JP2000194234A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JP2000194234A
JP2000194234A JP10373237A JP37323798A JP2000194234A JP 2000194234 A JP2000194234 A JP 2000194234A JP 10373237 A JP10373237 A JP 10373237A JP 37323798 A JP37323798 A JP 37323798A JP 2000194234 A JP2000194234 A JP 2000194234A
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JP10373237A
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Tadayoshi Ikeda
忠義 池田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿が原稿載置台上に傾いて載置された場合
に、記録材上に画像が傾いて形成されるのを防止する。 【解決手段】 原稿載置台上に載置された原稿の傾きを
検知し、検知された傾き角度に応じて、原稿載置台また
は記録材支持手段を回転して、記録材上に正しい角度で
画像を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写装置に関し、特
に、複写すべき原稿が載置される原稿載置台の制御や画
像形成位置に搬送される記録材を支持する記録材支持手
段の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿をプラテンガラス等の原稿載置台上
に載置して、複写を行う際に、原稿は常に正しい位置に
正しい角度で載置されるとは限らず、傾いて載置される
場合もあって、画像の全部が記録材に形成されなかった
り、原稿の縁が黒い線として記録材上に形成されるなど
して、複写物の品質を損ねることがあることは否定でき
ない。
【0003】従来は、このような問題に対して、複写装
置の改良の面からの有効な対策はなく、複写装置を使用
する使用者の注意力に専ら頼っていた。いわゆるデジタ
ル複写装置においては、原稿の傾きを検知して、検知さ
れた原稿の傾き角度に対応した画像処理を行うという提
案がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、原稿が
原稿載置台上に傾いて載置されて、傾いた画像が記録材
に形成されるという問題に対して、従来はこれを防止す
る有効な手段がないというのが実状であり、画像処理に
より原稿の傾きを補正する技術はまだ実現されるには至
っていないし、実現されたとしても、このような技術は
デジタル複写装置に限定される。
【0005】従って、本発明の目的は、原稿載置台上に
原稿が傾いて載置された場合にも、該傾きが補正され
て、記録材上に正しい角度で画像が形成される複写装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の本発明の目的は、
(1)原稿が載置される原稿載置台、前記原稿載置台に
載置された原稿の傾きを検知する原稿傾き検知手段、画
像形成位置に搬送される記録材を支持する回転可能な記
録材支持手段、前記記録材支持手段から前記画像形成位
置に記録材を搬送する記録材搬送手段、前記記録材支持
手段を回転する駆動手段及び制御手段を有し、前記制御
手段が、前記原稿傾き検知手段からの原稿の傾きの情報
に基づいて、前記駆動手段を駆動制御し、原稿の傾きに
対応して、前記記録材支持手段を回転することを特徴と
する複写装置、並びに、(2)原稿が載置され、回転可
能な原稿載置台、前記原稿載置台に載置された原稿の傾
きを検知する原稿傾き検知手段、前記原稿載置台を回転
する駆動手段及び制御手段を有し、前記制御手段が、前
記原稿傾き検知手段からの原稿の傾きの情報に基づい
て、前記駆動手段を駆動制御し、原稿の傾きに対応し
て、前記原稿載置台を回転することを特徴とする複写装
置、によって達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】(1)実施の形態1 図1〜図6により本発明の実施の形態1を説明する。図
