JPH1153510A - 医用画像表示装置 - Google Patents

医用画像表示装置

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JPH1153510A
JPH1153510A JP20565097A JP20565097A JPH1153510A JP H1153510 A JPH1153510 A JP H1153510A JP 20565097 A JP20565097 A JP 20565097A JP 20565097 A JP20565097 A JP 20565097A JP H1153510 A JPH1153510 A JP H1153510A
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JP
Japan
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image
processing
signal
input
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JP20565097A
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English (en)
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Eiji Ogawa
英二 小川
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医用画像表示装置において、画像信号毎に画
像の種類に対応する処理順序を自動的に起動する。 【解決手段】 設定手段30により、画像表示手段20に表
示された設定画面上で、マウス等の指示装置によって処
理順序を画面上で設定し、その設定された処理順序を画
像の種類に対応づけて図示しないメモリに記憶する。画
像入力手段40から画像信号を信号処理手段10と画像の種
類を入力する入力手段50に入力する。入力手段50が、画
像信号の付帯情報から画像の種類を読み取って、読み取
った画像の種類を信号処理手段10に入力する。信号処理
手段10は、入力手段50から入力された画像の種類に対応
する処理順序をメモリから読み出して、読み出された処
理順序に従って所定の処理を施して、画像表示装置20に
可視画像として表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医用画像情報を再
生する医用画像表示装置に関し、より詳細には、X線画
像、RI画像、超音波画像、CT画像、MRI画像等の
被写体の医用画像を表す画像信号に関して、階調変換処
理,周波数処理,拡大縮小処理,画像表示フォーマット
の設定等の複数の処理が行われた画像を表示することの
できる医用画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように従来より、X線画像、RI
画像、CT(コンピューテッド・トモグラフィ)画像、
超音波画像、MRI(磁気共鳴イメージング)画像等さ
まざまの医用画像が医療分野において広く利用されてい
る。また、放射線を照射すると、この放射線エネルギの
一部が蓄積され、その後、可視光やレーザ光等の励起光
を照射すると蓄積された放射線エネルギに応じて輝尽発
光を示す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人
体等の被写体の放射線画像情報を一旦シート状の蓄積性
蛍光体(蓄積性蛍光体シート)に記録し、この蓄積性蛍
光体シートをレーザ光等の励起光で走査して輝尽発光光
を生じせしめ、得られた輝尽発光光を光電的に読み取っ
て画像信号を得る放射線画像記録読取システム(CR;
コンピューテッド・ラジオグラフィ)がよく知られてい
る。
【0003】これらのシステムにおいては、読み取って
得られた画像信号に階調処理や周波数処理等の画像処理
を施し、この画像処理が施された後の画像信号に基づい
て、観察読影性(診断適性)の優れた診断用可視像を写
真感光材料(フイルム等)に記録し、またはその画像信
号を一時的に記録媒体に記録した後にCRT等の画像表
示装置に表示することにより放射線画像を再生し診断等
に供している。例えば、人体の放射線画像情報の再生に
おいて実施される画像処理としては、階調処理、軟部,
骨部,縦隔部等各部を強調して表す周波数強調処理、エ
ネルギ・サブトラクションによる軟部あるいは骨部表示
処理、拡大縮小処理等が知られており従来このような画
像処理は、胸部、腹部等の被写体の部位、さらには単純
撮影、造影撮影等の撮影方法等に応じて適宜選択して実
