JPH1151069A - ダブルシールベアリング - Google Patents

ダブルシールベアリング

Info

Publication number
JPH1151069A
JPH1151069A JP9220631A JP22063197A JPH1151069A JP H1151069 A JPH1151069 A JP H1151069A JP 9220631 A JP9220631 A JP 9220631A JP 22063197 A JP22063197 A JP 22063197A JP H1151069 A JPH1151069 A JP H1151069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
contact
seal plate
diameter
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9220631A
Other languages
English (en)
Inventor
Rikuro Obara
陸郎 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minebea Co Ltd filed Critical Minebea Co Ltd
Priority to JP9220631A priority Critical patent/JPH1151069A/ja
Priority to US09/116,658 priority patent/US6402387B2/en
Priority to EP04075459A priority patent/EP1437517A3/en
Priority to EP98305879A priority patent/EP0894990B1/en
Priority to DE69825823T priority patent/DE69825823T2/de
Publication of JPH1151069A publication Critical patent/JPH1151069A/ja
Priority to US10/006,156 priority patent/US6599020B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/72Sealings
    • F16C33/76Sealings of ball or roller bearings
    • F16C33/78Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
    • F16C33/784Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race
    • F16C33/7859Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race with a further sealing element
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/72Sealings
    • F16C33/76Sealings of ball or roller bearings
    • F16C33/78Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/72Sealings
    • F16C33/76Sealings of ball or roller bearings
    • F16C33/80Labyrinth sealings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/04Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
    • F16C19/06Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の非接触型シール板を片側に1個有するベ
アリングに、これまで外部に組み付けられていたラビリ
ンスシール機構をベアリング内に組み込み、2個のラビ
リンス機構を持たせることにより、非接触型シール機能
を向上、確実ならしめ、また、内輪回転もしくは外輪回
転のいずれのベアリングでも適切にシール効果が果たせ
るようにし、多用途に対応できるベアリングを提供す
る。 【解決手段】内輪1と外輪2との間に転動体3が配列さ
れたベアリングの少なくとも片側に、それぞれ中央部に
孔を有する環状内側シール板5と外側シール板6とを内
輪もしくは外輪との間にわずかな隙間を有する非接触の
ラビリンスシール機能を持たせるように取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベアリングの少なく
とも片側に非接触シール板を2個設けたことを特徴とす
るダブルシールベアリングに関し、特にハードディスク
ドライブ用スピンドルモータ等に好適なダブルシールボ
ールベアリングに関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】
1.図10は従来の非接触型シール構造を有するベアリ
ングを示す。この従来のシール構造は、1個のシール板
11の外周辺が外輪2の端面に固定され、シール板の内
周縁と内輪1の外周縁の間には小さな隙間を有する非接
触型である。
