JPH1155977A - コンデンサモータの制御回路およびこの制御回路を備える脱水装置 - Google Patents

コンデンサモータの制御回路およびこの制御回路を備える脱水装置

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JPH1155977A
JPH1155977A JP9205696A JP20569697A JPH1155977A JP H1155977 A JPH1155977 A JP H1155977A JP 9205696 A JP9205696 A JP 9205696A JP 20569697 A JP20569697 A JP 20569697A JP H1155977 A JPH1155977 A JP H1155977A
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JP
Japan
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capacitor
circuit
motor
rotating
capacitor motor
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JP9205696A
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Shuji Hotta
修司 堀田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成でコンデンサモータに電磁ブレーキ
をかけることができるコンデンサモータの制御回路を提
供する。 【解決手段】ドラム式洗濯機において、脱水行程時に一
時停止キーがオンされた、または一時停止キーがオンさ
れないまま脱水時間が経過した場合(S2,S3のYES)、コン
デンサモータに半波整流波が供給される(S4)。また、ブ
レーキ用リレーがオフされ、補助巻線およびコンデンサ
の直列回路が交流電源から切り離される(S5)。その結
果、コンデンサモータMに電磁ブレーキが印加される。
これにより、高速回転している回転ドラムの回転が低下
する。その後、所定のタイミングでコンデンサモータへ
の通電が停止される(S6)。これにより、コンデンサモー
タおよび回転ドラムは速やかに停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転体を回転さ
せるための駆動力を発生するコンデンサモータの制御回
路に関する。また、この制御回路が適用される脱水装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、洗い行程、すすぎ行程および
脱水行程を含む一連の洗濯行程を自動で行わせることが
できるようにした全自動洗濯機が知られている。この全
自動洗濯機には、いわゆるドラム式洗濯機と呼ばれるも
のがある。ドラム式洗濯機は、回転ドラムを回転させる
ことにより回転ドラム内に収容された洗濯物を洗濯す
る。
【0003】ドラム式洗濯機において回転ドラムに回転
力を与える駆動源としては、一般に、コンデンサモータ
が用いられている。コンデンサモータは、主巻線ならび
にこの主巻線に対して補助巻線およびコンデンサの直列
回路が並列に接続された並列回路を有し、単相電源で運
転される誘導モータである。ドラム式洗濯機は、このコ
ンデンサモータの回転を制御することにより上記洗濯行
程を実行するようになっている。たとえば、脱水行程時
においては、コンデンサモータに交流電流を供給し、コ
ンデンサモータを一方向に高速回転させる。その結果、
回転ドラムは一方向に高速回転するから、その遠心力に
よって洗濯物が脱水される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のドラ
ム式洗濯機は、たとえば脱水終了時や脱水中に一時停止
が指示されたときには、回転ドラムの回転を停止させ
る。回転ドラムの回転停止は、その駆動源であるコンデ
ンサモータへの通電を遮断することにより行われる。し
かし、コンデンサモータは、その通電が遮断されても、
直ちに停止するわけではなく、その結果回転ドラムの停
止までには時間がかかる。
【0005】ドラム式洗濯機では、安全確保のために、
回転ドラムが完全に停止してからドアが開けられるよう
になっている。したがって、コンデンサモータの停止指
示が与えられてからコンデンサモータおよび回転ドラム
が停止し、ドアが開けられるようになるまでには、どう
しても時間がかかる。そのため、使い勝手があまり良く
ないという問題があった。
