JPH1150404A - バラスト整理機 - Google Patents
バラスト整理機Info
- Publication number
- JPH1150404A JPH1150404A JP9219841A JP21984197A JPH1150404A JP H1150404 A JPH1150404 A JP H1150404A JP 9219841 A JP9219841 A JP 9219841A JP 21984197 A JP21984197 A JP 21984197A JP H1150404 A JPH1150404 A JP H1150404A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ballast
- rail
- rails
- inner area
- rotary brush
- Prior art date
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- Granted
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01B—PERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
- E01B27/00—Placing, renewing, working, cleaning, or taking-up the ballast, with or without concurrent work on the track; Devices therefor; Packing sleepers
- E01B27/02—Placing the ballast; Making ballastway; Redistributing ballasting material; Machines or devices therefor; Levelling means
- E01B27/023—Spreading, levelling or redistributing ballast already placed
- E01B27/026—Spreading, levelling or redistributing ballast already placed by means of driven tools, e.g. rotating brooms or digging devices
Landscapes
- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鉄道の道床のバラスト整理作業を機械化・自
動化すると共に、作業能率を向上させるバラスト整理機
を提供することにある。 【解決手段】 レール１，１を走行する台車を備える。
さらに、レール内側域６のバラストを掘り下げてレール
１，１側に集める掻出回転ブラシ９，９と、レール１，
１側に集められたバラストをレール内側域６の左右中央
寄りに掻き集める内寄せ回転ブラシ10，10と、レール内
側域６の地固め用加圧手段14とを、台車に設ける。
動化すると共に、作業能率を向上させるバラスト整理機
を提供することにある。 【解決手段】 レール１，１を走行する台車を備える。
さらに、レール内側域６のバラストを掘り下げてレール
１，１側に集める掻出回転ブラシ９，９と、レール１，
１側に集められたバラストをレール内側域６の左右中央
寄りに掻き集める内寄せ回転ブラシ10，10と、レール内
側域６の地固め用加圧手段14とを、台車に設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道の保線作業に
使用するバラスト整理機に関する。
使用するバラスト整理機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、鉄道の保線作業の一つとしてバラ
ストを整理し地固めする作業が行われていた。バラスト
の整理作業では、枕木上にバラストが散乱した荒れた道
床を整理するためにバラストスイーパと呼ばれる整理装
置でバラストを整理し、その後、箒等を用いた人的作業
によってレール部位のバラストを除去すると共に、枕木
から所定寸法掘り下げた中すかしを形成していた。な
お、この中すかしは、高速走行する電車の風圧でバラス
トが飛び散らないようにするために形成されていた。ま
た、地固め作業では、プレートを有する押圧棒（タコツ
キ棒）やプレート上に振動機を備えたプレートコンパク
タを使用して、人的作業によってバラストを地固めして
いた。
ストを整理し地固めする作業が行われていた。バラスト
の整理作業では、枕木上にバラストが散乱した荒れた道
床を整理するためにバラストスイーパと呼ばれる整理装
置でバラストを整理し、その後、箒等を用いた人的作業
によってレール部位のバラストを除去すると共に、枕木
から所定寸法掘り下げた中すかしを形成していた。な
