JPH1152635A - デジタル複写装置 - Google Patents

デジタル複写装置

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JPH1152635A
JPH1152635A JP9215353A JP21535397A JPH1152635A JP H1152635 A JPH1152635 A JP H1152635A JP 9215353 A JP9215353 A JP 9215353A JP 21535397 A JP21535397 A JP 21535397A JP H1152635 A JPH1152635 A JP H1152635A
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Masao Kondo
正生 近藤
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流し撮り方式の原稿搬送装置を備えたデジタ
ル複写装置において、原稿に対する搬送ローラ等からの
負荷を抑え、原稿の損傷を極力防止すること。 【解決手段】 トレイ2101からピックアップされた
原稿又は手差しトレイ2601上に1枚ずつ挿入された
原稿を画像読取り部2200へ搬送する原稿搬送装置2
0。この原稿搬送装置20は、設定されたコピー倍率に
対応する速度で原稿を搬送する第1の搬送モードと、薄
紙原稿の場合に設定されたコピー倍率に対応する速度よ
りも遅い速度で原稿を搬送する第2の搬送モードのいず
れかで動作可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写装
置、特に、自動原稿搬送装置で原稿を搬送しつつその画
像を読み取り、デジタル処理した後に用紙上に再現する
デジタル複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】一般に、電子写真方式による複写
機の分野において、スキャナを画像読取り位置に設置
し、該読取り位置上で原稿を1枚ずつ搬送し、原稿画像
をスキャナで読み取る、いわゆる流し撮り方式が知られ
ている。この種の流し撮り方式の複写装置では、設定さ
れたコピー倍率に応じて原稿搬送速度を可変とし、副走
査方向の倍率に対応していた。主走査方向の倍率はスキ
ャナの光学系で対応している。
【0003】ところで、流し撮り方式ではコピー倍率が
小さくなるにつれて原稿搬送速度が上昇することにな
り、搬送ローラ等から原稿に作用する負荷が大きくなる
傾向にある。特に、伝票や第2原図等の薄い原稿では損
傷するおそれが大きいという問題点を有していた。
【0004】そこで、本発明の目的は、原稿に対する搬
送ローラ等からの負荷を抑え、原稿の損傷を極力防止す
るようにしたデジタル複写装置を提供することにある。
【0005】
【発明の構成、作用及び効果】以上の目的を達成するた
め、本発明に係るデジタル複写装置は、トレイにセット
された原稿を画像読取り位置へ給送する自動原稿搬送装
置と、この自動原稿搬送装置によって搬送される原稿の
画像を所定の読取り位置で読み取る画像読取り手段と、
この画像読取り手段で読み取られた画像をデジタル処理
して画像データを生成する画像処理手段と、この画像処
理手段で生成された画像データに基づいて原稿画像を用
紙上に再現する画像形成手段と、コピー倍率を設定する
倍率設定手段と、制御手段とを備えている。制御手段
は、設定されたコピー倍率に対応する速度で原稿を前記
画像読取り位置で搬送する第1の原稿搬送モードと、設
定されたコピー倍率に対応する速度よりも遅い速度で原
稿を画像読取り位置で搬送することのできる第2の原稿
搬送モードとで前記自動原稿搬送装置を制御する。
【0006】本発明において、第1の原稿搬送モードと
は通常の原稿流し撮り方式であり、原稿搬送速度は設定
されたコピー倍率に対応する速度であり、コピー倍率が
小さくなれば搬送速度は上昇することになる。一方、第
2の原稿搬送モードは損傷しやすい薄い原稿に対処する
ものであり、設定されたコピー倍率に対応する速度より
も遅い速度で原稿を搬送可能とする。原稿搬送速度を遅
く設定することで、搬送ローラ等による薄紙原稿への負
荷を軽減し、原稿の損傷を回避することができる。
【0007】前記第2の原稿搬送モードでは、原稿を設
定されたコピー倍率に対応する速度よりも遅い速度で搬
送するため、用紙上に再現される画像の倍率を合わせる
ための処理が必要となる。このような倍率調整処理は画
像処理手段で行うことができる。
【0008】また、第2の原稿搬送モードにおいて、原
稿搬送速度を低下させるのは、必ずしも設定可能な全コ
ピー倍率の範囲である必要はなく、薄紙原稿に損傷が生
じるおそれのあるコピー倍率に設定されたときでよい。
即ち、第2の原稿搬送モードにおいては、比較的大きな
第1の倍率範囲では設定されたコピー倍率に対応する速
度で原稿を搬送し、原稿損傷の可能性のある比較的小さ
