JPH1155704A - 無線選択呼出受信機 - Google Patents

無線選択呼出受信機

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JPH1155704A
JPH1155704A JP9208094A JP20809497A JPH1155704A JP H1155704 A JPH1155704 A JP H1155704A JP 9208094 A JP9208094 A JP 9208094A JP 20809497 A JP20809497 A JP 20809497A JP H1155704 A JPH1155704 A JP H1155704A
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JP
Japan
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reception
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Application number
JP9208094A
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English (en)
Inventor
Choji Sugai
長史 菅井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 RDS方式のページャシステムにおいて、同
調移行後に発生する受信ミスの誤検出を回避し、受信ミ
スしたデータの再送信要求を簡略化し、送信後に送信者
自らがデータを変更できる無線選択呼出受信機を提供す
ること。 【解決手段】 受信ミス検出機能を有する無線選択呼出
受信機が受信ミスを検出する場合に、データ取り出し手
段により取り出されたカウンタ値と、予め設定された複
数の無線選択呼出基地局の送信時間の差を示すカウンタ
幅の値を比較し、カウンタ値がカウンタ幅より小さけれ
ば受信ミスとは判定せず受信ミスの誤検出を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線選択呼出受信機
に関し、より詳細には無線選択呼出基地局が送信する、
所定の信号を送信する度に値が変化するカウンタ値とメ
ッセージと選択呼出番号とを有する信号を受信する無線
選択呼出受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、無線選択呼出受信機(以下、ペー
ジャ受信機と記す)は様々な方式で実用化されている。
以下、従来のページャ受信機とその基本動作について説
明する。
【0003】無線選択呼出基地局(以下、ページャ基地
局と記す)は呼出番号とメッセージデータを含む変調信
号の送信を行う。ページャ受信機は送信された変調信号
を受信して復調することにより呼出番号を取り出す。次
に取り出された呼出番号と、予め記憶されているそのペ
ージャ受信機に固有の呼出番号とを比較し、一致すると
受信したメッセージデータを記憶する。同時に表示器や
ブザー音により呼出動作を行う。ページャ受信機の受信
ミスをさけるためにページャ基地局は複数回連続して同
じメッセージを送信することもある。以下、従来のペー
ジャ受信機の構成と動作について説明する。
【0004】図16は従来のページャ受信機の構成を示
すブロック図である。図において受信部1は呼出番号照
合部3、メッセージ取得スイッチ(以下メッセージ取得
SWと記す)4、メッセージブロック終了認識部5に接
続されている。呼出番号記憶部2は呼出番号照合部に接
続されている。データ取り出し部6の入力端はメッセー
ジ取得SW4に接続され出力端は呼出データ記憶部7に
接続されている。呼出データ記憶部7は通知部8、受信
ミス検出部9に接続され、受信ミス検出部9は受信ミス
履歴記憶部10に接続されている。
【0005】図17は従来のページャ基地局が送信する
メッセージブロック50の信号フォーマットを簡略化し
た図である。図18は呼出データ記憶部7の受信成功時
の記憶内容例を示す図である。前回受信データ55は前
回受信したカウンタ情報とメッセージデータを含んでい
る。今回受信データ56は受信したカウンタ情報とメッ
セージデータを含んでいる。
【0006】図19は呼出データ記憶部7の受信失敗時
の記憶内容例を示す図である。前回受信データ55’は
前回受信したカウンタ情報とメッセージデータである。
今回受信データ56’は今回受信したカウンタ情報とメ
ッセージデータである。図20は受信ミス履歴記憶部1
0の記憶内容例を示す図である。図21はページャ基地
局の送信状態の内容を時系列に示した図である。図22
は図21における第1のページャ基地局60及び第2の
ページャ基地局62が送信するデータの内容を示す図で
ある。
【0007】ページャ基地局はページャ受信機を特定す
る図17に示す選択呼出番号51、再送信判別情報5
2、カウンタ情報53、メッセージデータ54、をひと
つのブロックとしたメッセージブロック50の変調出力
を送信する。カウンタ情報53は互いに同じ選択呼出番
号51を有し異なるメッセージデータを含むメッセージ
ブロック50を出力する度に1づつ加算され、予め設定
されている最大値以上になると再び初期値から加算す
る。再送信判別情報52は再送信時にセットされる情報
である。
【0008】図16において受信部1はページャ基地局
が送信した信号を受信し、図17に示すメッセージブロ
ック50の内容を図16の各ブロックで認識できるよう
に復調動作を行う。受信部1で復調されたデータは呼出
番号照合部3とメッセージブロック終了認識部5とメッ
