JPH11508524A - ライナーレス・ラベルのウェブのための配置機構及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 個々のラベルを製品に配置するライナーレス・ラベルのための配置機構であって、ウェブから個々のラベルを分離するセパレータと、セパレータと製品との間に配置され、個々のラベルを受け取るバッファーと、個々のラベルを製品に引き渡す位置に前記バッファーを配置できるように、前記バッファーを可動に支持するバッファー支持アセンブリとを備える配置機構である。バッファーは、好ましくは、種々の長さや幅のラベルに適合できる回転可能なバキューム・ドラムである。加えて、バッファー支持アセンブリは、好ましくは、ラベルが取り付けられるべき製品に接するように回転可能なドラムを配置することができる。なお、個々のラベルを配置する方法も合わせて提供されている。

Description

【発明の詳細な説明】 ライナーレス・ラベルのウェブのための 配置機構及び方法 発明の背景 本発明は、製品にラベルを配置する配置機構に関し、より詳しくは、ライナー レス・ラベルのウェブのための配置機構であって、個々のラベルを搬送された製 品に正確かつ効率的に配置するものに関する。 シート状の単一の又はウェブ供給ロールからなる普通のライナー・タイプ・ラ ベル製品を用いて、種々の形状又は大きさの製品にラベルを貼る商業用の配置機 構には、多くのものがある。これらの配置機構は、よく開発されており、ラベル の位置を製品に合わせることは、一般に簡単な調整で済む。すなわち、ラベルは 、製品に取り付けられ、次に続けて供給される。この間に、ラベルは製品に貼り 付き、同時にライナーは、取り除かれ、捨てられる。 しかしながら、ライナーレス・ラベルの場合には、ラベルは、ラベル・ストッ クのウェブから切断する又は取り外されなければならず、その後は、全体に接着 剤を有する表面を露出させており、その接着面に接触した最初のものにくっつい てしまう各々のラベルを取り扱わなければならないことになる。このような、好 ましくない接着は、接着剤に接触する全ての表面にノン−スティック・プラズマ ・コーティング（non-stick plasma coating） を施すこと、及び／又は、シリコン・エラストマー・ローラーを使用することそ の他の方法により、切断又はバースター（burster）機構において許容できる範 囲にまで抑制することができる。しかし、この場合においても、製品にラベルを 正しく取り付けるためには、ラベルを正確な位置に配置して保持しなければなら ない。 例えば１０．１６ｃｍ（４インチ）又はそれより短いラベルが取り扱われる場 合には、ラベルは、静止しているバキューム圧盤（vacuum platen）に送られる 。このバキューム圧盤は、エアー・シリンダー又は他の機械的手段によって駆動 することで製品と接触させることができるものである。他の方法は、バキューム ・シリンダを用いて切断機から出てくるラベルを”つかむ（grab）”ことである 。バキューム・シリンダは、ラベルをつかむと、次に、ラベルの先端が製品に対 し正しく位置合わせされるまで、ラベルを付けたままで回転する。そして、ラベ ルは、切断機構から製品へ直接移される。 上記方法のいずれも、幅広いサイズのラベルを取り扱うのには満足のいくもの ではない。これらの簡単な移転システムの主な問題は、以下のようなものである 。基本的な供給機及び切断機は、設計が優れている場合には、非常にコンパクト であり、紙の通過する経路は短い。紙の通過する経路が短いのは、通常、これら のくっつきやすいラベルが正規の供給経路を外れるために起因して生じる、ラベ ルがカールするという問題や、切断機等の内 部で詰まり、動かなくなるという問題を防止するためである。このような問題を 最小限に抑制すべく、ウェブの経路を短くした場合には、セパレータからの内部 経路より長い全てのラベルについて、ラベルの後端が分離モジュール内にまだあ る間に、ラベルの先端を製品に当てることが必要となる。そして、分離サイクル の間、ラベルは停止されているために、製品だけがきた場合に、その製品がまだ 切断されていないラベルの先端と接着してしまうという問題が生じる。 また、塗布器から供給されたラベルは、供給及び位置合わせの間は、製品の流 れから安全にはなされていなければならない。