JPH115337A - 熱転写型プリンタ - Google Patents

熱転写型プリンタ

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JPH115337A
JPH115337A JP36939897A JP36939897A JPH115337A JP H115337 A JPH115337 A JP H115337A JP 36939897 A JP36939897 A JP 36939897A JP 36939897 A JP36939897 A JP 36939897A JP H115337 A JPH115337 A JP H115337A
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JP
Japan
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paper
recording paper
ink
roller
recording
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JP36939897A
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English (en)
Inventor
Satoshi Yonemitsu
敏 米光
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク紙の各インク色の頭出し位置を検出す
る第1センサと、記録紙の移送方向の端部(始端部・後
端部)を検出をする第2センサとを従動ローラの軸端近
傍に取り付ける。 【解決手段】 駆動ローラ15の長さLより短い長さ
に設定した従動ローラ16の軸16a,16bの端
部近傍に、インク紙3の各インク色の頭出し位置を検出
する第1センサ20と、記録紙8の移送方向の端部(始
端部・後端部)を検出する第2センサ22とを取り付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のインクを塗
布したインク紙を用いてサーマルヘッドにより記録紙上
に画像情報などをカラーで印刷する熱転写型プリンタに
おいて、インク紙の各インク色の頭出し位置を検出する
第1センサと、記録紙の移送方向の端部(始端部・後端
部)を検出する第2センサとを取り付ける構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、熱転写型プリンタでは、イエ
ロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の3色のイ
ンク(染料)もしくはこれにブラック(BK)を加えた
4色のインク(染料)を面順次に繰り返し塗布したイン
ク紙を用いて、インク紙の各インク色に対応した画像情
報をサーマルヘッドに供給して各インク色ごとに画像情
報を記録紙に熱転写して、記録紙上にカラー画像を印刷
している。尚、インク紙のインク(染料)は、熱溶融性
インク又は熱昇華性インクが用いられており、これらイ
ンク紙の種類に伴って熱溶融性インク用の記録紙又は熱
昇華性インク用の記録紙が用いられている。
【0003】この種の熱転写型プリンタにおいては、イ
ンク紙の各インク色を記録紙上で重ねて合わせてカラー
画像を得るために、インク紙を巻き取りながら各インク
色ごとに記録紙をサーマルヘッドに対して複数回繰り返
して移動させている。
【0004】この際、インク紙の各インク色の頭出し位
置を検出する第1センサをインク紙の移送路に沿った適
宜な位置に設け、且つ、記録紙の移送方向の端部(始端
部・後端部)を検出する第2センサを記録紙の移送路に
沿った適宜な位置に設けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、ビデ
オ・カメラで撮影したディジタル画像情報を直ちにカラ
ー画像としてプリントアウトできるプリントシステムが
望まれており、これに対応するためにバッテリーを備え
た携帯可能な小型の熱転写型プリンタの開発が求められ
ている。
【0006】上記携帯可能な小型の熱転写型プリンタで
は、インク紙及び記録紙を小型化して、熱転写型プリン
タ側の構成部材を小型化しなければならないが、この
際、インク紙の各インク色の頭出し位置を検出する第1
センサと、記録紙の移送方向の端部(始端部・後端部)
を検出する第2センサとを上記したような夫々の移送路
に沿った適宜な位置に設けるとスペース効率が悪くなっ
てしまう。
【0007】そこで、熱転写型プリンタを小型化するた
めに、上記第1,第2センサの取り付け位置を最良に設
定できる熱転写型プリンタが望まれている。
【0008】更に、小型の熱転写型プリンタの要求に応
じて、複数枚の記録紙を収納する小面積の記録紙収納部
と、記録紙収納部に収納した記録紙を一枚づつ確実に給
紙できる熱転写型プリンタが望まれている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、第1の発明は、複数色のインク
を面順次に塗布したインク紙を巻き取るインク紙巻取手
段と、前記インク紙の各インク色の頭出し位置を検出す
る第1センサと、記録紙を挟持しながら該記録紙を定速
で移送する一対の駆動ローラ及び従動ローラと、前記記
