JPH1155218A - Cdma通信装置 - Google Patents

Cdma通信装置

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JPH1155218A
JPH1155218A JP21219597A JP21219597A JPH1155218A JP H1155218 A JPH1155218 A JP H1155218A JP 21219597 A JP21219597 A JP 21219597A JP 21219597 A JP21219597 A JP 21219597A JP H1155218 A JPH1155218 A JP H1155218A
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Takatoshi Aoyanagi
孝寿 青柳
Toshio Tachika
寿夫 田近
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信信号のデータレートを全フレームデータ
を受信する前に判定し、データ空き区間に復調動作を停
止して低消費電力化を図り、SIR測定の信頼度を向上
させたCDMA通信装置を提供する。 【解決手段】 空き区間検出回路25には復調・レイク
合成回路12よりレイク合成後のデータS7が入力さ
れ、信号の送信がストップされている空き区間を検出
し、空き区間検出回路25は検出結果にしたがって、復
調・レイク合成回路12、SIR測定回路13等の空き
区間での動作をストップし低消費電力化を図り、SIR
測定回路13のSIR測定期間を検出された空き区間の
前の位置までとして、SIR情報の精度を高めるように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は近年、その高い周
波数利用効率、秘話性、マルチメディア通信などの可変
データレートへの適応性等から注目されているCDMA
(Code Division Multiple A
ccess:符号分割多元接続)方式、即ち送信装置に
おいて、データ変調の後、この変調信号をさらに拡散符
号で拡散変調して伝送し、受信装置において、送信側と
同一の拡散符号で逆拡散を行った後、データ復調処理等
を行う方式を適用したCDMA通信装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特開平7−312783号
に開示された従来のCDMA通信装置で使用される信号
の可変データレートに対応したCDMA方式のチャネル
構成の一例である。但し、CDMA方式では、同一周波
数上の通信チャネルを異なる拡散符号を使用することで
分離しているため、他チャネルからの干渉がシステムの
伝送品質を決める大きな要因になる。このため、音声通
話中の無音期間や、可変データレート通信においては、
伝送情報の伝送レートがチャネルの伝送容量より低く、
情報が無い空き区間では、送信を停止して他のチャネル
に与える干渉を抑えるように運用されている。
【0003】従って、伝送される情報信号は、ひとまと
まりのフレームに分割され、さらに物理チャネル上のデ
ータ伝送の基本単位であるスロットに分割された後に送
信されるが、図8では1フレームが4スロットに分割さ
れる場合を示している。また、伝送される情報信号のデ
ータレートが変動する場合は、変動量にあわせてフレー
ム内のデータ量が適宜可変されるようになっている。
【0004】図8の(a)はチャネルの容量と情報信号
のデータレートが同じ場合、即ち、情報信号レートがチ
ャネルの容量の100%の場合に、1フレームの全てに
データが挿入される状態を示すものである。(b)は情
報信号レートがチャネルの容量の50%の場合、(c)
は25%の場合であり、これらの場合は送信されるスロ
ットに空白で示すデータの空き区間があり、空き区間部
分は送信がストップされるようになっている。
【0005】(d)はスロットの内容を示したものであ
り、OH(オーバーヘッド)は制御や誤り訂正などに使
われるデータであり、例えば復調用のパイロットシンボ
ル、送信電力制御用のデータ、レート情報、CRC(C
yclic Redundancy Check:誤り
検出)符号などである。DATAは伝送される情報信
号、EMPTYは空き区間部分である。
【0006】図9は従来のCDMA通信装置における送
信装置のブロック構成図であり、図において、1は送信
する情報信号S1に対して、情報の誤り訂正を行うため
の畳み込み符号化とインターリーブを行う畳み込み符号
化・インターリーブ回路、2は制御用の信号S2を畳み
込み符号化・インターリーブ回路1の出力信号に加える
ことによってフレーム信号を生成するフレーム生成回路
である。
【0007】3はフレーム生成回路2から出力されるフ
レーム信号の各スロットにデータを振り分けるマッピン
グを行うスロットマッピング回路、4はスロットマッピ
ング回路3でマッピングされたデータを、例えばBPS
K(Binary Phase Shift Keyi
ng)等のデータ変調を行って拡散変調回路5へ出力す
るデータ変調回路、5はデータ変調回路4で変調された
データに拡散符号で拡散変調を行う拡散変調回路、6は
拡散変調回路5で拡散変調されたデータを所定の無線周
波数でアンテナを介して送信するRF・IF部である。
【0008】図10は従来のCDMA通信装置における
受信装置のブロック構成図であり、図において、9は図
9に示した送信装置から送られてきた信号をアンテナを
介して所定の周波数で受信するRF・IF部、10はR
F・IF部9で受信された信号を直交検波し、更にベー
