JPH1155538A - カラー画像情報処理システム、カラー画像情報入力装置及びカラー画像出力装置 - Google Patents

カラー画像情報処理システム、カラー画像情報入力装置及びカラー画像出力装置

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JPH1155538A
JPH1155538A JP9208151A JP20815197A JPH1155538A JP H1155538 A JPH1155538 A JP H1155538A JP 9208151 A JP9208151 A JP 9208151A JP 20815197 A JP20815197 A JP 20815197A JP H1155538 A JPH1155538 A JP H1155538A
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color image
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JP9208151A
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Kenji Nagae
健司 長江
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Fujitsu Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
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    • H04N1/60Colour correction or control
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  • Image Processing (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 すべてのデバイスにおいてユーザの使用環境
や好みも加えたカラーマネージメントが容易に行えるカ
ラー画像処理システムの提供。 【解決手段】 カラー画像情報を発生する入力装置11-1
と、カラー画像情報に基づいて画像を生成する出力装置
11-nと、入力装置に固有の色空間の情報を所定の色空間
の情報に変換する固有/共通色空間変換機構13-1と、所
定の色空間の情報を出力装置に固有の色空間の情報に変
換する共通/固有色空間変換機構13-nとを備え、カラー
画像情報を装置間で移転可能にしたカラー画像情報処理
システムにおいて、固有/共通色空間変換機構で変換さ
れた所定の色空間の情報に無彩色部分を示す情報を付加
する第1の無彩色情報処理機構14-1と、共通/固有色空
間変換機構で変換する情報の無彩色部分を示す情報に基
づいて、無彩色部分が画像において無彩色になるように
調整する第2の無彩色情報処理機構14-nとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナなどのカ
ラー画像入力装置、ディスプレイやプリンタなどのカラ
ー画像出力装置、及びカラー画像処理装置などで構成さ
れるカラー画像処理システム、及びそこで使用されるカ
ラー画像入力装置とカラー画像出力装置に関し、特に各
装置固有の色空間のカラー画像情報(データ)を共通の
色空間のカラー画像情報データに変換することで、シス
テム内でカラー画像情報データを自由に持ち回れるよう
にしたカラー画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像処理システムにおいては、い
かに所望の色を再現するかが非常に重要である。従来の
カラー画像処理システムは、ワークステーションなどの
画像処理装置に加えて、専用のカラースキャナとカラー
ディスプレイとカラープリンタなど、専用のカラー画像
入力装置とカラー画像出力装置を有する閉じたシステム
として構成されていた。これは各カラー画像入力/出力
装置では、それぞれが扱うカラー画像データを表現する
色空間が規定されており、あるカラー画像入力装置で発
生されたカラー画像データをそのまま他のカラー画像出
力装置から出力することはできない上、各装置は固有の
色特性を有しているため、同じ色空間で表現されたカラ
ー画像データであってもそのまま再生したのでは元の色
を再現できないためである。そのため、上記のようなカ
ラー画像処理システムは、各カラー画像入力/出力装置
の入力/出力をそれぞれに適したカラー画像データに変
換する変換機構を設けている。この場合、カラー画像入
力装置とカラー画像出力装置は1対1に対応しており、
それぞれの特性にあったカラー画像データに変換される
ように変換機構を設定することができる。従って、ある
システムで作成されたカラー画像情報はそのシステムで
出力されるだけで他の異なるシステムで使用されること
は想定されておらず、逆に他のシステムで作成されたカ
ラー画像情報をそのシステムで使用することも想定され
ていなかった。
【0003】これに対して、近年、画像処理システムで
は、カラーを使用した多数のベンダー(カラー画像処理
に関する業務を提供する者)のカラー画像入出力装置
(デバイス)が相互に接続されたマルチベンダ型のシス
テムであることが要望されている。上記の閉じたシステ
ムでも、変換などを行えば他のシステムで作成されたカ
ラー画像情報を再生することも可能であるが、それぞれ
のシステムに適したカラー画像情報に調整する必要があ
り、この作業は煩雑で熟練を要する作業である。このよ
うな色合わせの作業をカラーマネージメントと呼んでお
り、色合わせの作業を行うためのシステムをカラーマネ
ージメントシステムと呼んでいる。
【0004】マルチベンダ型のシステムの場合、各ベン
ダが所定の特性を有するカラー画像入出力デバイスを使
用しているとは限らず、そのようなベンダを含めてカラ
ー画像がそのまま利用できることが要望されている。こ
のような場合、各ベンダのカラー画像がどのような特性
のデバイスで作成され又は再生されるかは分からない。
そのため、カラー画像データと共に実際のカラー画像を
一緒に提供し、それに基づいて画像毎に煩雑で熟練を要
するカラーマネージメント作業を行っていた。また、コ
ンピュータと通信の発達に応じて、遠隔地のベンダが作
成したカラー画像情報を利用したり、作成したカラー画
像情報を遠隔地のベンダで印刷するようなマルチベンダ
型のシステムが考えられるが、このようなシステムの場
合には、実際のカラー画像を一緒に提供するといったこ
とはできないため、所望の色を再現することはより一層
難しくなる。
【0005】そこで、各ベンダの出力又は入力を、デバ
イスに依存しない形のカラー画像データにして、持ち回
るシステムが考えられている。図1は、このようなシス
テムの構成を示す図である。デバイスに依存しない形の
カラー画像データは、XYZ空間やLab空間などの所
定の環境下で測定された測色値データと関連付けること
で表され、ここではデバイス間でやりとりするカラー画
像データをLab空間で表現するようにしている。従っ
て、各デバイス1−1、1−p、1−q、1−nは、入
力装置の場合にはLab空間で表現されたカラー画像デ
ータを出力し、出力装置の場合にはLab空間で表現さ
れたカラー画像データを受けて画像を再生する。また、
XYZ空間やLab空間などの間の変換機構を使用する
ことにより、複数の色空間のカラー画像データが使用で
きるシステムを実現することも考えられる。各デバイス
には、デバイス固有のカラー画像データと所定の色空間
のカラー画像データの間の変換を行うための変換機構が
使用される。例えば、図1のデバイス−1はスキャナで
あり、読取装置2はRGBの形でカラー画像データを出
力するが、このRGBデータをLabデータに変換する
変換機構3が設けられる。変換機構3は変換テーブル又
は行列演算などの変換式であり、あらかじめ所定の測色
器でデータが測定されているテストパターンを読取装置
2で読み取り、その出力であるRGBデータと測色器の
測定結果の間で変換テーブル又は変換式を決定する。ま
た、図1のデバイス−pはカラープリンタであり、プリ
ンタエンジン5はCMYK(シアン、マゼンタ、イエ
ロ、ブラック)データを受けてカラー画像を出力する
が、LabデータをCMYKデータに変換する変換テー
ブル又は変換式で構成される変換機構4が設けられてい
る。この変換機構4の変換テーブル又は変換式も同様
に、出力したテストパターンを所定の測色器で測定した
測定結果と対応付けることで算出する。
【0006】以上のように、従来のカラーマネージメン
トシステムでは、デバイスの色に関する情報は、デバイ
スのデータ値と測色値を単に結び付ける変換テーブル又
は行列演算などの変換式によって管理されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなカラーマ
ネージメントシステムでは、使用する測色器を規定すれ
ば、各デバイス間でやりとりするカラー画像データは、
デバイスに依存しない色空間で表されたデータで、各デ
バイスで同じ色に対応するはずである。しかし、実際に
ユーザが使用すると、所望の色が再現されないという問
題が生じている。この原因としては次のようなことが考
えられる。
