JPH1155394A - 拡声通話装置 - Google Patents

拡声通話装置

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JPH1155394A
JPH1155394A JP20651497A JP20651497A JPH1155394A JP H1155394 A JPH1155394 A JP H1155394A JP 20651497 A JP20651497 A JP 20651497A JP 20651497 A JP20651497 A JP 20651497A JP H1155394 A JPH1155394 A JP H1155394A
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Hiroshi Sumiya
浩史 角谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通話ための送話信号および受話信号の送受を行
うマイクとスピーカを近距離に設置した際のハウリング
を防止する。 【解決手段】1つの端末AQ1と他の端末BQ1と通話す
る拡声通話装置において、1つの端末はマイク負荷回路
1を介して電源供給され、マイクアンプ2を経由して他
の端末に送話信号を送るマイクMIC1と、他の端末か
らの受話信号を受信するスピーカSP1とを有し、1つ
の端末のマイク負荷回路は、LC同調回路11を使用し
てスピーカからマイクへの帰還によるハウリングを防止
したものであり、マイク負荷回路は信号周波数1.5〜
3.0kHzに実質的に同調するLC同調回路と高抵抗
R1との並列回路から成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は拡声通話装置に係わ
り、マイクの負荷抵抗にLC同調回路を使用する拡声通
話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の拡声通話装置として図
3に示すようなものが提案されている。図3に示す拡声
通話装置は、2線の伝送路LN51、LN52を介して通話
のための上り音声信号である送話信号f51および下り音
声信号である受話信号f52の送受を行う1つの端末AQ
51と他の端末BQ51とで構成されている。
【0003】1つの端末AQ51は、抵抗R51から成るマ
イク負荷回路51と、マイクMIC51と、スピーカSP
51と、マイクアンプ52と、コンデンサC51と、端末ケ
ース54と、2線の伝送路LN51、LN52を介して他の
端末BQ51との通話のために送受される送話信号f51お
よび受話信号f52を4線2線変換するハイブリッド回路
53とが設けられている。
【0004】尚、スピーカSP51およびマイクMIC51
は、1つの端末AQ51の筐体である端末ケース54に近
距離で取り付けられている。マイクMIC51の一方の出
力側は、コンデンサC51およびマイクアンプ52を介し
てハイブリッド回路53の4線側に接続されている。ま
た、マイクMIC51の他方の出力側はハイブリッド回路
53の4線側に接続されている。更に、スピーカSP51
の入力側はハイブリッド回路53の4線側に接続されて
いる。
【0005】マイク負荷回路51を成し、一端が定電圧
源Vccに接続されている抵抗R51の他端は、マイクMI
C51とコンデンサC51間に接続されている。ハイブリッ
ド回路53の2線側は2線の伝送路LN51、LN52を介
して他の端末BQ51に接続されている。このように構成
された従来の拡声通話装置において、1つの端末AQ51
と他の端末BQ51間で送受される上り音声信号である送
話信号f51および下り音声信号である受話信号f52のう
ち、他の端末BQ51にて生成送出される下り音声信号で
ある受話信号f52が2線の伝送路LN51、LN52を介し
て1つの端末AQ51のハイブリッド回路53の2線側に
入力されることにより、この受話信号f52は2線4線変
換されて4線側より出力されスピーカSP51より放音さ
れる。
【0006】マイクMIC51より生成送出される上り音
声信号であり電気変換された送話信号f51は、コンデン
サC51を介してマイクアンプ52にて電圧増幅されてハ
イブリッド回路53の4線側に入力される。また、送話
信号f51はハイブリッド回路53にて4線2線変換さ