お、この中すかしは、高速走行する電車の風圧でバラス
トが飛び散らないようにするために形成されていた。ま
た、地固め作業では、プレートを有する押圧棒（タコツ
キ棒）やプレート上に振動機を備えたプレートコンパク
タを使用して、人的作業によってバラストを地固めして
いた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バラス
ト整理作業や地固め作業を人的作業にたよっていたため
作業能率が悪く、また、夜間の短時間内で作業を終了さ
せるには多くの人員（10人〜15人）を要していた。
ト整理作業や地固め作業を人的作業にたよっていたため
作業能率が悪く、また、夜間の短時間内で作業を終了さ
せるには多くの人員（10人〜15人）を要していた。
【０００４】そこで、本発明は、鉄道の道床のバラスト
整理作業及び地固め作業を機械化・自動化して人的作業
を省略すると共に、作業能率が向上するバラスト整理機
を提供することを目的とする。
整理作業及び地固め作業を機械化・自動化して人的作業
を省略すると共に、作業能率が向上するバラスト整理機
を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るバラスト整理機は、一対のレールの
外側域のバラストをレール内側域に掻き入れる掻入回転
ブラシと、レール内側域のバラストを掘り下げてレール
側に集める掻出回転ブラシと、該掻出回転ブラシにてレ
ール側に集められたバラストをレール内側域の中央寄り
に掻き集める内寄せ回転ブラシと、レールに乗り上げた
バラストを除去するバラスト除去回転ブラシと、レール
外側域の地固め用転圧ローラと、レール内側域の地固め
用加圧手段とを、レールを走行する台車に備えたもので
ある。
めに、本発明に係るバラスト整理機は、一対のレールの
外側域のバラストをレール内側域に掻き入れる掻入回転
ブラシと、レール内側域のバラストを掘り下げてレール
側に集める掻出回転ブラシと、該掻出回転ブラシにてレ
ール側に集められたバラストをレール内側域の中央寄り
に掻き集める内寄せ回転ブラシと、レールに乗り上げた
バラストを除去するバラスト除去回転ブラシと、レール
外側域の地固め用転圧ローラと、レール内側域の地固め
用加圧手段とを、レールを走行する台車に備えたもので
ある。
【０００６】また、レール内側域のバラストを掘り下げ
てレール側に集める掻出回転ブラシと、該掻出回転ブラ
シにてレール側に集められたバラストをレール内側域の
中央寄りに掻き集める内寄せ回転ブラシと、レールに乗
り上げたバラストを除去するバラスト除去回転ブラシ
と、レール内側域の地固め用加圧手段とを、レールを走
行する台車に備えたものである。
てレール側に集める掻出回転ブラシと、該掻出回転ブラ
シにてレール側に集められたバラストをレール内側域の
中央寄りに掻き集める内寄せ回転ブラシと、レールに乗
り上げたバラストを除去するバラスト除去回転ブラシ
と、レール内側域の地固め用加圧手段とを、レールを走
行する台車に備えたものである。
【０００７】また、レールを走行する台車に、レール内
側域のバラストを掘り下げてレール側に集める掻出回転
ブラシと、該掻出回転ブラシにてレール側に集められた
バラストをレール内側域の中央寄りに掻き集める内寄せ
回転ブラシと、レール内側域の地固め用加圧手段と、を
設けたものである。
側域のバラストを掘り下げてレール側に集める掻出回転
ブラシと、該掻出回転ブラシにてレール側に集められた
バラストをレール内側域の中央寄りに掻き集める内寄せ
回転ブラシと、レール内側域の地固め用加圧手段と、を
設けたものである。
【０００８】また、加圧手段が、レール内側域を転動す
るタル型転圧ローラと、該転圧ローラを加振する振動機
と、上記転圧ローラを昇降させる昇降手段と、を備えた
ものである。また、加圧手段が、レール内側域を走行す
る無限軌道走行装置と、該無限軌道走行装置を加振する
振動機と、上記無限軌道走行装置を昇降させる昇降手段
と、を備えたものである。
るタル型転圧ローラと、該転圧ローラを加振する振動機
と、上記転圧ローラを昇降させる昇降手段と、を備えた
ものである。また、加圧手段が、レール内側域を走行す
る無限軌道走行装置と、該無限軌道走行装置を加振する
振動機と、上記無限軌道走行装置を昇降させる昇降手段
と、を備えたものである。
【０００９】また、加圧手段が、３本のローラと該３本
のローラを回転自在に保持する枠体とを有すると共にレ
ール内側域を走行反転する走行反転体と、該走行反転体
を加振する振動機と、上記走行反転体を昇降させる昇降
手段と、を備えたものである。また、加圧手段が、プレ
ートと、該プレートを加振する振動機と、上記プレート
を昇降させる昇降手段と、を備えたものである。
のローラを回転自在に保持する枠体とを有すると共にレ
ール内側域を走行反転する走行反転体と、該走行反転体
を加振する振動機と、上記走行反転体を昇降させる昇降
手段と、を備えたものである。また、加圧手段が、プレ
