することなく連続走行している。
【0005】進路変更器(2) が実線で示す姿勢(物品排
出口(23)が第2物品受容部(33)に対向している姿勢)に
維持されているときに物品(70)(70)が移送路(1) に乗っ
て上流側から移送されて来ると、該物品(70)(70)が進路
変更器(2) を構成する案内棒(21)(21)間に進入して一列
状態に整列する。一方、同図の実線で示すように案内棒
(21)(21)の下流端相互間の物品排出口(23)が、第2物品
受容部(33)の入口に対向しているときには、開閉板(24)
(24)が相互に離反して物品排出口(23)が開放状態に維持
され、これにより、物品排出口(23)から脱出した物品(7
0)は、第2物品受容部(33)に向けて移動する。そして、
該第2物品受容部(33)に所定個数の物品(70)(70)が供給
されると、離反状態にある開閉板(24)(24)が相互に接近
せしめられて物品排出口(23)が閉じられ、これにより、
該物品排出口(23)からの物品(70)の排出が阻止される。
【0006】次に、図示しない駆動源で進路変更器(2)
が同図の想像線で示す位置まで旋回せしめられると、開
閉板(24)(24)が互いに離反動作して物品排出口(23)が開
放し、該物品排出口(23)に対向している第3物品受容部
(34)に対して物品(70)が所定個数供給される。このよう
に、上記のものでは、旋回する進路変更器(2) によって
物品(70)(70)の進路が移送路(1) 上で変更され、これに
より、各物品(70)(70)が複数列の第1〜第3物品受容部
(32)(33)(34)に分配される。
【0007】このものでは、物品(70)が物品排出口(23)
から排出されるのを開閉板(24)(24)で阻止した状態で、
進路変更器(2) を旋回させるから、物品(70)を正確に、
複数列の各第1〜第3物品受容部(32)(33)(34)に分配す
ることができる。即ち、上記のものでは、物品排出口(2
3)からの物品(70)の脱出を開閉板(24)(24)でせき止めた
状態で進路変更器(2) を旋回させるから、移送路(1) の
速度と無関係に進路変更器(2) を低速旋回させることが
できる。このことから、上記のものでは、物品(70)が進
路変更器(2) 内や物品排出口(23)からの脱出部で転倒す
る心配がなく、該物品(70)を正確に第1〜第3物品受容
部(32)(33)(34)に分配することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、次の問題があった。 進路変更器(2) の旋回時には物品排出口(23)が開閉
板(24)(24)で閉状態に維持されるから、進路変更器(2)
内に並んだ物品(70)(70)の内、下流部に並んだ物品(70)
がその上流側から次々に重なる物品(70)(70)で押圧され
て圧縮変形され、不良品になる心配がある。 進路変更器(2) の旋回時は、物品排出口(23)が開閉
板(24)(24)で閉状態に維持されて第1〜第3物品受容部
(32)(33)(34)への物品(70)(70)の供給動作が中断される
から、その分、処理能力が低下する。
【0009】本願発明は係る点に鑑みて成されたもの
で、進路変更器(2) から下流側への物品(70)(70)の供給
動作を中断させることなくこれらを複数列に分配して
も、これら物品(70)(70)の転倒が防止できるようにし、
これにより、物品(70)(70)が進路変更器(2) 内で上流側
から次々に重なることによる該物品(70)(70)の圧縮変形
やこれらをせき止めることによる処理能力の低下を防止
できるようにすることをその課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
[第1番目の発明]上記課題を解決する為に採用した第
1番目の発明の技術的手段は、『物品(70)(70)を移送す
る移送路(1) と、前記移送路(1) の走行方向と直交する
方向に該移送路(1) 上で前記物品(70)(70)を進路変更さ
せる進路変更器(2) とを具備する物品分配装置におい
て、前記進路変更器(2) は、前記物品(70)を水平方向か
ら挟む態様で対向しながら移動し且つ前記物品(70)を水
平方向に押しながら進路変更させる一対の対向部材を具
備し、前記対向部材の前記移動している部分の移動速度
に於ける、前記移送路(1) の走行方向成分が該移送路
(1) の走行速度と等しいことを特徴とする』ことであ
る。
【0011】尚、「物品(70)を水平方向から挟む態様で
対向する」とは、物品(70)を隔てて水平方向から対向す
ることを意味している。従って、一対の対向部材が共に
物品(70)に接触して該物品(70)を完全に挟み付けている
か否かは問わない(以下同じ)。上記技術的手段によれ
ば、一対の対向部材の移動している部分の移動速度に於
ける、移送路(1) の走行方向成分が、該移送路(1) の走
行速度と等しくなっている。従って、物品(70)とこれを
移送路(1) 上で水平方向に押す上記対向部材は相対的に
摺動することがない。よって、供給動作を中断させるこ
となく、缶飲料のような背の高い物品(70)(70)を複数列
に分配する場合でも、該物品(70)(70)が転倒し難くな
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、上記発明によれ
ば、物品(70)(70)の供給動作を中断させることなくこれ
らを複数列に分配しても、これら物品(70)(70)が転倒し
にくいから、既述従来のように進路変更器(2) の出口で
物品(70)(70)をせき止める必要がない。よって、既述従
来のように進路変更器(2) 内で上流側から物品(70)(70)
が次々と重なることによるこれらの圧縮変形や、該物品
(70)(70)をせき止めることによる分配処理能力の低下を
防止することができる。
【0013】〈a項〉上記課題を解決する為に、『物品
(70)(70)を移送する移送路(1) と、前記移送路(1) の走
行方向と直交する方向に該移送路(1) 上で前記物品(70)
(70)を進路変更させる進路変更器(2) とを具備する物品
分配装置において、前記進路変更器(2) は、前記移送路
(1) の走行方向と交差する方向から前記物品(70)を挟む
