JPH11504838A - 引き出しウイングを備えている使い捨て吸収体 - Google Patents

引き出しウイングを備えている使い捨て吸収体

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JPH11504838A
JPH11504838A JP9512721A JP51272197A JPH11504838A JP H11504838 A JPH11504838 A JP H11504838A JP 9512721 A JP9512721 A JP 9512721A JP 51272197 A JP51272197 A JP 51272197A JP H11504838 A JPH11504838 A JP H11504838A
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ガイリヒ、ラルフ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、例えば生理用ナプキン、パンティーライナー、及び失禁用パッドの如き使い捨て吸収体(20)であって吸収体の個々の長手方向側縁上で装着者の下着の側縁の回りに折り畳まれる為の、ウイング(50)とも呼ばれる、サイドラッピング要素(50)を有しているものに関係している。サイドラッピング要素は出荷位置に設けられていて、ここにおいてサイドラッピング要素(50)の夫々は、吸収体(20)の装着者対面表面上へと上方に折り畳まれ、そして自身の上に折り戻される。この位置においてサイドラッピング要素(50)は、個々のサイドラッピング要素(50)の最も外側の縁を側方に引っ張られることにより展開されることが出来る。吸収体(20)の衣服対面側上に通常は設けられている取り付け手段(56)は出荷位置では保護されていて、サイドラッピング要素(50)の側方への引っ張りにより自動的に取り付けが可能な状態にされる。

Description

【発明の詳細な説明】 引き出しウイングを備えている使い捨て吸収体 技術分野 本発明は、使い捨て吸収体、例えば生理用ナプキン、パンティーライナー、及 び失禁用パッドであって、吸収体の長手方向サイド縁部の各々に、装着者の下着 のサイド縁部の周りで折り畳むためのサイドラッピング要素(ウイングとも呼ば れるもの)を備えているものに関する。これらの要素は次のような出荷用配置に おいて備えられている。すなわちサイドラッピング要素の各々が、吸収体の装着 者側表面の方へ上向きに折り畳まれ、これ自体の上に折り返されているものであ る。この配置において、サイドラッピング要素は、各サイドラッピング要素の一 番外側の縁部を横断方向に引張って広げることができる。吸収体の衣類対面側に 一般的に設けられた取り付け手段は出荷位置に置いて保護されており、そして横 断方向にサイドラッピング要素を引っ張ることにより自動的に取り付けの為に入 手可能となる。 発明の背景 吸収体、例えば生理用ナプキン、パンティーライナー、及び失禁用パッドは、 一般に下着の股部に装着される装置である。これらの装置は、人体から生じる液 体及びその他の排出物を吸収かつ保持し、体及び衣服が汚れるのを防ぐように設 計されている。生理用ナプキンは、女性がパンティーに付ける一種の吸収体であ り、通常、装着者の脚の間の会陰部(perennial)に隣接して配置され る。特にサイドラッピング要素は、サイドフラップ又はウイングと呼ばれること も多いが、これを備えた生理用ナプキンは、文献に開示されており、市場で購入 することができる。 一般に生理用ナプキンにサイドフラップが備えられている場合、サイドフラッ プは、中央の吸収手段から側面方向に延びており、股部において装着者のパンテ ィーの縁部の周りで折り畳まれるものである。サイドフラップを装着者のパンテ ィーの下側に付着させるか、あるいは反対側のサイドフラップへ付着させるため に、サイドフラップに付着手段が備えられているのが普通である。サイドフラッ プは特に、滲出物が装着者のパンティーの縁部を汚すのを防ぐのに効果がある。 様々な種類のウイング又はサイドフラップを備えた生理用ナプキンが次の特許 に開示されている。すなわち、「フラップを備えている造形された生理用ナプキ ン(Shaped Sanitary Napkin With Flaps) 」と名付けられた米国特許第4,687,478号、「生理用ナプキン付着手段 (Sanitary Napkin Attachment Means)」と 名付けられた米国特許第4,608,047号、「生理用ナプキン(Sanit ary Napkin)」と名付けられた米国特許第4,589,876号及び その再審査特許第B1 4,589,876号、「生理用ナプキン(Sanit ary Napkin)」と名付けられた米国特許第4,285,343号であ る。ウイングを備えた生理用ナプキンは、汚れに対して良好な防御を与えると通 常考えられている。 一般にサイドフラップは、吸収体の衣服側表面に接着されるか、あるいは吸収 体の側面サイド縁部から全体の一部として延びることによって、生理用ナプキン に備えられている。 サイドフラップはまた、出荷用に吸収体の下又は上で内側に折り畳まれている のが一般的であり、従って包装はサイドフラップを備えない吸収体の基本的な幅 に合わせて行なうことができる。