JPH1155307A - ルータ - Google Patents

ルータ

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JPH1155307A
JPH1155307A JP21066597A JP21066597A JPH1155307A JP H1155307 A JPH1155307 A JP H1155307A JP 21066597 A JP21066597 A JP 21066597A JP 21066597 A JP21066597 A JP 21066597A JP H1155307 A JPH1155307 A JP H1155307A
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JP
Japan
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address
destination
network
router
routing
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Withdrawn
Application number
JP21066597A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Hara
好則 原
Kiyoshi Kaneko
清 金子
Isamu Ishii
勇 石井
Yukisachi Sasaki
志幸 佐々木
Hiroyuki Hirayama
裕之 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネットプロトコルによってデータグラ
ムの経路を決定するネットワーク間接続装置としてのル
ータに関し、通信データを秘匿性のあるルーティングで
送受信する。 【解決手段】ルーティングモジュールが、ルーティング
テーブルに基づいて送信先ネットワークアドレスと任意
に設定されたルーティング識別子とからルーティング先
IPアドレスを指定し、IPモジュールから受信したI
Pデータグラムと該ルーティング先IPアドレスとを所
定のIPモジュールに送るように構成する。好ましく
は、該ルーティングテーブルが該識別子をマスクした値
を用いるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明はルータに関し、特に
インターネットプロトコル(Internet Protocol:以後、
IPと略称する)によってデータグラム(パケット)の
経路を決定するネットワーク間接続装置としてのルータ
に関するものである。
【0001】インターネット(the Internet)は、多数
のLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Ne
twork)等のネットワークを、ネットワーク間接続装置
であるルータ(又はゲートウェイ)でメッシュ状に相互
接続した複合ネットワークである。
【0002】IPは、OSI(Open Systems Interconne
ction:開放型システム間接続)の物理層、及びデータリ
ンク層の上位層であるネットワーク層にほぼ位置し、イ
ンターネットのルータ間や、ノードとルータ間の通信を
規定するプロトコルである。
【0003】ルータは、経路情報を含むIPの経路制御
機能に基づいて、接続しているネットワークから受信し
たインターネットデータグラム(以後、IPデータグラ
ムと称する)の経路を決定し該IPデータグラムを別の
ネットワークに送出する。
【0004】インターネットにおいては、イーサネット
(Ethernet)、ファイバ分散データインタフェース(FD
DI:Fiber Distributed Data Interface)、専用線等
の既存のネットワークを利用して実際の通信が行われる
ため、益々利用価値が高まり重要になって来ている。
【0005】
【従来の技術】図21は、複数の既存のネットワーク上
に構築されたインターネットを示しており、ノードN1
を含むネットワーク1はネットワーク2,3,4とルー
タR1によって接続されている。これらのネットワーク
2,3,4はネットワーク5,6,7とルータR2によ
って接続され、さらにネットワーク5,6,7はノード
N2を含むネットワーク8とルータR3によって接続さ
れている。
【0006】インターネットでは、32ビットのインタ
ーネットアドレス(以後、IPアドレスと称する)を規
定しているため各物理ネットワーク1〜8をそのタイプ
に全く依存しない統一した論理的なネットワークと見倣
すことが出来る。以後、ネットワーク1〜8のタイプは
イーサネットとして説明する
【0007】IPアドレスは、ネットワークを識別する
インターネット全体で唯一のネットワーク番号とノード
を識別するネットワーク内で一意のノード番号との対で
構成される。従って、インターネット上の各ノードは、
IPアドレスで一意に特定できる。
【0008】例えば、図21において、ネットワーク1
〜8はネットワーク番号160.1.1〜160.1.
8がそれぞれ割り当てられ、従ってノードN1はIPア
ドレス160.1.1.5が割り当てられている。
【0009】そして、ルータR1には、ネットワーク1
〜4に対応したIPアドレス160.1.1.1〜16
0.1.4.1が割り当てられている。
【0010】図22(1)は、インターネットにおける
通信単位であるIPデータグラムを示しており、このI
PデータグラムはIPヘッダフィールドとIPデータフ
ィールドとで構成されている。なお、同図に示したデー
タグラムは32ビット幅で表されている。
【0011】IPデータフィールドは、IPデータグラ
ムによって運ばれる可変長のデータフィールドである。
