JPH11502136A - 歯科用インプラントの円錐状副部材への結合構造 - Google Patents

歯科用インプラントの円錐状副部材への結合構造

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JPH11502136A
JPH11502136A JP8527947A JP52794796A JPH11502136A JP H11502136 A JPH11502136 A JP H11502136A JP 8527947 A JP8527947 A JP 8527947A JP 52794796 A JP52794796 A JP 52794796A JP H11502136 A JPH11502136 A JP H11502136A
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Abstract

(57)【要約】 インプラント(1)の円錐状副部材(800)への結合構造の特徴は、円錐状ピラー(830)に放射状に包囲する肩部(860)を設け、該肩部が円形リングの形態で、かつ、部分的にインプラント肩部(14)に当接し、インプラント肩部(14)の残部表面が印象キャップ(300)の接触肩(301)若しくはクラウンキャップで覆われていることにある。肩部(860)及び接触肩部(301)がインプラント肩部(14)と相互に相互に補完し合う形状である。結合構造は、特に、新しい差込式結合とともに使用できる。さらなる利点は、製作費用を増加させることなくより高精度で歯科技工物製作作業を行うことができることにある。

Description

【発明の詳細な説明】 歯科用インプラントの円錐状副部材への結合構造 技術分野 本発明は、印象採得、主模型の製作若しくは顎骨に埋入されたインプラントへ のスープラ装置の固定に使用できる、請求項1の前段の通りの歯科用インプラン トとそれに係わる円錐状副部材の結合構造に関するものである。 技術背景 材料研究、設計、器具及びインプラント技術の絶え間ない発達により、成功率 が向上し、歯を失い又は歯根さえも無くなった人々がこれまで以上にインプラン ト埋入を行うことを決意するようになっている。その結果、これらの人々は生活 水準を高めることができる。インプラントの若しくは顎骨に埋入された多数の骨 治療段階に続いて、印象採得により口腔内幾何図形的外形を原形に忠実に主模型 に写し取らなければならない。次いで、この主模型を用いて技工士が義歯若しく は人工歯を製作し、最後にこれが患者の口内のスープラ装置として既存のインプ ラントに被せられる。このスープラ装置が多年に渡って支障無く機能するのを確 実にするためには、インプラント及び他の装置構成要素と同じく、全ての作業を 高度に精度良く実施すべきであることは避けられない。 本発明は、後者に挿入できるインプラントと副部材との間の結合構造の設計に 関する。一般的状況により、例えば、八角形副部材として知られる多角形副部材 の使用若しくは円錐状副部材の使用は、基礎部材、実インプラント及び副部材と からなる、二部品インプラントに適している。特に、円錐状副部材gが本発明の 対象物である。 図1は、シュローダー他により「オーラル・インプラントロジー」、ジョージ ・チーメ・verlag・stuttgart発行、第2版、1994年、p199ffに記載された 従来のインプラントと円錐状副部材との間の結合構造を示す。図解を補うため、 新しいタイプの差込式アンカー及び印象カップも示してあるが、これらは他の特 許出願の対象物である。なお、これらの部材は本発明に係る結合構造と組み合わ せて特に有利に使用できる。 図1において、インプラント1は、上部又は下部顎骨Kに内骨のように歯肉を 通して挿入され、そのインプラント・ヘッド11は粘膜Sを貫通している。 インプラント1の骨治療は3〜4月かかるが、その治療後、治療キャップ(こ のときには見えなくなっている。)が取り除かれ、円錐状副部材8がそのままイ ンプラント1にねじ込まれる。このため、円錐状副部材8の基部側円錐部81が インプラント円錐部12に収まり、円錐状副部材8のネジ部82がインプラント 1のネジ穴13に螺合する。ネジ穴13は、インプラント円錐部12の底面から その空間外に下向きに、かつ、軸方向に伸長している。円錐状副部材8の円錐状 ピラー83はインプラント肩部14から先へ突き出ている。