録紙の移送方向の端部を検出する第2センサと、前記イ
ンク紙及び前記記録紙をサーマルヘッドとプラテンロー
ラとの間で押圧し、該インク紙の各インク色に対応した
画像情報を該サーマルヘッドに供給して各インク色ごと
に該画像情報を該記録紙に熱転写する印刷手段とを備え
た熱転写型プリンタにおいて、前記従動ローラの長さを
前記駆動ローラの長さより短く設定し、且つ、該従動ロ
ーラの軸端部近傍に前記第1センサ,前記第2センサの
少なくとも一方を取り付けたことを特徴とする熱転写型
プリンタである。
【0010】また、上記第1の発明の熱転写型プリンタ
において、前記第1センサ,前記第2センサを前記従動
ローラの一方の軸端部近傍に取り付けたことを特徴とす
るものである。
【0011】また、第2の発明は、複数色のインクを面
順次に塗布したインク紙を供給リールと巻取リール間に
巻回したインク紙カートリッジを収納するインク紙カー
トリッジ収納部と、複数枚の記録紙を収納する記録紙収
納部と、前記記録紙収納部に収納した複数枚の前記記録
紙と対向して回転可能に設けられ且つ該記録紙を給紙す
る給紙ローラと、前記給紙ローラで給紙された前記記録
紙を挟持しながら該記録紙を定速で移送する一対の駆動
ローラ及び従動ローラと、前記インク紙及び前記記録紙
をサーマルヘッドとプラテンローラとの間で押圧し、該
インク紙の各インク色に対応した画像情報を該サーマル
ヘッドに供給して各インク色ごとに該画像情報を該記録
紙に熱転写する印刷手段とを筐体内に備えた熱転写型プ
リンタにおいて、複数枚の前記記録紙を収納し、且つ、
前面にスリットを形成した給紙カセットを前記記録紙収
納部に挿入し、前記給紙ローラの回転により該スリット
を介して該記録紙を一枚づつ給紙することを特徴とする
熱転写型プリンタである。
【0012】また、第3の発明は、複数色のインクを面
順次に塗布したインク紙を供給リールと巻取リール間に
巻回したインク紙カートリッジを収納するインク紙カー
トリッジ収納部と、複数枚の記録紙を収納する記録紙収
納部と、前記記録紙収納部に収納した複数枚の前記記録
紙と対向して回転可能に設けられ且つ該記録紙を給紙す
る給紙ローラと、前記給紙ローラで給紙された前記記録
紙を挟持しながら該記録紙を定速で移送する一対の駆動
ローラ及び従動ローラと、前記インク紙及び前記記録紙
をサーマルヘッドとプラテンローラとの間で押圧し、該
インク紙の各インク色に対応した画像情報を該サーマル
ヘッドに供給して各インク色ごとに該画像情報を該記録
紙に熱転写する印刷手段とを筐体内に備えた熱転写型プ
リンタにおいて、前記記録紙を前記記録紙収納部に挿入
するために、該記録紙収納部と対向して前記筐体の一つ
の面に開閉自在に設けた記録紙用ドアと、前記記録紙用
ドアに取り付けられ、且つ、該記録紙用ドアを閉蓋した
時に前記記録紙を前記給紙ローラ側に押圧する押圧部材
と、前記給紙ローラより下流側で前記記録紙の給紙方向
前方に設けられ、且つ、前記記録紙用ドアを閉蓋した時
に前記給紙ローラの回転により該記録紙を一枚づつ給紙
するスリット部材とを備えたことを特徴とする熱転写型
プリンタである。
【0013】更に、上記第3の発明の熱転写型プリンタ
において、前記給紙ローラを前記記録紙の巾方向の一方
の端部側に片寄って設け、且つ、前記スリット部材を該
給紙ローラ側よりの該記録紙の一方の先端部近傍に設け
たことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る熱転写型プリ
ンタの一実施例を図1乃至図14を参照して<第1実施
例>,<第2実施例>の順に詳細に説明する。
【0015】<第1実施例>図1は本発明に係る第1実
施例の熱転写型プリンタに適用されるインク紙カートリ
ッジを示した斜視図、図2は図1に示したインク紙カー
トリッジ内に収納したインク紙を示した平面図、図3は
本発明に係る第1実施例の熱転写型プリンタに適用され
る給紙カセットを示した斜視図、図4は本発明に係る第
1実施例の熱転写型プリンタの外観を示した斜視図、図
5は本発明に係る第1実施例の熱転写型プリンタを示し
た全体構成図、図6は本発明に係る第1実施例の熱転写
型プリンタにおいて、インク紙用の第1センサと、記録
紙用の第2センサとを取り付ける位置を説明するための
斜視図、図7は本発明に係る第1実施例の熱転写型プリ
ンタにおいて、インク紙用の第1センサと、記録紙用の
第2センサとを取り付ける位置を説明するための図であ
り、(A)は右側面図、(B)は正面図、(C)は平面
図、(D)は左側面図、図8は本発明に係る第1実施例
の熱転写型プリンタにおいて、サーマルヘッドの構造を
説明するための図である。
【0016】図4乃至図8に示した本発明に係る第1実
施例の熱転写型プリンタ10を説明する前に、この第1
実施例の熱転写型プリンタ10で用いられるインク紙を
収納したインク紙カートリッジ及び記録紙を収納した給
紙カセットについて図1乃至図3を用いて説明する。
【0017】まず、図1に示した如く、第1実施例の熱
転写型プリンタ10(図4,図5)で用いられるインク
紙カートリッジ1は、外装部品となるカートリッジ2内
に、インク紙3が供給側ボビン4と巻取側ボビン5とに
巻回して収納されている。このインク紙カートリッジ1
は、後述するように記録紙8(図3,図5)の名刺サイ
ズに合わせ、且つ、後述するように薄い基板の一端に取
り付けた棒状ガラス部材に沿って複数の発熱体を有する