この出荷用配置からサイドフラップを広げるた めに、使用者は、各サイドフラップの縁部を掴んでこれを基本的な使用のための 配置に広げ、吸収体を下着の中に配置し、ウイングを下着の股部のサイド縁部の 周りで折り畳むようにしなければならない。 サイドフラップを展開するこの工程は使用者に時間と努力とを要求する。また 、サイドフラップは通常取り付け手段、一般にはサイドフラップの衣服対面側上 の接着領域、を備えているので、この取り付け手段は剥離片、しばしばシリコン 被覆紙片、により覆われなければならない。取り付け手段からの剥離片の取り外 しが、サイドフラップの使用に先立って必要である。この状況を生じる吸収体の バックシートの下に取り付けられたサイドフラップは、国際特許協力条約(PC T)出願のPCT/US 9404926号,PCT/US 9404927号 ,そしてPCT/US 9404943号から知られている。しかしながら、表 面シート上の代わりの物、特に一体的に結合されたサイドフラップの為の、はこ れらの文献には記載されていない。また、もしも吸収体が吸収体の主要本体部分 の衣服側上に大きな面積の覆い接着取り付け部材を採用したならば、サイドフラ ップは吸収体の装着者対面側上に折り畳まれる必要がある。 この為に、この発明は、吸収体のサイドフラップの出荷位置の種々に取り得る 態様により生じさせられる不便ばかりでなく、使い捨て吸収体における解放片に 関連した不便やコストや材料消費や他の物にも向けられている。 従ってこの発明の目的は、サイドフラップの便利な出荷位置に向けられた代わ りのものを備えている衛生ナプキンの如き吸収体を提供することである。この発 明のもう1つの目的は、吸収体のサイドフラップの衣類対面側上の取り付け手段 の為の解放片の使用を要求しない引き出し出荷位置を伴った吸収体を提供するこ とである。 この発明のこれらの、そして他の目的は、以下の記載を参照して考慮した時、 及び同封の図面と関連させた時に、より容易に明らかになる。 発明の要約 この発明は、下着中に着用する為の、例えば衛生ナプキンや月経用品やパンテ ィライナーや失禁用パッドの如き使い捨て吸収体に関係している。この吸収体は 、装着者対面表面及び衣服対面表面を有していて、下着の側縁の回りに保護位置 を取るよう折り畳むことが出来る。吸収体と同様にサイドフラップは保護位置に サイドフラップを固定する為の取り付け手段を有している衣服対面表面を有して いる。吸収体には使用前に出荷位置のサイドフラップが設けられていて、出荷位 置においてサイドフラップは吸収体の装着者対面表面上に折り畳まれていて、そ してサイドフラップの衣服対面側表面は自身の上に折り戻されてサイドフラップ の使用前に取り付け手段を接近不可能にしたままにしておき取り付け手段を接触 から防護する。 好適な実施態様において取り付け手段は接着剤である。また好適な実施態様に おいては、取り付け手段と直接接触するようになるサイドフラップの衣服対面表 面は、剥離表面を備えている。接着剤取り付け手段の場合には、剥離表面は適当 な領域でサイドフラップの衣服対面表面と結合している追加の材料の剥離被覆片 または上記領域中でサイドフラップの衣服対面表面上への剥離被覆であることが 出来る。また好適な接着剤取り付け手段は、対応領域においてサイドフラップの 衣服対面表面上に接着材料を直接被覆することにより設けることが出来る。 この発明に従ったもう1つの好適な実施態様は2つの対称なサイドフラップを を有していて、2つのサイドフラップの夫々は吸収体の対向する側縁の夫々上で 吸収体に結合されている。個々のサイドフラップは、側方末端縁と、それに沿っ てサイドフラップが吸収体に結合されている基端縁と、そして末端縁と基端縁と の間の折り曲げ軸線と、を有している。より好適な実施態様においてはサイドフ ラップが、吸収体の主本体部分の側方外側縁に沿って吸収体に結合されているよ うに形成されている。この形態においてサイドフラップは、サイドフラップが吸 収体に結合されている場所である基端縁に沿い吸収体の装着者対面表面上に折り 畳まれ、さらに個々のサイドフラップは折り曲げ軸線に沿い自身の上に折り戻さ れる。この実施の形態において相互に遠ざかる方向を向いているサイドフラップ の末端縁は、装着者が立っている間に下着が引き下げられ装着者の両足の間に広 げられている時に、吸収体の使用者により引き離されてその出荷位置から装着者 の下着へ吸収体を適用する準備がされている展開位置へと変化される準備がされ る。 折り曲げ軸線にサイドフラップの基端縁からよりもサイドフラップの末端縁か らの方がより幾分か遠ざかるようにさせることは特に好ましいことである。何故 ならば、このような実施の形態はサイドフラップの末端縁が吸収体の主本体部分 の周辺を越えて延出してこれらが着用者により掴まれ、そして上述した記載に従 い引き離されることを容易にすることが出来るからである。衛生ナプキンの為に は、サイドフラップが主本体部分の一体部により設けられていて、吸収体の液体 浸透表面シート、または吸収体の一般には液体不浸透であるがしばしば呼吸可能 であるバックシートまたは両者が延出してこの発明に従ったサイドフラップを形 成する、ことが最も好ましい。 図面の簡単な説明 図1は、本発明による生理用ナプキンの好適な実施態様の下から見た一部切り 取られた斜視図を示す。 図2は、図1の生理用ナプキンの実施態様の線2−2に沿う断面図を示してい る。 