スバンドの信号に変換する直交検波回路、11は直交検
波回路10でベースバンド信号に変換された信号を、マ
ッチドフィルタやスライディング相関器等により送信側
と同じ拡散符号を用いて逆拡散し、これによってデータ
変調がかかった信号に戻す逆拡散回路である。
【0009】12は逆拡散回路11で逆拡散された各伝
搬パス(信号)の復調および後述で補足説明するレイク
(RAKE)合成を行うことによってデータ変調を解く
復調・レイク合成回路、13は復調・レイク合成回路1
2の出力信号を使用して、例えば電子情報通信学会信学
技報RCS96−74の58ページに記載されているよ
うに、希望波信号電力と干渉及び熱雑音信号電力の比で
あるSIRを測定するSIR測定回路である。
【0010】14は復調・レイク合成回路12の出力信
号より、送信側で付加された制御用の信号S2にあたる
部分を分離し、これを信号S3として出力するととも
に、情報信号部分をデインターリーブ・ビタビ復号回路
15へ出力するフレーム分離回路、15は送信側で行わ
れたインターリーブを解いた後にビタビ復号を行い受信
された情報信号S4を出力するデインターリーブ・ビタ
ビ復号回路、16はデインターリーブ・ビタビ復号回路
15の出力信号を利用して受信データレートを判定し、
判定結果を信号S5として出力するレート判定回路であ
る。
【0011】但し、レート判定回路16が行うレート判
定の方法は、例えば電子情報通信学会信学技報RCS9
5−166の55〜60ページに記載されているよう
に、レート情報が受信データに含まれている場合はレー
ト情報を抽出して判定し、レート情報が送信されておら
ずCRC符号のみがある場合は、全てのレートのCRC
符号を送信側と同じ計算式で生成し、この生成されたC
RC符号と受信データから抽出したCRC符号と比較
し、両者が一致したときのデータレートを受信信号のレ
ートとして判定する。
【0012】レート情報が受信データに含まれている場
合の上記方法を用いた従来のレート判定回路16のブロ
ック構成図を図11に示す。この図11において、20
はデインターリーブ・ビタビ復号回路15で復号された
受信データ信号S6のレート情報部分を抽出し、これを
レート情報S5aとして出力するレート情報抽出回路、
21はレート情報S5aにしたがって受信データ信号S
6からCRC符号を抽出するCRC抽出回路である。
【0013】22はレート情報S5aにしたがって受信
データ信号S6から送信側と同一の計算式でCRC符号
を生成するCRC生成回路、23はCRC抽出回路21
とCRC生成回路22とから出力される双方のCRC符
号を比較し、この比較結果をCRC情報S5bとして出
力する比較回路である。
【0014】ここで前述した復調・レイク合成回路12
が行うレイク合成について説明する。通常、移動体通信
などの受信信号は、直接受信されるパス以外に反射や回
折などにより遅れてきた複数のパスの合成波となってい
るが、レイク合成とは、それら複数のパスをそれぞれ個
別に復調し、それぞれのパスの受信信号の信頼度に応じ
た重み付けを行った後に合成するものである。
【0015】次に動作について説明する。図9に示した
送信装置において、送信する情報信号S1が、畳み込み
符号化・インターリーブ回路1に入力され、ここで畳み
込み符号化とインターリーブが行われた後にフレーム生
成回路2に入力される。フレーム生成回路2では制御用
の信号S2が加えられフレーム信号が生成され、スロッ
トマッピング回路3で各スロットにデータが振り分けら
れる。
【0016】スロットにマッピングされた信号は、デー
タ変調回路4で例えばBPSK変調が行われ、ついで拡
散変調回路5で拡散符号が拡散変調され、RF・IF部
6を介して図10に示した受信装置へ送信される。
【0017】受信装置において、RF・IF部9を介し
て受信された信号は、直交検波回路10で直交検波され
ることによりベースバンドの信号に変換された後、逆拡
散回路11で送信側と同じ拡散符号を用いて逆拡散さ
れ、データ変調がかかった信号に戻される。次に復調・
レイク合成回路12において、逆拡散された各伝搬パス
の復調およびレイク合成が行われ、これによってデータ
変調が解かれた信号が、SIR測定回路13及びフレー
ム分離回路14へ出力される。
【0018】SIR測定回路13では、データ変調が解
かれた信号から、希望波信号電力と干渉及び熱雑音信号
電力との比であるSIRが測定される。この測定におい
て、例えば図8に示したような可変データレートに対応
したチャネル構成では、信号がある部分と信号がない空
き区間の位置がこの段階では不確定なため、SIR測定
回路13が測定を行うスロット中の期間は、データがレ
ートに関わらず送られているOH部等のみを使用する。
【0019】次に、フレーム分離回路14では、復調・
レイク合成回路12の出力信号より、送信側で付加され
た制御用の信号S2にあたる部分を分離し、これを信号
S3として出力するとともに、情報信号部分をデインタ
ーリーブ・ビタビ復号回路15に入力する。デインター
リーブ・ビタビ復号回路15は、送信側で行われたイン
ターリーブを解いた後にビタビ復号を行い受信された情
報信号S4を出力する。
【0020】レート判定回路16は、デインターリーブ
・ビタビ復号回路15からの信号を利用して受信データ
レートを判定し、判定結果を信号S5として出力する。
レート情報が受信データに含まれている場合はレート情
報を抽出して判定し、レート情報が送信されておらずC
RC符号のみがある場合は、全てのレートのCRC符号
を送信側と同じ計算式で生成し、受信データから抽出し
たCRC符号と比較し、両者が一致したときのデータレ