上位層のプロトコルが例えばTCPプロトコルであれば
TCPヘッダとデータと構成され、TCPプロトコルで
解釈されている。
【0012】IPヘッダフィールドは、バージョン(V
er;4ビット)、インターネットヘッダ長(IHL;
4ビット)、サービスタイプ(TOS;8ビット)、全
長(16ビット)、識別子(ID;16ビット)、フラ
グ(FLG;3ビット)、フラグメントオフセット(1
3ビット)、生存時間(TTL;8ビット)、プロトコ
ル番号(8ビット)、ヘッダチェックサム(16ビッ
ト)、送信先アドレス(32ビット)、送信元アドレス
(32ビット)、オプション(可変長)、及びパディン
グ(可変長)の各フィールドで構成されている。
【0013】このうち特に全長フィールドは、ヘッダフ
ィールドとデータフィールドを含むIPデータグラムの
全長をオクテット単位で表しており、最大65,535
オクテットまで指定できる。
【0014】しかし、一般にインターネットが利用する
既存のネットワークや通信媒体には1回で送れるデータ
長に上限が有るためIPデータグラムの全長はこの上限
を越えることはできない。
【0015】そこで、経路上の転送可能なIPデータグ
ラムの長さを調べて、IPデータグラムを細分化したフ
ラグメントとして送り最終目的地で元のIPデータグラ
ムに再構成するようになっている。
【0016】細分化された各フラグメントは、それぞれ
IPデータグラムの形式をしており識別子、プロトコル
番号、送信先アドレス、及び送信元アドレスは元のIP
データグラムから複写される。そして、再構成の時、識
別子を用いて同一IPデータグラムのフラグメントであ
ることを識別する。
【0017】従って、発信者は識別子の値が同じである
プロトコル番号、送信先アドレス、及び送信元アドレス
の組み合わせを持つIPデータグラムがインターネット
上に存在しないように識別子をIPデータグラムに割り
当てることとなる。
【0018】図22(2)は、イーサネットフレームを
示しており、プリアンブル(8オクテット)、送信先M
ACアドレス(6オクテット)、送信元MACアドレス
(6オクテット)、タイプ(2オクテット)、データ
(46から1500オクテットの可変長)、及びフレー
ム検査シーケンス(CRC、4オクテット)で構成され
ている。
【0019】この可変長データフィールドに上位層であ
るIPプロトコルのIPヘッダフィールド及びIPデー
タフィールドがカプセル化されて含まれている。
【0020】図23は、ルータ、特に図21に示したル
ータR1の構成例を示しており、ネットワーク1とコネ
クションするインサーネットモジュール11、IPモジ
ュール21、ARPモジュール31、及びARPキャシ
ュT1から成る回路41と、ネットワーク2とコネクシ
ョンするインサーネットモジュール12、IPモジュー
ル22、ARPモジュール32、及びARPキャシュT
2から成る回路42と、同様にネットワーク3,4にそ
れぞれコネクションする回路43,44と、ルーティン
グモジュール10と、ルーティングテーブルTR1とで
構成されている。
【0021】イーサネットモジュール11〜14(1
3,14は図示せず)はデータリンク層に属し、IPモ
ジュール21〜24(23,24は図示せず)とARP
モジュール31〜34(33,34は図示せず)とAR
PキャシュT1からT4(T3,T4は図示せず)はネ
ットワーク層(又はIP層)に属している。
【0022】図24(1)は、ルーティングテーブルT
R1の構成例を示しており、「送信先ネットワークアド
レス」に対応した「ルーティング先IPアドレス」が指
定されている。
【0023】図24(2)は、ARPキャシュ(テーブ
ル)T1の構成例を示しており、「IPアドレス」に対
応した「MACアドレス」が示されている。
【0024】以後、図23で示したルータR1の動作を
図25〜図30のフローチャートを参照して説明する。
【0025】図25で、イーサネットモジュール11
は、ネットワーク1からIPデータグラムを含むイーサ
ットフレームを受信しすると(ステップS100〜S1
02)、IPモジュール21にイーサネットモジュール
を送信する(同S103)。
【0026】図26において、IPモジュール21は、
イーサネットフレームをイーサネットモジュール11か
ら受信すると(同S200〜S202)、図27のステ
ップS310に進み、フレーム内の送信先IPアドレス
とネットワーク1とコネクションする自モジュールのI
Pアドレスとを比較する(同S301)。
【0027】アドレスが一致するとイーサネットフレー
ム(IPデータグラム)内のIPアドレスと同じIPア
ドレスがARPキャッシュT1に有るか否かを確認し
(同S302)、有る場合には、ARPキャシュT1か
ら該IPアドレスに対応するMACアドレスを取得しイ
ーサネットフレームの送信先MACアドレスを該取得し
たMACアドレスに更新し(同S303)、イーサネッ
トモジュール11へイーサネットフレームを送信する
(同S304)。
【0028】図25において、イーサネットフレーム
(IPデータグラム)をIPモジュール21から受信し
たイーサネットモジュール11はネットワーク1へイー
サネットフレーム送信する(同S100,S101,S
105)。そして、このイーサネットフレームは指定さ
れたMACアドレスのノードで受信されることとなる。
【0029】一方、図27のステップS302におい
て、フレーム内の送信先IPアドレスがARPキャシュ
T1内にない場合、ARPモジュール31に送信先IP
アドレスを送信し(同S305)、ARPモジュール3
1からのIPアドレス/MACアドレスの応答待ち状態
になる(同S306)。
【0030】図28において、ARPモジュール31
は、IPモジュール21より送信先IPアドレを受信す