施されるようになっていた。例えば、階調処理、周波数
処理については、対象画像に応じて異なる条件(階調の
基本形状や回転中心、回転量、濃度シフト量等のパラメ
ータ)で処理が行われる。このような処理条件は、撮影
部位、画像の種類、読影者の好み等に応じてある程度決
まっている場合が多い。そのため、所定の画像処理条件
を予め複数記憶させておき、記憶された画像処理条件の
内の所望の処理条件によって画像処理を選択的に行うよ
うにした医用画像表示装置もすでに提案されている(特
開昭62−92072号等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の医用
画像表示装置では、読み取って得られた画像信号を診断
に適する形で表示するまでには、例えば、まず、画像に
付帯する情報に基づいて画像処理した画像を表示し、そ
の後、更に階調処理、周波数処理を変更し、拡大し、或
いは全体像を見る等、複数種類ある処理の中から一つず
つ選択し、実行させるという過程を踏む必要があった。
通常、所望の処理を選択し実行させるには画面上のポッ
プアップメニューからマウス等のポインティングデバイ
スやキーボード等の指示装置を用いて選択するので、一
つの画像に関する処理を完了させるには何度も面倒な操
作を行う必要があった。
【0005】一方、複数の処理の種類とそれらの処理順
序は、画像を読み取る装置の種類(CT,MRI,CR
など)、撮影部位(頭,胸部,***など)、撮影方法
(単純撮影,造影撮影,断層撮影など)、検査の種類
(健康診断,精密検査など)、読影者の撮影方法などに
応じてある程度決まっている場合が多く、同じような各
操作を毎回行うのは非常に効率が悪い。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、CT,MRI,CR等に用いられる医用画像表示
装置において、画像信号に関する複数の処理の処理順序
を簡易に設定し、その処理順序によって処理された画像
を表示することのできる装置を提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる医用画像
表示装置は、医用画像を表す画像入力手段などにより入
力された画像信号に関して所定の各種処理を行い得る信
号処理手段と、該処理が行われた後の前記画像信号を可
視画像として表示するCRT表示装置等の画像表示手段
とを備えた医用画像表示装置であって、複数の画像の種
類の夫々に対応して前記信号処理手段が行い得る前記所
定の各種処理のうちの複数の処理の種類とその処理順序
を前記画像の種類毎に設定する設定手段と、前記入力さ
れた画像信号毎に前記画像の種類を入力する入力手段と
を備え、前記信号処理手段が、前記画像信号に関して、
前記入力手段によって入力された画像の種類に対応する
前記設定に従って前記複数の処理を行うことを特徴とす
るものである。
【0008】ここで、「医用画像」とは、例えば、人体
の放射線画像や、MRI,CT等で撮影した人体の画像
等の医療診断に用いる画像である。また、「所定の処
理」とは、表示画面フォーマット等の画像表示処理,階
調処理,周波数処理,拡大縮小処理,観察領域設定処理
等の画像信号に対する処理や、さらには画像情報に関す
る診断医師の所見等のテキスト情報などを画像信号の付
帯情報若しくは画像信号と関連付けられた情報として作
成するレポート作成処理なども含むものである。また、
「画像の種類」とは、CT,MRI,CR等の装置、
頭,胸部,***など撮像部位、単純撮影,造影撮影,断
層撮影等の撮影方法、健康診断や精密検査等の検査の種
類など表示対象となる画像の種類を表すものである。
【0009】さらに、「画像の種類を入力する入力手
段」とは、画像信号毎に前記画像の種類を入力し得るも
のである限りいかなるものであってもよく、例えば、前
記画像情報が画像の種類を示す付帯情報を備えるものと
し、該付帯情報から画像の種類を読み取って画像信号の
入力と共に読み取られた画像の種類を自動的に入力する
ものでもよく、あるいは、画像の種類をキーボード等の
入力装置によって入力するものであってもよい。
【0010】また、本発明にかかる医用画像表示装置
は、上記同様に医用画像を表す画像入力手段などにより
入力された画像信号に関して所定の各種処理を行い得る
信号処理手段と、該処理が行われた後の前記画像信号を
可視画像として表示する画像表示手段とを備えたもので
あって、複数の読影者の夫々に対応して前記信号処理手
段が行い得る前記所定の各種処理のうちの複数の処理の
種類とその処理順序を前記読影者毎に設定する設定手段
と、前記読影者を示す情報を入力する入力手段とを備
え、前記信号処理手段が、前記画像信号に関して、前記