【0003】非接触型のベアリングでは、内輪あるいは
外輪が回転すると、ベアリングの内部に封入されている
グリースや、あるいはベアリングの内部に残留するごみ
やその他の汚れている物質がシール板の非接触部の隙間
を通してベアリングの外部へ流出するという問題があ
る。
【0004】これらの問題を防ぐために、一般的な従来
の手段として次のような手段がとられている。 (1) 一つの手段は、図11に示すような、シール板12
の内周縁12aが内輪1の外周に接する接触型シール構
造とする。 (2) ベアリングの外部に、オイルシール(接触型シー
ル)を設けたり、あるいは非接触型であるラビリンスシ
ール機構部を設けて、グリースやごみ等をオイルシール
やラビリンスシール機構部で遮断する。
【0005】しかし、これらはいずれも次のような問題
点、欠点がある。 (1) 接触型シール構造のベアリングの場合、シール板の
内周縁は内輪に接触しているため、次のような問題が生
じる。 (a) 接触部に摩擦トルクが発生する。 (b) 使用経過によって接触部(特にシール板の内周縁)
に摩耗が生じ、グリースの漏れや摩耗によるごみ等のパ
ーティクルが発生する。 (c) シール材料がゴムや樹脂系材料に制約され、用途が
限定される場合がある。 (2) ベアリングの外部に、オイルシール(接触型シー
ル)を設けたり、あるいは非接触型であるラビリンスシ
ール機構部を設ける構造の場合の最大の共通的問題点の
一つはシール機構を設置するスペースが別に必要となる
点であり、小型化、小スペース化を必要とする機器には
大きな問題となり、またコストアップにもつながる。
【0006】2.また、ハードディスクドライブのスピ
ンドルモータに使用されるベアリングにおいては、回転
時に発生する摩耗微粒子などのパーティクルが磁気ディ
スク部へ流出すると磁気ディスクの機能に致命的な悪影
響を与える。このために、ベアリングで発生するパーテ
ィクルの外部流出を防ぐために現在いろいろなシール手
段が採られている。
【0007】この場合、シール効果は接触型シール板付
きベアリングでよいが、シール接触部における摩擦でパ
ーティクルを発生し、ために接触型シール板付きベアリ
ングの使用は不適切で採用できない。
【0008】このために、 非接触シール板片側1個を有するベアリングと外部ラ
ビリンス機構を併用する手段 非接触シール板片側1個を有するベアリングと、外部
に磁性流体シール機構を併用する手段 非接触シール板片側1個を有するベアリングと、外部
に磁性流体シール機構に加えてラビリンス機構を併用す
る手段 等が現状では採用されているが、この外部にラビリンス
機構並びに磁性流体シール機構を設ける手段は、その機
構のスペースを必要とする。しかし、ベアリングとベア
リングの間隔(軸受スパン)を大きくとれないために、
モータハブの回転精度や組み付け剛性から起因する共振
振動の問題、さらには回転の安定度の点等に問題がある
とともに、ベアリング内パーティクルのディスク部への
流出遮断に十分な信頼度があるとはいい難い。
【0009】
【本発明の目的】本発明は、従来の非接触型シール板を
片側に1個有するベアリングに、これまで外部に組み付
けられていたラビリンスシール機構をベアリング内に組
み込み、2個のラビリンス機構を持たせることにより、
非接触型シール機能を向上、確実ならしめるようにした
ことを目的とする。
【0010】また、内輪回転もしくは外輪回転のいずれ
のベアリングでも適切にシール効果が果たせるように
し、多用途に対応できるベアリングを提供できるように
した。
【0011】
【本発明の手段】上記目的を達成できるようにするため
に、本発明のベアリングは、内輪と外輪との間に転動体
が配列されたベアリングの少なくとも片側に、それぞれ
中央部に孔を有する環状内側シール板と外側シール板と
を内輪もしくは外輪との間にわずかな隙間を有する非接
触のラビリンスシール機能を持たせるように取り付けた
ものとしてある。
【0012】また、その実施態様は次ぎのとおりであ
る。
【0013】<実施態様1>内側シール板の外周辺部
は、外輪の端面に形成した2段の窪み部中の小径な内側
窪み部の端面に固定し、同シール板の内周部は、内輪の
端面に形成した二つの段部の大径な内側段部との間にわ
ずかな隙間が形成されるよう内輪とは非接触ならしめて
ラビリンスシール機能を持たせ、また、外側シール板
は、内周辺部を内輪における小径な外側段部の端面に接
着剤にて固定してあり、外周部は外輪における大径な外
側窪み部との間にわずかな隙間が形成されるようにして
あり、外輪とは非接触としてラビリンスシール機能を持
たせてある。
【0014】<実施態様2>内側シール板は、その内周
辺部を内輪における大径な内側段部の端面に固定し、外
周部は外輪における小径の内側窪み部との間にわずかな
隙間が形成されるよう非接触ならしめてラビリンスシー
ル機能を持たせ、また、外側シール板は、その外周辺部
を外輪における大径な外側窪み部の端面に固定し、内周
部は内輪における小径な外側段部との間にわずかな隙間
ができるよう非接触ならしめてラビリンスシール機能を
持たせてある。
【0015】<実施態様3>内側シール板はその外周辺
部を外輪の小径の内側窪み部の端面に固定し、内周部は
内輪の大径な内側段部との間にわずかな隙間が形成され
るよう非接触ならしめてラビリンスシール機能を持た
せ、また、外側シール板もその外周辺部は外輪の大径な
外側窪み部の端面に固定し、内周部は内輪の小径な外側
段部との間にわずかな隙間ができるよう非接触ならしめ
てラビリンスシール機能を持たせるようにしてある。