ートを受信信号のレートとして判定する。
【0021】ここで、レート情報が受信データに含まれ
ている場合は、図11に示す構成のレート判定回路16
において、デインターリーブ・ビタビ復号回路15で復
号された受信データ信号S6が入力される。
【0022】レート情報抽出回路20では、レート情報
部分を信号S6から抽出し、これをレート情報S5aと
して出力する。CRC抽出回路21はレート情報にした
がって受信データ信号S6からCRC符号を抽出し、C
RC生成回路22はレート情報にしたがって受信データ
信号S6から送信側と同一の計算式でCRC符号を生成
する。2つのCRC出力は比較回路23に入力され、比
較結果がCRC情報S5bとして出力される。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従来のCDMA通信装
置は以上のように構成されているので、可変レートで伝
送されるシステムでは、CDMA通信装置の受信装置
は、フレームのデータを全て受信し、レート判定回路1
6で受信信号の伝送レートを判定するまではレートが判
明しないので、受信信号の空き区間の位置が判明せず、
本来信号が存在せず復調部の動作を停止できる区間でも
各部を動作させていなければならず、また、SIR測定
もデータがレートに関わらず送信されているOH等のみ
しか使用できないなどの課題があった。
【0024】また、レート判定回路16でのレート判定
も受信されたレート情報に誤りがあった場合に信頼度が
低下するなどの課題があった。この発明は上記のような
課題を解決するためになされたもので、送信信号のデー
タレートを全フレームデータを受信する前に判定し、デ
ータ空き区間に復調部の動作を停止して低消費電力化を
図るとともに、SIR測定の測定期間をデータレートに
対応した区間で行いSIR推定の信頼度を向上させる受
信装置を備えたCDMA通信装置を得ることを目的とす
る。
【0025】また、この発明はレート判定にデータ空き
区間検出情報を使用することで、送信データにレート情
報が含まれていなくてもレート判定を可能にするととも
に、レート判定の信頼度を向上させた受信装置を備えた
CDMA通信装置を得ることを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るCDMA通信装置は、CDMA通信装置の受信装置
に、逆拡散された受信信号を使用して送信が停止されて
いる空き区間を検出する空き区間検出手段を備え、空き
区間検出手段で検出された空き区間に応じてその動作が
制御される機能を備えたものである。
【0027】請求項2記載の発明に係るCDMA通信装
置は、空き区間検出手段が、復調信号の電力レベルを測
定する電力測定手段と、この測定手段における前後の測
定値を順次比較する比較手段と、比較結果にしたがって
空き区間を判定する判定手段とを備えて構成されるもの
である。
【0028】請求項3記載の発明に係るCDMA通信装
置は、受信装置に、空き区間検出手段で検出された空き
区間の間、データ復調動作を停止する復調手段を設けた
ものである。
【0029】請求項4記載の発明に係るCDMA通信装
置は、受信装置に、空き区間検出手段で検出された空き
区間以外の区間で、希望波信号電力と干渉及び熱雑音信
号電力との比であるSIRを測定するSIR測定手段を
備えたものである。
【0030】請求項5記載の発明に係るCDMA通信装
置は、受信装置に、空き区間検出手段で検出された空き
区間の検出位置より受信情報の伝送レートである受信情
報レートを判定するレート判定手段を備えたものであ
る。
【0031】請求項6記載の発明に係るCDMA通信装
置は、レート判定手段で判定された受信情報レートにし
たがって誤り検出符号の抽出および生成を行って誤り検
出を行う機能を備えたものである。
【0032】請求項7記載の発明に係るCDMA通信装
置は、空き区間検出手段で検出された空き区間検出位置
より第1の受信情報レートを生成するレート情報生成手
段と、復調された受信データより第2の受信情報レート
を抽出するレート情報抽出手段と、第1及び第2の受信
情報レートを比較し、比較結果によりレート情報判定を
行う比較判定手段を備えたものである。
【0033】請求項8記載の発明に係るCDMA通信装
置は、第1及び第2の受信情報レートの各々に応じて誤
り検出符号の抽出および生成を行って誤り検出を行う機
能を備えたものである。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるC
DMA通信装置における受信装置のブロック構成図であ
り、図において、9は例えば従来例で説明済みの図9に
示す送信装置から送られてきた信号をアンテナを介して
所定の周波数で受信するRF・IF部、10はRF・I
F部9で受信された信号を直交検波し、更にベースバン
ドの信号に変換する直交検波回路、11は直交検波回路
10でベースバンド信号に変換された信号を、マッチド
フィルタやスライディング相関器等により送信側と同じ
拡散符号を用いて逆拡散し、これによってデータ変調が
かかった信号に戻す逆拡散回路である。
【0035】12は逆拡散回路11で逆拡散された各伝
搬パス(信号)の復調およびレイク合成を行うことによ
ってデータ変調を解く復調・レイク合成回路(復調手
段)、13は復調・レイク合成回路12の出力信号を使
用し、希望波信号電力と干渉及び熱雑音信号電力の比で
あるSIRを測定するSIR測定回路(SIR測定手
段)である。
【0036】14は復調・レイク合成回路12の出力信
号より、送信側で付加された制御用の信号S2にあたる
