JP2001526088A - 異なる接着剤区域に適用された構造接着剤を有する吸収体 - Google Patents

異なる接着剤区域に適用された構造接着剤を有する吸収体

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JP2001526088A JP2000525060A JP2000525060A JP2001526088A JP 2001526088 A JP2001526088 A JP 2001526088A JP 2000525060 A JP2000525060 A JP 2000525060A JP 2000525060 A JP2000525060 A JP 2000525060A JP 2001526088 A JP2001526088 A JP 2001526088A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、通気性バックシートを有し、製品の通気性への接着剤の存在の影響を最小限に抑えるために改良された接着剤適用構造を有する通気性の使い捨て吸収体に関する。本接着剤構造は、異なる基本重量で適用される少なくとも2つの接着剤区域を備える接着剤適用を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、生理用ナプキン、パンティライナー、失禁用具及びおむつのような
使い捨て吸収体、特に通気性バックシートを有する使い捨て吸収体に関する。特
に本発明は、接着剤の基本重量が異なる少なくとも2つの区域を提供するように
接着剤を用いて製品の隣接する2つの構成要素を相互に付着させることに関する
。接着剤区域の使用により、必要とされる接着度を維持しながら使用する接着剤
の量を減少させることが可能になる。さらにその上、通気性バックシートと組み
合わせて使用した場合には、本発明の接着剤区域はバックシートの通気性に重大
な影響を及ぼさない。
【0002】 (発明の背景) 生理用ナプキン、パンティライナー、月経用製品、失禁用具及び成人用若しく
は乳幼児用おむつのような吸収体には、一般にそれらの使用期間中においてそれ
らを使用者の衣類に取り付けるためにそれらの衣類に面する表面上に接着剤が備
えられている。特に生理用ナプキン及びパンティライナーでは一般に、着用者の
下着への製品の付着を提供し、それによって着用者にとっての製品のフィット感
及び心地よさを向上させるパンティ留め接着剤と呼ばれる感圧性ホットメルト接
着剤が用意されている。これらの接着剤は、典型的には使用前は剥離紙に被覆さ
れている。
【0003】 より一般的には、吸収体には吸収体の一部若しくは全部を構成する構成要素を
結合させるために接着剤領域が提供されている。特に、トップシート、コア若し
くはバックシートを形成する多層構造は、しばしば構造接着剤と呼ばれる接着剤
によって結合されている。さらに、トップシート、コア及びバックシート自体の
相互の結合も又接着剤によって遂行される。
【0004】 典型的には、これらの製品は高速機械装置によって製造される。機械装置は、
大量の吸収体の一貫性を保証しながら極めて高速かつ効率的な方法で接着剤を添
加する装置を含む。接着剤を適用するためには、スロット・コーティング、連続
的に運ばれる材料のウェブ上への接着剤のスプレー法、スクリーン印刷の使用又
は吸収体の製造において使用される材料の1つを接着性にさせることのような機
械装置を使用する数多くの方法がある。何らかの特定形状に限定されない基材へ
の接着剤の供給を可能にする代替方法はロール印刷である。
【0005】 これらの方法を使用して接着剤の分布を最適化することが試みられてきた。明
らかに、そうした使い捨て製品の製造業者にとって、別の面が付着させられる面
の全体に渡って接着剤を均質に適用することは必ずしも費用的に効果的ではない
。しかし、接着剤の量を減らすことは明らかに接着剤の性能に不利益な影響を及
ぼすであろう。特に、製品の衣類に面する表面上の接着剤の量を減少させた結果
として発生する問題には、例えば周辺での製品のめくれ(roll over)
のような問題が含まれ、これはしばしば接着剤と着用者の性器との接触又は製品
のバンチング(丸まり)を生じさせるる。
【0006】 先行技術は、上記の問題を防止しながら接着剤の性能を最適化することを試み
て様々な接着剤適用パターンを教示している。例えばGB第2,081,100
号は、液体不浸透性バッフルを備え、さらに正確な縁及びこれらの縁に対応する
感圧接着剤ストリップを有する生理用ナプキンを開示している。GB第2,08
1,101号は、ナプキン周辺から挿入されて、表面の50%〜90%を被覆す
る、間隔をあけて一様に分布する構造的パターンで置かれた衣類付着接着剤を備
えた液体不浸透性バッフルを有する生理用ナプキンに関している。
【0007】 EP025,611号は、製品の縁に近接して伸びる長手方向及び横断方向に
多数の小さな感圧接着剤ストリップを有する自己接着性生理用製品を開示してい
る。
【0008】 EP548,188号は、吸収体のための形状及び接着剤留め手段に関する。
この吸収体は、5mm未満の厚さ並びに外縁及び周辺から6mm±3mmの距離
をあけている端を有する接着剤区域を備える留め手段を有する。
【0009】 EP607,986号は、ぴったりとフィットする吸収体のための付着システ
ムに関する。この吸収体は、中央部分は接着剤不在であるように製品の前方領域
と後方領域に接着剤領域を備えている製品を下着に付着するための接着剤付着手
段を有している。
【0010】 しかし、これまでに提案されたこれらのすべての接着剤構造の欠点は、接着剤
が適用されている面が本質的に接着剤を備えている領域と接着剤が不在の領域と
を備えていることである。これらの構造は、原理的には常に隣接面に付着してい
る面の領域と付着していないままであるために自由に移動して分離できる面の領