端面型のサーマルヘッド28(図5,図8)に合わせて
小型に形成されている。そして、インク紙カートリッジ
1は、矢印M方向を先頭にして後述する第1実施例の熱
転写型プリンタ10(図4)の筐体11の左側面11e
に形成したインク紙カートリッジ挿脱口11eから交
換可能に装着されている。
【0018】上記カートリッジ2内に収納したインク紙
3は、ポリエステル薄膜材などで形成されたベースフィ
ルム面上の長手方向に複数色のインクを面順次に繰り返
して塗布して作成したものである。
【0019】ここでは、図2(A)に示したようにイエ
ロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の3色のイ
ンクを順次繰り返して塗布したものとか、図2(B)に
示したように後述する印刷前の記録紙8(図3,図5)
にアンダーコートをするために上記複数のインク(Y,
M,C)の前にアンダーコート用インク(U.C)を加
えて作成したものとか、図2(C)に示したように印刷
後の記録紙8(図3,図5)にオーバコートをするため
に上記複数のインク(Y,M,C)の後にオーバコート
用インク(O.C)を加えて作成したものとか、更に、
上記図2(A)〜(C)の組み合わせにブラック(B
K)のインクを加えて図2(D)〜(F)に示したよう
に作成したものとかが用いられている。
【0020】また、インク紙3の各インク色の頭出し位
置を検出するために、例えば、図2(A)に示したよう
に、各インク色の先頭部位にインク色検出マークM
が設けられており、これと同様に図2(B)〜図2
(F)の場合にもインク色検出マークが設けられている
が、図示を省略する。
【0021】次に、図3に示した如く、小型に構成した
給紙カセット6は、直方体形状の箱体6Aと、この箱体
6Aの前方に取り付けられて箱体6A内の記録紙押上板
7上に積層した記録紙8の先端部8aを1枚つづ分離す
るためのスリット6c,スリット6cを前面6cの
両端部に形成したマウスピース6Bとで構成されてい
る。また、箱体6A内に積層した記録紙8は、外形サイ
ズが名刺サイズやテレホンカードサイズ程度に小型に形
成されているものを採用している。
【0022】次に、本発明に係る第1実施例の熱転写型
プリンタ10について、図4乃至図8を用いて説明す
る。
【0023】図4に示した如く、本発明に係る第1実施
例の熱転写型プリンタ10の外観形状は、直方体形状で
縦横高さが130×94×40(mm)と小型に構成さ
れており、且つ、内部に電力供給用のバッテリーBAT
を備えて携帯性良く構成されている。上記熱転写型プリ
ンタ10では、基台となる筐体11の前面11aに給紙
カセット6を挿入するための開口部11aが開口さ
れ、且つ、前面11aと対向する後面11dに印刷済み
の記録紙8を排紙するための記録紙排紙口11dが開
口され、更に、左側面11eにインク紙カートリッジ1
を挿脱するためのインク紙カートリッジ挿脱口11e
が開口されている。
【0024】また、図5に示した如く、熱転写型プリン
タ10の内部構成を説明すると、熱転写型プリンタ10
の筐体11の給紙カセット収納部底板11bには板バネ
12が固着され、且つ、給紙カセット収納部上板11c
側に半月状の給紙ローラ13が図示時計方向(矢印方
向)に回転可能に設けられている。この際、給紙ローラ
13は記録紙8の巾方向の中央に設けられている。ま
た、給紙カセット収納部底板11bと給紙カセット収納
部上板11cとの間は給紙カセット6を装着するための
記録紙収納部が形成されている。そして、給紙カセット
6を筐体11内に装着した時に、板バネ12が給紙カセ
ット6を構成する箱体6Aの底面6aに穿設した孔6a
に進入して、記録紙押上板7上に積層した記録紙8を
上方に押し上げて、給紙ローラ13が箱体6Aの上面6
bに穿設した孔6bから最上層の記録紙8に圧接した
時に記録紙8の給紙が開始されるようになっている。
【0025】また、給紙カセット6を構成するマウスピ
ース6Bの前面6cより記録紙8の給紙方向下流側での
図示左方には、記録紙8を一定の速度で左右方向に往復
動させるために駆動ローラ用モータ14に連結して図示
反時計方向及び時計方向に回転自在な駆動ローラ15
と、この駆動ローラ15に圧接して記録紙8を駆動ロー
ラ15との間で挟持しながら従動する従動ローラ16
と、この従動ローラ16を一端側に支持して回動軸17
を介した他端の圧縮バネ18を介して従動ローラ16を
駆動ローラ15に圧接する従動ローラアーム19とが設
けられている。
【0026】また、従動ローラ16の軸端部近傍には、
図6及び図7を用いて後述するように、第1実施例の要
部となるインク紙3の各インク色の頭出し位置を検出す
る第1センサ20が第1プリント基板21に取り付けら
れ、且つ、記録紙8の移送方向の端部(始端部・後端
部)を検出する第2センサ22が第2プリント基板23
に取り付けられている。
【0027】また、駆動ローラ15及び従動ローラ16
より下流の図示左方には、記録紙8を添接しながら回転
するプラテンローラ24がプラテンローラアーム25の
一端に支持されており、このプラテンローラアーム25
は図示しない上下動機構と連結してプラテンローラ24
が後述のサーマルヘッド28に対して接離自在になるよ
うに回動軸26を中心に回動している。
【0028】また、プラテンローラ24の上方には、紙
