JPH11514618A - ライナーレスラベル用分離器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ライナーレスラベルが、ウェブ(W)を送り込み及び送り出しロールの対(１２，１４；３０，３２)と、その間に配設された分離器とを通過させることにより、ウェブ(W)から切削または切り離される。各対のロールはウェブの平滑面(S)とかみ合うための摩擦面を含み、もう一つのロールはライナーレスラベルウェブ(W)の露出された粘着性側部(A)をつかむことなく実質的にかみ合うシリコーンのエラストマー的物質またはプラズマ塗装面を有している。切削モードにおいて、回転刃が固定刃(４０)に対してウェブを切断して(４２)ラベルを形成する。送り込みロール(１２，１４)が各切削後に後退させられてウェブ(W)と固定刃(４０)との間の粘着性接合を遮断し、次いで逆方向に動いて、次の切削操作のために切削位置を通って送り出しロール(３０，３２)へと前進させる。送り出しロール(３０，３２)は切削されたライナーレスラベルを受け入れ場所まで継続して前進させる。切り離しモードにおいて、ウェブ(W)はミシン目が入れられ、ローラ・ブレーカー・バー(８０)が送り込みロールと送り出しロール(１２，１４；３０，３２)との間に配置され、ウェブ(W)をミシン目に沿って切り離しライナーレスラベルを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】 ライナーレスラベル用分離器技術分野 本発明はライナーレスラベルの処理システムに関し、特に一方の側に露出され た粘着剤を有するライナーレスラベルをそのウェブから分離するための切削また は切り離しシステムに関するものである。背景 一般的に連続ビジネスフォーム用紙を取り外したり切り離すのに用いる先行技 術の多くの機械設備が存在している（例えば、再発行特許第30398号及び米国特 許第3,741,451号参照）。また米国特許第5,100,040号及び第4,375,189号で例証 されるような剥離シートを有する通常のラベルを折りたたみ式スタックから切り 離す装置も一般的である。しかし、一方の側に沿って露出した粘着剤と反対側に 滑り面を有するラベルのウェブからライナーレスラベルを分離するには異なる問 題を提し、連続ビジネスフォーム用紙の取り外しや切り離し、もしくは剥離シー トを有する通常のラベルを切り離したりする典型的な装置は、ライナーレスラベ ルの取り外しには適当ではない。発明の開示 本発明によって、ウェブが一方の側に沿って露出した 粘着剤とその反対側に沿った滑り面とを有するライナーレスラベル材のロールか ら典型的に発出するウェブからライナーレスラベルを処理するための分離装置が 提供される。本発明のメカニズムは、切削または切り離し操作によってラベルを ウェブから形成することである。いずれのモードにおいても、切削または切り離 し位置は、ラベルウェブ上の予めプリントされたタイミングマークによって制御 される。例えば切削する場合、ウェブ上のタイミングマークはカットラインの位 置を制御する。連続ラベルをウェブから切り離す場合、タイミングマークが切り 離し機構を起動するために使用される。このように、ラベルのウェブにはタイミ ングマークが予め印刷されており、切り離しの場合には、タイミングマークと同 期したミシン目が事前に追加される。ウェブを機構内を通して前進させるために 、ラベルストック、または分離機構に関して縁部の穴あけは使用されないことに 留意されたい。 一般に、本発明の分離機構には、ロールのニップを貫通するラベルウェブと圧 力接触にて維持される一対の送り込みロールが含まれる。上部ロールは、ラベル ウェブの滑り面と完全に接触するための高摩擦エラストマーまたはグリットロー ルであるのに対し、下部ロールは、シリコーン・エラストマー被覆面、またはラ ベルウェブの接着側と粘着性をもたない非接着プラズマ被覆面のいずれかを有す る。