【0016】<実施態様4>内側シール板はその内周辺
部を内輪の大径な内側段部の端面に固定し、外周部は外
輪の小径の内側窪み部とわずかな隙間が形成されるよう
非接触ならしめてラビリンスシール機能を持たせるよう
にし、また、外側シール板もその内周辺部は内輪の小径
な外側段部の端面に固定し、外周部は外輪の大径な外側
窪み部とわずかな隙間ができるよう非接触ならしめてラ
ビリンスシール機能を持たせるようにしてある。
【0017】<実施態様5>内輪の端面に形成した一輪
の段部の端面に内側シール板の内周辺部を固定し、外周
部は外輪の小径の内側窪み部との間にわずかな隙間が形
成されるよう非接触ならしめてラビリンスシール機能を
持たせ、また、外側シール板は内周縁の径が内輪の軸用
孔の径と同径か若干大径にしてあって、外周辺部を外輪
の大径な外側窪み部の端面に固定し、内周辺部は内輪の
端面との間にわずかなアキシャル方向の隙間eをあけて
非接触ならしめることによりラビリンスシール機能を持
たせてある。
【0018】<実施態様6>内側シール板の外周辺部を
外輪の小径の内側窪み部の端面に固定し、内周部は内輪
の段部とわずかな隙間aをあけて非接触ならしめること
によりラビリンスシール機能を持たせ、外側シール板は
内周縁の径が内輪の軸用孔の径と同径か若干大径にして
あって、外周辺部を外輪の大径な外側窪み部の端面に固
定し、内周辺部は内輪の端面とわずかなアキシャル方向
の隙間をあけて非接触ならしめてラビリンスシール機能
を持たせてある。
【0019】<実施態様7>外輪の端面に一輪の窪み部
を設けて、この窪み部の端面に内側シール板の外周辺部
を固定し、内側シール板の内周部は内輪の大径な内側段
部に対してわずかな隙間aをあけて非接触ならしめてラ
ビリンスシール機能を持たせ、また、外側シール板は外
径が外輪の外径と同径かあるいは若干小径のものとして
あって、内周辺部を内輪の小径な外側段部の端面に固定
し、外周辺部を外輪の端面に対してわずかなアキシャル
方向の隙間fをあけて非接触ならしめてラビリンスシー
ル機能を持たせてある。
【0020】<実施態様8>外輪の端面に一輪の窪み部
を設け、また、外側シール板6の外径が外輪の外径と同
径かあるいは若干小径のものとし、内側シール板は内周
辺部を内輪の大径な内側段部の端面に固定し、外周部は
外輪の窪み部2cに対してわずかな隙間cをあけて非接
触ならしめることによりラビリンスシール機能を持た
せ、また、外側シール板は内周辺部を内輪の小径な外側
段部の端面に固定し、外周辺部を外輪の端面に対してわ
ずかなアキシャル方向の隙間fをあけて非接触ならしめ
ることによりラビリンスシール機能を持たせてある。
【0021】
【本発明の特長】本発明はベアリング自体の端面に2個
の非接触型シール板を組み付けることにより次のような
特徴を発揮する。 (a) 従来の1個の非接触型シール板を有するベアリング
に比し、シール効果が大幅に向上する。 (b) 内部グリースがシール板の非接触部より漏洩するの
が改善され、ベアリングの回転性能の寿命が延びる。 (c) ベアリング内部に2個のダブルシール板を納めるた
めに、これまで外部に組み込まれていたラビリンス機構
を不要ならしめることができる。 (d) 外部ラビリンス機構を必要としないことにより、機
器の小型化、小スペース化およびローコスト化等の高効
率化設計が可能となる。 (e) 従来の接触型シール板を使用している用途に対し、
接触型シール板の欠点対策として、目的によっては代替
可能となり、機器の信頼性向上を果たせる。 (f) 本発明の非接触型ダブルシールベアリングをハード
ディスクドライブ用のモータに組み込むと、ベアリング
内のパーティクルがダブルラビリンスシール機能によっ
て磁気ディスクへ流出するが充分に阻止され、したがっ
て外部ラビリンス並びに磁性流体シールが不要となり、
また、軸スパンを大きくすることも可能となり、ハード
ディスクドライブ用モータの前述した従来の問題点を一
挙に解決することが可能である。
【0022】
【実施例】図1、2は本発明に係るベアリングの第1実
施例を示す。同図において、内輪1と外輪2との間にリ
テーナ4で保持される転動体たるボール3が設けられた
ベアリングにおける内外輪間の側面部は、それぞれ中央
に孔を有する2枚の環状シール板5、6によって塞がれ
ている。すなわち、内側シール板5の外周辺部は、外輪
2の端面に形成した2段の窪み部2a、2b中の小径な
内側窪み部2aの端面に接着剤にて固定されており、同
シール板5の内周部は、内輪1の端面に形成した二つの
段部1a、1bの大径な内側段部1aの外周面及び端面
との間にわずかな隙間aが形成されて内輪とは非接触な
らしめることによりラビリンスシール機能を持たせてあ
る。
【0023】また、外側シール板6は、内周辺部を内輪
1における小径な外側段部1bの端面に接着剤にて固定
してあり、外周部は外輪2における大径な外側窪み部2
bの内周面及び端面との間にわずかな隙間bが形成され
て外輪とは非接触ならしめることによりラビリンスシー
ル機能を持たせある。
【0024】図3に示す第2実施例のものは、内側シー
ル板5は、その内周辺部を内輪1における大径な内側段
部1aの端面に接着剤にて固定し、外周部は外輪2にお
ける小径の内側窪み部2aの内周面及び端面との間にわ
ずかな隙間cが形成されて外輪とは非接触ならしめるこ
とによりラビリンスシール機能を持たせてある。また、
外側シール板6は、その外周辺部を外輪2における大径
な外側窪み部2bの端面に接着剤にて固定し、内周部は
内輪における小径な外側段部1bの外周面及び端面との