域を生じさせる。
【0011】 典型的には、接着剤の最適な分布は製品の縁及び周辺に向かう接着剤の適用に
あると考えられており、そこでは接着剤が抵抗しなければならない剪断力が最大
であるとともに、また接着結合が擦り切れる傾向を示し、製品の中心に向かう接
着剤が不在の区域を提供する。しかし、そうした接着剤の分布は面のしっかりと
した付着を促進する一方で、中央での製品のバンチング(丸まり)を促進する。
さらに、製品の周辺上に接着剤が存在することも又消費者による製品の取扱いの
容易さに関して問題を生じさせる。特に、製品の周辺上に接着剤が存在すること
は剥離紙を取り外して製品を下着に置くときに、及び同様に使用後に製品を取り
外すときに消費者が接着剤領域に接触する必要を生じさせる。これは消費者が接
着剤残留物を彼女の手に移動させる可能性があるので非常に望ましくない。
【0012】 その結果として今もなお、面の接着性を保証し、好ましくは衣類への製品の適
用及び取り外しの容易さを維持しながら、必要な接着剤の量を最小限に抑える接
着剤適用分布を提供する必要が存在する。
【0013】 現在利用されている接着剤構造に関連するもう1つの欠点は、いわゆる通気性
製品に関連している。使用中の吸収体の心地よさを改良するために、これらの製
品には通気性バックシートとも呼ばれる、水蒸気浸透性バックシートが用意され
ている。そうした通気性バックシートは、好ましくは液体の輸送を防止しながら
、水蒸気並びに好ましくは水蒸気及び空気の輸送を可能にする。一般に利用され
る通気性バックシートは、少なくとも1つのミクロ細孔層又は一方向成形フィル
ムを備えている。
【0014】 しかし、構造接着剤及び特に通気性バックシートを有する吸収体上へのパンテ
ィ留め接着剤の適用は通気性バックシートの水蒸気輸送速度に不利益な影響を及
ぼす。その結果として、製品はそれでも通気性バックシートが存在する結果とし
て「通気性」であると見なせるであろうが、通気性の実際的レベル又は水蒸気輸
送速度は構造接着剤、特にパンティ留め接着剤の存在によって相当に大きく低下
する。さらにその上この問題は、通気性が特別に望ましい吸収体の中央領域にお
いて接着剤の不在が製品の丸まりを生じさせる場合には特に重大である。
【0015】 この問題は技術において認識されてきたが、これまでに提案された解決策は単
に接着剤の表面被覆範囲を最小限に押さえることにしか関していない。しかし、
通気性と適正な接着剤性能との間で妥協が必要とされるので、水蒸気浸透性・対
・下着への製品付着に関して、これらの解決策は満足を証明していない。さらに
、接着剤の面被覆範囲を低下させることに関連するさらにもう1つの問題は、あ
る負荷を受ける場所での通気性バックシートの液体不浸透性を保証することに接
着剤がしばしば役立っており、それによって漏れを防止していることにある。従
って、表面積の減少はさらに通気性バックシートを通過する濡れ透過の増加を生
じさせる可能性がある。
【0016】 このため本発明のもう1つの目的は、バックシートの水蒸気輸送速度を著しく
低下させずに、水蒸気浸透性バックシートとある構造若しくは2つの隣接面間で
必要とされる付着を提供するように配置されているパンティ留め接着剤構造を有
する吸収体を提供することである。
【0017】 驚くべきことに、現在ではこれらの目的は接合される面の一方へ少なくとも2
つの異なる接着剤基本重量の区域を提供できるように接着剤を適用することによ
ってかなえられることが発見されている。この方法では、接着剤は周辺のような
高度の負荷に曝される製品の領域に高い基本重量で適用することができ、他方例
えば製品が低い負荷を経験する中央領域では接着剤を低い基本重量で適用するこ
とができる。同様に接着剤は周辺のような高度の通気性が必要とされない領域で
は高い基本重量で、そして通気性が必要とされる中央領域では低い基本重量で適
用することができる。
【0018】 さらに、接着剤、特にパンティ留め接着剤は、バックシートの濡れ透過に陥り
やすい通気性バックシートの領域、例えばトップシート材料がバックシート材料
に直接接触する可能性のある場所若しくは製品の包装折り畳み線であるコアの周
辺の領域に適用することができる。
【0019】 本発明のさらにもう1つの長所は、消費者が製品を容易に取り扱うことができ
るように、周辺ではパンティ留め接着剤を低い基本重量で適用できること、又は
最も好ましくは特に製品の最も外側の隅に接着剤不在区域を提供できることにあ
る。
【0020】 (発明の概要) 本発明は、吸収体の構造にとって有用な改良された接着剤適用に関する。特に
、本発明は接着剤によって吸収体の成分の2つの隣接表面を接合することに関す
る。接着剤は、接着剤領域を提供できるように、接合される表面の一方に適用さ
れる。接着剤領域は第1区域及び第2区域の少なくとも2つの区域を有しており
、このとき接着剤の第1区域は第2区域より大きな基本重量を有しており、さら
にこのとき前記第1区域は好ましくは前記製品の周辺に向かって置かれる。
【0021】 本発明に従うと、接着剤領域はさらに又、隣接層間の永久的結合を提供するこ
とに加えて、剥離紙若しくは剥離フィルムとパンティ留め接着剤との間にあるよ
うな剥離可能な付着手段を提供することができる。
【0022】 (発明の詳細な説明) 本発明の吸収体は、典型的にはしばしばトップシートと呼ばれる構造のような
液体浸透性繊維基材若しくはフィルムによって提供される着用者に向いている表
面;好ましくはまた水蒸気浸透性であって従って通気性であるバックシートと呼
ばれる液体不浸透性基材によって提供される衣類に面する表面;及び着用者に面
する表面と衣類に面する表面との間に配置され、典型的には吸収性コアと呼ばれ
る吸収性構造を有する。吸収体は、当該技術において通常の構成要素若しくは特
徴、特にサイドラッピング要素、サイドフラップ構成要素、又はウイング並びに