入力手段によって入力された読影者に対応する前記設定
に従って前記複数の処理を行うものとしてもよい。
【0011】ここで、「読影者」とは医師や技師等の前
記画像表示手段に表示された画像を観察するものを指
す。また、「読影者を示す情報を入力する入力手段」と
は、読影者を示す情報を入力し得るものである限りいか
なるものであってもよく、例えば、前記画像情報が読影
者を示す付帯情報を備えるものとし、該付帯情報から読
影者を読み取って画像信号の入力と共に読み取られた読
影者を示す情報を自動的に入力するものでもよく、ある
いは、読影者を示す情報をキーボード等の入力装置によ
って入力するものであってもよい。
【0012】
【発明の効果】本願発明にかかる医用画像表示装置によ
れば、複数の処理の処理順序を予め画像の種類毎に設定
しておき、画像の種類を入力すれば自動的にその画像の
種類に対応して設定された処理順序を起動して、その処
理順序に従って処理された画像を表示する構成としたの
で、複数の処理を行う場合に、従来画面表示させる毎に
毎回必要とされていた「複数種類ある処理の中から一つ
ずつ選択し、実行させる」等の手間が省けるようにな
る。
【0013】また、画像の種類を入力する手段として、
画像情報が画像の種類を示す付帯情報を備えるものと
し、該付帯情報に基づいて画像の種類を自動的に入力す
るようにもできるから、画像の種類の入力作業を読影者
が行わなくてもよくなり、さらに効率がアップする。
【0014】また、本願発明にかかる医用画像表示装置
によれば、複数の処理の処理順序を予め複数の読影者の
夫々に対応して設定しておき、読影者を示すIDコード
等の情報を入力すれば自動的に読影者に対応する処理順
序を起動して、該処理順序に従って処理された画像を表
示する構成とすることもでき、上記同様処理手順の設定
の手間が省けるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明にかか
る医用画像表示装置の具体的な実施の形態について説明
する。図1は本発明にかかる第1の医用画像表示装置の
構成を示すブロックである。この医用画像表示装置は、
信号処理手段10とこの信号処理手段10に夫々接続された
CRT表示装置等の画像表示手段20、画像出力手段22、
設定手段30、画像入力手段40、画像の種類を入力する入
力手段50とから構成されている。
【0016】信号処理手段10は、画像入力手段40を介し
て入力された画像信号に対して、いわゆる階調処理や周
波数処理(まとめて「階調/周波数処理」と称す。)、
表示画像を拡大する拡大処理や逆に表示画像を縮小する
縮小処理(まとめて「拡大/縮小処理」と称す。)、画
像表示フォーマット(表示画像を2コマや4コマ等のコ
マ表示或いはスタック表示等にすること)を設定するフ
ォーマット設定処理等の画像信号に対する各種信号処理
や、レポート作成処理などを施すものである。画像入力
手段40は、被写体の画像情報を読み取って画像信号を得
るCT装置,MRI装置,CR装置,等の画像読取装置
やコンピュータ装置、記憶装置などネットワークライン
上に接続された機器からの画像信号を信号処理手段10に
入力するものである。なお、画像信号には画像の種類を
示す付帯情報が備えられている。
【0017】画像表示手段20は、信号処理手段10によっ
て上記複数の信号処理が所定の処理順序に従って施され
た画像信号を可視画像として表示するものであり、CR
T表示装置等が用いられる。また、画像出力手段22は、
上記信号処理手段10によって可視画像化された画像信号
或いは上記各種処理が施された所望の画像信号をデジタ
ルの画像データとしてネットワークライン上に接続され
た機器に出力する媒介をなすものである。この画像出力
手段22から出力された画像データは、例えば光ディスク
等の記憶媒体に記憶されたり、或いは、他の画像処理装
置やコンピュータに送られる。なお、画像データをネッ
トワークライン上に接続された各種機器に出力する必要
がない場合には、画像出力手段22を備えなくてもよい。
【0018】設定手段30は、上記各種処理の処理順序を
画像の種類に対応づけて設定しておくものであり、例え
ば、画像表示手段20に表示された設定画面上で、マウス
等の指示装置を用いたいわゆるドラッグ&ドロップとい
われる操作によって、画面上に表示された種々の処理の
なかから所望の処理を選択(ドラッグ)し、画面上の処
理順序を表示する部分にその処理を貼り付ける(ドロッ
プ)操作を繰り返すことにより所望の処理順序を設定
し、設定が完了したということを指示することによっ
て、設定された処理順序が、例えば、メモリなどに(図
示せず)に設定(記憶)される。従って、画像の種類毎