な第2の倍率範囲では設定されたコピー倍率に対応する
速度よりも遅い速度で原稿を搬送する。これにて、第1
の倍率範囲におけるコピー生産性の低下を回避すること
ができる。
【0009】本発明において、第2の原稿搬送モードを
実行するために、オペレータによって該モードの実行を
指示するための入力手段を設けたり、原稿が薄いか否か
を検出する手段を設け、原稿が薄いと検出されると第2
の原稿搬送モードでの実行を自動的に選択するようにし
てもよい。あるいは、自動原稿搬送装置に、原稿が1枚
ずつトレイにセットされるごとに該原稿を自動的に画像
読取り位置へ給送する動作モードを設け、この動作モー
ドと第2の原稿搬送モードとを連動させてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデジタル複写
装置の実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0011】(複写機本体の概略構成)複写機本体10
は、主に、画像読取り光学系11、レーザ光学ユニット
13、画像形成部14、シート給紙部15によって構成
されている。
【0012】(画像読取り光学系)読取り光学系11
は、本体10の上面を構成するプラテンガラス111の
直下に配置され、プラテンガラス111上にセットされ
た原稿、あるいは以下に説明する原稿搬送装置20によ
って搬送される原稿を照明するランプ112と、反射ミ
ラー113,114,115と、分焦及び変倍機能を有
するレンズ116と、CCDセンサ117と、CCDセ
ンサ117の感度ばらつきを補正するためにプラテンガ
ラス111上に配置されたシェーディング補正板119
とで構成されている。
【0013】プラテンガラス111の左端部にはプラテ
ンガラス111上でオペレータによってセットされた原
稿を位置決めするための原稿スケール101が配置され
ている。オペレータは、原稿搬送装置20を上方に持ち
上げた状態で、原稿をその画像面を下に向けて、かつ、
一端をスケール101に合わせて、プラテンガラス11
1上にセットする。読取り光学系11は、ランプ112
でマニュアルセットされた原稿を照射しつつ、ランプ1
12及びミラー113,114,115が矢印b方向に
移動し、原稿画像をスキャンし、レンズ116を介して
CCDセンサ117で読み取る。CCDセンサ117
は、まず、シェーディング補正板119からの反射光を
読み取り、センサ117の各画素の感度ばらつきが補正
される。その後、原稿基準位置SPから原稿画像のスキ
ャンが開始される。
【0014】露光ランプ112及びミラー113は感光
体ドラム121の周速度V(等倍、変倍に拘らず一定)
に対してV/m(mはコピー倍率)の速度で矢印b方向
に移動する。同時に、ミラー114,115がV/2m
の速度で矢印b方向に移動する。これにて、スキャン中
の光路長を一定に保って画像の読取りが行われる。
【0015】一方、プラテンガラス111の右端部に
は、原稿搬送装置20によって定速で搬送される原稿の
画像を読み取るためのスリットガラス198が配置され
ている。この読取りを行うため、ランプ112とミラー
113はスリットガラス198の直下で静止状態とさ
れ、ミラー114,115も必要な光路長を形成する位
置で静止状態とされる。スリットガラス198上を定速
(原則としてコピー倍率mに応じて変更されるが)で通
過する原稿にランプ112から照明光を当ててその画像
をCCDセンサ117で読み取る。スリットガラス19
8の左端に配置されているガイド板199は原稿をスリ
ットガラス198からすくい上げるためのものである。
この流し撮りの際にも、開始前に前述のシェーディング
補正が行われる。
【0016】(レーザ光学ユニット)CCDセンサ11
7で読み取られた画像については、レーザ光学ユニット
13から画像出力が行われ、感光体ドラム121上に静
電潜像が形成される。即ち、CCDセンサ117で読み
取られた画像情報は画像処理部12で種々の処理を受け
て印字データとして生成され、制御部30を介してレー
ザダイオード131を変調発光させる。レーザダイオー
ド131から放射されたレーザビームは高速回転してい
るポリゴンミラー135で偏向され、トロイダルレンズ
136及びfθレンズ137を透過し、反射ミラー13
8a,138b,138cを介して感光体ドラム121
上を露光する。
【0017】また、以下に説明するSADFモード及び
薄紙原稿モードでは、読み取った原稿画像情報を設定倍
率に対応させる画像処理(主走査方向及び副走査方向の
変倍処理)とは独立して、原稿搬送速度を補正した結果
に基づく画像処理(副走査方向の変倍処理)を画像処理
部12にて行う。
【0018】(画像形成部)画像形成部14は、感光体
ドラム121の周囲に、矢印aで示すその回転方向に沿
って、帯電チャージャ122、現像器123、転写チャ
ージャ124、除電チャージャ125、シート分離爪1
26、残留トナーのクリーナ127、残留電荷のイレー
サ128が配置されている。これらの各エレメントの構