セージ取得SW4に入力される。呼出番号照合部3は復
調されたデータの選択呼出番号51と予め呼出番号記憶
部2に記憶されている呼出番号を比較照合し、一致する
とメッセージ取得SW4を有効にする。その結果データ
取り出し部6に復調されたデータが入力される。データ
取り出し部6は入力されたデータであるメッセージブロ
ック50のカウンタ情報53とメッセージデータ54を
取り出し呼出データ記憶部7に記憶する。メッセージブ
ロック終了認識部5はメッセージブロック50の最終デ
ータまで受信するとメッセージ取得SW4を無効にす
る。上述の動作により、呼出番号照合部3によってメッ
セージ取得SW4が有効にされた時点からメッセージブ
ロック終了認識部5によってメッセージ取得SW4が無
効になる時点までに受信データは呼出データ記憶部7に
記憶される。呼出データ記憶部7は図18に示すように
前回受信したカウンタ情報”1”を記憶している。
【0009】受信ミス検出部9は呼出データ記憶部7の
前回受信データ55と今回受信データ56のカウンタ情
報を比較し、図18に示すように、前回受信データ55
のカウンタ情報”1”に1を加算した値”2”と今回受
信データ56のカウンタ情報”2”の値が同じであれば
過去の受信は完全で成功であったと判断する。
【0010】一方、図19に示すように、前回受信デー
タ55’のカウンタ情報”1”に1を加算した値”2”
と今回受信データ56’のカウンタ情報の値”3”が異
なる場合は、過去に受信ミスが発生したと判断し通知部
8に受信ミスの通知命令を出力する。また、受信ミス検
出部9は受信ミス履歴記憶部10に、受信したカウンタ
情報”3”の指し示す受信結果情報58の値として1を
セットする。図20に示す受信ミス履歴記憶部10の記
憶例では、履歴カウンタ57の値3が指し示す受信結果
情報58として1をセットする。すでに受信したデータ
が再送信された場合は受信ミス履歴記憶部10の内容と
再送信時にセットされるメッセージブロック50の再送
信判別情報52を比較することで重複した受信を行われ
ないようになっている。
【0011】FM放送波のサブキヤリアに情報を重畳し
て送信するRDS方式のページャシステムでは、ページ
ャ受信機が移動して、ページャ基地局としてのあるFM
局のエリアから別のFM局のエリアへ移った場合、その
別のFM局の電波を受信するために同調しなおすいわゆ
る「同調移行」を行わなければならない。次に周波数の
異なるページャ基地局に同調可能なページャ受信機の同
調移行が行われる時の受信動作について説明する。図2
1においてページャ基地局60に同調し、受信動作をし
ていたページャ受信機が同調移行開始時刻59からペー
ジャ基地局62に同調移行を始める。そして同調移行終
了時刻61においてページャ基地局62への同調を完了
し受信動作を始める。
【0012】各ページャ基地局はそれぞれ「内部時間」
を持っており、データを送信する送信サイクルはこの内
部時間に基づいて制御されている。内部時間は各ページ
ャ基地局の時計によって規定されているので、各ページ
ャ基地局間の時計に誤差が存在すると、それぞれの内部
時間にも差が生じる。そのため、他のページャ基地局に
同調移行したページャ受信機の受信データは両ページャ
基地局の内部時間の差による送信時間差64を含んで受
信される。例えば、ページャ基地局60から送信された
カウンタ情報1を示すデータ1とカウンタ情報2を示す
データ2を受信後、送信時間差64を有するページャ基
地局62に同調移行すると、図21に示すように、2つ
のページャ基地局から同じデータを再度受信することに
なる。すなわち、すでに受信しているカウンタ情報1の
データ1とカウンタ情報2のデータ2を再度受信してし
まう。その結果カウンタ情報の連続する自然数に基づい
て受信ミスを検出する事が不可能となる。すなわちすで
に受信しているにもかかわらずページャ受信機の受信結
果のカウンタ情報は1→2→1となるので連続性が崩
れ、カウンタ情報3以後のデータ受信をミスと判断し、
受信ミスの誤検出を生じる。
【0013】受信ミスをした場合は、そのデータを再送
信するようページャ基地局に要求する必要がある。受信
ミスしたデータをページャ基地局に再送信するように要
求する場合には受信ミス履歴の情報を受信者自らが参照
した後、ページャ基地局へ電話などで連絡して再送信を
要求する方法がとられていた。また、送信者が受信者に
データを送信した後に、送信者自らが受信者に受信され
たデータを削除したり変更したりする編集機能がなかっ
た。従って誤って送信してしまったデータを取り消すこ
となどが不可能であった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線選択呼出受
信機においては、上記のように、複数の無線選択基地局
に同調可能な無線選択呼出受信機が同調移行後にメッセ
ージブロックを受信した時に受信ミスの誤検出が生ずる
欠点があった。また受信ミスしたデータの再送信要求時
の操作が複雑であった。更に送信してしまったデータを
送信者自らが変更することができない欠点があった。
【0015】本発明は同調移行後に発生する受信ミスの
誤検出を回避するとともに、受信ミスしたデータの再送
信要求を簡略化し、かつ送信後に送信者自らがすでに送
信したデータを変更できる無線選択呼出受信機を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線選択呼出
基地局が送信する少なくとも選択呼出番号と、同じ選択
呼出番号に対して異なる内容のデータを出力する度にカ
ウンタ値が連続的に変化するカウンタ情報と、選択呼出
番号に対するデータとを含む変調信号を受信して復調