態様で対向する一対の走行ベルト(20)(20)と、該走行ベ
ルト(20)(20)間のエリアの物品進入側の端部を中心とし
て該一対の走行ベルト(20)(20)を一体的に水平面内で回
動させる回動制御手段と、前記走行ベルト(20)(20)の対
向面の走行速度に於ける、前記移送路(1) の走行方向成
分が、該移送路(1) の走行速度と一致する速度で前記走
行ベルト(20)(20)を走行させるベルト速度制御手段とを
備えている』構成を採用することも可能である。
【0014】上記技術的手段によれば、走行ベルト(20)
(20)は、これら走行ベルト(20)(20)間のエリアに於ける
物品進入側の端部を中心に回動し、これにより、走行ベ
ルト(20)(20)間の物品(70)(70)を進路変更させて物品(7
0)(70)を複数列に分配する。又、走行ベルト(20)(20)は
物品(70)を挟む態様で対向していると共に、該走行ベル
ト(20)(20)の対向面の走行速度に於ける、移送路(1) の
走行方向成分が、該移送路(1) の走行速度に一致してい
る。従って、走行ベルト(20)(20)に対する物品(70)の当
接点は変化しない。即ち、物品(70)と走行ベルト(20)(2
0)が相対的に摺動しないのである。このことから、既述
と同様に、立てた缶飲料の如き背の高い物品(70)であっ
ても、転倒し難くなる。 〈b項〉上記a項のものに於いて、『前記走行ベルト(2
0)(20)は、その走行方向に伸縮自在に構成されており、
前記物品(70)(70)の進路変更時に前記走行ベルト(20)(2
0)を伸長させる伸長制御手段を更に具備する』構成とす
れば、走行ベルト(20)(20)間の物品(70)(70)を複数列に
分配すべく、これらを進路変更させる時には、走行ベル
ト(20)(20)が伸長する。従って、伸長開始前の走行ベル
ト(20)(20)の下流端を特定の物品(70)が脱出してから、
伸長開始後の走行ベルト(20)(20)の下流端を次の物品(7
0)が脱出するまでの所要時間は、該走行ベルト(20)(20)
が伸長しない場合に比べて長くなり、この長くなった所
要時間内に、走行ベルト(20)(20)を一体的に旋回させて
次の物品(70)を進路変更させればよい。よって、走行ベ
ルト(20)(20)が伸長する項bのものでは、進路変更器
(2) を低速で旋回させて物品(70)(70)の進路変更動作を
ゆっくりと行わせることができる。
【0015】従って、このものでは、缶飲料のような背
の高い物品(70)(70)の転倒が一層確実に防止できる。 〈c項〉前記b項のものに於いては、走行ベルト(20)(2
0)の走行速度よりも該走行ベルト(20)(20)の伸長速度が
大きくても又小さくてもよいが、『前記進路変更時に於
ける前記走行ベルト(20)(20)の伸長速度は、該走行ベル
ト(20)(20)の走行速度と同速度に設定されている』もの
では、走行ベルト(20)(20)の速度と同速度で該走行ベル
ト(20)(20)が伸長するから、この伸長動作中における走
行ベルト(20)(20)間の物品(70)が該走行ベルト(20)(20)
内の下流端から脱出することがない。よって、b項のも
のに比べて進路変更器(2) を一層低速で旋回させること
ができる。 [第2番目の発明]
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第2番目の発明の技術的手段は、『物品(70)(70)を移
送する移送路(1) と、前記移送路(1) の走行方向と直交
する方向に該移送路(1) 上で前記物品(70)(70)を進路変
更させる進路変更器(2) とを具備する物品分配装置にお
いて、前記進路変更器(2) は、前記移送路(1) の走行方
向と交差する方向から前記物品(70)を挟む態様で対向し
且つ該挟む方向と直交する方向に直線的に伸縮可能とな
った一対の伸縮体(64)(64)と、該伸縮体(64)(64)間のエ
リアの物品進入側の端部を中心として該一対の伸縮体(6
4)(64)を一体的に水平面内で回動させて物品(70)(70)の
進路を変更する回動制御手段と、前記物品(70)(70)の進
路変更時に前記伸縮体(64)(64)を伸長させる伸長制御手
段とを備えている』ことである。
【0017】上記技術的手段は次のように作用する。図
17に示す従来の物品分配装置から開閉板(24)(24)を取
り除いて物品排出口(23)が常に開放状態に保たれるよう
にした場合は、進路変更器(2) の下流端から物品(70)が
脱出して次の物品(70)が脱出するまでの短い時間内にこ
れの進路変更動作(進路変更器(2) の旋回動作)を高速
で完了させる必要がある。
【0018】これに対し、上記技術的手段によれば、伸
縮体(64)(64)で物品(70)を挟む方向と直交する方向、即
ち、物品(70)(70)の移動方向に伸縮体(64)(64)が伸長す
るから、該伸縮体(64)(64)が伸長しない場合に比べて、
伸長動作途中に於ける伸縮体(64)(64)と物品(70)の相対
速度が小さくなる。従って、伸長開始前の伸縮体(64)(6
4)の下流端を特定の物品(70)が脱出してから、伸長開始
後の伸縮体(64)(64)の下流端を次の物品(70)が脱出する
までの所要時間が長くな。よって、この長くなった所要
時間内に、伸縮体(64)(64)を物品進入側端部を中心に一
体的に旋回させて前記次の物品(70)の進路変更を行えば
よい。よって、進路変更器(2) を構成する伸縮体(64)(6
4)を伸長させる上記技術的手段によれば、進路変更器
(2) を低速で旋回させて物品(70)(70)の進路変更動作を
低速で行わせることができる。
【0019】従って、進路変更器(2) から下流側への物
品(70)(70)の供給動作を中断させることなくこれらを複
数列に分配しても、これら物品(70)(70)が転倒しにくく
なる。
【0020】
【発明の効果】上記発明は次の特有の効果を有する。伸
縮体(64)(64)等から構成された進路変更器(2) を低速で
旋回させて物品(70)(70)の進路変更動作をゆっくりと行
うことができるから、進路変更器(2) から下流側への物
品(70)(70)の供給動作を中断させることなくこれらを複
数列に分配しても該物品(70)(70)が転倒しにくくなり、
これらを確実に分配することができる。 〈A項〉上記発明において、『前記伸長制御手段は、前