ートと、該プレートを加振する振動機と、上記プレート
を昇降させる昇降手段と、を備えたものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
づき、本発明を詳説する。
【００１１】図１〜図４は、本発明のバラスト整理機の
実施の一形態を示し（図３はバラスト整理機の前半部を
示し、図４は後半部を示す）、このバラスト整理機は、
一対のレール１，１を走行する台車２を備えている。こ
の台車２は、前部に操作部４（運転席）が設けられてい
ると共に、機材取付け用のフレーム３を有しており、矢
印Ａ方向（進行方向）に前進する。
実施の一形態を示し（図３はバラスト整理機の前半部を
示し、図４は後半部を示す）、このバラスト整理機は、
一対のレール１，１を走行する台車２を備えている。こ
の台車２は、前部に操作部４（運転席）が設けられてい
ると共に、機材取付け用のフレーム３を有しており、矢
印Ａ方向（進行方向）に前進する。
【００１２】また、本発明のバラスト整理機は（操作部
４側から）、掻寄せ回転ブラシ７，７と、掻入回転ブラ
シ８，８と、掻出回転ブラシ９，９と、内寄せ回転ブラ
シ10，10と、バラスト除去回転ブラシ11，11と、スイー
パ装置12と、レール外側域５，５の地固め用転圧ローラ
13，13と、レール内側域６の加圧手段14とを、台車２に
備えており、各回転ブラシ等は昇降手段16…にて昇降可
能とされている。
４側から）、掻寄せ回転ブラシ７，７と、掻入回転ブラ
シ８，８と、掻出回転ブラシ９，９と、内寄せ回転ブラ
シ10，10と、バラスト除去回転ブラシ11，11と、スイー
パ装置12と、レール外側域５，５の地固め用転圧ローラ
13，13と、レール内側域６の加圧手段14とを、台車２に
備えており、各回転ブラシ等は昇降手段16…にて昇降可
能とされている。
【００１３】各回転ブラシの配置について簡単に説明す
ると、掻寄せ回転ブラシ７，７は、枕木15両端の近傍位
置に配置されており、作業時にはその軸部７ａ，７ａが
揺動してハの字状に開いた状態となる。また、掻入回転
ブラシ８，８は、レール外側域５，５でかつレール１，
１の近傍位置に配置されている。
ると、掻寄せ回転ブラシ７，７は、枕木15両端の近傍位
置に配置されており、作業時にはその軸部７ａ，７ａが
揺動してハの字状に開いた状態となる。また、掻入回転
ブラシ８，８は、レール外側域５，５でかつレール１，
１の近傍位置に配置されている。
【００１４】また、一対の掻出回転ブラシ９，９は、相
互に前後しかつ左右にずれてレール内側域６に配置され
ていると共に、その後方の一対の内寄せ回転ブラシ10，
10も同様にして配置されている。また、一対（左右二
組）のバラスト除去回転ブラシ11，11は夫々レール１，
１の近傍位置に配置されているが、詳しくは後述する。
そして、スイーパ装置12は左右回転ブラシ19ａ，19ｃと
中間回転ブラシ19ｂとを有し、左右回転ブラシ19ａ，19
ｃは夫々レール外側域５，５に配置され、中間回転ブラ
シ19ｂはレール内側域６に配置されている。
互に前後しかつ左右にずれてレール内側域６に配置され
ていると共に、その後方の一対の内寄せ回転ブラシ10，
10も同様にして配置されている。また、一対（左右二
組）のバラスト除去回転ブラシ11，11は夫々レール１，
１の近傍位置に配置されているが、詳しくは後述する。
そして、スイーパ装置12は左右回転ブラシ19ａ，19ｃと
中間回転ブラシ19ｂとを有し、左右回転ブラシ19ａ，19
ｃは夫々レール外側域５，５に配置され、中間回転ブラ
シ19ｂはレール内側域６に配置されている。
【００１５】なお、上述した掻寄せ回転ブラシ７等の全
ての回転ブラシは、軸部から複数本の棒状弾性体18…が
放射状に突設されたものであり、各昇降手段16…に連結
された枠部材等で回転可能に保持されていると共に、モ
ータにて回転駆動するように構成されている。
ての回転ブラシは、軸部から複数本の棒状弾性体18…が
放射状に突設されたものであり、各昇降手段16…に連結
された枠部材等で回転可能に保持されていると共に、モ
ータにて回転駆動するように構成されている。
【００１６】次に、本発明のバラスト整理機によってバ
ラストを整理しつつ中すかしを形成する作業について説
明する。ここで、中すかしとは、レール内側域６のバラ
スト17を枕木15上面よりも所定寸法掘り下げた状態のこ
とを言い、電車が走行したときの風圧でバラストが飛び
散らないようにするために行われる。
ラストを整理しつつ中すかしを形成する作業について説
明する。ここで、中すかしとは、レール内側域６のバラ
スト17を枕木15上面よりも所定寸法掘り下げた状態のこ
とを言い、電車が走行したときの風圧でバラストが飛び
散らないようにするために行われる。
【００１７】図１に示すように、作業開始時に於て、各
昇降手段16…が駆動して各回転ブラシが下降しかつ回転
すると共に、台車２がゆっくりと前進する。そして、先