成、作用は周知であるため、その説明は省略する。
【0019】(シート給紙部)コピーシートの給紙部1
5は、シートを収容したカセット151,152,15
3とシート搬送路等によって構成されている。三段に設
けられた各カセット151,152,153にはそれぞ
れピックアップローラ154と給紙ローラ155と捌き
ローラ156が配置されている。
【0020】マニュアルでプラテンガラス111上にセ
ットされた原稿は反射型センサSE31,32等によっ
てそのサイズが検出される。この検出サイズに基づいて
カセット151,152,153から最適サイズのシー
トが搬送され、選択されたシートが給紙信号に基づいて
1枚ずつ給紙される。給紙されたシートは搬送ローラ1
71,172,173によって上方へ搬送され、タイミ
ングローラ174で一旦停止される。その後タイミング
ローラ174が感光体ドラム121上に形成された画像
と同期をとって回転駆動されることにより、シートは転
写部へ搬送される。
【0021】転写部でトナー画像を転写されたシートは
直ちに感光体ドラム121から分離され、搬送ベルト1
75によって定着ローラ176,177間に送り込ま
れ、ここでトナーの定着が行われる。その後シートは排
紙ローラ178から機外のトレイあるいはソータへ排出
される。
【0022】さらに、複写機本体10には、排紙ローラ
178の直前から分岐した搬送部18、スイッチバック
部19及び再給紙部16を備えている。搬送部18は切
換え爪181と搬送ローラ182とシートガイド板18
4,185とで構成されている。スイッチバック部19
は、正/逆回転可能な搬送ローラ191とそれに従動す
るローラ192と、搬送ローラ193と、シートガイド
板194と、シート検出センサSE41とで構成されて
いる。また、搬送部18とスイッチバック部19との境
界には柔軟な樹脂フィルム197が設けられシートの逆
流を防止するようになっている。再給紙部16は、搬送
ローラ141,142と、シートガイド板143,14
4とで構成されている。
【0023】両面コピーモードを実行する場合、第1面
に画像を転写されたコピーシートは、切換え爪181を
図1の実線位置から反時計回り方向に若干回転させる位
置にセットすることで、搬送部18を通じてスイッチバ
ック部19へ導入される。搬送ローラ191はコピーシ
ートの先端がセンサSE41で検出されると、矢印c方
向に正転駆動される。さらに、搬送ローラ191はコピ
ーシートの後端がセンサSE41で検出されると、矢印
cとは逆方向に逆転駆動される。これにて、コピーシー
トは表裏/前後を反転されて樹脂フィルム197でガイ
ドされつつ再給紙部16へ搬送され、タイミングローラ
174まで再給紙されることになる。再給紙されたコピ
ーシートは第2面に画像が転写され、排紙ローラ178
から本体10外へ排出される。
【0024】(コピーモード)前述した複写機本体10
においては、原稿搬送装置20との組み合わせによる基
本的なコピーモードとして、APSモード、AMSモー
ド及びマニュアルモードがある。APSモードとは、オ
ペレータが選択したコピー倍率と検出された原稿サイズ
に基づいてコピーシートサイズを自動的に決定してコピ
ー処理を実行する自動用紙選択モードである。AMSモ
ードとは、オペレータが選択したコピーシートサイズと
検出された原稿サイズに基づいてコピー倍率を自動的に
決定してコピー処理を実行する自動倍率選択モードであ
る。マニュアルモードとは、原稿サイズに拘らずオペレ
ータが選択したコピーシートサイズ及びコピー倍率でコ
ピー処理を実行するモードである。
【0025】さらに、この複写機本体10では、原稿画
像を読取り光学系11で読み取って画像処理部12で記
憶した後、レーザ光学ユニット13への印字データを加
工することにより、画像を回転させたり、2in1モー
ド、4in1モードで処理する機能を有している。即
ち、原稿のセット方向に対してコピーシートのセット方
向が異なる場合でも画像を水平面上で90゜回転させて
コピーシートのセット方向と一致させることができる。
また、2in1モードとは2枚の原稿画像を1枚のシー
ト上に再現すること、4in1モードとは4枚の原稿画
像を1枚のシート上に再現することをいう。
【0026】(原稿搬送装置の概略)図2に示すよう
に、原稿搬送装置20は、以下の主要部から構成されて
いる。 給紙部2100:原稿トレイ2101、ピックアップロ
ーラ2102、給紙ローラ2103、捌きローラ210
4、中間搬送ローラ対2105を備えている。 読取り部2200:第1読取りローラ対2201、圧接
ガイド板2202、第2読取りローラ対2203、導入
ガイド板2204、出口ガイド板2205を備えてい
る。
【0027】循環反転部2300:切換え爪2301、
循環反転ローラ対2302、循環搬送路2310を備え
ている。 排紙反転部2400:切換え爪2401、排紙反転ロー
ラ対2402を備えている。 排紙部2500:排紙ローラ対2501、排紙トレイ2