基部側円錐部81と 円錐状ピラー83間の変わり目は、インプラント肩部14の内縁15のレベルに ある。基部側円錐部81はインプラント円錐部12に対応するように下向きに細 くなっているが、円錐状ピラー83は上向きに細くなっている。軸方向の、めく ら穴状ネジ穴84が円錐状ピラーショルダー85から伸長し、これに差込式アン カー100のネジ部110が螺合される。印象採得のため、印象キャップ300 が差込式アンカー100及び円錐状ピラー83に被せられ、該印象キャップ30 0の結合肩301(これとインプラント肩部14は相互に補完し合う。)は、イ ンプラント肩部14の上に完全に、かつ、隙間無く載置されている。差込式アン カー100のクランプヘッド130は、印象キャップ300と差込式結合を行う ため、結合肩部301は事実上インプラント肩部14に押圧される。インプラン ト肩部14は、水平面に対して45°の外向きの傾斜面を有している。それに対 応して相補的な面が結合肩部301に形成されている。円錐状副部材8に適合さ せるため、印象キャップ300は円錐状穴304を有し、この穴は差込式アンカ ー100と適合するめくら穴状キャビティに続いている。 次の事項は後の説明全体に適用される。即ち、明確な図面を作成するため、図 がそれに関連する説明部分で述べられていない参照番号を含む場合、当該参照番 号を説明している先行部分を参照されたい。 従来の、インプラント1、それに挿入された副部材8及びそれに取り付けられ た印象キャップ300若しくはその後取り付けられたクラウンキャップとの間の 結合構造は、結局、完全性の追求を満たすことはできなかった。センタリング・ スリーブをインプラント円錐部12に挿入しても、最適な解決法とはなり得ない 。従来の設計では、改良の価値のある一連の基準がある。例えば、特に、 ・インプラント円錐部12の円錐角は、例えば、8°で、基部円錐部81は対 応する円錐を有し、従って、0.02mmの誤差でも円錐状副部材8に0.18mmの 軸方向のずれを生じる。この比較的大きな軸方向の変位は、望ましくない不正確 さをもたらす。従って、スープラ装置がインプラント1に被せた際のスープラ装 置と突設円錐状ピラー83間のセメント層の厚さをあまり精密に決定することが できない。 ・クラウン構造用基部として印象採得後に製作されるクラウンキャップをより 精密に設計できるように、円錐状ピラー83と印象キャップ300間の嵌合精度 をより高めるのが望ましい。 ・円錐状ピラー83ではクラウン構造を固定するための接触面積が限られてい る。接触面積をより大きくすれば、より大きな接着強度がえられ、従って、クラ ウン構造のインプラント1へのより安定な位置決めを行うことが可能になる。 ・クラウン構造の生理的応力が高い場合、特に、斜め横荷重の場合の負荷モー メントの分布は、現在までまだ最適に解決されていない。 これまで、多くの試みでは角のある円錐状副部材8を製作することが必要であ った。 発明の開示 前記従来技術の不完全さに鑑み、本発明は、多数の観点から改良された、イン プラント、それに装着される円錐状副部材8、及び印象キャップ若しくはその後 に適用されるクラウンキャップ間の結合構造を提供することを目的とする。ここ では、印象採得の精度、製作されるクラウン構造の精度、また、最終的にはクラ ウンの位置決めの精度が向上するように、エレメントを開発することが重要であ る。さらに、クラウン構造に過剰な応力が加わった場合には、より好ましくは設 計によって力を分配できるようにすることを目的とする。最後に、現代の差込式 結合を有利に利用できるようにすることをも目的とするものである。 本発明の目的の解決手段は独立請求項1の特徴部分によって定義されるが、従 属請求項に定義される好ましい種種の実施形態が可能である。本発明の本質は、 インプラント肩部の内縁から、環状リングのように部分的にインプラント肩部に 載せられる放射状に包囲する肩部が円錐状副部材の円錐状ピラーに設けられてい ることにある。インプラント肩部の残りの表面は印象キャップ若しくはクラウン キャップのテーパー状接触肩部によって覆われる。円錐状副部材の肩部及びそれ ぞれの接触肩部は、隙間のない位置決めを達成し得るように、インプラント肩部 に対して相互に補完しあうように形成される。回転対称で角度付き円錐状副部材 は特殊形状の肩部が設けられている。