このために、ラベル／製品の結合 体に圧力をかける前に、ラベルをそれを貼り付けるべき製品のところへ持ってい く、若しくは製品をラベルのところへ持っていく、又は、その双方を行うことが 要求されるという問題がある。 発明の概要 本発明によれば、個々のラベルを製品に配置する、ライナーレス・ラベルのウ ェブのための配置機構が提供される。配置機構は、ウェブから個々のラベルを分 離するセパレータと、セパレータの下流に配置され、個々のラベルを受け取るバ ッファーと、個々のラベルを製品に引き渡せる位置にバッファーを配置できるよ うにバッファーを可動に支持するバッファー支持アセンブリとを備え る。 バッファーは、好ましくは、回転可能なバキューム・ドラムを備え、この回転 可能なバキューム・ドラムは、その表面を減圧する真空手段を含む。 バッファー支持アセンブリは、回転可能なバキューム・ドラムを回転可能に支 持する作動シリンダを備えることであってもよい。 また、本発明は、供給アセンブリを備えることであっても良い。供給アセンブ リは、ライナーレス・ラベルのウェブをセパレータに供給し、個々のラベルをバ ッファーに供給する。供給アセンブリは、好ましくは、ウェブをセパレータへ駆 動する一組のウェブ駆動ロールと、個々のラベルをバッファーの方へ案内するラ ベル案内部と、個々のラベルをラベル案内部から受け取って、バッファーまで駆 動する一組の個別ラベル駆動ロールとを含む。弛みを防止するために、個別ラベ ル駆動ロールは、ウェブ駆動ロールの組より速く回転するように構成されており 、回転可能なバキューム・ドラムは、個別ラベル駆動ロールより速く回転するよ うに構成されている。 本発明は、供給アセンブリのための第一センサを備え、この第一センサは、ラ イナレス・ラベルのウェブの切断位置を検知し、セパレータを作動させることと しても良い。また、製品にラベルを張り付ける位置にバッファーを配置するよう に、バッファー支持アセンブリを作動させるべく、製品の位置を検出する第二セ ンサを備えるこ ととしても良い。 ラベル案内部は、好ましくは、二つの支持ロッドに取り付けられた複数のワイ ヤを有し、ワイヤは、ウェブの経路の中心線に対して曲がっている。ワイヤの各 々は、プラズマにより被覆された表面を有することであっても良い。 また、本発明の他の局面によれば、配置装置を用いてライナーレス・ラベルか ら製品に個々のラベルを配置する方法が提供される。本方法は、ウェブから個々 のラベルを分離し、個々のラベルをバッファーへ移し、個々のラベルを製品に引 き渡す位置にバッファーを配置する各ステップを含む。 さらに、本発明の方法は、回転可能なバキューム・ドラムの表面を減圧するこ と、及び／又は、分離ステップの前に、セパレータにライナーレスラベルのウェ ブを供給することであってもよい。配置機構は、好ましくは、ウェブを分離ステ ップ用のセパレータへ駆動する一組のウェブ駆動ロールと、個々のラベルをバッ ファーの方へ案内するラベル案内部と、個々のラベルをラベル案内部から受け取 り、バッファーへ駆動する一組の個別ラベル駆動ロールとを含む供給アセンブリ を備え、個別ラベル駆動ロールは、ウェブ駆動ロールの組より速く、好ましくは 約５％速く、回転させられる。 バッファーは、回転可能なバキューム・ドラムを備え、回転可能なドラムは、 個別ラベル駆動ロールより速く、 好ましくは１０％速く、回転することであってもよい。 また、本発明による方法は、個別ラベルの経路をクリアに維持するために、分 離ステップの間にラベル案内部を回転させることであってもよい。加えて、本発 明による方法は、分離ステップを作動させるためにライナーレス・ラベルのウェ ブの切断位置を検出すること、及び／又は、位置決めステップを作動させるため に製品の位置を検出することであってもよい 本発明の第一の目的は、個々のラベルを製品に配置するライナーレス・ラベル のウェブのための新規で進歩した配置機構及び方法であって、種々の大きさのラ ベルに適しており、それらのラベルを正確かつ効率的に配置するのに適したもの を提供することにある。 図面の簡単な説明 本発明の上記した又はそれ以外の面及び利点は、下記の好ましい実施形態の記 載及び添付した図面から明らかとなる。添付する図面は以下のものである。 図１は、本発明による配置装置の側面図である。 図２は、図１に示した配置装置がラベル配置位置にあるところを示す図である 。 図３は、図１のうち、分離シリンダーのみを示す図であって、配置機構の駆動 シリンダとクランク・アームがホーム・ポジションにあるところを示した図であ る。 