ると(ステップS400)、ARP要求データグラムを
作成し(同S401)、イーサネットモジュール11に
ARP要求を送信し(同S402)、ARP応答イーサ
ネットフレームの受信待ち状態になる(同S403)。
【0031】図25において、イーサネットモジュール
11は、ARPモジュール31からイーサネットフレー
ムを受信して(ステップS100,S101)、ネット
ワーク1へブロードキャストのARP問合イーサネット
フレームを送信する(同S102,S104)。
【0032】該当するノードは、ARP問合イーサネッ
トフレームを受信して自局のMACアドレスをARP応
答イーサネットフレームに乗せてルータR1のイーサネ
ットモジュールに返送する。
【0033】イーサネットモジュール11は、ARP応
答イーサネットフレームを受信しこのフレームをARP
モジュール31に送信する(同S100,S101,S
102,S104)。
【0034】図28のステップS403において、AR
Pモジュール31は、ARP応答イーサネットフレーム
を受信して、送信元IPアドレスとMACアドレスをI
Pモジュール21に送信すると共にARPキャシュT1
のテーブルにIPアドレスとMACアドレスの対応を登
録する(同S404,S405)。
【0035】図27のステップS306において、IP
モジュール21は、IPアドレス/MACアドレスを受
信して、受信したMACアドレスでイーサネットフレー
ム送信先MACアドレスを更新して(同S307)、イ
ーサネットモジュール11へ受信フレームを送信する
(同S308)。
【0036】以後、ステップS303,S304の後の
ステップと同様にしてイーサネットモジュール11、ネ
ットワーク1を介して該MACアドレスのノードにフレ
ームが送信されることとなる。
【0037】一方、同図のステップS301において、
受信フレーム内の送信先IPアドレスと自モジュールの
IPアドレスが一致しない場合、ルーティングモジュー
ル10へ受信イーサネットフレーム(IPデータグラ
ム)を送信する(同S309)。
【0038】図29において、ルーティングモジュール
10は、IPモジュール21よりイーサネットフレーム
(IPデータグラム)を受信して(ステップS50
0)、送信先IPアドレスに含まれるネットワークアド
レスと同じアドレスがルーティングテーブルTR1内に
有る否かを判定する(同S501)。
【0039】有る場合、検索したルーティング先のIP
アドレスに含まれるネットワークアドレスのネットワー
ク2に接続している例えばIPモジュール22にイーサ
ネットフレーム(IPデータグラム)とルーティング先
のIPアドレスを送信する(同S513)。
【0040】図26において、IPモジュール22は、
ルーティングモジュール10からイーサネットフレーム
(IPデータグラム)を受信する(ステップS200,
S201、S203)。
【0041】図30のステップS600に進み、ルーテ
ィング先IPアドレスとイーサネットフレーム(IPデ
ータグラム)内の送信先IPアドレスが同じで(同S6
01)、且つ送信先IPアドレスと同じIPアドレスが
ARPキャシュT2内に有るか否かを判定する(同S6
02)。
【0042】有る場合、ARPキャシュT2から送信先
IPアドレスに対応するMACアドレスで受信イーサネ
ットフレームの送信先MACアドレスを更新し、且つ自
IPモジュール22のIPアドレスに対応するMACア
ドレスで受信フレームの送信元MACアドレスを更新し
たイーサネットフレームを作成する(同S603)。
【0043】このイーサネットフレームをイーサネット
モジュール12へ送信する(同S604)。以後の動作
は、図27のステップS308以降と同様にしてネット
ワーク2を介して送信先MACアドレスのノードにイー
サネットフレームが送信されることになる。
【0044】図30のステップS602において、IP
モジュール22は、送信先IPアドレスと同じIPアド
レスがARPキャシュT2内にないとき、ARPモジュ
ール32へ送信先IPアドレスを送信してMACアドレ
スを問い合わせ(同S605)、ARPモジュール32
からの応答を受信するまで待ち状態になる(同S61
0)。
【0045】そして、IPモジュール22は、ARPモ
ジュール32からIPアドレス/MACアドレスを受信
すると受信したMACアドレスで受信フレームの送信先
MACアドレスを更新し、自IPモジュール22のIP
アドレスに対応するMACアドレスで受信フレームの送
信元MACアドレスを更新して(同S611)、イーサ
ネットモジュール12へ受信フレームを送信する(同S
612)。以後の動作はステップS604以後の動作と
同じである。
【0046】ステップS601において、IPモジュー
ル22は、ルーティング先IPアドレスとイーサネット
フレーム(IPデータグラム)内の送信先IPアドレス
が同じ値でないときで且つルーティング先IPアドレス
と同じIPアドレスがARPキャッシュT2に有るか否
かを判定する(同S606)。
【0047】有る場合、ルーティング先IPアドレスに
対応するMACアドレスで受信フレームの送信先MAC
アドレスを更新し、自IPモジュールのIPアドレスに
対応するMACアドレスで受信フレームの送信元MAC
アドレスを更新する(同S607)。
【0048】そして、受信フレームをイーサネットモジ
ュール12に送信する(同S608)。以後の動作はス
テップS604以後の動作と同じである。
【0049】ステップS606において、ルーティング
先IPアドレスと同じIPアドレスがARPキャッシュ
T2内に無いとき、IPモジュール22はARPモジュ
ール32へルーティング先IPアドレスを送信し、対応
するMACアドレスを問い合わせARPモジュール32
からの応答待ち状態になる(同S609)。