502を備えている。 手差し給紙部2600:手差しトレイ2601、手差し
挿入口2602を備えている。 原稿押さえ板2802:プラテンガラス111上にマニ
ュアルでセットされた原稿を押さえる。
【0028】さらに、この原稿搬送装置20は、片面に
のみ画像を有する片面原稿の画像を読み取るための片面
原稿モードと、第1面及び第2面に画像を有する両面原
稿の画像を読み取るための両面原稿モードと、手差し給
紙部2600から挿入された原稿を1枚ずつ給送するS
ADFモードとを備えている。
【0029】(給紙部の構成)原稿トレイ2101はそ
の前半部分が傾斜部2101aとされ、傾斜部2101
aの先端には先端規制板2111が設置されている。リ
フトアップ板2107はその左端を支点として上下動可
能に設置され、通常は傾斜部2101aと同一面上に位
置している。
【0030】原稿はその先端を規制板2111に合わせ
てトレイ2101上にセットされる。リフトアップモー
タによって駆動レバー2108が上昇するのに連動して
リフトアップ板2107が上昇すると、原稿の最上面が
ピックアップローラ2102に圧接することになる。ピ
ックアップローラ2102はアーム2116を介して給
紙ローラ2103の支軸を支点として上下動可能に設置
され、その自重と図示しないばねによって下方に付勢さ
れている。ピックアップローラ2102は駆動レバー2
108によってリフトアップ板2107が上昇するのに
連動して持ち上げられ、アーム2116の所定位置まで
の上昇が上限センサSE15によって検出されると、駆
動レバー2108の駆動が停止される。上限センサSE
15の検出状態は常時モニタされ、ピックアップローラ
2102が下降してセンサSE15が非検出状態になる
と、駆動レバー2108によってリフトアップ板210
7を上昇させる。これにて、ピックアップローラ210
2は所定の高さ、かつ、所定の圧接力で原稿をピックア
ップすることになり、原稿が所定の高さから給紙され
る。このことは原稿の残量に拘らず、原稿の先端が所定
の角度及び高さで前捌きガイド片2110aに当接して
安定した給紙が確保されることを意味する。
【0031】前捌きガイド片2110aはホルダ211
0に設けられたもので、先端規制板2111の上端から
登り勾配に配設され、その先端は給紙ローラ2103と
捌きローラ2104とのニップ部に僅かな隙間を有して
近接している。原稿はピックアップローラ2102によ
って複数枚が連れ送りされるが、その先端が前捌きガイ
ド片2110aに当接することで上層の原稿ほど先行す
るように捌かれ、2,3枚の原稿のみが前記ローラ21
03、2104間へ突入していく。
【0032】給紙ローラ2103は反時計回り方向に回
転駆動され、ローラ2103、2104間に突入した複
数枚の原稿のうち、最上層の1枚をローラ2103によ
って右方に搬送し、他の原稿をローラ2104によって
その進行を阻止する。即ち、給紙ローラ2103は図2
に示す定位置で回転駆動され、捌きローラ2104はホ
ルダ2110に回転自在に装着され、図示しないばねに
よってホルダ2110を介して給紙ローラ2103に弾
性的に圧接している。この捌きローラ2104にはトル
クリミッタが取り付けられている。トルクリミッタのト
ルクは、給紙ローラ2103の回転時にローラ210
3,2104間に1枚の原稿のみが介在する場合には、
捌きローラ2104が給紙ローラ2103で搬送される
原稿との摩擦力で時計回り方向に従動回転する値に設定
されている。ローラ2103,2104間に複数枚の原
稿が突入した場合、捌きローラ2104は静止し、給紙
ローラ2103によって搬送される最上層の原稿より下
に位置する原稿の進入を阻止する。
【0033】(原稿の給紙動作)原稿は1ページ目を上
方に向けた状態で原稿トレイ2101上にスタックさ
れ、オペレータによってコピースタートキー506(図
3参照)が押されるか(1枚目の給紙時)、原稿トレイ
2101上のアクチュエータレバー2106が原稿に押
されてエンプティセンサSE1が原稿検出状態にあると
き(2枚目以降の給紙時)、所定のタイミングで、ピッ
クアップローラ2102が反時計回り方向に回転駆動さ
れ、原稿を図2中右方に送り出す。
【0034】ピックアップされた原稿は、前捌きガイド
片2110aで予備的に捌かれ、給紙ローラ2103と
捌きローラ2104の間を通過することで1枚に分離さ
れる。以後の原稿搬送は片面原稿と両面原稿とに分けて
説明する。
【0035】(片面原稿モード)1枚に分離された原稿
は、次に、中間搬送ローラ対2105によって搬送され
る。中間搬送ローラ対2105は原稿の先端がレジスト
センサSE2で検出されてから所定時間経過後、即ち、
原稿先端が回転を停止している第1読取りローラ対22
01のニップ部に当接して適量湾曲したときに回転を停
止される。これにて、原稿の先端が第1読取りローラ対
2201のニップ部で整合され、斜行が補正される。
【0036】次に、読取りローラ対2201,2203