伸張性若しくは伸縮性特徴の何らかの種類を備えることができる。例えば、典型
的な生理用ナプキン又はパンティライナーは、製品の使用前には剥離紙、ラッパ
ーなどによって被覆されているパンティ留め接着剤を備えているバックシートの
衣類に面する表面上の接着剤領域を備えている。
【0023】 液体を吸収するための吸収体について生理用ナプキン若しくはパンティライナ
ーを参照しながら下記で説明する。しかし、成人用若しくは乳幼児用おむつ、又
は失禁用製品のような接着剤を備える製品も又本発明のプロセスから同様に利点
を得ることができる。
【0024】 本発明において使用するために適切な接着剤は、例えば典型的にはパンティ留
め具接着剤に利用されるホットメルト接着剤、水性接着剤、低温接着剤及び例え
ば構造接着剤として一般に使用されるその他の接着剤のような2つの隣接表面間
の永続的若しくは剥離可能な付着を提供するような技術において知られているあ
らゆる接着剤であってよい。典型的には、典型的に粘着力増強樹脂(tacki
fying resin)と組合せた熱可塑性材料及び鉱物油若しくはワックス
又は様々なそうした材料の混合物を備えるホットメルト接着剤が好ましい。典型
的なホットメルト接着剤は約80℃、しばしば約100℃の最小溶融温度を有す
る。これらのホットメルト接着剤に対する必要条件は、当然ながらそれらが使い
捨て吸収製品が廃棄されるまでは、即ち、使い捨て吸収製品の製造、保管、輸送
及び使用中はそれらの接着性能を維持することである。典型的には、これらの活
動中の最高温度は、使い捨て吸収体が人の身体で使用される場合には約40℃の
使用温度である。しかし、製品が60℃以上の温度が報告されている日光に曝さ
れた車両内に残されているときにはより高温が発生する可能性がある。
【0025】 本発明に従うと、トップシート、バックシート及び吸収性コア構成要素は吸収
体を提供するために一緒に接合される。典型的には、製品を形成するために製品
の成分の少なくとも2つ、好ましくは全部が接合される。
【0026】 吸収体の前記構成要素各々は、着用者に面する表面と衣類に面する表面を有す
る少なくとも1つの層を備えている。典型的には、衣類に面する表面は隣接する
構成要素若しくは層の着用者に面する表面との共通界面を形成する。構成要素若
しくは層はこの共通界面を越えて一緒に接合される。この方法では、トップシー
トは吸収性コアに接合され、さらにコアはバックシートに接合される。さらに、
前記トップシート、バックシート及びコア構成要素の各々は2つ以上の層を備え
ることができ、さらにこれらの層は同様に接合されてよい。加えて、トップシー
トは吸収体の周辺で、およびもし存在するならウイングにおいて、直接的または
間接的にバックシートに接合されてもよい。さらにその上、特に生理用ナプキン
、パンティライナー及び失禁製品に適用するためには、バックシートの衣類に面
する表面はパンティ留め接着剤を提供するために製品の使用者の衣類に吸収体が
結合される表面を提供する。同様に、製品がウイング付き製品の場合は、下着の
衣類に面する表面にウイングを固定するためにウイングにも又接着剤が供えられ
る。これらの表面には、典型的には使用前に取り除かれる保護カバーが提供され
ている。
【0027】 従って、本発明に従うとトップシート、コア又はバックシートの構成要素の着
用者若しくは衣類に面する表面の少なくとも一方は接着剤を備えている。好まし
くは、バックシートの少なくとも衣類に面する表面に本発明に従った接着剤領域
が適用される。より好ましくは、バックシートの少なくとも衣類に面する表面及
び少なくとも1つの別の表面は本発明の接着剤領域の適用によって相互に接合さ
れ、さらに最も好ましくは製品の構成要素の共通界面の全部が本発明の方法で接
着剤を適用することによって一緒に接合される。
【0028】 次に本発明をバックシートの衣類に面する表面へパンティ留め接着剤を適用す
ることについて参照しながら説明する。しかし、上記で考察したように、本発明
は吸収体の成分のいずれかの他の表面間の共通界面の接着についても同様に適用
できる。
【0029】 吸収体が生理用ナプキン(1)若しくはパンティライナーとして利用される本
発明の好ましい実施形態に従うと、下着の着用者に面する表面に製品を取り付け
るための手段を提供するパンティ留め手段を製品に提供するために接着剤はバッ
クシートの衣類に面する表面に適用される。さらに、パンティ留め接着剤は好ま
しくは製品が汚れたときに便利に廃棄するために製品を折り畳み包装へ固定する
ための手段を提供する。典型的には、バックシートの衣類に面する表面の少なく
とも1部分にはパンティ留め接着剤を形成するために感圧接着剤が被覆される。
【0030】 パンティ留め接着剤は、そうした目的のために当該技術で使用される何らかの
接着剤を備えることができる。これらの接着剤は、典型的には感圧性であり、そ
れらの適用温度より下で良好に粘着性を維持する。適切な非伸展性接着剤は、イ
タリアのミラノ(Milan,Italy)に所在するサバレ(Savare)
I.C.によって製造されたサバレ(Savare)LA203及びドイツのリ
ューネブルク(Luenheburg,in Germany)に所在するエイ
チ・ビー・フラー社(H.B. Fuller Co.)によって製造されたフ
ラー(Fuller)H−2238ZPである。適切な接着剤留め具は米国特許
第4,917,697号にも開示されている。
【0031】 吸収体が使用される前は、パンティ留め接着剤は典型的には望ましくない場合
は例えばシリコーン被覆剥離紙、プラスチック・フィルム若しくはあらゆるその
他の容易に取り外せるカバーのような保護カバー手段によって汚染及び他の表面
に付着することから保護されている。保護カバー手段は、例えば個々の接着剤領
域を被覆するために単一片として又は複数片で備えることができる。それはさら
に又、製品のための個別包装を提供すること又は使い捨て機能を提供することの