記伸縮体(64)(64)の伸長速度に於ける、移送路(1) の走
行方向成分を、該移送路(1) の走行速度に一致させる制
御を行う』ものとすれば、物品(70)の移動速度と同じ速
度で伸縮体(64)(64)が伸長するから、物品(70)とこれに
接触する上記伸縮体(64)(64)が相対的に摺動することは
ない。よって、物品(70)が立てた缶飲料のような背の高
いものであっても、これが転倒し難くなる。 〈B項〉上記発明に於いて、『前記伸長制御手段は、伸
長した伸縮体(64)(64)の先端が移送路(1) の走行方向と
平行に上流側へ移動するように前記伸縮体(64)(64)を収
縮させる制御を行う』ものとすれば、移送路(1) 上の幅
方向の所定位置まで移動している伸長状態にある伸縮体
(64)(64)の先端部が、該特定位置に対向した状態で移送
路(1) の走行方向と平行にその上流側へ移動するから、
分配すべき一列分の物品(70)(70)が伸縮体(64)(64)の下
流端から脱出し終える前に伸縮体(64)(64)を収縮させ
て、次の伸長動作まで待機させておくことができる。従
って、分配すべき一列分の物品(70)(70)が伸縮体(64)(6
4)の下流端から脱出し終えるまで、伸縮体(64)(64)を伸
長状態に維持しておく場合に比べて、物品(70)(70)を複
数列に高速で分配することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、上記発明の実施の形態を図
面に従って説明する。図1は、第1番目の実施の形態に
係る物品分配装置の側面図であり、図2はそのII−I
I断面図である。この物品分配装置は、移送路(1) と、
その上面に所定間隔を置いて配設された進路変更器(2)
と、該進路変更器(2) の下流側に設けられ且つ移送路
(1) の上面に所定間隔を置いて配設された平行板(31)(3
1)を有しており、これら平行板(31)(31)の間が第1〜第
3物品受容部(32)(33)(34)になっている。以下、各部の
詳細について説明する。 [移送路(1) について]移送路(1) は、この実施の形態
ではベルトコンベアが採用されており、図1に示すよう
に、駆動ローラ(12)と従動ローラ(13)の間にはベルト(1
4)が架設されている。上記駆動ローラ(12)は、伝動ベル
ト(16)を介してコンベアモータ(15)で駆動されると共
に、該駆動ローラ(12)の回転速度はその回転軸に設けら
れたエンコーダ(10)の出力に基づいて判断されるように
なっている。 [進路変更器(2) について]進路変更器(2) は、旋回板
(28)から下方に突出する態様で回転自在に取付けられた
ベルト駆動ローラ(41)と、固定ローラ(42)を具備する。
又、上記旋回板(28)に開削されたスリット(S) には、移
動ローラ(45)(46)が上下に貫通しており、該移動ローラ
(45)(46)は上記スリッド(S) に沿って該旋回板(28)の長
手方向に移動するようになっている。上記ベルト駆動ロ
ーラ(41)及び固定ローラ(42)と移動ローラ(45)(46)には
図2に示す態様で走行ベルト(20)が掛けられている。そ
して、図2に示すように、上記ベルト駆動ローラ(41),
固定ローラ(42),移動ローラ(45)(46)及びこれらに掛け
られた走行ベルト(20)の集合体が二組、旋回板(28)を幅
方向に分ける中心線に対して線対称となる態様で配設さ
れている。上記一対のベルト駆動ローラ(41)(41)は、旋
回板(28)の上方に配設された共通の走行ベルトモータ(4
4)に対して伝動ベルト(43)(43)を介して連結されてい
る。そして、一方の伝動ベルト(43)のみは襷掛け状態に
掛けられている。従って、上記ベルト駆動ローラ(41)(4
1)は同じ速度で逆方向に同期回転し、これにより、一対
の走行ベルト(20)(20)の対向面は同方向に走行する。
尚、本実施の形態では、対向する一対の走行ベルト(20)
(20)が、既述した「物品(70)を水平方向に押しながら進
路変更させる一対の対向部材」に対応している。
【0022】更に、本実施の形態では、走行ベルトモー
タ(44),伝動ベルト(43)(43),ベルト駆動ローラ(41)(4
1)の集合体が既述したベルト速度制御手段に対応してい
る。又、上記走行ベルト(20)(20)の走行域の一端が物品
受容部(32)(33)(34)と接離する方向に進退する。従っ
て、本実施の形態では、走行ベルト(20)(20)とこれを掛
けるベルト駆動ローラ(41)(41),移固定ローラ(42)(42)
及び移動ローラ(45)(45)(46)(46)の集合体が、既述伸縮
体(64)(64)にも対応している。
【0023】尚、本実施の形態では、ベルト駆動ローラ
(41)(41)を共通の走行ベルトモータ(44)で駆動している
が、2つの走行ベルトモータ(44)(44)を設け、これらで
各別にベルト駆動ローラ(41)(41)を同速回転させてもよ
い。上記移動ローラ(45)(45)(46)(46)は、既述旋回板(2
8)の上方に設けられた可動天板(48)の下面から突出して
おり、該可動天板(48)の先端部には、走行ベルト(20)(2
0)の間から脱出する物品の数を計数する為のカウンタ(4
7)が設けられている。又、可動板(48)と一体的に移動す
る前記カウンター(47)の移動軌跡に対して下方から対向
するスリットが旋回板(28)に開設されており、これによ
り、該スリットを介して旋回板(28)の下方の物品(70)を
前記カウンタ(47)で検知して計数できるようにしてい
る。又、可動天板(48)の上面に配設されたアングル(48
0) に取付けられたナット部材(482) には送りネジ(481)
が螺合されている。そして、該送りネジ(481) は、旋
回板(28)と一体の固定板(40)に取付けられた送りモータ
(49)で回転されるようになっている。
【0024】尚、一組の移動ローラ(45)(46)の上端と、
他の一組の移動ローラ(45)(46)の上端を二本の連結棒で
各別に連結し、これら二本の連結棒を各別に動かせる送
りネジ(481) (481) と送りモータ(49)(49)を二組、配設
してもよい。上記進路変更器(2) は、出力軸が旋回板(2
8)の上流端近傍の回動支点部(50)(走行ベルト(20)(20)