が回転駆動されることで、原稿はガイド板2202で圧
接されつつスリットガラス198上を搬送される。この
とき原稿画像が前記読取り光学系11によって読み取ら
れる。中間搬送ローラ対2105は原稿の後端がそのニ
ップ部を抜けるまで回転駆動される。さらに、原稿は第
2読取りローラ対2203から切換え爪2301,24
01の下面でガイドされて左方に搬送され、排紙ローラ
対2501から画像面を下方に向けた状態で排紙トレイ
2502上に排出される。次の原稿の給紙は、先の原稿
の後端がセンサSE6で検出されたことに基づいて行わ
れる。
【0037】ところで、読取りローラ対2201,22
03の回転速度はコピー倍率に基づいて変更され、中間
搬送ローラ対2105の回転速度も変更される。コピー
倍率をmとして、読取りローラ対2201,2203の
等倍時の搬送速度をV(前記感光体ドラム121の回転
周速度と等しい)とすると、読取りローラ対2201,
2203の搬送速度は後述するV/mに自動的に設定さ
れる。また、SADFモードや薄紙原稿モードでは、コ
ピー倍率に拘わらず所定の搬送速度に設定される。この
点については後述する。
【0038】また、読取り光学系11による画像読取り
は、第1読取りローラ対2201の直後に設置した読取
りセンサSE14が原稿の先端を検出してから一定時間
後に開始される。即ち、センサSE14が原稿先端を検
出してから、読取りローラ対2201,2203の駆動
モータの駆動量をモニタすることで、原稿の先端が読取
り位置190に到達するタイミングを計って読取り動作
が開始される。
【0039】(手差し給紙、SADFモード)手差し挿
入口2602は、第1読取りローラ対2201の上流側
に形成されており、手差し給紙トレイ2601を外方に
倒すことで開放される。このとき、オペレータが原稿を
挿入口2602に挿入し、第1読取りローラ対2201
のニップ部に当接させると、読取りローラ対2201,
2203を回転駆動することによって前記片面原稿と同
様にスリットガラス198上を搬送され、画像が読み取
られる。読取りローラ対2201,2203の回転は挿
入された原稿の先端がレジストセンサSE2で検出され
てから一定時間経過すると開始される。
【0040】この手差し給紙トレイ2601はSADF
モード専用とされている。SADFモードとは、伝票や
第2原図等の薄紙原稿を1枚ずつ給紙トレイ2601上
にセットし、原稿がセットされるごとに該原稿を自動的
に給送する動作モードをいう。薄紙原稿は破損しやすい
ため、挿入口2602はできるだけストレートに原稿を
読取り部2200へ搬送できる位置に設定されている。
また、同様の理由で薄紙原稿の搬送速度はコピー倍率が
等倍以下の場合はコピー倍率に関係なく所定の速度に設
定される。また、手差し給紙部2600には給紙トレイ
2601の開閉を検出するセンサSE20が設定されて
おり、このセンサSE20の開放検出信号によってSA
DFモードの実行が指示される。
【0041】(両面原稿モード)原稿トレイ2101か
ら給紙された両面原稿は、前述のように、読取りローラ
対2201,2203にてスリットガラス198上を搬
送され、第1面の画像読取りが行われる。このとき、切
換え爪2301が図2に実線で示す位置よりも時計回り
方向に若干回動した位置にセットされる。従って、第1
面画像読取りが行われた原稿は、切換え爪2301の傾
斜面でガイドされつつ循環反転ローラ対2302へ搬送
される。原稿の後端が逆流防止用樹脂フィルム2304
を抜けると、反転ローラ対2302が逆転駆動され、原
稿は前後が反転された状態で循環搬送路2310へ送り
込まれる。その後、原稿は表裏を反転されて第1読取り
ローラ対2201へ向かって搬送され、その先端が回転
を停止されている第1読取りローラ対2201のニップ
部に当接し、適量湾曲したときに反転ローラ対2302
の回転が停止される。これにて原稿先端の整合性が整え
られ、斜行が補正される。
【0042】その後、読取りローラ対2201,220
3が回転駆動され、原稿は第2面を下方に向けてスリッ
トガラス198上を搬送され、第2面の画像読取りが行
われる。このとき、切換え爪2301は図2中実線位置
へ復帰しており、切換え爪2401が図2に実線で示す
位置よりも時計回り方向に若干回動した位置にセットさ
れる。従って、第2面画像読取りが行われた原稿は切換
え爪2301の下面及び切換え爪2401の上面でガイ
ドされつつ排紙反転ローラ対2402へ搬送される。原
稿の後端が逆流防止用樹脂フィルム2403を抜ける
と、排紙反転ローラ対2402が逆転駆動され、原稿は
表裏/前後を反転された状態で、逆流防止用樹脂フィル
ム2403にガイドされて排紙ローラ対2501によっ
て排紙トレイ2502上に排出される。このとき、原稿
は第1面が下方を向けて排出され、ページ順を揃えられ
る。この両面原稿モード実行時において、第2面読取り
時には原稿の後端がレジストセンサSE2で検出される
と、次の原稿の給紙が開始される。