に上記操作を繰り返すことにより、画像の種類に対応し
て上記各種処理の処理順序を確実且つ容易に設定するこ
とができる。
【0019】このように、設定手段30によって、例え
ば、CT,MRI,CR等の装置、頭,胸部,***等の
撮影部位、単純撮影,造影撮影,断層撮影等の撮影方
法、健康診断,精密検査等の検査の種類等によって決ま
る画像の種類に対応づけて、最適な処理順序を設定する
ことができるようになる。
【0020】画像の種類を入力する入力手段50は、信号
処理手段10に入力される画像信号の一部を取り込んで、
画像信号に備えられている付帯情報から画像の種類を読
み取り、読み取った画像の種類を信号処理手段10に入力
するものであって、これにより画像信号の付帯情報に基
づいて、画像の種類を自動的に信号処理手段10に入力す
ることができるようになる。信号処理手段10は入力され
た画像の種類に対応する処理順序を設定手段30のメモリ
から読み出して、読み出された処理順序に従って所定の
信号処理を行う。
【0021】以下、上記構成の画像表示装置の作用につ
いて、図2および図3を参照して説明する。なお、図2
は処理順序を設定するときに画像表示手段20に表示され
る設定画面の例を示したものであり、図3は、画像の種
類に対応づけて処理順序の例を示したものである。図3
(A)はCT装置で撮像した画像(CT画像)の処理順序
を、図3(B)はCR装置で被写体の胸部を撮像した画像
(CR画像(胸部))の処理順序を、図3(C)はCR装置
で被写体の***を撮像した画像(CR画像(***))の
処理順序を示している。
【0022】設定手段30(ここではマウス或いはキーボ
ード)により、処理順序を設定することのできるモード
にすると、画像表示手段20の画面左側には、画像フォー
マット選択(FORMAT設定)処理A、条件Aの階調周波数
処理B、条件Bの階調周波数処理C、拡大処理D、縮小
処理E、window width,window level 調整処理F、エネ
ルギ・サブトラクション(エネサブ)処理(軟部表示)
G、エネサブ処理(骨部表示)H、データ圧縮処理I、
読影レポート作成処理J、光ディスクやレーザープリン
タLPに画像データを記録させる画像出力処理K、の各種
処理の種類が対応するローマ字記号と共に画像表示手段
20に表示される。最初に、画像の種類として、CT画像で
ある旨の指示として、表示画面右上の画像の種類設置部
にキーボードで画像の種類がCT画像であることを入力す
る。次に、画像表示手段20の左側に表示された各種処理
の種類の中から、マウスによるドラッグ&ドロップとい
われる操作により、画面右中央部の処理順序設定部にCT
画像の処理順序(図3(A)参照)となるように順次所望の
処理の種類(ここでは、対応するローマ字記号)を貼り
付けて、その処理順序の張り付けが終了したら、マウス
で終了指示をすることによってCT画像に対応する処理順
序が、設定手段30に備えられた記憶装置(例えばメモり
等)に記憶される。この際には、夫々の処理におけるパ
ラメータ値をキーボードから入力することによって、処
理順序だけでなく所望のパラメータも設定することがで
きるようになる。同様にして、胸部撮影のCR画像の処理
順序(図3(B)参照)と、***撮影のCR画像の処理順序
(図3(C)参照)を設定する。このようにして、各種画像
の種類に対応する処理順序の設定が終了したら、マウス
の指示により画像の種類設定画面の表示を消す。
【0023】次に、ネットワークラインに接続された機
器から、画像信号を画像入力手段40を介して信号処理手
段10に取り込む。また、画像の種類を入力する入力手段
50が、信号処理手段10に入力される画像信号の一部を取
り込んで、画像信号に備えられている付帯情報から画像
の種類を読み取り、読み取った画像の種類を信号処理手
段10に入力する。
【0024】信号処理手段10は、入力された画像の種類
に対応する処理順序を設定手段30のメモリから読み出し
て、この処理順序に従って夫々所定の処理を施した後
に、処理後の画像信号を画像表示手段20と画像出力手段
22に出力する。したがって、画像信号を画像入力手段40
を介して信号処理手段10と画像の種類を入力する入力手
段50に入力するだけで、画像表示手段20には、CT画像,
胸部撮影のCR画像,***撮影のCR画像といった画像の種
類に対応する設定手段30に予め設定された処理順序に従
って処理された画像が自動的に表示されることとなる。
【0025】このように、画像信号に画像の種類を示す
付帯情報を備えるようにすることで、この付帯情報から
画像の種類を読み取って、読み取られた画像の種類に対
応する予め設定された処理順序に従って自動的に処理が
なされるようにすることができ、読影者は、画像表示を
