JPH1155485A - 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶した記憶媒体

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JPH1155485A
JPH1155485A JP9203213A JP20321397A JPH1155485A JP H1155485 A JPH1155485 A JP H1155485A JP 9203213 A JP9203213 A JP 9203213A JP 20321397 A JP20321397 A JP 20321397A JP H1155485 A JPH1155485 A JP H1155485A
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Shigeru Ueda
茂 上田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IEEE1394バスでは、一定時間内のデータ転送
量(バスバンド幅)が一律ではなく、転送可能なデータ
量が変動するため、高階調、高解像度ではデータの転送が
不可能であり、低階調、低解像度ではバスバンド幅が大き
く確保できる時でも低い画質で印刷処理を行うというこ
とになってしまう。 【解決手段】 送信部を介して所定時間毎に送信可能な
同期転送のデータ量を識別する識別手段と、前記識別手
段によって識別された同期転送のデータ量の範囲で生成
部で生成された画像データを前記送信部を介して送信可
能かどうかを判断する判断手段と、前記判断手段で前記
画像データを送信できないと判断された場合、前記送信
部を介して送信すべき画像データの画質を再設定する再
設定手段と、前記再設定手段で再設定された画質で前記
送信部を介して送信すべき画像データを前記生成部に生
成させる制御手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御信号とデータ
を混在させて通信することが可能なデータ通信バスを用
いて制御信号を非同期転送、データを同期転送により通
信することが可能な情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコン周辺機器の中でも最も利用頻度
が高いのはハードディスクやプリンタであり、これらの
周辺装置は小型コンピュータ用汎用型インターフェース
で代表的なデジタルインターフェースである、SCSI等を
もってパソコン間との接続がなされ、データ通信が行わ
れている。
【0003】また、デジタルカメラやデジタルビデオカ
メラなどといった記録再生装置もパソコンへの入力手段
としての周辺装置の1つであり、近年、デジタルカメラや
デジタルビデオカメラで撮影した静止画や動画といった
映像をパソコンへとりこみ、ハードディスクに記憶した
り、またはパソコンで編集した後、プリンタでカラープリ
ントするといった分野の技術が進んでおり、ユーザーも
増えている。
【0004】取り込んだ画像データをパソコンからプリ
ンタやハードディスクへ出力する際などに、上記のSCSI
等を経由してデータ通信がなされるものであり、そのよ
うな時に画像データのようにデータ量の多い情報を送る
ためにも、こういったデジタルインターフェースは転送
データレートの高い、かつ汎用性のあるものが必要とさ
れる。
【0005】このような要望に応えられるデジタルイン
ターフェースとして、最高400Mbit/sのデータ転送が可
能な、IEEE1394バスが注目されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、IEEE1394バス
にはパソコンやデジタルカメラといった周辺装置が接続
されるため、バスバンド幅がプリンタへのデータの送信
だけでなく他の装置のデータの送受信にも割り当てられ
るため、一定時間内のデータ転送量(バスバンド幅)が
一律ではなく、転送可能なデータ量が変動するため、高
階調、高解像度ではデータの転送が不可能であり、低階
調、低解像度ではバスバンド幅が大きく確保できる時で
も低い画質で印刷処理を行うということになってしま
う。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願発明に係る情報処理装置は、生成部で画像データ
を生成させ、生成された画像データを送信部を介して同
期転送により送信する情報処理装置であって、前記送信
部を介して所定時間毎に送信可能な同期転送のデータ量
を識別する識別手段と、前記識別手段によって識別され
た同期転送のデータ量の範囲で前記生成部で生成された
画像データを前記送信部を介して送信可能かどうかを判
断する判断手段と、前記判断手段で前記画像データを送
信できないと判断された場合、前記送信部を介して送信
すべき画像データの画質を再設定する再設定手段と、前
記再設定手段で再設定された画質で前記送信部を介して
送信すべき画像データを前記生成部に生成させる制御手
段とを有する。
【0008】上記目的を達成するため、本願発明に係る
情報処理方法は、生成部で画像データを生成させ、生成
された画像データを送信部を介して同期転送により送信
する情報処理装置の情報処理方法であって、前記送信部
を介して所定時間毎に送信可能な同期転送のデータ量を
識別する識別工程と、前記識別工程で識別された同期転
送のデータ量の範囲で前記生成部で生成された画像デー
タを前記送信部を介して送信可能かどうかを判断する判
断工程と、前記判断工程で前記画像データを送信できな
いと判断された場合、前記送信部を介して送信すべき画
像データの画質を再設定する再設定工程と、前記再設定
工程で再設定された画質で前記送信部を介して送信すべ
き画像データを前記生成部に生成させる制御工程とを有
する。
【0009】上記目的を達成するため、本願発明に係る
記憶媒体は、生成部で画像データを生成させ、生成され
た画像データを送信部を介して同期転送により送信する
情報処理装置で用いられる、コンピュータが読み出し可
能なプログラムを記憶した記憶媒体であって、前記プロ
グラムは、前記送信部を介して所定時間毎に送信可能な
同期転送のデータ量を識別する識別工程と、前記識別工
程で識別された同期転送のデータ量の範囲で前記生成部
で生成された画像データを前記送信部を介して送信可能
かどうかを判断する判断工程と、前記判断工程で前記画
像データを送信できないと判断された場合、前記送信部
を介して送信すべき画像データの画質を再設定する再設
定工程と、前記再設定工程で再設定された画質で前記送
信部を介して送信すべき画像データを前記生成部に生成
させる制御工程とを有する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に本発明を実施するときの、
ネットワーク構成の一例を示す。
【0011】図1は、IEEE1394I/Fを通じて接続され
た、PC、プリンタ等の接続の状態を示す図である。
【0012】ここで、本発明では、各機器間を接続する
デジタルI/FをIEEE1394シリアルバスを用いるので、
IEEE1394シリアルバスについてあらかじめ説明する。
【0013】《IEEE1394の技術の概要》家庭用デジ
タルVTRやDVDの登場も伴なって、ビデオデータや
オーディオデータなどのリアルタイムでかつ高情報量の
データ転送のサポートが必要になっている。こういった
ビデオデータやオーディオデータをリアルタイムで転送
し、パソコン(PC)に取り込んだり、またはその他の
デジタル機器に転送を行なうには、必要な転送機能を備
えた高速データ転送可能なインタフェースが必要になっ
てくるものであり、そういった観点から開発されたイン
タフェースがIEEE1394−1995 (High Performance Seri
al Bus)(以下1394シリアルバス)である。
【0014】図7に1394シリアルバスを用いて構成され
るネットワーク・システムの例を示す。このシステムは
機器A,B,C,D,E,F,G,Hを備えており、A-B間、A-C間、B-D
間、D-E間、C-F間、C-G間、及びC-H間をそれぞれ1394シ
リアルバスのツイスト・ペア・ケーブルで接続されてい
る。この機器A〜Hは例としてPC、デジタルVTR、DVD、デ
ジタルカメラ、ハードディスク、モニタ等である。
【0015】各機器間の接続方式は、ディジーチェーン
方式とノード分岐方式とを混在可能としたものであり、
自由度の高い接続が可能である。また、各機器は各自固
有のIDを有し、それぞれが認識し合うことによって13
94シリアルバスで接続された範囲において、1つのネッ
トワークを構成している。各デジタル機器間をそれぞれ
1本の1394シリアルバスケーブルで順次接続するだけ
で、それぞれの機器が中継の役割を行い、全体として1
つのネットワークを構成するものである。また、1394シ
リアルバスの特徴でもある、Plug & Play機能でケーブ
ルを機器に接続した時点で自動で機器の認識や接続状況
などを認識する機能を有している。また、図7に示した
ようなシステムにおいて、ネットワークからある機器が
削除されたり、または新たに追加されたときなど、自動
的にバスリセットを行い、それまでのネットワーク構成
をリセットしてから、新たなネットワークの再構築を行
なう。この機能によって、その時々のネットワークの構
成を常時設定、認識することができる。またデータ転送
速度は、100/200/400 Mbpsと備えており、上位の転送