ような他の機能を実行することもできる。市販で入手可能なあらゆる剥離紙若し
くは剥離フィルムを使用することができる。適切な例にはアクロシル社(Akr
osil Corporation)から入手可能なBL 30MG−A SI
LOX EI/O、BL 30MG−A SILOX 4 P/O及びコード番
号X−5432の下でドイツのグロナウ(Gronau in Germany
)から入手できるM&Wフィルムが含まれる。
【0032】 接着剤は例えばスロットコーティング、スプレー法及びロール印刷のようなこ
の目的のために当該技術においてよく知られている方法のいずれか1つを使用し
て表面に適用することができる。例えばEP745,432号、EP745,4
33号、及びEP745,368号に記載されている接着剤印刷法の開発に伴っ
て、現在ではあらゆる望ましい形状でそうしたパンティ留め接着剤を提供するこ
とが可能になってきており、従ってこれらの方法は特に本発明において好ましい
。好ましくは、パンティ留め接着剤は例えば微小サイズの間欠性ドット、間欠性
ストリップ、ライン若しくはグリッド(格子)のような間欠的パターン又は例え
ば円のような他のデザイン形状で適用される。
【0033】 保護用サイドフラップ若しくはウイングが存在する場合は、さらなる安全性の
ためにその上に任意の留め具を備えることができる。留め具は、下着の衣類に面
する表面に取り付けることによって下着の保護用サイドフラップが下着の股面の
縁の周囲で包まれた後に正しい位置にとどまることを補助する。従って、ウイン
グに適用された接着剤領域はバックシートのいわゆるパンティ留め接着剤として
適用された接着剤領域とは独立している。サイドフラップの留め具はさらに又本
発明に従った接着剤領域を用いて適用することができ、典型的には同様に保護カ
バー手段によって被覆される。
【0034】 本発明に従うと、接着剤領域(2)を提供できるように別の表面に結合される
表面の1つに接着剤が適用される。さらにその上、この接着剤領域(2)は第1
区域(3)と第2区域(4)の少なくとも2つの接着剤区域を備えており、第1
区域は第2区域より大きい接着剤基本重量を有する。実際に、これは又、パンテ
ィ留め接着剤のために使用される接着剤と下着の下側若しくは衣類に面する表面
にウイングを付着させるために使用される接着剤のタイプを相違させることによ
って容易に同定することができる。同様に、接着剤領域が複数の区域状領域を備
える実施形態については、各々の引続いての接着剤区域は接着剤の基本重量が減
少される点で次の区域から区別される。好ましくは接着剤領域は2つの区域を備
えるが、しかし3つ以上の接着剤区域を備えることもできる。
【0035】 本発明に従うと、各接着剤区域は接着剤適用の基本重量によって同定可能であ
り、典型的には人の目によって認識可能である。このため各区域は図1、2及び
4に示されているように、接着剤の単一適用を備えていてもよく、或いは又例え
ば点(dot)のミクロパターン化接着剤適用を備えていてもよく、又は同一接
着剤基本重量を有する多数の単一若しくはマイクロパターン化接着剤領域を備え
ていてもよい。
【0036】 接着剤基本重量の変動は多数の手段によって達成できる。ロールプリントを含
む方法については、これは点の寸法を変化させること、点間の間隔を変化させる
こと、又は図1中に示されているようなその両方の組み合せ、によって簡単に達
成できる。スプレー法、スパイラル・グルーイング及びスロット・コーティング
のような他の適用方法については、これは単位時間当たり異なる量を接着剤のパ
ッドの異なる区域上に適用すること、又は各パッドの適用サイクル中に適用され
る接着剤の量を変化させることによって達成できる。或いは又、異なる接着剤を
適用することによって異なる基本重量を達成することもできる。
【0037】 本発明に従うと、接着剤領域の第1(3)及び第2区域(4)の基本重量間の
比率は、典型的には1:1.5〜1:20、より好ましくは1:2〜1:10、
最も好ましくは1:2〜1:5の範囲内である。同様に、接着剤領域が3つ以上
の区域を備えている実施形態については接着剤領域の第2区域と第3区域の間及
び引続いての区域間の比率は1:1.5〜1:2.0、より好ましくは1:2〜
1:10、最も好ましくは1:2〜1:5の範囲内である。
【0038】 典型的には特定区域上に適用される接着剤の実際の量は又、吸収体自体のタイ
プ及び接合されるべき表面の材料の物理的及び化学的性質に依存する。好ましく
は、接着剤は各区域上で1g/平方m〜60g/平方mの基本重量で適用される
。トップシート、コア及びバックシートのような製品の構成要素を接合させるた
めの接着剤適用のためには、基本重量は典型的には2g/平方m〜20g/平方
m、より好ましくは3g/平方m〜15g/平方mである。しかしながらEP7
07,841号に開示されているような幾つかの非粘着性ハンダ付けタイプの構
造接着剤は20g/平方m〜50g/平方mの基本重量で適用することができる
【0039】 パンティ留め接着剤として適用するためには、接着剤は典型的には5g/平方
m〜50g/平方m、好ましくは12g/平方m〜25g/平方mの基本重量で
適用される。好ましい実施形態では、パンティ留め接着剤の第1区域は15g/
平方m〜50g/平方mで適用され,さらに第2区域は5g/平方m〜15g/
平方mの基本重量で適用される。
【0040】 本発明に従うと、接着剤領域の区域は接合される表面上のあらゆる位置に配置
されてよい。しかしながら好ましくは、それが最も望ましい場所である製品の中
央を通る最大通気性を許容できるように接着剤区域は接合される表面の周辺(5
)へ向かう高密度区域と表面の中心へ向かう低密度区域を提供するように配置さ
れる。
【0041】 典型的には、図1、2及び3中に示されているように、最大接着剤密度を有す