図４及び図５は、図３と同様の図であって、構成部品 が完全に切断を行った位置にあるところ、及び、油を拭き取る位置にあるところ をそれぞれ示した図である。 好ましい実施例の詳細な説明 図１及び図２は、本発明による配置機構を示す図である。特に、図１は、供給 −分離モードにおける配置機構を、また、図２は、ラベル貼付モードにおける配 置機構をそれぞれ示している。配置機構は、主に、バッファー、すなわち真空源 １１に接続された回転可能なバキューム・ドラム１０と、バッファー１０を支持 するバッファー支持アセンブリ１２と、ウェブから個々のラベルを分離する典型 的なセパレータ１４とから構成されている。典型的なセパレータ１４については 、１９９５年１０月３１日に提出されたシリアル番号がNo.08/ であるアメ リカの同時係属出願（弁理士ドケット番号No.263-1379）に詳細に説明されてい る。上記出願の開示内容は、ここに参照することにより本願に編入されたものと し、セパレータ１４についての詳細な説明を省略する。 ライナーレス・ラベルがストックされているウェブ１は、一組のウェブ駆動ロ ール１６、１８によりセパレータ１４の回転型分離シリンダー２０とセパレータ １４の固定ナイフ（又は固定バー（snubbing bar））２２との間ののど部に送り 込まれる。駆動ロール１６、１８は、ベルト２６をかけられており、そのベルト ２６を介して、モータ駆動手段２４により一緒に駆動される。ベルト２ ６と、ロール１６、１８の冠上の駆動面は、ロールが協調的に駆動されるように 、必要に応じて、互いに相対的にスリップできるように設計されている。図１及 び図２において、ウェブ１は、図面右から左へ移動され、除去ロール、すなわち ラベル駆動ロール２８、３０まで、案内ロッド・アセンブリ３２によって案内さ れる。ラベル駆動ロール２８、３０は、バッファー１０と、共通の駆動ベルト３ ４及び駆動手段３６によってベルト掛けされている。ベルト３４と、ロール２８ 、３０の冠状の駆動面と、バッファー１０とは、必要に応じてスリップするよう に設計されている。これは、ロール２８、３０の駆動面が協調して動作するのを 維持するため、個々のラベルがバッファー１０に円滑に取り付けられるようにす るため、及び、ウェブ駆動ロール１６、１８とラベル駆動ロール２８、３０との 間における引っ張り張力を維持するためである。 案内ロッド・アセンブリ３２は、複数のワイヤ又はロッドを有している。これ らワイヤ又はロッドは、少なくとも２つの横方向支持ロッド３８、４０にとり付 けられている。案内ロッド・アセンブリ３２の支持ワイヤは、ライナーレス・ラ ベル・ウェブ１の粘着面と接触する部材である。このために、支持ワイヤは、粘 着を最小限に抑制すべく、プラズマ・ノン−スティック・コートを施されている （plasma non-stick coated）。さらに、ワイヤは、ウェブの経路の中心より外 側へ各々のワイヤが曲 がるように、支持ロッド３８、４０に取り付けられている。これは、ワイヤをウ ェブの通過路の中央に平行に取り付けると、ラベルのストック（stock ）がワイ ヤのエッジに追従したり、捕捉されたりするので、このような事態を防止するた めである。 ロール１６、１８が回転するときの周面の速度は、速度ｎに設定される。また 、除去ロール２８、３０は、速度ｎより５％速い速度が与えられるようにベルト 掛けされる。これにより、供給ロール１６、１８とラベル駆動ロール２８、３０ の間のラベル・ウェブ１に弛みがあったとしても、それは、ウェブ１が、セパレ ータ１４により切断（又はブラスティング）されるべき正しい位置に達するまで に取り除かれる。 切断されたラベルの先端が、個別ラベル駆動ロール２８、３０から出てくると 、その先端は、バッファー、すなわちバキューム・ドラム１０の方へ前進する。 バキューム・ドラム１０は、図１又は図２において、時計方向に回転しており、 このために、ラベルは、その先端を下方へ方向転換されたうえで、ドラム１０の 真空吸引にさらされる。ドラム１０の表面は、ラベル駆動ロール２８、３０の表 面速度より１０％程度速い速度に制御される。この結果、ラベルは、バキューム ・ドラム１０の表面に円滑に取り付けられる。この動作は、ウェブ１に前もって 印刷されたセンサ用マークがフォトディテクタ４１を通過する位置まで続けられ る。このフォトディテクタ４ １により検出される位置とは、ラベル・ウェブ１とラベルとが、切断されるべき 位置に正しく位置するところである。