頭の掻寄せ回転ブラシ７，７から順次バラストを処理し
ていく。
昇降手段16…が駆動して各回転ブラシが下降しかつ回転
すると共に、台車２がゆっくりと前進する。そして、先
頭の掻寄せ回転ブラシ７，７から順次バラストを処理し
ていく。
【００１８】具体的に説明すると、図３と図５に示すよ
うに、回転する掻寄せ回転ブラシ７，７によって枕木15
の両端近傍にあるバラスト17…がレール１，１側に集め
られる。そして、その後方の掻入回転ブラシ８，８が、
その回転する棒状弾性体18…にてレール１，１側に集め
られたバラスト17…を跳ね飛ばしてレール内側域６に掻
き入れる。このとき、棒状弾性体18はレール１に当たっ
ても弾性変形して乗り越えることができるので問題はな
い。なお、好ましくは図５中に仮想線で示した斜路板49
を本バラスト整理機に付設して、バラスト17…がスムー
スに掻き入れるようにする。
うに、回転する掻寄せ回転ブラシ７，７によって枕木15
の両端近傍にあるバラスト17…がレール１，１側に集め
られる。そして、その後方の掻入回転ブラシ８，８が、
その回転する棒状弾性体18…にてレール１，１側に集め
られたバラスト17…を跳ね飛ばしてレール内側域６に掻
き入れる。このとき、棒状弾性体18はレール１に当たっ
ても弾性変形して乗り越えることができるので問題はな
い。なお、好ましくは図５中に仮想線で示した斜路板49
を本バラスト整理機に付設して、バラスト17…がスムー
スに掻き入れるようにする。
【００１９】次に、図３と図６と図７に示す如く、回転
する掻出回転ブラシ９，９によってレール内側域６のバ
ラスト17…が掘り下げられかつレール１，１側に集めら
れる。なお、好ましくは図６中に仮想線で示した斜路板
50を本バラスト整理機に付設しておく。そして、内寄せ
回転ブラシ10，10によってレール１，１側に集められた
バラスト17…がレール内側域６の左右中央寄りに掻き集
められる。つまり、一旦深く掘り下げて再び適当な高さ
まで埋める。なおその後、（図４で説明した）スイーパ
装置12によって枕木15上のバラスト17…が払われる。
する掻出回転ブラシ９，９によってレール内側域６のバ
ラスト17…が掘り下げられかつレール１，１側に集めら
れる。なお、好ましくは図６中に仮想線で示した斜路板
50を本バラスト整理機に付設しておく。そして、内寄せ
回転ブラシ10，10によってレール１，１側に集められた
バラスト17…がレール内側域６の左右中央寄りに掻き集
められる。つまり、一旦深く掘り下げて再び適当な高さ
まで埋める。なおその後、（図４で説明した）スイーパ
装置12によって枕木15上のバラスト17…が払われる。
【００２０】ここまでの作業によって、レール内側域６
のバラスト面23（道床）はある程度フラットな状態──
─左右中間部が少し盛り上がった状態───となるが、
後述する加圧手段14によってよりフラットでかつ中すか
しが形成されたバラスト面をつくることができる。
のバラスト面23（道床）はある程度フラットな状態──
─左右中間部が少し盛り上がった状態───となるが、
後述する加圧手段14によってよりフラットでかつ中すか
しが形成されたバラスト面をつくることができる。
【００２１】図１と図８に示すように、加圧手段14は、
レール内側域６を転動するタル型転圧ローラ20と、転圧
ローラ20内に設けられて転圧ローラ20を加振する振動機
21，21と、転圧ローラ20を回転自在に保持しかつ昇降さ
せる左右一対の揺動アーム22ａ，22ａを有する昇降手段
22と、を備えている。
レール内側域６を転動するタル型転圧ローラ20と、転圧
ローラ20内に設けられて転圧ローラ20を加振する振動機
21，21と、転圧ローラ20を回転自在に保持しかつ昇降さ
せる左右一対の揺動アーム22ａ，22ａを有する昇降手段
22と、を備えている。
【００２２】そして、昇降手段22の揺動アーム22ａ，22
ａを下方へ揺動させて転圧ローラ20を下降させ、かつ、
振動機21，21を駆動させることによって、転圧ローラ20
が振動しつつ転動───台車２が走行することにより揺
動アーム22ａ，22ａを介して転圧ローラ20が引張られて
転動する───してバラスト17…を地固めしていく。こ
のとき、転圧ローラ20が枕木15を乗り越えていくことが
できるので、連続的に地固め作業を行うことができる。
ａを下方へ揺動させて転圧ローラ20を下降させ、かつ、
振動機21，21を駆動させることによって、転圧ローラ20
が振動しつつ転動───台車２が走行することにより揺
動アーム22ａ，22ａを介して転圧ローラ20が引張られて
転動する───してバラスト17…を地固めしていく。こ
のとき、転圧ローラ20が枕木15を乗り越えていくことが
できるので、連続的に地固め作業を行うことができる。
【００２３】これによって、図９に示す如く、枕木15の
左右中間部の上面15ａから所定寸法Ｍ（約50mm）均一に
掘り下げられた平坦なバラスト面23（中すかし）を得る