【0050】以後のステップS610〜S612の動作
は上述したと同様にして、ルーティング先MACアドレ
ス(IPアドレス)のノードに受信フレームが送信され
ることになる。
【0051】図29のステップS501において、同じ
アドレスがない場合は、予め決められたデフォルトルー
タのIPアドレスをルーティング先のIPアドレスと見
倣し、デフォルトルータのIPアドレスに含まれるネッ
トワークアドレスの例えばネットワーク4に接続してい
るIPモジュール24(図示せず)にイーサネットフレ
ームとデフォルトルータのIPアドレスを送信する(同
S502)。以後の動作は、ステップS513以後の動
作と同様にしてネットワーク4のデフォルトルータに受
信フレームが送信される。
【0052】以下に、図21に示した構成のインターネ
ットにおいてネットワーク1に接続されたIPアドレス
が160.1.1.5であるノードN1からネットワー
ク8に接続されたIPアドレスが160.1.8.5で
あるノードN2へIPデータグラムを送信するルーティ
ング動作を図31〜図36を参照して説明する。
【0053】図31において、ノードN1は、IPデー
タグラムの送信先IPアドレス160.1.8.5に含
まれるネットワークアドレス160.1.8が他のネッ
トワーク8のアドレスであるため、ノードN1に接続さ
れたデフォルトルータとしてアドレスが登録されている
(図示せず)同一ネットワーク1に接続されたルータR
1(IPアドレス160.1.1.1)に送信する(同
図の破線)。
【0054】すなわち、イーサネット上で、ノードN1
は、図32(2)の自ARPキャッシュからIPアドレ
ス160.1.1.1に対応するMACアドレス0A−
0B−0C−0D−01−01を得てこのMACアドレ
スで送信先MACアドレスを更新したイーサネットフレ
ームにIPデータグラムをカプセル化して送信する。
【0055】ルータR1は、 受信したIPデータグラ
ム内の送信先IPアドレスに含まれるネットワークアド
レス160.1.8と、図32(1)のルーティングテ
ーブルTR3内の送信先ネットワークアドレスが照合
し、ルーティング先IPアドレス160.1.2.2を
得て(図31の破線)、受信IPデータグラムをIP
アドレス(コネクション)160.1.2.1を介して
ネットワーク2に接続されているIPアドレス160.
1.2.2のルータR2に転送する(同図の破線)。
【0056】すなわち、ノードN1の場合と同様に、ル
ータR1は、図31(2)のARPキャッシュを参照し
て、転送するイーサネットフレームの送信先MACアド
レスにルータR2のIPアドレス160.1.2.2に
対応したMACアドレス0A−0B−0C−0D−02
−02を設定する。
【0057】後述するルータR2,ルータR3における
ルーティング動作においても同様の論理アドレスである
IPアドレスから物理アドレスであるMACアドレスの
照合がARPキャッシュ(テーブル)又はARPモジュ
ール(プロトコル)で行われる。
【0058】図33において、ルータR2は受信したI
Pデータグラム内の送信先IPアドレス160.1.
8.5に含まれるネットワークアドレス160.1.8
と図34(1)のルーティングテーブルTR2内の「送
信先ネットワークアドレス」の照合を行う(図33の破
線)。
【0059】その結果、受信IPデータグラムは「ルー
ティング先IPアドレス」160.1.5.2によって
指定されたネットワーク5に接続されているルータR3
に転送される(同図の破線)。
【0060】図35において、ルータR3は、受信した
IPデータグラム内の送信先IPアドレスに含まれるネ
ットワークアドレス160.1.8と図36(1)のル
ーティングテーブルTR3内の「送信先ネットワークア
ドレス」の照合を行い、対応する「ルーティング先IP
アドレス」がネットワークアドレス160.1.8のみ
であることを知る。
【0061】そこで、ルータR3は、自局に接続されて
いるネットワーク8にアドレス(コネクション)16
0.1.8.1を介して受信したノードN2(送信先I
Pアドレス160.1.8.5)宛のIPデータグラム
を転送する(図35の破線,)
【0062】この結果、ノードN2は、ノードN1が送
信したIPデータグラムをネットワーク1、ルータR
1、ネットワーク2、ルータ2、ネットワーク5、ルー
タR3、及びネットワーク8を介して受信することにな
る。
【0063】
【発明が解決しようとする課題】ルータは、送信先ネッ
トワークアドレスとルーティング先IPアドレスが1対
1で登録されているルーティングテーブルを有し、ネッ
トワークよりIPデータグラムを受信すると、そのIP
データグラム内の送信先IPアドレスに含まれるネット
ワークアドレスとルーティングテーブル内の送信先ネッ
トワークアドレスを照合し、一致するデータエントリの
ルーティング先IPアドレスに含まれるネットワークア
ドレスのネットワークにIPデータグラムを転送する。
【0064】すなわち、ルータは、ルーティングテーブ
ルに従って、同じ送信先IPアドレスを持つIPデータ
グラムを同一ネットワークに常に送出する。
【0065】加えて、インターネット上を流れる同一送
信先に宛た通信データは、通常1つのIPデータグラム
もしくは複数のIPデータグラムに分割されて通信され
るが、複数のIPデータグラムに分割された場合におい
ても分割されたすべてのIPデータグラムの送信先IP
アドレスが同一である。
【0066】従って、IPデータグラムをモニタするこ
とが可能な通信ルート上の一カ所で、通信データ全体の
内容が知られることを意味し、仮に各IPデータグラム
が暗号化されていたとしてもその可能性を否定できな
い。
【0067】従って本発明は、インターネットプロトコ
ルによってデータグラムの経路を決定するルータにおい