間にわずかな隙間dが形成されて内輪とは非接触ならし
めることによりラビリンスシール機能を持たせてある。
【0025】図4に示す第3実施例では、内側シール板
5はその外周辺部を外輪2の小径の内側窪み部2aの端
面に接着剤にて固定し、内周部は内輪1の大径な内側段
部1aの外周面及び端面との間にわずかな隙間aができ
る非接触としてラビリンスシール機能を持たせるように
してある。また、外側シール板6もその外周辺部は外輪
2の大径な外側窪み部2bの端面に接着剤にて固定し、
内周部は内輪1の小径な外側段部1bの外周面及び端面
との間にわずかな隙間dができる非接触としてラビリン
スシール機能を持たせるようにしてある。
【0026】図5に示す第4実施例では、内側シール板
5はその内周辺部を内輪1の大径な内側段部1aの端面
に接着剤にて固定し、外周部は外輪2の小径の内側窪み
部2aの内周面及び端面との間にわずかな隙間cができ
る非接触としてラビリンスシール機能を持たせるように
してある。また、外側シール板6もその内周辺部は内輪
1の小径な外側段部1bの端面に接着剤にて固定し、外
周部は外輪2の大径な外側窪み部2bの内周面及び端面
との間にわずかな隙間bができる非接触としてラビリン
スシール機能を持たせるようにしてある。
【0027】図6に示す第5実施例のものは、第1〜4
実施例のものと内輪と外側シール板を異にする。すなわ
ち、内輪1は一輪の段部1cがあるだけで、この段部の
端面に内側シール板5の内周辺部を接着剤にて固定し、
外周部は外輪2の小径な内側窪み部2aの内周面と端面
との間にわずかな隙間cをあけて非接触とすることによ
りラビリンスシール機能を持たせてある。
【0028】また、外側シール板6は内周縁の径が内輪
1の軸用孔の径と同径か若干大径にしてあり、外周辺を
外輪2の大径な外側窪み部2bの端面に接着剤にて固定
し、内周辺部は内輪1の端面との間にわずかなアキシャ
ル方向の隙間eをあけて非接触とすることによりラビリ
ンスシール機能を持たせてある。
【0029】図7に示す第6実施例のものは、内側シー
ル板5の外周辺部を外輪2の小径の内側窪み部2aの端
面に接着剤にて固定し、内周部は内輪の段部1cの外周
面及び端面との間にわずかな隙間aをあけて非接触とす
ることによりラビリンスシール機能を持たせてある。ま
た、外側シール板6は内周縁の径が内輪1の軸用孔の径
と同径か若干大径にしてあり、外周辺を外輪2の大径な
外側窪み部2bの端面に接着剤にて固定し、内周辺部は
内輪1の端面との間にわずかなアキシャル方向の隙間e
をあけて非接触とするこちによりラビリンスシール機能
を持たせてある。
【0030】図8に示す第7実施例のものは、外輪2に
一輪の窪み部2cを設けてあり、この窪み部の端面に内
側シール板の5の外周辺部を接着剤にて固定し、内側シ
ール板の内周部は内輪1の大径な内側段部1aの外周面
及び端面との間にわずかな隙間aをあけて非接触とする
ことによりラビリンスシール機能を持たせてある。ま
た、外側シール板6は外径が外輪の外径と同径かあるい
は若干小径のものとしてあり、内周辺部を内輪1の小径
な外側段部1bの端面に接着剤にて固定し、外周辺部を
外輪2の端面との間にわずかなアキシャル方向の隙間f
をあけて非接触とすることによりラビリンスシール機能
を持たせてある。
【0031】図9に示す第8実施例のものも外輪2に一
輪の窪み部2cを設けてあり、また、外側シール板6は
外径が外輪の外径と同径かあるいは若干小径のものとし
てあり、内側シール板5は内周辺部を内輪1の大径な内
側段部1aの端面に接着剤にて固定し、外周部は外輪2
の窪み部2cの内周面及び端面との間にわずかな隙間c
をあけて非接触とすることによりラビリンスシール機能
を持たせてある。また、外側シール板6は内周辺部を内
輪1の小径な外側段部2の端面に接着剤にて固定し、外
周辺部を外輪2の端面との間にわずかなアキシャル方向
の隙間fをあけて非接触とすることによりラビリンスシ
ール機能を持たせてある。
【0032】以上の実施例では内外側2枚のシール板
5、6はベアリング本体の両側に設けたものとしてある
が、内外側シール板5、6はベアリング本体の片側だけ
に設け、反対側には従来の1枚の接触型シール板、非接
触型シール板を設け、あるいは何らシール板を設けずに
無閉塞とするばあいもある。また、転動体にはボールを
使用したボールベアリングを示したが、転動体がローラ
であるローラーベアリングのばあいもあり、ほかにニー
ドルベアリングのばあいもある。さらに流体軸受ベアリ
ングのばあいもある。
【0033】本発明のベアリングは各種モータ、特にハ
ードディスクドライブ装置のモータの回転部の軸受用
に、あるいは同装置のスイングアームの回転軸の軸受用
に有効に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダブルシールベアリングの第1実
施例を示す正面図。
【図2】同上の縦断面図。
【図3】本発明に係るダブルシールベアリングの第2実
施例を示す縦断面図。
【図4】本発明に係るダブルシールベアリングの第2実
施例を示す縦断面図。
【図5】本発明に係るダブルシールベアリングの第2実
施例を示す縦断面図。
【図6】本発明に係るダブルシールベアリングの第2実
施例を示す縦断面図。
【図7】本発明に係るダブルシールベアリングの第2実
施例を示す縦断面図。
【図8】本発明に係るダブルシールベアリングの第2実
施例を示す縦断面図。
【図9】本発明に係るダブルシールベアリングの第2実
施例を示す縦断面図。
【図10】非接触型シール構造を有する従来のベアリン
グの一例を示す縦断面図。