し、受信した選択呼出番号と予め記憶されている自己選
択呼出番号とが一致する場合にデータに基づく表示を行
う無線選択呼出受信機であって、受信したデータの内容
毎にデータを取り出すデータ取り出し手段と、データ取
り出し手段により取り出されたカウンタの値とデータを
記憶する呼出データ記憶手段と、複数の無線選択呼出基
地局の送信時間の差を示す受信カウンタ幅を予め記憶す
る受信カウンタ幅記憶手段と、呼出データ記憶手段に記
憶されている最後に受信したカウンタ値と新たに受信し
たカウンタ値とを比較し、更に前記最後に受信したカウ
ント値と新たに受信したカウント値の差を受信カウンタ
幅記憶手段に記憶した値と比較し前回メッセージが着信
不能であったかどうかを判定する受信ミス検出手段と、
受信ミス検出手段により検出された受信ミスの履歴を記
憶する受信ミス履歴記憶手段と、受信ミス検出手段の結
果を通知する通知手段とから構成されている。
【0017】これにより同調移行後の、複数の無線選択
呼出基地局の送信時間差によって、発生する受信ミスの
誤検出を防ぐ事ができ良好な同調移行が可能な無線選択
呼出受信機で良好な受信ミス検出機能が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、無線選択呼出基地局が送信する少なくとも選択呼出
番号と、同じ前記選択呼出番号に対して異なる内容のデ
ータを出力する度にカウンタ値が連続的に変化するカウ
ンタ情報と、前記選択呼出番号に対する前記データとを
含む変調信号を受信して復調し、受信した前記選択呼出
番号と予め記憶されている自己選択呼出番号とが一致す
る場合に前記データに基づく表示を行う無線選択呼出受
信機であって、受信した前記データの内容毎にデータを
取り出すデータ取り出し手段と、前記データ取り出し手
段により取り出された前記カウンタの値と前記データを
記憶する呼出データ記憶手段と、予め複数の無線選択呼
出基地局の送信時間の差を示す受信カウンタ幅を記憶す
る受信カウンタ幅記憶手段と、前記呼出データ記憶手段
に記憶されている最後に受信したカウンタ値と新たに受
信したカウンタ値を比較し更に前記最後に受信したカウ
ント値と新たに受信したカウント値の差を前記受信カウ
ンタ幅記憶手段に記憶した値と比較し前回メッセージが
着信不能であったかを判定する受信ミス検出手段と、前
記受信ミス検出手段により検出された受信ミスの履歴を
記憶する受信ミス履歴記憶手段と、前記受信ミス検出手
段の結果を通知する通知手段とを備えている。
【0019】これによって受信ミス検出手段が検出した
前回受信したカウンタ値と今回受信したカウンタ値の差
が、受信カウンタ幅記憶手段に記憶してあるカウンタ幅
より小さければたとえカウント値に連続性がなくとも受
信ミスとは判定しない。
【0020】本発明の請求項2に記載の発明は、無線選
択呼出基地局が送信する少なくとも選択呼出番号と、同
じ前記選択呼出番号に対して異なるデータを出力する度
にカウンタ値が連続的に変化するカウンタ情報と、前記
選択呼出番号に対する前記データとを含む変調信号を受
信して復調し、受信した前記選択呼出番号と予め記憶さ
れている自己選択呼出番号とが一致する場合に前記デー
タに基づく表示を行う無線選択呼出受信機であって、D
TMF信号を生成するDTMF生成手段と、前記DTM
F生成手段で生成されたDTMF信号を出力するスピー
カ手段と前記受信ミス履歴記憶手段の内容を整理し前記
DTMF出力手段を制御する受信ミス結果出力制御手段
と、前記受信ミス結果出力制御手段の動作を操作する受
信ミス結果出力操作手段とを備えている。
【0021】これによって受信ミス結果出力制御手段は
受信ミス履歴記憶手段に記憶してある受信ミス結果をD
TMF信号によって出力する作用を有する。
【0022】本発明の請求項3に記載の発明は、無線選
択呼出基地局が、少なくとも選択呼出番号と、同じ前記
選択呼出番号に対して異なるデータを出力する度にカウ
ンタ値が連続的に変化するカウンタ情報と、前記選択呼
出番号に対する前記データを含む変調信号を受信して復
調し、受信した前記選択呼出番号と予め記憶されている
自己選択呼出番号とが一致する場合に前記データに基づ
く表示を行う無線選択呼出受信機であって、前記データ
のなかの特定の制御コードを判定する制御コード判定手
段と、前記制御コード判定手段の判定結果によって前記
受信データ記憶手段に記憶した受信した呼出カウンタの
指し示す呼出データを変更する呼出データ編集手段を備
えている。
【0023】これによって受信したデータより制御コー
ド判定手段で制御コードを判定すると呼出データ編集手
段が呼出データ記憶手段に記憶してあるカウンタ情報が
指し示すデータを制御コードの内容によって編集する。
【0024】《実施例》以下、本発明の実施例につい
て、図1ないし図15を用いて説明する。 《実施例1》図1ないし図4を参照して実施例1を説明
する。図1は本発明の実施例1の無線選択呼出受信機の
構成を示すブロック図である。同図において受信部1の
出力端は、呼出番号照合部3、メッセージ取得SW4及
びメッセージブロック終了認識部5の各入力端に接続さ
れている。呼出番号記憶部2は呼出番号照合部3に接続
されている。メッセージ取得スイッチ(以下、メッセー
ジ取得SWと記す)4の出力端はデータ取り出し部6の
入力端に接続されている。データ取り出し部6の2つの
出力端はそれぞれ呼出データ記憶部7及び受信ミス検出
制御部11の入力端に接続されている。呼出データ記憶
部7の2つの出力端はそれぞれ通知部8と受信ミス検出
部9に接続されている。受信ミス制御部11の出力端は
受信ミス検出部9の入力端に接続されている。受信ミス
検出部9の出力端は受信ミス履歴記録部10と通知部8