て、通信データを秘匿性のあるルーティングで送受信す
ることを課題とする。
【0068】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係るルータは、ネットワークに接続され、
ルーティング先IPアドレスに基づいてIPデータグラ
ムを送受信する複数のIPモジュールと、該データグラ
ムのヘッダ内の送信先ネットワークアドレスと同一送信
先ネットワークアドレスについて任意に設定されたルー
ティング識別子とから該ルーティング先IPアドレスを
指定するルーティングテーブルと、該IPモジュールか
ら受信した該データグラムと該ルーティングテーブルか
ら指定された該ルーティング先IPアドレスとを、該ル
ーティング先IPアドレスに含まれたネットワークアド
レスのネットワークに接続されるIPモジュールに送る
ルーティングモジュールとで構成することが出来る。
【0069】従来のルータにおいては、同じ送信先IP
アドレスのIPデータグラムは、ルータ内のルーティン
グテーブルの登録データを変更しない限り同一のルーテ
ィングが行われようになっている。
【0070】逆に、同じ送信先IPアドレスのIPデー
タグラムを異なるルートを通らせるためには、ルーティ
ングテーブルで異なるルーティング先IPアドレスを指
定するればよいことである。
【0071】そこで、本発明は、送信先が同じ複数のI
Pデータグラムに分割された通信データをあるノードか
らあるノードに送信する場合にIPデータグラム内のI
D(識別子)の値がIPデータグラム毎に異なることに
着目し、図24(1)に示した従来のルーティングテー
ブルの構造を、1つの送信先ネットワークアドレスに対
して識別子の値により複数のルーティング先IPアドレ
スに分割できるように拡張する。
【0072】また、ルーティングモジュールの機能をI
Pデータグラム内の送信先IPアドレスに含まれるネッ
トワークアドレスに加えて識別子の値も含めてルーティ
ング先IPアドレスを決定するように拡張する。
【0073】この結果、同一送信先IPアドレスを持つ
複数のIPデータグラムをIPデータグラム毎( IP
データグラム内の識別子の値毎)に複数の任意の通信ル
ートに振り分けて送信することが可能となり、「同一送
信先IPアドレスを持つIPデータグラムは常に同一の
通信ルートで通信される。」という従来の課題を解決
し、IPルーティング上のデータ秘匿性を簡易に確保す
ることが可能となる。
【0074】また本発明では、該ルーティングテーブル
が、さらに該識別子の該ルーティング先アドレスに対応
した所定のビットをマスクした値を用いてもよい。
【0075】すなわち、本発明に係るルータのルーティ
ングテーブルは、図1に例示するように、「マスクビッ
ト(網掛け部)」と上述した「識別子」を「マスクビッ
ト」でマスクした「マスク済みID(網掛け部)」とが
拡張されている。
【0076】このルーティングテーブルおいては、図2
4(1)のテーブルと異なり、例えば同じ「送信先ネッ
トワークアドレス」160.1.8に異なる「マスク済
ID」0001〜000F毎にそれぞれ「ルーティング
先IPアドレス」160.1.2.1〜160.1.1
5.29を対応させている。
【0077】図1に例示したルーティングテーブルを用
いたときの本発明の動作を、図2に例示したフローチャ
ートを参照して以下に具体的に説明する。
【0078】図2のフローチャートは、図29のフロー
チャートと比較すると、同図のステップS513の代わ
りに、ステップS503,S504として機能を拡張し
た点が異なっている。
【0079】すなわち、ステップS503において、ル
ーティングテーブル内の同一ネットワークアドレスのデ
ータエントリの「マスクビット」とイーサネットフレー
ム(IPデータグラム)内の識別子とのビット毎のAN
D演算を行ってマスク処理を行う。
【0080】ステップS504において、ビットAND
処理の結果とルーティングテーブル内の当該データエン
トリの「マスク済みID」とが一致するデータエントリ
の「ルーティング先IPアドレス」に含まれるネットワ
ークアドレスのネットワークに接続されたIPモジュー
ルにイーサネットフレーム(IPデータグラム)と検索
したルーティング先IPアドレスを送信する。
【0081】この結果、識別子の特定のビットのみに対
応したルーティングを指定することが可能となる。
【0082】すなわち、例えば識別子の下位4ビットの
みをマスクで指定すれば、最大数16の異なるルート
(ネットワーク)をルータに接続し、同じ送信先IPア
ドレスのデータグラムを各ルートに分配するようにルー
ティングテーブルを設定することができる。
【0083】
【発明の実施の形態】図3〜図20は、本発明に係るル
ータの実施例として、図21と同じ構成のインターネッ
ト上でネットワーク1に接続されたノードN1からネッ
トワーク8に接続されたノードN2へ識別子がそれぞれ
異なる“1AB1”,“1CD2”,及び“1EF3”
であるIPデータグラム(送信先IPアドレス:16
0.1.8.5)を送信するときのルータR1〜R3の
拡張されたルーティング動作例を示している。
【0084】実施例1:IPデータグラム(識別子:1
AB1)の場合 図3において、ネットワーク1に接続されたノードN1
(IPアドレス:160.1.1.5)は、IPデータ
グラムの送信先IPアドレス(160.1.8.5)が
他ネットワーク8に接続されたノードN2のアドレスで
あるため、自ノードに接続されたデフォルトルータとし
てアドレスが登録されている同じネットワーク1に接続
されたルータR1(160.1.1.1)に送信する
(破線)。
【0085】ネットワーク1がイーサネットの場合、ノ
ードN1は、図4(2)に示した自局のARPキャッシ
ュTN1を参照してルータR1のIPアドレス160.