【0008】第1には、1つの測色器だけではすべての
入出力デバイスの測色値を測定することができないとい
うことである。例えば、印刷物や写真などの色を測定す
る測色器では、カラーTVカメラの色合わせを行うこと
はできない。また、測色器で測定したカラーチャートを
カラーTVカメラで測定してその出力と測色器の測定結
果を比較して変換機構を決定する場合でも、カラーチャ
ートを照明する条件によって出力値が異なり、しかもカ
ラーチャートの知覚結果が照明する条件によってユーザ
毎に異なるという問題がある。更に、カラーチャートの
印刷物や写真などには変色という問題もある。更に、す
べてのデバイスを同一の測色器で色合わせするといった
ことが実際には非常に難しく、特に上記のような通信回
線によりカラー画像データをやりとりするようなシステ
ムでは、すべてのデバイスを同一の測色器で色合わせす
ることは実際には不可能である。このように、すべての
デバイスをまったく同一の測色値に合わせることは実際
には難しく、たとえ同一の色空間で表現されたカラー画
像データであっても、デバイス間でずれがある。
【0009】第2には、色に対する知覚がユーザ毎に微
妙に異なるということである。これには、照明などの環
境が大きく影響するが、それだけでなくユーザの色に対
する心理的な要因も影響する。いずれにしろ従来のシス
テムでは、カラー画像データが希望するデータにならな
い又は希望する色が再生されないという問題があった。
上記のシステムは、各デバイスの変換機構は測色値に基
づいて決定されており、デバイスに依存しない形のカラ
ー画像データであるという前提のもとに作られており、
ユーザが調整するということは想定していない。しか
し、現実に希望の色データにならない又は希望する色が
再生されないため、各デバイスのユーザは、上記のデバ
イス固有のカラー画像データと所定の色空間のカラー画
像データの間の変換を行うための変換機構を調整して、
自分の環境や自分の好みに合わせていた。しかし、変換
機構である変換テーブルや行列式は、デバイス固有のカ
ラー画像データと所定の色空間のカラー画像データの間
の変換を行うもので、人間の感覚とは直接的に対応する
ものではないために、調整するのは非常に難しく、調整
には熟練と煩雑な作業を要するという問題があった。
【0010】本発明は、このような問題を解決すための
もので、すべてのデバイスにおいてユーザの使用環境や
好みも加えたカラーマネージメントが容易に行えるカラ
ー画像処理システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図2は、本発明のカラー
画像処理システムの基本構成を示す図である。図示のよ
うに、本発明のカラー画像処理システムは、上記目的を
実現するため、ユーザの色知覚の差がもっとも顕著に現
れ、その再現性が問題になるのが無彩色の部分であるこ
とに着目して、カラー画像情報入力装置が発生するカラ
ー画像情報には無彩色部分を示す情報を付加すること
で、そのカラー画像情報入力装置のユーザがカラー画像
情報において無彩色と認識しているデータがどれである
かを他のユーザに知らせられるようにし、カラー画像情
報出力装置においてはこの無彩色部分を示す情報に基づ
いて無彩色部分が無彩色になるように調整することで、
カラー画像情報を作成したユーザの知覚を生かして再生
できるようにすることを特徴とする。
【0012】すなわち、本発明のカラー画像処理システ
ムは、カラー画像情報を発生する少なくとも1つのカラ
ー画像情報入力装置11−1と、カラー画像情報に基づ
いてカラー画像を生成する少なくとも1つのカラー画像
情報出力装置11−nとを備えるカラー画像情報処理シ
ステムであって、カラー画像情報入力装置11−1で発
生した、このカラー画像情報入力装置に固有の色空間の
カラー画像情報を、所定の色空間のカラー画像情報に変
換する固有/共通色空間変換機構13−1と、所定の色
空間のカラー画像情報を、カラー画像情報出力装置に固
有の色空間のカラー画像情報に変換する共通/固有色空
間変換機構13−nとを備え、カラー画像情報を共通の
色空間の情報とすることにより、各カラー画像情報入力
装置及び各カラー画像情報出力装置間で移転可能にした
カラー画像情報処理システムにおいて、固有/共通色空
間変換機構13−1で変換された所定の色空間のカラー
画像情報における、無彩色部分のカラー画像情報が、所
定の色空間において無彩色を示す値になるように調整す
る第1の無彩色情報処理機構14−1と、共通/固有色
空間変換機構13−nで変換する所定の色空間のカラー
画像情報において、無彩色を示す値の部分が、無彩色に
なるように調整する第2の無彩色情報処理機構14−n
とを備えることを特徴とする。
【0013】カラー画像情報を共通の色空間の情報を変
換することでデバイス間を持ち回れるようにしたシステ
ムにおいて、上記のような色の再現性が特に問題になる
のが、無彩色の再現性である。カラー画像情報の作成者
が、白や灰色(グレイ)と知覚していた色が、他のカラ
ー画像出力装置で出力された場合に、赤みがかかった白
やグレイ又は青みがかかった白やグレイとして出力され
る時に問題になることがほとんどであった。そこで、本
発明のカラー画像処理システムでは、第1の無彩色情報
処理機構14−1により無彩色部分を示す情報を付加す
ることで、カラー画像情報の作成者が無彩色と知覚して
いる色を他のユーザに伝え、またこれを受けたユーザは
そのカラー画像情報を再生する場合に、作成者のこの無
彩色に関する知覚を生かして再生することで、上記の問
題を解決する。もちろん、カラー画像情報の作成ユーザ
とカラー画像情報を再生するユーザの無彩色に関する知
覚がずれており、そのような場合には作成ユーザの意図
した色が再生されない場合もあり得る。しかし、それは
カラー画像情報の作成ユーザとカラー画像情報を再生す
るユーザの間の知覚のずれの問題であり、本発明を適用
することにより、ユーザの間の知覚のずれが問題である
とい点が明確になるので、問題を解決することも可能に
なるという効果がある。これに対して、従来例では、ど
こに問題があるのかさえ明確にすることができなかっ
た。
【0014】固有/共通色空間変換機構13−1と第1
の無彩色情報処理機構14−1は、カラー画像情報入力
装置11−1と一体に設けら、共通/固有色空間変換機
構13−nと第2の無彩色情報処理機構14−nは、カ
ラー画像情報出力装置11−nと一体に設けることが望
ましい。第1及び第2無彩色情報処理機構14−1,1
4−nでの処理は、有彩色と無彩色の区別が容易に行え
る色空間で処理を行うことが望ましく、具体的には均等
色空間で処理が行えることが望ましい。図3は、所定の
空間が均等色空間とした場合の本発明のシステム基本構
成を示す図である。固有/共通色空間変換機構13−1
はデバイス固有の色空間のデータを均等色空間のデータ
に変換し、共通/固有色空間変換機構13−nは均等色
空間のデータをデバイス固有の色空間のデータに変換す
る。均等色空間、例えば、Lab空間では、aとbがゼ
ロのデータは無彩色のデータである。従って、aとbが
ゼロであれば無彩色であることを示すことになるので、
第1の無彩色情報処理機構14−1は、カラー画像にお
ける無彩色部分のカラー画像情報が、均等色空間におい
て無彩色を示す値になるように調整する機構とし、第2
の無彩色情報処理機構14−nは、均等色空間のカラー
画像情報において無彩色を示す値の部分が、無彩色にな
るように調整する機構とする。これらの機構の処理は、
ユーザが設定できるようにする。
【0015】更に、カラー画像処理システムにおいて
は、色々な段階でカラー画像の処理が行われる。そのた
め、実際のシステムを構成する上では、固有/共通色空
間変換機構で変換する前のカラー画像情報入力装置に固
有の色空間のカラー画像情報を調整する入力画像変換前
調整機構と、第1の無彩色調整機構で調整された均等色
空間のカラー画像情報を調整する入力画像変換後調整機
構と、第2の無彩色調整機構で調整する前の均等色空間
のカラー画像情報を調整する出力画像変換前調整機構
と、共通/固有色空間変換機構で変換されたカラー画像
情報出力装置に固有の色空間のカラー画像情報を調整す
る出力画像変換後調整機構とを備える。
【0016】上記の処理の例としては、デバイス間で色
域を合わせる処理がある。このような処理を行うために
は、第1の無彩色調整機構の出力するカラー画像情報の
所定の色空間における色域である第1の色域を算出する
第1の色域算出機構と、カラー画像情報出力装置が出力
可能な第2の色空間での色域である第2の色域を算出す
る第2の色域算出機構と、第1の色域と第2の色域を用
いて、所定のアルゴリズムでカラー画像情報を圧縮する
第1の圧縮機構を設ける。また、カラー画像が想定した
色域と異なる場合を考慮し、前記第1の圧縮機構で圧縮
されたカラー画像情報の色域が第2の色域を越えている
場合に、越えているカラー画像部分について第2の所定
のアルゴリズムで更に圧縮する第2の圧縮機構を兼ね備
えることが望ましい。第2の色域算出機構は、カラー画
像情報をカラー画像情報出力装置に対応する共通/固有
色空間変換機構で変換した値が、規定の範囲内に入って
いるかを検出する範囲内判定機構を備えることにより実
現でき、その場合には第1の圧縮機構と第2の圧縮機構
は、範囲内判定機構の検出結果に基づいて圧縮量を調整