速度を持つ機器が下位の転送速度をサポートし、互換を
とるようになっている。データ転送モードとしては、コ
ントロール信号などの非同期データ(Asynchronousデー
タ:以下Asyncデータ)を転送するAsynchronous転送モ
ード、リアルタイムなビデオデータやオーディオデータ
等の同期データ(Isochronousデータ:以下Isoデータ)
を転送するIsochronous転送モードがある。このAsyncデ
ータとIsoデータは各サイクル(通常1サイクル125μS)
の中において、サイクル開始を示すサイクル・スタート
・パケット(CSP)の転送に続き、Isoデータの転送を優
先しつつサイクル内で混在して転送される。次に、図8
に1394シリアルバスの構成要素を示す。1394シリアル
バスは全体としてレイヤ(階層)構造で構成されてい
る。
【0016】図8に示したように、最もハード的なのが
1394シリアルバスのケーブルであり、そのケーブルのコ
ネクタが接続されるコネクタポートがあり、その上にハ
ードウェアとしてフィジカル・レイヤとリンク・レイヤ
がある。ハードウェア部は実質的なインターフェイスチ
ップの部分であり、そのうちフィジカル・レイヤは符号
化やコネクタ関連の制御等を行い、リンク・レイヤはパ
ケット転送やサイクルタイムの制御等を行なう。ファー
ムウェア部のトランザクション・レイヤは、転送(トラ
ンザクション)すべきデータの理を行ない、ReadやWrit
eといった命令を出す。シリアルバスマネージメント
は、接続されている各機器の接続状況やIDの管理を行
ない、ネットワークの構成を管理する部分である。この
ハードウェアとファームウェアまでが実質上の1394シリ
アルバスの構成である。
【0017】またソフトウェア部のアプリケーション・
レイヤは使うソフトによって異なり、インタフェース上
にどのようにデータをのせるか規定する部分であり、AV
プロトコルなどのプロトコルによって規定されている。
以上が1394シリアルバスの構成である。
【0018】次に、図9に1394シリアルバスにおけるア
ドレス空間の図を示す。
【0019】1394シリアルバスに接続された各機器(ノ
ード)には必ず各ノード固有の、64ビットアドレスを持
たせておく。そしてこのアドレスをROMに格納しておく
ことで、自分や相手のノードアドレスを常時認識でき、
相手を指定した通信も行なえる。1394シリアルバスのア
ドレッシングは、IEEE1212規格に準じた方式であり、ア
ドレス設定は、最初の10bitがバスの番号の指定用に、
次の6bitがノードID番号の指定用に使われる。残りの4
8bitが機器に与えられたアドレス幅になり、それぞれ固
有のアドレス空間として使用できる。最後の28bitは固
有データの領域として、各機器の識別や使用条件の指定
の情報などを格納する。以上が1394シリアルバスの技術
の概要である。
【0020】次に、1394シリアルバスの特徴といえる技
術の部分を、より詳細に説明する。
【0021】《1394シリアルバスの電気的仕様》図10に
1394シリアルバス・ケーブルの断面図を示す。1394シリ
アルバスでは接続ケーブル内に、2組のツイストペア信
号線の他に、電源ラインを設けている。これによって、
電源を持たない機器や、故障により電圧低下した機器等
にも電力の供給が可能になっている。
【0022】電源線内を流れる電源の電圧は8〜40V、
電流は最大電流DC1.5Aと規定されている。
【0023】《DS−Link符号化》1394シリアルバスで採
用されている、データ転送フォーマットのDS−Link符号
化方式を説明するための図を図11に示す。1394シリアル
バスでは、DS−Link(Data/Strobe Link)符号化方式
が採用されている。このDS−Link符号化方式は、高速な
シリアルデータ通信に適しており、その構成は、2本の
信号線を必要とする。より対線のうち1本に主となるデ
ータを送り、他方のより対線にはストローブ信号を送る
構成になっている。受信側では、この通信されるデータ
と、ストローブとの排他的論理和をとることによってク
ロックを再現できる。このDS−Link符号化方式を用いる
メリットとして、他のシリアルデータ転送方式に比べて
転送効率が高いこと、PLL回路が不要となるのでコント
ローラLSIの回路規模を小さくできること、更には、転
送すべきデータが無いときにアイドル状態であることを
示す情報を送る必要が無いので、各機器のトランシーバ
回路をスリープ状態にすることができることによって、
消費電力の低減が図れる、などが挙げられる。
【0024】《バスリセットのシーケンス》1394シリア
ルバスでは、接続されている各機器(ノード)にはノー
ドIDが与えられ、ネットワーク構成として認識されてい
る。このネットワーク構成に変化があったとき、例えば
ノードの挿抜や電源のON/OFFなどによるノード数の増
減などによって変化が生じて、新たなネットワーク構成
を認識する必要があるとき、変化を検知した各ノードは
バス上にバスリセット信号を送信して、新たなネットワ
ーク構成を認識するモードに入る。このときの変化の検
知方法は、1394ポート基盤上でのバイアス電圧の変化を
検知することによって行われる。あるノードからバスリ
セット信号が伝達されて、各ノードのフィジカルレイヤ
はこのバスリセット信号を受けると同時にリンクレイヤ
にバスリセットの発生を伝達し、かつ他のノードにバス
リセット信号を伝達する。最終的にすべてのノードがバ
スリセット信号を検知した後、バスリセットが起動とな
る。バスリセットは、先に述べたようなケーブル抜挿
や、ネットワーク異常等によるハード検出による起動
と、プロトコルからのホスト制御などによってフィジカ
ルレイヤに直接命令を出すことによっても起動する。ま
た、バスリセットが起動するとデータ転送は一時中断さ
れ、この間のデータ転送は待たされ、終了後、新しいネ
ットワーク構成のもとで再開される。以上がバスリセッ
トのシーケンスである。
【0025】《ノードID決定のシーケンス》バスリセッ
トの後、各ノードは新しいネットワーク構成を構築する
ために、各ノードにIDを与える動作に入る。このとき
の、バスリセットからノードID決定までの一般的なシ
ーケンスを図19、20、21のフローチャートを用いて説明
する。図19のフローチャートは、バスリセットの発生か
らノードIDが決定し、データ転送が行えるようになる
までの、一連のバスの作業を示してある。
【0026】まず、ステップS1101として、ネットワー
ク内にバスリセットが発生することを常時監視してい
て、ここでノードの電源ON/OFFなどでバスリセッ
トが発生するとステップS1102に移る。ステップS1102
では、ネットワークがリセットされた状態から、新たな
ネットワークの接続状況を知るために、直接接続されて
いる各ノード間において親子関係の宣言がなされる。ス
テップS1103として、すべてのノード間で親子関係が決
定すると、ステップS1104として一つのルートが決定す
る。すべてのノード間で親子関係が決定するまで、ステ
ップS1102の親子関係の宣言をおこない、またルートも
決定されない。ステップS1104でルートが決定される
と、次はステップS1105として、各ノードにIDを与え
るノードIDの設定作業が行われる。所定のノード順序
で、ノードIDの設定が行われ、すべてのノードにID
が与えられるまで繰り返し設定作業が行われ、最終的に
ステップS1106としてすべてのノードにIDを設定し終
えたら、新しいネットワーク構成がすべてのノードにお
いて認識されたので、ステップS1107としてノード間の
データ転送が行える状態となり、データ転送が開始され
る。このステップS1107の状態になると、再びバスリセ
ットが発生するのを監視するモードに入り、バスリセッ
トが発生したらステップS1101からステップS1106まで
の設定作業が繰り返し行われる。
【0027】以上が、図19のフローチャートの説明であ
るが、図19のフローチャートのバスリセットからルート
決定までの部分と、ルート決定後からID設定終了まで
の手順をより詳しくフローチャート図に表したものをそ
れぞれ、図20、図21に示す。まず、図20のフローチャー
トの説明を行う。
【0028】ステップS1201としてバスリセットが発生
すると、ネットワーク構成は一旦リセットされる。な
お、ステップS1201としてバスリセットが発生するのを
常に監視している。次に、ステップS1202としてリセッ
トされたネットワークの接続状況を再認識する作業の第
一歩として、各機器にリーフ(ノード)であることを示
すフラグを立てておく。さらに、ステップS1203として
各機器が自分の持つポートがいくつ他ノードと接続され
ているのかを調べる。ステップS1204のポート数の結果
に応じて、これから親子関係の宣言を始めていくため
に、未定義(親子関係が決定されてない)ポートの数を
調べる。バスリセットの直後はポート数=未定義ポート
数であるが、親子関係が決定されていくにしたがって、
ステップS1204で検知する未定義ポートの数は変化して
いくものである。まず、バスリセットの直後、はじめに
親子関係の宣言を行えるのはリーフに限られている。リ
ーフであるというのはステップS1203のポート数の確認
で知ることができる。リーフは、ステップS1205とし
て、自分に接続されているノードに対して、「自分は
子、相手は親」と宣言し動作を終了する。ステップS12
03でポート数が複数ありブランチと認識したノードは、