面手前に開口したインク紙カートリッジ挿脱口11e
(図4)から先に説明したインク紙カートリッジ1を交
換可能に装着するためのインク紙カートリッジ収納部が
形成されており、このインク紙カートリッジ収納部では
インク紙カートリッジ1の外装部品となるカートリッジ
2内にインク紙3が供給ボビン4と巻取ボビン5との間
に掛け渡されている。また、巻取ボビン5はインク紙巻
取モータ27に連結されている。
【0029】更に、インク紙3のインク色側の裏側に複
数の発熱体をインク紙3及び記録紙8の巾方向に備えた
サーマルヘッド28が下方に向かって略垂直に固定され
ている。上記サーマルヘッド28は、図8に拡大して示
した如く、薄板状で長方形状に形成されて基台となるエ
ポキシ基板28aと、エポキシ基板28aの一端面に沿
って固着された長尺な棒状ガラス部材28bと、棒状ガ
ラス部材28bに沿ってライン状に配設した複数の発熱
抵抗体28cをNiCr,TaN等の高抵抗材料で形
成し、この複数の発熱抵抗体28cの両端をアルミ・
金・銅等の低抵抗金属類からなる複数の個別電極28c
と共通電極28cとに接続して棒状ガラス部材28
bの表面に形成した発熱部28cと、発熱部28cの一
部を構成する複数の個別電極28cを接合して下記す
る複数の駆動用IC28hと接合するためにエポキシ基
板28aの裏面に沿って固着したガラス基板28dと、
ガラス基板28dに接続した複数の個別電極28c
保護するためにガラス基板28dに接着された鉄・アル
ミ等の金属からなる保護材28eと、エポキシ基板28
aの一端面側に取り付けた棒状ガラス部材28b上の発
熱部28cの共通電極28cと一端側を接続し、且
つ、他端側を図示しないコネクタと接続して、エポキシ
基板28a上で発熱部28cと接近した位置に配置して
取り付けた第1サーミスタ28gと、複数の個別電極2
8cを介して複数の発熱抵抗体28cに画像情報信
号を選択的に供給するためにエポキシ基板28aの中間
部位に取り付けた複数の駆動用IC28hと、複数の駆
動用IC28hを保護する保護材28iと、エポキシ基
板28aの他端側で発熱部28cから離れた位置に配置
し且つ両端を図示しないコネクタに接続してエポキシ基
板28aに取り付けた第2サーミスタ28jとから構成
されている。従って、上構成によるサーマルヘッド28
は端面型のサーマルヘッドと呼称されている。
【0030】また、筐体11の後面11dには、記録紙
排紙口11dが開口されている。そして、記録紙8の
給紙から排紙までに至る間の記録紙8の移送路が略一直
線となるように上記各構成部材が設置されている。
【0031】ここで、第1実施例の要部となるインク紙
用の第1センサ20と、記録紙用の第2センサ22とを
取り付ける構造について、図6及び図7(A)〜(D)
を併用して詳述する。
【0032】図6及び図7(A)〜(D)に示した如
く、駆動ローラ用モータ14と連結した駆動ローラ15
の軸15a,15bは、筐体11の左右側板(図示せ
ず)に回転自在に軸支されている。ここで、駆動ローラ
15の長さLは、記録紙8の巾Wと略同等しいか、も
しくは僅かに長く形成されている。
【0033】一方、記録紙8を駆動ローラ15との間で
挟持しながら従動する従動ローラ16の軸16a,16
bは、筐体11の左右側板(図示せず)間に短尺に設け
た支持板(図示せず)に回転自在に軸支されている。こ
こで、従動ローラ16の長さLは、駆動ローラ15の
長さLより短く設定されており、これに伴って従動ロ
ーラ16の軸16a,16b間の長さLも駆動ローラ
15の長さLより短く設定されている。従って、従動
ローラ16の軸16a,16bの端部と筐体11の左右
側板(図示せず)との間には下記する第1,第2センサ
20,22を取り付けるためのスペースがある。
【0034】また、筐体11の左側板(図示せず)の内
側で、従動ローラ16の軸16aの端部近傍には、イン
ク紙3の各インク色の頭出し位置を検出する第1センサ
20が第1プリント基板21に取り付けられている。こ
の際、第1センサ20は、反射型ホトセンサを用いて、
インク紙3の各インク色の先頭部位に設けたインク色検
出マークM〜M{図3(A)}を検出できるように
インク紙3と対向して取り付けられていると共に、サー
マルヘッド28による記録紙8への印刷位置近傍に設け
ている。
【0035】一方、筐体11の右側板(図示せず)の内
側で、従動ローラ16の軸16bの端部近傍には、記録
紙8の移送方向の端部(始端部・後端部)を検出する第
2センサ22が第2プリント基板23に取り付けられて
いる。この際、第2センサ22は、反射型ホトセンサを
用いて、記録紙8の移送方向の端部(始端部・後端部)
を検出できるように記録紙8と対向して取り付けられて
いると共に、サーマルヘッド28による記録紙8への印
刷位置近傍に設けている。また、ここでは、記録紙8の
先端部8aは、下記する動作時には印刷時後端部とな
り、これと反対側の端部8bが印刷時始端部となってい
る。
【0036】上記のように、駆動ローラ15の長さL
より短い長さLに設定した従動ローラ16の軸16
a,16bの端部近傍に、インク紙3の各インク色の頭
出し位置を検出する第1センサ20と、記録紙8の移送
方向の端部(始端部・後端部)を検出する第2センサ2
2とを取り付けることにより、熱転写型プリンタ10内
のスペース効率を向上できるので、熱転写型プリンタ1
0の小型化に寄与できる。