送り込みロールは、タイミングマークを 読み取ると切削操作のため送り込みロールを適性位置に停止させる制御装置に応 答する第１モータにより駆動される。一対の送り出しロールは、送り込みロール の下流側に配置され、送り込みロールを駆動する第１モータとは独立した第２モ ータによって駆動される。送り込みロールと送り出しロールの対の間には、好ま しくはシリンダーの軸に関して若干螺旋方向に、かつウェブの一方の側、好まし くはウェブの滑り上部側に対向する側に横方向に延在するブレードを取付けたシ リンダーにより構成される切削機構が設けてある。固定された切削刃がウェブ下 部に対向する側に配置される。シリンダーに取付けられた切削刃はウェブを切削 するため３６０°の全回転か、あるいはウェブの連続的な切削間で揺動されるよ うにしてもよい。いずれの場合も、ウェブは可動刃の螺旋構成によって一方の側 の縁から他の縁へと切削される。ウイッキング・ロールが可動刃に注油し刃に沿 って接着剤が堆積しないように防止するために設けられる。 本発明の切削モードにおける分離器機構の操作において、送り込みロール及び 送り出しロールは同期して駆動され、可動切削刃が適性位置にて回転して一方の 側の縁から反対側の縁までウェブの切削を行う。切削にあたって、送り込みロー ルと送り出しロールは、固定切削刃と整列したウェブの長手方向の所定の位置に て、横方向に切削するためにウェブが置かれた位置で停止する。切削に続き、送 り込みロールは、少しばかり後退あるいは逆 戻りして、カットオフ機構の固定刃からウェブの散逸的粘着性接合を遮断する一 方で、送り出しロールの対は、前方へ前進して切削されたラベルを排出する。あ るいは、送り込みロールと送り出しロールの双方は切削後、停止されて切削ラベ ルを切削位置にて保持し、次いで送り出しロールが第２回転速度で回転するよう にプログラムされ、切断されたラベルをきれいに受け入れ装置へ転送する作業を 送り込みロールの対との協働を必要とせずに実現する。切削シリンダーを３６０ °回転させてもよい一方、本発明の代替型は、切削シリンダーをホームポジショ ンと切削ポジションの間で振動させるようにする。 切り離しモードにおいて、切削刃を有する回転枢軸シリンダー式カッターロー ルの代わりに、平滑ブレーカーバーが、ミシン目を開けられたウェブに関連して 使用される。送り出しロールがタイミングマークを感知すると加速されて、ブレ ーカーバーに対するミシン目に沿ってラベルの分離を実行することもできる。 本発明による好ましい実施例において、その間にニップを有する一対の送り込 みロールと、その間にニップを有する一対の送り出しロールと、ロール対の間に 分離部材とを有する分離器とが提供され、第２面上の接着剤に容易に粘着しない 第１面を有してなるウェブ内に配置されたライナーレスラベルを分離する方法に おいて、(a)ウェブの先導部分を、送り込みロール対と送り出しロール対のニッ プを通して、ウェブが第１方向へ移動するとき 前記第２面が前記分離部材から離れた方に面するようにロール対の間の分離部材 を通過して第１方向に前進させるステップと、（b）ウェブ上のタイミングマー クを検知するステップと、（c）タイミングマークの周期的な検知に応じて分離 部材を動かしてウェブとかみ合わせることにより順次にウェブをライナーレスラ ベルに分離するステップとからなる方法が提供される。 本発明によるさらに好ましい実施例において、一方の側に施した滑り表面塗装 と、その反対側に沿って露出された粘着性塗装とを有するウェブからライナーレ スラベルを剥離するための装置であって、平行な軸の周りを回転可能でその間に ニップを形成する一対の送り込みロールで、そのロールの少なくとも１個のロー ルがウェブの滑り塗装側部とかみ合うための高摩擦面を有し、もう一つのロール がウェブの粘着性塗装と接触する非粘着面を有する一対の送り込みロールと、互 いに平行し、かつ送り込みロールの軸と平行な軸の周りを回転可能であり、その 少なくとも１個のロールが粘着性塗装と接触する非粘着面を有する一対の送り出 しロールと、ウェブをライナーレスラベルに切り離すために送り込みロールと送 り出しロールの対の間に設けられた分離装置と、ウェブ上のマークを検知してそ れに応答する出力信号を発生するセンサと、出力信号に応答し分離装置を作動し てライナーレスラベルを形成する手段とから構成される装置が提供される。 