JPH11500990A - リールに連続したフイラメントを、アクセス可能な長い内端部を有して連続的に巻く巻き取り方法並びに装置 - Google Patents

リールに連続したフイラメントを、アクセス可能な長い内端部を有して連続的に巻く巻き取り方法並びに装置

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JPH11500990A
JPH11500990A JP8526217A JP52621796A JPH11500990A JP H11500990 A JPH11500990 A JP H11500990A JP 8526217 A JP8526217 A JP 8526217A JP 52621796 A JP52621796 A JP 52621796A JP H11500990 A JPH11500990 A JP H11500990A
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  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 巻き取り装置並びに方法は、端部フランジ(R2,R3)に形成されたほぼ径方向のスロット(R5)と、アクセス可能な長端部E1)を形成するための螺旋トラック(32)とを備えたリール(r)を利用している。フイラメント(F)は往復移動する横方向に可動な綱車(11i)により、選定されたリール(R)に案内される。この横方向に可動な綱車(11i)は、フランジ(R2)の内面に近接した巻き基準面にフイラメント(F)を配置させるように、満たされたリール(R)の軸方向端部へと動く。変更綱車(34a,34b)は、空のリール(R)の近くのフイラメント(F)を偏向して、空のリール(R)の外周に実質的に正接な方向にフイラメント(F)の一部を位置付けるように、両リール(R)間を移動する。駆動ピン(42g)は、フランジ(R2)の他側でフイラメント(F)を巻き基準面から切断基準面に瞬間的に偏向させる。支持体(41)は、偏向されたフイラメントを支持し、固定カッター(38)上のフイラメントを切断する。

Description

【発明の詳細な説明】 リールに連続したフイラメントを、アクセス可能な長い内端部を有して連続的に 巻く巻き取り方法並びに装置 発明の背景 本発明は、巻き並びに巻き取り装置、特に、リールに連続したフイラメントを 、アクセス可能な長い内端部を有して連続的に巻く巻き取り方法並びに装置に関 する。 絞り機もしくは押出し成型機からワイヤーを取り出して1対の対応したリール に連続して巻き取ることが知られている。これは、例えば、Perth Amb oy New JerseyのSyncro Machine Company に譲渡された米国特許Nos.,763,442;3,086,721;3, 368,765並びに4,119,278に開示されている。明らかなように、 ワイヤーが巻かれているリールから空のリールにワイヤーを変更するのに際して に、絞り機もしくは押出し成型機を休止させることは好ましくない。このために 、絞り機もしくは押出し成型機の最短の停止の間に、巻かれているリールから空 のリールにワイヤーを自動的にシフトさせる手段が案出されている。 巻かれるワイヤーの種々の適用において、巻かれているリールのワイヤーの始 端(即ち、内端)と終端(外端)との両方が、巻き戻される前に、容易にアクセ ス可能であることが、度々望まれている。これは、端部は連続した動作を果たさ せるために結合され得るので、巻かれているリールのテストや“下流側”のプロ セスを簡単にする。このために、ワイヤーの内端部は、このような処理を容易に するために、所望の予め選定された長さ、代表的には3ないし10フイートであ ることが好ましい。 リールに対して長い自由な内端部を与えるために提案されてきた事実上全ての 装置は、偽コイルコア、主コアとは異なる別の補助スプール、もしくは主巻きコ アのフランジに構成される構造体を使用している。従来の巻き取り装置の多くに おいて、ダミースプールが主スプールの近くで使用され、ワイヤーは、長い端部 が形成されるときにフランジを越えなければならない。これは、ワイヤーが一方 の径から他方の径にフランジを越えてクロスするのに従って、速度が瞬間的に変 化してワイヤーのテンションが増す結果と度々なる。このようなワイヤーの移動 の間のテンションの変化並びに急激な不連続は、ワイヤーの延び並びに破断を度 々生じる。このような変形やストレスを従来のワイヤーもしくはケーブルに対し て可能な限り避けるのと同様に、曲げ、延び、もしくは他の変形に特に敏感な特 性パラメータを有する光ファイバーケーブルに関連しては許容できなくなる。 ワイヤーもしくはケーブルのようなフイラメントの搬送の比較的高速において 、1秒でさえも何フイートかの動きが生じる。かくして、偽もしくはダミースプ ールへのワイヤーの供給タイミングで少しでもエラーがあると、切り離してスク ラップとして破棄しなければならない長い端部の不必要で望ましくない数フイー トのワイヤーが生じる。 