【0037】また、上記のように第1センサ20をサー
マルヘッド28による記録紙8への印刷位置近傍に設け
ているため、インク紙3の各インク色の頭出し検出を信
頼性良く行うことができる。一方、第2センサ20をサ
ーマルヘッド28による記録紙8への印刷位置近傍に設
けているため、記録紙8の印刷時始端部8bから印刷開
始位置までの余白部分を短く設定できる。
【0038】尚、実施例では、従動ローラ16の軸16
a,16bの端部近傍に、第1,第2センサ20,22
とを設けて説明したが、これに限ることなく、第1,第
2センサ20,22の少なくとも一方を設けるだけでも
良い。
【0039】次に、上記構成による熱転写型プリンタ1
0の動作を図5を用いて簡略に説明すると、熱転写型プ
リンタ10は携帯性を備えているので記録紙8への印刷
時に熱転写型プリンタ10はあらゆる姿勢でも印刷可能
になっている。
【0040】まず、給紙時に半月状の給紙ローラ13が
図示時計方向に回転して、給紙ローラ13が最上層の記
録紙8に圧接するので、最上層の記録紙8の先端部8a
のみがマウスピース6Bの前面6cに形成したスリット
6cを通過してこの下層の記録紙8から分離され、こ
の後、記録紙8は図示反時計方向に回転する駆動ローラ
15とこれに従動する従動ローラ16とで挟持されなが
ら記録紙8の印刷時始端部8bが第2センサ22で検出
されるまで図示左方に向かって移送される。この段階で
は、記録紙8の前方が記録紙排紙口11dから一時的
に突出し、且つ、給紙が終了した時点で給紙ローラ13
が最上層の記録紙8から離間する。一方、給紙時には、
プラテンローラ24がサーマルヘッド28から離間して
下方で待機している。
【0041】その後、第2センサ22で記録紙8の印刷
時始端部8bが検出されると、駆動ローラ15が逆転し
て図示時計方向に回転するので記録紙8は図示右方に移
送されると共に、プラテンローラ24を記録紙8及びイ
ンク紙3を介してサーマルヘッド28側に押圧させる。
ここで、インク紙巻取モータ27によりインク紙3を巻
き取りながら第1センサ20で1色目のイエロー(Y)
のインク色検出マークM{図3(A)}を検出してイ
エロー(Y)の頭出しを行い、サーマルヘッド28に1
色目のイエロー(Y)に対応した画像情報が供給される
ので、インク紙巻取モータ27によりインク紙3を巻き
取りながらサーマルヘッド28で記録紙8に1色目のイ
エロー(Y)の印刷開始する。この印刷途中で記録紙8
が箱体6Aの上面6bと給紙カセット収納部上板11c
との間に一時的に収納される。
【0042】そして、記録紙8の印刷時後端部8aが第
2センサ22で検出されて、1色目のイエロー(Y)の
印刷終了位置で、プラテンローラ24をサーマルヘッド
28側から離間させると共に、上記と同様な動作を繰り
返して2色目のマゼンタ(M),3色目のシアン(C)
を印刷して、印刷が終了した時点で記録紙8を筐体11
の記録紙排紙口11dから排紙している。
【0043】<第2実施例>図9は本発明に係る第2実
施例の熱転写型プリンタに適用されるインク紙カートリ
ッジを示した斜視図、図10は本発明に係る第2実施例
の熱転写型プリンタの外観を示した斜視図、図11は本
発明に係る第2実施例の熱転写型プリンタを底面側から
見た斜視図であり、(A)は記録紙用ドアが閉じた状態
を示し、(B)は記録紙用ドアが開いた状態を示した
図、図12は本発明に係る第2実施例の熱転写型プリン
タの構成を示した構成図であり、(A)は底面図,
(B)は側断面図、図13は本発明に係る第2実施例の
熱転写型プリンタにおいて、インク紙用の第1センサ
と、記録紙用の第2センサとを取り付ける位置を説明す
るための斜視図、図14は本発明に係る第2実施例の熱
転写型プリンタにおいて、インク紙用の第1センサと、
記録紙用の第2センサとを取り付ける位置を説明するた
めの図であり、(A)は正面図、(B)は平面図、
(C)は左側面図である。
【0044】図10乃至図14に示した第2実施例の熱
転写型プリンタ60は、先に説明した第1実施例の熱転
写型プリンタ10(図4乃至図8)の技術的思想を踏ま
えて改良したものであり、ここでは説明の便宜上、先に
示した構成部材と同一の部材に対して同一の符号を付
し、且つ、先に示した構成部材は必要に応じて適宜説明
し、第1実施例の熱転写型プリンタ10と異なる点を中
心に第2実施例の熱転写型プリンタ60について説明す
る。
【0045】まず、図9に示した如く、第2実施例の熱
転写型プリンタ60に用いられるインク紙カートリッジ
51は、外装部品となるカートリッジ52内に、インク
紙3が供給側ボビン4と巻取側ボビン5とに巻回して収
納されている。このインク紙カートリッジ51は、矢印
N方向を先頭にして後述する熱転写型プリンタ60(図
10)の筐体61の右側面61fに形成したインク紙カ
ートリッジ挿脱口61fから交換可能に装着されてい
る。この第2実施例では、熱転写型プリンタ60の筐体
61に形成したインク紙カートリッジ挿脱口61f
方向が第1実施例の場合と反対側の側面に形成されてい
るため、インク紙カートリッジ51の挿入方向も第1実
施例と反対になっている。このインク紙カートリッジ5
1も、記録紙8(図11)の名刺サイズに合わせ、且
つ、端面型のサーマルヘッド23(図7,図11)に合
わせて小型に形成されている。
【0046】次に、本発明に係る第2実施例の熱転写型
