JPH115054A - 流体またはペースト状の媒体を自走式基材上に塗布する方法と装置 - Google Patents

流体またはペースト状の媒体を自走式基材上に塗布する方法と装置

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JPH115054A
JPH115054A JP10144392A JP14439298A JPH115054A JP H115054 A JPH115054 A JP H115054A JP 10144392 A JP10144392 A JP 10144392A JP 14439298 A JP14439298 A JP 14439298A JP H115054 A JPH115054 A JP H115054A
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JP
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inlet
defining element
side defining
substrate
chamber
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JP10144392A
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Richard Bernert
リチャードベルナルト
Michael Trefz
ミハエルトレフツ
Harald Hess
ハラルドヘス
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Voith Sulzer Papiermaschinen GmbH
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • D21H23/02Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper characterised by the manner in which substances are added
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    • D21H23/32Addition to the formed paper by contacting paper with an excess of material, e.g. from a reservoir or in a manner necessitating removal of applied excess material from the paper
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C11/00Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
    • B05C11/02Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface
    • B05C11/023Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface
    • B05C11/025Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface with an essentially cylindrical body, e.g. roll or rod
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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    • D21H25/00After-treatment of paper not provided for in groups D21H17/00 - D21H23/00
    • D21H25/08Rearranging applied substances, e.g. metering, smoothing; Removing excess material

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Paper (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自走する基材上に均質な塗布層を形成するとと
もに、塗布媒体の必要な予調節量を減少させる。 【解決手段】基材の入口側の画定要素(22)と出口側
の画定要素(14)との間に画定形成された詰溜房室
(16)と塗布媒体(M)を供給する供給ユニット(1
8)とを設け、供給ユニット(18)が基材(U)の走
行方向(L)に見て入口側画定要素(22)より手前に
配置した。 【作用】詰溜房室入口側画定要素の手前に塗布媒体の蓄