1は実施の形態1にかかる複写装置の断面図、図2は、
図1に示す複写装置の搬送部の拡大断面図、図3は図1
に示す複写装置の手差し給紙台を示す図、図4は図1に
示す複写装置の手差し給紙台の駆動制御回路のブロック
図、図5は原稿の傾きの検知を説明する図、図6は図1
に示す複写装置の複写工程における制御を示すフローチ
ャート、である。
【0008】図1において、自動原稿送り装置1は、複
写機本体の上部に設けられ、原稿を一枚ずつ送り出し、
原稿の画像読取位置へと搬送し、画像読取が終わった原
稿を排紙する装置である。自動原稿送り装置1は、原稿
を載置する原稿給紙台11、原稿給紙台11上に載置さ
れた原稿を分離する原稿分離手段12、原稿分離手段1
2で分離された原稿を搬送する原稿搬送手段13、原稿
搬送手段13で搬送された原稿を排紙する原稿排紙手段
14、原稿排紙手段14によって排紙された原稿を受け
止め、載置する原稿排紙台15、及び、原稿の両面の画
像を読み取る際に原稿の表裏を反転させるための原稿反
転手段16を有している。
【0009】原稿給紙台11上に載置された複数枚の原
稿は、原稿分離手段12によって分離され、1枚ずつ搬
送される。原稿分離手段12によって分離・搬送された
原稿は、原稿搬送手段13によって搬送され、下方に設
けられた画像読取装置2によって、スリット21を通し
て、原稿の画像が読み取られる。画像が読み取られた原
稿は、原稿排紙手段14によって、原稿排紙台15上へ
と排紙される。ところで、原稿の両面の画像を読み取る
際には、画像が読み取られた原稿は、原稿反転手段16
によって原稿の表裏が反転されて、再度、原稿搬送手段
13によって搬送され、画像読取手段によって、スリッ
ト21を通して、原稿の裏面の画像が読み取られる。そ
して、裏面の画像が読み取られた原稿は、原稿排紙手段
14によって、原稿排紙台15上へと排紙される。この
ような工程を、原稿給紙台11上に載置された原稿の枚
数分繰り返され、原稿の画像が読み取られる。
【0010】また、自動原稿送り装置1は、一体に可倒
式に構成されており、この自動原稿送り装置1を起こし
てプラテンガラス22上を開放することにより、プラテ
ンガラス22上に原稿を直接載置することができるよう
に構成している。なお、本実施の形態では、原稿搬送手
段13によって原稿を搬送しながら、原稿の画像を読み
取るモードと、原稿をプラテンガラス22上に静止させ
た上で画像を読み取るモードが用意されている。
【0011】画像読取装置2は、原稿の画像を読み取り
画像データを得る手段であり、複写装置本体内の上部に
設けられている。この画像読取装置2は、自動原稿送り
装置1の原稿搬送手段13によって搬送されている原稿
の画像を読み取るためのスリット状の開口部であるスリ
ット21、原稿を載置(静置)するための原稿載置台で
あるプラテンガラス22、原稿に光照射する光源である
ランプ231と原稿からの反射光を反射させる第1ミラ
ー232とを一体化している第1ミラーユニット23、
第1ミラー232からの光を反射させる第2ミラー24
1と第3ミラー242とを一体化したVミラーユニット
24と、スリット21上或いはプラテンガラス22上の
原稿からの反射光を後述のCCD26に結像させる結像
手段である結像レンズ25、及び、結像レンズ25によ
って結像された光像を光電変換して画像情報を得る画像
読取手段であるライン状のCCD26を有している。
【0012】自動原稿送り装置1によって送られている
原稿を、画像読取装置2で読み取る際は、第1ミラーユ
ニット23及びVミラーユニット24は、図1において
左方に移動し、第1ミラーユニット23がスリット21
の下方に位置している。そして、原稿搬送手段13によ
ってスリット21上を搬送されている原稿を、ランプ2
31で光照射し、原稿から反射した光は、第1ミラー2
32、第2ミラー241、第3ミラー242、結像レン
ズ25を介して、CCD26に入射する。CCD26で
は、入射した光を光電変換して、主走査方向(図1にお
いて紙面垂直方向)の原稿の画像を読み取り、一方、原
稿が原稿搬送手段13によって副走査方向に移動されて
いるので、原稿全面の画像を読み取ることができる。C
CD26で読み取った画像情報は、適宜、画像処理が施
され、後述するレーザー書込系33に供される。
【0013】また、プラテンガラス22上に原稿が直接
載置された場合は、第1ミラーユニット23とVミラー