に接続されている。受信カウンタ幅記憶部12は受信ミ
ス検出制御部11に接続されている。
【0025】図2は呼出データ記憶部7の受信成功時の
記憶内容例を示す図である。前前回受信データ21は前
前回受信したカウンタ情報とメッセージデータである。
前回受信データ22は前回受信したカウンタ情報とメッ
セージデータである。今回受信データ23は今回受信し
たカウンタ情報とメッセージデータである。図3は同調
移行後に重複して情報を受信した時の呼出データ記憶部
7の内容例を示す図である。図4の(a)は受信ミスを
検出するときの呼出データ記憶部7の記憶内容例を示す
図である。図4の(b)は受信ミス履歴記憶部10の記
憶内容例を示す図である。
【0026】無線選択呼出基地局は図17に示す選択呼
出番号51、再送信判別情報52、カウンタ情報53及
びメッセージデータ54をひとつのブロックとしたメッ
セージブロック50の変調出力を送信する。カウンタ情
報53の値は同じ選択呼出番号51を有し、異なるデー
タを含むメッセージブロック50が出力される度に1づ
つ加算され、予め設定されている最大値(例えば25
5)以上になると再び初期値に戻って加算を始める。再
送信判別情報52は再送信時にセットされる情報であ
る。
【0027】図1において受信手段1は無線選択呼出基
地局が送信した信号を受信し、図17に示すメッセージ
ブロック50の内容を図1の各ブロックで認識できるよ
うに復調動作を行う。受信部1で復調されたデータは呼
出番号照合部3とメッセージブロック終了認識部5とメ
ッセージ取得SW4に入力される。呼出番号照合部3は
復調されたデータの選択呼出番号51と予め呼出番号記
憶部2に記憶されている当無線選択呼出受信機を特定す
る呼出番号とを比較照合し、一致するとメッセージ取得
SW4を有効にする。その結果データ取り出し部6に復
調されたデータが入力される。データ取り出し部6は入
力されたデータであるメッセージブロック50のカウン
タ情報53とメッセージデータ54を取り出し呼出デー
タ記憶部7に記憶する。メッセージブロック終了認識部
5はメッセージブロック50の最終データまで受信する
とメッセージ取得SW4を無効にする。上述の動作によ
り、呼出番号照合部3によってメッセージ取得SW4が
有効になった時点から、メッセージブロック終了認識部
5によってメッセージ取得SW4が無効になる時点まで
に、受信データは呼出データ記憶部7に記憶される。
【0028】呼出データ記憶部7は図2に示すようにす
でに受信した前前回及び前回のカウンタ情報とメッセー
ジデータも記憶している。更に受信ミス検出制御部11
には前回受信したカウンタ情報が記憶されている。受信
カウンタ幅記憶部12にはカウンタ幅が記憶されてい
る。カウンタ幅の値は図21に示す同調移行時間63内
に送信可能なメッセージブロック50の最大数で表され
る。
【0029】受信ミス検出制御部11は今回受信したカ
ウンタ情報とすでに記憶しているカウンタ情報を比較し
図2に示すように整数値の漸増に連続性があれば受信ミ
ス検出部9を通常の動作をするように制御する。一方、
図3に示すようにカウンタ情報の値の漸増に連続性が無
い場合は、今回受信したカウンタ値と前回受信したカウ
ンタ値の差である第1の連続差と、受信カウンタ幅記憶
部12にあらかじめ記憶してあるカウンタ値とを比較す
る。その結果前記第1の連続差の方が大きければ同じメ
ッセージブロックが重複して受信されていると判定し、
受信ミス検出部9の動作を無効にする。連続差の求め方
を以下に説明する。カウンタの最大値が255の場合の
カウンタ値の変化は1→2→3・・・254→255→
1→2・・・となるが図3の例ではカウンタ値が1→2
→1であるので、カウンタ値は1→2→3→4・・・2
55→1と1回循環して1に戻ったことを示している。
従って連続差は3から255までの値の252となる。
ここで受信カウンタ幅記憶部12に記憶しているカウン
タ値が10であった場合にはこのカウンタ値10は連続
差252より小さいので同じメッセージブロックが重複
して受信されていると判定して受信ミス検出制御部11
は受信ミス検出部9の動作を無効にする。図4の(a)
に示す例では今回受信データ23’のカウンタ情報のカ
ウント値は11である。従って連続差は11と2の差の
9であり、 受信カウンタ幅記憶部12の値10より小
さいので受信ミスが生じており受信ミス検出制御部9の
動作を有効にする。
【0030】受信ミス検出部9は前回受信データのカウ
ンタ情報に1を加算した値と、今回受信データのカウン
タ情報の値を比較し、異なる場合は過去に受信ミスが発
生したと判断し通知部8に受信ミスの通知命令を出力す
る。また、受信ミス検出部9は受信ミス履歴記憶部10
に、受信したカウンタ値の指し示す受信結果情報25の
値として1をセットする。図4の(b)に示す受信ミス
履歴記憶部10の例では履歴カウンタ24のカウンタ値
3が指し示す受信結果情報25の値として1をセットす
る。次にすでに受信したデータが再送信された場合は受
信ミス履歴記憶部10の内容と再送信時にセットされる
再送信判別情報52を比較することにより重複した受信
を行わないようにできる。実施例1によれば、複数の無
線選択呼出基地局に同調可能な無線選択呼出受信機が他
の無線選択呼出基地局のエリア内に移動したときに生じ
る受信ミスの誤検出を防止することができる。
【0031】《実施例2》図5ないし図7を参照して実
施例2を説明する。図5は本発明の実施例2の無線選択
呼出受信機の構成を示すブロック図である。同図におい
て受信部1の出力端は、呼出番号照合部3、メッセージ
取得SW4及びメッセージブロック終了認識部5の各入
力端に接続されている。呼出番号記憶部2は呼出番号照