る第1区域(3)は製品の周辺に向かって配置され、そして好ましくはほぼ全周
辺(5)から又はそこから1mm〜6mmの短い距離から等距離に渡って、好ま
しくは約10mm幅に渡って中央へ向かい伸びている。接着剤の第2区域(4)
は第1区域(3)に非常に隣接して配置されてもよく、或いは代わりに第1及び
第2区域の間に配置されている接着剤不在区域若しくは追加の第3のより低密度
区域があることができる。
【0042】 本発明の特に好ましい実施形態では、表面は少なくとも1つ、好ましくは少な
くとも2つ、そして最も好ましくは少なくとも4つの接着剤不在領域を有する。
接着剤不在領域は、製品の中央に向かう、又は周辺に向かうような前記表面上の
どの場所に配置されてもよい。しかしながら、周辺に向かう前記接着剤不在区域
を、最も好ましくは図1、2及び3中に(6)によって示されているように製品
の最も外側の周辺に提供するのが特に有効であることが発見されている。この方
法では、望ましい接着性も維持しながら消費者が接着剤表面に接触する必要なく
製品を下着に適用したり下着から取り外したりできるように消費者による製品の
容易な取扱いが保証される。
【0043】 典型的には、表面には図1、2及び3中におけるように区域の対称的な分布が
備えられるが、しかしながら区域分布は非対称性であってもよい。
【0044】 図5中に示されているような本発明のもう1つの実施形態では、第1区域(3
)接着剤は製品の折り畳み線に沿って適用され、第2の減少された基本重量区域
(4)は接着剤が不在にされたままにされてある最も外側の隅(6)から離れた
残りの表面領域に渡って適用されている。この実施形態は、一方では製品の中央
での通気性の維持を保証しながら、さらにバックシートを通しての漏れを生じさ
せる結果となる折り畳み線での製品の潜在的な脆弱化に対し防護する。同様に、
図3中に示されている本発明の別の実施形態では、接着剤の高基本重量の第1区
域(3)はこの区域がコア(7)の領域内へと伸びているようにそれが周辺から
中央へ向かって伸びているように適用されている。この方法ではトップシート材
料のバックシートとの直接接触を原因とする潜在的な漏れが防止される。
【0045】 製品の構成要素もまた本発明の接着剤領域適用を利用することにより相互に接
合されることが好ましいが、これらの表面はまた、これらの層が相互に直接接着
させられるか又は接合手段を介して相互に直接に接着させられるように、材料の
2つの隣接層を付着させるための技術においてよく知られている他の手段によっ
て、接合されてもよい。適切な接合手段は、溶融接着、超音波接着、ステッチ、
加熱(例、クリンピング)、エンボス、及び/又は加圧接着、若しくは動的機械
的接着を含む。
【0046】 本発明のプロセスの実用性をより十分に評価するために、典型的な使い捨て吸
収体の記載が続く。
【0047】 トップシート: トップシートは従順で、ソフトな感触を持ち、さらに着用者の皮膚に対し非刺
激性である。トップシートはさらに、トップシートの複数の部分において、若し
くはその延長部に渡って、一方向若しくは二方向における伸びを許容する弾性特
徴を有することができる。さらに、トップシートは液体(例、経血及び/又は尿
)がその全厚さを通して容易に浸透することを許容する液体透過性である。適切
なトップシートは、例えば織布及び不織布材料;例えば開口成形熱可塑性フィル
ム、開口プラスチック・フィルム及びハイドロフォームされた熱可塑性フィルム
のようなポリマー材料;及び熱可塑性スクリムのような広範囲の材料から製造す
ることができる。適切な織布及び不織布材料は、天然繊維(例、木材繊維又は綿
繊維)、合成繊維(例、ポリエステル、ポリプロピレン、又はポリエチレン繊維
のようなポリマー繊維)又は天然繊維と合成繊維若しくは二/多構成要素繊維か
ら構成することができる。
【0048】 本発明で使用するために好ましいトップシートは、ハイロフト不織布トップシ
ート及び開口成形フィルムトップシートから選択される。開口成形フィルムは、
体内***物透過性でありながらそれでも非吸収性であり、液体がそれを通って逆
流して着用者の皮膚を再び湿らせることを許容する傾向が低いので特にトップシ
ートのために好ましい。従って、身体と接触している成形フィルムの表面は乾燥
したままとなり、それによって身体が汚れることを減少させ、着用者にとってよ
り心地よい感触を作り出す。適切な成形フィルムは米国特許第3,929,13
5号;米国特許第4,324,246号;米国特許第4,342,314号;米
国特許第4,463,045号;及び米国特許第5,006,394号に記載さ
れている。特に好ましい微小開口成形フィルムトップシートは、米国特許第4,
609,518号及び米国特許第4,629,643号に開示されている。本発
明のために好ましいトップシートは、1以上の上記の特許に記載されていて、オ
ハイオ州シンシナティ(Cincinnati,Ohio)のプロクター・アン
ド・ギャンブル社(Procter & Gamble Company)によ
って「ドリウィーブ(DRI−WEAVE)」として市販されている生理用ナプ
キン上の成形フィルムを備えている。
【0049】 均質な液体通路の分布は有していないがトップシートの一部分だけが液体通路
を備えているトップシートも又本発明によって予想されている。典型的にはそう
したトップシートは、それらが液体にとって中央では透過性、周辺では不透過性
のトップシートを生じさせるように方向付けられた液体通路を有するであろう。
【0050】 成形フィルムトップシートの体表面は、体表面が親水性ではない場合よりも液
体が急速にトップシートを通って移動するのに役立つように親水性であってよい
。好ましい実施形態では、例えばPCT公開WO93/09741号に記載され
ているように成形フィルムトップシートのポリマー材料内に界面活性剤が組み込
まれる。或いは又、トップシートの体表面は例えば米国特許第4,950,25