する。また別の構成では、第2の色域算出機構は、カラ
ー画像情報出力装置の入力値の範囲を、共通/固有色空
間変換機構の変換の逆変換で変換した均等色空間の範囲
から第2の色域を算出する。更に別の構成では、第2の
色域算出機構は、ユーザが第2の色域を任意に設定する
色域設定機構を備え、この色域設定機構で設定された第
2の色域を出力する。
【0017】更に、第1の圧縮機構は、第1の色域の最
大明度と最小明度で規定される第1の明度域と、第2の
色域の最大明度と最小明度で規定される第2の明度域と
を算出する明度域算出機構と、前記第1と第2の明度域
を対応させるように変換する明度変換機構とを備える。
カラー画像情報出力装置が紙上に画像を出力する装置で
あれば、この明度域算出機構は、第2の色域の最大明度
として、紙の明度を使用する。また、別の構成では、第
1の圧縮機構は、第1の色域における各色相での最大彩
度と第2の色域における各色相での最大彩度とが一致す
るように変換する彩度変換機構を備える。
【0018】近似した特性を有するカラー画像出力装置
が複数ある場合、ある装置で調整したデータを利用して
他の装置で近似の出力を得ることができる。その場合、
2つ以上のカラー画像情報出力装置のうちの1つのカラ
ー画像情報出力装置でカラー画像情報を出力する時に
は、他の近似の特性を有するカラー画像情報出力装置に
対応する第1と第2の圧縮機構で圧縮されたカラー画像
情報を、1つのカラー画像情報出力装置の第2の圧縮機
構に入力させるか、第1と第2の圧縮機構で圧縮された
カラー画像情報を、更に第2の無彩色調整機構で調整し
た後、1つのカラー画像情報出力装置の第2の圧縮機構
に入力させる。この場合、第2の圧縮機構は、この第2
の圧縮機構で圧縮するカラー画像の部分で、圧縮する幅
が所定値以上の部分のカラー画像情報を所定の値に変更
するようにする。
【0019】更に、カラー画像情報入力装置の固有/共
通色空間変換機構と第1の無彩色情報調整機構はそれぞ
れ独立に設けられており、独立に調整可能にする必要が
あるが、一旦調整が終了した後は、それらの変換機能を
一度の処理で行えるようにすることが望ましく、そのた
めにそれらの機能を合わせた一括変換機構と、一括変換
機構を動作させるかの選択をする選択機構とを備えるこ
とが望ましい。一括変換機構により変換されたカラー画
像情報を出力する場合、その情報と共に固有/共通色空
間変換機構と第1の無彩色情報調整機構の情報を付加す
ることが望ましく、それによりどのように調整されたか
がより明確に伝わる。
【0020】上記のシステムで使用するカラー情報入力
装置は、所定の色空間のカラー画像情報を発生するカラ
ー画像情報入力装置であって、発生した固有の色空間の
カラー画像情報を、所定の色空間のカラー画像情報に変
換する固有/共通色空間変換機構と、固有/共通色空間
変換機構で変換された所定の色空間のカラー画像情報に
おいて、無彩色部分を示す情報を付加する無彩色情報処
理機構とを備える。
【0021】上記のように、所定の色空間は均等色空間
であることが望ましく、無彩色情報処理機構は、カラー
画像における無彩色部分のカラー画像情報が、均等色空
間において無彩色を示す値になるように調整する機構で
ある。無彩色調整機構を実現するには、入力される任意
の明度における色相/彩度の補正量から、各明度におけ
る色相/彩度の補正量を補間法により算出し、算出した
各明度における色相/彩度の補正量を、均等色空間のカ
ラー画像情報に加えるようにする。
【0022】固有/共通色空間変換機構は、固有の色空
間から所定の色空間への変換方式を複数有し、いずれの
変換方式を使用するかの選択が可能であることが望まし
い。更に、固有/共通色空間変換機構で変換する前のカ
ラー画像情報入力装置に固有の色空間のカラー画像情報
を調整する入力画像変換前調整機構と、第1の無彩色調
整機構で調整された均等色空間のカラー画像情報を調整
する入力画像変換後調整機構とを備えることが望まし
い。この入力画像変換後調整機構は、均等色空間での明
度の入出力特性を任意に変える明度変換機構を備える
か、任意の色の明度/色相/彩度を調整する調整機構
と、該調整機構で調整された任意の色の間を所定のアル
ゴリズムで補間する補間機構とを備えるか、色相/彩度
からなる均等色区間の知覚属性値の曲線を任意に変更す
る機構を備えることにより実現できる。更に、入力画像
変換後調整機構は、複数の異なる調整機構と、複数の異
なる調整機構から調整機構を選択し、任意に組み合わせ
る選択機構とを備える。
【0023】固有/共通色空間変換機構と第1の無彩色
情報調整機構の変換機能を合わせた一括変換機構と、こ
の一括変換機構を動作させるかの選択をする選択機構と
を備え、一括変換機構により変換されたカラー画像情報
と共に、固有/共通色空間変換機構と第1の無彩色情報
調整機構の情報を付加することが望ましい。更に、上記
のシステムで使用するカラー画像出力装置は、無彩色部
分を示す情報が付加された所定の色空間のカラー画像情
報に基づいてカラー画像を生成するカラー画像情報出力
装置であって、所定の色空間のカラー画像情報を、この
カラー画像情報出力装置に固有の色空間のカラー画像情
報に変換する共通/固有色空間変換機構と、共通/固有
色空間変換機構で変換する所定の色空間のカラー画像情
報において、無彩色部分を示す情報に基づいて、無彩色
部分が生成されたカラー画像において無彩色になるよう
に調整する無彩色情報処理機構とを備える。
【0024】所定の色空間は、均等色空間であることが
望ましく、その場合、無彩色情報処理機構は、均等色空
間のカラー画像情報において無彩色を示す値の部分が、
無彩色になるように調整する無彩色調整機構である。無
彩色調整機構は、入力される任意の明度における色相/
彩度の補正量から、各明度における色相/彩度の補正量
を補間法により算出し、算出した各明度における色相/
彩度の補正量を、均等色空間のカラー画像情報に加え
る。共通/固有色空間変換機構は、固有の色空間から所
定の色空間への変換方式を複数有し、いずれの変換方式
を使用するかの選択が可能であることが望ましい。
【0025】無彩色調整機構で調整する前の均等色空間
のカラー画像情報を調整する出力画像変換前調整機構
と、共通/固有色空間変換機構で変換されたこのカラー
画像情報出力装置に固有の色空間のカラー画像情報を調
整する出力画像変換後調整機構とを更に備える。出力画
像変換前調整機構は、均等色空間での明度の入出力特性
を任意に変える明度変換機構を備えるか、任意の色の明
度/色相/彩度を調整する調整機構と、調整機構で調整
された任意の色の間を所定のアルゴリズムで補間する補
間機構とを備えるか、色相/彩度からなる均等色区間の
知覚属性値の曲線を任意に変更する機構を備える。
【0026】
【発明の実施の形態】図4は、本発明の第1実施例のカ
ラー画像処理システムの全体構成を示す図である。図示
のように、このシステムでは、画像情報サーバ21に各
種のデバイスが接続されており、カラー画像情報入力装
置で発生されたカラー画像情報(データ)は、一旦サー
バ21の画像情報記憶装置に収容され、カラー画像情報
出力装置の要求に応じて要求されたデータが出力され
る。画像情報サーバ21は、例えば、ワークステーショ
ン(WS)等で実現され、各種の画像処理ソフトを備え
ている。図4では、カラー画像情報入力装置としてスキ
ャナ装置31が、カラー画像情報出力装置として印刷装
置41が示されているが、他にも多数の入力装置、出力
装置、及び画像処理装置などが通信回線で接続された
り、ケーブルなどで直接接続されている。画像処理装置
などでは、サーバ21から供給されたデータを一旦ディ
スプレイに表示し、ユーザはそれを見ながら各種の処理
を施して新たなカラー画像を作成し、そのデータをサー
バ21に送るといった処理が行われる。従って、画像処
理装置及びそのディスプレイは、カラー画像入力装置と
しても、カラー画像出力装置としても動作することにな
る。ここでは、図示したスキャナ装置31と印刷装置4
1を例として説明を行う。
【0027】スキャナ装置31は、スキャナ本体32
と、画像変換/調整ユニット33で構成される。スキャ
ナ本体32は従来のカラースキャナと同じもので、ここ
では画像データをRGBデータとして出力する。画像変
換/調整ユニット33は、パーソナルコンピュータ、ワ
ークステーション、又は専用のデータ処理装置として実
現され、スキャナ本体32の出力するRGBデータをL
abデータに変換するRGB/Lab変換機構34と、
RGB/Lab変換機構の出力するLabデータを更に
調整する無彩色調整機構35とを有する。RGB/La
b変換機構34と無彩色調整機構35は、ソフトウエア
で実現されるが、専用の回路で実現される場合もある。
【0028】印刷装置41は、印刷装置本体42と、ワ
ークステーションなどで実現される画像処理装置44
と、画像処理装置44での処理のために使用するカラー
ディスプレイ43を有する。画像処理装置44は、La
b空間のデータを処理するように構成されている処理ユ
ニット51と、処理ユニット51の発生するデータをデ
ィスプレイ43に表示するための無彩色調整機構45、
Lab/RGB変換機構47、表示インターフェース4
9、及び印刷装置本体42で印刷するデータを出力する
無彩色調整機構46、Lab/CMY変換機構48、印
刷インターフェース50とを有する。サーバ21からの