合部3に接続されている。メッセージ取得スイッチ(以
下、メッセージ取得SWと記す)4の出力端はデータ取
り出し部6の入力端に接続されている。データ取り出し
部6の2つの出力端はそれぞれ呼出データ記憶部7及び
受信ミス検出制御部11の入力端に接続されている。呼
出データ記憶部7の2つの出力端はそれぞれ通知部8と
受信ミス検出部9に接続されている。受信ミス制御部1
1の出力端は受信ミス検出部9の入力端に接続されてい
る。受信ミス検出部9の出力端は受信ミス履歴記録部1
0と通知部8に接続されている。受信カウンタ幅記憶部
12は受信ミス検出制御部11に接続されている。受信
ミス履歴記憶部10の出力端は受信ミス結果出力制御部
15に接続されている。受信ミス結果出力制御部15の
出力端はDTMF発生部16の入力端に接続され、その
出力端はスピーカ部14に接続されている。受信ミス出
力操作部13が受信ミス結果出力制御部15に接続され
ている。
【0032】図6は呼出データ記憶部7の受信失敗時の
記憶内容例を示す図である。前前回受信データ26は前
前回受信したカウンタ情報とメッセージデータである。
前回受信データ27は前回受信したカウンタ情報とメッ
セージデータである。今回受信データ28は今回受信し
たカウンタ情報とメッセージデータである。
【0033】図7は受信ミス履歴記憶部10の記憶内容
例を示す図である。無線選択呼出基地局は、図17に示
す選択呼出番号51、再送信判別情報52、カウンタ情
報53及びメッセージデータ54をひとつのブロックと
したメッセージブロック50の変調出力を送信する。カ
ウンタ情報53の値は、同じ選択呼出番号51を有し異
なるデータを含むメッセージブロック50が出力される
度に1づつ加算され、予め設定されている最大値以上に
なると再び初期値に戻って加算を始める。再送信判別情
報52は再送信時にセットされる情報である。
【0034】図5において受信手段1は無線選択呼出基
地局が送信した信号を受信し、図17に示すメッセージ
ブロック50の内容を図5の各ブロックで認識できるよ
うに復調動作を行う。受信部1で復調されたデータは呼
出番号照合部3とメッセージブロック終了認識部5とメ
ッセージ取得SW4に入力される。呼出番号照合部3は
復調されたデータの選択呼出番号51と予め呼出番号記
憶部2に記憶されている呼出番号を比較照合し、一致す
るとメッセージ取得SW4を有効にする。その結果デー
タ取り出し部6に復調されたデータが入力される。デー
タ取り出し部6は入力されたデータとなるメッセージブ
ロック50のカウンタ情報53とメッセージデータ54
を取り出し呼出データ記憶部7に記憶する。メッセージ
ブロック終了認識部5はメッセージブロック50の最終
データまで受信するとメッセージ取得SW4を無効にす
る。上述の動作により、呼出番号照合部3によってメッ
セージ取得SW4が有効にされた時点から、メッセージ
ブロック終了認識部5によってメッセージ取得SW4が
無効になる時点までに、受信データは呼出データ記憶部
7に記憶される。
【0035】呼出データ記憶部7は図6に示すようにす
でに受信した前前回及び前回のカウンタ情報とメッセー
ジデータも記憶している。受信ミス検出部9は、前回受
信データ27のカウンタ情報の値に1を加算した値と今
回受信データ28のカウンタ情報の値が異なる場合は、
過去に受信ミスが発生したと判断し、通知部8に受信ミ
スの通知命令を出力する。また、受信ミス検出部9は受
信ミス履歴記憶部10に、受信したカウンタ値の指し示
す受信結果情報30の値として1をセットする。図6に
示す呼出データ記憶部7の記憶内容の場合では、今回受
信データ28のカウンタ情報の値は4である。図7に示
す受信ミス履歴記憶部10の記憶内容の例では履歴カウ
ンタ29の値4が指し示す受信結果情報30の値として
1をセットする。このような場合には受信結果情報30
のカウンタ情報の値に連続性がないために履歴カウンタ
29のカウンタ情報の値3のデータが受信失敗であると
判断し通知部8に受信ミスの通知命令を出力する。すで
に受信したデータが再送信された場合は受信ミス履歴記
憶部10の内容と再送信時にセットされる再送信判別情
報52を比較することで重複した受信を行わない。更に受
信ミス検出制御部11には前回受信したカウンタ情報が
記憶されている。受信カウンタ幅記憶部12にはカウン
タ幅が記憶されている。カウンタ幅の値は図21に示す
同調移行時間63内に送信可能なメッセージブロック5
0の最大数で表される。受信ミス検出制御部11は今回
受信したカウンタ情報とすでに記憶しているカウンタ情
報を比較し図2に示すように整数値の漸増に連続性があ
れば受信ミス検出部9を通常の動作をするように制御す
る。一方、図3に示すようにカウンタ情報の値の漸増に
連続性が無い場合は、今回受信したカウンタ値と前回受
信したカウンタ値の差である第1の連続差と、受信カウ
ンタ幅記憶部12にあらかじめ記憶してあるカウンタ値
とを比較する。以後の動作の詳細は実施例1の場合と同
様であるので重複する説明を省略する。
【0036】無線選択呼出受信機の使用者が受信ミスし
たデータを再受信したい場合は、使用者自らが受信ミス
出力操作部13を操作すると受信ミス結果出力制御部1
5が動作を開始する。受信ミス結果出力制御部15は、
図7に示す受信ミス履歴記憶部10の受信結果情報30
が受信ミスを示している履歴カウンタ29のデータを検
索する。次に、検索したカウンタ情報と呼出番号記憶部
2に記憶してある呼出番号をDTMF (Dial tone mult
iple frequency) 発生部16に出力する。DTMF発生
部16はカウンタ情報と呼出番号をDTMFトーン信号
に変換し、スピーカ部14に出力する。スピーカ部14