行う毎に同じ処理順序を設定するという操作の煩わしさ
から開放されることとなる。
【0026】なお、上記説明では画像信号に備えられた
付帯情報から画像の種類を読み取って、自動的に画像の
種類を入力するものについて説明したが、本願発明はこ
れに限るものではなく、例えば、キーボードによるキー
入力などによって画像の種類を入力するようにしてもよ
い。図4は、このキーボードによるキー入力によって画
像の種類を入力する形態の画像表示装置の構成を示すブ
ロックであり、入力手段52は、画像入力手段40と接続さ
れることなく独立して信号処理手段10と接続されてい
る。なお、図4において、図1中の要素と同等の要素に
は同番号を付し、それらについての説明は特に必要のな
い限り省略する。
【0027】この図4に示す画像の種類を入力する入力
手段52はキーボード(図示せず)を有しており、この入
力手段52はキーボードから入力された画像の種類を信号
処理手段10に入力するものである。
【0028】以下、図4に示す画像表示装置の作用につ
いて簡単に説明する。上述の第1の実施の形態にかかる
画像表示装置と同様に、設定手段30により、画像表示手
段20に表示された設定画面上で、マウス等の指示装置に
よって処理順序を画面上で設定し、その設定された処理
順序を画像の種類毎に記憶する。
【0029】次に、ネットワークラインに接続された機
器から、画像信号を画像入力手段40を介して信号処理手
段10に取り込む。また、信号処理手段10に入力された画
像の種類に合わせて、読影者が入力手段52のキーボード
から画像の種類をキー入力する。入力手段52はキー入力
された画像の種類を信号処理手段10に入力する。
【0030】信号処理手段10は、入力された画像の種類
に対応する処理順序を設定手段30のメモリから読み出し
て、この処理順序に従って夫々所定の処理を施した後
に、処理後の画像信号を画像表示手段20と画像出力手段
22に出力する。
【0031】このように、キーボードなどにより画像の
種類を入力するだけで、予め設定された処理順序に従っ
て自動的に信号処理がなされるようにすることができ、
画像表示装置を操作する読影者は、画像表示を行う毎に
同じ処理順序を設定するという操作の煩わしさから開放
されることとなる。
【0032】図5は、本発明にかかる第2の実施の形態
の医用画像表示装置の構成を示すブロックである。この
医用画像表示装置は、設定手段32が当該医用画像表示装
置の複数の読影者の夫々に対応して複数の所定の処理の
処理順序を読影者毎に設定するものであり、入力手段54
が読影者を示すIDコード等の情報を入力するものであ
って、信号処理手段12が入力手段54によって入力された
読影者に対応して設定手段32に設定された処理順序に従
って複数の処理を行うものである点が第1の実施の形態
にかかる医用画像表示装置と異なる。なお、図5におい
て、図1中の要素と同等の要素には同番号を付し、それ
らについての説明は特に必要のない限り省略する。
【0033】読影者によって読影に適する画像の処理が
異なる場合があり、この第2の実施の形態の医用画像表
示装置は、読影者に対応して処理順序を設定しておき、
読影者情報を入力することにより、自動的に読影者に対
応する処理順序に従って処理が行われるようにしたもの
である。読影者に対応する処理順序の設定の方法は、画
像の種類を読影者に置き換えたものであって、上記画像
の種類に対応する処理順序の設定の方法と何ら変わるも
のではない。
【0034】入力手段54は、読影者を示すIDコード等
の情報を入力するものである限りいかなる手段を採用す
ることもできる。例えば、読影者を示すIDコードが設
定されたカードや読影者毎に異なるキーを差し込むこと
によって入力するものであってもよいし、キーボードで
読影者を示すIDコードを入力することもできる。
【0035】以下、上記構成の画像表示装置の作用につ
いて説明する。なお、以下の説明では、入力手段54は、
読影者を示すIDコードが設定されたカードを差し込む
ものであるとする。最初にIDコードが設定されたカー
ドを入力手段54に差し込むと、処理順序を設定すること
のできるモードになり、画像表示手段20には、上記第1
の実施の形態にかかる画像表示装置と同様に各種処理の
種類が表示され、併せて読影者名も表示される。この読
影者名は、上記第1の実施の形態にかかる画像表示装置
の画像の種類を置き換えたものと考えればよい。以下、
読影者に対応する処理順序の設定の方法は上記第1の実
施の形態にかかる画像表示装置の場合と同様である。読
影者に対応する処理順序の設定が終了したら、カードを
入力手段54から抜くことによって設定作業が終了する。