バスリセットの直後はステップS1204で未定義ポート数
>1ということなので、ステップS1206へと移り、まず
ブランチというフラグが立てられ、ステップS1207でリ
ーフからの親子関係宣言で「親」の受付をするために待
つ。リーフが親子関係の宣言を行い、ステップS1207で
それを受けたブランチは適宜ステップS1204の未定義ポ
ート数の確認を行い、未定義ポート数が1になっていれ
ば残っているポートに接続されているノードに対して、
ステップS1205の「自分が子」の宣言をすることが可能
になる。2度目以降、ステップS1204で未定義ポート数
を確認しても2以上あるブランチに対しては、再度ステ
ップS1207でリーフ又は他のブランチからの「親」の受
付をするために待つ。最終的に、いずれか1つのブラン
チ、又は例外的にリーフ(子宣言を行えるのにすばやく
動作しなかった為)がステップS1204の未定義ポート数
の結果としてゼロになったら、これにてネットワーク全
体の親子関係の宣言が終了したものであり、未定義ポー
ト数がゼロ(すべてのポートとして決定)になった唯一
のノードはステップS1208としてルートのフラグが立て
られ、ステップS1209としてルートとしての認識がなさ
れる。このようにして、図20に示したバスリセットか
ら、ネットワーク内すべてのノード間における親子関係
の宣言までが終了する。
【0029】つぎに、図21のフローチャートについて説
明する。まず、図20までのシーケンスでリーフ、ブラン
チ、ルートという各ノードのフラグの情報が設定されて
いるので、これを元にして、ステップS1301でそれぞれ
分類する。各ノードにIDを与える作業として、最初に
IDの設定を行うことができるのはリーフからである。
リーフ→ブランチ→ルートの順で若い番号(ノード番号
=0〜)からIDの設定がなされていく。ステップS13
02としてネットワーク内に存在するリーフの数N(Nは
自然数)を設定する。この後、ステップS1303として
各自リーフがルートに対して、IDを与えるように要求
する。この要求が複数ある場合には、ルートはステップ
S1304としてアービトレーション(1つに調停する作
業)を行い、ステップS1305として勝ったノード1つに
ID番号を与え、負けたノードには失敗の結果通知を行
う。ステップS1306としてID取得が失敗に終わった
リーフは、再度ID要求を出し、同様の作業を繰り返
す。IDを取得できたリーフからステップS1307とし
て、そのノードのID情報をブロードキャストで全ノー
ドに転送する。1ノードID情報のブロードキャストが
終わると、ステップS1308として残りのリーフの数が1
つ減らされる。ここで、ステップS1309として、この残
りのリーフの数が1以上ある時はステップS1303のID
要求の作業からを繰り返し行い、最終的にすべてのリー
フがID情報をブロードキャストすると、ステップS13
09がN=0となり、次はブランチのID設定に移る。ブ
ランチのID設定もリーフの時と同様に行われる。ま
ず、ステップS1310としてネットワーク内に存在するブ
ランチの数M(Mは自然数)を設定する。この後、ステ
ップS1311として各自ブランチがルートに対して、ID
を与えるように要求する。これに対してルートは、ステ
ップS1312としてアービトレーションを行い、勝ったブ
ランチから順にリーフに与え終った次の若い号から与え
ていく。ステップS1313として、ルートは要求を出した
ブランチにID情報又は失敗結果を通知し、ステップS
1314としてID取得が失敗に終わったブランチは、再度
ID要求を出し、同様の作業を繰り返す。IDを取得で
きたブランチからステップS1315として、そのノードの
ID情報をブロードキャストで全ノードに転送する。1
ノードID情報のブロードキャストが終わると、ステッ
プS1316として残りのブランチの数が1つ減らされる。
ここで、ステップS1317として、この残りのブランチの
数が1以上ある時はステップS1311のID要求の作業か
らを繰り返し、最終的にすべてのブランチがID情報を
ブロードキャストするまで行われる。すべてのブランチ
がノードIDを取得すると、ステップS1317はM=0
となり、ブランチのID取得モードも終了する。ここま
で終了すると、最終的にID情報を取得していないノー
ドはルートのみなので、ステップS1318として与えてい
ない番号で最も若い番号を自分のID番号と設定し、ス
テップS1319としてルートのID情報をブロードキャス
トする。以上で、図21に示したように、親子関係が決定
した後から、すべてのノードのIDが設定されるまでの
手順が終了する。
【0030】次に、一例として図12に示した実際のネッ
トワークにおける動作を図12を参照しながら説明する。
【0031】図12の説明として、(ルート)ノードBの
下位にはノードAとノードCが直接接続されており、更
にノードCの下位にはノードDが直接接続されており、
更にノードDの下位にはノードEとノードFが直接接続
された階層構造になっている。この、階層構造やルート
ノード、ノードIDを決定する手順を以下で説明する。バ
スリセットがされた後、まず各ノードの接続状況を認識
するために、各ノードの直接接続されているポート間に
おいて、親子関係の宣言がなされる。この親子とは親側
が階層構造で上位となり、子側が下位となると言うこと
ができる。図12ではバスリセットの後、最初に親子関係
の宣言を行なったのはノードAである。基本的にノード
の1つのポートにのみ接続があるノード(リーフと呼
ぶ)から親子関係の宣言を行なうことができる。これは
自分には1ポートの接続のみということをまず知ること
ができるので、これによってネットワークの端であるこ
とを認識し、その中で早く動作を行なったノードから親
子関係が決定されていく。こうして親子関係の宣言を行
なった側(A-B間ではノードA)のポートが子と設定
され、相手側(ノードB)のポートが親と設定される。
こうして、ノードA−B間では子−親、ノードE−D間で
子−親、ノードF−D間で子−親と決定される。さらに1
階層あがって、今度は複数個接続ポートを持つノード
(ブランチと呼ぶ)のうち、他ノードからの親子関係の
宣言を受けたものから順次、更に上位に親子関係の宣言
を行なっていく。図12ではまずノードDがD−E間、D−F
間と親子関係が決定した後、ノードCに対する親子関係
の宣言を行っており、その結果ノードD−C間で子−親と
決定している。ノードDからの親子関係の宣言を受けた
ノードCは、もう一つのポートに接続されているノードB
に対して親子関係の宣言を行なっている。これによって
ノードC−B間で子−親と決定している。このようにし
て、図12のような階層構造が構成され、最終的に接続さ
れているすべてのポートにおいて親となったノードB
が、ルートノードと決定された。ルートは1つのネット
ワーク構成中に一つしか存在しないものである。
【0032】なお、この図12においてノードBがルート
ノードと決定されたが、これはノードAから親子関係宣
言を受けたノードBが、他のノードに対して親子関係宣
言を早いタイミングで行なっていれば、ルートノードは
他ノードに移っていたこともあり得る。すなわち、伝達
されるタイミングによってはどのノードもルートノード
となる可能性があり、同じネットワーク構成でもルート
ノードは一定とは限らない。
【0033】ルートノードが決定すると、次は各ノード
IDを決定するモードに入る。ここではすべてのノード
が、決定した自分のノードIDを他のすべてのノードに通
知する(ブロードキャスト機能)。
【0034】自己ID情報は、自分のノード番号、接続さ
れている位置の情報、持っているポートの数、接続のあ
るポートの数、各ポートの親子関係の情報等を含んでい
る。ノードID番号の割り振りの手順としては、まず1つ
のポートにのみ接続があるノード(リーフ)から起動す
ることができ、この中から順にノード番号=0、1、
2、、と割り当てられる。ノードIDを手にしたノード
は、ノード番号を含む情報をブロードキャストで各ノー
ドに送信する。これによって、そのID番号は『割り当て
済み』であることが認識される。すべてのリーフが自己
ノードIDを取得し終ると、次はブランチへ移りリーフに
引き続いたノードID番号が各ノードに割り当てられる。
リーフと同様に、ノードID番号が割り当てられたブラン
チから順次ノードID情報をブロードキャストし、最後に
ルートノードが自己ID情報をブロードキャストする。す
なわち、常にルートは最大のノードID番号を所有するも
のである。
【0035】以上のようにして、階層構造全体のノード
IDの割り当てが終わり、ネットワーク構成が再構築さ
れ、バスの初期化作業が完了する。
【0036】《アービトレーション》1394シリアルバス
では、データ転送に先立って必ずバス使用権のアービト
レーション(調停)を行なう。1394シリアルバスは個別
に接続された各機器が、転送された信号をそれぞれ中継
することによって、ネットワーク内すべての機器に同信
号を伝えるように、論理的なバス型ネットワークである
ので、パケットの衝突を防ぐ意味でアービトレーション
は必要である。これによってある時間には、たった一つ
のノードのみ転送を行なうことができる。アービトレー
ションを説明するための図として図13(a)にバス使用
要求の図(b)にバス使用許可の図を示し、以下これを
用いて説明する。
【0037】アービトレーションが始まると、1つもし
くは複数のノードが親ノードに向かって、それぞれバス
使用権の要求を発する。図13(a)のノードCとノードF