間のエリアの物品進入側の端部またはその近傍)に取付
けられた回動制御手段としての首振りモータ(51)で旋回
されるようになっており、該首振りモータ(51)や既述走
行ベルトモータ(44)及び送りモータ(49)としてはパルス
モータが採用されている。尚、首振りモータ(51)の本体
は、物品分配装置の図示しない固定部に固定されてい
る。 [物品受容部について]移送路(1) の下流端近傍の上面
に間隔を置いて並設された平行板(31)(31)は、移送路
(1) の走行方向と平行に延びていると共に、これら平行
板(31)(31)の間が第1〜第3物品受容部(32)(33)(34)と
なっており、夫々の幅は、上記走行ベルト(20)(20)の対
向間隔部(29)の幅より若干大きく設定されている。 [制御装置について]上記コンベアモータ(15)や首振り
モータ(51)等は、図3に示す制御装置(6) で制御される
ようになっている。
【0025】制御装置(6) の入力部には、運転スイッチ
(61)と、進路変更器(2) から脱出する物品(70)の数を計
数するカウンタ(47)と、移送路(1) の走行速度を判断す
るのに使用するエンコーダ(10)とが接続されている。制
御装置(6) の出力部には、移送路(1) を走行させるコン
ベアモータ(15)と、進路変更器(2) を旋回させる首振り
モータ(51)と、走行ベルト(20)(20)を走行させる走行ベ
ルトモータ(44)と、可動天板(48)を進退移動させる送り
モータ(49)が接続されている。 [各部の制御動作について]上記制御装置(6) には制御
用のマイクロコンピュータが組み込まれていると共に、
該マイクロコンピュータには、図4,図5のフローチャ
ートで示す内容の制御プログラムが格納されている。
【0026】次に、上記図4,図5のフローチャートに
基づいて本実施の形態に係る物品分配装置の動作を説明
する。運転スイッチ(61)が投入される前の初期状態にお
いては、図2に示すように、進路変更器(2) は全体とし
て移送路(1) の走行方向と平行な姿勢に設定されてる。
【0027】この状態で運転スイッチ(61)が投入される
と、図4のステップ(ST1) が実行され、図6に示すよう
に、走行ベルト(20)(20)の先端対向部の物品排出口(23)
が、第1〜第3物品受容部(32)(33)(34)群の最も端に位
置する第1物品受容部(32)に対向するまで、首振りモー
タ(51)によって進路変更器(2) が旋回され、その後この
首振りモータ(51)が停止する。即ち、首振りモータ(51)
の回転によって進路変更器(2) が原点位置にセットされ
る。この状態では、走行ベルト(20)(20)の対向面の走行
方向と移送路(1) の走行方向の成す角がθ1(図6参
照)になる。又、上記ステップ(ST1) で送りモータ(49)
が駆動されて、可動天板(48)が移動ローラ(45)(45)(46)
(46)と共に原点位置にセットされる。
【0028】次に、ステップ(ST2) でコンベアモータ(1
5)を作動させて移送路(1) を走行させると共に、走行ベ
ルトモータ(44)を作動させて走行ベルト(20)(20)を走行
させる。又、ステップ(ST3) で走行ベルトモータ(44)の
適正な速度を演算する。この走行ベルトモータ(44)の速
度は、走行ベルト(20)(20)の対向面の走行速度Aに於け
る、移送路(1) の走行方向成分を、該移送路(1) の走行
速度に一致させることができるような大きさであり、前
記走行速度Aに適当な常数を掛けることによって求めら
れる。
【0029】前記走行速度Aは、エンコーダ(10)の出力
から判断される移送路(1) の走行速度VとCosecθ
1の積を演算することにより求められる。即ち、走行速
度A=V・Cosecθ1で求められる。又、上記θ1
は、首振りモータ(51)に印加したパルス数から求められ
る。そして、ステップ(ST4) に於いて、走行ベルト(20)
(20)の走行速度が上記走行速度Aになるように、走行ベ
ルトモータ(44)の速度を調節する。
【0030】尚、移送路(1) と走行ベルト(20)(20)が上
記の速度で走行し始めると、物品供給装置(71)から物品
(70)(70)が走行ベルト(20)(20)の間のエリアの物品進入
側の端部(200) に一定間隔で供給され始める。尚、走行
ベルト(20)(20)の対向間隔は、物品(70)の外径と一致し
ていても又これよりも若干大きくてもよい。従って、物
品(70)と一方の走行ベルト(20)の間に多少の間隙が形成
される場合もあり得る。
【0031】すると、図6の状態に於いては、走行ベル
ト(20)(20)の対向面の走行速度に於ける、移送路(1) の
走行方向成分が、該移送路(1) の走行速度に等しくなっ
ている。従って、物品(70)(70)は走行ベルト(20)(20)に
対して摺動することなく物品排出口(23)側に移動する。
従って、物品(70)(70)が走行ベルト(20)(20)の表面に対
して摺動するものに比べて、物品(70)(70)の安定性が向
上し、立てた缶飲料の如き背の高い物品(70)であっても
これが転倒し難くなる。
【0032】上記移送路(1) と走行ベルト(20)(20)の走
行によって物品(70)(70)が物品排出口(23)から排出され
ると、これが移送路(1) で移送されて図6で示す最上位
の第1物品受容部(32)に分配供給される。又、物品排出
口(23)からの物品(70)(70)の脱出数がカウンタ(47)で計
数されると共に、該計数値が設定数Nになったか否かが
ステップ(ST5) で監視される。そして、カウンタ(47)の
出力が上記設定数Nになると、カウンタ(47)がリセット
された後、走行ベルト(20)(20)の先端の物品排出口(23)
が、上記第1物品受容部(32)に隣接する第2物品受容部
(33)に対向するように、首振りモータ(51)が進路変更器
(2) を旋回させ始める(ステップ(ST6))。すると、移
送路(1) の走行方向と直交する方向に該移送路(1) 上で
物品(70)(70)が進路変更し始める。又、この旋回時に
は、物品(70)(70)が走行ベルト(20)(20)に対して摺動し
ないように該走行ベルト(20)が速度調節される。
【0033】この為、上記走行速度Aは次のように、演