積が形成され、この蓄積が詰溜房室に侵入しようとする
気泡をシールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は流体状またはペースト
状の媒体を自走式基材上に塗布する方法と装置とに関す
るものであり、さらに詳しくは例えば紙のウェブ、カー
ドボード、ボックスボードまたは塗布ローラーなどの自
走する基材上に供給ユニットから供給された塗布媒体を
塗布するシステムであって、基材入口側と出口側とがそ
れぞれの画定要素により画定された型式のものに関する
ものである。
【0002】
【従来技術】上記のような型式の装置としては例えば、
所謂ショート・ドウェル装置が知られており、塗布媒体
は直接塗布房室または詰溜房室に送られ、これらの房室
の基材出口側端部はブレードまたは調節ロールにより画
定されており、基材入口側端部は詰溜板または調節ブレ
ードにより閉鎖されている。このようなショート・ドウ
ェル装置は通過する基材上に均質な塗布を施せないとい
う問題がある。
【0003】均質な塗布を達成するには調節要素を均一
に「引きずる( sweep )」ようにしなければならな
い。すなわち近づいてくる塗布媒体の圧力を全塗布幅に
亙って調節要素上に作用させなければならず、この作用
を均一にして通過して行く基材から調節要素が充分均一
に持ち上がって、所望の幅の隙間を形成するようにしな
ければならない。
【0004】しかし従来の塗布装置にあっては、調節要
素のすぐ手前の塗布房室内には充分に均一な圧力が存在
せず、したがって比較的大量を予調節する必要がある。
さもないと塗布幅のいくつかの地点で調節要素が要求さ
れる最少の塗布媒体による被覆を与えることができない
のである。また基材上への塗布媒体の塗布は入口側画定
要素を通って詰溜房室内に入り込む気泡によっても阻害
される。
【0005】EP0319503B1には塗布装置の一
例が記載されているが、調節ブレードによって形成され
る詰溜房室の入口側画定要素中にダクト(通路)が設け
られており、これを通って詰溜房室内に導入された過剰
の塗布媒体が基材の走行方向と逆方向に詰溜房室から逃
出することができるようになっている。逃出した塗布媒
体は基材と入口側画定要素との間の領域に蓄積されて
「シール」として作用し、気泡が侵入するのを防止す
る。しかし上記した「引きずる」ことに伴う問題はこの
装置の場合にも依然として起きるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】すなわち従来技術の場
合にはいずれも均質な塗布効果を得ることが難しく、均
質性を得るには予調節量を大きくする必要があった。
【0007】かかる従来技術の現状に鑑みてこの発明の
目的は、自走する基材上に均質な塗布層を形成するとと
もに、塗布媒体の必要な予調節量を減少させる、ことに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このためこの発明の装置
にあっては、画定要素を基材の走行方向に見て塗布媒体
画定要素より手前に配置したことを要旨とする。
【0009】またこの発明の方法にあっては、塗布結果
に応じて基材に対する入口側画定要素の配置を制御する
または/および詰溜房室の体積を制御するまたは/およ
び詰溜房室の形状を制御するまたは/および塗布媒体の
供給レートを制御することを要旨とする。
【0010】
【作用】かかる構成とした結果、前記EP031950
3B1の場合と同様に、詰溜房室入口側画定要素の手前
に塗布媒体の蓄積が形成され、この蓄積が詰溜房室に侵
入しようとする気泡をシールするのである。加えてこの
シール効果は上記EP0319503B1のそれを顕著
に凌ぐものである。なぜならばこの蓄積は過剰な塗布媒
体によって形成されるものではなく、詰溜房室に供給さ
れた塗布媒体の全量により形成されるものだからであ
る。
【0011】さらに詰溜房室入口側画定要素が絞り点を
構成し、これが所望の制御された程度に亙って、詰溜房
室への塗布媒体の導入を邪魔するのである。この絞り効
果はすでに詰溜房室の手前に蓄積された塗布媒体中に横
断方向の均質化、すなわち塗布幅に亙っての均質化を引
き起こす。この結果すでに詰溜房室内に入った塗布媒体
は均一な圧力分布を有しており、これに加えて横断方向
に亙る圧力の分布と形態の均質化が詰溜房室中に起きる
のである。
【0012】ここでこの発明の装置にあっては塗布媒体
が全塗布幅に亙って詰溜房室出口側画定要素例えば調節
要素に実質的に均一な圧力を及ぼして、調節要素は均一
かつ高度に「引きずられる」ようになり、これにより基
材上に均質な塗布が行われる。この発明の構成によって
くる圧力均一化効果により従来の装置に比べて少い予調
節量であっても充分所望の塗布を施すことができる。
【0013】さらに過剰な塗布媒体が少ないので、材料
コストや運転コストなどを低廉にすることができる。ま
た過剰塗布媒体を循環させるためのポンプの容量も小さ
くて済む。
【0014】詰溜房室の入口側端部と出口側端部とを連