がバス使用権の要求を発しているノードである。これを
受けた親ノード(図13ではノードA)は更に親ノードに
向かって、バス使用権の要求を発する(中継する )。
この要求は最終的に調停を行なうルートに届けられる。
【0038】バス使用要求を受けたルートノードは、ど
のノードにバスを使用させるかを決める。この調停作業
はルートノードのみが行なえるものであり、調停によっ
て勝ったノードにはバスの使用許可を与える。図13
(b)ではノードCに使用許可が与えられ、ノードFの使
用は拒否された図である。アービトレーションに負けた
ノードに対してはDP(data prefix)パケットを送り、
拒否されたことを知らせる。拒否されたノードのバス使
用要求は次回のアービトレーションまで待たされる。
【0039】以上のようにして、アービトレーションに
勝ってバスの使用許可を得たノードは、以降データの転
送を開始できる。ここで、アービトレーションの一連の
流れをフローチャート図22に示して、説明する。
【0040】ノードがデータ転送を開始できる為には、
バスがアイドル状態であることが必要である。先に行わ
れていたデータ転送が終了して、現在バスが空き状態で
あることを認識するためには、各転送モードで個別に設
定されている所定のアイドル時間ギャップ長(例.サブ
アクション・ギャップ)を経過する事によって、各ノー
ドは自分の転送が開始できると判断する。ステップS1
401として、Asyncデータ、Isoデータ等それぞれ転送す
るデータに応じた所定のギャップ長が得られたか判断す
る。所定のギャップ長が得られない限り、転送を開始す
るために必要なバス使用権の要求はできないので、所定
のギャップ長が得られるまで待つ。ステップS1401で
所定のギャップ長が得られたら、ステップS1402とし
て転送すべきデータがあるか判断し、ある場合はステッ
プS1403として転送するためにバスを確保するよう、
バス使用権の要求をルートに対して発する。このとき
の、バス使用権の要求を表す信号の伝達は、図13に示し
たように、ネットワーク内各機器を中継しながら、最終
的にルートに届けられる。ステップS1402で転送する
データがない場合は、そのまま待機する。次に、ステッ
プS1404として、ステップS1403のバス使用要求を
1つ以上ルートが受信したら、ルートはステップS14
05として使用要求を出したノードの数を調べる。ステッ
プS1405での選択値がノード数=1(使用権要求を出
したノードは1つ)だったら、そのノードに直後のバス
使用許可が与えられることとなる。ステップS1405で
の選択値がノード数>1(使用要求を出したノードは複
数)だったら、ルートはステップS1406として使用許
可を与えるノードを1つに決定する調停作業を行う。こ
の調停作業は公平なものであり、毎回同じノードばかり
が許可を得る様なことはなく、平等に権利を与えていく
ような構成となっている。ステップS1407として、ス
テップS1406で使用要求を出した複数ノードの中から
ルートが調停して使用許可を得た1つのノードと、敗れ
たその他のノードに分ける選択を行う。ここで、調停さ
れて使用許可を得た1つのノード、またはステップS1
405の選択値から使用要求ノード数=1で調停無しに使
用許可を得たノードには、ステップS1408として、ル
ートはそのノードに対して許可信号を送る。許可信号を
得たノードは、受け取った直後に転送すべきデータ(パ
ケット)を転送開始する。また、ステップS1406の調
停で敗れて、バス使用が許可されなかったノードにはス
テップS1409としてルートから、アービトレーション
失敗を示すDP(dataprefix)パケットを送られ、これ
を受け取ったノードは再度転送を行うためのバス使用要
求を出すため、ステップS1401まで戻り、所定ギャッ
プ長が得られるまで待機する。
【0041】以上がアービトレーションの流れを説明し
た、フローチャート図22の説明である。
【0042】《Asynchronous(非同期)転送 》アシン
クロナス転送は、非同期転送である。図14にアシンクロ
ナス転送における時間的な遷移状態を示す。図14の最初
のサブアクション・ギャップは、バスのアイドル状態を
示すものである。このアイドル時間が一定値になった時
点で,転送を希望するノードはバスが使用できると判断
して、バス獲得のためのアービトレーションを実行す
る。アービトレーションでバスの使用許可を得ると、次
にデータの転送がパケット形式で実行される。データ転
送後、受信したノードは転送されたデータに対しての受
信結果のack(受信確認用返送コード)をack gapという
短いギャップの後、返送して応答するか、応答パケット
を送ることによって転送が完了する。ackは4ビットの情
報と4ビットのチェックサムからなり、成功か、ビジー
状態か、ペンディング状態であるかといった情報を含
み、すぐに送信元ノードに返送される。次に、図15にア
シンクロナス転送のパケットフォーマットの例を示す。
【0043】パケットには、データ部及び誤り訂正用の
データCRCの他にはヘッダ部があり、そのヘッダ部には
図15に示したような、目的ノードID、ソースノードI
D、転送データ長さや各種コードなどが書き込まれ、転
送が行なわれる。また、アシンクロナス転送は自己ノー
ドから相手ノードへの1対1の通信である。転送元ノー
ドから転送されたパケットは、ネットワーク中の各ノー
ドに行き渡るが、自分宛てのアドレス以外のものは無視
されるので、宛先の1つのノードのみが読込むことにな
る。
【0044】以上がアシンクロナス転送の説明である。
【0045】《Isochronous(同期)転送》アイソクロ
ナス転送は同期転送である。1394シリアルバスの最大の
特徴であるともいえるこのアイソクロナス転送は、特に
VIDEO映像データや音声データといったマルチメディア
データなど、リアルタイムな転送を必要とするデータの
転送に適した転送モードである。また、アシンクロナス
転送(非同期)が1対1の転送であったのに対し、この
アイソクロナス転送はブロードキャスト機能によって、
転送元の1つのノードから他のすべてのノードへ一様に
転送される。
【0046】図16はアイソクロナス転送における、時間
的な遷移状態を示す図である。アイソクロナス転送は、
バス上一定時間毎に実行される。この時間間隔をアイソ
クロナスサイクルと呼ぶ。アイソクロナスサイクル時間
は、125μSである。この各サイクルの開始時間を示し、
各ノードの時間調整を行なう役割を担っているのがサイ
クル・スタート・パケットである。サイクル・スタート
・パケットを送信するのは、サイクル・マスタと呼ばれ
るノードであり、1つ前のサイクル内の転送終了後、所
定のアイドル期間(サブアクションギャップ)を経た
後、本サイクルの開始を告げるサイクル・スタート・パ
ケットを送信する。このサイクル・スタート・パケット
の送信される時間間隔が125μSとなる。
【0047】また、図16にチャネルA、チャネルB、チ
ャネルCと示したように、1サイクル内において複数種
のパケットがチャネルIDをそれぞれ与えられることによ
って、区別して転送できる。これによって同時に複数ノ
ード間でのリアルタイムな転送が可能であり、また受信
するノードでは自分が欲しいチャネルIDのデータのみを
取り込む。このチャネルIDは送信先のアドレスを表すも
のではなく、データに対する論理的な番号を与えている
に過ぎない。よって、あるパケットの送信は1つの送信
元ノードから他のすべてのノードに行き渡る、ブロード
キャストで転送されることになる。
【0048】アイソクロナス転送のパケット送信に先立
って、アシンクロナス転送同様アービトレーションが行
われる。しかし、アシンクロナス転送のように1対1の通
信ではないので、アイソクロナス転送にはack(受信確
認用返信コード)は存在しない。また、図16に示した i
so gap(アイソクロナスギャップ)とは、アイソクロナ
ス転送を行なう前にバスが空き状態であると認識するた
めに必要なアイドル期間を表している。この所定のアイ
ドル期間を経過すると、アイソクロナス転送を行ないた
いノードはバスが空いていると判断し、転送前のアービ
トレーションを行なうことができる。
【0049】つぎに、図17にアイソクロナス転送のパケ
ットフォーマットの例を示し、説明する。
【0050】各チャネルに分かれた、各種のパケットに
はそれぞれデータ部及び誤り訂正用のデータCRCの他に
ヘッダ部があり、そのヘッダ部には図17に示したよう
な、転送データ長やチャネルNO、その他各種コード及び
誤り訂正用のヘッダCRCなどが書き込まれ、転送が行な
われる。
【0051】以上がアイソクロナス転送の説明である。
【0052】《バス・サイクル》実際の1394シリアルバ
ス上の転送では、アイソクロナス転送と、アシンクロナ
ス転送は混在できる。その時の、アイソクロナス転送と
アシンクロナス転送が混在した、バス上の転送状態の時
間的な遷移の様子を表した図を図18に示す。アイソクロ
ナス転送はアシンクロナス転送より優先して実行され
る。その理由は、サイクル・スタート・パケットの後、
アシンクロナス転送を起動するために必要なアイドル期
間のギャップ長(サブアクションギャップ)よりも短い
ギャップ長(アイソクロナスギャップ)で、アイソクロ
ナス転送を起動できるからである。したがって、アシン
クロナス転送より、アイソクロナス転送は優先して実行
されることとなる。図18に示した、一般的なバスサイク
ルにおいて、サイクル#mのスタート時にサイクル・ス