【0043】原稿搬送装置20は前述の片面原稿モード
及び両面原稿モードをオペレータの選択に基づいて実行
する。複数枚の原稿がトレイ2101上にセットされた
ときは、前述の原稿給紙/搬送を1枚ずつ行い、オペレ
ータによって設定された置数(コピー部数)が複数の時
は、読取り光学系11で1回読み取られた画像データを
メモリで記憶し、置数分に応じたコピー処理を行う。
【0044】(原稿搬送速度)原稿トレイ2101にセ
ットされた原稿をコピーする場合は、設定されたコピー
倍率mに対応する搬送速度V/m(Vはシステム速度、
感光体ドラム121の周速度と同じ)で原稿を搬送し、
画像処理部12では読み取った画像情報をコピー倍率の
変換処理を行うことなく印字データとしてレーザ光学ユ
ニット13へ出力する。例えば、システム速度Vが32
0mm/secの場合、コピー倍率mが1.0であれ
ば、原稿搬送速度は同じ320mm/secに設定され
る。また、コピー倍率mが0.5であれば640mm/
secの搬送速度に設定される。
【0045】一方、前記手差し給紙トレイ2601を使
用して薄紙原稿をコピーするSADFモードでは、設定
されたコピー倍率が1.0より大きければ、コピー倍率
に対応する速度で薄紙原稿を搬送する。等倍以上のコピ
ー倍率であれば、その搬送速度では薄紙原稿であっても
損傷するおそれはない。しかし、設定されたコピー倍率
が1.0よりも小さければ、コピー倍率に拘らず1.0
倍時に対応する所定の速度で薄紙原稿を搬送する。これ
にて、薄紙原稿が比較的高速で搬送されることを防止
し、読取りローラ対2201,2201等から薄紙原稿
へ作用する負荷の軽減を図っている。このように読み取
られた画像情報はそのままレーザ光学ユニット13へ出
力すると、副走査方向倍率が正しく再現されないため、
画像処理部12にて設定されたコピー倍率となるように
補正処理を行い、印字データを生成する。
【0046】なお、このような薄紙原稿に対しては、原
稿に大きな負荷が作用する両面原稿モードでの実行を禁
止することが好ましい。また、薄紙原稿の搬送速度を低
下させるコピー倍率は前述のように等倍以下の範囲に限
定するものではなく、複写機の機種に応じて適宜設定す
ればよい。さらに、コピー倍率に拘らない所定の搬送速
度も等倍対応速度以外に薄紙原稿への負荷を考慮して適
宜速度を選択することができる。
【0047】(操作パネル)図3は複写機本体10上に
設けた操作パネル500を示す。この操作パネル500
上には液晶表示パネル501、該表示パネル501の表
示画面を切り換える選択キー502、コピー部数等を入
力するテンキー503、クリアキー504、ストップキ
ー505、コピースタートキー506等が設置されてい
る。
【0048】(画像処理部/制御部)図4は画像処理部
12及び制御部30を示す。画像処理部12はA/D変
換部1201、シェーディング補正処理部1202、M
TF補正処理部1203、変倍処理部1204及びγ補
正処理部1205にて構成されている。A/D変換部1
201はCCDセンサ117で読み取ったアナログ画像
信号を波形整形(ノイズ除去)し、8ビットの画像デー
タに変換する。シェーディング補正処理部1202はC
CDセンサ117の各画素の感度のばらつき、露光ラン
プ112の配光むら、レンズ116の結像むら等を補正
すると共に適正な濃度を得るように画像データを変換す
る。MTF補正処理部1203は画像濃度データに含ま
れるノイズを軽減させ、画像を滑らかにしたり、細線部
のエッジを強調して画像の再現性を向上させる。変倍処
理部1204は原稿画像の拡大/縮小を設定されたコピ
ー倍率に基づいて処理する。前記SADFモード実行の
際も、この変倍処理部1204で設定されたコピー倍率
に補正を行う。さらに、変倍処理部1204では、画像
の移動、鏡像処理、リピート処理、データ補間処理等を
も実行する。γ補正処理部1205は画像の階調特性を
補正する。
【0049】制御部30は、入出力制御部1302を備
えたCPU1301、画像メモリ1304及び制御メモ
リ1305を備えたメモリ制御部1303及びD/A変
換部1306にて構成されている。なお、制御部30は
従来と同じものであり、その説明は省略する。
【0050】(制御手順)図5、図6、図7は前記原稿
搬送装置20における原稿搬送処理の制御手順を示す。
なお、ここでは本発明に関連する部分のみを説明する。
【0051】図5において、まず、ステップS1でコピ
ー処理のスタートが確認されると、ステップS2でSA
DFモードが選択されているか否かを判定する。オペレ
ータが前記手差しトレイ2601を開放したことをセン
サSE20が検出することでSADFモードであると判
定する。SADFモードでなければ、ステップS3で搬
送速度設定処理1を実行する。続いて、ステップS4で
給紙部2100による原稿の給紙処理を実行し、ステッ
プS5で読取り部2200による搬送処理1を実行す
る。さらに、ステップS6で排紙部2500による排紙
処理を実行する。また、設定された原稿搬送モードに応