結する房壁を横断方向に見て塗布媒体を均一にするよう
に構成することにより、上記のような諸効果をさらに高
めることができる。このため詰溜房室に均質化部分と塗
布部分とを設けるとよい。塗布部分を設けることによ
り、例えば渦巻きなどによりまだ詰溜房室中に存在して
いる圧力差が、調節部材の付近に拡散しないようにでき
る。
【0015】詰溜房室の入口領域にあっては、好ましく
は基材に最も接近した領域において例えば入口側画定要
素を基材の走行方向に見て非平坦状たとえば波状、段付
き状粗面状に構成することにより、横断方向の均質化が
さらに促進される。このような非平坦形状による分散効
果を利用するのである。すなわち詰溜房室房壁を適宜に
設計することによりこのような分散効果を得ることがで
きる。上記のような非平坦形状に加えてウェブ、バーな
どを詰溜房室中に設けてもよい。
【0016】しかし基本的には、過剰の塗布媒体で動作
しているときには、。詰溜房室の入口の領域において基
材の近くにおいて走行方向に向かって詰溜房室に入る流
れが形成される。また過剰な流れの中には基材から離れ
て走行方向と逆に向かう流れがある。しかし好ましくは
少なくとも1個の遡流ダクト(通路)を設けて、過剰に
詰溜房室内に入った塗布媒体がそこを通って流出できる
ようにしてやるとよい。このように遡流を形成すると、
入口画定要素によって形成された詰溜房室入口側におけ
る隙間の領域に画定された流れが形成される。該遡流ダ
クト(通路)は例えば塗布基台を横断する別個のライン
またはチャンネルで構成する。さらに遡流ダクトはそれ
ぞれ独立別個に開閉できるようにするとよい。
【0017】詰溜房室の入口側画定要素は例えば出口側
画定要素の基台と一体の構造としてもよいし、別体の構
造としてもよい。前者の場合は簡単で頑丈な構造となる
が、後者の場合には使用される塗布媒体の性質その他の
工程パラメータ、特に基材の走行速度に応じて入口側画
定要素を選べる。特に別体構造の出口側画定要素として
は引き摺り式 ( drag )ブレードや掻き取り式 ( scrape
r )ブレードなどの調節ブレードが用いられる。掻き取
り式 ( scraper )ブレードは接近する塗布媒体により基
材に押圧される。なぜなら基材の走行方向とは逆方向を
指向してかつその上に乗っかっているからである。これ
には少なくとも1個の入口ダクト(通路)が形成されて
おり、基材に近く位置している。いずれにしても上記の
遡流ダクト(通路)はブレードに穿孔することにより容
易に形成できる。
【0018】上記したように詰溜房室入口側画定要素が
一体であると別体であるとに拘わらず、供給ユニットに
より基材上に供給されて詰溜房室に入り込む塗布媒体に
対して該画定要素はチャンネル面を構成するものであ
る。このチャンネルまたはホッパー面は横方向への圧力
の均一性を改善し、詰溜房室への塗布媒体の導入を円滑
安全に行わせるものである。
【0019】チャンネル面または/および詰溜房室房壁
と基材とにより画定される凹所をベンチュリーノズル状
の横断面とすることにより、詰溜房室に入るまたは入っ
た塗布媒体に好ましい流体的な影響を及ぼすことができ
る。
【0020】横方向に見て基材に近い詰溜房室入口側画
定要素の端線は例えば直線状に延在させてもよい。しか
し該端線を基材に向かって突出したり引っ込んだりする
ように形成したり、入口側画定要素の基材に近い部分に
少なくとも1個の入口ダクト(通路)設けるようにする
と、塗布媒体に対して所望の最小の入口横断面を与える
ことができる。このうち後者の構造は横方向への塗布媒
体の非均一化を可能として、これにより塗布も非均質性
となる。例えば該端線は波状、鋸歯状、段付き状などに
することができる。
【0021】詰溜房室入口側画定要素は出口側画定要素
の基台と一体構造としてもよい。しかし入口側画定要素
を出口側画定要素の基台上に配置してもよく、これには
基台に対して相対移動できるようにしてもよく、ウェブ
により連結するようにしてもよい。このウェブにより基
台に対して入口側画定要素が限定傾斜できるようにな
る。以上全ての変化実施例のように構成することによ
り、基材に対する入口側画定要素の設定の如何に拘わら
ず詰溜房室により特定の影響を齎すことができる。前の
変化実施例の場合、例えば基台と基材との相対配置を変
えることによりこのような影響が得られる。第2,3の
変化実施例の場合には、基台に対する入口側画定要素の
相対移動により詰溜房室に影響を及ぼすことができる。
【0022】基材に対する出口側画定要素の配置を変え
る駆動装置を用いて、例えば所望の塗布隙間を予設定す
ることができる。基材に対する入口側画定要素の配置を
変える駆動装置を用いて、詰溜房室入口の寸法または/
および詰溜房室の寸法および形状に影響を及ぼすことが
できる。これらの駆動装置は基材の幅方向に分散された
複数個の駆動ユニットを有しており、これらは相互独立
に駆動することができる。またこれにより入口側画定要
素の形状または/および詰溜房室の形状寸法は横方向に
亙って設定できる。
【0023】所望の塗布形態を得るには調節部材の手前