の発するDTMFトーン信号音を電話の受話器のマイク
ロフォンに与えてDTMFトーン信号を電話回線を介し
て無線選択呼出基地局に送る。DTMFトーン信号を受
信した無線選択呼出基地局は受信ミスをしたカウンタ情
報と呼出番号から、既に記録されている送信履歴を調べ
て、送信したメッセージ情報を検索し、図17に示すメ
ッセージブロック50の再送信判別情報52をセットし
て再送信する。実施例2によれば、複数の無線選択呼出
基地局に同調可能な無線選択呼出受信機が他の無線選択
呼出基地局のエリア内に移動したときに生じる受信ミス
の誤検出を防止することができる。受信ミスが生じたと
きは、受信ミスをしたデータの再送信の依頼をDTMF
トーン信号を送信する簡単な操作で行うことができる。
そしてDTMFトーン信号を受信した無線選択呼出基地
局は自動的に受信ミスしたメッセージ情報を送信するの
で、再送信が効率的に行われる。
【0037】《実施例3》図8ないし図15を参照して
実施例3を説明する。図8は本発明の実施例3の無線選
択呼出受信機の構成を示すブロック図である。同図にお
いて受信部1の出力端は、呼出番号照合部3、メッセー
ジ取得SW4及びメッセージブロック終了認識部5の各
入力端に接続されている。呼出番号記憶部2は呼出番号
照合部3に接続されている。メッセージ取得スイッチ
(以下、メッセージ取得SWと記す)4の出力端はデー
タ取り出し部6の入力端に接続されている。データ取り
出し部6の2つの出力端はそれぞれ呼出データ記憶部7
及び受信ミス検出制御部11の入力端に接続されてい
る。呼出データ記憶部7の2つの出力端はそれぞれ通知
部8と受信ミス検出部9に接続されている。受信ミス制
御部11の出力端は受信ミス検出部9の入力端に接続さ
れている。受信ミス検出部9の出力端は受信ミス履歴記
録部10と通知部8に接続されている。受信カウンタ幅
記憶部12は受信ミス検出制御部11に接続されてい
る。制御コード判定部17の入力端に接続されている。
制御コード判定部17の出力端は、呼出データ編集部1
8の入力端に接続されている。呼出データ編集部18の
出力端は呼出データ記憶部7の入力端に接続されてい
る。呼出データ記憶部7の2つの出力端はそれぞれ通知
部8と受信ミス検出部9の入力端に接続されている。受
信ミス検出部9の2つの出力端はそれぞれ通知部8と受
信ミス履歴記憶部10に接続されている。
【0038】図9は無線選択呼出基地局が送信する信号
フォーマットを簡略化した図である。図10は制御コー
ドと制御内容を示す対照表である。図11は呼出データ
記憶部の受信成功時の記憶内容例を示す図である。前前
回受信データ37は前前回受信したカウンタ情報とメッ
セージデータである。前回受信データ38は前回受信し
たカウンタ情報とメッセージデータである。今回受信デ
ータ39は今回受信したカウンタ情報とメッセージデー
タである。図12は呼出データ記憶部7の記憶内容に追
加制御を施した後の記憶内容例を示す図である。前前回
受信データ40は前前回受信したカウンタ情報とメッセ
ージデータである。前回受信データ41は前回受信した
カウンタ情報とメッセージデータである。今回受信デー
タ42は今回受信したカウンタ情報とメッセージデータ
である。図13は呼出データ記憶部7の内容を削除する
ように制御した後の内容例を示す図である。前回受信デ
ータ43は前回受信したカウンタ情報とメッセージデー
タである。今回受信データ44は今回受信したカウンタ
情報とメッセージデータである。図14は呼出データ記
憶部の内容を変更するように制御した後の内容例を示す
図である。前前回受信データ45は前前回受信したカウ
ンタ情報とメッセージデータである。前回受信データ4
6は前回受信したカウンタ情報とメッセージデータであ
る。今回受信データ47は今回受信したカウンタ情報と
メッセージデータである。図15は受信ミス履歴記憶部
10の記憶内容例を示す図である。
【0039】無線選択呼出基地局は図9に示す選択呼出
番号32、再送信判別情報33、カウンタ情報34、制
御コード35、メッセージデータ36、をひとつのブロ
ックとしたメッセージブロック31の変調出力を送信す
る。カウンタ情報34は同じ選択呼出番号32を有する
異なるメッセージブロック31を出力する度に1づつ加
算され、予め設定されている最大値以上になると再び初
期値からの加算となる。再送信判別情報33は再送信時
にセットされる情報である。
【0040】図8において、受信部1は無線選択呼出基
地局が送信した信号を受信し、図9に示すメッセージブ
ロック31の内容を図8の各ブロックで認識できるよう
に復調動作を行う。受信部1で復調されたデータは呼出
番号照合部3とメッセージブロック終了認識部5とメッ
セージ取得SW4に入力される。呼出番号照合部3は復
調されたデータの選択呼出番号32と予め呼出番号記憶
部2に記憶されている呼出番号を比較照合し、一致する
とメッセージ取得SW4を有効にする。その結果データ
取り出し部6に復調されたデータが入力される。
【0041】データ取り出し部6は入力されたデータと
なるメッセージブロック31のカウンタ情報34とメッ
セージデータ36とを取り出し呼出データ記憶部7に記
憶する。更に制御コード35を制御コード判定部17に
出力する。
【0042】メッセージブロック終了認識部5はメッセ
ージブロック31の最終データまで受信するとメッセー
ジ取得SW4を無効にする。上述の動作により、呼出番
号照合手段3によってメッセージ取得SW4が有効にな
った時点からメッセージブロック終了認識部5によって
メッセージ取得SW4が無効になる時点までに、受信デ
ータは呼出データ記憶部7に記憶される。
【0043】受信ミス検出部9は呼出データ記憶部7の