そして、次に、ウェブ供給用の構成部分が 、セパレータ１４を作動させるために停止される。 次に、セパレータ１４がラベルをウェブ１から切り取る、又は、バースト（bu rst）する。図に示されるように、駆動手段４２がクランク・アーム４４を介し てセパレータ１４を作動させる。この切断工程の詳細については、上記の同時係 属出願に記載されているので、説明を省略する。 引き続き図１及び図２を参照して説明をする。セパレータ１４の回転型分離シ リンダー２０が（rotation）回転する間、案内ロッド・アセンブリ３２は、支持 ロッド３８の周りを回転（pivot）する。支持ロッド３８は、一組のピボット・ ベアリング（不図示）に取り付けられている。そして、支持ロッド４０は、回転 分離シリンダー２０の構成部分によって偏向される。この偏向についての詳細は 、上記した同時係属出願に記載されている。案内ロッド・アセンブリ３２が図２ に示される位置に回転し、切断又はバースト（burst）されたラベルが通り過ぎ ると、案内ロッド・アセンブリ３２は、不図示のバネにより、図１に示された位 置まで戻される。案内ロッド・アセンブリ３２が回転可能であることは、ラベル ・ウェブ１に、特に幅の広いラベルに、補助的な支持物を提供するものである。 ウェブ１の個々のラベルの切断の後、個別ラベル駆動ロール２８、３０とバキ ューム・ドラム１０とは、切断されたラベルがバキューム・ドラム１０に完全に 保持されるまで回転する。次に、セパレータ１４は、オペレーティング・クラン ク４４の下死点まで回転される。この下死点において、カットオフ・シリンダ２ ０の回転刃が、シリコン・フェルト・ウィッキング・ロール（silicon felt wic king roll）４６と接触する。なお、この点については、上記の同時係属出願に 記載されている。カットオフ・シリンダ２０の回転刃をロール４６に接触させる のは、シリコンを薄くコーティングすることにより、刃が、カット・ライン上の ウェブ１の粘着面から取ってしまった接着剤を退け続けることを保証するためで ある。上記のように、オペレーティング・クランク４４が下死点にある状態は、 図５に示されている。次に、続く供給サイクルを開始できるように、オペレーテ ィング・クランク４４は、図３に示す、ラベルを供給できる通常の位置まで回転 される。最後に、ウェブ駆動ロール１６、１８は逆動させられ、その結果として 、ウェブ１が逆動する。ウェブ１が逆動する距離は、約０．１２７ｃｍ（０．０ ５０インチ）、すなわち、前進方向の運動を再開する前に、ラベル・ウェブの先 端とカッターのアンビル・バー（anvil bar）２２との間でくっついている接着 剤を切るのに十分な距離である。 回転型分離シリンダー２０がその最も下方向の位置に 達した場合（図４に示すようにドライビング・クランク４４が上死点にある場合 ）には、位置レファレンスが供給する信号によって、個別ラベル駆動ロール２８ 、３０及びバキューム・ドラム１０の回転が開始される。前述したように、ロー ル２８、３０及びバキューム・ドラム１０の回転は、切断されたラベルがバキュ ーム・ドラム１０に完全に確保されるまで継続される。（なお、サイクルのこの 段階において、サイクル・タイムを最小化すべく、ロール２８、３０及びバキュ ーム・ドラム１０の速度を、実用的な駆動能力の範囲内における最大速度に上げ ることとしてもよい。）バキューム・ラベル１０に確保されたラベルは、次に、 予めプログラムされたコントローラー（不図示）により処理された製品に貼り付 けるべく配置される。ここで、バキューム・ドラム１０の回転は、ラベルと貼る べき製品が合わせ位置（mating position）に来るまで止められる。この配置は 、製品の搬送システムが同様に作動されている間に達成されることであってもよ く、達成されないことであってもよいが、ここでは、分析の簡単のため、製品が ラベルを受けられる位置に達する前に、ラベルの先端は、ランデブー位置（rend ezvous position）に達しているものと仮定する。 この位置において、ロール２８、３０及びバキューム・ドラム１０は、フォト ディテクタ（又は他の公知の信号手段）４７が、製品と搬送手段が許容できる範 囲内でランデブー位置（rendezous position）にあることをマ ークするまで停止する。製品が正しい位置にあることが検出されると、支持アセ ンブリ１２の作動シリンダ４８が作動し、バキューム・ドラム１０は、プログラ ムされた表面速度で時計方向又は半時計方向に回転し、ラベルを貼るべき製品の 表面の速度及び方向に、その速度及び方向を一致させる。