ことができる。なお、転圧ローラ20の外周面は樹脂層に
て形成されているため、枕木15を損傷させずに乗り越え
ることができる。また、振動機21，21は、転圧ローラ20
と共に回転しないよう保持されている。
左右中間部の上面15ａから所定寸法Ｍ（約50mm）均一に
掘り下げられた平坦なバラスト面23（中すかし）を得る
ことができる。なお、転圧ローラ20の外周面は樹脂層に
て形成されているため、枕木15を損傷させずに乗り越え
ることができる。また、振動機21，21は、転圧ローラ20
と共に回転しないよう保持されている。
【００２４】また、レール内側域６のバラスト整理作業
が行われている間、図４と図10と図11に示すように、一
対のレール１，１に沿って移動している左右のバラスト
除去回転ブラシ11，11によってレール部位のバラスト17
…が除去されている。
が行われている間、図４と図10と図11に示すように、一
対のレール１，１に沿って移動している左右のバラスト
除去回転ブラシ11，11によってレール部位のバラスト17
…が除去されている。
【００２５】具体的に説明すると、バラスト除去回転ブ
ラシ11は、レール１の左右側に配置された四つのブラシ
から構成されており、レール１に対して直角方向にかつ
レール外側域５及び内側域６に配設された軸部24ａ，25
ａを有する第１・第２回転ブラシ24，25と、レール１に
対して平行にかつレール外側域５及びレール内側域６に
配設された軸部26ａ，27ａを有する第３・第４回転ブラ
シ26，27と、から成る。
ラシ11は、レール１の左右側に配置された四つのブラシ
から構成されており、レール１に対して直角方向にかつ
レール外側域５及び内側域６に配設された軸部24ａ，25
ａを有する第１・第２回転ブラシ24，25と、レール１に
対して平行にかつレール外側域５及びレール内側域６に
配設された軸部26ａ，27ａを有する第３・第４回転ブラ
シ26，27と、から成る。
【００２６】図10（イ）に示す如く、バラスト除去作業
前に於て、第１・第２回転ブラシ24，25の軸部24ａ，25
ａは水平状態とされており、これによって上下位置の棒
状弾性体18…が鉛直状態とされている。即ち、図１で説
明した昇降手段16にてバラスト除去回転ブラシ11が下降
する際に、下方位置の棒状弾性体18…がレール１に当た
らずに両側へ下降できるようにしている。
前に於て、第１・第２回転ブラシ24，25の軸部24ａ，25
ａは水平状態とされており、これによって上下位置の棒
状弾性体18…が鉛直状態とされている。即ち、図１で説
明した昇降手段16にてバラスト除去回転ブラシ11が下降
する際に、下方位置の棒状弾性体18…がレール１に当た
らずに両側へ下降できるようにしている。
【００２７】そして、図４と図10（ロ）に示す如く、各
軸部24ａ，25ａをハの字状に傾斜させることによって下
方位置の棒状弾性体18…の先端をレール１の隅部28に近
接させ、かつ、第１・第２回転ブラシ24，25を回転させ
て、レール１の隅部28や連結金具29に乗っているバラス
ト17…を（前方へ）掃き出している。
軸部24ａ，25ａをハの字状に傾斜させることによって下
方位置の棒状弾性体18…の先端をレール１の隅部28に近
接させ、かつ、第１・第２回転ブラシ24，25を回転させ
て、レール１の隅部28や連結金具29に乗っているバラス
ト17…を（前方へ）掃き出している。
【００２８】またそれと同時に、図４と図11に示す如
く、第３・第４回転ブラシ26，27を回転させてレール１
のヘッド部30に乗り上げたバラスト17…を棒状弾性体18
…にてレール１の左右へ掃き落としている。
く、第３・第４回転ブラシ26，27を回転させてレール１
のヘッド部30に乗り上げたバラスト17…を棒状弾性体18
…にてレール１の左右へ掃き落としている。
【００２９】また、図４と図12に示すように、枕木15の
両端縁近傍のレール外側域５，５は転圧ローラ13，13に
よって地固め作業が行われている。この転圧ローラ13
は、ローラ本体34と、ローラ本体34内部に設けられた振
動機32とを有し、台車２に上下揺動可能に取付けられた
揺動アーム31の先端に、回転自在に設けられている。昇
降手段16（例えば伸縮シリンダ）の先端は揺動アーム31
に枢着されており、昇降手段16にて揺動アーム31を下方
に揺動させて転圧ローラ13をバラスト面23上に下降させ
るようにしている。
両端縁近傍のレール外側域５，５は転圧ローラ13，13に
よって地固め作業が行われている。この転圧ローラ13
は、ローラ本体34と、ローラ本体34内部に設けられた振
動機32とを有し、台車２に上下揺動可能に取付けられた
揺動アーム31の先端に、回転自在に設けられている。昇
降手段16（例えば伸縮シリンダ）の先端は揺動アーム31
に枢着されており、昇降手段16にて揺動アーム31を下方
に揺動させて転圧ローラ13をバラスト面23上に下降させ
るようにしている。
【００３０】そして、振動機32にて振動を発生させつつ