上述した特許に開示された上記巻き取り装置にとって、長い内端部の長さは、 絞りもしくは押出しラインの速度が、長い端部が発生される期間に減じられるの で、やや良好に制御され得る。しかし、これは、巻き取り装置を低速にする時間 だけではなく正常の動作速度に全ラインを戻さなければならないので、生産ライ ンに非常に都合な影響を与える。 裸のワイヤーを巻くのに通常使用されている連続作動ステンディング・リール が知られている。これらリールは、リール・フランジの内面にほぼ径方向の溝を 代表的に有する。しかし、このような内スロットは、長い端部を生じさせない。 長い端部を生じさせる他のリールは、リール・フランジの内面に沿ってほぼ径方 向にフイラメントを走行させる。しかし径方向のフイラメント部分とこれに続く リール上の巻回部分とは互いに押圧し、そして、径方向の部分並びに/もしくは 当接する巻回部分は、圧縮もしくは緩められる(knicked)。これは光フ ァイバーもしくはフイラメントに関連して特に重大な問題である。なぜなら、こ れらの光学特性は、幾何学的ディメンションや形状に非常に影響されるからであ る。 従来の巻き取り装置の他の欠点は、これらが度々ワイヤーに引っ掻き傷を付け ることを含む。これは、特に、ワイヤーが主スプールとダミースプールとの間で リール・フランジを越えて案内されるときに発生する。さらに、以下に説明する 形式の巻き取り装置は、例えば、アルミニウムもしくは硬いフイラメント材を巻 き取るときには、一般的に使用不可能である。上述したようにフランジを越える このような硬いフイラメントの動きやワイヤーの速度の変化は、ワイヤーの破損 を生じる。 長い端部は、ワイヤーもしくはケーブルの両端を使用して、連続したプロセス において前の長さのケーブルへの取着のために使用されるだけではなく、巻回リ ールのケーブルの測定のためにも使用され得る。異常な読取りにより判るこのよ うなワイヤー、ケーブル、もしくはフイラメントへの損傷は、リールのケーブル が全長に渡って破棄されることを必要とするかも知れない。かくして、長短に拘 らず、自由端部は重要であり、巻き取り操作の間に、特に、ケーブルが光ファイ バーを含む場合には、保護されなければならない。 本発明の概要 従って、本発明の目的は、従来の巻き取り装置の固有の欠点を持たないで、リ ールに連続したフイラメントを連続的に巻き取る巻き取り装置を提供することで ある。 本発明の他の目的は、構成が簡単で製造が経済的な連続巻き取り装置を提供す ることである。 本発明のさらなる目的は、巻回されるフイラメントに対して曲げ力並びに引張 り力を最小にする上述した目的におけるような連続巻き取り装置を提供すること である。 本発明のさらなる目的は、光ファイバー並びに/もしくは光ファイバーケーブ ルを巻き取るのに特に有用な上述した形式の巻き取り装置を提供することである 。 本発明のさらなる目的は、巻き取りスプールのケーブルの端部を保護する、上 述した目的により提案されたような巻き取り装置を提供することである。 本発明のさらなる目的は、巻回されるフイラメントへの曲げ並びに/もしくは 引張り応力を最小にする、アクセス可能な長い内端部を備え連続したフイラメン トを巻き取る方法を提供することである。 本発明のさらなる目的は、フイラメントの如何なる部分での押圧もしくはキニ ックを避けるようにフランジの内面に沿って延びた径方向のフイラメントとリー ルの全ての巻回部が接触しない、アクセス可能な長い端部でリールを回転させる 巻き取り装置を提供することである。 本発明のさらなる目的は、上記装置並びに方法と関連して使用され得る形式の スロットが形成されたリールを提供することである。 上記目的並びに後で明らかになるであろう他の目的を達成するために、本発明 に係る巻き取り装置は、夫々がドラムとこのドラムの各軸方向端部にある円形端 部フランジとを有するリールに連続したフイラメントを連続して巻き取るために 使用される。この装置は、実質的に平行な軸を中心として回転可能に、そして、 前記軸に実質的に直交し、互いに平行に離間した巻き基準面と切断基準面との間 の領域内で、リールの1セットの対応するフランジと実質的にアラインメントす るように2つの互いに離間した前記リールを支持するための支持手段を具備する 。上記リールのうちの一方に、他方のリールが空の間に、フイラメントを案内す る案内手段が設けられ、この案内手段は、空のリールへの巻きの変更の間、リー ルの一方にフイラメントを前記巻き基準面に選択的に案内し、また、他方の巻か れるリールへのフイラメントの連続した巻き取りを可能にしながら、空のリール への巻き取りの変更の直前に空のリールのフランジの外周に対して実質的に正接 をなす方向にフイラメントの少くとも一部を位置付ける位置付け手段を有する。 偏向手段が、進行するフイラメントを前記実質的に正接方向に維持しながら、フ イラメントを支持し切断する直前に前記巻き基準面から切断基準面へと、進行し ているフイラメントを瞬間的に偏向するように、リール間に設けられている。切 断手段が、前記実質的に正接な部分でフイラメントを切断するように、前記切断 基準面に設けられている。