部分を分離し、これを信号S3として出力するととも
に、情報信号部分をデインターリーブ・ビタビ復号回路
15へ出力するフレーム分離回路、15は送信側で行わ
れたインターリーブを解いた後にビタビ復号を行い受信
された情報信号S4を出力するデインターリーブ・ビタ
ビ復号回路である。
【0037】25は復調・レイク合成回路12から入力
されるレイク合成後のデータS7から、信号の送信がス
トップされている空き区間を検出し、この検出結果にし
たがって、復調・レイク合成回路12、SIR測定回路
13等の空き区間での動作を停止させ、また、SIR測
定回路13のSIR測定期間が、検出された空き区間の
前の位置までとなるように制御し、さらに、空き区間検
出位置情報S8をレート判定回路(レート判定手段)1
6へ出力する空き区間検出回路(空き区間検出手段)で
ある。16はデインターリーブ・ビタビ復号回路15の
出力信号と、空き区間検出位置情報S8とを利用して受
信データレートの判定とCRC符号のチェックを行い、
この結果を信号S5として出力するレート判定回路であ
る。
【0038】次に動作について説明する。例えば図9に
示した送信装置の送信信号が図1に示した受信装置で受
信されるものとする。受信装置のRF・IF部9を介し
て受信された信号は、直交検波回路10で直交検波され
ることによりベースバンドの信号に変換された後、逆拡
散回路11で送信側と同じ拡散符号を用いて逆拡散さ
れ、データ変調がかかった信号に戻される。
【0039】次に、復調・レイク合成回路12におい
て、逆拡散された各伝搬パスの復調およびレイク合成が
行われ、これによってデータ変調が解かれた信号が、S
IR測定回路13、空き区間検出回路25、及びフレー
ム分離回路14へ出力される。
【0040】フレーム分離回路14では、復調・レイク
合成回路12の出力信号より、送信側で付加された制御
用の信号S2にあたる部分を分離し、これを信号S3と
して出力するとともに、情報信号部分をデインターリー
ブ・ビタビ復号回路15に入力する。デインターリーブ
・ビタビ復号回路15は、送信側で行われたインターリ
ーブを解いた後にビタビ復号を行い受信された情報信号
S4を出力する。
【0041】空き区間検出回路25には、復調・レイク
合成回路12よりレイク合成後のデータS7が入力さ
れ、この入力から信号の送信がストップされている空き
区間を検出する。この検出結果にしたがって、空き区間
検出回路25は、復調・レイク合成回路12、SIR測
定回路13等の空き区間での動作をストップさせ、これ
によって低消費電力化を図る。
【0042】また、空き区間検出回路25は、SIR測
定回路13のSIR測定期間が、検出された空き区間の
前の位置までとなるように制御し、これによってSIR
情報の精度を高める。さらに、空き区間検出位置情報S
8をレート判定回路16に出力する。レート判定回路1
6は、デインターリーブ・ビタビ復号回路15の出力信
号と、空き区間検出位置情報S8とを利用して受信デー
タレートの判定とCRC符号のチェックを行い、この結
果を信号S5として出力する。
【0043】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、空き区間検出位置情報S8による空き区間検出位置
より再び送信が行われるまで復調動作を停止し、受信装
置の低消費電力化を図ることができ、また、SIR測定
回路13の測定期間を上記した空き区間検出位置にした
がって制御し、SIR推定精度を向上させることができ
る効果が得られる。
【0044】即ち、逆拡散された受信信号を使用して送
信がストップされている空き区間を検出し、空き区間の
検出結果にしたがって受信装置の動作を制御することに
より受信装置の特性を改善することができる効果が得ら
れる。
【0045】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2によるCDMA通信装置の受信装置における空き区
間検出回路のブロック構成図であり、図において、28
は復調・レイク合成回路12から出力される復調・レイ
ク合成されたシンボルデータS7のI成分S7aとQ成
分S7bとを各々2乗した後、加算することにより電力
値を求める電力測定回路(電力測定手段)、29は電力
測定回路28から出力される電力値に対する一定期間の
積分(あるいは平均)を行い、これによって得られる電
力値データPt を出力した後にダンプして再度積分動作
を繰り返すI&D回路である。
【0046】30はI&D回路29から出力される電力
値データPt を1データ分遅延し、この遅延電力値デー
タPt-1 を出力する遅延回路、31は電力値データPt
と遅延電力値データPt-1 とを比較し、この比較結果を
空き区間判定回路(判定手段)32へ出力する比較回路
(比較手段)、32は比較回路31から出力される比較
結果として、遅延されていないデータPt が遅延された
データPt-1 より規定のしきい値Pshだけ小さい場合、
データPt の位置をデータ空き区間の開始位置として判
定する空き区間判定回路である。
【0047】次に動作について説明する。ここで、図3
はこの実施の形態2におけるCDMA通信装置の受信装
置における空き区間検出回路の処理の流れを示すフロー
チャートである。
【0048】まず、ステップST1において、電力測定
回路28が、復調・レイク合成回路12から出力される
シンボルデータS7のI成分S7aとQ成分S7bとを
各々2乗した後、加算することにより電力値を求め、I
&D回路29へ出力する。
【0049】次に、I&D回路29が、ステップST2
において、電力値に対する一定期間の積分(あるいは平