れ、2線側より2線の伝送路LN51、LN52を介して他
の端末BQ1に送出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
拡声通話装置では、1つの端末AQ51を構成するマイク
負荷回路51が抵抗R51のみで形成されていることか
ら、マイク負荷回路51のインピーダンスは一定であ
る。よって、端末カバー(筐体)54に設けられたマイ
クMIC51に近距離に設置されているスピーカSP51に
て出力される下り音声信号である受話信号f52のその一
部が音響帰還信号としてマイクMIC51へ帰還され、マ
イクMIC51より本来生成送出される上り音声信号であ
る送話信号f51の他に音響帰還信号も生成送出されてハ
ウリングするなどの難点があった。
【0008】本発明はこのような難点を解消するために
なされたもので、マイクとスピーカが端末ケースに近距
離に取り付けられている状態において、スピーカより出
力される信号の周波数特性の影響を考慮して、高抵抗に
LC同調回路を並列接続したマイク負荷回路を使用する
ことにより、マイクより生成送出される信号に供給され
る定電圧源からのバイアス電流を供給制御することによ
り、ハウリングを防止可能な拡声通話装置を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明の拡声通話装置は、1つの端末と他の端末と通
話する拡声通話装置において、1つの端末は、マイク負
荷回路を介して電源供給されマイクアンプを経由して他
の端末に送話信号を送るマイクと、他の端末からの受話
信号を受信するスピーカとを有し、1つの端末のマイク
負荷回路はLC同調回路を使用してスピーカからマイク
への帰還によるハウリングを防止したものである。
【0010】また、本発明におけるマイク負荷回路は、
信号周波数1.5〜3.0kHzに実質的に同調するL
C同調回路と高抵抗との並列回路から成るものである。
このように構成された本発明の拡声通話装置において、
スピーカにて出力される下り音声信号である受話信号の
その一部が音響帰還信号としてマイクへ帰還される際
に、マイクより生成送出される音響帰還信号が重畳され
た上り音声信号である送話信号に定電圧源よりバイアス
電流を供給するマイク負荷回路は、受話信号の周波数帯
域のハウリングが生じやすい帯域(1.5〜3.0kH
z)に対してマイク負荷回路を成すLC同調回路により
インピーダンスを低下させることから、音響帰還信号が
重畳された上り通話信号である送話信号のハウリングし
やすい(周波数)帯域が増幅されないようにハウリング
防止されて、1つの端末および他の端末間における通話
のための送話信号および受話信号の送受が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の拡声通話装置の一
実施例について、図面を参照して説明する。図1に示す
拡声通話装置は、2線の伝送路LN1、LN2を介して通
話のための上り音声信号である送話信号f1および下り
音声信号である受話信号f2の送受を行う1つの端末A
Q1と他の端末BQ1とで構成されている。
【0012】1つの端末AQ1は、マイク負荷回路1
と、マイクMIC1と、スピーカSP1と、マイクアンプ
2と、端末ケース4と、2線の伝送路LN1、LN2を介
して他の端末BQ1との通話のために送受される送話信
号f1およ受話信号f2を4線2線変換するハイブリッド
回路3と、コンデンサC2とが設けられている。尚、ス
ピーカSP1およびマイクMIC1は、1つの端末AQ1
の筐体である端末ケース4に近距離で取り付けられてい
る。
【0013】マイクMIC1の一方の出力側は、コンデ
ンサC2およびマイクアンプ2を介してハイブリッド回
路3の4線側に接続されている。また、マイクMIC1
の他方の出力側はハイブリッド回路3の4線側に接続さ
れている。更に、スピーカSP1の入力側はハイブリッ
ド回路3の4線側に接続されている。マイク負荷回路1
を成し、一端が定電圧源Vccに接続されている高抵抗R
1の他端は、マイクMIC1とコンデンサC2間に接続さ
れている。また、高抵抗R1の両端間には直列接続され
たコイルL1、抵抗R2およびコンデンサC1とから成る
LC同調回路11が並列接続されている。
【0014】ハイブリッド回路3の2線側は2線の伝送
路LN1、LN2を介して他の端末BQ1に接続されてい