ユニット24とを、プラテンガラス22に沿って、図1
において右方向に移動させながら、原稿の画像を読み取
ることができる。この読取において、第1ミラーユニッ
ト23はプラテンガラス22のほぼ全長にわたって移動
し、Vミラーユニット24は第1ミラーユニット23の
1/2の速度で、1/2の距離を移動する。
【0014】画像形成手段3は、画像読取装置2で得た
画像データに基づいて所定の速度で搬送されている記録
材上に画像を形成する手段である。本実施の形態の画像
形成手段3は、電子写真プロセスを用いて画像を形成す
るものである。画像形成手段3は、光導電性感光層を有
しトナー像を担持する像担持体である感光体ドラム31
と、感光体ドラム31を一様帯電させる帯電手段である
帯電器32、CCD26で読み取った画像情報に基づい
て、感光体ドラム31上を露光走査して潜像を形成する
画像書込手段であるレーザー書込系33、感光体ドラム
31上の潜像を現像してトナー像を形成する現像手段で
ある現像器34、感光体ドラム31上に担持されたトナ
ー像を、別途搬送されている記録材上に転写する転写手
段である転写器35、トナー像が転写された記録材を感
光体ドラム31上から分離する分離手段である分離器3
6、転写された後に感光体ドラム31上に残留したトナ
ーを除去するクリーニング手段37、記録材上のトナー
像を定着する定着手段38を有している。そして、感光
体ドラム31の周囲に、帯電器32、レーザー書込系3
3、現像器34、転写器35、分離器36、クリーニン
グ手段37が配置されている。
【0015】感光体ドラム31は、図示しない駆動手段
によって、矢印で示す方向に回転し、帯電器32による
一様帯電、レーザー書込系33による潜像形成、現像器
34による現像がなされて、CCD26によって読み取
られた画像情報に基づいたトナー像が形成される。
【0016】記録材収納手段4は、複数枚の記録材を積
層状態で収納する記録材の収納手段である。本実施の形
態では、記録材収納手段4として複数の記録材収納手段
4A〜4Cを後述する再給紙手段66の下方に多段配置
している。これら記録材収納手段4A〜4Cに収納され
る記録材としては、普通紙や再生紙など記録紙の他に、
OHTなど種々の媒体が用いられる。
【0017】また、搬送手段5は、記録材収納手段4か
ら画像形成手段3へと記録材を搬送する搬送手段であ
り、各記録材収納手段4A〜4Cそれぞれに収納された
記録材を、中間搬送ローラ541〜543を通して搬送
部5Bへと搬送できるように構成している。
【0018】レーザー書込系33により形成された潜像
を現像器34で現像することにより感光体ドラム31上
に形成されたトナー像が、転写器35により形成される
転写位置に搬送された記録材上に転写される。トナー像
が転写された記録材は、分離器36によって感光体ドラ
ム31上から分離され、定着手段38へと搬送され、そ
こで、加熱、加圧作用により、トナー像が記録材に定着
される。一方、トナー像が記録材へ転写された感光体ド
ラム31は、さらに回転を続け、クリーニング手段37
によって、感光体ドラム31上に残留したトナーが除去
され、次の画像形成へと供される。
【0019】なお、本実施の形態では、感光体ドラム3
1とレジストローラ56A、56Bとの間の感光体ドラ
ム31近傍に、レジストローラ56A、56Bから送り
出された記録材を搬送するドラム前搬送ローラ39が設
けられており、記録材の搬送力アップに寄与させてい
る。また、分離器36と定着手段38との間には、分離
器36によって分離された記録材を搬送するために、記
録材の下面側(画像形成された側とは反対側)を支持
し、搬送する搬送ローラ(符号なし)及びベルト(符号
なし)を設けている。
【0020】排紙・再給紙手段6は、搬送手段5によっ
て搬送された記録材上に、画像形成手段3で画像形成さ
れた記録材を、排紙或いは再給紙するための手段であ
る。この排紙・再給紙手段6は、トナー像が定着された
記録材を定着手段38から排出する定着排出ローラ6
1、定着排出ローラ61により排出された記録材をその
まま機外へ排出する場合と表裏反転させた後排出する或
いは裏面に画像形成するために再給紙する場合とで搬送
路を切り替える切替手段62、記録材を機外に排出する
ための排紙ローラ63、複写装置の側面に設けられ排紙
ローラ63により排出された記録材を積載する排紙トレ