バキューム・ドラム１ ０及びロール２８、３０は、支持アセンブリ１２及びアクチュエータ４８により 、（図２に示されるように）製品に接するまで下がる。そして、ドラム１０と製 品との同期した動作により、ラベルは、その先端が製品に取り付けられるととも に、バキューム・ドラム１０の表面から剥離される。 上記の調和した動作は、ラベルがバキューム・ドラム１０の表面から製品に完 全に移されるまで継続される。ラベルが完全に移されると、作動シリンダ４８は 、収縮され、次のラベルの送り込みが可能となる。 上記の段階的なサイクルの記述は、明確な理解のためにシリアルに説明してあ る。しかしながら、実際には、記述されている複数の段階を可能な限りオーバー ラップさせ、全体のサイクルタイムを改善することが好ましい。ここで、非常に 重要なことは、３つの駆動モータ（又はアクチュエータ）のいずれも、回転速度 及び回転方向を個別に調整することができるということである。このようにする ことにより、検出器やシステムのマイクロプロセッサ・コントローラの制御の下 で、配置を正確に制御でき、高サイクル速度を達成でき、また、配置形態の自 由度を大きくすることが可能となる。 フォトセンサ４１、４７は、論理的に導かれる誤り検出アルゴリズムの取得を 可能とする。この誤り検出アルゴリズムは、プログラムされた白及び／又は黒の 組み合わせのいずれかが不適合であるとマイクロプロセッサー制御アルゴリズム により決定された場合に、個別に駆動される供給機構の一つ又はそれ以上を直ち に停止させるようにプログラムされていることが好ましい。誤動作している供給 機構を停止するのは、ラベル・ストックが切断されて回復不能となることを防止 するためである。誤りを検出したときには、マイクロプロセッサは、最新の高速 コピー機、プリンタその他の紙を扱う機構におけるのと似たコンセプトで、ディ スプレイを通じて、オペレーターに対しシグナルを送る。 処理されたラベルが１００％の安全性を達成しなければならない場合、又は、 各製品が固有のラベルを取り付けられていなければならない場合には、一連の又 は派生した（derived）バーコードを読みとることによる検査、確認を導入する ことも可能である。マイクロプロセッサーの制御アルゴリズムを拡張し、オンラ インでラベルに印刷を行うことは、本願発明の固有の部分ではない。しかし、上 記プロセス制御を携えるシステムについての有益な特徴ではある。ラベルのバー コードと製品のバーコードとが一致しない場合に、ラインを下っていくる製品を 迂回させること、例えば、手作業その他の二次的な処 理のために製品を脇へ除くことは、比較的簡単なことである。 なお、上記において、本願発明は、現在のところ最も現実的で好ましい実施例 について記述されている。したがって、本願発明は、上記実施例に限定されたも のと解してはならない。その反対に、本願発明には、特許請求の範囲の精神及び 範囲内に含まれる種々の改良や、同等の構成が含まれる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ， ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，Ｇ Ｂ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ， ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，Ｎ Ｚ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ， ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 個々のラベルを製品に配置するライナーレス・ラベルのウェブのための配 置機構であって、 ウェブから個々のラベルを分離するセパレータと、 セパレータと製品との間に配置され、個々のラベルを受け取るバッファーと、 個々のラベルを製品に引き渡す位置に前記バッファーを配置できるように、前 記バッファーを可動に支持するバッファー支持アセンブリと を備える配置機構。 ２． 請求項１に記載の配置機構において、 前記バッファーは、真空手段を含む回転可能なバキューム・ドラムを備え、 前記真空手段は、前記回転可能なバキューム・ドラムの表面を減圧する ことを特徴とする配置機構。 ３． 