における圧力の横断形状が重要である。所望の圧力横断
形状に調節するには詰溜房室の横方向の体積を設定して
もよく、または詰溜房室の体積は一定として詰溜房室の
横断形状を横方向に亙って調節してもよく、横方向に並
設された複数個の遡流ダクトの横断面を相互独立に選ん
でもよい。
【0024】駆動ユニットは電気的、水圧的、空圧的、
水空圧的または手動的に駆動できる。例えば駆動ユニッ
トを少なくとも部分的にネジで調節してもよい。これに
代えて駆動ユニットを少なくとも部分的に圧力ホースで
形成してもよい。駆動システムに数個の房室に分割され
た圧力ホースを設けてもよい。遠隔制御駆動ユニットま
たは遠隔制御駆動システムを制御ループ中に予め組み込
んでもよい。さらに駆動ユニットまたは駆動システムの
調節力または調節強度を制御できるように構成してもよ
い。
【0025】以上の説明から明らかなように、入口側画
定要素と基材の協働により形成される詰溜房室の入口は
塗布媒体にある程度絞り効果を及ぼす。この効果により
塗布媒体の予調節が行われる。例えば供給ユニットを基
材の幅に亙って分割された複数個の供給要素により構成
すると、さらに細やかな予調節が行える。これらの供給
要素の塗布媒体供給レートは相互独立に調節できるよう
にするのが望ましい。これにより横方向に亙って塗布形
状が変化する。
【0026】またこの発明は流体状またはペースト状の
塗布媒体を自走式基材上に塗布する方法にも係るもので
あるが、その効果については以上の説明を参照された
い。
【0027】
【実施例】図1に示すのはこの発明の塗布装置の一実施
例であって、該塗布装置は流体またはペースト状の塗布
媒体Mの調和された均一塗布層Sを塗布装置を通過して
自走する基材U上に塗布するものである。該基材Uは例
えば塗布ローラーなどから構成されてもよく、均一塗布
層Sは同様に塗布装置を通過する紙、ボードまたはカー
トンなどの基材帯上に直接に塗布を行うものである。
【0028】図示の塗布装置は塗布ローラー14と詰溜
房室16とを具えた塗布ユニット12と供給ユニット1
8とを有してなるものであり、この供給装置18により
塗布媒体Mが基材U上に粗く分与されるのである。塗布
ローラー14は塗布基台20中に収容されており、この
塗布基台は公知の構造なので詳細な説明は省く。
【0029】基材Uは塗布装置10に対して矢印L(走
行方向)の方向に移動する。詰溜房室16はその出口側
を塗布ローラー14(塗布媒体出口側画定要素として機
能する)により画定されており、入口側を塗布媒体入口
側画定要素22により画定されている。したがって詰溜
房室16は基材Uと画定要素22と塗布ローラー14と
を結ぶ房壁24により画定されている。
【0030】この発明において塗布媒体M(勿論まだ調
和されていない構造であるが)は走行方向Lについて入
口26より前方において、図1に示すように多くの黒点
で示すように不規則な状態で、供給ユニット18により
基材U上に塗布される。その基材Uと一緒の運動により
塗布媒体Mは入口26の領域に到達し、その回転作用に
より入口前に蓄積する。
【0031】この塗布媒体Mの蓄積28は空気の好まし
くない侵入に対して詰溜房室16を入口側において塞ぐ
働きをする。入口26の前における塗布媒体Mの流体力
学的流れ圧力により塗布媒体Mの詰溜房室16への到達
が促進されかつ可能となるのである。最後に塗布媒体M
は塗布ローラー14と基材Uとの間の出口30を経て詰
溜房室16から出て、しかもこの発明の塗布装置10特
に詰溜房室の入口側画定要素22の働きにより、詰溜房
室16と塗布ユニット12とが基材U上に均質の塗布層
を形成するのである。
【0032】この発明の塗布装置10により塗布された
塗布層の均質性は、塗布ローラー14の近傍に存在する
塗布媒体Mが均一な分布と均一な圧力形態を横方向Q、
すなわち図に直交する方向に有しているという事実に、
よるのである。この均一な形態は詰溜房室入口側の画定
要素22の絞り作用によるものであり、さらにこれによ
り蓄積28は横方向Qに均一になる。加えて詰溜房室1
6の作用もあり、これが横方向Qにさらなる均一化を行
うのである。
【0033】塗布媒体Mにおける横方向の均質性は房壁
24、その入口側の画定要素22特に入口26の形態に
より影響されるものであって、また画定要素22から基
材Uの走行方向Lに沿って延在する誘導面32の形態に
よっても影響されるのである。基材Uと誘導面32とが
実質的にベンチュリー管的な形態の横部分を具えている
ときには、特に好ましい水力学的な関係が蓄積28中に
選られるのである。
【0034】図1に示す実施例の場合には画定要素22
は塗布基台20と一体に形成されている。塗布基台20
は板バネ34によりビーム36に取付けられているが、
特に調節部材38を介して該板バネ36に固定されてい
る。図1における調節部材38は両矢印により示されて
おり、例えば圧力ホースにより構成される。
【0035】塗布媒体Mの粘度、基材Uの走行速度およ
び所望の塗布層の厚さなどの工程パラメータに応じて出
口30の幅を調節すべく、基材Uに対する塗布ローラー