【0006】一方、コンデンサモータに直流を印加すれ
ば、コンデンサモータにブレーキをかけることができる
ことは、従来から知られている。しかし、この構成で
は、直流を印加するために、たとえば交直変換回路を設
ける必要があるので、あまり好ましくない。そこで、こ
の発明の第1の目的は、上述の技術的課題を解決し、簡
単な構成でコンデンサモータに電磁ブレーキをかけるこ
とができるコンデンサモータの制御回路を提供すること
である。
【0007】また、この発明の第2目的は、上述の制御
回路が適用されることにより、簡単な構成でコンデンサ
モータに電磁ブレーキをかけることができ、これにより
使い勝手が向上された脱水装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達成するための請求項1記載の発明は、主巻線なら
びにこの主巻線に対して補助巻線およびコンデンサの直
列回路が並列に接続された並列回路を有し、単相交流電
源から電力が供給されることにより回転体を回転させる
ための駆動力を発生するコンデンサモータの制御回路で
あって、上記単相交流電源から上記並列回路への通電を
制御するゲート手段と、上記直列回路に挿入されたスイ
ッチング手段と、制動信号が与えられたことに応答し
て、上記ゲート手段を制御して半波整流を行うととも
に、上記スイッチング手段を開いて上記直列回路を上記
単相交流電源から切り離す制御手段とを含むことを特徴
とするコンデンサモータの制御回路である。
【0009】この発明では、たとえば回転体が高速回転
している場合に、制動信号が与えられたときには、半波
整流が行われるとともに、補助巻線およびコンデンサの
直列回路が単相交流電源から切り離される。したがっ
て、コンデンサモータに直流が印加されたのと同等の状
態となるから、コンデンサモータに電磁ブレーキをかけ
ることができる。
【0010】このように、コンデンサモータに電磁ブレ
ーキをかけるのに、複雑な構成の交直変換回路を備える
必要はなく、半波整流を行うとともに上記直列回路を交
流電源から切り離すだけでよいから、構成が簡単で済
む。請求項2記載の発明は、上記ゲート手段は、トライ
アックを含むものであることを特徴とする請求項1記載
のコンデンサモータの制御回路である。
【0011】この発明によれば、半波整流を行うのにト
ライアックにゲート信号を断続的に与えるだけでよいか
ら、構成が一層簡単になる。請求項3記載の発明は、脱
水する洗濯物を入れる容器と、この容器を高速回転させ
て遠心力で脱水処理を行わせる駆動装置とを有する脱水
装置であって、上記駆動装置は、主巻線、ならびにこの
主巻線に対して補助巻線およびコンデンサの直列回路が
並列に接続された並列回路を有し、単相交流電源から電
力が供給されることにより回転体を回転させるための駆
動力を発生するコンデンサモータと、このコンデンサモ
ータを制御するための上記請求項1または請求項2記載
のコンデンサモータの制御回路とを含むものであること
を特徴とする脱水装置である。
【0012】この発明によれば、上述のコンデンサモー
タの制御回路を備えているから、容器を駆動するコンデ
ンサモータに対して電磁ブレーキをかけることができ
る。したがって、コンデンサモータおよび容器の回転を
速やかに停止させることができる。なお、上記制動信号
は、たとえば請求項4記載の発明のように、マニュアル
操作されることにより与えられる停止信号、予め定める
脱水時間が経過したことに応答して与えられる停止信
号、または、蓋が開けられたことに応答して与えられる
停止信号であってもよい。
【0013】請求項5記載の発明は、上記容器は、回転
軸が水平方向に延びるドラム状のものであり、上記容器
の一端側に関連して取り付けられた蓋と、この蓋をロッ
クするためのロック手段とをさらに含み、上記ロック手
段は、上記コンデンサモータが制動され、上記容器が停
止した後に、上記蓋のロック状態を解除するものである
ことを特徴とする請求項3記載の脱水装置である。
【0014】この発明によれば、コンデンサモータおよ
びドラム状の容器を速やかに停止させることができるか
ら、蓋のロック状態を速やかに解除することができる。
そのため、ドラム式の脱水装置において使い勝手の良い
脱水装置を提供できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態としてのドラム式洗濯機の外観構成を
示す正面図である。このドラム式洗濯機は、洗い行程、
すすぎ行程および脱水行程を含む一連の洗濯行程におい
て洗濯物を洗濯する。このドラム式洗濯機は、外観を形
成するハウジング1を備えている。ハウジング1の内部
には、外槽2が備えられている。外槽2の内部には、洗