タート・パケットがサイクル・マスタから各ノードに転
送される。これによって、各ノードで時刻調整を行な
い、所定のアイドル期間(アイソクロナスギャップ)を
待ってからアイソクロナス転送を行なうべきノードはア
ービトレーションを行い、パケット転送に入る。図18で
はチャネルeとチャネルsとチャネルkが順にアイソク
ロナス転送されている。
【0053】このアービトレーションからパケット転送
までの動作を、与えられているチャネル分繰り返し行な
った後、サイクル#mにおけるアイソクロナス転送がす
べて終了したら、アシンクロナス転送を行うことができ
るようになる。アイドル時間がアシンクロナス転送が可
能なサブアクションギャップに達する事によって、アシ
ンクロナス転送を行いたいノードはアービトレーション
の実行に移れると判断する。ただし、アシンクロナス転
送が行える期間は、アイソクロナス転送終了後から、次
のサイクル・スタート・パケットを転送すべき時間(cy
cle synch)までの間にアシンクロナス転送を起動する
ためのサブアクションギャップが得られた場合に限って
いる。図18のサイクル#mでは3つのチャネル分のアイソ
クロナス転送と、その後アシンクロナス転送(含むac
k)が2パケット(パケット1、パケット2)転送され
ている。このアシンクロナスパケット2の後は、サイク
ルm+1をスタートすべき時間(cycle synch)にいたる
ので、サイクル#mでの転送はここまでで終わる。ただ
し、非同期または同期転送動作中に次のサイクル・スタ
ート・パケットを送信すべき時間(cycle synch)に至
ったとしたら、無理に中断せず、その転送が終了した後
のアイドル期間を待ってから次サイクルのサイクル・ス
タート・パケットを送信する。すなわち、1つのサイクル
が125μS以上続いたときは、その分 次サイクルは基準
の125μSより短縮されたとする。このようにアイソクロ
ナス・サイクルは125μSを基準に超過、短縮し得るもの
である。しかし、アイソクロナス転送はリアルタイム転
送を維持するために毎サイクル必要であれば必ず実行さ
れ、アシンクロナス転送はサイクル時間が短縮されたこ
とによって次以降のサイクルにまわされることもある。
こういった遅延情報も含めて、サイクル・マスタによっ
て管理される。以上が、IEEE1394シリアルバスの説明で
ある。
【0054】さて、図1に戻って本願発明の説明を続け
る。
【0055】図1は、IEEE1394 I/Fを通じて接続され
た、PC、プリンタ等の接続の状態を示す図である。ま
た図2は、プリンタ103の内部を示すブロック図、図
3は、PC101の内部を示すブロック図である。図1
において、101はパーソナルコンピュータ等のPC、
103は、カラーレーザービームプリンタである。
【0056】図2はプリンタ103の構成を示すブロッ
ク図である。201はIEEE1394 I/F部、202はRAM、2
03は、データが圧縮された状態でIEEE1394バスを通じ
て転送されて来た場合、伸長して元のデータに戻す伸長
部、204はCPU、205はCPU205の動作プロ
グラム等をストアするROM,206は、多値でPCから
送られてきた画像データをPWM(Power Width Modulatio
n=以降PWMと略す)変調をかける多値→PWM変換部
で、8ビットの入力データを対応する1ピクセルの幅を
8分割したパルスで出力するモードと、4ビットの入力
データを対応する1ピクセルの幅を4分割したパルスで
出力するモードを有する。208は、PWM変換部206
から印刷部I/F部207を通じて送られて来るVIDE
Oデータを入力し、用紙上に印刷する印刷部であり、本
実施例ではCMYKの画像データを面順次で入力し、印
刷するカラーページプリンタを想定している。印刷部I/
F部207は、印刷部208から送られて来る水平及び
垂直同期信号に同期してVIDEOデータを印刷部20
8へ送る機能を有する。
【0057】図3はPC101の構成を示すブロック図
である。301はCRT等のディスプレイ、302はキーボ
ード等の操作部、303はハードディスク、304はメ
モリ、305はCPU、306はIEEE1394 I/F部、30
7は、データを圧縮加工する圧縮部である。
【0058】次に図1〜3をもとにして、本発明に基づ
くPC,プリンタの動作について説明する。PC101
上では、ユーザーがアプリケーションプログラムを用い
て、プリントすべき文章データを作成しており、作成さ
れたデータはハードディスク303に記憶されている。
【0059】操作部302から前記文章データの印刷を
指示すると、CPU305は、図5のフローチャートに
沿って動作を行う。まず、CPU305は、前記文章デ
ータを解析して、デフォールトで指定された解像度、階
調数のビットイメージデータに変換し、ハードディスク
303にストアする(S51)。
【0060】次にCPU305は、 IEEE1394バスのAsy
nchronousモードを用いて、プリンタ103が印刷可能
状態かどうか問い合わせる。PC103からの問い合わ
せに対し、プリンタ103は、PCからの問い合わせに
答える。これは、図23/S231に示される通りの処理であ
る(S52)。
【0061】プリンタ103からの応答に基づいて、印
刷可能かどうかを判断し、印刷可能であればS55以降の処
理へ進み、印刷可能でない場合はS54に進む(S53)。
【0062】プリンタ103が印刷可能状態で無けれ
ば、その内容をディスプレイ301に表示し、プリンタ
103が印刷可能状態になるまで待つ。例えば、プリン
タ103が紙無し状態で印刷可能状態でないのならば、
ディスプレイ301には「プリンタが用紙切れです」と
表示し、ユーザーが用紙を補給して印刷可能状態になる
まで待つわけである(S54)。
【0063】プリンタ103が印刷可能状態になると、
CPU305は、上記ビットイメージデータをIEEE1394バ
スのIsochronousモードを用いてプリンタ103に送
り、プリントさせるべく、IEEE1394バスのバスマスタに
対し、 Isochronous通信要求を出す(S55)。
【0064】要求に対してバスバンド幅を取得するのを
待ち、取得したら次の処理に進む。(S56)。
【0065】そして、取得したバスバンド幅がデータを
転送するのに十分な大きさであるかどうかを判断し、十
分な大きさであればS59で印刷処理を開始し、十分な大き
さでなければS58以降で、取得したバスバンド幅の範囲
内で印刷処理できるように処理を行う(S57)。
【0066】IEEE1394バス上には、他のデジタルカメラ
やVIDEOムービー等のデバイスもIsochronousモードを用
いている可能性があるので必要なバンド幅が確保できる
とは限らない。
【0067】本実施例のプリンタは、最高解像度600
dpi、最高階調数256、印刷速度15ppmのカラー(C
MYK)ページプリンタを想定している。
【0068】600DPI、256階調、CMYKカラ
ーのA4のデータ容量は、約4Mbx8(256階調)
x4(CMYK)=約128Mbyteである。本実施例の
プリンタは、LBPの様なページプリンタで、かつコス
トダウンの為にプリンタ内のRAM202の容量はせい
ぜい512KB程度と、1ページ分の画像データのほん
の一部しかストア出来ない。
【0069】従って、一旦データ転送を始めてプリンタ
103が印刷を開始したら、途中で止まる事が出来ない
ので一定時間以内にデータ転送をしないと、正常な印刷
結果が得られなくなる。
【0070】本実施例の場合は、15ppmの印刷速度で
印刷するので、60(秒)÷15=4秒内に上記128
MbyteのデータをPC101からプリンタ103に
送らなければならない。
【0071】即ち128÷4=32Mbyte/s=2
56Mbit/sで有り、これは最高400Mbpsの
データ転送速度を有するIEEE1394バスでも、かなりの割
合のバスバンドを占有する。
【0072】これは、逆に言うと、この幅のバスバンド
を確保出来ない可能性が高い事を意味する。アービトレ
ーションにおいて獲得出来るバスバンドは、このIEEE13
94バスに何がつながり、それがどのように使われている
かによって、アービトレーション毎に異なる。多くの機
器が多量のデータ転送を必要としている時は、基本的に
1台あたりの獲得出来るバスバンド幅は狭くなる。この
為、本発明では、プリンタは、上記600dpi、256
階調でデータを受け取るモード以外に、それよりも少な
いバンド幅でデータが送れる、例えば600dpi、16
階調でデータを受け取るモード(必要なバスバンド幅
が、半分の128Mbit/sで済む)、300dpi、
256階調でデータを受け取るモード(必要なバスバン
ド幅が、1/4の64Mbit/sで済む)を選択出来
る様になっている。
【0073】PC103のCPU305は、取得したバ
スバンド幅に応じた印刷処理を行うため、以下の様に動
作する。
【0074】1/取得したバスバンド幅が、デフォルト
で設定したモードで必要なバスバンド幅よりも大きい場
合:ハードディスク303から画像データを読み出し、
IEEE1394I/F部306を通じて、デフォールトで設定し
たモードで、 IEEE1394のIsochronousモードを用いてプ
リンタ103に画像データを送って印刷する。図4
(a)に送られる画像データのフォーマットの例を示す
(S59)。(図15のデーターフィールドの中身に相当
する)
【0075】この時、画像データは圧縮されずに送られ