支持手段が、下流側が他方の、即ち、巻きリールに巻 かれることを可能にしながら、実質的に外径方向位置で、空のリールのフランジ の外周で切断されたフイラメントの上流側端部を支持するように設けられている 。空のリールに巻く前に、長い端部を溜めるための長い端部溜め手段が設けられ て いる。この長い端部溜め手段は、前記切断基準面内に配設され、フランジの外周 で支持手段から除々に、空のリールのドラムの表面と実質的に同じ広がりの中間 径方向部分へと延びた細長い通路を有する。空のリールのドラムのフランジが、 前記巻き基準面と切断基準面との間に位置されており、これには、ほぼ径方向の スロットが設けられており、このスロットは、前記支持手段の位置の直前のフラ ンジの外周上の地点から前記細長い通路の上の中間径方向位置に実質的に延びて おり、かくして、前記位置付け手段により、フイラメントは細長い通路に沿う長 い長さで溜まり、径方向スロットに入って、切断基準面内の前記細長い通路から 前記巻き基準面内の空のリールのドラムへのフイラメントの動きの円滑な変更を 果たす。駆動手段が、選定された速度で前記リールを駆動し、そして、フイラメ ントが切断基準面内に引かれたときに第1の速度で空のリールを最初に駆動する ように設けられている。制御手段が、空のリールのリムでフイラメントが切断さ れて支持されるときからフイラメントが空のリールのドラムに最初に巻かれると きへの可変の径方向距離を少くとも部分的に補償するように、フイラメントが前 記長い通路に沿って最初に溜められるような第1の速度から、フイラメントが長 い通路からでて空のリールのドラムに供給されるような早い第2の速度に空のリ ールの回転速度を加速するように設けられており、この結果、フイラメントは、 一方のリールから他方のリールへの巻き取りの変更の間に最小の曲げ並びに引張 り歪みにさらされる。 図面の簡単な説明 図1は、アクセス可能な長い内端部を与えるための本発明に係わる巻き取り装 置の正面図であり、図において、右ボビン、即ち、リールから左側のボビン、即 ち、リールへの巻き取りの変更の直前の状態の装置を示す。 図2は、スプール、即ち、リールを仮想線で示す、図1に示す装置の側面図で ある。 図2Aは、駆動綱車の装着状態を詳しく示す、2A−2A線に沿って見た、図 2の一部上面図である。 図3は、一方のリールから他方のリールへの巻き取りの変更の直前での巻き基 準面からフイラメント切断基準面へ進行フイラメントを瞬間的に変更するための 、2つのボビン間に配置された変更機構の詳しい拡大図である。 図4は、巻かれる空のリールの後ろに位置された長い端部溜め通路、即ち、ト ラックを詳述する、ボビン、即ち、リールの一方のためのボビン支持シャフトを 含む、図1並びに図2に示す装置の一部の詳しい拡大図である。 図5は、図4に示す長い端部溜め通路、即ち、トラックとリール支持シャフト との正面図である。 図6は、フイラメントが切断された後に、フイラメントの緩くなった外端部を 保護するように巻き取ったリールの少なくとも一部を覆う位置から並びに位置に 保護覆い体を移動させるシリンダーの詳細な拡大上面図である。 図7は、一方のリールに巻き取りが変更されてすぐのリールと、フイラメント の切断時での駆動ピンとフイラメントとの位置とを示す、部分斜視図である。 好ましい実施の形態の説明 同じもしくは類似した部材は、全体を通して同じ参照符号により示されている 図において、そして、まず、図1において、参照符号10は、本発明に従って、 リールに連続したフイラメントを連続して巻き取るための巻き取り装置を示す。 この装置10は、後述する動く要素の多くを支持しカバーする、ほぼ矩形のフ レーム/カバー集合体12を有する。このフレーム12は、図示するように、起 立支持部材12aと、水平支持部材12b,12cと、垂直支持部材12dとを 有する。これら支持部材は、単に説明のためであり、他の支持構造体が、効果の 異なる度合いで、説明される部材もしくは要素を支持するために使用され得るこ とは、当業者にとって明らかであろう。かくして使用されているこれら特別な支 持部材に規制されることはない。 図1に示すように、フイラメントFは、適当な開口12´を通って通路P1に 沿って装置10内に導入される。このフイラメントFは、押出し成型機や外部の 一連のリール、ボビン等のような適当な供給源から出ることができる。代表的に は、説明されるような形式の巻き取り装置において、フイラメントFは、アキュ ムレータのような補償部材が巻回されるものを供給するラインに使用されていな い場合には、ほぼ固定され、即ち、一定の線形速度で前進されることが重要であ る。このような線形速度における中断は、全体のラインの作用効率と速度を実質 的に減じるマシンの全ライン(これはフイラメントを生産する)の中断となる。 かくして、装置10並びにこれの動作の説明は、アキュムレータのような補償部 材が、以下に詳述するように、使用されていない場合に、フイラメントFは、実 質的に一定の線形速度で装置に12´の所から入ることは理解されよう。 フイラメントFが、装置10中へと導入されるときに、固定入口綱車、即ちプ ーリ11aにより最初に偏向される。