前回受信データ38のカウンタ情報に1を加算した値と
今回受信データ39のカウンタ情報の値が異なる場合は
過去に受信ミスが発生したと判断し通知部8に受信ミス
の通知命令を出力する。
【0044】また、受信ミス検出部9は受信ミス履歴記
憶部10に受信したカウンタ値の指し示す受信結果情報
に1をセットする。図15に示す受信ミス履歴記憶部1
0の記憶内容の例では履歴カウンタ48の3が指し示す
受信結果情報49に1をセットする。次にすでに受信し
たデータが再送信された場合は受信ミス履歴記憶部10
の記憶内容と再送信時にセットされるメッセージブロッ
ク31の再送信判別情報33を比較することで重複した
受信を行わない。更に受信ミス検出制御部11には前回
受信したカウンタ情報が記憶されている。受信カウンタ
幅記憶部12にはカウンタ幅が記憶されている。カウン
タ幅の値は図21に示す同調移行時間63内に送信可能
なメッセージブロック50の最大数で表される。受信ミ
ス検出制御部11は今回受信したカウンタ情報とすでに
記憶しているカウンタ情報を比較し図2に示すように整
数値の漸増に連続性があれば受信ミス検出部9を通常の
動作をするように制御する。一方、図3に示すようにカ
ウンタ情報の値の漸増に連続性が無い場合は、今回受信
したカウンタ値と前回受信したカウンタ値の差である第
1の連続差と、受信カウンタ幅記憶部12にあらかじめ
記憶してあるカウンタ値とを比較する。以後の動作の詳
細は実施例1の場合と同様であるので重複する説明を省
略する。
【0045】図11に示す呼出データ記憶部7の記憶内
容の例では、図9のメッセージブロック31のカウンタ
情報34が3で、メッセージデータが"Call to
my home."を記憶する。次に送信者がメッセー
ジデータを"Call to my home."として
送信し、送信後にデータを編集する動作を説明する。編
集とは、メッセージデータの追加、削除、変更などによ
るメッセージの補正を意味する。初期送信時には送信者
側へ無線選択呼出基地局より"Call to my
home."のカウンタ情報を知らされる。このように
すでに送信したメッセージデータを編集したい場合は、
送信者が編集したメッセージのカウンタ情報と編集内容
と、追加または変更であればそのメッセージデータを送
信する。
【0046】制御コード判定部17は制御コード35の
内容によって図10に示す制御内容を判定する。次に呼
出データ編集部18は制御コード判定部17が判定した
制御内容によって呼出データ記憶部7の内容を編集す
る。制御コード35の内容が1Dであった場合は呼出デ
ータ編集部18は追加をする制御と判定し、呼出データ
記憶部7のカウンタ情報が指し示すメッセージデータの
内容に受信したメッセージデータを追加編集する。図1
2はすでに受信したカウンタ情報3のメッセージデー
タ"Call to my home."に対してカウン
タ情報3と制御コード1Dと追加しようとするメッセー
ジデータ"012−345−6789"を送信した場合の
呼出データ変更部12が呼出データ記憶部7の内容を追
加編集した後のデータ内容である。
【0047】制御コード35の内容が1Eであった場合
は呼出データ編集部18が削除する制御と判定し、呼出
データ記憶部7のカウンタ情報が指し示すカウンタ情報
とメッセージデータを削除編集する。図13はすでに受
信したカウンタ情報3のメッセージデータ"Call
to my home."に対してカウンタ情報3と削
除を示す制御コード1Eを送信した場合において、呼出
データ変更部12が呼出データ記憶部7の内容を削除編
集した後のデータ内容である。
【0048】制御コード35の内容が1Fであった場合
は呼出データ編集部18が変更制御と判定し、呼出デー
タ記憶部7のカウンタ情報が指し示すメッセージデータ
の内容に受信したメッセージデータを変更編集する。図
14はすでに受信したカウンタ情報3のメッセージデー
タ"Call to my home."に対してカウン
タ情報3と制御コード1Fとメッセージデータ"Cal
l to my office."を送信した場合にお
いて、呼出データ変更部12が呼出データ記憶部7の内
容を変更編集した後のデータ内容である。実施例3によ
れば、複数の無線選択呼出基地局に同調可能な無線選択
呼出受信機が他の無線選択呼出基地局のエリア内に移動
したときに生じる受信ミスの誤検出を防止することがで
きる。さらに送信者がすでに送信したデータを送信者自
らが削除や変更をすることができる。前記の各実施例に
よる無線選択呼出受信機の各構成要素は個別の回路又は
装置で実現できるとともに、前記各構成要素の機能をC
PUとメモリなどを含むコンピュータシステムとソフト
ウェアーによっても実現することができる。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数局に
同調可能な無線選択呼出受信機が基地局の送信時間差で
発生する受信ミスの誤検出を防ぐことが可能という効果
が得られる。また、受信ミスしたデータを再送信依頼を
する時にDTMFで送信することが可能でありより効率
的な再送信依頼を可能とする効果が得られる。また、送
信者がすでに送信したデータを送信者自ら編集すること
が可能という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による無線選択呼出受信機を
示すブロック図
【図2】本発明の実施例1における呼出データ記憶手段
の記憶内容の一例を示す図
【図3】本発明の実施例1における呼出データ記憶手段
の記憶内容の他の例を示す図
【図4】本発明の実施例1における受信ミス履歴記憶手
段の記憶内容の一例を示す図