るので、図4(a)の圧縮フラグは0である。プリンタ
103は、この圧縮フラグが0か1かによって伸長部2
06を使うかどうかを決める。
【0076】2/取得したバスバンド幅が、デフォルト
で設定したモードで必要なバスバンド幅よりも小さい場
合: ハードディスク303から画像データを読み出し、圧
縮部307を用いて画像を圧縮する。圧縮方式は、Pack
bits等の可逆圧縮を用いる。圧縮した画像データは、再
びハードディスク303にストアする(図5/S58)。
【0077】次に、圧縮した結果、画像データがバスバ
ンド幅の大きさよりも小さくなるかどうかを判断する
(図6/S511)。
【0078】必要なバスバンド幅が取得出来たバスバン
ド幅よりも小さくなれば、圧縮されたデータを送れる。
図4(a)の圧縮フラグを1にして、ハードディスク3
03から画像データを読み出し、IEEE1394 I/F部306
を通じて、 IEEE1394のIsochronousモードを用いてプリ
ンタ103に画像データを送って印刷する(図5/S5
9)。
【0079】例えば、128Mbyteの画像データを半
分の64Mbyteに圧縮出来たとして(即ち必要なバス
バンド幅は128Mbit/s)取得出来たバスバンド幅
が150Mbit/sで有れば、プリンタ103に圧縮さ
れた画像データを送る訳である、プリンタ103は、前
記圧縮されて送られてきた画像データを伸長部203で
伸長し、印刷部208に送って印刷する。もし、圧縮し
た結果、必要なバスバンド幅が取得出来たバスバンド幅
よりも小さくならなければ、以下の以降(図6/S512
以降)に進む。
【0080】次に、モードを変えれば印刷可能である
かどうかを判断する。モードを変えれば印刷可能と判断
された場合、モードを変えるようS514に進む。一方、モ
ードを変えても印刷可能でないと判断された場合、印刷
できない旨を示すようS513に進む(図6/S512)。
【0081】モードを変えれば印刷可能と判断された場
合は、表示部301に印刷可能なモードを表示する(図6
/S514)。図28に、その時のディスプレイの表示の例を
示す。この場合は、デフォルトとして600dpi、25
6階調を設定していた(即ち必要なバスバンド幅は25
6Mbit/s)が、取得出来たバスバンド幅が150
Mbit/s分とそれより狭かったので、600dpi、
16階調モード(必要なバスバンド幅は128Mbit
/s)又は300dpi、256階調モード(必要なバス
バンド幅は64Mbit/s)を選択する事を要求する
内容になっている。
【0082】図28に示されるモードの中から、デフォー
ルトで設定したモードとは違うモードで印刷出来るよ
う、ユーザーの指示により表示した印刷可能なモードを
選択されるのを待つ(図6/S515)。ここで、ディスプ
レイ上のメッセージのキャンセルが指示されれば、異な
るモードでの印刷を行わないということなので、印刷を
することなく処理を終了する(図6/S516)。
【0083】ユーザーの指示により、モードが選択され
ると、選択されたモードにプリンタ103の動作モード
を変更すべく、 IEEE1394のAsynchronousモードを用い
てプリンタ103にモード設定コマンドを送り、プリン
タ103の動作モードを変更する(図6/S517)。
【0084】図4(b)に、PC101からプリンタ1
03へ送るモード設定コマンドの例を示す。実際には、
IEEE1394のAsynchronousモードのPacketにくるまれて送
られるが、ここではコマンド、データ以外の部分は省略
する。プリンタ103は上記モード設定コマンドを受け
ると、後述するように、多値→PWM変換部206のレジ
スタの設定を変えて動作モードを変更する。
【0085】次にPC101は、ハードディスク303か
ら画像データを読み出していったんメモリ304にロー
ドし、上記ユーザーの選択した解像度、階調に画像デー
タを加工してから、再び前記加工された画像をハードデ
ィスク303にストアする(図6/S518)。
【0086】その後、前述の様に、ハードディスク30
3から画像データを読み出し、IEEE1394I/F部306を
通じて、プリンタ103に、Isochronousモードを用い
て前記変換された画像データを送って印刷させる。
【0087】なお、解像度、階調については優先順位を
設定しておいて、あるモードで印刷できない場合は、ユ
ーザーからのコマンドを待つことなく、自動的に別の解
像度、階調で印刷するような構成も考えられる。例えば、
上記の例でいえば、優先順位を1番が600dpi、256階調、2
番が600dpi、16階調、3番を300dpi、256階調としておけ
ば、取得できたバスバンドの大きさが150Mbyte/sである
のに対し、優先順位の1番はバスバンドの大きさが足りな
いから、優先順位の2番に自動的に決定する。
【0088】また、Packbits圧縮してもバスバンドの大
きさが足りない場合、解像度、階調をすぐに変えるのでは
なく、より圧縮率のよい圧縮方式、例えばjpegなどの不
可逆圧縮で圧縮して、バスバンドの大きさが足りればそ
の圧縮方式で圧縮し、それでもバスバンドの大きさが足
りなかった時に解像度、階調をかえる処理に進むように
する構成も考えられる。
【0089】S512で取得のバスバンド幅が小さすぎ
て、モードを変更してもプリンタ103で印刷出来ない
と判断された場合は、表示部301に、印刷出来ない事
を表示し、他のIEEE1394を用いてデータ通信中の機器を
チェックするように促す(図6/S513)。従って印刷は
行われない。
【0090】一方プリンタ103は、PC101より送
られて来る問い合わせ、モード設定コマンド、圧縮情報
に応じて、CPU204により制御される。この時のプ
リンタの動作を図23を用いて説明する。
【0091】まず、PC101から問い合わせ(ステー
タス要求)がきたかどうかを判断する(S231)。
【0092】ステータス要求が送られてきた場合は、要
求されたステータスに対応したステータス情報をPC1
01へ返し、S231のステータス要求待ちへ戻る(S23
2)。
【0093】ステータス情報とは、例えば印刷部が印刷
可能な状態に有るか、印刷可能な状態に無いのならばそ
の原因は何か、等である。
【0094】S231でステータス要求がないと判断された
場合は、PC101からモード設定コマンドが送信され
てきたかどうかを判断する(S233)。
【0095】モード設定コマンドが送信された場合はコ
マンドの内容にしたがったモード設定を行い、S231のス
テータス要求待ちへ戻る(S234)。
【0096】モード設定では、その設定内容に応じて、
多値→PWM変換部206のレジスタの設定を変える。こ
れは内部の動作モードの設定に相当する。
【0097】S233でモード設定コマンドが送られてきて
いないと判断された場合は、PC101から画像データ
が送られてきたかどうかを判断する。画像データが送ら
れてきていない場合は、S231のステータス要求待ちへ戻
る(S235)。
【0098】次に印刷可能状態であるかどうかを判断す
る。印刷可能状態とは、給紙があるか、インクまたはトナ
ー等、印刷に用いる媒体がそろっているか、ジャムが発生
していないか、などの様々な条件に基づき、印刷可能であ
ると判断される状態である。印刷可能状態であれば印刷
処理に移り、印刷可能状態でない場合はS237へ進む(S23
6)。
【0099】印刷可能状態でないと判断された場合は、
PC101に対してエラーを通知し、S231のステータス
要求待ちに戻る(S237)。
【0100】次に、送られてきた画像データが圧縮され
たデータであるかどうかを判断する(S238)。
【0101】送られてきた画像データが圧縮されたデー
タであれば、画像データを伸長部203を介して圧縮された
画像データを伸長する(S239)。
【0102】伸長された画像データ、または伸長する必
要のない画像データが得られたら、得られた画像データ
をRAM202にストアする(S240)。
【0103】そして、RAM202にストアされた画像
データを読み出してきて印刷処理を行う。この時の印刷
処理の概要について図24〜27を用いて説明する。
【0104】図24は、多値→PWM変換部を示すブロック
図である。図24において、241はモードの設定を行う
2ビットのレジスタで、B入力がQB出力に、A入力が
QA出力に対応する。QB出力は、ROM242のアド
レスA0に入力し、256階調モード(8ビットデー
タ)と16階調モード(4ビットデータ)とを切り替え
る。242は17ビット入力(A0〜A16)、16ビ
ット出力(従ってメモリ容量は256Kbyte)のR
OMで有り、256階調モードの時は1ピクセルあたり
8ビットの多値データを2ピクセル分入力して1ピクセ
ルあたり8ビットのPWMデータを2ピクセル分出力
し、16階調モードの時は1ピクセルあたり4ビットの
多値データを4ピクセル分入力して1ピクセルあたり4
ビットのPWMデータを4ピクセル分出力する。243
は2to1のセレクタで、レジスタ241のQA出力を
セレクト入力として、発振器245の2種類のクロック
(VIDEO CLK,1/2VIDEO CLK)の一方を出力する。244
は、ROM242の16bitの出力をパラレル入力と
して、これをセレクタ243の出力を搬送クロックとし
て直列データとして出力する並/直列変換器である。ま
た245は2種類の周波数のクロックを出力する発振器
であり、1/2VIDEO CLKはVIDEO CLKのちょうど半分の周
波数を有する。