このプーリは、図1と図2の両方に見られ るように、偏向綱車11bへと、フイラメントを通路P2に沿って上方に偏向す る。この偏向綱車11bの目的は、搬送されてきたフイラメントを通路P3に沿 うように偏向させることである。この通路P3の特定の向きは、後で解るであろ う理由で、これに限定されるものではないが、図2に示すようにほぼ水平である 。また、この偏向綱車11bは、ブラケット11cと支持アーム11dとにより 支持部材12bに適当に装着されている。フイラメントFは、通路P3から可動 綱車、即ち、プーリ11eの周りに向けられる。このプーリ11eは、支持部材 12bに沿ってほぼ水平に移動するように摺動可能に設けられている。これは、 幾つかの異なる方法のいずれかにより、達成され得る。図2並びに図2Aに示さ れている一例は、支持部材12bの各側に設けられた1対の互いに対向したスロ ット11gを有する。適切な横断シャフト、即ち、ピン11fは、可動綱車11 eを支持する摺動ブラケットに装着されている。また、これらシャフト、即ち、 ピン11fは、スロット11gを貫通しており、この結果、可動綱車11eは、 マシンの前側12Fに最も近接した前位置A(実線で示す)から、マシンの後ろ 側12Rに最も近接した後ろ位置B(仮想線で示す)に移動され得る。 適切なバイアス手段が、可動綱車11eを通常は位置B方向に動かすように付 勢するために設けられている。このように可動綱車を後方に付勢するためのバイ アス手段は、ばねや、所定のレベルで加圧される気体もしくは液体シリンダー等 を含む幾つかの異なる既知の手段のいずれかにより構成され得る。この好ましい 実施の形態においては、ピストンを備えたエアーシリンダー11hが支持部材1 2b中に設けられている。このピストンは、エアシリンダーに供給される予め選 定されたエアー圧力により、位置Bに可動綱車11eを付勢するように可動綱車 を摺動機構に結合する。フイラメントの張力が増したときには、可動綱車11e に付与される力により、可動綱車はエアシリンダー11hの作用に抗して、マシ ンの前側12Fに移動される。この結果、位置Bの左側の位置に移動され、そし て、上記力が所定の限界を越えた極限の状態においては最も左の位置に移動され る。かくして、可動綱車11eは、この形式のマシンで知られているように、フ イラメントの緩みを吸収し、ほぼ均一な張力を維持するような代表的な方法で動 作する。前記エアシリンダー11hには、ピストンロッドの位置が変わるのに従 って可変抵抗を与えて、フイラメントの張力を維持する制御回路にフィードバッ クをかけるポテンションメータ(図示せず)が設けられていることが効果的であ る。 フイラメントFが可動綱車11eの周りに延びると、通路P4に沿って出る。 この通路P4は、垂直支持部材12aの近くの装置10の中心領域で、ほぼ水平 方向にまた沿っている。そして、この通路P4は、フイラメントFを横方向に可 動な綱車11iに供給する。この横方向に可動な綱車は、横方向駆動モータ11 mにより選択的に制御される横方向駆動ねじ11kに装着された支持ブラケット 11jにより支持されている。また、この横方向に可動な綱車11iは、フイラ メントFが可動綱車11eから離れるのに従ってフイラメントを受けるように配 設されている。この横方向に可動な綱車11iは、マシンの前側12Fに最も接 近した位置C(実線で示す)と、マシンの後ろ側12Rに最も接近した位置D( 仮想線で示す)との間で移動可能である。横方向に可動な綱車のこのような動き は、横方向駆動ねじ11kを選択的に回転させる横方向駆動モータ11mにより 制御される。また、横方向に可動な綱車11iは、図1で通路P5,P6(左側 のリールのため)並びに通路P5´,P6´(右側のリールのため)により示さ れているように、横方向駆動機構の両側で両リールに対して種々の供給角度をと ることができるように、横方向駆動ねじ11kを中心として支持ブラケット11 jと共に回動する。 図2ないし図4に良く示すように、装置10は、夫々が円筒ドラムR1と、こ のドラムR1の各軸方向端部に位置する環状の端部フランジR2,R3とを備え たリールR(仮想線で示す)を使用している。 この装置10には、ほぼ平行な軸を中心として回転可能な2つの互いに離間し たリールを支持するための手段が設けられている。図1,図2,並びに図4にお いて、このような支持体は、垂直支持部材12dに装着されたベアリング14を 具備するように示されている。このベアリング14は、ほぼ水平な軸を有するシ ャフト16を回転可能に支持し、領域もしくはS(図3)内で支持されたリール の一方のフランジR2を実質的にアラインメントする。この領域Sは、巻き基準 面WPと切断基準面CPとの間に設けられている。これら基準面は、支持シャフ ト16の軸AAにほぼ直交している。これら巻き並びに切断基準面の特定の位置 は限定されるものではないが、これら基準面はフランジR2の互いに対向した側 に設けられるのが効果的であり、また、切断基準面WPはフランジR2の内側近 くにあり、一方切断基準面CPはフランジR2の外、即ち、外側近くにある。 前記入口綱車11aと、上案内綱車11bと、横方向に可動な綱車11iとは 、一緒になって案内手段を構成している。