15の配置の影響を調節する調節部材40が設けられて
いる。また図示の実施例においては、入口26の幅も調
節部材42により影響される。
【0036】調節部材40,42としては、例えば手動
式の調節ネジ、モーター駆動式の調節機構、水力または
空力または水空力駆動式の調節機構、圧力ホースなど適
宜な調節部材を用いることができる。
【0037】層塗布の正確な影響また必要な場合には層
塗布の形状を得るべく、調節部材40,42は横方向Q
に複数の部材片に分割し、これらの制御力や制御強さを
各個独立に調節できるようにすることができる。これを
図12a中に部材片42a,42bおよび42cなどで
示す。離間し得る調節部材の配置に際してはこれらを塗
布装置全体の自動制御系に組み込むこともできる。
【0038】図1および図2〜図10に示す実施例にお
いては塗布ローラー14を具えたワイパー機構が示され
ているが、その他のワイパーもしくは平坦化要素とし
て、例えばワイパーブレードやエアーブラシなどを用い
ることもできる。また塗布ローラー14の表面の形状は
自由にすることができる。さらに塗布ローラー14は基
材Uの走行方向と同じ方向または反対の方向に回転駆動
することができる。
【0039】前記したワイパー塗布の形状を考慮して、
供給Yに18を横方向Qに多数の隣り合う供給部材片に
分割して、所望のワイパー形状に応じた種々の供給割合
で塗布媒体Mを基材U上に塗布するように構成すると、
有利である。塗布域に亙って分割位置された多数の塗布
ノズルをもって供給ユニット18を構成し、各塗布ノズ
ルの駆動を個別に調節できるようにしてもよい。
【0040】供給ユニット18により基材U上に塗布さ
れる塗布媒体Mの量は所望の均一塗布層Sに応じて正確
に塗布される。塗布媒体Mは基材U上に過剰に塗布して
もよい。この場合には詰溜房室16より前に配置された
戻流通路44(図中破線で示す)を形成すると有利であ
り、これを通って詰溜房室16中に導かれた過剰な塗布
媒体Mが再び房外に放出されるのである。戻流通路44
の断面積は例えばベンチュリー44aにより所望の値
(完全開口および完全閉口も含めて)に調節することが
できる。遡流通路44から放出された過剰な塗布媒体M
は回収タンク46に回収されて、再び塗布作業に供され
る。
【0041】塗布媒体の調和およびその支配的な圧力
は、詰溜房室16特にその房壁24および基材Uに対す
る入口側画定要素22の配置などにより、塗布媒体Mの
粘度や基材Uの走行速度などのパラメータに応じて、影
響される。以下図2〜図10により詰溜房室および房壁
の種々の態様を説明する。
【0042】図2に示す実施例においては、詰溜房室1
16が入口126側の調和房116aと出口130側の
塗布房116bとを有している。調和房116a内にお
いては、入口126から流れる塗布媒体の圧力が詰溜房
室116内の圧力と同じである。これにより横方向Qに
圧力形態が均一となる。塗布房116b内においては塗
布媒体Mも均一な圧力形態を有している。これにより塗
布ローラー114が均一に「洗われ」て、最終的には所
望の均一な塗布層を与えるのである。さらに例えば膨張
可能な圧力ホースなどの調節要素41が設けられてい
て、これにより詰溜房室116の形態、例えば横方向Q
に直交にとられた詰溜房室116の横断面、を変化させ
ることができる。
【0043】図3に示す実施例にあっては、詰溜房室2
16が入口側画定要素222から基材Uの走行方向Lに
対して後方に延在する切込み部分216cを有してい
る。このような切込み部分116cは詰溜房室216を
確りとかつ完全に詰込み状態とするのに適している。
【0044】図4に示す実施例においては、詰溜房室3
16が一方では塗布基台320により他方では基台32
0に固定されたブレード346により画定されている。
この実施例にあってはブレード346の自由端が入口側
画定要素322を構成している。該自由端は走行方向L
を指向しており、掬上げブレード状に形成されている。
さらにブレード346に透通形成された孔により遡流通
路344が構成されている。
【0045】図5に示す実施例にあっては、詰溜房室4
16が塗布基台420に固定されたブレード446によ
り一部画定されている。前出のブレード346との相違
は図5のブレード446が突刺しブレード状に、すなわ
ち基材Uの走行方向Lと反対方向を指向して形成されて
いるという点である。このようなブレード446はこれ
に働く塗布媒体の流体力学的な圧力により基材Uの表面
に押圧される。このブレード446には入口の役目をす
る開口が形成されている。
【0046】図6に示す実施例においても突刺し式のブ
レード546が用いられている。図5のブレードとの相
違は、ブレードの先端に流れ寄る塗布媒体Mのための誘
導面532が形成されていて、入口526の開口部下側
の塗布媒体Mの流体力学的流圧により基材Uから離間し
て持ち上げられる。
【0047】図7に示す実施例にあっては、詰溜房室の
入口側画定要素622が入口626の領域において基材
Uの走行方向Lに段付き構造を有している。この入口側