る。このように構成された本発明の拡声通話装置におい
て、以下その動作について説明する。1つの端末AQ1
と他の端末BQ1間で送受される上り音声信号である送
話信号f1および下り音声信号である受話信号f2のう
ち、他の端末BQ1にて生成送出される下り音声信号で
ある受話信号f2が2線の伝送路LN1、LN2を介して
1つの端末AQ1のハイブリッド回路3の2線側に入力
されることにより、この受話信号f2は2線4線変換さ
れて4線側より出力されスピーカSP1より放音され
る。
【0015】このとき、スピーカSP1より放音される
受話信号f2のうち、一部が音響帰還信号としてマイク
MIC1に入力されることより、マイクMIC1より本来
生成送出される上り音声信号である送話信号f1の他に
前述の音響帰還信号も生成送出される。よって、音響帰
還信号が重畳された送話信号f1がマイクアンプ2を介
して増幅されるようなハウリングを防止するために、音
響帰還信号が重畳された送話信号f1に対して定電圧源
Vccより供給されるバイアス電流は、図2に示すような
縦軸に1つの端末AQ1のマイク負荷回路1を成すLC
同調回路11のインピーダンスZ[Ω]、横軸に1つの端
末のスピーカSP1から放音される下り音声信号である
受話信号f2の周波数帯域f[kHz]から示される周波
数特性図のように、マイク負荷回路1を成すLC同調回
路11はハウリングしやすい信号周波数である1.5〜
3.0kHzに同調してインピーダンスZが低下するこ
とからカットされる。よって、マイクMIC1にて生成
送出される音響帰還信号が重畳された上り音声信号であ
る送話信号f1が1.5〜3.0kHzの周波数帯域が
増幅されないように電気変換され、音響/電気信号とし
て変換送出される。
【0016】電気変換された送話信号f1は、コンデン
サC2を介してマイクアンプ2にて電圧増幅されてハイ
ブリッド回路3の4線側に入力される。また、増幅され
た送話信号f1はハイブリッド回路3にて4線2線変換
されて2線側より出力され、2線の伝送路LN1、LN2
を介して他の端末BQ1へ送出される。尚、上記実施例
では、1つの端末のマイクアンプの負荷抵抗にLC同調
回路を並列接続してハウリング防止をしたものを示した
が、他の端末BQ1の拡声マイクの負荷抵抗にLC同調
回路を並列接続してハウリング防止をしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなようにように、
本発明の拡声通話装置によれば、マイク負荷回路をハウ
リングしやすい周波数帯域でのインピーダンスが低下す
るようなLC同調回路で構成したので、マイクおよびス
ピーカを近距離に設置されている際のハウリングを防止
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の拡声通話装置の一実施例を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明の拡声通話装置の一実施例の周波数特性
を示すグラフ。
【図3】従来の拡声通話装置のブロック図。
【符号の説明】
AQ1・・・・・1つの端末 BQ1・・・・・他の端末 MIC1・・・・・マイク SP1・・・・・スピーカ R1・・・・・高抵抗 1・・・・・マイク負荷回路 2・・・・・マイクアンプ 11・・・・・LC同調回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの端末(AQ1)と他の端末(BQ1)
    とで通話する拡声通話装置において、 前記1つの端末は、マイク負荷回路(1)を介して電源供
    給され、マイクアンプ(2)を経由して前記他の端末に
    送話信号を送るマイク(MIC1)と、前記他の端末から
    の受話信号を受信するスピーカ(SP1)とを有し、 前記1つの端末の前記マイク負荷回路は、LC同調回路
    (11)を使用して前記スピーカから前記マイクへの帰
    還によるハウリングを防止したことを特徴とする拡声通
    話装置。
  2. 【請求項2】前記マイク負荷回路は、信号周波数1.5
    〜3.0kHzに実質的に同調する前記LC同調回路と
    高抵抗(R1)との並列回路から成ることを特徴とする
    請求項1記載の拡声通話装置。
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