この案内手段は、一方のリールRが空 の間に他方のリールRにフイラメントFを案内する。以下の説明のために、図1 の右側のリールRが、左側のリールに巻き取りが変更(即ち、右リールがいっぱ いに巻かれた)する点に巻かれていると仮定する。同様の構成並びに工程が、左 側のリールから右側のリールに巻き取りが変更になる場合にも適用できることは 自明であろう。 フイラメントの案内システムの一部を構成する横方向に可動な綱車11iは、 空のリールに移行し初めた所で、巻き基準面WPにフイラメントFを選択的に案 内するための位置付け部材として機能する。かくして、マシンが、巻かれている スプール(例えば、この実施の形態で図1の右側のリール)に充分に巻かれたこ とが、自身で感知(もしくは操作者が決定)すると、適切な信号が横方向駆動モ ータ11mに供給され、横方向に可動な綱車11iをマシンの後ろ側12Rに、 即ち、現在位置から位置Dに移動させ、下方に向いたフイラメントFを巻き基準 面WP内に位置させる。同時に、キャリッジ36は、左に向かって支持部材12 eに沿って移動され、変更綱車34a,34bを、図1で仮想線により示すよう な最左位置に移動させる。これら変更綱車34a,34bは、また、巻き基準面 WP内に位置されているので、キャリッジ36の最左位置への移動により、変更 綱車34b(図1に示すように右側)は、フイラメントが通路P7(変更綱車が 逆方向に移動されたときには通路P8)に沿って案内されるまで、フイラメント Fと係合している。この偏向された状態において、フイラメントの少くとも一部 は、巻き取りの変更の直前まで、空のリール(左側のリール)のフランジの外周 に(Tの所で)ほぼ正接な方向に向いている。しかし、フイラメントは、変更綱 車34bを介して供給され続け、フイラメントは他方の巻き取りリール(図1で 右側に示す)に巻き取られる。 両リールR間に位置し、垂直支持部材12aに装着されるようにして偏向手段 42が設けられている。この偏向手段は、通路P7により表されるほぼ正接の向 きに進行するフイラメントを維持しながら、フイラメントの支持並びに切断の直 前に、進行するフイラメントを巻き基準面WPから切断基準面CPへと瞬間的に 偏向させる。この偏向手段は、如何なる適当な構造でも良いが、好ましい実施の 形態の偏向手段42が図3に示されている。この偏向手段42は、垂直、即ち、 起立支持部材12aに装着された上並びに下ブラケット42a,42bを有する 。L字形状のクランクレバー42cが、ピン42iにより、下ブラケット42b に枢支されている。ピストンロッド42dは、前記クランクレバー42cの一端 に接続されている。このロッド42dは、駆動シリンダー42eの一部を構成し ている。このシリンダーは、上ブラケット42aに枢支ピン42fにより枢支さ れた円筒ハウジングを有する。また、前記クランクレバー42cには、細長い駆 動ピン42gが接続されている。この駆動ピンは、ロッド42dが充分に伸長さ れているときには、巻き基準面WPの後ろに維持するように通常は配設されてい る。図1に示すように、フイラメントの切断並びに右側のリールから左側のリー ルへの巻き取りの変更の直前に、適当な信号、即ち、圧力がシリンダー42eに 付与されてロッド42dは引っ込められる。かくして、図3に破線で示されるよ うに、駆動ピン42gは反時計方向に回動される。この結果、巻き基準面WPの 位置F´に最初にあったフイラメントFに関して、下方に移動する駆動ピン42 gは、位置F´でフイラメントと係合してフイラメントを下方に付勢し、位置F ”(ま だ巻き基準面WP内に示されている)にもたらす。しかし、続いて、駆動ピン4 2gは、フイラメントを付勢して、巻き基準面WPの外側後方、空間S内のフイ ラメントFの動作位置の後ろ、並びに切断基準面CPへと順次移動させる。図3 に示すように、フイラメントは、F''' で、切断基準面CPの後ろ、即ち、後方 に位置する保存帯、即ち、領域SZを越えて後方に実際に偏向される。かくして 、駆動ピン42gは、フランジR2の一側側にあるフイラメントを捕らえて他側 側にフイラメントを偏向する助けとなることは、明らかである。 前記シャフト16の夫々は、リールを選定された速度で駆動するために、コン バータ、即ち、トランスミッション20を介してモータ18に接続されている。 この駆動の特定の仕方は、これに限定されるものではなく、選定された速度でリ ールを駆動するための如何なる機構が使用され得る。この装置10において、モ ータ18は、フイラメントが切断基準面CP内に最初に引かれ、上流側の切断端 部E1がリールのフランジの外周に留められているときに(図7)、フランジの 外周の線形速度に実質的に対応する第1の低速で空のリールを最初に駆動するよ うに制御される。図1,3,7に良く示すように、カッター38は、装置の左側 に装着されたリールのフランジの外周(Tの所)に近接して配置されており、一 方、対応したカッター集合体40は、右側のシャフト16に装着されたリールの フランジの外周の近くに同様に配設されている。