画定要素622構造によって得られる段付き分散効果に
よって塗布媒体M内圧力の横方向Qの均質性が改良され
るのである。この分散効果は基材の走行方向に見て緩や
かに平坦でない入口側画定要素の構造によっても得られ
るものである。
【0048】図8に示す例においても、詰溜房室716
の房壁724は基材Uの走行方向Lに段が付いている。
【0049】以上の図1〜図8の実施例にあっては、出
口30,130〜730の寸法は維持されているが、塗
布基台30,130〜730の基材Uに対する配置を変
えることにより、詰溜房室16、116〜716の寸
法、または入口26,126〜726の寸法は変化させ
ることができる。以下の図9、図10に示す実施例にあ
っては、入口側画定要素を塗布基台に対して変位させる
ことができる。
【0050】図9に示す実施例にあっては、例えば蟻継
ぎなどの助けを借りて、入口側画定要素822は両頭矢
印Vで示す方向に変位できる。このような入口側画定要
素822の一線状の調節により詰溜房室816そのもの
の寸法は実質的には不変で残るものであり、この調節い
かんにより入口826の寸法のみが増減するのである。
【0051】図10に示す実施例においては、入口側画
定要素922は塗布基台920と一体となっている。し
かし比較的弱いウェブ950により連結されている。こ
のウェブ950の弾性の故に入口側画定要素922は該
ウェブ950を通って横方向Qに延在する軸Aについて
ある程度傾斜することができる。調節部座時942の駆
動で起きる傾斜により、詰溜房室916の寸法および入
口側画定要素の幅が変えられる。勿論図10の構造の変
化例においては、塗布基台と入口側画定要素とを別体の
部材として、これらを軸Aについて傾斜できるように連
結してもよい。
【0052】図1〜図10の実施例にあっては出口画定
要素が常に塗布ローラにより構成されているが、この発
明はこれに限定されるものではない。図11に示すよう
に詰溜房室1016に塗布ユニット1012とは別個別
設の支持台1060を付設するようにしてもよい。入口
側画定要素1022と出口側画定要素1062はともに
この支持台1060と一体にする。しかし支持台106
0は実際には支持機能を果たしている訳ではない。この
支持台の構造の変化例に付いては上記の塗布ユニットお
よび塗布ローラ−の場合を参照されたい。
【0053】図12には基材と入口画定要素との間の入
口の3種類の変化例を示したものである。図12aに示
す実施例にあっては、基材U’と入口側画定要素22’
とが横方向Qに延在する端線K1’とK2’とを有して
いる。すなわち極端な場合には入口26’は完全に閉鎖
されることもある。これとは対照的に図12bに示す実
施例の場合には、入口側画定要素22’の端線K1は段
状に延在しており、その部分22a”は基材Uの方に突
出しており、部分22b”は基材Uに対して凹んでい
る。一方基材U”の端線K2”は平坦である。部分22
a”は基材Uに当接しており、これにより基材U”と入
口側YK22”との間には最小の入口26”が残されて
いる。図12cの実施例のにおける最小の入口26”は
入口側画定要素22”の端線K’”の領域における孔2
2c’”の助けにより与えられている。
【0054】図12bにおいては段付の端線K1”が示
されているが、最小の入口を与えるものならばいかなる
端線形状であってもよい。例えば端線K1”波状、鋸歯
状などであってもよい。
【0055】なお以上に示した塗布装置10の種々の構
造は適宜これを組み合わせてこの発明の変化実施例を構
成することができる。例えば図12に示す端線構造を図
4,5に示すようなブレード状に構成することもでき
る。図4〜6に示すブレード構造においてブレードの本
体を透通して延在しないが塗布基台を透通して延在する
遡流ダクトを用いてもよい。さらに入口側画定要素とし
て機能するブレードは塗布基台上に設けて、塗布基台が
変位したり傾斜したりできるようにしてもよい。さらに
図3〜10における詰溜房室を図2に示す実施例のよう
に構成して、圧力生成部分と均一化部分と塗布部分とを
設けるようにしてもよい。また本出願人の所謂高速糊付
装置を有するようにしてもよく、これは塗布ローラーに
よる材料ウェブの両側塗布システムである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による塗布装置の一実施例の一部断面
側面図である。
【図2】この発明による塗布装置の他の実施例の要部の
側面図である。
【図3】同様に他の実施例の側面図である。
【図4】同様に他の実施例の側面図である。
【図5】同様に他の実施例の側面図である。
【図6】同様に他の実施例の側面図である。
【図7】同様に他の実施例の側面図である。
【図8】同様に他の実施例の側面図である。
【図9】同様に他の実施例の側面図である。
【図10】同様に他の実施例の側面図である。
【図11】同様に他の実施例の側面図である。
【図12】図2における線XI−XIに沿ってとった3
種類の断面図である。
【符号の説明】