算される。即ち、走行ベルト(20)(20)の対向面の走行方
向と移送路(1) の走行方向の成す角の角度をθとした場
合、上記走行ベルト(20)(20)の走行速度Aは、エンコー
ダ(10)の出力から判断される移送路(1) の走行速度Vと
Cosecθの積(A=VCosecθ)で求められ
る。又、上記角度θは、首振りモータ(51)に印加したパ
ルス数から求められる。従って、上記走行速度Aは、前
記角度θと相関を有する首振りモータ(51)への印加パル
ス数とエンコーダ(10)の出力に基づいて演算することが
できる。
【0034】次に、ステップ(ST7) に於いて、走行ベル
ト(20)(20)が演算で求められた上記走行速度Aになるよ
うに、走行ベルトモータ(44)の速度が調節される。又、
このステップ(ST7) に於いては、走行ベルト(20)(20)の
先端の伸長速度が、上記走行速度Aに等しくなるよう
に、送りモータ(49)の速度が調節される。従って、この
実施の形態では送りモータ(49)とステップ(ST8) を実行
するマイクロコンピュータの機能部が既述した伸長制御
手段に対応する。これにより、図6に示す状態から図7
の状態に走行ベルト(20)(20)が伸長して物品排出口(23)
が第2物品受容部(33)に繋がった状態になる。即ち、走
行ベルト(20)(20)先端の物品排出口(23)が、第2物品受
容部(33)の上流端の開口部(330) に向って伸長すると共
に、該伸長速度は上記走行速度Aに設定される。従っ
て、図6から図7の状態に向けて進路変更器(2) が旋回
し始めた初期に走行ベルト(20)(20)先端に一致している
物品(70)は、該走行ベルト(20)(20)先端の物品排出口(2
3)に一致したままの状態で第2物品受容部(33)の上流端
開口部(330) に移動せしめられる。従って、走行ベルト
(20)(20)と物品(70)とが相対的に摺動することがないか
ら、両者が相対的に摺動する場合に比べ、背の高い物品
(70)(70)が転倒し難くなってその安定性が向上する。
【0035】次に、ステップ(ST9) で、首振りモータ(5
1)と送りモータ(49)に印加したパルス数を判断し、走行
ベルト(20)(20)先端の物品排出口(23)が第2物品受容部
(33)の開口部(330) に一致したことが確認できるまで、
上記ステップ(ST6) 〜(ST8)の制御を行う。尚、走行ベ
ルト(20)(20)先端の物品排出口(23)が前記開口部(330)
に一致したことの確認は次のようにして行う。即ち、図
7に示すように、物品排出口(23)が第2物品受容部(33)
の開口部(330) に一致した状態での進路変更器(2) の回
動支点部(50)と走行ベルト(20)(20)先端の物品排出口(2
3)との距離r2,この状態での走行ベルト(20)(20)の対
向面の走行方向と移送路(1) の走行方向の成す角の角度
θ2の夫々をマイクロコンピュータ内に記憶させてお
き、送りモータ(49)と首振りモータ(51)に印加したパル
ス数から、上記r2,θ2を求め、物品排出口(23)が第
2物品受容部(33)の開口部(330) に一致したことを確認
する。
【0036】そして、物品排出口(23)が第2物品受容部
(33)の開口部に一致したことがステップ(ST9) で確認で
きると、走行ベルト(20)(20)先端の物品排出口(23)を前
記開口部(330) に対向させた状態で該走行ベルト(20)(2
0)を収縮させる。即ち、図8で示すように、第2物品受
容部(33)の開口部(330) に走行ベルト(20)(20)の先端の
物品排出口(23)を対向させた状態で該物品排出口(23)を
上流側に移動させ得るように、首振りモータ(51)と送り
モータ(49)を作動させる(図5のステップ(ST10)〜ステ
ップ(ST13))。具体的には、既述ステップ(ST6) 〜ステ
ップ(ST8) と同様に、走行ベルト(20)(20)を走行させる
べき走行速度Aを演算すると共に(ステップ(ST11))、
該走行ベルト(20)(20)の走行速度が上記走行速度Aにな
るように、ステップ(ST12)で走行ベルトモータ(44)の速
度を調整する。一方、送りモータ(49)の速度は、次のよ
うに調整される。図7に示すように、物品排出口(23)が
第2物品受容部(33)の開口部(330) に一致したときの進
路変更器(2) の回動支点部(50)と走行ベルト(20)(20)先
端の物品排出口(23)との距離をr2,この状態での走行
ベルト(20)(20)の対向面の走行方向と移送路(1) の走行
方向の成す角の角度をθ2とし、走行ベルト(20)(20)先
端が図8の状態に向けて後退する途中での上記距離と角
度をr,θとすると、走行ベルト(20)(20)先端の物品排
出口(23)が第2物品受容部(33)の開口部(330) に常に対
向する為の条件は、r2・Sinθ2=r・Sinθで
ある。従って、r=(r2・Sinθ2)/Sinθと
なるように、送りモータ(49)の速度を調整する。そし
て、r2やθ2は、走行ベルト(20)(20)先端の物品排出
口(23)が第2物品受容部(33)の開口部(330) に一致した
ときの首振りモータ(51)や送りモータ(49)のパルス数に
基づいて判断でき、又、上記角度θは、走行ベルト(20)
(20)先端を後退移動させている途中での首振りモータ(5
1)のパルス数に基づいて判断できるから、首振りモータ
(51)のパルス数等から上記rを演算で求めることができ
る。そして、進路変更器(2) の回動支点部(50)と走行ベ
ルト(20)(20)先端との距離rが上記演算結果に一致する
ように、送りモータ(49)を制御する(ステップ(ST1
2))。
【0037】そして、送りモータ(49)に印加したパルス
数を判断し、走行ベルト(20)(20)の先端の物品排出口(2
3)が最後退位置に達したことが確認できると、ステップ
(ST14)で首振りモータ(51)と送りモータ(49)を停止させ
る。そして、走行ベルト(20)(20)の長さを収縮させる時
には、該走行ベルト(20)(20)の対向面の走行速度に於け
る移送路(1) の走行方向成分が、該移送路(1) の走行速
度と一致しているから、物品(70)(70)が走行ベルト(20)
(20)に対して摺動することがなく、該物品(70)(70)が転
倒する心配が少ない。