駆動ピン42gがフイラメント を位置F''' に偏向すると、フイラメントが変更綱車34dを離れて位置F''' に来るのに従って、フイラメントはカッター集合体38の真上及び、空のリール と共に回転し、フイラメントが巻き基準面WPから延びるのに従ってフイラメン トと係合する留め部材(スナッガー)41(図3)の通路を通るであろう、こと が自明であろう。この留め部材41は、フイラメントをグリップしカッター38 の切断エッジにフイラメントを横切らせ、そして、切断されたフイラメントの下 流側の端部E2が装置の右側の他方のいっぱいのリールに巻かれ続けることを可 能にしながら、空のリール(左側)のフランジの外周に切断されたフイラメント の上流側の端部E1を保持し続ける。 アクセス可能な長い内端部を巻き取ったリールに与えるために、空のリールの 巻き取りの前に長い端部を溜めるための溜め装置が設けられている。この好まし い実施の形態においては、長い端部の溜め装置は、切断基準面CP内に配設され た細長い通路の形態をしており、フランジの外周R4の所の留め部材41から、 空のリールドラムR1の表面の径方向のディメンションに実質的に対応した中間 径方向位置へと除々に延びている。図7より解るように、巻き基準面WPと切断 基準面CPとの間に配設された空のリールのフランジR2には、径方向スロット RSが設けられている。このスロットは、留め部材41の位置の直前のフランジ の外周R4の地点から、細長い通路の中間径方向位置R1へと実質的に延びてい る。この好ましい実施の形態においては、この細長い通路は、外端部32aと内 端部32bとを備えた螺旋トラック32により構成されている。上記外端部32 aは、空のリールがシャフト16に装着されるときに、空のリールのスロットR Sの近くに位置される。また、前記内端部32bは、フランジR2内のスロット RSの他側側で、ドラムR1の表面に配置されている。 図4に示すように、前記トラック32は、例えば、溶接部24によりシヤフト 16に取着されたプレート22に設けられている。支持バー30は、シャフト1 6を貫通し、上端がフランジのリムR4を少し越えた領域に延びている(図4並 びに図5)。一方、バー30の他端は、この支持バー30と交差する螺旋トラッ クの一部で実質的に終端している。フランジのリムを越えた端部は前記留め部材 41を支持しており、図5に示すように、シャフト16の回転の時計方向に関連 して、トラックの外端部32aの下流側にある。前記長い端部の溜めトラック3 2は、支持バー30を介して、環状リング26により円形プレート22に取着さ れている。この環状リング26は、ボルト28により支持バー30に取着されて いる。前記螺旋トラック32は、溶接のような他の既知の方法で支持バー30に 取着され得る。 長い端部溜め集合体32は、シャフト16に取着されており、図3に示すよう に、図示する位置に、即ち、溜め帯、即ち、SZ領域に残ることは理解できよう 。ボビンがシャフト16に装着されると、これは支持バー30並びに留めトラッ ク32に対して回転され、留め部材41の丁度下流側に配設されるように夫々の フランジのスロットRSを空間S内に位置させる。 リールRと長い端部溜め集合体32との間の相対的な回転を防止するために、 支持バー30に装着され、シャフト16と共に回転する保持装置、即ち、ドック ピン33が効果的に設けられている。このドックピン33は、円筒ハウジング3 3aと、この円筒ハウジング33a内に摺動可能に設けられた円筒ピン33bと 、これらの間で延びており、円筒ピン33bにフランジR2方向の付勢力を付与 するばね33cとを有するように示されている。前記フランジには、円筒ピン3 3bの位置に対応するようにシャフト16から径方向に離間した適当なディメン トョンの開口が設けられている。この結果、リールが長い端部溜め集合体と角度 的にアラインメントされると、前記円筒ピンはフランジ内の開口、即ち、孔中に 付勢されて、フランジをロックし、フランジと長い端部溜め集合体との間の相対 的な回転を阻止する。他の適当もしくは適切な手段が、シャフト16に対するリ ールの回転をロックするために使用され得る。 制御手段CM(図4)は、フランジのリム、即ち、外周R4での距離とドラム の面での距離との差を少くとも部分的に補償するために、フイラメントがトラッ ク32bから離れてドラムRに与えられるような第2の高速に、フイラメントが トラック32(外端部32aで)に最初にもたらされるような第1の低速速度か ら、空のリールの回転速度を加速させるために設けられている。比較的低い巻き 速度(例えば、300m/分)にとって、フイラメントがトラックの外端部32 aに最初に与えられる時の約96rpmから、フイラメントがトラックの内端部 32bを離れてドラムの表面に与えられる時の約192rpmに、空のリールを 加速することは望ましい。ボビン、即ち、リールの回転速度を約2倍にするこの ような加速は、螺旋トラックの入り口と出口との地点での相対的な径が約2対1 の比であるときに可能である。また、回転速度を約2倍にするこのような加速は 、非常にパワーのあるモータを使用しなくても、上述したように、比較的低いr pmで、標準のプラスチックリールを使用して可能である。