均)を行い、ステップST3において、所定サンプル数
の積分が完了したか否かを判断する。この判断結果がN
Oであれば、ステップST1に戻って上記同様の処理が
行われる。YESであれば、ステップST4に進み、こ
こで、I&D回路29が、ステップST3までの積分処
理で得られる電力値データPt を遅延回路30へ出力し
た後にダンプして再度上記した積分動作を繰り返す。
【0050】次に、ステップST5において、比較回路
31が、I&D回路29から出力される電力値データP
t と、遅延回路30で1データ分遅延されたデータPt-
1 とを比較し、この比較結果を空き区間判定回路32へ
出力する。
【0051】次に、ステップST6において、空き区間
判定回路32が、比較回路31から出力される比較結果
を用い、遅延されていないデータPt が遅延されたデー
タPt-1 より規定のしきい値Pshだけ小さいか否かを判
断する。この判断結果が小さくないNOの場合、ステッ
プST1に戻る。小さいYESの場合、ステップST7
に進み、データPt の位置をデータ空き区間の開始位置
として判定する。
【0052】これは、図4の空き区間検出回路の電力測
定レベルと空き区間検出位置を示す図において、1スロ
ットにおけるOHとDATA部では空き区間検出回路2
5で計算する電力値は一定以上の値を示すが、データの
送信がストップされる空き区間(EMPTY)からは電
力レベルが下がり、この差が測定のしきい値Pshを超え
た位置が空き区間の開始位置として検出されるものであ
る。そして、ステップST8において、その検出時点か
ら次のスロットの開始時点までが送信がストップされて
いる区間とみなされ、その区間を示す空き区間検出位置
情報S8によって復調動作の停止等が行われる。
【0053】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、空き区間検出回路25が、電力測定回路28からの
受信信号の電力レベルを測定し、測定値を順次比較し、
比較結果より空き区間の位置を判定することにより正確
なデータ空き区間の判定を行うことができる効果が得ら
れる。
【0054】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3によるCDMA通信装置の受信装置におけるレート
判定回路のブロック構成図であり、図において、33は
空き区間検出回路25からスロット単位で出力される空
き区間検出位置情報S8に応じてレート情報S5aを出
力するレート情報生成回路(レート情報生成手段)であ
る。
【0055】21はレート情報S5aにしたがって受信
データ信号S6からCRC符号を抽出するCRC抽出回
路、22はレート情報S5aにしたがって受信データ信
号S6から送信側と同一の計算式でCRC符号を生成す
るCRC生成回路、23はCRC符号抽出回路21とC
RC符号生成回路22とから出力される双方のCRCを
比較し、この比較結果をCRC符号情報S5bとして出
力する、例えば両者が一致したときは、その一致したデ
ータレートを受信信号のレートとし、これをCRC符号
情報S5bとして出力する比較回路である。
【0056】次に動作について説明する。レート情報生
成回路33に空き区間検出回路25より空き区間検出位
置情報S8が入力される。空き区間の開始位置はデータ
レートによって一意に定まるので、レート情報生成回路
33は、検出された空き区間開始位置よりレート情報S
5aを生成する。
【0057】ここで、空き区間検出位置情報S8はスロ
ット単位でレート情報生成回路33に入力されるため、
レート情報S5aの判定は1フレーム分の信号S8のう
ち1つで判定してもよいし、精度を高めるために1フレ
ーム分の信号S8の平均値を使用してもよい。
【0058】CRC符号抽出回路21は、レート情報S
5aにしたがって受信データ信号S6からCRCを抽出
し、CRC符号生成回路22はレート情報S5aにした
がって受信データ信号S6から送信側と同一の計算式で
CRC符号を生成する。2つのCRC出力は比較回路2
3に入力され、双方の比較結果がCRC情報S5bとし
て出力される。以上の動作で送信データにレート情報が
含まれていなくてもデータレートの決定が可能となる。
【0059】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、空き区間検出位置情報S8による空き区間検出位置
より受信情報のレートを判定し、レート情報を送信する
ことなく容易にレート判定機能を実現することができ、
また、レート判定回路16で判定された受信情報レート
より誤り検出符号の抽出および生成を行い、誤り検出を
正確に行うことができる効果が得られる。
【0060】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4によるCDMA通信装置の受信装置におけるレート
判定回路の他の構成を示すブロック図であり、図におい
て、33は空き区間検出回路25からスロット単位で出
力される空き区間検出位置情報S8に応じて第1レート
情報S5a1を出力するレート情報生成回路、20はデ
インターリーブ・ビタビ復号回路15で復号された受信
データ信号S6のレート情報部分を抽出し、これを第2
レート情報S5a2として出力するレート情報抽出回路
(レート情報抽出手段)である。
【0061】35は第1レート情報S5a1と第2レー
ト情報S5a2とを比較し、第1及び第2レート情報S
5a1及びS5a2が一致した場合は、その一致した値
をレート情報として再判定回路36へ出力すると共に、
2組のCRC抽出回路21及びCRC生成回路22のう