従って、本発明の主目的は高度の処理能力と改善された信頼性及びシステムの 長寿命を実現する方法によりそのウェブからライナーレスラベルを分離する新規 で改良された分離器機構を提供することである。図面の簡単な説明 図１は、本発明による分離器の略側面図である。 図２は、送り込みロールの略端面図である。 図３は、カットローラ上の切削機構を示す端面図である。 図４及び図５は、それぞれ切削の開始と終了時における螺旋状に方向づけられ た切削刃の説明図である。 図６は、切削ラベルとウェブ間における散逸的接着剤結合の遮断をバックアッ プする送り込みロールの略図である。 図７は、切り離しモードにおける分離器の略図である。発明を実施するための最良の形態 図面、特に第１図を参照すると、ラベル材料のウェブWから個別のライナーレ スラベルを形成する本発明による分離器１０が図示されている。分離器は切削モ ード、または切り離しモードにて使用される。続く説明で明らかなように、いず れのモードにおいても、ラベルのウェブにはウェブの切削または切り離し位置を 調整するため、一方の側面に沿って予め印刷されたタイミングマークTが 設けてある。このように、タイミングマークは分離機構を起動させるために用い られる。切り離しモードにおいて、ラベルのウェブWは、個別のライナーレスラ ベルを形成するため切り離しに役立つ横方向に延在するミシン目切り取り線を有 する。図示するように、ウェブWはウェブ材料のロールRから好ましくは作られて いる。ウェブは、図示するように、その下側に沿って露出した接着面Aと、その 上側に沿って滑らかな面すなわちシリコーン塗装面とを有する。この滑らかな面 はウェブがロール形態をとるとき容易に接着面に粘着することはない。前述した ように、ラベルストックに関して周縁パンチは用いられない。 分離器機構１０には、ウェブWがその間を通過するニップを形成する一対の入 力ロール１２と１４が包含される。これらのロールは、図１では１個だけ示され ている一対の対向するフレーム１６の間を回転するように取付けられており、ガ ーターばね１８によるウェブWとの圧力接触によって維持されている。ばね１８ はロール１２、１４の端軸２０と２２およびデッドポスト２４の周りに延在して いる。デッドポスト２４は、ばねをアセンブリ上に保持する一方で、詰まりをク リアしたり掃除するためにロール１２または１４を除去するのを容易にする。図 示するように、モータM１は側方フレーム１６に取付けられ、ローラ１２、１４ との接続用にプーリまたはベルト２６を含み、後述するように、これらのローラ を前方または 逆方向に駆動する。上部ロール１２は、ウェブWの滑りシリコーン塗装側部と確 実に接触するため、高摩擦エラストマーまたはグリットロール面を好ましくは有 する。下部ロール１４は、シリコーン・エラストマーか、非滑りプラズマ面のい ずれかを有し、双方ともラベルウェブWの下側に沿って接着剤Aとほとんどまたは 全く粘着性をもたない。ウェブと送り込みロールの方向づけを、接着剤をウェブ の上部でロール１４と接触し、滑り面をウェブの下部でロール12と接触するよう に逆にすることができることが理解されよう。 一対の送り出しロール３０と３２が、送り込みロール１２、１４の下流側に同 様に位置決めされ、その間に切削ラベルが前進されて分離器１０から分配される ニップを形成する。ロール３０と３２は、ガーターばね３４を用いて送り込みロ ールと同様に取付けられている。送り出しロール３０と３２は、別のモータM２ により、プーリ設備３６を介して駆動される。