じて循環反転部2300、排紙反転部2400による原
稿の搬送を実行する。
【0052】一方、SADFモードが選択されていれ
ば、ステップS8で搬送速度設定処理2を実行し、ステ
ップS9で読取り部2200による搬送処理2を実行
し、前記ステップS6へ移行する。次に、ステップS7
ではコピー処理が終了か否かを判定し、終了でなければ
ステップS2へ戻り、終了であればステップS1へ戻
る。
【0053】図6は前記ステップS3で実行される搬送
速度設定処理1のサブルーチンを示す。ここでは、SA
DFモードではない原稿搬送モードでの速度設定を実行
する。即ち、搬送速度をV/mに設定する。ここでは、
システム速度Vが320mm/secに設定されている
場合を例に挙げて説明する。
【0054】まず、ステップS21で設定されているコ
ピー倍率をチェックし、コピー倍率に対応する搬送速度
に設定する。1.000倍のときはステップS25で3
20mm/secに設定し、0.990倍のときはステ
ップS26で323mm/secに設定する。また、
0.500倍であればステップS27で640mm/s
ecに設定する。
【0055】図7は前記ステップS8で実行される搬送
速度設定処理2のサブルーチンを示す。ここではSAD
Fモードで薄紙原稿のコピーを行う場合の速度設定を実
行する。まず、ステップS31で設定されているコピー
倍率をチェックし、コピー倍率が1.000倍よりも大
きければ、そのコピー倍率に対応する搬送速度に設定す
る。例えば、1.250倍のときはステップS35で2
56mm/secに設定し、1.010倍のときはステ
ップS36で317mm/secに設定する。一方、設
定されているコピー倍率が1.000以下のときはステ
ップS37で速度変更を実行することを確認のうえ、ス
テップS38で搬送速度を一律に320mm/secに
設定する。速度変更を実行しないのであれば、ステップ
S3へ移行してコピー倍率に対応する搬送速度に設定す
る。
【0056】なお、この制御手順ではSADFモードで
あっても原稿搬送速度を低下させず、コピー生産性を優
先するモードを実行可能とする例を示した。このような
速度変更の可否を選択するためには、図3に示した操作
パネル500上に選択キー511を設ければよい。キー
511がオンされたときに薄紙原稿を保護するモードが
実行されることになる。なお、キー511を設けなけれ
ば、手差し給紙部2600から給紙するSADFモード
ではステップS37は省略される。また、搬送速度をコ
ピー倍率対応速度よりも低下させたときは、ステップS
39でコピー倍率を補正する指示を画像処理部12に対
して出力する。
【0057】(その他の薄紙原稿搬送)なお、以上の実
施形態では、薄紙原稿を手差しトレイ2601から給紙
するようにした構成を示した。本発明は、それ以外に、
薄紙原稿を原稿トレイ2101から給紙する場合に対応
させることもできる。この場合には、前記ステップS8
を実行させるために、トレイ2101から給紙される原
稿が薄紙であることをCPU1301へ入力する手段が
必要である。
【0058】その手段としては、図3に示す操作パネル
500上に薄紙モード選択キー512を設けることが挙
げられる。あるいは、図8に示すように、給紙部210
0に設けた原稿ガイド板2120に凹部2120aを形
成し、該凹部2120aに検出レバー2121の先端を
位置させ、検出レバー2121の角部2121aで遮光
される透過型センサSE21を設けてもよい。検出レバ
ー2121はピン2122を支点として回動自在であ
り、自重で凹部2120aに突入している。このとき、
センサSE21は角部2121aで遮光されている。原
稿がトレイ2101から給紙され、ガイド板2120上
を搬送されるとき、通常の厚さを有する原稿であれば、
検出レバー2121の先端を押し上げ、角部2121a
がセンサSE21の光軸を開放する。この場合は通常厚
さの原稿であると判断される。一方、給紙された原稿が
薄紙であると、薄紙原稿は検出レバー2121の先端に
押圧されて凹部2120aに沿って搬送される。従っ
て、検出レバー2121は回動することはなく、このと
きセンサSE21は角部2121で遮光されたままであ
り、薄紙原稿であると判別されることになる。
【0059】図9は前記SADFモードに加えて薄紙モ
ード選択キー512と検出レバー2121を併用した場
合の原稿搬送モード設定の制御手順を示す。まず、ステ
ップS51で手差しトレイ2601が開放されているか
否かをセンサSE20のオン、オフによって判定し、開
放されていればステップS52でSAFDモードに設定
する。開放されていなければステップS53で薄紙モー
ド選択キー512がオンか否かを判定し、オンされてい
ればステップS55で薄紙モードに設定する。キー51
2がオンされていなければステップS54で薄紙が検出
されたか否かをセンサSE21のオン、オフによって判
定し、検出されればステップS55で薄紙モードに設定
する。ステップS51,S53,S54でいずれもNO