ち1組を動作させるように制御し、不一致の場合は、第
1及び第2レート情報S5a1及びS5a2をレート情
報として再判定回路36へ出力すると共に、2組のCR
C抽出回路21及びCRC生成回路22を動作させるよ
うに制御する比較・判定回路(比較判定手段)である。
【0062】36は比較・判定回路35から一致時のレ
ート情報が入力された場合は、そのレート情報をそのま
まレート情報S5aとして出力し、また、比較・判定回
路35から第1及び第2レート情報S5a1及びS5a
2が入力された場合は、比較回路23の制御に応じて、
第1及び第2レート情報S5a1及びS5a2の何れか
をレート情報S5aとして出力するか、或いはレート情
報判定失敗を示す情報をレート情報S5aとして出力す
る再判定回路である。
【0063】次に動作について説明する。ここで、図7
はこの実施の形態4におけるレート判定回路の処理の流
れを示すフローチャートである。
【0064】まず、ステップST1において、レート情
報生成回路33及びレート情報抽出回路20で、それぞ
れ個別に第1及び第2レート情報S5a1及びS5a2
が求められ、ステップST2において、その求められた
第1及び第2レート情報S5a1及びS5a2が比較・
判定回路35で比較される。
【0065】この比較結果、第1及び第2レート情報S
5a1及びS5a2が一致した場合は、ステップST3
において、比較・判定回路35でその値にレート情報が
決定され、再判定回路36で一致したレート情報がその
ままレート情報S5aとして出力される。
【0066】更に、ステップST4において、比較・判
定回路35の制御によって1組のCRC抽出回路21及
びCRC生成回路22が動作させられ、これによって、
CRC抽出回路21で、レート情報にしたがって受信デ
ータ信号S6からCRC符号が抽出され、CRC生成回
路22で、レート情報にしたがって受信データ信号S6
から送信側と同一の計算式でCRC符号が生成され、こ
れら双方のCRC符号が比較回路23へ出力される。そ
して、ステップST5において、比較回路23で双方の
CRC符号が比較され、この比較結果がCRC情報S5
bとして出力される。
【0067】一方、ステップST2において、第1及び
第2レート情報S5a1及びS5a2が不一致の場合
は、比較・判定回路35の制御により、2組のCRC抽
出回路21及びCRC生成回路22が動作させられる。
【0068】これによって、ステップST6において、
第1レート情報S5a1に従い、一方の組のCRC抽出
回路21及びCRC生成回路22で受信データ信号S6
からCRC符号が抽出及び生成され、ステップST7に
おいて、第2レート情報S5a2に従い、他方の組のC
RC抽出回路21及びCRC生成回路22で受信データ
信号S6からCRC符号が抽出及び生成され、それらの
CRC符号が比較回路23へ出力される。
【0069】次に、ステップST8において、比較回路
23で、第1レート情報S5a1に応じて抽出及び生成
されたCRC符号が比較され、この比較結果がステップ
ST9において一致の場合は、ステップST10におい
て、第2レート情報S5a2に応じて抽出及び生成され
たCRC符号が比較され、この比較結果がステップST
11において不一致であったとする。
【0070】このケースは、第1レート情報S5a1に
応じて抽出及び生成されたCRC符号が一致、第2レー
ト情報S5a2に応じて抽出及び生成されたCRC符号
が不一致の場合であり、この場合、ステップST12に
おいて、第1レート情報S5a1に応じて抽出及び生成
されたCRC符号の比較結果がCRC情報S5bとして
出力されると共に、比較回路23の制御に応じて、より
確からしい情報として第1レート情報S5a1が再判定
回路36からレート情報S5aとして出力される。
【0071】一方、ステップST11において、ステッ
プST10の比較結果が一致であったとする。このケー
スは、第1及び第2レート情報S5a1及びS5a2に
応じて抽出及び生成されたCRC符号とも一致の場合で
あり、この場合、ステップST13において、比較回路
23からレート情報判定失敗を示す情報がレート情報S
5bとして出力されると共に、比較回路23の制御に応
じて、レート情報判定失敗を示す情報が再判定回路36
からレート情報S5aとして出力される。
【0072】また、ステップST9において、ステップ
ST8の比較結果が不一致の場合は、ステップST14
において、第2レート情報S5a2に応じて抽出及び生
成されたCRC符号が比較され、この比較結果がステッ
プST15において一致であったとする。
【0073】このケースは、第1レート情報S5a1に
応じて抽出及び生成されたCRC符号が不一致、第2レ
ート情報S5a2に応じて抽出及び生成されたCRC符
号が一致の場合であり、この場合、ステップST16に
おいて、第2レート情報S5a2に応じて抽出及び生成
されたCRC符号の比較結果がCRC情報S5bとして
出力されると共に、比較回路23の制御に応じて、より
確からしい情報として第2レート情報S5a2が再判定
回路36からレート情報S5aとして出力される。
【0074】一方、ステップST15において、ステッ
プST14の比較結果が不一致であったとする。このケ
ースは、第1及び第2レート情報S5a1及びS5a2
に応じて抽出及び生成されたCRC符号とも不一致の場
合であり、この場合、ステップST17において、比較
回路23からレート情報判定失敗を示す情報がレート情
報S5bとして出力されると共に、比較回路23の制御
に応じて、レート情報判定失敗を示す情報が再判定回路
36からレート情報S5aとして出力される。