図3は、出荷用配置にある、この発明の実施態様の図2と同じ断面図を示して いる。 生理用ナプキンであって、本発明によるクリンピングされた出荷用付着手段を 備えるナプキンの基本的な上部平面図を示している。 発明の詳細な説明 図1乃至図2は、本発明の使い捨て吸収体20の1つの好ましい実施態様を示 す。本発明は、吸収体、例えば生理用ナプキン、パンティーライナー、及び失禁 用パッドに関しており、以下では生理用ナプキンに関連して説明するものとする 。本発明によれば生理用ナプキンは、本体部分21と、一対のサイドラッピング 要素50を備えている。これらのサイドラッピング要素は、装着者が生理用ナプ キンをパンティーに配置する時に、装着者のパンティのサイドを包むものである 。 生理用ナプキン20は、2つの表面、すなわち液体透過性の装着者側表面と、 液体不透過性の衣服側表面を備えている。生理用ナプキン20は図1に、その衣 服側表面から見たものが示されている。生理用ナプキン20の衣服側表面は、生 理用ナプキン20が装着された時に、装着者の下着に隣接して配置されるもので ある。 生理用ナプキン20は、2つの中心線、すなわち長手方向中心線Lと横断方向 中心線Tとを備えている。ここで用いられている「長手方向」という用語は、生 理用ナプキン20の平面における線、軸、又は方向のことを言い、これは一般に 、生理用ナプキン20が装着された時に、立っている装着者を左半身と右半身に 2分する垂直平面と一直線(例えばほぼ平行)になるものである。ここで用いら れている「横断方向」又は「側面方向」という用語は相互交換でき、長手方向に 大体垂直な生理用ナプキン20の平面内にある線、軸、又は方向のことを言う。 図1は、生理用ナプキン20の本体部分21を示す。本体部分21は、サイド ラッピング要素50を含まない生理用ナプキンの部分である。本体部分21は、 間隔をあけて配置された2つの長手方向縁部を有している。生理用ナプキン及び その本体部分の詳細な説明は、米国特許第4,690,680号に含まれている 。 生理用ナプキン20の本体部分21は、どんな厚さであってもよく、例えば比 較的厚いものでも、比較的薄いものでも、あるいは非常に薄いものでさえあって もよい。図1及び図2に示された生理用ナプキン20の実施態様は、比較的薄い 生理用ナプキン、好ましくは「超薄型」生理用ナプキンの一例を示すためのもの である。米国特許第4,950,264号及び第5,009,653号に記載さ れているような「超薄型」生理用ナプキン20は、好ましくは厚さが約3ミリメ ートルより薄い。 図1又は図2は、本発明の生理用ナプキン20の本体部分21の個々の要素を 示している。生理用ナプキンの本体部分21は一般に少なくとも3つの主要要素 を備えている。これらの主要要素には、液体透過性表面シート38、液体不透過 性バックシート40、及び表面シート38とバックシート40との間に配置され た吸収構造又はコア42がある。しかしながらまた、これらの要素の1つ又は好 ましくはそれ以上、例えばバックシートと表面シートが、以下に記載されたサイ ドラッピング要素50の一部として用いられる要素と置換えることができる場合 もある。表面シート、バックシート、及び吸収性コアは、この技術で知られた多 様な形状で組立てることができる(例えばいわゆる「サンドイッチ型」製品、及 び「チューブ型」製品)。 いくつかの好ましい生理用ナプキンの形状は一般に次の特許に記載されている 。すなわち、「縁のある使い捨て吸収体(Bordered Disposab le Absorbent Article)」という米国特許第4,321, 924号;「複合生理用ナプキン(Compound Sanitary Na pkin)」という米国特許第4,425,130号;「薄くて、柔軟な生理用 ナプキン(Thin, Flexible Sanitary Napkin) 」という米国特許第4,950,264号;「弾性化生理用ナプキン(Elas ticised Sanitary Napkin)」という米国特許第5,3 08,346号;「1993年7月22日に出願された「パンティーのサイドを 自然に包むパンティーカバー要素を備えた吸収体(Absorbent Art icles Having Panty Covering Componen ts That Naturally Wrap the Sides of Panties)」と名付けられた米国特許出願番号第08/096,121号 ;及び1993年9月17日に出願された「弾性様挙動を示す延伸性ウエブ材料 を含むパンティーカバー要素を備えた吸収体(Absorbent Artic les Having Panty Covering Components Comprising Extensible Web Materials Which Exhibit Elastic−Like Behavior )」と名付けられた米国特許出願番号第08/124,180号である。生理用 ナプキンの本体部分21はまた、1つ又はそれ以上の延伸性要素を備えていても よい。例えばPCT公開番号WO 93/01785号及び93/01786号 に記載されている生理用ナプキン等である。 一般に本体部分の3つの主要要素は、次の条件を満たす必要がある: 表面シートは柔軟性があり、感触が柔らかく、装着者の皮膚に刺激を与えない 。