10塗布装置 12塗布ユニット 14塗布ローラー 16詰溜房室 18供給ユニット 20塗布基台 22入口側画定要素 24房壁 26入口 30出口 32誘導面 38調節部材 40調節部材 42調節部材 44遡流通路 46回収タンク U基材 L走行方向 Q横方向 M塗布媒体
フロントページの続き (72)発明者 ハラルドヘス ドイツ国88287グルンクラウトアムオッテ ルスベルク20

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材の入口側の画定要素(22)と出口側
    の画定要素(14)との間に画定形成された詰溜房室
    (16)と塗布媒体(M)を供給する供給ユニット(1
    8)とを有してなり、供給ユニット(18)が基材
    (U)の走行方向(L)に見て入口側画定要素(22)
    より手前に配置されていることを特徴とする流体または
    ペースト状の媒体を自走式基材上に塗布する装置。
  2. 【請求項2】前記の入口側画定要素(22)および/ま
    たは詰溜房室(16)の入口端と出口端とを連結してい
    る房壁(24)が塗布媒体(M)の横方向(Q)の均質
    化を考慮して形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記の詰溜房室(116)が均質化部分
    (116a)と塗布部分(116b)とを有しているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記の入口側画定要素(622)が基材
    (U)の走行方向(L)に見て平坦でなくて波形、段付
    きまたは所定の粗さを有しており、かつそれらが基材
    (U)に最も接近した部位(626)にあることを特徴
    とする請求項2または3に記載の装置。
  5. 【請求項5】房壁(724)が基材(U)の走行方向
    (L)に見て平坦でなくて波形、段付きまたは所定の粗
    さを有しており、かつ詰溜房室中にはウェブやバーなど
    の構造が設けられていることを特徴とする請求項4に記
    載の装置。
  6. 【請求項6】少なくとも1個の遡流ダクト(44)が設
    けられていて、これを通って詰溜房室(16)に入った
    過剰の塗布媒体(M)が逃出することを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかひとつに記載の装置。
  7. 【請求項7】前記の遡流ダクト(44)の横断面が選択
    的に可変であることを特徴とする請求項6に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】入口側画定要素(22)が塗布ユニット
    (12)の塗布基台(20)と一体であることを特徴と
    する請求項1〜7のいずれかひとつに記載の装置。
  9. 【請求項9】入口側画定要素(322、422,52
    2,822)が入口側画定要素の塗布基台(320、4
    20,520,820)と一体であることを特徴とする
    請求項1〜7のいずれかひとつに記載の装置。
  10. 【請求項10】入口側画定要素(322)が掻取りブレ
    ード(346)を有していることを特徴とする請求項9
    に記載の装置。
  11. 【請求項11】入口側画定要素(422,522)が好
    ましくは少なくとも1個の入口ダクトを具えた掬い上げ
    ブレード(446,546)を有していることを特徴と
    する請求項9に記載の装置。
  12. 【請求項12】入口側画定要素(22,522)が供給
    ユニット(18)により基材(U)上に供給されてかつ
    詰溜房室(16,516)に入る塗布媒体(M)のため
    の誘導面(32,532)を有していることを特徴とす
    る請求項1〜11のいずれかひとつに記載の装置。
  13. 【請求項13】基材(U)とともに誘導面(32)また
    は/および房壁(24)により画定される凹所がベンチ
    ュリーノズル状の横断面を有していることを特徴とする
    請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】入口側画定要素(22’)の基材
    (U’)に近い方の端線(K1’)が横方向(Q)に見
    て直線状に延在していることを特徴とする請求項1〜1
    3のいずれかひとつに記載の装置。
  15. 【請求項15】入口側画定要素(22”)の基材
    (U”)に近い方の端線(K1”)が横方向(Q)に見
    て基材(U”)に対して凹凸状の部分(22a”,22
    b”)を有していることを特徴とする請求項1〜13の
    いずれかひとつに記載の装置。
  16. 【請求項16】入口側画定要素(22’”)の基材
    (U’”)に近い方の端線(K1’”)が少なくとも1
    個の入口ダクト(22’”c)を有していることを特徴
    とする請求項1〜13のいずれかひとつに記載の装置。