【図11】接触型シール板構造を有する従来のベアリン
グの一例を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 内輪 1a、1b、1c 段部 2 外輪 2a、2b、2c 窪み部 3 ボール 4 リテーナ 5 内側シール板 6 外側シール板 a・・・d 隙間 e、f アキシャル方向の隙間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内輪と外輪との間に転動体が配列されたベ
    アリングの少なくとも片側に、それぞれ中央部に孔を有
    する環状内側シール板と外側シール板とを内輪もしくは
    外輪との間にわずかな隙間で非接触ならしめてラビリン
    スシール機能を持たせるように取り付けてなるダブルシ
    ールベアリング。
JP9220631A 1997-07-31 1997-07-31 ダブルシールベアリング Pending JPH1151069A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9220631A JPH1151069A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 ダブルシールベアリング
US09/116,658 US6402387B2 (en) 1997-07-31 1998-07-17 Double seal bearing
EP04075459A EP1437517A3 (en) 1997-07-31 1998-07-23 Double seal bearing
EP98305879A EP0894990B1 (en) 1997-07-31 1998-07-23 Double seal bearing
DE69825823T DE69825823T2 (de) 1997-07-31 1998-07-23 Lager mit Doppeldichtung
US10/006,156 US6599020B2 (en) 1997-07-31 2001-12-10 Double seal bearing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9220631A JPH1151069A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 ダブルシールベアリング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1151069A true JPH1151069A (ja) 1999-02-23

Family

ID=16754007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9220631A Pending JPH1151069A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 ダブルシールベアリング

Country Status (4)

Country Link
US (2) US6402387B2 (ja)
EP (2) EP0894990B1 (ja)
JP (1) JPH1151069A (ja)
DE (1) DE69825823T2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006214571A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Ntn Corp 密封装置付き軸受
JP2010106951A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Ntn Corp 密封型転がり軸受
CN103022798A (zh) * 2013-01-04 2013-04-03 中国船舶重工集团公司第七一○研究所 一种抗扭弯水下电连接器水密装置
JP2013160280A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Ntn Corp 密封型転がり軸受
WO2015029672A1 (ja) * 2013-08-30 2015-03-05 日立オートモティブシステムズステアリング株式会社 パワーステアリング装置
US20150192174A1 (en) * 2012-09-19 2015-07-09 Ntn Corporation Wind/tidal power generation bearing

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6582129B2 (en) * 1998-08-27 2003-06-24 Minebea Kabushiki Kaisha Compound bearing apparatus, and spindle motor and swing arm for hard disk drive means including such bearing apparatus
DE19941620A1 (de) * 1999-09-01 2001-03-08 Bosch Gmbh Robert Handwerkzeugmaschine
IT1320472B1 (it) * 2000-06-30 2003-11-26 Skf Ind Spa Cuscinetto a rotolamento per un motore elettrico.