4号に記載されているようにそれを界面活性剤を用いて処理することによって親
水性にすることもできる。
【0051】 別の代替実施形態は、繊維及びフィルム様構造を組み込んでいるいわゆるハイ
ブリッド・トップシートであり、このようなハイブリッド・トップシートの特に
有用な実施形態はPCT公報WO 93/09744号;WO 93/1172
5号又はWO 93/11726号中に開示されている。
【0052】 トップシートは典型的には、吸収性構造の全体に渡り、そして吸収性構造と同
一に伸びる領域の外側に伸びている。トップシートは、好適なサイドフラップ、
サイドラッピング構成要素若しくウイングの一部若しくは全部に渡り伸びてそれ
らを形成することができる。
【0053】 トップシートについて言及する時は、多層構造または単層構造が予想されてい
る。上記のハイブリッドトップシートは多層デザインであるが、例えば一次及び
二次トップシートデザインのような他の多層トップシープもまた考えられる。
【0054】 吸収性コア: 本発明に従うと、ここで使用するために適切な吸収性コアは当該技術において
知られている吸収性コア若しくはコアシステムのいずれかから選択することがで
きる。ここで使用された時、用語の吸収性コアは、第1の機能が流体を吸収し、
貯蔵し、そして分配することである、あらゆる材料若しくは複数材料層を意味す
る。
【0055】 本発明に従うと、吸収性コアは次の構成要素を含むことができる:(a)好ま
しくは二次任意液体分配層を伴う任意一次液体分配層;(b)流体貯蔵層;(c
)貯蔵層の下に横たわっている任意繊維「ダスティング(dusting)」層
;及び(d)その他の任意構成要素。
【0056】 a 一次/二次液体分配層: 本発明に従った吸収性コアの1つの任意構成要素は、一次流体分配層及び二次
流体分配層である。一次分配層は典型的には、トップシートの下に横たわってい
て、それとの間で流体連通している。トップシートは獲得した流体を、貯蔵層へ
の最終的な分配の為の一次分配層へと移動させる。一次分配層を通しての流体の
移動は厚さ方向だけではなく、吸収製品の長さ及び幅方向に沿っても生じる。ま
た任意であるが好ましい二次分配層は典型的には一次分配層の下に横たわってい
て、それとの間で流体連絡している。この二次分配層の目的は一次分配層から流
体を容易に獲得し、そしてそれを下に横たわっている貯蔵層へと迅速に移動させ
ることである。これは下に横たわっている貯蔵層の流体収容能力が十分に利用さ
れることを助ける。流体分配層はそうした分配層のために典型的なあらゆる材料
から構成されることができる。
【0057】 b 流体貯蔵層: 一次若しくは二次分配層と流体連通し、そして典型的には一次若しくは二次分
配層の下に横たわって配置されているのは流体貯蔵層である。流体貯蔵層はあら
ゆる通常の吸収性材料又はそれらの組合せを含むことができる。液体貯蔵層は、
好ましくは適切な担体と組み合わされた通常は「ヒドロゲル」、「高吸収性」、
「親水コロイド」材料と呼ばれる吸収性ゲル化材料を含んでいる。
【0058】 吸収性ゲル化材料は大量の水性体液を吸収することができ、そしてさらにその
ように吸収された流体を適度な圧力下で保持することができる。吸収性ゲル化材
料は、適切な担体中に均質に若しくは非均質に分散させることができる。適切な
担体は、それらがそのように吸収性であることを条件に、単独でも使用できる。
【0059】 ここでの使用のために適切な吸収性ゲル化材料は、実質的に非水溶性で僅かに
架橋結合した部分的に中和されたポリマーゲル化材料を極めてしばしば含む。こ
の材料は水との接触によりヒドロゲルを形成する。そうしたポリマー材料は、当
該技術において良く知られている重合可能な不飽和酸含有モノマーから調製でき
る。
【0060】 適切な担体は、天然繊維、改質繊維、または合成繊維、特にふわふわしたもの
(fluff)及び/又は薄片(tissue)の形にある改質若しくは非改質
セルロース繊維のような吸収性構造において従来使用されている材料を含む。適
切な担体は吸収性ゲル化材料と共に使用することができるが、しかしながら、そ
れらはまた単独で、若しくは組み合せで使用されることもできる。最も好ましい
のは、生理用ナプキン及びパンティライナーの面においては薄片若しくは薄片積
層体である。
【0061】 本発明に従って作られた吸収性構造の実施形態は、薄片を自身の上に折り畳む
ことによって形成された二重層薄片積層体を備える。これらの層は、例えば接着
剤、又は機械的相互連結、又は水素架橋帯(hydrogen bridge
bands)によって相互に接合されることができる。吸収性ゲル化材料若しく
は他の任意材料を層間に備えることができる。
【0062】 剛化セルロース繊維のような改質セルロース繊維もまた使用することができる
。合成繊維もまた使用することができ、酢酸セルロース、ポリフッ化ビニル、ポ
リ塩化ビニリデン、アクリル類(例えばオーロン(Orlon))、ポリ酢酸ビ
ニル、非溶解性ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリア
ミド類(例えばナイロン)、ポリエステル類、二成分繊維、三成分繊維、これら
の混合物、及びこれらと同様のものから作られた合成繊維を含むことができる。
好ましくは、繊維表面は親水性であるか、または親水性となるように処理されて
いる。貯蔵層は、液体保持を向上させるために例えばパーライト(Perlit
e)、珪藻土、ひる石(Vermiculite)その他のような充填材料を含
むことができる。
【0063】 吸収性ゲル化材料が担体内に非均質性に分散させられているのであれば、貯蔵
層はにもかかわらず局所的には均質であり得る、即ち貯蔵層の寸法内で一方向若
しくは複数方向に分布勾配を有することができる。非均質な分布もまた、吸収性
ゲル化材料を部分的若しくは完全に取り囲んでいる担体の積層体を引用すること