表面シートはまた弾性特性があり、表面シートの一部又はその広がり全体にお いて1つ又は2つの方向に伸縮できるものである。さらには表面シートは液体透 過性であり、液体(例えば月経分泌物及び/又は尿)がその厚みを容易に透過で きるものである。適切な表面シートは、次のような広い範囲の材料から製造する ことができる。例えば織布及び不織布材料;ポリマー材料例えば開口成形熱可塑 性フィルム、開口プラスチックフィルム、及び油圧成形熱可塑性フィルム;及び 熱可塑性スクリムなどである。適切な織布及び不織布材料は、天然繊維(例えば 木材繊維又は綿繊維)、合成繊維(例えばポリマー繊維、例えばポリエステル、 ポリプロピレン、あるいはポリエチレン繊維)を備えていてもよく、あるいは天 然繊維と合成繊維との組合わせ、又は二/多成分繊維から構成されていてもよい 。 本発明に用いられる好ましい表面シートは、一般に高ロフト不織布表面シート 、及び開口成形フィルム表面シートから選ばれる。表面シートには開口成形フィ ルムが特に好ましいが、その理由は、これらのフィルムが体内からの滲出物に透 過性があるのに、非吸収性であり、液体が逆流して装着者の皮膚を再び濡らす傾 向が小さいからである。従って装着者と接触している成形フィルムの表面は乾燥 したままであり、これによって体が汚れるのを減らし、装着者にとってより快適 な感触を生じる。適切な成形フィルムは、米国特許第3,929,135号;米 国特許第4,324,246号;米国特許第4,342,314号;米国特許第 4,463,045号;及び米国特許第5,006,394号に記載されている 。特に好ましい微孔成形フィルム表面シートは、米国特許第4,609,518 号、及び米国特許第4,629,643号に開示されている。本発明の好ましい 表面シートは、前記特許の1つ又はそれ以上に記載され、かつオハイオ州シンシ ナティのプロクター・アンド・ギャンブル社によって「DRI−WEAVE」と して生理用ナプキンに付けて販売されている成形フィルムを備える。 液体通路の均一な分布を有さず、表面シートの一部分のみが液体通路を備えて いる表面シートも本発明によって考慮される。一般にこのような表面シートは、 次のように方向付けられた液体通路を有するであろう。すなわち中心が透過性で あり、周辺部が液体不透過性の表面シートを生じるようなものである。 成形フィルム表面シートの装着者側表面は、本体表面が親水性でない場合より も素早く液体が表面シートを通過できるように親水性にしてもよい。好ましい実 施態様において、PCT公開番号第WO 93/09741号に記載されている ように、界面活性剤が成形フィルム表面シートのポリマー材料に組込まれている 。あるいはまた、表面シートの装着者側表面は、米国特許第4,950,254 号に記載されているような界面活性剤で処理して、親水性にされていてもよい。 もう1つのこれに代わるものは、いわゆるハイブリッド表面シートであり、こ れは繊維及びフィルム様構造を組込んでいる。このようなハイブリッド表面シー トの特に有用な実施態様は、PCT公開第WO 93/09744号;WO 9 3/11725号、又はWO 93/11726号に開示されている。 表面シートは一般に、吸収構造全体及び吸収構造と同じ広がりの区域の外側に 延びている。表面シートは、好ましいサイドフラップ、サイドラッピング要素、 又はウイングの一部又は全部に延びて、これらを形成してもよい。 表面シートについて言う場合、多層構造又は一層構造が考えられる。前記ハイ ブリッド表面シートは多層設計であるが、その他の多層表面シート、例えば第一 及び第二表面シートの設計も考慮される。 吸収構造は次の要素を含んでいてもよい:(a)場合によっては、第一液体分 配層を、好ましくは第二任意液体分配層と共に備えるもの;(b)液体貯蔵層; (c)場合によっては貯蔵層の下にある繊維(「ダスチング」)層;及び(d) 他の任意の要素である。 a第一/第二液体分配層 本発明による吸収構造の1つの任意要素は、第一液体分配層と、第二液体分配 層である。第一分配層は一般に表面シートの下にあり、表面シートと液体が流れ る関係にある。表面シートは受入れた液体をこの第一分配層に送り、最終的には 貯蔵層に分配する。第一分配層を通るこの液体の移動は、厚みの移動だけでなく 、吸収製品の長さ及び幅方向に沿っても生じる。任意ではあるが好ましい第二分 配層は一般に第一分配層の下にあり、この第一分配層と液体が流れる関係にある 。この第二分配層の目的は、第一分配層から液体を受入れやすくすることであり 、これを素早く下にある貯蔵層へ送ることである。このことによって、下にある 貯蔵層の液体容量が十分に活用される。液体分配層は、このような分配層に一般 的に用いられるあらゆる材料を備えていてもよい。特に繊維層は、繊維間の毛管 を維持し、濡れている場合でも分配層として用いることができる。 b液体貯蔵層 第一分配層又は第二分配層と液体が流れる関係に配置され、一般にこれの下に 液体貯蔵層がある。液体貯蔵層は、あらゆる通常の吸収材料又はこれらの組合わ せを備えていてもよい。これは好ましくは吸収性ゲル化材料を含んでいる。この 材料は、通常、適切なキャリヤーと組合わされた「ヒドロゲル」、「超吸収剤」 、「ヒドロコロイド」材料と呼ばれる。 吸収性ゲル化材料は、体内からの水性液を多量に吸収することができ、さらに は中程度の圧力下に、このように吸収された液体を保持することができる。