しかし、回転速度を 増すのに従って、非常にパワーのあるモータを使用しないで空のリールを適当に 加速することは、常にそうであるとは限らないが、不可能になる。かくして、高 速(例えば、2,400m/分)での適用のためには、リールの1回転内に、空 のリールを約1,213rpmから約2,426rpmに加速することは実用的 ではない。このような適用においては、加速における如何なる欠陥も、ラインか ら ケーブルの実質的に一定の線形速度を乱さないで巻き取り装置に入る前のケーブ ルを少しづつ溜めることにより補償され得るように巻き取り装置の上流側に設け られるアキュムレータを利用する必要がある。勿論、アキュムレータが使用され る場合には、空のリールを制御するモータは、アキュムレータ内に溜められたケ ーブルを、アキュムレータが排出するまで、除去するように適当に最初に加速さ れなければならない。このような時に、モータは、ラインと互換性のある速度で ワイヤーを巻き取るようにリールの所望の速度を維持するように調節され得る。 図3並びに図4に示すように、巻き基準面WPと切断基準面CPとの間の空間 Sは、リールフランジR2の軸方向厚さに実質的に対応する。しかし、このよう な空間に限定されるものではなく、本発明の精神から実質的に逸脱しないで上記 厚さは僅かに変更され得る。 通常の巻き操作の間、横方向駆動モータ11m並びに横方向駆動ねじ11kと 関連して、横方向に可動な綱車11iは、リールが巻き取り回転されている間に 、リールの全幅に渡ってフイラメントを均一に溜まるように回転されるリールの 軸方向の幅に沿って往復移動する。巻き取りの変更が巻かれた、即ち、満たされ たリールから空のリールになされた時にのみ、上述したように、横方向に可動な 綱車11iは、進行するフイラメントを巻き基準面WP内に位置させるように変 更位置に移動可能である。この点に関して、フイラメントのための案内システム がプーリの綱車のシステムとして記載されたけれども、1もしくは複数の前記綱 車は、セラミックバーもしくはアイレットのような他の均等の要素に変更され得 ることはこの分野の者にとって理解並びに評価されるであろう。これら綱車の殆 どの機能は、ケーブルを偏向させるのが簡単であり、如何なる逸れもしくは偏向 システムが異なる度合いの効果のもとで使用され得る。これは、綱車の慣性がシ ステムの操作で反対の影響を有するので、空のリールの重大な加速が生じなけれ ばならない高速の巻き取りの適用に対しては、特に真実である。このような場合 、セラミックもしくて低摩擦バーまたは偏向部材が綱車の代わりに使用され得る 。 記載された実施の形態において、図4並びに図5から明らかなように、螺旋ト ラック33は、フイラメントが切断される時とリールのドラムR1にフイラメン トが与えられる時との間でリールが1回転するのに従って、長い端部の形成の間 に空のリールのフランジR2と保持リップLとの間にフイラメントを保持するた めの保持リップLを形成するようにL字形状の断面を有する。 フランジR2のリムには、フイラメントを、切断基準面CPから径方向スロッ トRS内に導き、この径方向スロット内を案内し、巻き基準面WPに戻す、円滑 な入り口面WS(図7)が設けられていることが好ましい。 付加的並びに効果的には、連続していた巻き取りが終わる満たされたリールと 一緒に回転するのに従って、切断されたフイラメントの下流側端部E2を保護す る保護体がさらに設けられる。図2並びに図6に示すように、この保護体は、ほ ぼ円筒のガード体、即ち、覆い体44により構成されている。この覆い体は、リ ールフランジR2,R3の外径と実質的に対応する直径を有し、対応したリール を密接した許容誤差で少くとも部分的に覆い、リールフランジR2と、巻き基準 面WPを有するリーリフランジに近接したリールバーレルの一部とを少くとも選 択的にカバーする。この方法で、切断されたフイラメントの下流側端部E2のみ が、満たされたリールに巻かれているフイラメントの外端部E2に最小の損傷を 与えるようにフイラメントが切断された場合に、円筒状の覆い体44と係合する 。 図6で、駆動手段が、通常の非覆い位置から、対応したリールRから軸方向に 離間して、リールの軸の方向に沿って、覆い位置に、覆い体44を移動させるよ うに示されている。この覆い位置は、フイラメントが切断されるときと、巻き取 りの変更が行われた巻回されたリールが停止されるときとの間のみである。この ような覆い体44の移動は、起立支持部材12dに固定された上枢支シヤフト4 6と長い下枢支シヤフト48とにより、この好ましい実施の形態では、なされる 。これらシャフト46,48は、上支持部材12dに固定されている。また覆い 体44は、図1に良く示すように、覆い体に固定された接続ラグ60に枢支され た関節下アーム52と関節上アーム55とにより枢支シャフト44,48に結合 されている。図2に示すように、関節、即ち、枢支アーム52,55は、シャフ ト16と同軸的に覆い体44を実質的に維持しながら、前後に可動である。気体 圧 もしくは液圧シリンダーが図6に示されており、これは、リール上を覆い体44 が進めたり引っ込めたりさせるのに使用されている。