【0038】そして、第2物品受容部(33)に供給された
物品(70)の数がNになったことがステップ(ST15)で確認
できると、既述ステップ(ST6) 〜(ST15)と同様の制御に
より、物品(70)を第3物品受容部(34)に分配する動作を
実行する。尚、上記実施の形態では、走行ベルト(20)(2
0)の下流端の物品排出口(23)が各物品受容部(32)(33)(3
4)の上流端開口部に対して接離動作するように該走行ベ
ルト(20)(20)を伸縮自在としたが、前記走行ベルト(20)
(20)の長さが一定であってもよい。走行ベルト(20)(20)
の対向面の走行速度の、移送路(1) の走行方向成分が該
移送路(1) の走行速度と等しい限り、物品(70)と走行ベ
ルト(20)(20)が相対的に摺動せず、該物品(70)が転倒し
難くなるからである。
【0039】又、上記実施の形態では、走行ベルト(20)
(20)の先端の伸長速度が該走行ベルト(20)(20)の走行速
度Aと同速度となるように制御したが、両者の速度が相
違してもよい。伸長開始前の走行ベルト(20)(20)の下流
端を特定の物品(70)が脱出してから、伸長開始後の走行
ベルト(20)(20)の下流端を次の物品(70)が脱出するまで
の所要時間は、該走行ベルト(20)(20)が伸長しない場合
に比べて長くなり、この長くなった所要時間内に、進路
変更器(2) を構成する走行ベルト(20)(20)を一体的に旋
回させて次の物品(70)を進路変更させればよい。よっ
て、進路変更器(2) を低速で旋回させて物品(70)(70)の
進路変更動作をゆっくりと行うことができるから、立て
た缶飲料のような背の高いものであっても、これが転倒
し難くなって安定性が確保できるからである。
【0040】次に、第2の実施の形態を図9〜図10に
従って説明する。このものは、固定棒(52)(52)とこれに
摺動自在に外挿されたスライド筒(53)(53)を有する一対
の平行な伸縮体(64)(64)を備えた進路変更器(2) を採用
したものであり、その他の構成は第1の実施の形態と同
様に構成されている。又、各伸縮体(64)(64)は相互に同
一構造を有している。
【0041】移送路(1) の上面と平行な長方形状の旋回
板(280) には、その長手方向に長方形孔(281) が形成さ
れており、該長方形孔(281) の長手方向に伸縮体(64)(6
4)が伸縮できるように成っている。このため、伸縮体(6
4)を構成する固定棒(52)の上面の一端近傍から起立突出
する軸(55)は旋回板(280) に固定されていると共に、該
固定棒(52)の片面(他方の固定棒(52)に対向する面)に
は凸条(50)(50)が長手方向に走行している。一方、上記
固定棒(52)に摺動自在に外挿されるスライド筒(53)は縦
断面が矩形状に形成されていると共に、その一方の側面
(他方のスライド筒(53)に対向する面)には、上記固定
棒(52)の凸条(50)に摺動自在に外嵌するスリット(57)が
形成されている。
【0042】一対のスライド筒(53)(53)の上面相互は連
結アーチ(58)とその下流側の先端アーチ(59)で連結され
ており、これにより、該スライド筒(53)(53)の間隔が一
定に保たれるように成っている。先端アーチ(59)の両端
部には、外周に環状溝(73)(73)が周設された回転ローラ
(72)(72)が各別に設けられていると共に、上記環状溝(7
3)には、旋回板(280) に形成された長方形孔(281) の内
周縁が入り込むように成っている。回転ローラ(72)(72)
を設けるのは、上記長方形孔(281) の長辺に沿って回転
ローラ(72)(72)が転動するようにし、これにより、伸縮
体(64)(64)の間隔を一定に保った状態で該伸縮体(64)(6
4)の移動が円滑に行えるようにする為である。
【0043】伸縮体(64)(64)を構成するスライド筒(53)
(53)の長手方向の中程部を連結する連結アーチ(58)の端
部にはアングル部材(75)が連設されていると共に、該ア
ングル部材(75)に設けられたナット部材(77)には送りネ
ジ(76)が螺合されている。そして、該送りネジ(76)は、
旋回板(280)に取り付けられた送りモータ(78)で回転さ
れるようになっている。
【0044】旋回板(280) の下面には伸縮体(64)(64)の
間を移動する物品(70)(70)を計数するカウンター(82)が
設けられている。即ち、伸縮体(64)(64)と旋回板(280)
の上下間隙(86)に光線を送出し、伸縮体(64)(64)の間か
ら上方に突出する物品(70)で前記光線が遮断される回数
(又は、物品(70)(70)が密に並んで移動するときは、こ
れらの境界部で光線が散乱する回数)によって該物品(7
0)(70)の数を計数するカウンター(82)が設けられてい
る。
【0045】又、進路変更器(2) は、出力軸が旋回板(2
80) の上流端近傍の(伸縮体(64)(64)の間のエリアの物
品進入側の端部近傍)に取付けられ且つ本体が固定部に
固定されている回動制御手段としての首振りモータ(51
0) で旋回されると共に、移送路(1) を走行させる駆動
ローラ(12)の回転速度はその回転軸に設けられたエンコ
ーダ(10)の出力に基づいて判断されるようになってい
る。
【0046】次に、本実施の形態の物品分配装置の動作
を説明する。送りモータ(78)やコンベアモータ(15)等を
制御する図示しない制御装置には、図13,図14のフ
ローチャートで示す内容の制御プログラムが格されたマ
イクロコンピュータが組み込まれている。以下、本実施
の形態に係る物品分配装置の動作を、図13,図14の
フローチャートに従って説明する。
【0047】図示しない運転スイッチが投入されると、
図13のステップ(ST20)が実行され、図15に示すよう
に、伸縮体(64)(64)の先端の物品排出口(87)が、第1〜
第3物品受容部(32)(33)(34)群の最も端に位置する第1
物品受容部(32)に対向するまで首振りモータ(510) によ
って進路変更器(2) が旋回される。即ち、首振りモータ
(510) の回転によって進路変更器(2) が原点位置にセッ
トされる。この状態では、伸縮体(64)(64)の長手方向と
移送路(1) の走行方向の成す角がθ1(図15参照)に