データは処理ユニット51に送られる。
【0029】本発明の特徴部分は、無彩色調整機構とそ
れに関係する変換機構であるので、他の部分の説明は省
略する。図5は、スキャナ31のRGB/Lab変換機
構34を構成するRGB/Lab変換テーブル34の構
成例を示す図である。RGB/Lab変換機構34は、
RGBデータが入力されると、このテーブルにおいてこ
れに対応するLabデータを探して出力する。ここで
は、RGBデータを16レベル毎に変化させた時の対応
するLabデータを記憶したテーブルとし、RGBデー
タに応じて対応するLabデータを算出する。テーブル
に示されない中間のRGBデータについては、テーブル
に示された近傍のデータから補間演算で算出する。な
お、ここではスキャナ31のRGB/Lab変換テーブ
ル34の構成例を示したが、ディスプレイ43のための
Lab/RGB変換機構47、及び印刷装置42のため
のLab/CMY変換機構についても同様のテーブルが
作成できる。また、このような変換テーブルの代わりに
行列式で演算するようにしてもよい。いずれにしろ、こ
れらの変換テーブルと行列演算式は、あらかじめ測色器
による測色値を使用して作成されている。
【0030】図6は、第1実施例の無彩色調整機構3
5、45、46の構成を示す図であり、(1)は構成
を、(2)は調整処理を、(3)は変換テーブルの例を
示す。図6の(1)に示すように、無彩色調整機構は、
a調整量算出機構52と、b調整量算出機構53と、デ
ータにa調整量を加算する加算器54と、データにb調
整量を加算する加算器55とを有する。a調整量算出機
構52とb調整量算出機構53は、52’と53’で示
すような、明度Lが0、100、及び中間の値(aでは
55、bでは45)について調整量が設定できるように
なっており、例えば、(2)に示すような表示がディス
プレイに行われ、ユーザはマウスなどでこれら3点につ
いて適当な調整量を設定する。a調整量算出機構52と
b調整量算出機構53は、設定された調整量からデータ
毎にLに応じたaとbの調整量を算出し、加算器54と
55でそれらの調整量をデータに加算する。なお、ここ
では明度Lの3点についてaとbを調整するようにした
が、より多くの明度値について調整できるようにしても
よい。
【0031】各明度値で設定したa又はbの値から各明
度における調整量を算出する場合の、一般的な計算方法
について説明する。例えば、M個の明度Lについて調整
値が設定され、明度L1,L2,…,LMに対してそれ
ぞれaの調整値ΔaがΔa1,Δa2,…,ΔaMであ
り、N個の明度Lについて調整値が設定され、明度L
1,L2,…,LNに対してそれぞれbの調整値Δbが
Δb1,Δb2,…,ΔbNであるとすると、調整後の
色L’a’b’は、次の式であらわされる。
【0032】
【数1】
【0033】調整を行う場合には、例えば、スキャナで
あれば、画像を読み取り、画像の中でユーザが無彩色で
あると思う画像内の部分について、RGB/Lab変換
テーブル34で変換されたLabデータを確認する。こ
の時、それらのデータのaとbが共にゼロであれば何も
しないが、aとbのいずれかがゼロでない時には、それ
らがゼロになるようにa調整量算出機構52とb調整量
算出機構53の調整量を変化させる。また、印刷装置の
場合には、Labデータでaとbがゼロの画像部分につ
いて、無彩色になるようにa調整量算出機構52とb調
整量算出機構53の調整量を変化させる。a調整量算出
機構52とb調整量算出機構53は調整量が独立に調整
できる。このようにして設定された無彩色調整機構は
(3)に示すような変換テーブルを有することになる。
【0034】このように、Lab空間で表した場合、無
彩色はaとbが共にゼロのデータとして表されるので、
aとbを少量変化させるだけで調整が可能であり、調整
が容易である。また、本実施例では、明度Lの各段階に
ついてaとbが調整できるため、精密な調整が可能であ
る。図7は、第2実施例における変換機構の構成を示す
図である。この実施例は、第1実施例において、スキャ
ナ31のRGB/Lab変換機構34を変えたもので、
他の部分は第1実施例と同じである。従って、デバイス
の色空間はRGB空間であり、共通の色空間をLab空
間である。図示のように、第2実施例においては、変換
機構には、複数の変換テーブル58と59が設けられて
おり、選択機構57で選択できるようになっている。こ
のように複数の変換テーブルを設けるのは、デバイスの
環境条件が複数あり、その時々で環境条件が変更になる
場合などに対処するためである。第2実施例のように、
変換機構において複数の変換テーブルを設け、選択的に
使用できるようにする構成は、他のデバイスにも適用可
能であり、例えば、第1実施例におけるディスプレイの
ためのLab/RGB変換機構47や印刷装置のための
Lab/CMY変換機構でも同様の構成が可能である。
【0035】図8は、第3実施例における画像変換/調
整ユニット32の構成を示す図である。この実施例は、
第1実施例において、スキャナ31の画像変換/調整ユ
ニット32を変えたもので、他の部分は第1実施例と同
じである。従って、デバイスの色空間はRGB空間であ
り、共通の色空間はLab空間である。第3実施例で
は、変換機構34の前には、デバイスの色空間でRGB
それぞれのγ特性(カーブ)を変化させるγカーブ調整
機構61から63を設け、無彩色調整機構35の後に
は、明度Lについてのみγカーブ調整機構65を設け
る。γカーブ調整機構61から63では、γ値をそれぞ
れRg、Gg、Bgとした場合、デバイス本体から入力
されるRGBデータを次の式のように変換してR’、
G’、B’を算出し、
【0036】
【数2】
【0037】第3実施例のような、変換機構、無彩色調
整機構の前後にそれぞれの色空間での調整を行うための
機構を付加する構成は、他のデバイスにも適用可能であ
り、例えば、第1実施例におけるディスプレイのための
無彩色調整機構45とLab/RGB変換機構47の組
や印刷装置のための無彩色調整機構46とLab/CM
Y変換機構の組でも同様の構成が可能である。Lab/
RGB変換機構47であれば、γカーブ調整機構61か
ら63には、変換機構47からデータが入力されること
になる。その場合に、入力されるのがR’、G’、B’
であるとする、それを次の式のように変換してRGBデ
ータを算出する。
【0038】
【数3】
【0039】図9は、第4実施例における無彩色調整機
構46及び変換機構48の部分の構成を示す図である。
この実施例は、第1実施例において、印刷装置のための
無彩色調整機構46及びLab/CMY変換機構48変
換機構を変えたもので、他の部分は第1実施例と同じで
ある。従って、共通の色空間はLab空間であり、デバ
イスの色空間はCMY空間である。第4実施例では、無
彩色変換機構46の前に、明度カーブ調整機構70が設
けられている。明度カーブ調整機構70は、明度Lの入
力と出力の関係を(2)に示すように、グラフ化して表
示し、ユーザがマウスなどを使用してそのカーブを調整
できるようになっており、調整されたカーブを、例えば
(3)に示すような明度カーブ調整テーブルとして記憶
しておき、入力に応じて出力を調整する。(3)の例で
あれば、明度範囲は60%に縮小される。第4実施例の
ような共通の色空間で調整を行う構成は、他のデバイス
に対応する機構にも適用できる。例えば、ディスプレイ
に対応する機構であれば、同じ機構(変換機構の出力は
RGB)が適用できる。また、第3実施例のγカーブ6
5の代わりに本実施例の明度カーブ調整機構が使用でき
る。
【0040】印刷などでは、明度でなく濃度で表した方
が実際の知覚により近い。このような調整を行う場合、
実際の知覚に近いデータで表した方が調整が容易であ
る。図10は、第4実施例の変形例で、濃度で調整でき
るようにした実施例である。図10に示すように、明度
Lを濃度に変換する明度/濃度変換機構701と、濃度
カーブ調整機構702と、濃度/明度変換機構703と
を設ける。調整は、第4実施例と同様に、濃度Dの入力
と出力の関係を(2)に示すように、グラフ化して表示
し、ユーザがマウスなどを使用してそのカーブを調整で
きるようになっている。
【0041】明度/濃度変換機構701の変換式は、次
の式で表される。
【0042】
【数4】
【0043】なお、濃度/明度変換機構703の変換式
は、上記の式の逆変換である。図11は、第5実施例に
おける無彩色調整機構及び変換機構の部分の構成を示す
図である。この実施例は、第1実施例において、印刷装
置のための無彩色調整機構46及びLab/CMY変換
機構48変換機構を変えたもので、他の部分は第1実施
例と同じである。従って、共通の色空間はLab空間で
あり、デバイスの色空間はCMY空間である。第5実施
例では、無彩色変換機構46の前にLCH色調整機構7
1が、変換機構48の後にデバイス空間調整機構75が
設けられている。LCH色調整機構71は、Labデー
タをLCHデータに変換するLab/LCH変換機構7
2と、LCH空間で色調整を行うためのLCH色調整機
構73と、色調整されたLCHデータをLabデータに
変換するLCH/Lab変換機構74とを有している。
LCH色空間は、Lが明度を、Cが彩度を、Hが色相を
表し、人間の色空間の知覚に非常によく対応しているた
め、本実施例のようにLCH空間で色調整を行うと作業