ロール３０と３２は、実質的に送 り込みロールのロール１２、１４と同様の構造である。 送り込みロールと送り出しロールとの間に、シリンダーアセンブリ３７が設け られており、シリンダーアセンブリには、シリンダー３８とともに移動可能な刃 ４２を備えるシリンダー３８と、それに対向する側に固定刃４０とが取付けられ ている。刃４０は、可動刃４２と対向位置にある固定アンビルとしての役割を果 たし、固定刃 と可動刃４０と４２は、それぞれウェブWの下側及び上側に沿って延在する。シ リンダー３８は、対向する支持壁１６内の軸の周りを回転するように取付けてあ り、別個のモータM３によって駆動される。図３に示すように、可動刃４２はシ リンダー３８の回転軸と螺旋角を形成する。従って、切削は可動刃と固定刃４２ と４０それぞれの協働によって、図１のシリンダー３８の時計回り回転を想定す ると、刃のハイエンド(図３の左側)から刃４２のローエンド(図３の右側の刃４ ２)に至るまで進む。このように、切削はウェブの一方の側縁からその反対の側 縁まで、切り離されるラベルに対する低い増加切削圧力を用いて実施される。こ のように、ウェブを端から端まで切削するためには、図１に示すホームポジショ ンから図４に示す最初の切削位置を経て図５に示す切削終了位置までのシリンダ ー３８の個別の回転が必要である。 シリンダー３８は、ウイッキング・シリンダー５０による刃の注油を容易にす るため完全な３６０°回転をするように取付けられる。ウイッキング・シリンダ ーは、回転刃４２がフェルトロール５２を通過するときに、その周辺と僅かに干 渉する外部直径を有するフェルトロールアセンブリ５２を含む。フェルトロール ５２は玉軸受上で支持され、駆動されない。注油は上部バー５４を通る通路５３ からなる一連の油滴下位置によって達成される。シリンダー38はまた、その軸の 周りを振動動作するように取付けられることもできる。振動動作は、ラベル の長さが相対的に短い場合にサイクル時間の向上のために好ましい。 図１に示されているように、光学式読み取り装置６０が、タイミングマークT が所定の位置を通過するときにこれらを読み取るように設置されている。 タイ ミングマークの検知に応答する光学式読み取り装置６０からの出力信号は、モー タM１、M２、及びM３の作動を制御する制御装置Cに入力される。 図１に示す位置内のウェブWが、送り込みロールと送り出しロール双方のニッ プの間を延在している際、対をなすロールはモータM１とM２それぞれによって同 期して駆動される。タイミングマークTの通過を検知すると制御装置がモータM１ とM２を停止させて、切削サイタルを進行させる。モータM３が切削シリンダー３ ８を３６０°回転、または可動刃４２を振動させると、刃４２は固定刃４０と協 働して所定の切削ラベルの長さを与える位置にてウェブWを切断する。切削に続 いてモータM１が制御装置Cにより反転される。これにより送り込みロール１２と １４を反転させ、固定刃４０からの前進するウェブWの散逸的な接合を遮断させ るのをバックアップする一方で、送り出しロールがモータM２の作動によって再 び前進させられ、分離器１０から切削されたラベルを排出する。いったん散逸的 な接合が遮断されると、モータM１は方向を転換して、ウェブWを切削アセンブリ と送り出しロールを通って前進させる方向に送り込みロールを回転させる。従っ て、 送り出しロールは、送り込みロールの速度と整合するある回転速度で駆動され、 それから切削ラベルをその切削位置に保持するためにブレーキをかけられ、カッ トオフ以降は第２回転速度で回転されて、受け入れ手段（図示されていない）へ の切断されたラベルの正常な移送を送り込みロール１２，１４との協働なしに実 施してもよい。個別にモータM１とM２とを制御することにより、送り込みロール と送り出しロールは、本質的に所望の予め決められた間隔に対する要求に応じて 前進できる。 