【0105】システムバスから画像データが、210と
してROM242のアドレス入力A1〜A16に送られ
る。一方、210の下位2Bitは、レジスタ241へ
送られ、PC101から送られて来る動作設定コマンド
に応じて、該多値→PWM変換部206の動作モードを設
定する。
【0106】図25に、レジスタ241の設定と動作モ
ードの関係を表に示す。図25において、251、25
2はそれぞれレジスタ241の2Bitの出力QA,Q
Bを示し、QAの出力はROM2422のAO入力とな
り、QBはセレクタ2433のセレクト入力となる。
【0107】図25において、1/QA=0、QB=0
の場合は、600dpi、256階調モードで有る。こ
の場合は、A0入力=0,セレクタ入力=0で有る。図
26は、ROM242のストア内容を示すテーブルで有
る。上記モードでは256階調で有るので1画素は8ビ
ットのデータで表現されて来る。210は16ビットの
バスで有るので、2画素分のデータがROM702のA
1〜A16に送られる。(A1〜A8が一番目の画素、
A9〜A16が2番目の画素で有る。)これに対して、
PWM出力として一番目の画素としてP00からP07
が、2番目の画素としてP10〜P17がROMの出力
D0〜D15として出力される。各々8ビットのPWM
出力で、入力の8bit多値データの階調を表現する訳
である。
【0108】さて、上記モードの場合は、セレクタ24
3では、VIDEOCLKが選択される。このVIDE
O CLKの周波数は、600dpiの1画素分のクロ
ックの8倍の周波数を有する。図27に、VIDEO
CLKの周波数と、解像度、階調の関係を、タイミング
チャートで示す。即ち図27のタイミングチャートの様
に、8クロック分のVIDEO CLKでROM241
の出力の8bit分が並/直列変換器244で直列デー
タとして印刷部I/F部207へ送られ、更に印刷部2
08へ送られて印刷される。
【0109】2/また、QA=0、QB=1の場合は、
300dpi、256階調モードである。この場合は、
A0入力=0,セレクタ入力=1で有る。この場合は、
ROM242での処理は600dpi、256階調モー
ドと同じであるが、セレクタ243では、1/2VIDEO
CLKが選択されるので、印刷部では主走査方向は300
dpiで印刷される。副走査方向は、同じデータを2度
RAM202から多値→PWM変換部206へ送る事によ
り、300dpiを実現する。
【0110】3/QA=1、QB=1の場合は、600
dpi、16階調モードで有る。この場合は、A0入力
=1,セレクタ入力=1で有る。本モードで16階調で
有るので1画素が4ビットのデータで表現されて来る。
【0111】210は16ビットのバスで有るので、4
画素分のデータがROM242のA1〜A16に送られ
る。(A1〜A4が一番目の画素、A5〜A8が2番目
の画素、A9〜A12が三番目の画素、A13〜A16
が4番目の画素で有る。)これに対して、PWM出力と
して一番目の画素としてP00からP03が、2番目の
画素としてP10〜P13が、三番目の画素としてP2
0からP23が、四番目の画素としてP30〜P33が
ROMの出力D0〜D15として出力される。各々4ビ
ットのPWM出力で、入力の4bit多値データの階調
ノードを表現する訳である。さて、本モードの場合は、
セレクタ243では、1/2VIDEOCLKが選択さ
れる。この1/2VIDEO CLKの周波数は、60
0dpiの1画素分のクロックの4倍の周波数を有す
る。即ち図27のタイミングチャートの様に、4クロッ
ク分のVIDEO CLKでROM241の出力の4b
it分が並/直列変換器244で直列データとして印刷
部I/F部207へ送られ、更に印刷部208へ送られ
て印刷される。
【0112】さて、以上のようにプリンタ103のCP
U204は、PCから送られて来るモード設定コマンド
に応じて動作モードを変更し、PC101から画像デー
タがIEEE1394のIsochronousモードで送られて来ると、
圧縮された画像データの場合は一旦伸長部203を通し
てから、圧されていない画像データの場合はそのままR
AM202にストアし、その後順にRAM203から画
像データを読み出しつつそれを前記多値→PWM変換部2
06に送ってモードに応じたPWM変調をかけた後、印
刷部I/F部207を通して印刷部208へ送り、印刷
を行う。
【0113】以上の様に、本実施例で、獲得出来たバス
バンド幅に応じて設定モードを変更して対応する事によ
りIEEE1394のバスが混雑している場合でも、安
定した印刷が行える。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば送
信可能な同期転送のデータ量に応じた量のデータを転送
することが可能となる。従ってデータ量が多く確保でき
た場合は高解像度、高階調のデータを送信する一方で少
ないデータ量しか確保できなかった場合は解像度、階調
は落ちるものの確実にデータを送信できるようになる。
特にIEEE1394シリアルバスを用いてデータの送信をする
場合であれば送信可能なデータ量が一意的に決まるわけ
ではなく、送信するデータ量は獲得できたバスバンド幅
の大きさにしたがって決まるため、より一層の効果が期
待できる。
【0115】また、圧縮するだけで高解像度、高階調の
データを十分に送信可能である場合は、圧縮する方が望
ましいから、解像度、階調を落とすかどうか判断する前に
圧縮可能かどうか判断することで、不要に画像品質を落
とさずに印刷させることが可能となる。
【0116】なお、圧縮したり解像度、階調を落とすと
いうことは画像品質を落とすことになるので、事前にユ
ーザに通知し、選択させることでユーザはより適切な判
断を下すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のネットワーク一例を示した
図。
【図2】本発明を適用したプリンタのブロック図。
【図3】本発明を適用したホストコンピュータのブロッ
ク図。
【図4】ホストコンピュータからプリンタに送る各種コ
マンドを示す図。
【図5】本発明における実施例のホストコンピュータで
の動作の流れを示すフローチャート。
【図6】本発明における実施例のホストコンピュータで
の動作の流れを示すフローチャート(図5の続き)。
【図7】1394シリアルバスを用いて接続されたネッ
トワーク構成の一例を示す図。
【図8】1394シリアルバスの構成要素を表す図。
【図9】1394シリアルバスのアドレスマップを示す
図。
【図10】1394シリアルバスケーブルの断面図。
【図11】DS−Link符号化方式を説明するための
図。
【図12】1394シリアルバスで各ノードのIDを決
定する為のトポロジ設定を説明するための図。
【図13】1394シリアルバスでのアービトレーショ
ンを説明するための図。
【図14】アシンクロナス転送の時間的な状態遷移を表
す基本的な構成図。
【図15】アシンクロナス転送のパケットのフォーマッ
トの一例の図。
【図16】アイソクロナス転送の時間的な状態遷移を表
す基本的な構成図。
【図17】アイソクロナス転送のパケットのフォーマッ
トの一例の図。
【図18】1394シリアルバスで実際のバス上を転送
されるパケットの様子を示したバスサイクルの一例の
図。
【図19】バスリセットからノードIDの決定までの流
れを示すフローチャート図。
【図20】バスリセットにおける親子関係決定の流れを
示すフローチャート図。
【図21】バスリセットにおける親子関係決定後から、
ノードID決定までの流れを示すフローチャート図。
【図22】アービトレーションを説明するためのフロー
チャート図。
【図23】本発明における実施例のプリンタでの動作の
流れを示すフローチャート。
【図24】多値→PWM変換部206のブロック図。
【図25】レジスタ241の設定と動作モードの関係を
示す表。
【図26】ROM242にストアされたテーブルを示す
図。
【図27】VIDEO CLKと解像度、階調数の関係
を示すタイミングチャート。
【図28】ホストコンピュータのディスプレイに表示す
る画面の例。
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ 103 プリンタ装置 201 IEEE1394I/F部 202 RAM 203 伸長部 204 CPU 206 多値→PWM変換部 208 印刷部 301 ディスプレイ 302 操作部 303 ハードディスク 304 メモリ 305 CPU 306 IEEE1394I/F部 307 圧縮部

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生成部で画像データを生成させ、生成さ
    れた画像データを送信部を介して同期転送により送信す
    る情報処理装置であって、 前記送信部を介して所定時間毎に送信可能な同期転送の
    データ量を識別する識別手段と、 前記識別手段によって識別された同期転送のデータ量の
    範囲で前記生成部で生成された画像データを前記送信部
    を介して送信可能かどうかを判断する判断手段と、 前記判断手段で前記画像データを送信できないと判断さ
    れた場合、前記送信部を介して送信すべき画像データの
    画質を再設定する再設定手段と、前記再設定手段で再設
    定された画質で前記送信部を介して送信すべき画像デー
    タを前記生成部に生成させる制御手段と、を有すること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記再設定手段は、前記識別手段で識別