本発明に係る円錐状副部材は、インプラン ト及び主模型の製作に使用されるマニピュレーションインプラントに等しく使用 でき、従来のものに比べて次のような利点が得られる。 1) インプラント肩部上の円錐状副部材の肩部の部分的支持面が副部材のセ ンタリングを行うので、許容誤差による軸方向の変位が実質的により小さくなる 。必然的に、歯の処置全体について、より精密な構造が達成される。 2) 円錐状ピラーの外径を大きくすると、より大きな接触面が得られ、従っ て、接着クラウン構造をより安定して固定しうる。 3) 患者の口内に置かれたインプラントの印象採得は、従来のねじ込み式印 象キャップを用いて行うことができるが、最近開発された差込式接続を用いて行 うのが特に有利である。 4) クラウン接続の形式には、作業の終結まで全体に柔軟性がある。例えば 、セメント接合、咬合ネジ接続、横ネジ接続或いは差込式接続によってクラウン 若しくはブリッジ装置を実現できる。 5) 特に、スープラ装置に作用する横荷重がより効果的に吸収され、副部材 の製作が簡単化できる。 以下、本発明に係る結合構造について、添付の図面を参照してより詳細に説明 する。 図面の簡単な説明 図1は、従来の円錐状副部材及び最新の差込式アンカー及び印象キャップを備 え、骨内に位置決めされた歯科用インプラントの一部切欠断面図、 図2は、本発明に係る円錐状副部材、センタリングスクリュー及び位置決めネ ジによって固定された印象キャップを備えたインプラントの一部切欠断面図、 図3は図2の円錐状副部材の詳細図、 図4は、図2の結合構造の角度付き変形例を示す一部切欠断面図、 図5は、差込式アンカーで固定された印象キャップを備えた図2の結合構造を 示す図、 図6は、図5の結合構造の角度付き変形例を示す一部切欠断面図、 図7は、図2の円錐状副部材とそれにネジ止めされた差込式アンカーを備えた マニピュレーションインプラントの一部切欠断面図、 図8は、インプラント上に仕上げクラウンを閉塞留めした結合構造を示す図、 図9は、インプラント上に仕上げクラウンのセメント付けした結合構造を示す 図である。 発明を実施するための最良の形態 図2及び図3: 本発明に係る印象採得用結合構造は、顎骨に埋入されたインプラント1と、そ れに螺合された円錐状副部材800と、インプラント円錐部12に納めたセンタ リングスリーブ9と、位置決めネジ4でネジ止めした印象キャップ300とで構 成されている。 円錐状副部材800の円筒状縮径基部ピラー810は、拡張スロット92を備 えたスリーブシェル91を有するセンタリングスリーブ9によって収容されてい る。円錐状副部材800のネジ部820は、インプラント1に設けたネジ穴13 に螺合されている。上端に円錐状ピラーショルダ850を備え下端に肩部860 を備えた円錐状ぴらー830は、インプラント肩部14よりも上方に突出してい る。位置決めネジ14のネジ部41を収容するための軸方向のめくら穴状のネジ 穴840は、円錐状ピラーショルダ850から伸長している。円錐状ピラー83 0の下側には溝831が形成されているため、円錐状に下向きに開口し、円錐状 ピラー830の下側外縁832の方へ走る環状面861を有する肩部860が形 成されている。 放射状に包囲する環状面861のサイズ及び傾斜角は、その垂直軸からの距離 と同じく、肩部860がインプラント肩部14の内側領域に載り環状面861が インプラント肩部14の円形リング状部分に対して隙間なくはまるように決定さ れる。円錐状ピラー830の下側の溝831は、少なくともインプラント肩部1 4の内縁が許容誤差範囲を超えて溝に衝突しない十分な深さに作られる。従来の 円錐状副部材に比較して、本発明に係る円錐状副部材800は、インプラント肩 部14に被さる厚い円錐状ピラー830を有している。 印象キャップ300は、外側にリブ303を備えた標準的外形を有している。 印象キャップ300の特徴は、厚肉円錐状ピラー830を収容するため、円錐状 の穴304を末広がりにしたところにある。印象キャップ300は、その底がイ ンプラント肩部14と相互に補完し合うテーパー状肩部301で終端しており、 従って、環状面861がインプラント肩部14の内側に載り、接触肩301がイ ンプラント肩部14の外側に載る。元来知られていることであるが、印象キャッ プ300は位置決めネジ4のネジ頭42の下部を収容する内側台座を有している 。 