図７に示す切り離しモードの操作においては、本質的には同じ基本機構が利用 される。しかし、切り離しモードで、ブレーカーバー８０が回転刃の代わりに使 用される。固定刃４０が所定の位置に維持されるか、または前進するウェブが当 たる平滑縁を有する軸で置き換えられる一方、回転ブレーカーバーが分離を実行 する。しかし、この形式にあっては、ウェブからラベルを分離するミシン目を破 ることによって個別のラベルが形成されるように、ウェブは横方向に延在するミ シン目とともに製作される。切り離し操作においては、各個別ラベルの作成時に ウェブの動作を停止しなくてもよい。すなわち、切り離し操作は継続的でよい。 さらに切離し操作は、ウェブからラベルがミシン目切り取り線に沿って切り離し を行なうようにタイミングマークが検知されると送り出しロールをスピードアッ プさせるように、制御装置を使用することもできる。 本発明を、現在、最も実際的で好ましいと考えられる実施例に関連して記述し てきたが、本発明が開示された実施例にのみ限定されず、反対に、添付クレーム の精神と範囲内に含まれる種々の修正や同等の装置を対象に含めるように意図し ていることが理解されよう。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，Ｈ Ｕ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ， ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，Ｐ Ｔ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ 【要約の続き】 間に配置され、ウェブ(W)をミシン目に沿って切り離し ライナーレスラベルを形成する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．その間にニップを有する一対の送り込みロールと、その間にニップを有す る一対の送り出しロールと、前記ロールの対の間に分離部材とを有する分離器に おいて、第２面上の接着剤に容易に粘着しない第１面を有してなるウェブ内に配 置されたライナーレスラベルを分離する方法であって、 （a）ウェブの先導部分を、送り込みロールと送り出しロールのロール対のニ ップを通して、ウェブが第１方向へ移動するとき前記第２面が前記分離部材から 離れた方に面するようにロール対の間の分離部材を通過して第１方向に前進させ るステップと、 （b）ウェブ上のタイミングマークを検知するステップと、 （c）タイミングマークの周期的な検知に応じて分離部材を動かしてウェブと かみ合わせることにより順次にウェブをラィナーレスラベルに分離するステップ と、からなることを特徴とする方法。 ２．前記ウェブのラベルがミシン目切り取り線によって分離されることと、か つステップ（c）が、送り込みロールと送り出しロールのロール対の間のラベル を分離部材を動かすことによりミシン目切取り線に沿って切り離すことを含む請 求項１に記載の方法。 ３．前記分離部材が、軸の周りを移動するように取付けられ、少なくともラベ ルのウェブの幅と同じ大きさの 長さを有する切削刃を有し、かつステップ（c）が、前記切削刃を前記軸の周り に移動させてウェブから個別のラベルを切削することにより前記ウェブを切り離 すことを含む請求項１に記載の方法。 ４．前記切削刃を、前記ウェブに沿った連続的な切断の間で、実質的に完全に １回転するように回転させることを含む請求項３に記載の方法。 ５．前記切削刃を、前記ウェブに沿った連続的な切断の間で、前記軸の周りを 振動させることを含む請求項３に記載の方法。 ６．前記切削刃をウイッキング要素とかみ合わせて前記刃を清浄するようにし 、それによって少なくとも前記ラベルからの接着剤の前記切削刃への蓄積が最小 化されるようにすることを含む請求項３に記載の方法。 ７．