    された同期転送のデータ量の範囲で送信可能な画像デー
    タの画質を判断し、送信可能な画像データの画質の範囲
    で再設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記再設定手段でどの画質で画像データ
    を生成しても前記識別手段で識別された同期転送のデー
    タ量の範囲で送信可能でないと判断された場合、送信可
    能でないことを識別可能に表示部に表示させる表示制御
    手段を有することを特徴とする請求項2に記載の情報処
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記情報処理装置は、前記判断手段で画
    像データを送信できないと判断された場合、前記画像デ
    ータを圧縮する圧縮手段と、前記圧縮手段で圧縮された
    画像データが前記識別手段によって識別された同期転送
    のデータ量の範囲で送信可能かどうかを判断する圧縮判
    断手段とを有し、前記再設定手段は、前記圧縮判断手段
    で前記圧縮手段で圧縮された画像データが送信できない
    と判断された場合に前記送信部を介して送信すべき画像
    データの画質を再設定することを特徴とする請求項1に
    記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記識別手段は、アービトレーションに
    より獲得できるバスバンドの大きさにより送信可能な同
    期転送のデータ量を識別することを特徴とする請求項1
    に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記再設定手段は、入力された指示に基
    づいて画質を再設定することを特徴とする請求項1に記
    載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記再設定手段は、所定の優先順位に基
    づいて画質を再設定することを特徴とする請求項1に記
    載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】前記画質は解像度であることを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記画質は階調であることを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 生成部で画像データを生成させ、生成
    された画像データを送信部を介して同期転送により送信
    する情報処理装置の情報処理方法であって、前記送信部
    を介して所定時間毎に送信可能な同期転送のデータ量を
    識別する識別工程と、前記識別工程で識別された同期転
    送のデータ量の範囲で前記生成部で生成された画像デー
    タを前記送信部を介して送信可能かどうかを判断する判
    断工程と、前記判断工程で前記画像データを送信できな
    いと判断された場合、前記送信部を介して送信すべき画
    像データの画質を再設定する再設定工程と、前記再設定
    工程で再設定された画質で前記送信部を介して送信すべ
    き画像データを前記生成部に生成させる制御工程と、を
    有することを特徴とする情報処理方法。
  11. 【請求項11】 前記再設定工程は、前記識別工程で識
    別された同期転送のデータ量の範囲で送信可能な画像デ
    ータの画質を判断し、送信可能な画像データの画質の範
    囲で再設定することを特徴とする請求項10に記載の情報
    処理方法。
  12. 【請求項12】 前記再設定工程でどの画質で画像デー
    タを生成しても前記識別工程で識別された同期転送のデ
    ータ量の範囲で送信可能でないと判断された場合、送信
    可能でないことを識別可能に表示部に表示させる表示制
    御工程を有することを特徴とする請求項11に記載の情報
    処理方法。
  13. 【請求項13】 前記情報処理方法は、前記判断工程で
    画像データを送信できないと判断された場合、前記画像
    データを圧縮する圧縮工程と、前記圧縮工程で圧縮され
    た画像データが前記識別工程で識別された同期転送のデ
    ータ量の範囲で送信可能かどうかを判断する圧縮判断工
    程とを有し、前記再設定工程は、前記圧縮判断工程で前
    記圧縮工程で圧縮された画像データが送信できないと判
    断された場合に前記送信部を介して送信すべき画像デー
    タの画質を再設定することを特徴とする請求項10に記載
    の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記識別工程は、アービトレーション
    により獲得できるバスバンドの大きさにより送信可能な
    同期転送のデータ量を識別することを特徴とする請求項
    10に記載の情報処理方法。
  15. 【請求項15】 前記再設定工程は、入力された指示に
    基づいて画質を再設定することを特徴とする請求項10
    に記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記再設定工程は、所定の優先順位に
    基づいて画質を再設定することを特徴とする請求項10
    に記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 前記画質は解像度であることを特徴と
    する請求項10に記載の情報処理方法。
  18. 【請求項18】 前記画質は階調であることを特徴とす
    る請求項10に記載の情報処理方法。
  19. 【請求項19】 生成部で画像データを生成させ、生成
    された画像データを送信部を介して同期転送により送信
    する情報処理装置で用いられる、コンピュータが読み出
    し可能なプログラムを記憶した記憶媒体であって、前記
    プログラムは、前記送信部を介して所定時間毎に送信可
    能な同期転送のデータ量を識別する識別工程と、前記識
    別工程で識別された同期転送のデータ量の範囲で前記生
    成部で生成された画像データを前記送信部を介して送信
    可能かどうかを判断する判断工程と、前記判断工程で前
    記画像データを送信できないと判断された場合、前記送
    信部を介して送信すべき画像データの画質を再設定する
    再設定工程と、前記再設定工程で再設定された画質で前
    記送信部を介して送信すべき画像データを前記生成部に
    生成させる制御工程と、を有することを特徴とする記憶
    媒体。
  20. 【請求項20】 前記再設定工程は、前記識別工程で識
    別された同期転送のデータ量の範囲で送信可能な画像デ
    ータの画質を判断し、送信可能な画像データの画質の範
    囲で再設定することを特徴とする請求項19に記載の記憶
    媒体。
  21. 【請求項21】 前記再設定工程でどの画質で画像デー
    タを生成しても前記識別工程で識別された同期転送のデ
    ータ量の範囲で送信可能でないと判断された場合、送信
    可能でないことを識別可能に表示部に表示させる表示制
    御工程を有することを特徴とする請求項20に記載の記
    憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記プログラムは、前記判断工程で画
    像データを送信できないと判断された場合、前記画像デ
    ータを圧縮する圧縮工程と、前記圧縮工程で圧縮された
    画像データが前記識別工程で識別された同期転送のデー
    タ量の範囲で送信可能かどうかを判断する圧縮判断工程
    とを有し、前記再設定工程は、前記圧縮判断工程で前記
    圧縮工程で圧縮された画像データが送信できないと判断
    された場合に前記送信部を介して送信すべき画像データ
    の画質を再設定することを特徴とする請求項19に記載の
    記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記識別工程は、アービトレーション
    により獲得できるバスバンドの大きさにより送信可能な
    同期転送のデータ量を識別することを特徴とする請求項
    19に記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記再設定工程は、入力された指示に
    基づいて画質を再設定することを特徴とする請求項19に
    記載の記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記再設定工程は、所定の優先順位に
    基づいて画質を再設定することを特徴とする請求項19に
    記載の記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記画質は解像度であることを特徴と
    する請求項19に記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記画質は階調であることを特徴とす
    る請求項19に記載の記憶媒体。
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