ができる。
【0064】 c 任意繊維(「ダスティング」)層: 本発明に従った吸収性コア中に包含するための任意構成要素は、貯蔵層に隣接
していて、典型的には貯蔵層の下に横たわっている繊維層である。この下に横た
わっている繊維層は、吸収性コアの製造中にその上に貯蔵層内の吸収性ゲル化材
料を沈着させるための基材を提供するので、典型的には「ダスティング」層と呼
ばれている。実際、吸収性ゲル化材料が繊維、シート、若しくはストリップのよ
うなマクロ構造の形状である場合の例においては、この繊維「ダスティング」層
が含まれる必要はない。しかしながら、この「ダスティング」層はパッドの長さ
に沿った流体の迅速な吸い上げのような幾つかの追加の流体処理能力を提供する
【0065】 d 吸収性構造の他の任意構成要素: 本発明に従った吸収性コアは、吸収性ウェブ中に通常存在する他の任意構成要
素を含むことができる。例えば、強化スクリムを吸収性コアの各層内に、又は各
層間に配置させることができる。そうした強化スクリムは流体の移動に対する界
面障壁を形成することがない構成でなければならない。熱結合の結果として通常
生じる構造的一体性を前提とすると、強化スクリムは熱結合された吸収性構造の
ために通例は必要とされない。
【0066】 本発明に従った吸収性コア中に含まれることができるとともに、好ましくは一
次若しくは二次流体分配層に接近して若しくは一部として設けられているもう1
つの構成要素は臭気制御剤である。
【0067】 バックシート: バックシートは、吸収性構造中に吸収かつ含有された***物がアンダーパンツ
、パンツ、パジャマ及び下着のような吸収製品に接触する物品を湿らせることを
主に防止する。バックシートは好ましくは液体(例、経血及び/又は尿)に対し
不浸透性であり、そして好ましくは薄いプラスチック・フィルムから製造されて
いるが、他の柔軟な液体不浸透性材料もまた使用することができる。ここで使用
された時、用語「柔軟な」は、従順であって人の身体の一般形状及び輪郭に容易
に適合するであろう材料を意味する。バックシートはまた、それが一方向若しく
は二方向に伸びることを許容する弾性特徴を有することが出来る。
【0068】 バックシートは典型的には、吸収性構造の全体に渡って伸びており、好ましい
サイドフラップ、サイドラッピング要素若しくはウイングの一部若しくは全部の
中に伸びて上記一部若しくは全部を形成することができる。
【0069】 本発明に従うと、吸収体のバックシートは、水蒸気透過性であって、従って少
なくとも1つの気体透過層を備えているような通気性である。適切な気体透過層
は、2次元の平面ミクロ及びマクロ細孔性フィルム、巨視的に伸ばされたフィル
ム、成形開口フィルム及びモノリシック・フィルムが含まれる。本発明に従うと
、前記層中の開口はあらゆる形態であってよいが、好ましくは球状若しくは長円
形であり、さらに様々な寸法であってよい。開口は、好ましくは層の全表面に渡
り均一に分布されているが、しかしながら開口を有している表面のある領域のみ
を有している層もまた想定されている。
【0070】 バックシートの適切な2次元平面層は当該技術において知られているあらゆる
材料から作られてよいが、好ましくは一般に入手可能なポリマー材料から製造さ
れる。適切な材料は、例えばいわゆる通気性衣料におけるそれらの適用の為に当
該技術においてよく知られているゴアテックス(Gortex)(商標名)又は
シンパテックス(Sympatex)(商標名)タイプの材料である。他の適切
な材料は、米国ミネソタ州セントポール(St.Paul,Minnesota
,USA)のミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパ
ニー(Minnesota Mining and Manufacturin
g Company)のXMP−1001及びエクソン・ケミカル・カンパニー
(Exxon Chemical Company)によって供給されるエクザ
イア(Exxaire) XBF−101Wを含む。ここで使用された時、用語
2次元平面層は、1mm未満、好ましくは0.5mm未満、の深さを有し、ここ
において開口はそれらの長さ沿った平均均一直径を有しており、層の平面の外に
突出しない。本発明におけるバックシートとして使用するための開口された材料
は、EPO293482及びその中の参考文献中に記載されているような当該技
術において知られている方法のいずれかを使用して製造されることができる。さ
らに、この方法によって作り出された開口の寸法は、バックシート層の平面をよ
ぎる力を適用すること(即ち、層を引っ張ること)によって増加させることがで
きる。
【0071】 適切な開口成形フィルムは、層の衣類に面する表面の水平面を超えてコアに向
かい伸び、それによって***を形成している離散開口を有するフィルムを含む。
***はその終端に配置された穴(orifice)を有する。好ましくは、前記
***は米国第3,929,135号中に記載されているものと同様な漏斗形であ
る。平面内に配置されている開口及び***自体の終端に配置されている穴は、隆
起の終端の穴の断面寸法若しくは面積が層の衣類に面する表面内に配置されてい
る開口の断面寸法若しくは面積より小さいことを条件として、円形若しくは非円
形であることが出来る。好ましくは、前記開口成形フィルムは、それらが完全で
はなくともコアに向かう少なくとも実質的な一方向流体輸送を有するよう一方向
性である。
【0072】 ここで使用するために適切な巨視的に伸ばされたフィルムは、例えば米国第4
,637,819号及び米国第4,591,523号中に記載されているような
フィルムを含む。
【0073】 適切なモノリシック・フィルムは、米国のデュポン社(DuPont Cor
poration)から入手可能なハイテル(Hytrel)(商標名)、及び
例えばフランスのエルフ・アトケム(Elf Atochem)から入手可能な