濯物を収容するための回転ドラム3が回転可能に設けら
れている。
【0016】ハウジング1の正面には、洗濯物を回転ド
ラム3内に投入するための開口(図示せず)が形成され
ている。開口に関連して、開口を開閉するためのドア4
が設けられている。ドア4は、図示しないドアロック機
構によってロック可能になっている。ハウジング1の正
面の上部には、操作パネル5が設けられている。操作パ
ネル5には、このドラム式洗濯機の運転開始を指示する
ためのスタートキー5a、主として脱水行程中に一時停
止を指示するための一時停止キー5bなどが配設されて
いる。
【0017】図2は、ドラム式洗濯機の背面側から見た
内部構成を示す断面図である。外槽2は、ほぼ円筒状の
もので、ばね10およびショックアブソーバ11によっ
てハウジング1内に弾性的に吊支されている。外槽2の
上部には、給水管12が接続されている。給水管12の
外槽2とは反対側の端部は、水道の蛇口などの給水源に
接続されるべき給水ホース(図示せず)が接続可能にな
っている。給水管12の途中部には、たとえば電磁弁で
構成された給水弁13が介装されており、これにより水
を外槽2内に必要に応じて供給することができるように
なっている。
【0018】外槽2の下部には、排水管14が接続され
ている。排水管14の外槽2とは反対側の端部は、排水
ホース(図示せず)が接続可能になっている。排水管1
4の途中部には、たとえば電磁弁で構成された排水弁1
5が介装されており、これにより使用済の洗濯水を必要
に応じて排水することができるようになっている。回転
ドラム3は、ほぼ円筒状のもので、水平に延びた支軸1
6によって外槽2に回転可能に支持されている。回転ド
ラム3の内部には、複数の突起(リフタ)17が設けら
れている。
【0019】回転ドラム3は、脱水槽を兼ねたものであ
って、その周面には、主として脱水行程時に洗濯物に含
まれている水を回転ドラム3外に飛ばすための複数の微
細な脱水孔(図示せず)が形成されている。外槽2の背
面側には、回転ドラム3を駆動するための駆動機構18
が設けられている。駆動機構18は、コンデンサモータ
Mと、コンデンサモータMのモータ軸に取り付けられた
プーリ19と、支軸16に取り付けられたプーリ20
と、各プーリ19、20の間に掛け回された無端状のベ
ルト21とを有している。この構成により、コンデンサ
モータMで発生された駆動力が、プーリ19、ベルト2
1およびプーリ20を介して回転ドラム3に伝達される
ようになっている。
【0020】図3は、ドラム式洗濯機の電気的構成を示
すブロック図であり、主として、脱水行程を行うための
コンデンサモータMの駆動回路が示されている。コンデ
ンサモータMは、主巻線L1ならびにこの主巻線L1に
対して補助巻線L2およびコンデンサCの直列回路が並
列に接続された並列回路を有しており、この並列回路へ
の通電を制御するためのトライアックTRを介して単相
の交流電源30に直列に接続されている。
【0021】補助巻線L2とコンデンサCの直列回路に
は、ブレーキ用リレーRYが挿入されている。ブレーキ
用リレーRYは、コンデンサモータMに電磁ブレーキを
かける際に、補助巻線L2およびコンデンサCの直列回
路を交流電源30から切り離すためのもので、そのオン
/オフは、マイクロコンピュータ31によって制御され
るようになっている。より具体的には、ブレーキ用リレ
ーRYは、常閉接点であるリレー接点32と、このリレ
ー接点32を電磁力によって作動させるコイル33とを
含む。コイル33には、5V電源回路34から電流が供
給されるようになっている。マイクロコンピュータ31
は、コイル33への電流の供給を制御することにより、
ブレーキ用リレーRYをオン/オフする。
【0022】また、交流電源30には、電源ゼロクロス
検知回路36がコンデンサモータMに並列に接続されて
いる。電源ゼロクロス検知回路36は、交流電源30の
出力波形のゼロクロス点を検知するためのもので、その
出力は、マイクロコンピュータ31に入力されるように
なっている。さらに、交流電源30には、マイクロコン
ピュータ31に対して駆動電圧を供給するための5V電
源回路34が接続されている。5V電源回路34は、交
流電源30の100Vの電圧を5Vまで降下させ、その
結果生成された5Vの電圧をマイクロコンピュータ31
に駆動電圧として供給する。
【0023】マイクロコンピュータ31は、この5V電
源回路34から電力が供給されることにより、トライア
ックTRのオン/オフ制御、およびブレーキ用リレーR
Yのオン/オフ制御などを実行する。このうち、ブレー
キ用リレーRYのオン/オフ制御は、一時停止キー5b