が非常に容易である。デバイス空間調整機構75は、デ
バイス空間で色調整を行うための機構である。
【0044】LCH色調整機構73における調整は、例
えば、(2)に示すように、LとCとHを移動させるこ
とにより行い、(3)に示すような色調整テーブルが得
られる。実際には、変更前のLCHデータの組が、L
1、C1、H1、…、Ln、Cn、Hn、それに対応す
る変更後のLCHデータの組が、L1'、C1'、H1'、
…、Ln'、Cn'、Hn'であるとすれば、入力されるLC
Hに対する調整後のL’C’H’は、次のように算出す
る。上記の組から入力LCHのHを挟む色相を有する2
つの色を選択し、それをLxCxHxとLyCyHyと
し、その変更後のデータがLx'Cx'Hx'とLy'Cy'Hy'
とし、αx=Lx'/Lx、αy=Ly'/Ly、βx=C
x'/Cx、βy=Cy'/Cy、θx=Hx'−Hx、θy
=Hy'−Hyとすれば、L’、C’、H’はそれぞれ次
の式で表される。
【0045】
【数5】
【0046】ここで、Hx≧H>Hy、Cx≠0、Cy
≠0であり、色相Hを調整する場合には、θx+Hx≦
θy+Hyを満たすように調整範囲を規制する必要があ
る。第5実施例のような共通の色空間で調整を、一旦L
abデータをLCHデータに変換して行う構成は、他の
デバイスに対応する機構にも適用できる。図12は、第
6実施例の構成を示す図である。第6実施例は、第4実
施例の明度カーブを調整する代わりに、aとbを調整す
るようにした実施例であり、無彩色調整機構45の前
に、aとbの特性(カーブ)を調整するためのab調整
機構76が設けられている。ab調整機構76は、aと
bをそれぞれ独立に調整するa調整機構77とb調整機
構78で構成されている。a調整機構77とb調整機構
78における調整は、(2)に示すように、無彩色の
点、すなわちaとbが共にゼロの黒丸で示した点以外
は、任意にカーブ(対応関係)を変更できるようにして
いる。実際には、調整量に基づいて(3)のような色調
整テーブルを記憶しておき、補間演算により変化させて
いる。第6実施例の構成も、同様に他のデバイスの機構
に適用可能である。
【0047】図13は、第7実施例における変換機構及
び無彩色調整機構の部分の構成を示す図である。第7実
施例は、第1実施例の構成において、変換機構及び無彩
色調整機構はデバイスと分離されており、図示していな
い複数のデバイスA、B、Cに共通に使用されるように
したものである。第7実施例では、変換機構として、変
換機構A85と変換機構B86の2つを設け、それらが
選択可能であるようにすると共に、デバイスの色空間で
は1つの色調整機構84を設け、それを使用するかしな
いかの選択を可能にし、更に第2色空間では3つの調整
機構で構成される第2の色空間調整機構87を設け、3
つの調整機構をそれぞれ使用するかしないかの選択が独
立に選択可能にしている。第2色空間での3つの調整機
構は、明るさの調整機構88と、有彩色の調整機構89
と、無彩色の調整機構90である。無彩色の調整機構9
0はこれまで説明したものと同じものである。(2)は
選択表の例を示す。このように、各種の組合せが可能で
ある。デバイスA、B、Cは、入力装置の場合も出力装
置の場合のあり得る。
【0048】以上、第7実施例のように、変換機構と無
彩色調整機構はかならずしも各デバイスに設ける必要は
なく、画像情報サーバ21に設けることも可能である。
第1実施例から第7実施例では、各デバイスで調整機構
と無彩色調整機構の処理内容をそれぞれ独立に設定して
いた。しかし、そのように設定された入力装置で発生さ
れたカラー画像データは、出力装置の特性を考慮してお
らず、そのまま出力装置に供給したのでは良好な画像の
再生が行えないという問題を生じる。このような問題の
1つが、カラー画像データの色域と、出力装置の色域が
整合しないという問題である。第8実施例はこのような
問題に対応するようにした実施例である。
【0049】図14は、第8実施例の処理系の構成を示
す図であり、入力装置の変換機構から出力装置の変換機
構までの系を示している。これらの系のすべてを画像情
報サーバ21に設けることも可能であるが、ここでは、
変換機構34と無彩色調整機構35は入力デバイスに、
圧縮機構91、色域外圧縮機構92、入力デバイス色域
算出機構93、出力デバイス色域算出機構94、無彩色
調整機構45及び変換機構46は出力デバイスに設けら
れているものとして説明を行う。
【0050】第8実施例の処理系は、入力デバイスの色
区間はRGB空間とし、出力デバイスの色空間はCMY
空間とし、共通の色空間をLab空間とした例である。
入力デバイスの無彩色調整機構35は、これまでの実施
例と同様に、画像作成者が無彩色と思われる色のaとb
がゼロとなるLabデータを出力する。入力デバイス色
域算出機構93は、このLabデータの色域を算出す
る。色域の算出は、例えば、第5実施例のようにLab
データを一旦LCHデータに変換し、それを各明度と色
相に対しての最大彩度としての色域を記述する。なおこ
の色域算出機構93の色域は、ユーザが任意に設定でき
るようにしてもよい。これによりLabデータに左右さ
れずに一定の色域圧縮を行なうことができ、Labデー
タ間の違いを保持した出力結果を得ることができる。出
力デバイス色域算出機構94は、後述するような方法
で、デバイスが出力可能な色の範囲を、各明度と色相に
対しての最大彩度で記述する。このようにして得られた
入力デバイス色域の例を(2)に、出力デバイス色域の
例を(3)に示す。圧縮機構91の圧縮処理は、無彩色
を維持しながら2つの色域を合わせる必要がある。この
ような処理としては、例えば、LCHのLの範囲を合わ
せるように圧縮する。そして、このような圧縮処理を行
ったLCHデータのCが出力デバイスの色域内になるか
を調べる。色域内であればそのまま無彩色調整機構45
に出力するが、もしLCHデータのCが出力デバイスの
色域を越えている場合には、色域外圧縮機構92で、L
とHを保存し、Cの越えている部分についてのみ色域内
に入るようにCを圧縮する。
【0051】次に、出力デバイス色域算出機構94の処
理手順について説明する。この処理は、LCHの各種の
組合せについて、Lab値に変換し、更に無彩色調整機
構45と変換機構46により変換しCMY値を得る。こ
のCMY値が規定の範囲内であるかを判定する。もし入
っていればこのLCHの組合せは色域内であり、入って
いなければ色域外である。このような処理をLHの各種
の組合せについて繰り返してLCH空間での色域を算出
する。
【0052】図15は、第8実施例の色域算出の処理手
順を示すフローチャートである。ステップ501では、
LCHのLHについての最初の組合せを発生させる。ス
テップ502は初期化処理で、δを10とし、Cをゼロ
とする。ステップ503でCとLHと組み合わせてLC
Hの組合せを作成する。ステップ504では、このLC
Hに対して色変換を行いCMY値を得る。ステップ50
5ではこのCMY値が規定内かを判定する。この判定
は、例えば、CMY値が0〜255のレベルであるかを
判定することで行う。規定内でなければ大きすぎるの
で、ステップ506でδを半分にして新しいδとし、ス
テップ507でCからδを減算して新しいCとし、ステ
ップ503に戻る。規定内であれば、範囲はより広いこ
とが考えられる。そこで、ステップ508でδが1より
大きいかを判定する。δが1より小さい場合には、処理
を繰り返して境界付近になったと考えられるので、ステ
ップ510に進む。δが1より大きければ、ステップ5
09で、Cをδ増加させて新しいCとし、ステップ50
3に戻る。以上のようなステップを繰り返すと、δが徐
々に小さくなり、Cが色域の境界付近の値になり、ステ
ップ508でδが1より小さいと判定される。そこで、
ステップ510で、その時点のLCHの組合せを色域と
して格納する。ステップ511では、上記の処理がすべ
てのLHの組合せについて終了したかを判定し、終了し
ていなければ、ステップ501に戻り新しいLHの組合
せを発生させて、その組合せでのCの境界値を算出す
る。このような処理がすべてのLHの組合せについて終
了するまで続ける。
【0053】出力デバイス色域算出機構94における処
理は他にも可能であり、第9実施例はその例である。第
9実施例においては、デバイスの取りえる値の組合せを
逆変換し、更にLCH値に変換してLCH空間における
対応点を求める。もっとも外側に分布する対応点から色
域を決定する。具体的には、LCH空間をLとHについ
て所定の幅、例えば、Hを10°刻み、Lを10刻みに
領域分割する。そして、その領域内の対応点のうち最大
のCの対応点を境界とするように決定する。このような
処理をすべての領域について行い色域を決定する。領域
内に対応点がない場合には、隣接する領域から補間演算
で算出する。
【0054】図16は、第9実施例における出力デバイ
ス色域算出機構94の色域算出処理を示すフローチャー
トである。ステップ511では、CMYの組合せを例え
ば、10刻みで順に発生させる。ステップ512では、
発生された組合せについて、CMYからLabへ、更に
LabからLCHへの逆変換を行い、LCH空間におけ
る対応点を算出し、ステップ513で記憶する。ステッ
プ514ではこのような処理がすべてのLHの組合せに