1.1.1からルータR1のMACアドレス0A−0B
−0C−0D−01−01を知り、このMACアドレス
でイーサネットフレームの送信先MACアドレスを更新
した後、上記の送信動作を行う。
【0086】一般に、各ネットワーク上では、論理アド
レスであるIPアドレスを各ネットワークに対応した物
理アドレス(例えばMACアドレス)によってフレーム
(例えばイーサネットフレーム)を送受信する。
【0087】以後、送受信の動作はネットワーク層のI
PアドレスとIPデータグラムで説明し、MACアドレ
スとイーサネットフレームは簡略化して説明する。
【0088】ネットワーク1に接続されたルータR1
は、 受信したIPデータグラム内の送信先IPアドレ
スに含まれるネットワークアドレス160.1.8と同
図(1)のルーティングテーブルTR1内の「送信先ネ
ットワークアドレス」160.1.8を照合して、ネッ
トワークアドレスが一致するデータエントリに対して順
次、受信IPデータグラムの識別子“1AB1”とルー
ティングテーブルTR1の「マスクビット」“000
F”とのビット毎のAND演算を実行してマスク処理を
行う。
【0089】さらに、ルータR1は、演算の結果“00
01”と「マスク済ID」“0001”とが一致するデ
ータエントリ(網掛け部)の「ルーティング先IPアド
レス」を参照する。
【0090】そして、このIPアドレス160.1.
2.2で指定されるネットワーク2に接続されているの
ルータR2に受信したIPデータグラムをアドレス(コ
ネクション)160.1.2.1を介して転送する(破
線、)。
【0091】この転送は、図4(3)のテーブルに従っ
てIPアドレスからMACアドレスを得て行われる。
【0092】図5において、ルータR2は、 受信IP
データグラム内の送信先IPアドレスに含まれるネット
ワークアドレス160.1.8と図6(1)のルーティ
ングテーブルTR2内の「送信先ネットワークアドレ
ス」とを照合して、ネットワークアドレスが一致するデ
ータエントリに対して順次、受信IPデータグラムの識
別子“1AB1”とルーティングテーブルのマスクビッ
ト“000F”とのビット毎のAND演算によるマスク
処理を行う。
【0093】ルータR2は、 演算結果“0001”が
ルーティングテーブルTR2の網掛け部の「マスク済I
D」“0001”と一致するため、受信IPデータグラ
ムを「ルーティング先IPアドレス」160.2.5.
2で指定されるネットワーク5に接続されているのルー
タR3にアドレス160.1.5.1を介して、図6
(3)のテーブルからMACアドレスを得て転送する
(破線、)。
【0094】図7において、ルータR3は、 受信した
IPデータグラム内の送信先IPアドレスに含まれるネ
ットワークアドレスと図8(1)のルーティングテーブ
ルTR3内の「送信先ネットワークアドレス」とが一致
するデータエントリ(網掛け部)を検索する。
【0095】そして、「ルーティング先IPアドレス」
にネットワーク8のアドレス160.1.8のみが設定
されいることで、自局のモジュール(IPアドレス16
0.1.8.1)が接続するネットワーク8にIPデー
タグラムを送信すべきことを知る。
【0096】そこで、ルータR3は、ネットワーク8に
接続されているアドレス160.1.8.1を介して受
信IPデータグラムをネットワーク8に接続されている
ノードN2に、図8(2)のテーブルからMACアドレ
スを得て転送する(破線、)。
【0097】なお、ルーティングテーブルTR3には、
ルータR3とノードN2の間にネットワーク8以外のル
ートがないため、「ネットワークアドレス」160.
1.8に対応する「マスクビット」と「マスク済ID」
は設定されず、「ルーティング先IPアドレス」には同
じネットワークアドレスのみが設定されている。
【0098】この結果、IPデータグラム(送信先IP
アドレス:160.1.8.5,識別子:1AB1)は
ノードN1からネットワーク1、ルータR1、ネットワ
ーク2、ルータR2、ネットワーク5、ルータR3、及
びネットワーク8を介してノードN2に送信されたこと
になる。
【0099】実施例2:IPデータグラム(識別子:1
CD2)の場合 図9において、ノードN1は、IPデータグラム(識別
子:1CD2)を、上記のIPデータグラム(識別子:
1AB1)と同様の手順で、ルータR1に、図10
(2)のテーブルからMACアドレスを得て送信する
(破線)。
【0100】ルータR1は、受信したIPデータグラム
内の送信先IPアドレスに含まれるネットワークアドレ
スと、図10(1)のルーティングテーブルTR1内の
送信先ネットワークアドレスとを照合し、ネットワーク
アドレスが一致するデータエントリに対して順次、受信
IPデータグラムの識別子“1CD2”とルーティング
テーブルTR1の「マスクビット」“000F”とのビ
ット毎のAND演算処理を行う。
【0101】ルータR1は、演算結果“0002”がル
ーティングテーブルTR1の網掛け部の「マスク済I
D」“0002”と一致するので、受信したIPデータ
グラムを「ルーティング先IPアドレス」160.1.