イ64、再給紙される記録材の表裏を反転させる反転手
段65、及び、反転手段65で反転された記録材を画像
形成手段3へと再給紙する再給紙手段66を有してい
る。
【0021】画像が形成された記録材をそのまま、すな
わち、画像形成された面を上側にして排出する場合は、
切替手段62を図1において一転鎖線で示す位置に位置
させ、定着排出ローラ61、排紙ローラ63によって、
機外の排紙トレイ64へと排出する。また、画像形成さ
れた記録材の表裏を反転させて排紙、すなわち、画像形
成された面を下側にして排出する場合は、切替手段62
を図1において実線で示す位置に位置させ、定着排出ロ
ーラ61により搬送される記録材を、一旦、反転手段6
5の方向へ搬送し、記録材が切替手段62を通過した
後、搬送方向を逆転させて、排紙ローラ63によって機
外の排紙トレイ64へと排出する。
【0022】一方、記録材の裏面に画像形成する場合
は、切替手段62を図1において実線で示す位置に位置
させ、定着排出ローラ61により搬送される記録材を、
反転手段65の方向に搬送し、反転手段65によってス
イッチバックを行わせることにより表裏反転を施し、再
給紙手段66へと搬送する。再給紙手段66まで搬送さ
れた記録材は、前述したループ形成ローラ55を有する
搬送部に合流され、記録材収納手段4からの給紙と同様
に、画像形成手段3へと搬送される。
【0023】上記において、排紙・再給紙手段6には、
記録材搬送のガイドを行う、それぞれに対を成す搬送ガ
イド部材である搬送ガイド板PL1〜PL4が搬送経路
に沿って設けられる。
【0024】図2において、搬送部H1は、搬送される
記録材にループを形成して紙曲がりの修正を行う記録材
の曲がり修正手段を有するもので、ループ形成ローラ5
5から感光体ドラム31と転写器35間に形成される転
写位置に至る記録材の搬送経路であり、ループ形成ロー
ラ55とレジストローラ56A、56Bとドラム前搬送
ローラ39と搬送ガイド板PL5により構成される。レ
ジストローラは、下レジストローラ56Aと上側に配置
される上レジストローラ56Bとの対として構成され
る。レジストローラ56A、56Bはループ形成ローラ
55により搬送された記録材を一旦停止させて、記録材
の先端にループを形成した後搬送を開始する搬送手段で
あり、このループにより記録材の傾きが修正される。
【0025】搬送部H1の他に搬送部H2が設けられ
る。搬送部H2は、手差し給紙台80から記録材を搬送
するものであり、ピックアップローラ57、回転搬送ロ
ーラとトルクリミッタ付きのローラからなり、記録材を
1枚に分離して搬送する分離ローラ58、搬送ローラ5
9、搬送ガイド板PL6及び搬送ガイド板PL7からな
る。手差し給紙台80に載置された記録材は分離ローラ
58で1枚に分離されて、搬送ローラ59によりドラム
前搬送ローラ39に搬送される。搬送部H2には、記録
材搬送路を挟んで配置された発光素子と受光素子からな
るセンサSが設けられる。センサSは通過する記録材の
先端を検知して、記録材の先端の通過タイミングの情報
を出力する。
【0026】本実施の形態では、感光体ドラム31上に
画像を形成するタイミング(具体的にはレーザー書込系
33の書込開始タイミング)は、記録材の搬送タイミン
グに基づいて、転写器35により形成される転写位置に
おいて、感光体ドラム31上の画像と記録材が正しい位
置関係で重なるように、設定される。
【0027】搬送部H1から記録材を供給して画像形成
を行う場合には、レジストローラ56A、56Bの搬送
開始タイミングに基づいてレーザー書込系33の書込が
開始される。
【0028】搬送部H2から記録材を供給して画像形成
を行う場合には、分離ローラ58のすぐ下流に設けたセ
ンサSによる記録材の先端検知タイミングに基づいて、
レーザー書込系33による書込が開始される。
【0029】図3及び図4により手差し給紙部の作動を
説明する。図3は手差し給紙台80を示し、図4は手差
し給紙台80の姿勢を制御する制御回路を示す。図3
(a)は手差し給紙台80の側面図、図3(b)は手差
し給紙台80の平面図である。本実施の形態において
は、検出された原稿Gの傾きに応じて、手差し給紙台8
0がモータM1により回転されて、転写位置に搬送する
記録材を原稿の傾きに対応した傾きをもって供給し、記
録材上に傾きのない画像を形成している。
【0030】手差し給紙台80は軸81に回転可能に支