ローラ本体34が転動してバラスト17…が平坦に地固めさ
れていく。なお、振動機32は、３本のローラ35…を有す
る取付枠33に取付けられており、ローラ本体34とともに
回転しないよう保持されている。
ローラ本体34が転動してバラスト17…が平坦に地固めさ
れていく。なお、振動機32は、３本のローラ35…を有す
る取付枠33に取付けられており、ローラ本体34とともに
回転しないよう保持されている。
【００３１】次に、図13は、本発明のバラスト整理機の
他の実施の形態を示し、このものは、レール内側域６を
地固めする加圧手段14が、レール内側域６を走行する無
限軌道走行装置36と、無限軌道走行装置36内部に設けら
れた振動機21と、無限軌道走行装置36を昇降させる昇降
手段22と、を備えたものである。なお、37は昇降手段22
と無限軌道走行装置36とを連結させる連結部材である。
他の実施の形態を示し、このものは、レール内側域６を
地固めする加圧手段14が、レール内側域６を走行する無
限軌道走行装置36と、無限軌道走行装置36内部に設けら
れた振動機21と、無限軌道走行装置36を昇降させる昇降
手段22と、を備えたものである。なお、37は昇降手段22
と無限軌道走行装置36とを連結させる連結部材である。
【００３２】このものは、振動機21にて振動を発生させ
つつ無限軌道走行装置36がレール内側域６を走行する
際、無限軌道走行装置36の各ローラ38…が上下すること
によって枕木15を乗り越え、かつ、ベルト39がバラスト
面23に確実に接触加圧して地固めする。なお、連結杆40
にて台車と連結部材37とを連結して無限軌道走行装置36
を引張るようにしているが、無限軌道走行装置36を自走
させるようにしてもよい。
つつ無限軌道走行装置36がレール内側域６を走行する
際、無限軌道走行装置36の各ローラ38…が上下すること
によって枕木15を乗り越え、かつ、ベルト39がバラスト
面23に確実に接触加圧して地固めする。なお、連結杆40
にて台車と連結部材37とを連結して無限軌道走行装置36
を引張るようにしているが、無限軌道走行装置36を自走
させるようにしてもよい。
【００３３】次に、図14は、別の実施の形態を示し、こ
のものは、加圧手段14が、３本のローラ41…とこの３本
のローラ41…を回転自在に保持する枠体42とを有すると
共にレール内側域６を走行反転する走行反転体43と、走
行反転体43の枠体42に取付けられた振動機21と、走行反
転体43を昇降させる昇降手段22と、を備えたものであ
る。また、昇降手段22は、上下に揺動駆動する揺動アー
ム44を有し、この揺動アーム44の先端に上記枠体42が回
転自在に枢着されている。
のものは、加圧手段14が、３本のローラ41…とこの３本
のローラ41…を回転自在に保持する枠体42とを有すると
共にレール内側域６を走行反転する走行反転体43と、走
行反転体43の枠体42に取付けられた振動機21と、走行反
転体43を昇降させる昇降手段22と、を備えたものであ
る。また、昇降手段22は、上下に揺動駆動する揺動アー
ム44を有し、この揺動アーム44の先端に上記枠体42が回
転自在に枢着されている。
【００３４】しかして、振動機21によって加振された走
行反転体43は、その下方位置の２本のローラ41，41の回
動によってバラスト面23上を地固めしつつ走行するが、
図15（イ）に示す如く、ローラ41（41ａ）が枕木15に当
たると走行反転体43は 120°反転して枕木15を跨ぐ。そ
して、同図（ロ）に示す如く、走行反転体43が揺動アー
ム44にて進行方向（矢印Ａ方向に）引張られることによ
り、枕木15に当たっていたローラ41（41ａ）は枕木15を
乗り越えていく。
行反転体43は、その下方位置の２本のローラ41，41の回
動によってバラスト面23上を地固めしつつ走行するが、
図15（イ）に示す如く、ローラ41（41ａ）が枕木15に当
たると走行反転体43は 120°反転して枕木15を跨ぐ。そ
して、同図（ロ）に示す如く、走行反転体43が揺動アー
ム44にて進行方向（矢印Ａ方向に）引張られることによ
り、枕木15に当たっていたローラ41（41ａ）は枕木15を
乗り越えていく。
【００３５】また、図16は、さらに別の実施の形態を示
し、このものは、加圧手段14が、プレート45と、プレー
ト45上に設けられた振動機21と、プレート45を昇降させ
る昇降手段22（例えば伸縮シリンダ）と、を備えたもの
であり、プレート45の前後幅寸法は、隣合う枕木15，15
との相互間距離に略等しくされている。
し、このものは、加圧手段14が、プレート45と、プレー
ト45上に設けられた振動機21と、プレート45を昇降させ
る昇降手段22（例えば伸縮シリンダ）と、を備えたもの
であり、プレート45の前後幅寸法は、隣合う枕木15，15
との相互間距離に略等しくされている。
【００３６】しかして、地固め作業の際は、レール内側