3.2が指定するネットワーク3に接続されているのル
ータR2にアドレス160.1.3.1を介し、図10
(3)のテーブルからMACアドレスを得て転送する
(破線、)。
【0102】図11において、ルータR2は、ルータR
1と同様に図12(1)のルーティングテーブルTR2
を参照して、ネットワークアドレスが一致するデータエ
ントリに対して順次、受信IPデータグラムの識別子
“1CD2”とルーティングテーブルTR2の「マスク
ビット」“000F”とのビット毎のAND演算処理を
行う。
【0103】そして、演算結果“0002”が一致する
ルーティング先IPアドレス160.1.6.2に対応
するネットワーク6に接続されているのルータR3に受
信IPデータグラムを、図12(2)のテーブルからM
ACアドレスを得て転送する(破線、)。
【0104】図13において、ルータR3は、図7と同
様に受信IPデータグラム内の送信先IPアドレスに含
まれるネットワークアドレスと図14(1)のルーティ
ングテーブルTR3内の送信先ネットワークアドレスと
を照合し、ネットワーク8に接続されているノードN2
にIPデータグラムをアドレス160.1.8.1を介
して、図14(2)のテーブルからMACアドレスを得
て転送する(破線、)。
【0105】この結果、IPデータグラム(送信先IP
アドレス:160.1.8.5,識別子:1CD2)は
ノードN1からネットワーク1、ルータR1、ネットワ
ーク3、ルータR2、ネットワーク6、ルータR3、及
びネットワーク8を介してノードN2に送信されたこと
になる。
【0106】実施例3:IPデータグラム(識別子:1
EF3)の場合 図15において、ノードN1はIPデータグラムをルー
タR1に、図16(2)のテーブルからMACアドレス
を得て送信する(破線)。
【0107】ルータR1は、図16(1)のルーティン
グテーブルTR1内の「マスクビット」と受信IPデー
タグラムの識別子“1EF3”とのビット毎のAND演
算の結果である“0003”と「マスク済ID」が一致
するデータエントリ(網掛け部)を参照し、「ルーティ
ング先IPアドレス」160.1.4.2が指定するネ
ットワーク4に接続されているルータR2に受信したI
Pデータグラムを、図16(3)のテーブルからMAC
アドレスを得て転送する(破線,)。
【0108】図17において、ルータR2は、ルータR
1と同様に図18(1)のルーティングテーブルTR2
を参照して、網掛けで示されたデータエントリ部の「ル
ーティング先IPアドレス」が指定するネットワーク7
に接続されているのルータR3に受信IPデータグラム
を、図18(2)のテーブルからMACアドレスを得て
転送する(破線,)。
【0109】図19において、ルータR3は、図7と同
様に図20(1)のルーティングテーブルTR3を参照
して、網掛されたデータエントリ部の「ルーティング先
IPアドレス」160.1.8が指定するネットワーク
8に接続されているのノードN2に受信IPデータグラ
ムをアドレス160.1.8.1を介して、図20
(2)のテーブルからMACアドレスを得て転送する
(破線,)。
【0110】この結果、IPデータグラム(送信先IP
アドレス:160.1.8.5,識別子:1EF3)は
ノードN1からネットワーク1、ルータR1、ネットワ
ーク4、ルータR2、ネットワーク7、ルータR3、及
びネットワーク8を介してノードN2に送信されたこと
になる。
【0111】実施例1〜3の結果、宛先が同じであるが
識別子が異なるIPデータグラムは、それぞれ別のルー
トを通って宛先に送信されていることが分かる。従っ
て、秘匿性のある通信データのルーティングが可能であ
る。
【0112】なお、実施例1〜3においては、送信先が
同じ全てのデータグラムがルータR1〜R3を通過する
が、ネットワークの構成とルーティングテーブルの設定
によって宛先が同じ全てのデータグラムを同一のルータ
を通過させないようにすることも可能である。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るルー
タによれば、ルーティングモジュールが、ルーティング
テーブルに基づいて送信先ネットワークアドレスと任意
に設定されたルーティング識別子とからルーティング先
IPアドレスを指定し、IPモジュールから受信したI
Pデータグラムと該ルーティング先IPアドレスとを所
定のIPモジュールに送るように構成したので、同一送
信先アドレスのデータグラムをデータグラム毎に異なる
任意のルートで送受信することが可能となり通信データ
を秘匿性のあるルーティングで送受信することが可能と
なった。
【0114】特に、異なるルーティングを多く設定する
ことによりトラフィックをより分散してその均一化を図
り、通信の性能を保証することが可能となる。
【0115】また、該ルーティングテーブルが、該識別
子の所定のビットをマスクした値を用いるようにしたの
で、識別子の特定のビットのみによってルーティングを
設定することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るルータにおけるルーティングテー
ブルの構成図である。
【図2】本発明に係るルータにおけるルーティングモジ
ュールの動作を示すフローチャート図である。
【図3】本発明に係るルータのインターネットにおける
実施例1を示す動作シーケンス図(その1)である。
【図4】本発明に係るルータのインターネットにおける
実施例1で用いられるテーブル図(その1)である。
【図5】本発明に係るルータのインターネットにおける
実施例1を示す動作シーケンス図(その2)である。
【図6】本発明に係るルータのインターネットにおける
実施例1で用いられるテーブル図(その2)である。
【図7】本発明に係るルータのインターネットにおける
実施例1を示す動作シーケンス図(その3)である。
【図8】本発明に係るルータのインターネットにおける
実施例1で用いられるテーブル図(その3)である。
【図9】本発明に係るルータのインターネットにおける
実施例2を示す動作シーケンス図(その1)である。
【図10】本発明に係るルータのインターネットにおけ
る実施例2で用いられるテーブル図(その1)である。