持されており、モータM1により回転され、搬送する記
録材の角度を変える。モータM1は制御部CPUに制御
されて原稿Gの傾きに対応した角度に、例えば80a、
80b、80cで示すように手差し給紙台80の姿勢制
御を行う。図3において、82は可動規制板であり、手
差し給紙台80に設けた案内溝83に沿って、矢印wで
示すように移動し、載置される記録材の幅に適合した位
置に設定される。84は固定案内板、85は伸縮される
補助台である。
【0031】次に、図5により原稿Gの傾き角度の検知
を説明する。
【0032】原稿Gの傾き角度の検出は、角度演算部O
Pにおいて、予め定められた傾き角度を計算するための
基線長をL、プリスキャンにおけるスキャン速度をvと
して、傾き角度θ=tan-1vt/Lの式で計算され
る。該式において、tは前記基準長Lの両端におけるラ
インセンサの原稿先端縁のプリスキャンにおける検知時
間の差である。ラインセンサとしてはCCD26が用い
られる。
【0033】プリスキャンは画像を読み取るCCD26
で原稿Gの先端縁を検出することにより行われるが、原
稿先端縁を検出するための専用のセンサを設けてもよ
い。原稿先端縁を検知する専用のセンサとして、原稿台
幅方向に並列配置された2個のセンサを用いる場合に
は、前記の基線長Lには該2個のセンサ間の距離が用い
られる。
【0034】図5におけるS1、S2は前記基線長Lを
有する基線の両端部に位置するCCD26の画素を示し
ている。なお、S1、S2に配置された2個の原稿傾き
検知用センサを用いてもよい。
【0035】プリスキャンは原稿Gの全長にわたって行
う必要はなく、複写装置の実際の操作において、原稿G
が傾いて載置され得る角度範囲をあらかじめ調べてお
き、該角度範囲の最大値をθMAXとするとき、プリスキ
ャン距離D=LtanθMAXだけスキャンすればよい。
このようなプリスキャンは、原稿画像の印字率の検知や
原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判別するためのプリス
キャンと兼用して行ってもよい。
【0036】次に、手差し給紙台80の制御を含む画像
形成工程を図6を用いて説明する。
【0037】コピーボタンが操作されると、自動原稿送
り装置1を用いて原稿を読取位置に搬送して複写を行う
か、プラテンガラス22上に載置された原稿を読み取っ
て複写を行うかを判断する(F1、F2)。この判断は
自動原稿送り装置の原稿給紙台11に原稿があるか否か
の情報に基づいて行われる。原稿が原稿給紙台11にあ
るときは、ADF作動(F8)、即ち自動原稿送り装置
1が原稿を搬送して、原稿読取を行い、手差し給紙台8
0以外の給紙部B、即ち記録材収納手段4から記録材を
搬送して画像形成が行われる(F9、F7)。
【0038】自動原稿送り装置1内に原稿がなく、AD
Fモードでないと判断されたときには(F2)、プリス
キャンが行われ、原稿の傾き検知が行われる(F3)。
原稿の傾きがない場合には、手差し給紙部である給紙部
Aから記録材を搬送し(F6)、画像形成が行われる
(F7)。原稿の傾きがある場合には、制御部CPUが
モータM1を駆動制御して、検知された原稿の傾きに対
応した角度だけ、給紙部A、即ち手差し給紙台80を回
転する(F5)。給紙部Aの回転後、給紙部Aから記録
材を搬送し、画像形成が行われる(F6、F7)。
【0039】前記の画像形成F7は、プラテンガラス2
2上に載置された原稿の走査読取、該走査読取により得
られた画像データに基づいたレーザー書込系33による
画像の書込を含む像形成工程により、感光体ドラム31
上にトナー像を形成した後に、転写器35により記録材
にトナー像を転写し、定着手段38により定着するとい
う一連の工程である。前記プリスキャン(F2)及び前
記画像形成(F7)における走査読取は第1ミラーユニ
ット23をプラテンガラス22に沿って移動するととも
に、Vミラーユニット24を第1ミラーユニットの1/
2の速度で移動させることにより、CCD26で原稿の
画像を撮像して行われる。なお、前記プリスキャン(F
2)においては、原稿の先端部のみを走査して行われる
ことは前記のとおりである。
【0040】前記の実施の形態においては、原稿の傾き
に対応して回転制御される記録材供給源として手差し給
紙台が示されているが、手差し給紙台以外の給紙源を回
転制御することもできる。この場合に、回転制御される