ついて終了したか判定し、上記の処理がすべて終了する
まで続ける。ステップ515では、LCH空間をLとH
について所定の幅、例えば、Hを10°刻み、Lを10
刻みにした領域を順に発生させる。ステップ516で
は、領域内に対応点があるかを判定し、ある場合には更
にステップ517で複数の対応点から最大のCの対応点
を境界として記憶する。対応点が1個の場合には、その
点を記憶する。ステップ518では、このような処理が
すべての領域で終了したか判定し、終了するまで続け
る。このようにして得られた境界が色域である。
【0055】次に色域の圧縮について説明する。図17
は、第10実施例の色域圧縮を示す図である。図17の
(1)に示すように、第10実施例では、明度について
のみ圧縮を行うL圧縮機構95を設け、aとbについて
は元のデータを維持する。L圧縮機構95は、(2)に
示すように、カラー画像データの明度範囲を出力デバイ
スの明度範囲に合わせるように処理を行う。従って、出
力デバイスの明度範囲の方がカラー画像データの明度範
囲より大きい場合には、圧縮ではなく拡大されることに
なるが、ここでは共に圧縮ということばを使用する。具
体的には、カラー画像データの最大の明度をLmax1 、最
小の明度をLmin1 とし、出力デバイスの色域の最大の明
度Lmax2 、最小の明度をLmin2 とし、入力データをLab
、出力データをL'a'b'すると、変換式は次の式で表さ
れる。
【0056】L'=(L-Lmin1)/(Lmax1-Lmin1)*(Lmax2-Lmin
2)+Lmin2, a'=a, b'=b また、第10実施例において、出力デバイスが印刷装置
やプリンタなどの紙に画像を形成する装置の場合、最大
明度は紙の地肌の白で決定される。そこで、紙の地肌の
白をLw2 とすると、上記の変換式を、次のように変えて
もよい。 L'=(L-Lmin1)/(Lmax1-Lmin1)*(Lw2-Lmin2)+Lmin2, a'=
a, b'=b 第11実施例は、aとbについて色域の圧縮を行う例で
ある。図18の(1)に示すように、第11実施例で
は、aとbについてのみ圧縮を行うab圧縮機構96を
設け、Lについては元のデータを維持する。ab圧縮機
構96は、(2)に示すように、カラー画像データのa
b範囲を各明度毎に出力デバイスのab範囲に合わせる
ように処理を行う。具体的には、第5実施例で示した数
5のCとHに関する式に従って演算する。
【0057】図19は、第12実施例の処理系の構成を
示す図である。この実施例は、近似した色特性を有する
出力デバイスが複数ある場合、あるデバイスでカラーマ
ッチング処理を行い、その処理データを他のデバイスを
使用して行う近似出力が行えるようにしたもので、カラ
ーマッチング処理を行う出力デバイスを近似対象デバイ
ス、近似出力を行う出力デバイスを近似出力デバイスと
呼ぶ。図19において、参照番号103が近似対象デバ
イスで、104が近似出力デバイスである。近似対象デ
バイス103と近似出力デバイス104は、それぞれ無
彩色調整機構45と変換機構46を有している。また、
近似対象デバイス103と近似出力デバイス104で出
力する画像を調整するためのカラーマッチング処理機構
101と102が、近似対象デバイス103と近似出力
デバイス104に対応して設けられている。カラーマッ
チング処理機構101と102は、それぞれ圧縮機構9
1と色域外圧縮機構92を有する。カラーマッチング処
理機構101で処理された画像データは、近似対象デバ
イス103に出力されると共に、近似出力デバイス10
4に対応するカラーマッチング処理機構102の色域外
圧縮機構92に出力され、近似出力デバイス104から
出力される。このような構成により、例えば、近似対象
デバイス103の紙が黄色で、近似出力デバイス104
の紙が白い時にも、近似対象デバイス103と近似出力
デバイス104におけるグレイは無彩色調整機構45に
よりそれぞれグレイになるように調整されるので、画像
の印象は維持される。
【0058】図20は、第13実施例の処理系の構成を
示す図である。この実施例は、第12実施例において
は、カラーマッチング処理機構101で処理された画像
データが近似出力デバイス104に対応するカラーマッ
チング処理機構102の色域外圧縮機構92に出力され
ていたのを、近似対象デバイス103の無彩色調整機構
45の出力がカラーマッチング処理機構102の色域外
圧縮機構92に入力されるようにした点が異なる。これ
により、近似対象デバイス103と近似出力デバイス1
04でコピーのような出力が行える。例えば、近似対象
デバイス103の紙が黄色で、近似出力デバイス104
の紙が白い時に、白い紙の部分は黄色く出力され、コピ
ーが作成できる。
【0059】近似出力を行う場合、色域外圧縮機構92
は、例えば、色域外圧縮処理により得られた色域との距
離を色差とし、その色差が規定値を越えている時には、
近似出力デバイスの出力がある特定に色になるようにす
る。こうすることで、色調整や画像加工時にどこが範囲
外でつぶれているかが一目で分かる。なお、近似出力を
行なう場合、変換機構が色域圧縮などの色を変える処理
を行なう場合には、変換機構の出力を近似出力装置に入
力させる必要があり、その場合には変換機構の出力を逆
変換する逆変換機構を設け、その出力を近似出力装置に
入力させる。
【0060】図21は、第14実施例の入力デバイスの
構成を示す図である。ここでは、デバイスの色空間はR
GBで、これをLab空間のデータに変換して出力する
ものとする。図21の(1)に示すように、第14実施
例の入力デバイスは、第3実施例と同様に、デバイス本
体110の出力をデバイスのRGB色空間で調整するデ
バイスデータ調整機構111と、RGB/Lab変換機
構34と、無彩色調整機構35と、その出力をLab空
間で更に調整するためのLab空間調整機構112と、
これらの機構における処理を一括して行う一括変換機構
113と、4つの機構を順に行う系を選択するか一括変
換機構113を選択するかの切り換え機構とを有する。
これらの各機構での変換は、変換テーブルの場合は対応
する値を探す処理であり、変換式の場合は行列演算であ
り、順に行うと演算時間が長くなる。これらの各機構は
独立に調整が可能であることが必要であるが、一旦調整
が終了した後はそれぞれを調整する必要はない。そこ
で、これらの機構における変換処理をまとめて行う一括
変換機構113を設け、調整が終了した後はこの一括変
換機構113で処理を行えば、1回の処理でよく、処理
時間は1/4に短縮される。
【0061】図21の(2)は、一括変換機構113の
変換テーブルの内容を示す図である。図示のように、デ
バイスデータ調整機構111の処理はRGB値に対する
γ特性の変更処理であり、変換機構34の変換テーブル
はRGBの2刻みの組合せ値に対するLab値の表であ
り、無彩色調整機構35の処理は0と100のLに対す
るaとbの移動量であり、Lab空間調整機構112の
処理はLのγ値の補正である。これらの4つの機構の処
理をまとめておこなう一括変換機構113は変換テーブ
ルで実現される。この一括変換機構113の変換テーブ
ルを作成するには、RGBの2刻みの組合せ値に対し
て、デバイスデータ調整機構111、変換機構34、無
彩色調整機構35及びLab空間調整機構112の処理
を施してLab値を算出し、それを表にする。
【0062】図22は、第14実施例において一括変換
機構113から出力される画像情報の構成を示す図であ
り、デバイスデータ調整機構111、変換機構34、無
彩色調整機構35、Lab空間調整機構112及び一括
変換機構113のおける処理の内容を示す情報、ここで
は変換テーブルを一緒に画像データに付随させている。
このような情報を付随させることにより、その画像はど
の出力デバイスで再生されることを意識して作成された
かが理解でき、その出力デバイスが近くになくてもその
出力デバイスを近似対象デバイスとして他のデバイスで
出力することもできる。また、出力デバイスの色管理情
報が変更になった時には、その部分を入替える又は近似
出力をすることでデバイスの色管理情報が変更前の画像
を再現できる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のカラー画像処理システムにおける微妙な色再現の
問題を、デバイスの色をデバイス毎の違いを吸収する部
分と、デバイスの使用環境(色の見え方)の違いを吸収
する部分と、デバイスの色に関する個人の好みを実現す
る部分との3つに分離することで、マルチベンダ型シス
テムにおいてもユーザが容易にデバイスの色を管理し、
その色を合わせることができる。
【0064】また、デバイス間でグレイを合わせること
が容易になり、且つグレイを維持しながら色域を圧縮す
ることも容易にできるために、どのようなデバイスを接
続しても画像の見え方を一致させることができる。ま
た、数多くの調整情報も含めて、デバイスの色管理情報
として保持できるために、微調整や再調整が容易に行え
る。
【0065】更に、この調整機構が多いことによる不具
合も、管理機構を設けることで分かり易く、且つ余計な
処理をしないことで高速化することも可能である。更
に、色域が異なるデバイス間においても2段階の圧縮に
より、画像を感覚的に一致させることができる。更に、
近似出力が可能なため、色調整した結果がすぐに理解で