域６のバラスト面23にプレート45を着地させ、振動機21
による振動にてバラスト面23を加振する。所定時間（約
２秒間）加振した後プレート45を上昇させ、台車を所定
距離前進させ、次のバラスト面23にプレート45を着地さ
せて加振するというように、間欠的に地固めを行う。
域６のバラスト面23にプレート45を着地させ、振動機21
による振動にてバラスト面23を加振する。所定時間（約
２秒間）加振した後プレート45を上昇させ、台車を所定
距離前進させ、次のバラスト面23にプレート45を着地さ
せて加振するというように、間欠的に地固めを行う。
【００３７】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
に記載する効果を奏する。
【００３８】（請求項１によれば）レール内側域６の荒
れた道床（バラスト17…）の整理作業と、レール内側域
６及びレール外側域５，５の地固め作業が完全に機械化
（自動化）されるので、人的作業を省略することができ
ると共に、作業能率が大幅に向上する。また、バラスト
整理及び地固めの未処理の部分を残すことがなく、道床
を均一かつきれいに仕上げることができる。
れた道床（バラスト17…）の整理作業と、レール内側域
６及びレール外側域５，５の地固め作業が完全に機械化
（自動化）されるので、人的作業を省略することができ
ると共に、作業能率が大幅に向上する。また、バラスト
整理及び地固めの未処理の部分を残すことがなく、道床
を均一かつきれいに仕上げることができる。
【００３９】（請求項２によれば）レール内側域６の荒
れた道床（バラスト17…）の整理作業と地固め作業を機
械化（自動化）することができるので、保線作業におけ
る大幅な人員削減と作業能率の向上を図ることができ
る。
れた道床（バラスト17…）の整理作業と地固め作業を機
械化（自動化）することができるので、保線作業におけ
る大幅な人員削減と作業能率の向上を図ることができ
る。
【００４０】（請求項３によれば）レール内側域６の道
床（バラスト17…）を整理しつつ中すかしを形成する作
業を機械化（自動化）することができるので、保線作業
における作業人員の削減と作業能率の向上を図ることが
できる。
床（バラスト17…）を整理しつつ中すかしを形成する作
業を機械化（自動化）することができるので、保線作業
における作業人員の削減と作業能率の向上を図ることが
できる。
【００４１】（請求項４、５又は６によれば）レール内
側域６のバラスト17…を連続的に加圧することができる
ので、作業時間の短縮化となる。
側域６のバラスト17…を連続的に加圧することができる
ので、作業時間の短縮化となる。
【００４２】（請求項７によれば）加圧手段14は比較的
簡単な構造であり、低コストにて製作することができ
る。
簡単な構造であり、低コストにて製作することができ
る。
【図１】本発明のバラスト整理機の実施の一形態を示す
簡略側面図である。
簡略側面図である。
【図２】各回転ブラシ等の配置を示す説明図である。
【図３】前半部の各回転ブラシの配置を示す説明図であ
る。
る。
【図４】後半部の各回転ブラシ等の配置を示す説明図で
ある。
ある。
【図５】掻入回転ブラシの作用説明図である。
【図６】掻出回転ブラシの作用説明図である。
【図７】内寄せ回転ブラシの作用説明図である。
【図８】加圧手段の作用説明図である。
【図９】中すかし状態のレール内側域を示す断面図であ
る。
る。
【図10】バラスト除去回転ブラシの作用説明図である。
【図11】バラスト除去回転ブラシの作用説明図である。
【図12】転圧ローラの作用説明図である。
【図13】本発明のバラスト整理機の他の実施の形態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図14】別の実施の形態を示す説明図である。
【図15】走行反転体の反転状態を示す説明図である。
【図16】さらに別の実施の形態を示す説明図である。
１ レール ２ 台車 ５ レール外側域 ６ レール内側域 ８ 掻入回転ブラシ ９ 掻出回転ブラシ 10 内寄せ回転ブラシ 11 バラスト除去回転ブラシ 13 転圧ローラ 14 加圧手段 20 タル型転圧ローラ 21 振動機 22 昇降手段 36 無限軌道走行装置 41 ローラ 42 枠体 43 走行反転体 45 プレート
Claims (7)
- 【請求項１】 一対のレール１，１の外側域５，５のバ
ラストをレール内側域６に掻き入れる掻入回転ブラシ
８，８と、レール内側域６のバラストを掘り下げてレー
ル１，１側に集める掻出回転ブラシ９，９と、該掻出回
転ブラシ９，９にてレール１，１側に集められたバラス
トをレール内側域６の中央寄りに掻き集める内寄せ回転
ブラシ10，10と、レール１，１に乗り上げたバラストを
除去するバラスト除去回転ブラシ11，11と、レール外側
域５，５の地固め用転圧ローラ13，13と、レール内側域
６の地固め用加圧手段14とを、レール１，１を走行する