ペバックス(Pebax)(商標名)及びベルギーのビー・エフ・グッドリッチ
(B.F.Goodrich)から入手可能なエスタン(Estane)(商標
名)のようなインデックス93会議、セッション7A「不織布にとっての付加価
値(Adding value to Nonwovens)」、J−C.Ca
rdinal and Y. Trouilhet、(DuPont de N
emours international S.A.(スイス)中に記載され
たような他のこれらの材料を含む。
【0074】 本発明のために特に好ましいバックシートは、ミクロ細孔及び開口成形フィル
ムのような上記から選択された少なくとも1つの層と上記に列挙したバックシー
トから選択できるか、または繊維織布若しくは不織布であってよい追加の層とを
備えている少なくとも2つの層を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従ったパンティ留め接着剤領域を有する成形生理用ナプキンの衣類に
面する表面であって、ナプキンの縁に沿って長手方向に伸びている2つの領域を
有する第1の高基本重量区域、中央において長手方向に伸びている第2の低基本
重量区域、及び周辺の4つの接着剤不在区域を有する、のを示している図である
【図2】 本発明に従ったパンティ留め接着剤領域の代替実施形態であって、単一の第1
の高基本重量区域及びナプキンの中央で長手方向に伸びている3つの第2の低基
本重量区域を有する、のを示す図である。
【図3】 図1のパンティ留め接着剤領域の代替実施形態であって、第2の区域が単一の
第1区域により取り囲まれている、のを示している図である。
【図4】 製品の折り畳み線で側方へ伸びている2つの第1の高基本重量区域、3つの第
2の低基本重量区域及び周辺で4つの接着剤不在区域を有する別の代替実施形態
を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61F 13/49 5/44 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 プラムリー、ジュリアン・アシュトン ポーランド国、ピーエル−04−626 ワル シャワ、オドロドゼニア 14 Fターム(参考) 3B029 BC03 BC06 BC07 BD07 4C003 AA02 BA03 CA01 DA04 FA01 4C098 AA09 CC14 CC15 DD01 DD10 DD12 DD23 DD25 DD26 DD30

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トップシート、通気性バックシート及び吸収性コアを備え、
    前記コアが前記トップシートと前記バックシートとの間に位置しており、前記ト
    ップシート、コア及びバックシートの各々が衣類に面する表面及び着用者に面す
    る表面を有しており、前記着用者に面する表面又は衣類に面する表面の少なくと
    も1つが接着剤領域を備えている吸収体であって、前記接着剤領域が第1区域及
    び第2区域の少なくとも2つの区域を備えているとともに、ここにおいて前記第
    1区域が前記第2区域の接着剤基本重量適用より大きな接着剤基本重量適用を有
    することを特徴とする吸収体。
  2. 【請求項2】 前記第2区域に対する前記第1区域の接着剤基本重量の比率
    が、1:1.5〜1:20であることを特徴とする請求項1に記載の吸収体。
  3. 【請求項3】 前記衣類に面する表面が第3接着剤区域をさらに備えており
    、前記第3区域が前記第2区域に対して1:1.5〜1:20の接着剤基本重量
    適用を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の吸収体。
  4. 【請求項4】 前記吸収体が周縁を有しており、ここにおいて前記第1区域
    の少なくとも1つの位置が前記周縁から伸びている請求項1乃至請求項3のいず
    れか1項に記載の吸収体。
  5. 【請求項5】 前記接着剤区域が、不規則な及び規則的な形状、点状、環状
    、線状若しくは格子状から選択された接着剤パターンから構成される請求項1乃
    至請求項4のいずれか1項に記載の吸収体。
  6. 【請求項6】 前記衣類に面する表面が、少なくとも1つの接着剤不在区域
    を備える請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の吸収体。
  7. 【請求項7】 前記バックシートが、ミクロ細孔フィルム、マクロ細孔フィ
    ルム、開口成形フィルム及びモノリシック・フィルムから選択された少なくとも
    1つの第1層を備える請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の吸収体。
  8. 【請求項8】 前記バックシートが、ミクロ細孔フィルム、マクロ細孔フィ
    ルム、開口成形フィルム、モノリシック・フィルム、繊維織布及び繊維不織布か
    ら選択された第2層を備えている請求項7に記載の吸収体。
  9. 【請求項9】 前記バックシートの前記衣類に面する表面が前記接着剤領域
    を備えており、前記接着剤領域がさらに剥離可能な保護カバー手段を備える請求
    項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の吸収体。
  10. 【請求項10】 前記吸収体が、生理用ナプキン若しくはパンティライナー
    である請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の吸収体。
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