プリンタ60について、図10乃至図14を用いて説明
する。
【0047】図10に示した如く、本発明に係る第2実
施例の熱転写型プリンタ60の外観形状は、第1実施例
と同様に、直方体形状で縦横高さが130×94×40
(mm)と小型に構成されており、且つ、内部に電力供
給用のバッテリーBATを備えて携帯性良く構成されて
いる。
【0048】上記熱転写型プリンタ60では、第1実施
例と異なって給紙カセットを用いずに構成されているの
で、熱転写型プリンタ60において記録紙8のランニン
グコトスが安価となるものである。
【0049】この熱転写型プリンタ60では、基台とな
る筐体61の底面61bに開口した記録紙挿入口61b
に記録紙用ドア62がヒンジ63を介して開閉自在に
取り付けら、且つ、前面61aと対向する後面61dに
記録紙排紙口61dが開口され、更に、右側面61f
に開口したインク紙カートリッジ挿脱口61fにイン
ク紙用ドア64が開閉自在に取り付けられている。
【0050】ここで、熱転写型プリンタ60内に記録紙
8を挿入する場合は、図11(A),(B)に示したよ
うに、筐体61の底面61b側を上にして、ロック釦6
5よる記録紙用ドア62へのロックを解除して記録紙用
ドア62を開くと、底面61bに開口した記録紙挿入口
61bと対向して内部に記録紙収納部上板61cが形
成されており、この記録紙収納部上板61cと閉蓋した
記録紙用ドア62との間に名刺サイズの記録紙8を複数
枚積層して収納できる記録紙収納部61cが形成され
ている。即ち、閉蓋した記録紙用ドア62は、記録紙8
を収納した記録紙収納部61cと対向して設けられて
いる。
【0051】また、記録紙収納部上板61c側には、半
月状の給紙ローラ66が図12(B)に示した矢印方向
に回転可能に設けられている。この際、給紙ローラ66
は、図11(A)及び図12(A)に示したように、記
録紙8の巾方向の一方の端部側に片寄って設けられてい
る。
【0052】更に、図11(B)及び図12(A),
(B)に示したように、給紙ローラ66より下流側で記
録紙8の給紙方向前方に、積層した記録紙8を一枚づづ
分離するためのスリットを形成したスリット部材67が
設けられている。上記スリット部材67は給紙ローラ6
6側よりの記録紙8の一方の先端部近傍に設けられてい
るので、給紙ローラ66の記録紙8への駆動力がこの給
紙ローラ66と接近したスリット部材67に伝達できる
ので、給紙時に記録紙8を確実に一枚づづ分離すること
ができる。
【0053】一方、開閉自在な記録紙用ドア62には、
給紙ローラ66と対向する位置に圧縮バネ68を嵌め込
んだ円筒状押圧部材69が押さえ板70を介して取り付
けられている。そして、記録紙用ドア62を閉じると、
記録紙用ドア62に圧縮バネ68の付勢力を介して取り
付けた円筒状押圧部材69が記録紙8を給紙ローラ66
側に押圧しているので、給紙ローラ66が回転すると、
記録紙8がスリット部材67により一枚だけ分離されて
給紙方向に移送される。
【0054】また、図12(B)に示したように、スリ
ット部材67より記録紙8の給紙方向下流側には、記録
紙8を一定の速度で左右方向に往復動させるため反時計
方向及び時計方向に回転自在な駆動ローラ15と、この
駆動ローラ15に圧接して記録紙8を駆動ローラ15と
の間で挟持しながら従動する従動ローラ16と、サーマ
ルヘッド28に対して接離自在に設けられて印刷時にイ
ンク紙3を介して記録紙8をサーマルヘッド28に押圧
しながら回転するプラテンローラ24とが順に設けられ
ている。
【0055】また、図13及び図14(A)〜(C)に
示した如く、従動ローラ16の一方の軸端部近傍には、
第2実施例の要部となるインク紙3の各インク色の頭出
し位置を検出する第1センサ20と、記録紙8の移送方
向の端部(始端部・後端部)を検出する第2センサ22
とがL状基板71に取り付けられている。
【0056】この第2実施例でも、第1実施例と同様
に、駆動ローラ15の長さLは、記録紙8の巾Wと略
同等しいか、もしくは僅かに長く形成されている。一
方、記録紙8を駆動ローラ15との間で挟持しながら従
動する従動ローラ16の長さLは、駆動ローラ15の
長さLより短く設定されており、これに伴って従動ロ
ーラ16の軸16a,16b間の長さLも駆動ローラ
15の長さLより短く設定されている。従って、従動
ローラ16の軸16bの端部と筐体11の左右側板(図
示せず)との間に、上記した第1,第2センサ20,2
2をL状基板71を介して一体に取り付けている。
【0057】上記のように、駆動ローラ15の長さL
より短い長さLに設定した従動ローラ16の軸16b
の端部近傍に、インク紙3の各インク色の頭出し位置を
検出する第1センサ20と、記録紙8の移送方向の端部
(始端部・後端部)を検出する第2センサ22とを取り
付けることにより、熱転写型プリンタ10内のスペース
効率を向上できるので、熱転写型プリンタ10の小型化
に寄与できる。
【0058】尚、上記構成による第2実施例の熱転写型
プリンタ60の動作は、第1実施例の熱転写型プリンタ
10と略同じ動作を行うので説明を省略する。
【0059】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係る熱転写型プリ
ンタにおいて、請求項1及び請求項2によると、とく
に、駆動ローラの長さより短い長さに設定した従動ロー
ラの軸端部近傍に、インク紙の各インク色の頭出し位置