吸収 性ゲル化材料は、適切なキャリヤー中に均一又は不均一に分散することができる 。適切なキャリヤーは、そのままで吸収性があるならば、単独で用いることもで きる。 ここで用いられる適切な吸収性ゲル化材料は、最も多くの場合、実質的に水に 不溶で、わずかに架橋し、一部中和したポリマーゲル化材料を含んでいる。この 材料は、水と接触するとヒドロゲルを形成する。このようなポリマー材料は、こ の技術においてよく知られた重合性の、不飽和、酸含有モノマーから調製するこ とができる。 適切なキャリヤーは、通常、吸収構造、例えば天然繊維、変性繊維、又は合成 繊維、特に変性あるいは非変性セルロース繊維において、毛羽及び/又はティシ ューの形態で用いられる。しかしながら適切なキャリヤーは、吸収性ゲル化材料 と共に用いることができ、これらはまた単独又は組合わされて用いることができ る。生理用ナプキン/パンティーライナーの場合は、ティシュー又はティシュー ラミネートが最も好ましい。 本発明によって製造される吸収構造の実施態様は、ティシューをそれ自体の上 に折り畳んで形成された二重層ティシューラミネートである。これらの層は互い に接着されてもよい。吸収性ゲル化材料又はその他の任意材料が、層間に含まれ ていてもよい。 変性セルロース繊維、例えば剛化セルロース繊維も用いることができる。合成 繊維も用いることができ、例えば酢酸セルロース、フッ化ポリビニル、塩化ポリ ビニリデン、アクリル(例えばオーロン)、酢酸ポリビニル、不溶性ポリビニル アルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド(例えばナイロン)、 ポリエステル、二成分繊維、三成分繊維、これらの混合物等から製造された繊維 がある。好ましくは繊維表面は親水性であるか、あるいは親水性になるように処 理されている。貯蔵層はまた、液体保持を改善するために、充填材、例えばパー ライト、珪藻土、ひる石等を含んでいてもよい。 吸収性ゲル化材料が、キャリヤー中に不均一に分散されている場合、貯蔵層は 、それにもかかわらず局部的に均一であることがある。すなわち貯蔵層の大きさ 内の1つ又はいくつかの方向に分配勾配を有している。不均一分布はまた、吸収 性ゲル化材料を一部又は全部封入しているキャリヤーのラミネートにも当てはま る。 c任意繊維(「ダスチング」)層 本発明による吸収構造に含ませる任意要素は、貯蔵層に隣接し、一般にこの貯 蔵層の下にある繊維層である。下にあるこの繊維層は一般に「ダスチング」層と 呼ばれる。その理由は、これが、吸収構造の製造中に貯蔵層の吸収性ゲル化材料 を付着させる支持体を提供するからである。実際、吸収性ゲル化材料がマクロ構 造、例えば繊維、シート、又はストリップの形態にあるような場合、この繊維「 ダスチング」層は含ませる必要がない。しかしながらこの「ダスチング」層は、 いくつかの追加の液体取扱い能力、例えばパッドの長さに沿う液体の急速な吸い 上げ能力などを与えてくれる。 d吸収構造のその他の任意要素 本発明による吸収構造は、吸収性ウエブに通常含まれるその他の任意成分を含 んでいてもよい。例えば、吸収構造の各層内部に、あるいは各層間に強化スクリ ムが配置されてもよい。このような強化スクリムは、液体移動に対して界面バリ ヤーを形成しないような形状のものの方がよい。熱接着の結果として通常生じる 構造的な一体性があれば、熱接着された吸収構造には強化スクリムは通常必要で はない。 本発明による吸収構造に含まれていてもよいもう1つの要素であって、好まし くは第一液体分配層又は第二液体分配層の近くに、又はその一部として備えられ るものは、臭気制御剤である。他の臭気制御剤、特に適切なゼオライト又は粘土 材料で、あるいはこれらに加えて被覆された活性炭が、場合によっては吸収構造 に組込まれる。これらの成分は、あらゆる所望の形態で組込まれてもよいが、個 別粒子として含まれることが多い。 バックシートは主として、吸収構造に吸収されて封じ込められた滲出物が、吸 収製品と接触するもの、例えばズボン下、ズボン、パジャマ、及び下着を濡らす のを防ぐ。バックシートは好ましくは液体(例えば月経分泌物及び/又は尿)不 透過性であり、好ましくは薄いプラスチックフィルムから製造される。但しその 他の柔軟性のある液体不透過性材料も用いることができる。ここで用いられてい る「柔軟性のある」という用語は、柔軟であり、かつ人体の一般的形状及び輪郭 に沿いやすい材料のことを言う。バックシートはまた弾性特性を有し、1つ又は 2つの方向に伸縮することができる。 バックシートは一般に、吸収構造全体に延びており、図2に示されているよう に、好ましいサイドフラップ、サイドラッピング要素、又はウイングの一部又は 全部の中まで延びて、これらを形成してもよい。 バックシートは、織布又は不織布材料、ポリマーフィルム、例えばポリエチレ ン又はポリプロピレンの熱可塑性フィルム、あるいは複合材例えばフィルム被覆 された不織布材料を含んでいてもよい。好ましくはバックシートはポリエチレン フィルムであり、この厚さは約0.012mm(0.5ミル)〜約0.051m m(2.0ミル)である。 