【図5】本発明の実施例2による無線選択呼出受信機を
示すブロック図
【図6】本発明の実施例2における呼出データ記憶手段
の記憶内容の一例を示す図
【図7】本発明の実施例2における受信ミス履歴記憶手
段の記憶内容の他の例を示す図
【図8】本発明の実施例3による無線選択呼出受信機を
示すブロック図
【図9】本発明の実施例3における無線選択呼出基地局
が送信する信号フォーマットの簡略化した図
【図10】本発明の実施例3における制御コード判定手
段が判定する内容を示す図
【図11】本発明の実施例3における呼出データ記憶手
段の記憶内容の一例を示す図
【図12】本発明の実施例3における呼出データ記憶手
段の記憶内容の他の例を示す図
【図13】本発明の実施例3における呼出データ記憶手
段の記憶内容のさらに他の例を示す図
【図14】本発明の実施例3における呼出データ記憶手
段の記憶内容のさらに他の例を示す図
【図15】本発明の実施例3における受信ミス履歴記憶
手段の記憶内容の一例を示す図
【図16】従来の無線選択呼出受信機を示すブロック図
【図17】従来の無線選択呼出基地局が送信する信号フ
ォーマットの簡略化した図
【図18】従来の呼出データ記憶手段の記憶内容の一例
を示す図
【図19】従来の呼出データ記憶手段の記憶内容の他の
例を示す図
【図20】従来の受信ミス履歴記憶手段の記憶内容の一
例を示す図
【図21】従来の無線選択呼出基地局の送信時間差を示
す図
【図22】従来の無線選択呼出基地局の送信する信号内
容を簡略化して示した図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線選択呼出基地局が送信する少なくと
    も選択呼出番号と、同じ前記選択呼出番号に対して異な
    る内容のデータを出力する度にカウンタ値が連続的に変
    化するカウンタ情報と、前記選択呼出番号に対する前記
    データとを含む変調信号を受信して復調し、受信した前
    記選択呼出番号と予め記憶されている自己選択呼出番号
    とが一致する場合に前記データに基づく表示を行う無線
    選択呼出受信機であって、 受信した前記データの内容毎にデータを取り出すデータ
    取り出し手段と、 前記データ取り出し手段により取り出された前記カウン
    タの値と前記データを記憶する呼出データ記憶手段と、 予め複数の無線選択呼出基地局の送信時間の差を示す受
    信カウンタ幅を記憶する受信カウンタ幅記憶手段と、 前記呼出データ記憶手段に記憶されている最後に受信し
    たカウンタ値と新たに受信したカウンタ値を比較すると
    ともに、前記最後に受信したカウント値と新たに受信し
    たカウント値の差を更に前記受信カウンタ幅記憶手段に
    記憶した値と比較し前回メッセージが着信不能であった
    かどうかを判定する受信ミス検出手段と、 前記受信ミス検出手段により検出された受信ミスの履歴
    を記憶する受信ミス履歴記憶手段と、 前記受信ミス検出手段の検出結果を表示通知する通知手
    段とを備えた無線選択呼出受信機。
  2. 【請求項2】 無線選択呼出基地局が送信する少なくと
    も選択呼出番号と、同じ前記選択呼出番号に対して異な
    る内容のデータを出力する度にカウンタ値が連続的に変
    化するカウンタ情報と、前記選択呼出番号に対する前記
    データとを含む変調信号を受信して復調し、受信した前
    記選択呼出番号と予め記憶されている自己選択呼出番号
    とが一致する場合に前記データに基づく表示を行う無線
    選択呼出受信機であって、 前回メッセージが着信不能であったときDTMF信号を
    生成するDTMF生成手段と、 前記DTMF生成手段で生成されたDTMF信号を出力
    するスピーカ手段と、 前記受信ミス履歴記憶手段の記憶内容に基づき前記DT
    MF生成手段を制御する受信ミス結果出力制御手段と、 前記受信ミス結果出力制御手段の動作を操作する受信ミ
    ス結果出力操作手段とを備えた請求項1記載の無線選択
    呼出受信機。
  3. 【請求項3】 無線選択呼出基地局が送信する少なくと
    も選択呼出番号と、同じ前記選択呼出番号に対して異な
    る内容のデータを出力する度にカウンタ値が連続的に変
    化するカウンタ情報と、前記選択呼出番号に対する前記
    データとを含む変調信号を受信して復調し、受信した前
    記選択呼出番号と予め記憶されている自己選択呼出番号
    とが一致する場合に前記データに基づく表示を行う無線
    選択呼出受信機であって、 前記データのなかの特定の制御コードを判定する制御コ
    ード判定手段と、 前記制御コード判定手段の検出結果によって受信データ
    記憶手段に記憶されている受信した呼出カウンタの指し
    示す呼出データを変更する呼出データ編集手段とを備え
    た請求項1記載の無線選択呼出受信機。
JP9208094A 1997-08-01 1997-08-01 無線選択呼出受信機 Pending JPH1155704A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013511194A (ja) * 2009-11-13 2013-03-28 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド モバイル端末機、ディスプレイ装置及びその制御方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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