を検出する第1センサ、記録紙の移送方向の端部を検出
する第2センサの少なくとも一方を取り付けることによ
り、熱転写型プリンタ内のスペース効率が向上できるの
で、熱転写型プリンタの小型化に寄与できる。この際、
例えば、第1センサをサーマルヘッドによる記録紙への
印刷位置近傍に設ければ、インク紙の各インク色の頭出
し検出を信頼性良く行うことができる。一方、第2セン
サをサーマルヘッドによる記録紙への印刷位置近傍に設
ければ、記録紙の印刷時始端部から印刷開始位置までの
余白部分を短く設定できる。
【0060】また、請求項3記載によると、とくに、前
面にスリットを形成した給紙カセットを筐体内の記録紙
収納部に挿入しているので、記録紙の取扱いが大変便利
となると共に、給紙時に記録紙を一枚つづ確実に給紙で
きる。
【0061】また、請求項4及び請求項5記載による
と、とくに、給紙カセットを用いずに構成されているの
で、熱転写型プリンタにおいて記録紙のランニングコト
スが安価となると共に、給紙時にスリット部材により記
録紙を一枚つづ確実に給紙できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の熱転写型プリンタに
適用されるインク紙カートリッジを示した斜視図であ
る。
【図2】図1に示したインク紙カートリッジ内に収納し
たインク紙を示した平面図である。
【図3】本発明に係る第1実施例の熱転写型プリンタに
適用される給紙カセットを示した斜視図である。
【図4】本発明に係る第1実施例の熱転写型プリンタの
外観を示した斜視図である。
【図5】本発明に係る第1実施例の熱転写型プリンタを
示した全体構成図である。
【図6】本発明に係る第1実施例の熱転写型プリンタに
おいて、インク紙用の第1センサと、記録紙用の第2セ
ンサとを取り付ける位置を説明するための斜視図、
【図7】本発明に係る第1実施例の熱転写型プリンタに
おいて、インク紙用の第1センサと、記録紙用の第2セ
ンサとを取り付ける位置を説明するための図であり、
(A)は右側面図、(B)は正面図、(C)は平面図、
(D)は左側面図である。
【図8】本発明に係る第1実施例の熱転写型プリンタに
おいて、サーマルヘッドの構造を説明するための図であ
る。
【図9】本発明に係る第2実施例の熱転写型プリンタに
適用されるインク紙カートリッジを示した斜視図であ
る。
【図10】本発明に係る第2実施例の熱転写型プリンタ
の外観を示した斜視図である。
【図11】本発明に係る第2実施例の熱転写型プリンタ
を底面側から見た斜視図であり、(A)は記録紙用ドア
が閉じた状態を示し、(B)は記録紙用ドアが開いた状
態を示した図である。
【図12】本発明に係る第2実施例の熱転写型プリンタ
の構成を示した構成図であり、(A)は底面図,(B)
は側断面図である。
【図13】本発明に係る第2実施例の熱転写型プリンタ
において、インク紙用の第1センサと、記録紙用の第2
センサとを取り付ける位置を説明するための斜視図であ
る。
【図14】本発明に係る第2実施例の熱転写型プリンタ
において、インク紙用の第1センサと、記録紙用の第2
センサとを取り付ける位置を説明するための図であり、
(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は左側面図で
ある。
【符号の説明】
1…第1実施例の熱転写型プリンタに適用されるインク
紙カートリッジ、3…インク紙、6…給紙カセット、8
…記録紙、10…第1実施例の熱転写型プリンタ、14
…駆動ローラ用モータ、15…駆動ローラ、16…従動
ローラ、16a,16b…従動ローラ16の軸、20…
第1センサ、22…第2センサ、24…プラテンロー
ラ、27…インク紙巻取モータ、28…サーマルヘッ
ド、51…第2実施例の熱転写型プリンタに適用される
インク紙カートリッジ、60…第2実施例の熱転写型プ
リンタ、61…筐体。61b…底面、61c…記録紙
収納部、62…記録紙用ドア、66…給紙ローラ、67
…スリット部材、68…圧縮バネ、69…円筒状押圧部
材、71…L状基板、L…駆動ローラ15の長さ、L
…従動ローラ16の長さ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数色のインクを面順次に塗布したインク
    紙を巻き取るインク紙巻取手段と、 前記インク紙の各インク色の頭出し位置を検出する第1
    センサと、 記録紙を挟持しながら該記録紙を定速で移送する一対の
    駆動ローラ及び従動ローラと、 前記記録紙の移送方向の端部を検出する第2センサと、 前記インク紙及び前記記録紙をサーマルヘッドとプラテ
    ンローラとの間で押圧し、該インク紙の各インク色に対
    応した画像情報を該サーマルヘッドに供給して各インク
    色ごとに該画像情報を該記録紙に熱転写する印刷手段と
    を備えた熱転写型プリンタにおいて、 前記従動ローラの長さを前記駆動ローラの長さより短く
    設定し、且つ、該従動ローラの軸端部近傍に前記第1セ
    ンサ,前記第2センサの少なくとも一方を取り付けたこ
    とを特徴とする熱転写型プリンタ。
  2. 【請求項2】前記第1センサ,前記第2センサを前記従
    動ローラの一方の軸端部近傍に取り付けたことを特徴と
    する請求項1記載の熱転写型プリンタ。
  3. 【請求項3】複数色のインクを面順次に塗布したインク