円錐状ピラーショルダ側のネジ穴840の出口に、ねじ込み式、差込式アンカ ーの円筒状シャンク部が適宜部分的に係合する皿穴841を設けることができる 。 図4: 図2のものに比べて、本実施例の特徴は、回転対称の円錐状副部材の代わりに 、角度付き副部材800が設けてあることである。角度付き副部材800は、特 殊な骨環境のため傾けて配置されたインプラント1の傾斜位置を補正するのに使 用される。 環状面861及び接触肩部301の外形は、円錐状副部材800の角度にマッチ するように設計され、従って、この実施例でも隙間の無い位置決めを行うことが できる。 図5: 本実施例と図2の相違は、位置決めネジ4で固定できる印象キャップ300の 代わりに、上端を閉じられ、現代的設計で、差込式アンカー100を用いて固定 できる印象キャップを使用していることである。この点で、図1についての説明 を参照されたい。使用している円錐状副部材800の設計は図3に示したものに 相当する。 図6: 図4と同じく、図2のものに比べて角度付きの実施例を示し、差込式印象キャ ップ300を備えた図5と類似の角度付き円錐状副部材800を備えた変形例で ある。ここでも、環状面861及び接触肩部301の外形は円錐状副部材800 の角度と一致する傾斜位置になるようにしてある。 図7: 患者の口から幾何学的コンステレイションを得るため印象を採得した後、取得 した印象に加工を施すため、インプラント1に似たマニュピレーション・インプ ラント7が取り付けられる。この段階で、印象キャップは印象内に填め込まれ、 印象トレーで包囲されている。図は円錐状副部材800を備えたマニュピレーシ ョン・インプラント7を示し、その上端に差込式アンカー100が螺合され、そ の上に位置している。付属部材を付けたマニュピレーション・インプラント7は 、始めは主模型の制作において印象用支持体として機能する。 円錐状副部材800は、図3に示すものに相当し、肩部860及び環状面86 1を有している。マニュピレーション・インプラント7は、インプラント7と同 様に、インプラント肩74を備えた頭部71を有している。頭部には、出口側に 拡径した円筒孔75を備えた軸方向の盲孔状ネジ穴72が設けてある。組立状態 では、円錐状副部材800のネジ部820はネジ穴72に螺合しており、基部ピ ラー810は円筒孔75に嵌入している。ショルダ850の環状面861は、部 分的にインブラント肩部74の内側の円形リング状領域にもたれている。差込式 アンカー100のネジ部110はネジ穴840に螺合され、差込式アンカー10 0のシャンク部120は埋頭孔841にある程度埋入している。インプラント肩 部74の無拘束の外側の円形リング状領域は歯冠を製作する際にクラウンキャッ プの接触肩部を支持する。 図8: 完成した歯冠Zkは、インプラント1に挿入された円錐状副部材800に閉塞 的に螺合される。これには、円錐状副部材800のネジ穴840に接近するため に、金鋳物Goの上に作成されている磁器コーティングPo及びクラウンキャップ 500を貫通するアクセス孔Zu及びキャップネジ状の閉塞ネジ400が必要で ある。閉塞ネジ400の頭部420を収容するため、クラウンキャップ500の 上端側に段付き穴530が設けてある。一旦ねじ込みを行うと、アクセス孔Zu は適当な組成物でシールされる。また、アクセス孔Zuは閉塞ネジ400を外す 必要がある場合にも使用される。 前述の如く、円錐状副部材の肩部860の環状面861は、部分的にインプラ ント肩部14にもたれている。インプラント肩部14の残りの表面はクラウンキ ャップ500の相補的な接触肩部501で覆われている。従来のクラウンキャッ プ500のインプラント肩部14への取り付けと比べ、ここではインプラント肩 部14の一部の領域のみがクラウンキャップ500の接触面に利用可能で、同様 に印象キャップ300の接触肩部301にも利用可能である。 図9: 図8に比べ、本図では、角度付き円錐状副部材800がインプラント1に螺合 されている。閉塞ネジの代わりに、出来上がった歯冠Zkはセメント層Zeによっ て大きな円錐状ピラー830に固定されている。この歯冠は、前もって製作され たクラウンキャップではなく、個々に鋳造した金属クラウン、例えば、鋳造金冠 である。 形状及び交換性、前記結合構造の構成要素の変形、先に述べた可能な組み合わ せに関して種種の変形を行うことができる。これらを述べると次の通りである。 