【0036】次に、ネットワークラインに接続された機
器から、画像信号を画像入力手段40を介して信号処理手
段10に取り込む。再度、カードを入力手段54に差し込む
と、入力手段54が、IDコード(即ち読影者を示す情
報)を読み取り、このIDコードを信号処理手段12に入
力する。
【0037】信号処理手段10は、入力されたIDコード
に対応する処理順序を設定手段32の記憶装置から読み出
して、この処理順序に従って夫々所定の処理を施した後
に、処理後の画像信号を画像表示手段20と画像出力手段
22に出力する。したがって、画像信号を信号処理手段10
に取り込むだけで、画像処理手段20には、読影者に対応
する設定手段32に予め設定された処理順序に従って処理
された画像が自動的に表示されることとなり、読影者
は、画像表示を行う毎に同じ処理順序を設定するという
操作の煩わしさから開放されることとなる。
【0038】なお、上述の説明では、読影者を示す情報
を入力する入力手段として、読影者を示すIDコードが
設定されたカードを用いて読影者を示す情報を入力する
ものについて具体的に説明し、その他、読影者毎に異な
るキーを差し込むことによって入力するものや、キーボ
ードで読影者を示す情報(IDコードなど)を入力する
ものであってもよいことを説明したが、この第2の実施
の形態においても、上述の第1の実施の形態と同様に、
画像信号が読影者を示す情報を付帯するもとし、画像信
号に備えられた付帯情報から読影者を示す情報を読み取
って、自動的に読影者を示す情報を信号処理手段10に入
力するように構成することが可能なのは勿論である。
【0039】また、本願発明にかかる画像表示装置は、
上述の第1の実施の形態にかかる画像表示装置のように
画像の種類を入力する入力手段と、上述の第2の実施の
形態にかかる画像表示装置のように読影者の情報を入力
する入力手段との両方を備えたものとして構成すること
もできる。このように両入力手段を備えた構成とするこ
とによって、画像の種類と読影者の組合せで処理順序を
設定することができ、例えば、同じ画像の種類であって
も、読影者によって異なる処理順序を予め設定して、こ
の設定された処理順序に従って処理された画像で自動的
に表示させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1の実施の形態である画像表
示装置の構成を示すブロック図
【図2】上記画像表示装置における処理順序の設定画面
の例を示す図
【図3】上記画像表示装置における画像の種類に対応す
る処理順序の例を示す図
【図4】上記画像表示装置において、画像の種類を入力
する入力手段の他の形態を用いた構成を示すブロック図
【図5】本発明にかかる第2の実施の形態である画像表
示装置の構成を示すブロック
【符号の説明】
10,12 信号処理手段 20 画像表示手段 30,32 設定手段 40 画像入力手段 50,52 画像の種類を入力する入力手段 54 読影者の情報を入力する入力手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医用画像を表す入力された画像信号に関
    して所定の各種処理を行い得る信号処理手段と、該処理
    が行われた後の前記画像信号を可視画像として表示する
    画像表示手段とを備えた医用画像表示装置において、 複数の画像の種類の夫々に対応して前記信号処理手段が
    行い得る前記所定の各種処理のうちの複数の処理の種類
    とその処理順序を前記画像の種類毎に設定する設定手段
    と、 前記入力された画像信号毎に前記画像の種類を入力する
    入力手段とを備え、 前記信号処理手段が、前記画像信号に関して、前記入力
    手段によって入力された画像の種類に対応する前記設定
    に従って前記複数の処理を行うことを特徴とする医用画
    像表示装置。
  2. 【請求項2】 医用画像を表す入力された画像信号に関
    して所定の各種処理を行い得る信号処理手段と、該処理
    が行われた後の前記画像信号を可視画像として表示する
    画像表示手段とを備えた医用画像表示装置において、 複数の読影者の夫々に対応して前記信号処理手段が行い
    得る前記所定の各種処理のうちの複数の処理の種類とそ
    の処理順序を前記読影者毎に設定する設定手段と、 前記読影者を示す情報を入力する入力手段とを備え、 前記信号処理手段が、前記画像信号に関して、前記入力
    手段によって入力された読影者に対応する前記設定に従
    って前記複数の処理を行うことを特徴とする医用画像表
    示装置。
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