請求項２に記載の配置機構において、 前記バッファー支持アセンブリは、前記回転可能なバキューム・ドラムを回転 可能に支持する作動シリンダを備える ことを特徴とする配置機構。 ４． 請求項１に記載の配置機構において、 ライナーレス・ラベルのウェブを前記セパレータに供給し、個々のラベルを前 記バッファーに供給する供給アセンブリをさらに備える ことを特徴とする配置機構。 ５． 請求項４に記載の配置機構において、 前記供給アセンブリは、 ウェブを前記セパレータへ駆動する一組のウェブ駆動ロールと、 個々のラベルを前記バッファーの方へ案内するラベル案内部と、 個々のラベルを前記ラベル案内部から受け取って、前記バッファーまで駆動す る一組の個別ラベル駆動ロールとを含む ことを特徴とする設置装置。 ６．請求項５に記載の配置装置において、 前記個別ラベル駆動ロールは、前記一組のウェブ駆動ロールより速く回転する ように構成されている ことを特徴とする設置装置。 ７． 請求項６に記載の設置装置において、 前記バッファーは、回転可能なバキューム・ドラムを含み、 前記回転可能なバキューム・ドラムは、前記個別ラベル駆動ロールより速く回 転するように構成されている ことを特徴とする設置装置。 ８． 請求項５に記載の配置装置において、 さらに、前記供給アセンブリのための第一センサを備え、 前記第一センサは、前記セパレータを作動させるため にライナレス・ラベルのウェブの切断位置を検知する ことを特徴とする配置装置。 ９． 請求項８に記載の配置装置において、 製品にラベルを貼り付ける位置にバッファーを配置するように前記バッファー 支持アセンブリを作動させるべく、製品の位置を検出する第二センサをさらに備 える ことを特徴とする配置装置。 １０． 請求項５に記載の配置装置において、 前記ラベル案内部は、二つの支持ロッドに取り付けられた複数のワイヤを有し 、 前記ワイヤは、ウェブの経路の中心線に対して曲がっている ことを特徴とする配置装置。 １１． 請求項１０に記載の配置装置において、 前記ワイヤの各々は、プラズマにより被覆された表面を有する ことを特徴とする配置装置。 １２． 配置装置を用いてライナーレス・ラベルから製品に個々のラベルを配置 する方法において、 （ａ）ウェブから個々のラベルを分離し、 （ｂ）個々のラベルをバッファーへ移し、 （ｃ）個々のラベルを製品に引き渡す位置にバッファーを配置する ことを特徴とする方法。 １３． 請求項１２に記載の方法において、 バッファーは、回転可能なバキューム・ドラムを備え、 段階（ｂ）の一部分は、回転可能なバキューム・ドラムの表面を減圧すること により実行される ことを特徴とする方法。 １４． 請求項１２に記載の方法において、 段階（ａ）の前に、セパレータにライナーレス・ラベルのウェブを供給する段 階（ｄ）をさらに備える ことを特徴とする方法。 １５． 請求項１４に記載の方法において、 分離段階用のセパレータへウェブを駆動する一組のウェブ駆動ロールと、 個々のラベルをバッファーの方へ案内するラベル案内部と、 個々のラベルをラベル案内部から受け取り、個々のラベルをバッファーへ駆動 する一組の個別ラベル駆動ロールと を含む供給アセンブリを備え、 段階（ｄ）の一部は、ウェブ駆動ロールの組より個別ラベル駆動ロールを速く 回転させることにより実行される ことを特徴とする方法。 １６． 請求項１５に記載の方法において、 前記回転段階では、個別ラベル駆動ロールがウェブ駆動ロールの組より約５％ 速く回転する ことを特徴とする方法。 １７． 請求項１６に記載の方法において、 バッファーは、回転可能なバキューム・ドラムを備え、 回転可能なドラムは、個別ラベル駆動ロールより速く回転する ことを特徴とする方法。 １８． 請求項１７に記載の方法において、 前記バキューム・ドラムを回転させる段階では、回転可能なバキューム・ドラ ムは、個別ラベル駆動ロールより約１０％速く回転する ことを特徴とする方法。 １９．請求項１５に記載の方法において、 個々のラベルの経路をクリアに維持するために、前記分離ステップの間にラベ ル案内部を回転させる ことを特徴とする方法。 ２０．請求項１２に記載の方法において、 段階（ａ）の前に、前記分離段階を作動させるためにライナーレス・ラベルの ウェブの切断位置を検出する段階（ｅ）をさらに備える ことを特徴とする方法。 ２１．請求項２０に記載の方法において、 段階（ｅ）を開始するために、製品の位置を検出する段階をさらに備える ことを特徴とする方法。