台車２に備えたことを特徴とするバラスト整理機。 - 【請求項２】 レール内側域６のバラストを掘り下げて
レール１，１側に集める掻出回転ブラシ９，９と、該掻
出回転ブラシ９，９にてレール１，１側に集められたバ
ラストをレール内側域６の中央寄りに掻き集める内寄せ
回転ブラシ10，10と、レール１，１に乗り上げたバラス
トを除去するバラスト除去回転ブラシ11，11と、レール
内側域６の地固め用加圧手段14とを、レール１，１を走
行する台車２に備えたことを特徴とするバラスト整理
機。 - 【請求項３】 レール１，１を走行する台車２に、レー
ル内側域６のバラストを掘り下げてレール１，１側に集
める掻出回転ブラシ９，９と、該掻出回転ブラシ９，９
にてレール１，１側に集められたバラストをレール内側
域６の中央寄りに掻き集める内寄せ回転ブラシ10，10
と、レール内側域６の地固め用加圧手段14と、を設けた
ことを特徴とするバラスト整理機。 - 【請求項４】 加圧手段14が、レール内側域６を転動す
るタル型転圧ローラ20と、該転圧ローラ20を加振する振
動機21と、上記転圧ローラ20を昇降させる昇降手段22
と、を備えた請求項１、２又は３記載のバラスト整理
機。 - 【請求項５】 加圧手段14が、レール内側域６を走行す
る無限軌道走行装置36と、該無限軌道走行装置36を加振
する振動機21と、上記無限軌道走行装置36を昇降させる
昇降手段22と、を備えた請求項１、２又は３記載のバラ
スト整理機。 - 【請求項６】 加圧手段14が、３本のローラ41…と該３
本のローラ41…を回転自在に保持する枠体42とを有する
と共にレール内側域６を走行反転する走行反転体43と、
該走行反転体43を加振する振動機21と、上記走行反転体
43を昇降させる昇降手段22と、を備えた請求項１、２又
は３記載のバラスト整理機。 - 【請求項７】 加圧手段14が、プレート45と、該プレー
ト45を加振する振動機21と、上記プレート45を昇降させ
る昇降手段22と、を備えた請求項１、２又は３記載のバ
ラスト整理機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21984197A JP3158082B2 (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | バラスト整理機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21984197A JP3158082B2 (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | バラスト整理機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1150404A true JPH1150404A (ja) | 1999-02-23 |
| JP3158082B2 JP3158082B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=16741906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21984197A Expired - Fee Related JP3158082B2 (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | バラスト整理機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3158082B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006307437A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Tomi Matsui | 軌道と道路両用作業車 |
-
1997
- 1997-07-30 JP JP21984197A patent/JP3158082B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006307437A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Tomi Matsui | 軌道と道路両用作業車 |
| JP4502872B2 (ja) * | 2005-04-26 | 2010-07-14 | 十三 松井 | 軌道と道路両用作業車 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3158082B2 (ja) | 2001-04-23 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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