JP4460730B2 (ja) * 2000-07-11 2010-05-12 ミネベア株式会社 スピンドルモータ
JP2003207032A (ja) * 2002-01-15 2003-07-25 Denso Corp 回転体
JP2004092666A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Minebea Co Ltd ハードディスクドライブ用ピボットアッセンブリ
US6966746B2 (en) * 2002-12-19 2005-11-22 Honeywell International Inc. Bearing pressure balance apparatus
US20060001218A1 (en) * 2004-06-30 2006-01-05 Rogus Thomas E Flexible bearing seal
JP5065106B2 (ja) * 2008-03-12 2012-10-31 Ntn株式会社 回転伝達装置
DE102008036623A1 (de) * 2008-08-06 2010-02-11 Oerlikon Leybold Vacuum Gmbh Verwendung eines Wälzlagers zur Lagerung rotierender Bauteile in Vakuumeinirchtungen sowie Vakuumeinrichtung
US8152449B2 (en) * 2008-12-10 2012-04-10 Honeywell International Inc. Vacuum generator seal
US8770849B2 (en) * 2011-04-28 2014-07-08 Componex, Inc. Pivoting ball bearing system
US9273729B2 (en) * 2013-10-01 2016-03-01 Seagate Technology Llc Apparatuses and methods having a bearing shield arrangement
WO2016083133A1 (en) * 2014-11-28 2016-06-02 Aktiebolaget Skf Sealed bearing
US9245546B1 (en) 2015-03-09 2016-01-26 HGST Netherlands B.V. Contamination mitigation cap for a hard disk drive actuator pivot assembly
JP6640668B2 (ja) * 2016-07-01 2020-02-05 オークマ株式会社 回転装置の軸受潤滑構造
IT201600119828A1 (it) * 2016-11-28 2018-05-28 Skf Ab Cuscinetto volvente con dispositivo di tenuta perfezionato
CN108223589B (zh) * 2018-02-07 2023-10-31 广州市拓道新材料科技有限公司 一种轴承密封装置
CN108561420A (zh) * 2018-02-08 2018-09-21 无锡诚石轴承有限公司 一种纺织机轴承
GB2594508A (en) * 2020-04-30 2021-11-03 Edwards Ltd Labyrinth seal for sealing a bearing of a scroll pump and a scroll pump

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR569065A (fr) 1923-07-26 1924-04-07 Procédé de fermeture des roulements à billes, à rouleaux, etc.
US2152444A (en) * 1936-11-05 1939-03-28 Fafnir Bearing Co Seal bearing
US2419885A (en) * 1939-01-05 1947-04-29 Fafnir Bearing Co Bearing seal
US2385306A (en) * 1942-06-08 1945-09-18 Julius E Shafer Bearing seal construction
CH273178A (de) * 1949-05-05 1951-01-31 Kuny Ernst Dichtungsvorrichtung an Kugellagern.
DE1946540U (de) * 1965-07-20 1966-09-22 Koyo Seiko Co Mit fett abgedichtetes lager.