であれば、ステップS56でその他の原稿搬送モードに
設定する。前記ステップS52,S55でSADFモー
ド又は薄紙モードに設定された場合には、図7に示した
搬送速度設定処理2のサブルーチンが実行されることに
なる。
【0060】なお、手差し給紙部2600には挿入され
た原稿を検出されるためのセンサを設け、前記ステップ
S51での手差しトレイ2601の開放検出に加えて、
該センサが原稿を検出したことを確認したときにステッ
プS52へ移行するようにしてもよい。また、図8に示
した薄紙検出機構を手差し給紙部2600に設けてもよ
い。
【0061】(他の実施形態)なお、本発明に係るデジ
タル複写装置は前記実施形態に限定するものではなく、
その要旨の範囲内で種々に変更することができる。特
に、複写機本体の構成は任意であり、原稿搬送装置に関
してもいわゆる流し撮り方式であれば種々の構成を採用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるデジタル複写装置を
示す構成図。
【図2】原稿搬送装置を示す内部構成図。
【図3】操作パネルを示す平面図。
【図4】画像処理部及び制御部を示すブロック図。
【図5】原稿搬送処理の制御手順を示すフローチャート
図。
【図6】搬送速度設定処理1の制御手順を示すフローチ
ャート図。
【図7】搬送速度設定処理2の制御手順を示すフローチ
ャート図。
【図8】薄紙検出機構を示す断面図。
【図9】原稿搬送モード設定の制御手順を示すフローチ
ャート図。
【符号の説明】
1…複写機本体 12…画像処理部 30…制御部 20…原稿搬送装置 500…操作パネル 512…薄紙モード選択キー 2101…原稿トレイ 2200…画像読取り部 2601…手差しトレイ SE21…薄紙原稿検出センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイにセットされた原稿を画像読取り
    位置へ給送する自動原稿搬送装置と、 前記自動原稿搬送装置によって搬送される原稿の画像を
    所定の読取り位置で読み取る画像読取り手段と、 前記画像読取り手段で読み取られた画像をデジタル処理
    して画像データを生成する画像処理手段と、 前記画像処理手段で生成された画像データに基づいて原
    稿画像を用紙上に再現する画像形成手段と、 コピー倍率を設定する倍率設定手段と、 設定されたコピー倍率に対応する速度で原稿を前記画像
    読取り位置で搬送する第1の原稿搬送モードと、設定さ
    れたコピー倍率に対応する速度よりも遅い速度で原稿を
    画像読取り位置で搬送することのできる第2の原稿搬送
    モードとで前記自動原稿搬送装置を制御する制御手段
    と、 を備えたことを特徴とするデジタル複写装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、第2の原稿搬送モード
    で自動原稿搬送装置を制御する際、第1の倍率範囲では
    設定されたコピー倍率に対応する速度で原稿を搬送さ
    せ、第2の倍率範囲では設定されたコピー倍率に対応す
    る速度よりも遅い速度で原稿を搬送させることを特徴と
    する請求項1記載のデジタル複写装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理手段は、設定されたコピー
    倍率に対応する速度よりも遅い速度で搬送される原稿の
    画像が読み取られたとき、画像が設定されたコピー倍率
    となるように処理して画像データを生成することを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載のデジタル複写装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の原稿搬送モードにおいて、自
    動原稿搬送装置は原稿が1枚ずつトレイにセットされる
    ごとに該原稿を自動的に画像読取り位置へ給送すること
    を特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載のデ
    ジタル複写装置。
  5. 【請求項5】 前記自動原稿搬送装置は、原稿が薄いか
    否かを検出する手段を備え、 前記制御手段は、原稿が薄いと検出されると、前記第2
    の原稿搬送モードでの実行を選択すること、 を特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載のデ
    ジタル複写装置。
  6. 【請求項6】 オペレータによって前記第2の原稿搬送
    モードでの実行を指示するための入力手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載のデ
    ジタル複写装置。
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