【図11】本発明に係るルータのインターネットにおけ
る実施例2を示す動作シーケンス図(その2)である。
【図12】本発明に係るルータのインターネットにおけ
る実施例2で用いられるテーブル図(その2)である。
【図13】本発明に係るルータのインターネットにおけ
る実施例2を示す動作シーケンス図(その3)である。
【図14】本発明に係るルータのインターネットにおけ
る実施例2で用いられるテーブル図(その3)である。
【図15】本発明に係るルータのインターネットにおけ
る実施例3を示す動作シーケンス図(その1)である。
【図16】本発明に係るルータのインターネットにおけ
る実施例3で用いられるテーブル図(その1)である。
【図17】本発明に係るルータのインターネットにおけ
る実施例3を示す動作シーケンス図(その2)である。
【図18】本発明に係るルータのインターネットにおけ
る実施例3で用いられるテーブル図(その2)である。
【図19】本発明に係るルータのインターネットにおけ
る実施例3を示す動作シーケンス図(その3)である。
【図20】本発明に係るルータのインターネットにおけ
る実施例3で用いられるテーブル図(その3)である。
【図21】ルータで複数のネットワークを接続したイン
ターネットの構成例を示すブロック図である。
【図22】ルータにおけるIPデータグラム及びイーサ
ネットフレームの構成を示すフォーマット図である。
【図23】ルータの機能構成例を示すブロック図であ
る。
【図24】従来のルータにおけるルーティングテーブル
及びARPキャッシュの構成例である。
【図25】本発明及び従来例に共通のルータにおけるイ
ーサネットモジュールの動作例を示すフローチャート図
である。
【図26】本発明及び従来例に共通のルータにおけるI
Pモジュールの動作例を示すフローチャート図(その
1)である。
【図27】本発明及び従来例に共通のルータにおけるI
Pモジュールの動作例を示すフローチャート図(その
2)である。
【図28】本発明及び従来例に共通のルータにおけるA
RPモジュールの動作例を示すフローチャート図であ
る。
【図29】従来のルータにおけるルーティングモジュー
ルの動作例を示すフローチャート図である。
【図30】本発明及び従来例に共通のルータにおけるI
Pモジュールの動作例を示すフローチャート図(その
3)である。
【図31】従来のルータのインターネット上における動
作例を示す動作シーケンス図(その1)である。
【図32】ルータの従来のルーティングテーブル及び本
発明及び従来例に共通のARPキャッシュの構成例を示
すテーブル図(その1)である。
【図33】従来のルータのインターネット上における動
作例を示す動作シーケンス図(その2)である。
【図34】ルータの従来のルーティングテーブル及び本
発明及び従来例に共通のARPキャッシュの構成例を示
すテーブル図(その2)である。
【図35】従来のルータのインターネット上における動
作例を示す動作シーケンス図(その3)である。
【図36】ルータの従来のルーティングテーブル及び本
発明及び従来例に共通のARPキャッシュの構成例を示
すテーブル図(その3)である。
【符号の説明】
R1,R2,R3 ルータ 1〜8 ネットワーク N1、N2 ノード TR1 ルーティングテーブル T1,T2,TN1 ARPキャッシュ 10 ルーティングモジュール 11,12 イーサネットモジュール 21,22 IPモジュール 31,32 ARPモジュール 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 勇 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株 式会社内 (72)発明者 佐々木 志幸 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株 式会社内 (72)発明者 平山 裕之 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株 式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続され、ルーティング先
    IPアドレスに基づいてIPデータグラムを送受信する
    複数のIPモジュールと、 該データグラムのヘッダ内の送信先ネットワークアドレ
    スと同一送信先ネットワークアドレスについて任意に設
    定されたルーティング識別子とから該ルーティング先I
    Pアドレスを指定するルーティングテーブルと、 該IPモジュールから受信した該データグラムと該ルー
    ティングテーブルから指定された該ルーティング先IP
    アドレスとを、該ルーティング先IPアドレスに含まれ
    たネットワークアドレスのネットワークに接続されるI
    Pモジュールに送るルーティングモジュールと、 で構成されたことを特徴とするルータ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 該ルーティングテーブルが、さらに該識別子の該ルーテ
    ィング先アドレスに対応した所定のビットをマスクした
    値を有することを特徴としたルータ。
JP21066597A 1997-08-05 1997-08-05 ルータ Withdrawn JPH1155307A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21066597A JPH1155307A (ja) 1997-08-05 1997-08-05 ルータ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000341312A (ja) * 1999-05-26 2000-12-08 Nec Shizuoka Ltd Lan間接続装置
JP2008526085A (ja) * 2004-12-24 2008-07-17 エヌエイチエヌ コーポレーション バス型ネットワーク構造の通信ネットワークシステムおよびこれを用いたメッセージルーティング方法

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