給紙源としては、転写部に近く、給紙源から転写位置ま
での給紙経路が短い給紙源が望ましい。
【0041】(2)実施の形態2 図7及び図8を用いて本発明の実施の形態2を説明す
る。図7は本発明の実施の形態にかかる複写装置のプラ
テンガラス22の回転駆動機構を示す図、図8は、前記
実施の形態2における画像形成工程のフローチャートで
ある。本発明の実施の形態にかかる複写装置は前記の実
施の形態1と同様に、図1に示す構成を有する。
【0042】図7(a)はプラテンガラス22の平面図
であり、図7(b)はプラテンガラス22の一隅に置け
る断面図である。
【0043】プラテンガラス22は軸223に回転可能
に軸支された支持部材222に支持された枠部材221
に保持されている。枠部材221には三隅に支持腕22
1a、221b及び221dが設けられる。支持腕22
1dには円弧状腕226が固定されており、円弧状腕2
26には歯列226aが形成されている。歯列226a
はモータM2の回転軸に設けられた歯車Gにかみ合って
いる。支持腕221aは円弧状支持部材224の上に、
支持腕221bは円弧状支持部材225の上にそれぞれ
乗っている。支持腕221aは図7(b)に拡大して示
されるように、端部に案内突起221a1及び221a
2を有し、これら案内突起221a1と221a2の間
に円弧状支持部材224が配置される。なお、図示して
はいないが、支持腕221bも前記と同様に円弧状支持
部材225により支持、案内される。
【0044】図4に示すように、制御部CPUにより制
御されるモータM2の回転によって、プラテンガラス2
2は一点鎖線で示すように回転する。この回転運動にお
いて、プラテンガラス22は円弧状支持部材224及び
225により支持、案内されてスムーズに移動する。
【0045】図8は本実施の形態2の複写工程を示すフ
ローチャートである。
【0046】図示しない操作パネルのコピーボタンを押
す操作が行われると(F11)、自動原稿送り装置1A
DFが開いているか、閉じているか、即ちADF開か閉
かが判断される(F12)。閉じていれば、原稿を搬送
しながら原稿を読み取るを行うモードであるので、画像
形成F17に入る。この場合、自動原稿送り装置1に原
稿があるかないかが判断されることは勿論である。自動
原稿送り装置1が開いているときには、プリスキャンが
行われ(F13)、原稿の有無及び続いて原稿の傾きの
有無が判断される(F14、F15)。原稿がプラテン
ガラス22上にない場合には、制御は終了するが、原稿
がある場合には、原稿の傾きがなければ、画像形成が行
われ、傾きがある場合にはプラテンガラス22のモータ
M2による回転が行われる(F15、F16)。プラテ
ンガラス22の回転の後に画像形成(F17)が行わ
れ、制御は終了し、コピーボタンの操作を待つ状態にな
る。
【0047】前記の画像形成F17は、プラテンガラス
22上に載置された原稿の走査読取、該走査読取により
得られた画像データに基づいたレーザー書込系33によ
る画像の書込を含む像形成工程により、感光体ドラム3
1上にトナー像を形成した後に、転写器35により記録
材にトナー像を転写し、定着手段38により定着すると
いう一連の工程である。前記プリスキャン(F13)及
び前記画像形成(F17)における走査読取は第1ミラ
ーユニット23をプラテンガラス22に沿って移動する
とともに、Vミラーユニット24を第1ミラーユニット
の1/2の速度で移動させることにより、CCD26で
原稿の画像を撮像して行われる。なお、前記プリスキャ
ン(F13)においては、原稿の先端部のみを走査して
行われることは前記のとおりである。
【0048】請求項に記載した本発明の構成要素と前記
の実施の形態の構成部の対応関係は次のとおりである。
但し、本発明は前記の実施の形態に限られるものではな
く、請求項に記載された範囲内で変更、変形が可能であ
る。
【0049】原稿載置台・・・プラテンガラス22 原稿傾き検知手段・・・CCD26、角度演算部OP 記録材支持手段・・・手差し給紙台80 駆動手段・・・モータM1、モータM2 制御手段・・・制御部CPU 駆動軸・・・軸81 画像形成位置・・・転写位置 記録材供給源・・・記録材収納手段4A〜4C、手差し
給紙台80
【0050】
【発明の効果】原稿載置台上に載置された原稿の傾きに
応じて、原稿載置台を回転するか又は記録材支持手段を