きる上に、実際に印刷しなくてもすむというコストダウ
ンも可能になる。
【0066】更に、画像にデバイスの色情報を付加する
ことで、最終出力のデバイスを変えることや最終出力の
結果を近似出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像処理システムの従来例の構成を示す
図である。
【図2】本発明のカラー画像処理システムの基本構成を
示す図である。
【図3】本発明のカラー画像処理システムにおいて、均
等色空間のデータをやりとりし、各デバイスのユーザが
無彩色であると思う色を均等色空間の無彩色値に対応さ
せる場合の基本構成を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例のカラー画像処理システム
の全体構成を示す図である。
【図5】第1実施例の変換機構のRGB/Lab変換テ
ーブルを示す図である。
【図6】第1実施例の無彩色調整機構の構成を示す図で
ある。
【図7】第2実施例の変換機構を示す図である。
【図8】第3実施例の画像変換/調整ユニットの部分の
構成を示す図である。
【図9】第4実施例の画像調整/変換ユニットの部分の
構成を示す図である。
【図10】第4実施例の変形例を示す図である。
【図11】第5実施例の調整/変換機構を示す図であ
る。
【図12】第6実施例の調整/変換機構を示す図であ
る。
【図13】第7実施例の変換/調整機構を示す図であ
る。
【図14】第8実施例の処理系を示す図である。
【図15】第8実施例の色域算出の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図16】第9実施例の色域算出の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図17】第10実施例の圧縮機構の構成を示す図であ
る。
【図18】第11実施例の圧縮機構の構成を示す図であ
る。
【図19】第12実施例の処理系の構成を示す図であ
る。
【図20】第13実施例の処理系の構成を示す図であ
る。
【図21】第14実施例の変換/調整機構の構成を示す
図である。
【図22】第14実施例の画像情報の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
11−1…カラー画像入力装置 11−n…カラー画像出力装置 13−1…固有/共通色空間変換機構 13−n…共通/固有色空間変換機構 13’−1、13’−n…均等色空間変換機構 14−1…第1無彩色情報処理機構 14−n…第2無彩色情報処理機構 14’−1、14’−n、35、45、46…無彩色調
整機構 31…スキャナ 34…RGB/Lab変換機構 41…印刷装置 47…Lab/RGB変換機構 48…Lab/CMY変換機構
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像情報を発生する少なくとも1
    つのカラー画像情報入力装置と、 カラー画像情報に基づいてカラー画像を生成する少なく
    とも1つのカラー画像情報出力装置と、 前記カラー画像情報入力装置で発生した、当該カラー画
    像情報入力装置に固有の色空間のカラー画像情報を、所
    定の色空間のカラー画像情報に変換する固有/共通色空
    間変換機構と、 前記所定の色空間のカラー画像情報を、前記カラー画像
    情報出力装置に固有の色空間のカラー画像情報に変換す
    る共通/固有色空間変換機構と、 前記固有/共通色空間変換機構で変換された前記所定の
    色空間のカラー画像情報における無彩色部分のカラー画
    像情報が、前記所定の色空間において無彩色を示す値に
    なるように調整する第1の無彩色情報処理機構と、 前記共通/固有色空間変換機構で変換する前記所定の色
    空間のカラー画像情報において、無彩色を示す値の部分
    が、無彩色になるように調整する第2の無彩色情報処理
    機構とを備えることを特徴とするカラー画像情報処理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラー画像情報処理シ
    ステムであって、 前記所定の色空間は、均等色空間、であるカラー画像情
    報処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のカラー画像情報処理シ
    ステムであって、 前記固有/共通色空間変換機構で変換する前の前記カラ
    ー画像情報入力装置に固有の色空間のカラー画像情報を
    調整する入力画像変換前調整機構と、 前記第1の無彩色調整機構で調整された均等色空間のカ
    ラー画像情報を調整する入力画像変換後調整機構と、 前記第2の無彩色調整機構で調整する前の均等色空間の
    カラー画像情報を調整する出力画像変換前調整機構と、 前記共通/固有色空間変換機構で変換された前記カラー
    画像情報出力装置に固有の色空間のカラー画像情報を調
    整する出力画像変換後調整機構とを備えるカラー画像情
    報処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のカラー画像情報処理シ
    ステムであって、 前記第1の無彩色調整機構の出力するカラー画像情報の
    前記所定の色空間における色域である第1の色域を算出
    する第1の色域算出機構と、 前記カラー画像情報出力装置が出力可能な第2の色空間
    での色域である第2の色域を算出する第2の色域算出機
    構と、 前記第1の色域と前記第2の色域を用いて、所定のアル
    ゴリズムで前記カラー画像情報を圧縮する第1の圧縮機
    構とを備えるカラー画像情報処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のカラー画像情報処理シ
    ステムであって、 前記第1の圧縮機構で圧縮された前記カラー画像情報の
    色域が前記第2の色域を越える場合に、越えているカラ
    ー画像部分について第2の所定のアルゴリズムで更に圧
    縮する第2の圧縮機構とを備えるカラー画像情報処理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のカラー画像情報処理シ
    ステムであって、 前記第2の色域算出機構は、前記カラー画像情報を前記
    カラー画像情報出力装置に対応する前記共通/固有色空
    間変換機構で変換した値が、規定の範囲内に入っている
    かを検出する範囲内判定機構を備え、 前記第1の圧縮機構と前記第2の圧縮機構は、前記範囲
    内判定機構の検出結果に基づいて圧縮量を調整するカラ
    ー画像情報処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のカラー画像情報処理シ
    ステムであって、 前記第2の色域算出機構は、前記カラー画像情報出力装
    置の入力値の範囲を、前記共通/固有色空間変換機構の
    変換の逆変換で変換した均等色空間の範囲から前記第2
    の色域を算出するカラー画像情報処理システム。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載のカラー画像情報処理シ
    ステムであって、 前記第1の色域算出機構は、前記第1の色域を任意に設
    定する色域設定機構を備え、該色域設定機構で設定され
    た前記第1の色域を出力するカラー画像情報処理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項4に記載のカラー画像情報処理シ
    ステムであって、 前記第1の圧縮機構は、前記第1の色域の最大明度と最
    小明度で規定される第1の明度域と、前記第2の色域の
    最大明度と最小明度で規定される第2の明度域とを算出
    する明度域算出機構と、前記第1と第2の明度域を対応
    させるように変換する明度変換機構とを備えるカラー画
    像情報処理システム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のカラー画像情報処理
    システムであって、 前記カラー画像情報出力装置は、紙上に画像を出力する
    装置であり、 前記明度域算出機構は、前記第2の色域の最大明度とし
    て、前記紙の明度を使用するカラー画像情報処理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 請求項4に記載のカラー画像情報処理
    システムであって、 前記圧縮機構は、前記第1の色域における各色相での最
    大彩度と前記第2の色域における各色相での最大彩度と
    が一致するように変換する彩度変換機構を備えるカラー
    画像情報処理システム。
  12. 【請求項12】 請求項4に記載のカラー画像情報処理
    システムであって、 近似の特性を有する2つ以上の前記カラー画像情報出力
    装置があり、 該2つ以上の前記カラー画像情報出力装置のうちの1つ
    のカラー画像情報出力装置でカラー画像情報を出力する
    時には、他の近似の特性を有する前記カラー画像情報出
    力装置に対応する前記第1と第2の圧縮機構で圧縮され