【0075】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、空き区間検出位置情報S8による空き区間検出位置
より第1の受信情報レート(第1レート情報S5a1)
を生成するとともに、復調された受信データ信号S6よ
り第2の受信情報レート(第2レート情報S5a2)を
抽出し、第1と第2の受信情報レートの比較によりレー
ト判定を行うようにしたので、レート判定の精度を高め
ることができ、また、第1と第2の受信情報レートのそ
れぞれにより誤り検出符号(CRC符号)の抽出および
生成を行い、誤り検出を行うようにしたので、誤り検出
判定の精度を高めることができる効果が得られる。
【0076】なお、以上の実施の形態1から実施の形態
4ではフレームとスロット構成をとるチャネルを用いた
CDMA通信装置について説明したが、この発明に係る
CDMA通信装置の受信装置は、データが無い空き区間
で送信をストップするCDMA通信装置の全てに適用が
可能である。
【0077】また、空き区間検出回路25で使用するデ
ータはレイク合成後のデータではなく、例えばレイク合
成前の最大のパスの復調データを用いてもよい。図4に
示した空き区間検出回路25の判定方法も、データPt
とPt-1 間にしきい値Psh以上の差があるという条件で
はなく、各電力値データが一定レベル以下の場合をデー
タ空き区間として判定する条件でも可能である。
【0078】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、CDMA通信装置の受信装置に、逆拡散された受
信信号を使用して送信が停止されている空き区間を検出
する空き区間検出手段を備え、空き区間検出手段で検出
された空き区間に応じてその動作が制御される機能を備
えて構成したので、受信装置の特性を改善する効果があ
る。
【0079】請求項2記載の発明によれば、空き区間検
出手段が、復調信号の電力レベルを測定する電力測定手
段と、この測定手段における前後の測定値を順次比較す
る比較手段と、この比較結果である前の測定値から後の
測定値を減算した値が所定のしきい値以上となる位置か
ら、減算した値がしきい値よりも小さくなる位置までを
空き区間と判定する判定手段とを備えて構成したので、
空き区間の位置の正確な判定を行う効果がある。
【0080】請求項3記載の発明によれば、受信装置
に、空き区間検出手段で検出された空き区間の間、デー
タ復調動作を停止する復調手段を設けて構成したので、
受信装置の低消費電力化を図る効果がある。
【0081】請求項4記載の発明によれば、受信装置
に、空き区間検出手段で検出された空き区間以外の区間
で、希望波信号電力と干渉及び熱雑音信号電力との比で
あるSIRを測定するSIR測定手段を備えて構成した
ので、SIR推定精度を向上させる効果がある。
【0082】請求項5記載の発明によれば、受信装置
に、空き区間検出手段で検出された空き区間の検出位置
より受信情報の伝送レートである受信情報レートを判定
するレート判定手段を備えて構成したので、レート情報
を送信することなく容易にレート判定機能を実現する効
果がある。
【0083】請求項6記載の発明によれば、レート判定
手段に、受信情報レートに従って受信信号より誤り検出
符号の抽出および生成を行って誤り検出を行う機能を備
えて構成したので、誤り検出を正確に行う効果がある。
【0084】請求項7記載の発明によれば、レート判定
手段に、空き区間検出手段で検出された空き区間の検出
位置より第1の受信情報レートを生成するレート情報生
成手段と、復調された受信データより第2の受信情報レ
ートを抽出するレート情報抽出手段と、第1及び第2の
受信情報レートを比較し、一致であれば一致した値を受
信情報レートとする比較判定手段を備えて構成したの
で、レート判定の精度を高める効果がある。
【0085】請求項8記載の発明によれば、レート判定
手段に、第1及び第2の受信情報レートの各々に応じて
受信情報から誤り検出符号の抽出および生成を行って誤
り検出を行う機能を備えて構成したので、誤り検出判定
の精度を高める効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるCDMA通信
装置における受信装置のブロック構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるCDMA通信
装置の受信装置における空き区間検出回路のブロック構
成図である。
【図3】 この実施の形態2におけるCDMA通信装置
の受信装置における空き区間検出回路の処理の流れを示
すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態2によるCDMA通信
装置の受信装置における空き区間検出回路の電力測定レ
ベルと空き区間検出位置を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるCDMA通信
装置の受信装置におけるレート判定回路のブロック構成
図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるCDMA通信
装置の受信装置におけるレート判定回路の他の構成を示
すブロック図である。
【図7】 この実施の形態4におけるCDMA通信装置
の受信装置におけるレート判定回路の処理の流れを示す
フローチャートである。
【図8】 従来のCDMA通信装置の可変データレート
に対応したCDMA方式のチャネル構成の一例を示す図
である。
【図9】 従来のCDMA通信装置における送信装置の
ブロック構成図である。