US3550974A (en) * 1969-05-26 1970-12-29 Trw Inc Bearing seal
JPS5921923Y2 (ja) * 1979-06-20 1984-06-30 株式会社シマノ 自転車用ハブのシ−ル構造
DE7935867U1 (de) * 1979-12-20 1980-03-27 Fag Kugelfischer Georg Schaefer & Co, 8720 Schweinfurt Abgedichtetes Wälzlager
US4452497A (en) * 1982-09-20 1984-06-05 Rockwell International Corporation Grease seal for bearing arrangement
US4808012A (en) * 1987-03-23 1989-02-28 The Timken Company Flap seal for anti-friction bearings
SE461803B (sv) * 1989-03-17 1990-03-26 Skf Mekanprodukter Ab Anordning foer montering av ett lager paa en axel
US5002406A (en) * 1990-02-20 1991-03-26 Emerson Electric Co. Sealing structure for a spherical bearing assembly
US5028054A (en) * 1990-07-13 1991-07-02 Fmc Corporation Idler roller bearing and seal
US5435654A (en) * 1993-09-27 1995-07-25 Nsk Ltd Seal device for rolling bearing
US5633769A (en) * 1994-05-11 1997-05-27 Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho Magnetic disc drive device
US5560715A (en) * 1995-04-26 1996-10-01 The Torrington Company Rolling element bearing with shield
JP2917115B2 (ja) * 1995-11-20 1999-07-12 ミネベア株式会社 転がり軸受

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006214571A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Ntn Corp 密封装置付き軸受
JP4704057B2 (ja) * 2005-02-07 2011-06-15 Ntn株式会社 密封装置付き軸受
JP2010106951A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Ntn Corp 密封型転がり軸受
JP2013160280A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Ntn Corp 密封型転がり軸受
US20150192174A1 (en) * 2012-09-19 2015-07-09 Ntn Corporation Wind/tidal power generation bearing
CN103022798A (zh) * 2013-01-04 2013-04-03 中国船舶重工集团公司第七一○研究所 一种抗扭弯水下电连接器水密装置
WO2015029672A1 (ja) * 2013-08-30 2015-03-05 日立オートモティブシステムズステアリング株式会社 パワーステアリング装置
CN105492297A (zh) * 2013-08-30 2016-04-13 日立汽车***转向器株式会社 动力转向装置
US9919729B2 (en) 2013-08-30 2018-03-20 Hitachi Automotive Systems Steering, Ltd. Power steering system

Also Published As

Publication number Publication date
US6402387B2 (en) 2002-06-11
DE69825823D1 (de) 2004-09-30
EP0894990B1 (en) 2004-08-25
US20020041720A1 (en) 2002-04-11
EP1437517A3 (en) 2006-04-19
US20010053255A1 (en) 2001-12-20
EP1437517A2 (en) 2004-07-14
US6599020B2 (en) 2003-07-29
DE69825823T2 (de) 2005-09-01
EP0894990A1 (en) 1999-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1151069A (ja) ダブルシールベアリング
US5201529A (en) Sealing device
JPH0663541B2 (ja) 軸受シール装置
JP4297658B2 (ja) 車輪用軸受装置
JP3307572B2 (ja) スピンドルモータ
US6102575A (en) Compound bearing apparatus
JP2005076660A (ja) 転がり軸受装置
US6181513B1 (en) Spindle motor and a hard disk drive apparatus including such a motor
JP2000074052A (ja) 複合軸受装置および同軸受装置を備えるスピンドルモータならびにハードディスクドライブ装置用スイングアームアセンブリ
JP2003097725A (ja) 密封装置
JP2006316915A (ja) 軸受装置
JPS62288719A (ja) 動圧スラスト軸受
JPH07238942A (ja) 転がり軸受のシール装置
JPH0921425A (ja) 玉軸受
JPH02138519A (ja) 磁性流体シール装置付転がり軸受
JP2007138991A (ja) 転がり軸受及び転がり軸受ユニット
JP2003240002A (ja) 軸受装置
JPS58200816A (ja) 回転ユニツト用動圧気体軸受装置
JP2001024044A (ja) ガイドローラ装置
JP2011153658A (ja) 鉄道車両の車軸支持用転がり軸受ユニットの密封装置
JPH03129121A (ja) シール装置付複列玉軸受
JP2003097574A (ja) 転がり軸受
JP2005256992A (ja) 転がり軸受の密封構造
JP2007010054A (ja) 転がり軸受
JPH11247851A (ja) 複合軸受け