なる。又、上記(ST20)で送りモータ(78)が駆動されて、
伸縮体(64)(64)が収縮状態にセットされる。
【0048】次に、ステップ(ST21)でコンベアモータ(1
5)を作動させて移送路(1) を走行させると、物品供給装
置(71)から缶飲料等の物品(70)(70)が伸縮体(64)(64)の
間のエリアの物品進入側の端部(88)に供給され始める。
尚、本実施の形態では、物品供給装置(71)からの物品(7
0)(70)は密に並んだ状態で伸縮体(64)(64)の間に供給さ
れるようになっていると共に、物品(70)(70)の外径は伸
縮体(64)(64)相互の間隔よりも若干小さな寸法を有して
いる。
【0049】次に、一列状態で移動する伸縮体(64)(64)
間の物品(70)(70)群のうち、カウンター(82)に対向する
部分の物品(70)(カウンター(82)に最接近している物品
(70))の数を計数するカウンター(82)の出力をステップ
(ST22)で判断する。そして、該カウンター(82)の計数値
が設定数Nになると、この時にカウンター(82)の対向部
を通過した物品(70)(第1物品受容部(32)に分配すべき
最後の物品(70))が伸縮体(64)(64)の先端部に到達する
まで待機する(ステップ(ST23))。この待機時間Tは、
制御装置のマイクロコンピュータで次のように演算され
る。
【0050】即ち、伸縮体(64)と移送路(1) の走行方向
の成す角の大きさをθ1,移送路(1) の走行速度をV,
カウンター(82)より伸縮体(64)に伸ばした垂線と該伸縮
体(64)の交点から、伸縮体(64)の先端までの距離をS1
とした場合、前記待機時間Tは、T=S1/(V・Co
secθ1)で求められる。そこで、マイクロコンピュ
ータで上記演算を実行した後、前記待機時間Tが経過す
るのをステップ(ST23)で待機する。尚、移送路(1) の走
行速度Vは駆動ローラ(12)の回転軸に設けられたエンコ
ーダ(10)の出力で判断され、θ1は首振りモータ(510)
に印加したパルス数に基づいて判断される。
【0051】次に、ステップ(ST24)でカウンター(82)を
リセットすると共に、伸縮体(64)(64)のスライド筒(53)
(53)の先端間の物品排出口(87)を、上記第1物品受容部
(32)に隣接する第2物品受容部(33)に対向させるように
首振りモータ(510) が進路変更器(2) を旋回させ始める
(ステップ(ST25))。すると、移送路(1) の走行方向と
直交する方向に物品(70)が進路変更し始める。又、この
進路変更時には、物品(70)と同速度でスライド筒(53)(5
3)の先端の物品排出口(87)が第2物品受容部(33)に接近
するように該スライド筒(53)(53)が伸長せしめられる。
この為、上記伸長速度Bはステップ(ST26)で次のように
演算される。
【0052】即ち、上流側の端部(88)を中心に旋回しな
がら伸縮する伸縮体(64)(64)と移送路(1) の走行方向の
成す角をθとした場合、上記伸長速度Bは、エンコーダ
(10)の出力から判断される移送路(1) の走行速度VとC
osecθの積(伸長速度B=V・Cosecθ)で求
められる。次に、ステップ(ST27)に於いて、伸縮体(64)
(64)の伸長速度(スライド筒(53)(53)の移動速度)が上
記伸長速度Bに等しなるように、送りモータ(78)の速度
を調節する。従って、この実施の形態では、ステップ(S
T27)を実行するマイクロコンピュータの機能部と送りモ
ータ(78)の組み合わせが、既述した伸長制御手段に対応
する。これにより、図15の状態から図16の状態に伸
縮体(64)(64)が伸長して物品排出口(87)が第2物品受容
部(33)に繋がった状態になる。従って、伸縮体(64)の伸
長動作中においては、該伸縮体(64)を構成するスライド
筒(53)と物品(70)(70)が相対的に摺動することがないか
ら、両者が摺動する場合に比べ、背の高い物品(70)(70)
であっても、これが転倒しにくくなる。
【0053】次に、ステップ(ST28)で、首振りモータ(5
10) と送りモータ(78)に印加したパルス数を判断し、伸
縮体(64)(64)の先端の物品排出口(87)が第2物品受容部
(33)の開口部(330) に一致したことが確認できるまで、
ステップ(ST25)〜(ST28)の制御を行う。この場合、伸縮
体(64)(64)の物品排出口(87)が開口部(330) に一致した
か否かの確認は、送りモータ(78)と首振りモータ(510)
に印加したパルス数等に基づいて既述第1の実施の形態
の場合と同様に判断する。
【0054】次に、物品排出口(87)を第2物品受容部(3
3)の開口部(330) に対向させた状態で、伸縮体(64)を収
縮させる。即ち、既述第1の実施の形態と同様に、第2
物品受容部(33)の開口部(330) に伸縮体(64)(64)の先端
の物品排出口(87)を移送路(1) の上流側から対向させた
状態で該物品排出口(87)を上流側に移動させ得るように
首振りモータ(510) と送りモータ(78)を作動させる(ス
テップ(ST29)〜ステップ(ST32))。そして、送りモータ
(78)に印加したパルス数を判断し、伸縮体(64)(64)の先
端の物品排出口(87)が最後退位置に達したことが確認で
きると、ステップ(ST33)で送りモータ(78)と首振りモー
タ(510) を停止させる。そして、ステップ(ST34)でカウ
ンター(82)の計数値が設定数Nになると、この時にカウ
ンター(82)の対向部を通過した物品(70)(第2物品受容
部(33)に分配すべき最後の物品(70))が伸縮体(64)(64)
の先端部に到達するまで待機する。
【0055】尚、上記第2の実施の形態では、伸縮体(6
4)の伸長速度(固定棒(52)に対するスライド筒(53)の摺
動速度)にける移送路(1) の走行方向成分が、該移送路
(1)の走行速度と一致するようにしたが、これら両者を
必ずしも一致させる必要はない。即ち、伸縮体(64)の伸
長速度に於ける移送路(1) の走行方向成分が移送路(1)
の走行速度より大きくてもよい。又、物品(70)(70)があ
る程度の間隔で並んだ状態で伸縮体(64)(64)間を移動す
る場合は、伸縮体(64)の伸長速度に於ける移送路(1) の