  17. 【請求項17】入口側画定要素(22,122,22
    2,322,422,522,622,722,102
    2)が出口側画定要素の塗布基台(20,120,22
    0,320,420,520,620,720,106
    0)に固定連結されていることを特徴とする請求項1〜
    16のいずれかひとつに記載の装置。
  18. 【請求項18】入口側画定要素(822)が出口側画定
    要素の塗布基台(820)上に配置されてかつ相対変位
    可能であることを特徴とする請求項1〜16のいずれか
    ひとつに記載の装置。
  19. 【請求項19】入口側画定要素(922)がウェブ部分
    (950)を介して出口側画定要素の塗布基台(92
    0)に連結されていて、入口側画定要素(922)が塗
    布基台(920)に対して限定された傾斜運動が可能で
    あることを特徴とする請求項1〜16のいずれかひとつ
    に記載の装置。
  20. 【請求項20】調節部材(40)が設けられていて、基
    材(U)に対する出口側画定要素の設定を変更すること
    を特徴とする請求項1〜19のいずれかひとつに記載の
    装置。
  21. 【請求項21】調節部材(40)が設けられていて、基
    材(U)に対する入口側画定要素(22)の設定を変更
    することを特徴とする請求項1〜20のいずれかひとつ
    に記載の装置。
  22. 【請求項22】調節部材(942)が設けられていて、
    詰溜房室(916)の体積を変更することを特徴とする
    請求項1〜21のいずれかひとつに記載の装置。
  23. 【請求項23】調節部材(141,942)が設けられ
    ていて、詰溜房室(116,916)の形状を変更する
    ことを特徴とする請求項1〜22のいずれかひとつに記
    載の装置。
  24. 【請求項24】少なくとも1個の調節部材(42)が横
    方向(Q)に分散されてかつ互いに独立に駆動される複
    数個の調節部材(42a,42b,42c)を有してい
    ることを特徴とする請求項20〜23のいずれかひとつ
    に記載の装置。
  25. 【請求項25】前記の調節部材が電気的または/および
    水圧的または/および空圧的または/および水空圧的ま
    たは/および手動的駆動されることを特徴とする請求項
    24に記載の装置。
  26. 【請求項26】少なくとも調節部材の一部が調節ネジに
    より形成されていることを特徴とする請求項24または
    25に記載の装置。
  27. 【請求項27】調節部材の少なくとも一部が圧力ホース
    により形成されていることを特徴とする請求項24〜2
    6のいずれかひとつに記載の装置。
  28. 【請求項28】調節部材が複数個の房室に分割された圧
    力ホースを有していることを特徴とする請求項20〜2
    7のいずれかひとつに記載の装置。
  29. 【請求項29】調節部材の調節力または強度が制御可能
    であることを特徴とする請求項20〜28のいずれかひ
    とつに記載の装置。
  30. 【請求項30】供給ユニット(18)が横方向(Q)に
    亙って分散された複数個の供給要素を有していることを
    特徴とする請求項1〜29のいずれかひとつに記載の装
    置。
  31. 【請求項31】供給要素がその塗布媒体(M)の供給量
    を独立に調節可能であることを特徴とする請求項30に
    記載の装置。
  32. 【請求項32】例えばウェブや紙やカードボードや塗布
    ローラーなどの基材(M)上に詰溜房室(16)を用い
    て流体状またはペースト状の媒体を塗布するべく、該詰
    溜房室の基材入口側は入口側画定要素(22)により画
    定されその基材出口側は出口側画定要素により画定され
    ており、かつ塗布媒体(M)が供給ユニット(18)に
    より詰溜房室(16)に供給される方式であって、塗布
    結果に応じて基材(U)に対する入口側画定要素(2
    2)の配置を制御するまたは/および詰溜房室(16)
    の体積を制御するまたは/および詰溜房室(16)の形
    状を制御するまたは/および塗布媒体(M)の供給レー
    トを制御することを特徴とする流体状またはペースト状
    の媒体を自走式基材上に塗布する方法。
  33. 【請求項33】基材(U)の横方向(Q)、すなわち走
    行方向(L)と実質的に直交する方向に並設された複数
    個の制御部分において制御が互いに独立に行われること
    を特徴とする請求項32に記載の方法。
JP10144392A 1997-06-04 1998-05-26 流体またはペースト状の媒体を自走式基材上に塗布する方法と装置 Pending JPH115054A (ja)

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