ポリエチレンフィルムは例えばオハイオ州シンシナティのクロペイ社(Clo pay Corporation)によって、P18−1401という名称で、 及びインディアナ州テール・オート(Terre Haute)のエチル社(E thyl Corporation)のビスクイーン(Visqueen)部に よって、XP−39385という名称で、製造されている。バックシートは、よ り布様な外見を生じるように、好ましくはエンボス及び/又はマット仕上げされ ている。さらにバックシートによって、蒸気を吸収構造から逃がすことができる 。すなわち通気性がある一方で、滲出物がバックシートを通過するのを妨げる。 いくつかの層を含む通気性のあるバックシート、例えばフィルム+不織布構造も 用いることができ、好ましくは互いに接着されている。 サイドフラップ又はサイドラッピング要素 図1乃至図2は、サンドイッチ構成に組立てられた生理用ナプキン20の好ま しい実施態様を示す。この構成においては、表面シート38及びバックシート4 0は、長さと幅のサイズが吸収性コア42より一般に大きい。本発明の生理用ナ プキン20は、一対のサイドラッピング要素50を備えており、この要素は本体 部分21の長手方向サイド縁部を超えて側面方向に外側に延びている。吸収性コ アをその定位置に維持するため、及び本体部分との構造的一体性を与えるために 、あらゆる通常な方法で、例えば接着剤接着、溶接、はんだ付け、又は表面シー トのバックシートへのクリンピング等で、表面シートをバックシートへ接着させ る。 サイドラッピング要素50は、あらゆる適切なサイズ及び形状のものであって もよい。本発明のサイドラッピング要素50は、前述の印刷物において下着カバ ー要素について示された大きさ及び特徴のどれを有していてもよい。 サイドラッピング要素50は、図1乃至図2に示されているように、本体部分 21と一体であってもよい。あるいはまた、サイドラッピング要素50は、あら ゆる適切な方法で本体部分21と接着されていてもよい。ここで用いられている 「接着されている」という用語は、要素をもう1つの要素に直接付着させること によってもう1つの要素に直接固定される形態;これ自体がもう1つの要素に付 着されている中間部材へ要素を付着させて、もう1つの要素へ間接的に固定され ている形態;及び1つの要素がもう1つの要素と一体になっている、すなわち1 つの要素が本質的にもう1つの要素の一部である形態をも包含する。従ってサイ ドラッピング要素50は、図1及び図2に示されているように、本体部分21の 表面シート38及びバックシート40の全体の一部の延長部であってもよい。別 の実施態様においては、サイドラッピング要素50は、一体である代わりに、1 つ又はそれ以上の別々の要素を備えていてもよい。これらの要素は吸収体の衣服 側に接着しているか、あるいはサイドラッピング要素50の近位縁部52に沿っ て、吸収体20の本体部分の長手方向サイド縁部へ接着されていてもよい。 サイドラッピング要素50の少なくとも1つは、付着手段56を備えている。 これらの付着手段は一般に、剥離表面58と一対になっている。図3に示されて いるように、サイドラッピング要素50は、吸収体20の本体部分21の装着者 側表面の上に折り畳まれ、曲げ軸53に沿ってそれ自体の上に折り返される。図 面に示されている好ましい実施態様において、付着手段56は、各サイドラッピ ング要素50の上に備えられている。同様に各付着手段56は、剥離表面58と 一対になっている。この剥離表面は好ましくは付着手段56よりわずかに大きい 面積を有する。吸収体20の図3に示されている出荷用配置において、付着手段 56が剥離表面58の上にあり、付着手段56を吸収体20の使用前に、可能性 のあるあらゆる汚染から保護するようにしている。 付着手段56は、この技術において一般に用いられているあらゆる付着手段で あってもよい。これは、例えば機械的留め具の雄部のような付着手段、いわゆる フックであり、これは補助雌ループ部のような下着の繊維表面と係合する。より 一般的には付着手段56は、この技術においてよく知られた感圧接着剤であり、 これは使用位置に配置された時に下着の表面に剥離可能に接着する。適切な接着 剤は、イタリアのミラノのサヴァーレ社(Savare I.C.)のSava re LA203及びLA303、ドイツのピルマセンス(Pirmasens )のケマーリング(Koemmerling)社によるCoramelt867 、及びドイツのリューネブルグ(Lueneburg)のハー・ベー・フラー社 (H.B.Fuller)により製造されたFuller H−2238ZPで ある。適切な接着剤留め具も、米国特許第4,917,697号に記載されてい る。 剥離表面58は当然ながら、付着手段56の選び方に従って選ばれなければな らない。接着剤付着手段としては、シリコン被覆剥離ストリップ58、より好ま しくは剥離表面58の部位にあるサイドフラップ50の衣服側表面への例えばシ リコンでの剥離化合物の被覆を用いることができることが分っている。同様に、 サイドフラップ50の衣服側表面にこれを接着させて、接着剤付着手段56を備 えるために、両側に接着剤の付いている裏打ち材料を備えた接着剤テープを使用 するのではなく、付着手段56を備えるために、サイドフラップの衣服側表面へ の接着剤被覆を用いることもできる。 同様に図2及び図3において、サイドフラップ50の遠位縁部54は、サイド フラップが吸収体20の本体部分21に接着されている近位縁部52よりも曲げ 軸53から離れているのが見える。