前記ウェブを切削して各ライナーレスラベルを形成する前に、前進ウェブ を停止させることを含む請求項３に記載の方法。 ８．ディスペンサーが固定切削刃を有することと、前記ウェブを切削してラベ ルを形成した後、前記送り込みロールの回転方向を逆転させて前記ウェブを前記 固定刃に関して前記第１方向と反対の第２方向に移動させるステップをさらに含 むことを特徴とする請求項７に記載の方法。 ９．前記ウェブが前記第２方向へ移動される間に、前記送り出しローラ対を作 動させて切削ラベルを前記第１ 方向へ送るようにすることを含む請求項８に記載の方法。 １０．ディスペンサーが固定切削刃を有し、前記可動刃が前記軸の周りに螺旋 角度を有し、及び前記ウェブの切削前に前記ウェブを停止させることと、螺旋状 に取付けた刃を前記軸の周りに移動させることによって前記ウェブを一方の側の 縁から反対側の縁にかけて、前記固定刃に対して次第に切削するステップをさら に含むことを特徴とする請求項３に記載の方法。 １１．一方の側に施した滑り表面塗装と、その反対側に沿って露出した粘着性 塗装とを有するウェブからライナーレスラベルを切り離すための装置であって、 平行な軸の周りを回転可能で、その間にニップを形成する一対の送り込みロー ルで、前記ロールの少なくとも１個のロールが前記ウェブの滑り塗装側部とかみ 合うための高摩擦面を有し、もう一つのロールが前記ウェブの粘着性塗装と接触 する実質的に非粘着面を有する一対の送り込みロールと、 互いに平行し、かつ前記送り込みロールの軸と平行な軸の周りを回転可能であ り、その少なくとも１個のロールが粘着性塗装と接触する実質的に非粘着面を有 する一対の送り出しロールと、 前記ウェブをライナーレスラベルに切り離すために前記送り込みロールと送り 出しロールの対の間に設けられた分離装置と、 前記ウェブ上のマークを検知してそれに応答する出力 信号を発生するセンサと、 前記出力信号に応答し前記分離装置を作動してライナーレスラベルを形成する 手段とからなることを特徴とする装置。 １２．前記ウェブが、前記ウェブに沿って長手方向に間隔をおいた位置に横方 向に延在するミシン目を有することと、前記分離装置が、前記ミシン目に沿って 前記ウェブをライナーレスラベルに切り離すように、前記ウェブに対し接近・離 反するように移動可能なブレーカーバーを有することを特徴とする請求項１１に 記載の装置。 １３．前記分離装置が、固定切削刃と、軸の周りを枢支回転しかつ前記固定切 削刃と協働して前記ウェブを個別ライナーレスラベルに切削する切削刃とを有す ることを特徴とする請求項１１に記載の装置。 １４．前記枢支回転する切削刃が１方向に回転可能であり、かつ各回転が完全 に終了次第、前記ウェブからライナーレスラベルをそれぞれ連続的に切削するこ とを特徴とする請求項１３に記載の装置。 １５．前記枢支回転する切削刃がホーム・ポジションと切削ポジションとの間 で振動し、前記ウェブからライナーレスラベルを切削することを特徴とする請求 項１３に記載の装置。 １６．前記枢支回転する切削刃がその枢軸に関し螺旋角度にて取付けられ、そ れにより前記枢軸回転する刃と前記固定刃とが協働して前記ウェブを一方の側か ら反対 側にかけて次第に切削するようにすることを特徴とする請求項１３に記載の装置 。 １７．前記送り込みローラが前記ウェブからライナーレスラベルの切削を終え ると回転が逆にされて、前記固定切削刃からウェブを遠ざけるようにすることを 特徴とする請求項１３に記載の装置。 １８．前記送り出し及び前記送り込みローラの対が、独立して作動される送り 出し及び送り込みモータのそれぞれによって駆動され、前記送り出しモータが、 前記送り出しローラの対を前記装置から切削されたライナーレスラベルを除去す る方向に回転可能で、前記送り込みモータが、前記送り込みローラの回転方向を 逆転させて前記ウェブが切削された後に該ウェブを前記固定切削刃から遠ざけて 各ライナーレスラベルを形成するように動作可能であることを特徴とする請求項 １７に記載の装置。