    たカラー画像情報を、前記1つのカラー画像情報出力装
    置の前記第2の圧縮機構に入力させるカラー画像情報処
    理システム。
  13. 【請求項13】 請求項4に記載のカラー画像情報処理
    システムであって、 近似の特性を有する2つ以上の前記カラー画像情報出力
    装置があり、 該2つ以上の前記カラー画像情報出力装置のうちの1つ
    のカラー画像情報出力装置でカラー画像情報を出力する
    時には、他の近似の特性を有する前記カラー画像情報出
    力装置に対応する前記第1と第2の圧縮機構で圧縮さ
    れ、更に前記第2の無彩色調整機構で調整されたカラー
    画像情報を、前記1つのカラー画像情報出力装置の前記
    第2の圧縮機構に入力させるカラー画像情報処理システ
    ム。
  14. 【請求項14】 請求項12又は13に記載のカラー画
    像情報処理システムであって、 前記第2の圧縮機構は、当該第2の圧縮機構で圧縮する
    カラー画像の部分で、圧縮する幅が所定値以上の部分の
    カラー画像情報を所定の値に変更するカラー画像情報処
    理システム。
  15. 【請求項15】 請求項2に記載のカラー画像情報処理
    システムであって、 前記カラー画像情報入力装置の前記固有/共通色空間変
    換機構と前記第1の無彩色情報調整機構の変換機能を合
    わせた一括変換機構と、該一括変換機構を動作させるか
    の選択をする選択機構とを備えるカラー画像情報処理シ
    ステム。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のカラー画像情報処
    理システムであって、 前記一括変換機構は、当該一括変換機構により変換され
    たカラー画像情報と共に、前記固有/共通色空間変換機
    構と前記第1の無彩色情報調整機構の情報を付加するカ
    ラー画像情報処理システム。
  17. 【請求項17】 所定の色空間のカラー画像情報を発生
    するカラー画像情報入力装置であって、 当該カラー画像情報入力装置で発生した、固有の色空間
    のカラー画像情報を、所定の色空間のカラー画像情報に
    変換する固有/共通色空間変換機構と、 該固有/共通色空間変換機構で変換された前記所定の色
    空間のカラー画像情報における無彩色部分のカラー画像
    情報が、前記所定の色空間において無彩色を示す値にな
    るように調整する無彩色情報処理機構とを備えることを
    特徴とするカラー画像情報入力装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のカラー画像情報入
    力装置であって、 前記所定の色空間は、均等色空間、 であるカラー画像情報入力装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のカラー画像情報入
    力装置であって、 前記無彩色調整機構は、入力される任意の明度における
    色相/彩度の補正量から、各明度における色相/彩度の
    補正量を補間法により算出し、算出した各明度における
    色相/彩度の補正量を、前記均等色空間のカラー画像情
    報に加えるカラー画像情報入力装置。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載のカラー画像情報入
    力装置であって、 前記固有/共通色空間変換機構は、固有の色空間から所
    定の色空間への変換方式を複数有し、いずれの変換方式
    を使用するかの選択が可能であるカラー画像情報入力装
    置。
  21. 【請求項21】 請求項17に記載のカラー画像情報入
    力装置であって、 前記固有/共通色空間変換機構で変換する前の当該カラ
    ー画像情報入力装置に固有の色空間のカラー画像情報を
    調整する入力画像変換前調整機構と、 前記第1の無彩色調整機構で調整された均等色空間のカ
    ラー画像情報を調整する入力画像変換後調整機構とを備
    えるカラー画像情報入力装置。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載のカラー画像情報入
    力装置であって、 前記入力画像変換後調整機構は、均等色空間での明度の
    入出力特性を任意に変える明度変換機構を備えるカラー
    画像情報入力装置。
  23. 【請求項23】 請求項21に記載のカラー画像情報入
    力装置であって、 前記入力画像変換後調整機構は、任意の色の明度/色相
    /彩度を調整する調整機構と、該調整機構で調整された
    任意の色の間を所定のアルゴリズムで補間する補間機構
    とを備えるカラー画像情報入力装置。
  24. 【請求項24】 請求項21に記載のカラー画像情報入
    力装置であって、 前記入力画像変換後調整機構は、色相/彩度からなる均
    等色区間の知覚属性値の曲線を任意に変更する機構を備
    えるカラー画像情報入力装置。
  25. 【請求項25】 請求項21に記載のカラー画像情報入
    力装置であって、 前記入力画像変換後調整機構は、複数の異なる調整機構
    と、該複数の異なる調整機構から調整機構を選択し、任
    意に組み合わせる選択機構とを備えるカラー画像情報入
    力装置。
  26. 【請求項26】 請求項17に記載のカラー画像情報入
    力装置であって、 前記カラー画像情報入力装置の前記固有/共通色空間変
    換機構と前記第1の無彩色情報調整機構の変換機能を合
    わせた一括変換機構と、該一括変換機構を動作させるか
    の選択をする選択機構とを備えるカラー画像情報入力装
    置。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載のカラー画像情報入
    力装置であって、 前記一括変換機構は、当該一括変換機構により変換され
    たカラー画像情報と共に、前記固有/共通色空間変換機
    構と前記第1の無彩色情報調整機構の情報を付加するカ
    ラー画像情報入力装置。
  28. 【請求項28】 所定の色空間のカラー画像情報に基づ
    いてカラー画像を生成するカラー画像情報出力装置であ
    って、 前記所定の色空間のカラー画像情報を、当該カラー画像
    情報出力装置に固有の色空間のカラー画像情報に変換す
    る共通/固有色空間変換機構と、 該共通/固有色空間変換機構で変換する前記所定の色空
    間のカラー画像情報において、無彩色を示す値の部分が
    無彩色になるように調整する無彩色情報処理機構とを備
    えることを特徴とするカラー画像情報出力装置。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載のカラー画像情報出
    力装置であって、 前記所定の色空間は、均等色空間、 であるカラー画像情報出力装置。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載のカラー画像情報出
    力装置であって、 前記無彩色調整機構は、入力される任意の明度における
    色相/彩度の補正量から、各明度における色相/彩度の
    補正量を補間法により算出し、算出した各明度における
    色相/彩度の補正量を、前記均等色空間のカラー画像情
    報に加えるカラー画像情報出力装置。
  31. 【請求項31】 請求項29に記載のカラー画像情報入
    力装置であって、 前記共通/固有色空間変換機構は、固有の色空間から所
    定の色空間への変換方式を複数有し、いずれの変換方式
    を使用するかの選択が可能であるカラー画像情報入力装
    置。
  32. 【請求項32】 請求項29に記載のカラー画像情報出
    力装置であって、 前記無彩色調整機構で調整する前の均等色空間のカラー
    画像情報を調整する出力画像変換前調整機構と、 前記共通/固有色空間変換機構で変換された当該カラー
    画像情報出力装置に固有の色空間のカラー画像情報を調
    整する出力画像変換後調整機構とを備えるカラー画像情
    報出力装置。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載のカラー画像情報出
    力装置であって、 前記出力画像変換前調整機構は、均等色空間での明度の
    入出力特性を任意に変える明度変換機構を備えるカラー
    画像情報出力装置。
  34. 【請求項34】 請求項32に記載のカラー画像情報出
    力装置であって、 前記出力画像変換前調整機構は、任意の色の明度/色相
    /彩度を調整する調整機構と、該調整機構で調整された
    任意の色の間を所定のアルゴリズムで補間する補間機構
    とを備えるカラー画像情報出力装置。
  35. 【請求項35】 請求項32に記載のカラー画像情報出
    力装置であって、 前記出力画像変換前調整機構は、色相/彩度からなる均
    等色区間の知覚属性値の曲線を任意に変更する機構を備
    えるカラー画像情報出力装置。
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