からマイクロコンピュータ31に与えられる一時停止信
号を参照して行われる。
【0024】図4は、脱水行程時における処理の流れを
示すフローチャートであり、図5は、コンデンサモータ
Mに電磁ブレーキをかける際の波形図である。以下で
は、図4および図5を参照して脱水行程における動作に
ついて詳述する。脱水行程が行われる場合、マイクロコ
ンピュータ31は、コンデンサモータMを一方向に高速
回転させる(ステップS1)。すなわち、トライアック
TRにゲート信号を連続的に供給する。その結果、コン
デンサモータMの主巻線L1に交流電源30の出力(図
5(a) )に同期した交流電流が流れるとともに、上記交
流電流よりも位相の進んだ交流電流が補助巻線L2に流
れる。これにより、コンデンサモータMの回転が開始さ
れる。
【0025】その後、マイクロコンピュータ31は、一
時停止キー5bから一時停止信号が出力されたか否かを
判別する(ステップS2)。一時停止信号が出力されて
いなければ、続いて所定の脱水時間が経過したか否かを
判別する(ステップS3)。脱水時間がまだ経過してい
なければ、上記ステップS2に移行し、上述の処理を繰
り返し実行する。
【0026】一時停止信号が出力された、または一時停
止信号が出力されないまま脱水時間が経過した場合に
は、マイクロコンピュータ31は、コンデンサモータM
に電磁ブレーキをかけるために、コンデンサモータMに
半波整流波を供給する(ステップS4)。具体的には、
電源ゼロクロス検知回路36の出力(図5(b) )を参照
し、周期的なゼロクロス点に対して2回に1回の割合で
同期したゲート信号をトライアックTRに供給する(図
5(c) )。その結果、主巻線L1には半波整流波が供給
される(図5(d) )。また、マイクロコンピュータ31
は、ブレーキ用リレーRYをオフする(ステップS
5)。その結果、補助巻線L2およびコンデンサCの直
列回路が交流電源30から切り離される。これにより、
コンデンサモータMは、直流が印加されたのと同等の状
態となるから、コンデンサモータMに対して電磁ブレー
キがかけられる。
【0027】マイクロコンピュータ31は、コンデンサ
モータMに電磁ブレーキをかけた後、所定のタイミング
で、ゲート信号の出力を停止する(ステップS6)。そ
の結果、コンデンサモータMへの通電が遮断される。こ
のとき、コンデンサモータMには前もってブレーキがか
けられているから、コンデンサモータMは通電遮断後短
時間で完全に停止する。その結果、回転ドラム3の回転
も短時間で停止する。
【0028】以上のようにこの実施形態によれば、コン
デンサモータMに供給すべき電流を半波整流するととも
に、補助巻線L2への通電を遮断しているから、コンデ
ンサモータMに電磁ブレーキをかけることができる。し
たがって、コンデンサモータMおよび回転ドラム3の回
転を速やかに停止させることができる。そのため、たと
えば、ドアロック機構を回転ドラム3の回転停止後速や
かにロック解除するものとしておけば、回転ドラム3の
回転停止後速やかにドア4を開けることができるように
なる。その結果、使い勝手が向上する。
【0029】なお、上述のようなドアロック機構として
は、たとえばコンデンサモータMが通電されている場合
にはドア4をロックし、コンデンサモータMへの通電が
遮断された場合には変形してドア4のロック状態を解除
するように、上記脱水回路に関連して設けられたバイメ
タルを含むものを考えることができる。しかも、コンデ
ンサモータMに電磁ブレーキをかけるのに、交直変換回
路のような複雑な回路を備えているわけではなく、電流
を半波整流し、かつブレーキ用リレーRYをオフしてい
るだけであるから、構成が非常に簡単で済む。
【0030】この発明の実施形態の説明は以上のとおり
であるが、この発明は上述の実施形態に限定されるもの
ではない。たとえば上記実施形態では、本発明をドラム
式洗濯機に適用する場合を例にとっているが、本発明
は、コンデンサモータを駆動源とする他の方式の洗濯
機、たとえば渦巻き式の全自動洗濯機にも適用すること
ができる。この場合、マイクロコンピュータ31がコン
デンサモータMに電磁ブレーキをかけるための条件とし
て、上記脱水時間が経過したこと、および脱水の一時停
止キー5bがオンされたことに加えて、たとえば蓋2が
開けられたことを含めることが好ましい。
【0031】また、上記実施形態では、この発明を全自
動洗濯機に適用する場合を例にとって説明しているが、
この発明の脱水装置はいわゆる2槽式洗濯機にも容易に
適用することができる。また、脱水装置単独の構成とし
てもよいことは言うまでもない。さらに、上記実施形態
では、この発明を洗濯機に適用する場合を例にとって説