この距離の差によって、図2又は図3に示さ れているように、吸収体の出荷用配置にある遠位縁部54は、吸収体の本体部分 21の周辺部を超えて延びており、従ってサイドフラップ50を引張り出して平 らな延ばされた配置にするために、サイドフラップ50の遠位縁部54を掴むの がさらに簡単になる。 サイドラッピング要素50は、生理用ナプキンの本体部分21の構成において 用いられるあらゆる材料から作られていてもよい。図1乃至図2に示された実施 態様におけるサイドラッピング要素50は、好ましくは2つの材料、例えば表面 シート材料とバックシート材料のラミネートを備えている。別々に接着されたサ イドラッピング要素は、同じ方法で、あるいは次の種々のラミネートから製造す ることができる。例えば柔らかい延伸性カバー素材、例えば延伸性スパンボンド 不織布ウエブ、又は柔らかい延伸性成形フィルム、任意の中間層、例えば三次元 成形フィルム、及び裏打ち材料、例えばポリエチレンフィルムバックシート材料 などのラミネートである。 サイドラッピング要素として適切な材料には、表面シート、バックシート、及 び任意の中間層を生じるのに役立つものが含まれる。この場合、適切な不織布ウ エブには、米国バージニア州、ウエインズボロ(Waynesboro)のポリ ボンド社(Polybond,Incorporated)から入手できるSp unbond PEとして知られている製品、及びドイツのコロビン社(Cor ovin GMBH)から入手できるCOROLIND PEとして知られてい る製品がある。 中間層として、あるいは表面シート材料として、DRI−WEAVEとして知 られている三次元成形フィルムの変形例も用いることができる。DRI−WEA VEは、米国特許第4,342,314号及び第4,463,045号の下で、 オハイオ州シンシナティのプロクター・アンド・ギャンブル社によって製造され ている生理用ナプキンの表面シートとして用いられている。サイドラッピング要 素に用いられる三次元フィルムは、開口されていてもよく、あるいはDRI−W EAVE表面シート材料の場合のように全部は開口されていなくてもよい。一体 型のサイドラッピング要素用として、DRI−WEAVE表面シートは、サイド ラッピング要素の装着者側になるフィルムの長手方向側では開口部が閉鎖される ように成形されてもよい。 ポリエチレンバックシート材料は、例えば前記バックシート材料であってもよ い。このポリエチレンフィルムは、あらゆる適切な方法によって、例えば接着剤 の螺旋状塗布、又はスロット被覆によって接着されて、不織布及び/又は成形フ ィルムと共にサイドラッピング要素のラミネートを形成してもよく、あるいは溶 接されるか、共に押出されてもよい。 複合材ラミネートは好ましくは厚さが0.13mm〜1.5mmであり、引裂 けずに約25〜80%延びる。体と接触する柔らかい表面、延伸性を所望であれ ば良好な延伸性、折れ及びしわへの良好な抵抗、及び液体バリヤーを与えるため に、特別なラミネートが選ばれる。 生理用ナプキン20の衣服側表面は、生理用ナプキンを装着者の下着に接着さ せるための留め具を含んでいてもよく、好ましくはこれを含んでいる。図1及び 図2は、中央パッド留め具44を示している。これは本体部分21の下にある生 理用ナプキンの部分を、下着の股部へ固定するのに適している。この技術におい て知られているあらゆる種類の留め具を用いることができる。接着剤を含む留め 具がこの目的には良好な作用をすることが分っており、感圧接着剤が好ましい。 生理用ナプキン20が使用のために配置される前に、接着剤留め具が用いられ るならば、接着剤は一般に、使用前にパンティーの股部でない表面に接着剤が接 着しないように、除去可能なカバーストリップ又は剥離ライナーで覆われている 。適切な剥離ライナー及び接着剤留め具は、米国特許第4,917,697号に 記載されている。適切な接着剤は、接着剤付着手段56にも用いうるものである 。 好ましい配列において接着剤44は、長手方向中心線Lの周りを中心とし、間 隔をあけて配置された長手方向に向けられた一対の接着剤ストリップ又はゾーン によって備えられている。同様に、長手方向中心線Lの周りを中心として、サイ ドラッピング要素の上に接着剤56の付着手段がある。これらは同じ接着剤材料 、又は別の接着剤材料を備えていてもよい。付着手段56及び剥離表面58の、 曲げ軸53に対する原則的配置も、剥離表面58が付着手段56の側面方向に外 側になるように代えてもよい。同様に1つのサイドフラップ50にある単一の付 着手段は、特にサイドフラップが下着の股部を取囲む位置にサイドフラップを接 着させる時に用いることができる。 例えば本発明の生理用ナプキン20は、剥離ライナーを接着剤44から除去し 、その後生理用ナプキン20をパンティーに配置することによって用いることが できる。従って接着剤44はパンティーと接触し、使用中に生理用ナプキンをパ ンティー内の所定の位置に維持する。サイドラッピング要素50は引き出され、 装着者のパンティーのサイドの周りを包む。ついでサイドラッピング要素50は 使用のための配置に置かれ、付着手段56がサイドラッピング要素50を下着に 接着させる。 もう1つの実施態様 本発明の数多くのその他の実施態様が可能である。例えばサイドラッピング要 素は好ましくは互いに鏡像体であり、長手方向中心線の周りで対称である。