インプラント肩部14、74は45°以外の面を持つことができる。この場合 、印象キャップ300及びクラウンキャップ500の接触肩部301及び501 及び環状面は、それぞれそれに対応する位置決め角度で形成しなければならない 。 センタリングスリーブ9を使用することが絶対的に常に必要というものではな い。しかしながら、基部ピラー810の幾何学的形状は、インプラント円錐部1 2と相互に補完し合う円錐状に形成しなければならない。 また、完成した歯冠Zkは、クラウンキャップ500の内部に、対応するラッ チコンタを備えた差込式アンカー100を用いて差込結合として患者の口内のイ ンプラント14に固定できる。 さらに、下向きの差込式アンカー100を印象キャップ300若しくはクラウ ンキャップ500に固定することによって、また、それと対照的に、ラッチコン タを円錐状副部材800の内側に配置することによって、逆方向の差込式結合を 行うこともできる。 最後に、本発明の結合構造を前述の並行特許出願に記載の横ネジ取り付け手段 と組み合わせることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. イ)インプラント(1)は、インプラント頭部(11、71)の上端側がイ ンプラント肩部(14、74)で終端し、前記インプラント頭部(11、71)に中 空のインプラント円錐部(12)又は円筒状穴(75)が形成され、該基部から軸方 向の盲孔状ネジ穴(13、72)が伸長し、 ロ)円錐状副部材(800)は、ネジ穴(13、72)に螺合するネジ部(820 )と基部ピラー(810)を有し、該基部ピラーがインプラント円錐部(12)又は 円筒状穴(75)に填められ、インプラント肩部(14、74)より先方へ突出する 円錐状ピラー(830)を備えてなる歯科用インプラント(1)若しくはマニュピレ ーションインプラント(7)の円錐状副部材(800)への結合構造において、 ハ)円錐状ピラー(830)の下側にある溝(831)が肩部(860)及び環状面 (861)を形成し、その環状面がインプラント肩部(14、74)に対して相互に 補完し合う形状であって、インプラント肩部(14、74)の内縁(15、75)か ら、円錐状ピラー(830)の外縁(832)の方へ広がり、円形リングの形態で、 かつ、部分的にインプラント肩部(14、74)に隙間無く当接しており、 ニ)印象キャップ(300)若しくはクラウンキャップ(500)が設けられ、該 キャップはその底部に円形リング状接触肩部(301、501)を有し、該円形リ ング状接触肩部(301、501)がインプラント肩部(14、74)に対して相互 に補完し合う形状であって、インプラント肩部(14、74)の残部表面に隙間無 く当接していることを特徴とする結合構造。 2.インプラント肩部(14、74)及び円錐状副部材(800)の環状面( 861)が、水平に対して0でない傾斜角を有していることを特徴とする請求項 1に記載の結合構造。 3.傾斜角が45°である請求項1に記載の結合構造。 4.イ)円錐状副部材(800)が回転対称の形状を有するか、角度を付けら れ、 ロ)円錐状ピラーショルダ(850)から伸びる軸方向の盲孔状ネジ穴(84 )が円錐状ピラー(830)に設けられ、そのネジ穴が位置決めネジ(4)、閉 塞ネジ(400)若しくは差込式アンカー(100)のネジ部(41、410、 110)を収容する機能を有し、 ハ)差込式アンカー(100)のシャンク部(120)の首部を収容する埋頭 孔(841)がネジ穴(840)の入り口にあることを特徴とする請求項1〜3 のいずれか一に記載の結合構造。 5. 円錐状副部材(800)の補助的位置決めのため、センタリングスリー ブ(9)をインプラント円錐部(12)若しくは円筒状穴(75)に挿入したこ とを特徴とする請求項1〜4のいずれか一に記載の結合構造。 6.イ)印象採得、主模型の製作及び成形、及び完成した歯冠(Zk)のイン プラント(1)に固定するのに使用され、 ロ)歯冠を成形する際、既製のクラウンキャップ(500)の代替え品として 、個々に鋳造された金属クラウンが設けられ、かつ、 ハ)固定のため、閉塞ネジ式、セメント式、差込式若しくは横ネジ式結合法を 個別に又は適当に組み合わせて使用することを特徴とする請求項1〜5のいずれ か一に記載の結合構造。
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