明しているが、この発明は、たとえば衣類乾燥機に備え
られる回転ドラムを駆動するためのコンデンサモータを
制御する場合においても適用可能である。すなわち、衣
類乾燥機においても、ドアが開けられた状態で回転ドラ
ムが回転しているのは好ましくなく、ドアが開けられた
場合には回転ドラムを速やかに停止させる必要があるか
らである。
【0032】その他、特許請求の範囲に記載された範囲
で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態としてのドラム式洗濯機
の外観構成を示す正面図である。
【図2】ドラム式洗濯機の背面側から見た内部構成を示
す断面図である。
【図3】脱水行程を行うためのコンデンサモータの駆動
回路を示すブロック図である。
【図4】脱水行程時における処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図5】コンデンサモータに電磁ブレーキをかける際の
波形図である。
【符号の説明】
3 回転ドラム 5b 一時停止キー 30 交流電源 31 マイクロコンピュータ M コンデンサモータ L1 主巻線 L2 補助巻線 C コンデンサ RY ブレーキ用リレー TR トライアック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主巻線ならびにこの主巻線に対して補助巻
    線およびコンデンサの直列回路が並列に接続された並列
    回路を有し、単相交流電源から電力が供給されることに
    より回転体を回転させるための駆動力を発生するコンデ
    ンサモータの制御回路であって、 上記単相交流電源から上記並列回路への通電を制御する
    ゲート手段と、 上記直列回路に挿入されたスイッチング手段と、 制動信号が与えられたことに応答して、上記ゲート手段
    を制御して半波整流を行うとともに、上記スイッチング
    手段を開いて上記直列回路を上記単相交流電源から切り
    離す制御手段とを含むことを特徴とするコンデンサモー
    タの制御回路。
  2. 【請求項2】上記ゲート手段は、トライアックを含むも
    のであることを特徴とする請求項1記載のコンデンサモ
    ータの制御回路。
  3. 【請求項3】脱水する洗濯物を入れる容器と、 この容器を高速回転させて遠心力で脱水処理を行わせる
    駆動装置とを有する脱水装置であって、 上記駆動装置は、 主巻線ならびにこの主巻線に対して補助巻線およびコン
    デンサの直列回路が並列に接続された並列回路を有し、
    単相交流電源から電力が供給されることにより回転体を
    回転させるための駆動力を発生するコンデンサモータ
    と、 このコンデンサモータを制御するための上記請求項1ま
    たは請求項2記載のコンデンサモータの制御回路とを含
    むものであることを特徴とする脱水装置。
  4. 【請求項4】上記制動信号は、マニュアル操作されるこ
    とにより与えられる停止信号、予め定める脱水時間が経
    過したことに応答して与えられる停止信号、または、蓋
    が開けられたことに応答して与えられる停止信号である
    ことを特徴とする請求項3記載の脱水装置。
  5. 【請求項5】上記容器は、回転軸が水平方向に延びるド
    ラム状のものであり、 上記容器の一端側に関連して取り付けられた蓋と、 この蓋をロックするためのロック手段とをさらに含み、 上記ロック手段は、上記コンデンサモータにブレーキが
    かけられ、上記容器が停止した後に、上記蓋のロック状
    態を解除するものであることを特徴とする請求項3記載
    の脱水装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010000280A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Panasonic Corp 食器洗い機
WO2015008486A1 (ja) * 2013-07-18 2015-01-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機
JP2015159652A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 インバータ装置およびこれを備えた洗濯機
JP2015156934A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機
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