【図10】 従来のCDMA通信装置における受信装置
のブロック構成図である。
【図11】 図10に示すCDMA通信装置の受信装置
におけるレート判定回路のブロック構成図である。
【符号の説明】
12 復調・レイク合成回路(復調手段)、13 SI
R測定回路(SIR測定手段)、16 レート判定回路
(レート判定手段)、20 レート情報抽出回路(レー
ト情報抽出手段)、25 空き区間検出回路(空き区間
検出手段)、28 電力測定回路(電力測定手段)、3
1 比較回路(比較手段)、32 空き区間判定回路
(判定手段)、33 レート情報生成回路(レート情報
生成手段)、35 比較・判定回路(比較判定手段)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CDMA方式が適用され、伝送情報の伝
    送レートがチャネルの伝送容量より低い場合に、情報が
    無い空き区間を含むデータフレームを生成し、上記空き
    区間では送信を停止する送信装置と、この送信装置と同
    一の拡散符号で受信情報の逆拡散を行ったのちデータ処
    理を行う受信装置とを有するCDMA通信装置におい
    て、上記受信装置は、上記逆拡散された受信信号を使用
    して送信の停止を示し、かつ上記データ処理動作の制御
    に用いられる空き区間を検出する空き区間検出手段を備
    えたことを特徴とするCDMA通信装置。
  2. 【請求項2】 空き区間検出手段が、復調信号の電力レ
    ベルを測定する電力測定手段と、この電力測定手段の前
    後の測定値を順次比較する比較手段と、比較結果より空
    き区間の位置を判定する判定手段とを備えて構成される
    ことを特徴とする請求項1記載のCDMA通信装置。
  3. 【請求項3】 受信装置に、空き区間検出手段による空
    き区間の検出位置から次の送信位置までデータ復調動作
    を停止する復調手段を設けたことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載のCDMA通信装置。
  4. 【請求項4】 受信装置に、空き区間検出手段の空き区
    間検出位置にしたがって、希望波信号電力と干渉及び熱
    雑音信号電力の比であるSIRを測定する測定期間を制
    御するSIR測定手段を備えたことを特徴とする請求項
    1から請求項3のうちのいずれか1項記載のCDMA通
    信装置。
  5. 【請求項5】 受信装置に、空き区間検出手段で検出さ
    れた空き区間の検出位置より受信情報の伝送レートであ
    る受信情報レートを判定するレート判定手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか
    1項記載のCDMA通信装置。
  6. 【請求項6】 伝送されるデータフレーム中に誤り検出
    符号が含まれるシステムにおいて、レート判定手段で判
    定された受信情報レートにしたがって誤り検出符号の抽
    出および生成を行って誤り検出を行う手段を設けたこと
    を特徴とする請求項5記載のCDMA通信装置。
  7. 【請求項7】 伝送されるデータフレーム中に伝送レー
    ト情報が含まれるシステムにおいて、空き区間検出手段
    で検出された空き区間検出位置より第1の受信情報レー
    トを生成するレート情報生成手段と、復調された受信デ
    ータより第2の受信情報レートを抽出するレート情報抽
    出手段と、上記第1及び第2の受信情報レートを比較
    し、比較結果によりレート情報判定を行う比較判定手段
    を備えたことを特徴とする請求項5記載のCDMA通信
    装置。
  8. 【請求項8】 伝送されるデータフレーム中に誤り検出
    符号が含まれるシステムにおいて、第1および第2の受
    信情報レートの各々に応じて誤り検出符号の抽出および
    生成を行って誤り検出を行う手段を設けたことを特徴と
    する請求項7記載のCDMA通信装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6463046B1 (en) 1998-11-27 2002-10-08 Nec Corporation Method and apparatus for controlling a searcher in a CDMA communication system
US6792041B1 (en) 1999-07-08 2004-09-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Data rate detection device and method for a mobile communication system
US6888810B2 (en) 1999-12-08 2005-05-03 Nec Corporation Wireless communication device and method of predicting a frame rate in a CDMA communication system
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JP2009207141A (ja) * 2000-12-04 2009-09-10 Qualcomm Inc 可変レート受信器におけるレートエラーの改良された検出のための方法および装置

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