回転することにより、原稿が傾いている場合でも、記録
材上に画像が正しい角度で形成されて、常に複写物の良
好な品質が維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1にかかる複写装置の断面図であ
る。
【図2】図1に示す複写装置の搬送部の拡大断面図であ
る。
【図3】図1に示す複写装置の手差し給紙台を示す図で
ある。
【図4】図1に示す複写装置の手差し給紙台の駆動制御
回路のブロック図である。
【図5】原稿の傾きの検知を説明する図である。
【図6】実施の形態1にかかる複写装置の制御を示すフ
ローチャートである。
【図7】図1に示す複写装置のプラテンガラスの平面図
である。
【図8】実施の形態2にかかる複写装置の制御を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置 2 画像読取装置 3 画像形成手段 4 記録材収納手段 5 搬送手段 22 プラテンガラス 26 CCD 80 手差し給紙台 M1、M2 モータ CPU 制御部 OP 角度演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 516 G03G 15/00 516 Fターム(参考) 2H027 DB10 FA15 FA22 ZA10 2H072 AA01 AA21 AB00 BB04 HB07 2H076 BA02 BA55 BB05 3F063 AA01 AB01 AB07 AD02 AD04 CA00 CB01 CC00 CD00 3F343 FA02 FB02 HA14 HA27 HB02 HB03 HE27 KB03 KB17 KB18 LA02 LA16 LC02 MA35 MB02 MC07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿が載置される原稿載置台、 前記原稿載置台に載置された原稿の傾きを検知する原稿
    傾き検知手段、 画像形成位置に搬送される記録材を支持する回転可能な
    記録材支持手段、 前記記録材支持手段から前記画像形成位置に記録材を搬
    送する記録材搬送手段、 前記記録材支持手段を回転する駆動手段及び制御手段を
    有し、 前記制御手段が、前記原稿傾き検知手段からの原稿の傾
    きの情報に基づいて、前記駆動手段を駆動制御し、原稿
    の傾きに対応して、前記記録材支持手段を回転すること
    を特徴とする複写装置。
  2. 【請求項2】 原稿が載置され、回転可能な原稿載置
    台、 前記原稿載置台に載置された原稿の傾きを検知する原稿
    傾き検知手段、 前記原稿載置台を回転する駆動手段及び制御手段を有
    し、 前記制御手段が、前記原稿傾き検知手段からの原稿の傾
    きの情報に基づいて、前記駆動手段を駆動制御し、原稿
    の傾きに対応して、前記原稿載置台を回転することを特
    徴とする複写装置。
  3. 【請求項3】 前記記録材支持手段が手差し給紙手段で
    あることを特徴とする請求項1に記載の複写装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段が前記手差し給紙手段の下
    方に設けられるとともに、駆動軸を有し、前記手差し給
    紙手段が前記駆動軸を中心に回転することを特徴とする
    請求項3に記載の複写装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動手段がモータで構成されたこと
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の複写
    装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成位置に供給される記録材を
    支持する複数の記録材供給源を有し、前記記録材支持手
    段が、前記複数の記録材供給源のうちの前記画像形成位
    置に近い前記記録材供給源であることを特徴とする請求
    項1に記載の複写装置。
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Cited By (4)

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