    紙を供給リールと巻取リール間に巻回したインク紙カー
    トリッジを収納するインク紙カートリッジ収納部と、複
    数枚の記録紙を収納する記録紙収納部と、前記記録紙収
    納部に収納した複数枚の前記記録紙と対向して回転可能
    に設けられ且つ該記録紙を給紙する給紙ローラと、前記
    給紙ローラで給紙された前記記録紙を挟持しながら該記
    録紙を定速で移送する一対の駆動ローラ及び従動ローラ
    と、前記インク紙及び前記記録紙をサーマルヘッドとプ
    ラテンローラとの間で押圧し、該インク紙の各インク色
    に対応した画像情報を該サーマルヘッドに供給して各イ
    ンク色ごとに該画像情報を該記録紙に熱転写する印刷手
    段とを筐体内に備えた熱転写型プリンタにおいて、 複数枚の前記記録紙を収納し、且つ、前面にスリットを
    形成した給紙カセットを前記記録紙収納部に挿入し、前
    記給紙ローラの回転により該スリットを介して該記録紙
    を一枚づつ給紙することを特徴とする熱転写型プリン
    タ。
  4. 【請求項4】複数色のインクを面順次に塗布したインク
    紙を供給リールと巻取リール間に巻回したインク紙カー
    トリッジを収納するインク紙カートリッジ収納部と、複
    数枚の記録紙を収納する記録紙収納部と、前記記録紙収
    納部に収納した複数枚の前記記録紙と対向して回転可能
    に設けられ且つ該記録紙を給紙する給紙ローラと、前記
    給紙ローラで給紙された前記記録紙を挟持しながら該記
    録紙を定速で移送する一対の駆動ローラ及び従動ローラ
    と、前記インク紙及び前記記録紙をサーマルヘッドとプ
    ラテンローラとの間で押圧し、該インク紙の各インク色
    に対応した画像情報を該サーマルヘッドに供給して各イ
    ンク色ごとに該画像情報を該記録紙に熱転写する印刷手
    段とを筐体内に備えた熱転写型プリンタにおいて、 前記記録紙を前記記録紙収納部に挿入するために、該記
    録紙収納部と対向して前記筐体の一つの面に開閉自在に
    設けた記録紙用ドアと、 前記記録紙用ドアに取り付けられ、且つ、該記録紙用ド
    アを閉蓋した時に前記記録紙を前記給紙ローラ側に押圧
    する押圧部材と、 前記給紙ローラより下流側で前記記録紙の給紙方向前方
    に設けられ、且つ、前記記録紙用ドアを閉蓋した時に前
    記給紙ローラの回転により該記録紙を一枚づつ給紙する
    スリット部材とを備えたことを特徴とする熱転写型プリ
    ンタ。
  5. 【請求項5】前記給紙ローラを前記記録紙の巾方向の一
    方の端部側に片寄って設け、且つ、前記スリット部材を
    該給紙ローラ側よりの該記録紙の一方の先端部近傍に設
    けたことを特徴とする請求項4記載の熱転写型プリン
    タ。
JP36939897A 1997-03-31 1997-12-26 熱転写型プリンタ Pending JPH115337A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36939897A JPH115337A (ja) 1997-04-22 1997-12-26 熱転写型プリンタ
EP98105743A EP0869009A3 (en) 1997-03-31 1998-03-30 Improved structure of inked ribbon cartridge and thermal transfer color printer

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-118804 1997-04-22
JP11880497 1997-04-22
JP36939897A JPH115337A (ja) 1997-04-22 1997-12-26 熱転写型プリンタ

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JP36939897A Pending JPH115337A (ja) 1997-03-31 1997-12-26 熱転写型プリンタ

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JP (1) JPH115337A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4839424A (en) * 1984-06-19 1989-06-13 Daicel Chemical Industries, Ltd. Resin composition of polyphenylene ether and polyamide block copolymer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4839424A (en) * 1984-06-19 1989-06-13 Daicel Chemical Industries, Ltd. Resin composition of polyphenylene ether and polyamide block copolymer

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