走行方向成分が移送路(1) の走行速度より小さくてもよ
い。係る場合でも、収縮状態にある伸縮体(64)(64)の先
端から特定の物品(70)が脱出した後に、次の物品(70)が
脱出するまでに該伸縮体(64)(64)の先端を目標とする物
品受容部まで伸長させれば、第1〜第3物品受容部(32)
(33)(34)に物品(70)(70)を分配できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態に係る物品分配装置の要部の
側面図
【図2】図1に於けるII−II断面図
【図3】図1の物品分配装置の制御装置の説明図
【図4】図1の物品分配装置の制御動作を示すフローチ
ャート
【図5】図1の物品分配装置の制御動作を示すフローチ
ャート
【図6】走行ベルト(20)(20)先端の物品排出口(23)が第
1物品受容部(32)に対向した状態の要部平面図
【図7】走行ベルト(20)(20)先端の物品排出口(23)が第
2物品受容部(33)に対向し且つこれら物品排出口(23)と
第2物品受容部(33)が最接近した状態の要部平面図
【図8】走行ベルト(20)(20)先端の物品排出口(23)が第
2物品受容部(33)に対向し且つこれら物品排出口(23)と
第2物品受容部(33)が離反した状態の要部平面図
【図9】第2の実施の形態に係る物品分配装置の要部の
分解斜視図
【図10】第2の実施の形態に係る物品分配装置の要部
の側面図
【図11】図10に於けるXI−XIラインインの断面
【図12】第2の実施の形態に係る物品分配装置の先端
アーチ(59)の近傍の斜視図
【図13】第2の実施の形態に係る物品分配装置の制御
動作を示すフローチャート
【図14】第2の実施の形態に係るの物品分配装置の制
御動作を示すフローチャート
【図15】第2の実施の形態に係る物品分配装置の動作
を説明する要部の平面図
【図16】第2の実施の形態に係る物品分配装置の動作
を説明する要部の平面図
【図17】従来例の説明図
【符号の説明】
(1) ・・・移送路 (2) ・・・進路変更器 (20)・・・走行ベルト (70)・・・物品 (32)・・・第1物品受容部 (33)・・・第2物品受容部 (34)・・・第3物品受容部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65G 21/14 B65G 21/14 D

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品(70)(70)を移送する移送路(1) と、
    前記移送路(1) の走行方向と直交する方向に該移送路
    (1) 上で前記物品(70)(70)を進路変更させる進路変更器
    (2) とを具備する物品分配装置において、 前記進路変更器(2) は、前記物品(70)を水平方向から挟
    む態様で対向しながら移動し且つ前記物品(70)を水平方
    向に押しながら進路変更させる一対の対向部材を具備
    し、 前記対向部材の前記移動している部分の移動速度に於け
    る、前記移送路(1) の走行方向成分が、該移送路(1) の
    走行速度と等しいことを特徴とする物品分配装置。
  2. 【請求項2】 物品(70)(70)を移送する移送路(1) と、
    前記移送路(1) の走行方向と直交する方向に該移送路
    (1) 上で前記物品(70)(70)を進路変更させる進路変更器
    (2) とを具備する物品分配装置において、 前記進路変更器(2) は、前記移送路(1) の走行方向と交
    差する方向から前記物品(70)を挟む態様で対向する一対
    の走行ベルト(20)(20)と、該走行ベルト(20)(20)間のエ
    リアの物品進入側の端部を中心として該一対の走行ベル
    ト(20)(20)を一体的に水平面内で回動させる回動制御手
    段と、前記走行ベルト(20)(20)の対向面の走行速度に於
    ける、前記移送路(1) の走行方向成分が、該移送路(1)
    の走行速度と一致する速度で前記走行ベルト(20)(20)を
    走行させるベルト速度制御手段とを備えていることを特
    徴とする物品分配装置。
  3. 【請求項3】 前記走行ベルト(20)(20)は、その走行方
    向に伸縮自在に構成されており、 前記物品(70)(70)の進路変更時に前記走行ベルト(20)(2
    0)を伸長させる伸長制御手段を更に具備する請求項2の
    物品分配装置。
  4. 【請求項4】 前記進路変更時に於ける前記走行ベルト
    (20)(20)の伸長速度は、該走行ベルト(20)(20)の走行速
    度と同速度に設定されている請求項3の物品分配装置。
  5. 【請求項5】 物品(70)(70)を移送する移送路(1) と、
    前記移送路(1) の走行方向と直交する方向に該移送路
    (1) 上で前記物品(70)(70)を進路変更させる進路変更器
    (2) とを具備する物品分配装置において、 前記進路変更器(2) は、 前記移送路(1) の走行方向と交差する方向から前記物品
    (70)を挟む態様で対向し且つ該挟む方向と直交する方向
    に直線的に伸縮可能となった一対の伸縮体(64)(64)と、 該伸縮体(64)(64)間のエリアの物品進入側の端部を中心
    として該一対の伸縮体(64)(64)を一体的に水平面内で回
    動させて物品(70)(70)の進路を変更する回動制御手段
    と、 前記物品(70)(70)の進路変更時に前記伸縮体(64)(64)を
    伸長させる伸長制御手段とを備えている物品分配装置。
  6. 【請求項6】 前記伸長制御手段は、前記伸縮体(64)(6
    4)の伸長速度に於ける、移送路(1) の走行方向成分を、
    該移送路(1) の走行速度に一致させる制御を行う請求項
    5の物品分配装置。
  7. 【請求項7】 前記伸長制御手段は、伸長した伸縮体(6
    4)(64)の先端が移送路(1) の走行方向と平行に上流側へ
    移動するように前記伸縮体(64)(64)を収縮させる制御を
    行う請求項5の物品分配装置。
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