しか しながらここに記載されたサイドラッピング要素の形及び位置は、好ましい実施 態様のものであり、その他の実施態様も可能であると理解すべきである。例えば サイドラッピング要素50が本体部分の各長手方向縁部から対称に延びているも のとして示されているが、1つのサイドラッピング要素がもう1つのものより遠 くまで延びているものがあってもよい。さらにはサイドラッピング要素50は、 もう1つのものよりさらに、本体部分の1つの末端縁部の方へ、長手方向中心線 に沿って中心を外れていてもよい。 「パンティーライナー」という用語は、生理用ナプキンよりもかさが大きくな い吸収体であって、一般に女性が生理期間中に装着するもののことを言う。ここ に記載された本発明から利益を受けるパンティーライナーの形態の適切な吸収体 は、「パンティーライナー」と名付けられた米国特許第4,738,676号に 開示されている。 「失禁用製品」という用語は、パッド、下着(同じタイプの吊り下げ装置、例 えばベルト等によって定位置に維持されるパッド)、吸収体用インサート、吸収 体用の容量増大装置(capacity booster)、ショーツ、ベッド パッド等のことを言う。これは大人、子供、乳幼児のだれが装着するかには無関 係である。ここに記載されたサイドラッピング要素を備えることができる適切な 失禁製品は、米国特許第5,300,054号、及び米国特許第5,304,1 61号に開示されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG, CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,T D,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,UG ),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BB, BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,D E,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,IL ,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 ディボ、ミヒャエル ドイツ連邦共和国、デーー61381 フリー ドリヒスドルフ、シュッツェンシュトラー セ 35アー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 下着に装着するための使い捨て吸収体であって、前記吸収体は装着者対 面表面と衣服対面表面とを有しているとともに、下着の側縁の周りに折り畳まれ て保護位置をとることが出来る少なくとも1つのサイドフラップを備えており、 このサイドフラップは衣服対面表面を有しているとともに、保護位置へのサイド フラップの固定の為に衣服対面表面上に取り付け手段を備えていて、前記吸収体 は、 吸収体の使用以前にはサイドフラップは出荷位置に配置されていて、出荷位置 においてサイドフラップは吸収体の装着者対面表面上に折り畳まれており、取り 付け手段を備えている上記サイドフラップの衣服対面表面は使用までは取り付け 手段を接近不可能に維持して接触から保護するよう自身の上に畳み戻されている 、ことを特徴としている。 2. 上記サイドフラップが上記出荷位置に配置された時に上記取り付け手段 と直接接触する上記サイドフラップの衣服対面表面の領域が、上記取り付け手段 の為の剥離表面を備えている、請求項1に従った吸収体。 3. 上記取り付け手段が接着剤取り付け手段である、請求項2に従った吸収 体。 4. 上記取り付け手段が上記サイドフラップの上記衣服対面表面上への剥離 被覆により設けられている、請求項3に従った吸収体。 5. 上記取り付け手段が上記サイドフラップの上記衣服対面表面上への接着 剤被覆により設けられている、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に従った吸 収体。 6. 上記吸収体は2つのサイドフラップを有していて、2つのサイドフラッ プの夫々は吸収体の側方対向縁の夫々に結合されているとともに側方末端縁と基 端縁とそして末端縁と基端縁との間の折り畳み軸線とを有している、請求項1乃 至請求項5のいずれか1項に従った吸収体。 7. 上記サイドフラップは上記基端縁に沿い上記吸収体の上記装着者対面表 面上に折り畳まれ、そして個々のサイドフラップは上記折り畳み軸線に沿い自身 の上に折り畳まれる、請求項6に従った吸収体。 8. 上記折り畳み軸線は上記サイドフラップの上記基端縁からよりも上記サ イドフラップの上記末端縁からの方がさらに遠い、請求項7に従った吸収体。 9. 上記吸収体は、液体浸透表面シートと、バックシートと、上記表面シー トと上記バックシートとの間に配置された吸収核と、を備えている衛生ナプキン であり、上記表面シートは上記バックシートに結合されていて、上記サイドフラ ップは上記表面シートと上記バックシートの少なく1つと一体である、請求項1 乃至請求項8のいずれか1項に従った吸収体。
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