フレーム12の一部を構成 するラグ72には、ピストンシャフトもしくはロッドを備えた気体圧もしくは液 圧シリンダー74が枢支されている。このピストンロッドの自由端は、覆い体4 4上のラグ80に78で示す所で枢支されている。適当な気体圧もしくは液圧が シリンダー74に供給されると、ロッド76はシリンダー内に引かれて、覆い体 44は、マシンハウジング、即ち、フレーム12の後ろ側12R方向に引かれる 。フイラメントが切断され、また、自由端部E2が、例えば、図1で装置の右側 に示された満たされたリールに巻かれるとすぐに、右側の覆い体は、巻き基準面 WPを覆うボビン、即ち、リールの少くとも一部を覆うように、前方に進行され る。上記巻き基準面WPで、切断されたばかりのフイラメントの後ろの自由端部 E2は、右側のリールの回転が停止するまでスピンする。このような覆い体は、 フイラメントが損傷しないように外側の自由端部E2を保護すると同時に、自由 端部E2が跳ねてマシンの近くにいる人を傷付けるのを防止する。しかし、この 目的のための覆い体もしくは保護体の使用は知られており、本発明の装置並びに 方法は、このような覆い体がなくても使用され得る。 本発明の方法並びに装置の作動を以下に説明する。フイラメントFが12´で 示す箇所から装置に入る場合、フイラメントは、連続フイラメント源もしくはア キュムレータから装置に直接搬送され得る。前述したように、長い端部が溜めト ラック32に沿って形成される間の1回転の間に必要であろう速度差を補償する ために空のリールを充分に加速するのには充分ではないパワーの、リールを駆動 するモータ並びにリールのサイズ、重量の場合には、アキュムレータを使用する ことが必要である。フイラメントが装置10に入ると、巻き取るリールにフイラ メントを向ける案内プーリ、即ち、綱車11a,11b,11e,11i、のシ ステムにより、フイラメントは偏向される。効果的には、横方向に可動な綱車1 1iは、リールの幅全体に渡ってケーブルを均一に分布させるように、横方向駆 動モータ11mにより制御される。説明のために、図1において右側のリールが 充分に巻かれており、左側の空のリールに巻き取りを変更するようになった時を 仮定する。以下の一連の工程が生じる。横方向に可動な綱車11iは、横方向駆 動ねじ11kの如何なる位置から、図2に示すように、最右位置から最初に動か されて、フランジR2の内面の実質的に直ぐ内側の巻き基準面WP内の横方向に 可動な綱車11iに、フイラメントを置き去りにする。フイラメントが巻き基準 面WP内にあると、図1に示すように、キャリッジ36は、左側に動き始めて、 横方向に可動な綱車34bをさらに進行するフイラメントと係合するように移動 させて通路P7を確保する。この通路P7で、フイラメントの少くとも一部は、 空のリールのフランジR2の外周に(Tで)実質的に正接となり、カッター集合 体38の近くを通過する。この間も、フイラメントは、進行し、右側のリールに 巻かれ続ける。このような巻き取りは巻き基準面WP内で生じる。そして、図1 に示すように、通路P7に沿って向けられるとすぐに、駆動ピン、即ち、偏向フ ィンガー42gは、図3に示すように、枢支ピン42iを中心として下方に回動 されて、巻き基準面WP内でフイラメントと係合し、このフイラメントを留め部 材41の通路中に偏向する。これにより、フイラメントをカッター集合体38の ナイフ、即ち、切断エッジに直接接触させ、留め部材は、フイラメントを切断す るようにカッターにフイラメントを押し付ける。これは、留め部材にフイラメン トの上流側端部E1を留め、即ち、保持させながら行われる。他端部E2は、図 1に示すように、右側のまだ回転する満たされたリールに進行し続ける。このよ うな自由端は、駆動シリンダー74を含む図6に示す駆動機構により、満たされ たリールの上方に既に押されているガード体、即ち、覆い体44により、好まし くは保護されている。変更がなされるとすぐに、ブレーキが、可能な限り素早く 満たされたリールの回転を停止するように、効果的に動作される。 空のリールの外周上のフイラメントの留められた端部E1に関して、螺旋溜め トラック32と一緒の空のリールの回転により、リールの一回転の間に、フイラ メントは螺旋トラックに巻かれて溜められることは、明らかである。前述したよ うに、この間に、空のリールを駆動するモータは、螺旋トラックの外端部32a での留め部材の初期地点から、フイラメントがドラムR1に供給される地点まで のフイラメントの適用の地点間の径方向の差を補償するように加速される。尚、 この供給地点は、フイラメントが、螺旋トラックの内端部32bを離れ、リール のフランジに設けられたスロットRSを通過し、ドラム面上に巻かれるときに、 フイラメントがドラムに与えられる地点である。フイラメントが切断されるとす ぐに、フイラメントは、駆動ピン42gから離されて、切断基準面CPから、横 方向に可動な綱車11iがまだフイラメントを案内し続ける巻き基準面WPに戻 ろうとする。フイラメントを入口面ESと係合させ、フランジのスロットRS中 を円滑に案内され、そしてドラムR1の面に巻かれる巻き基準面WPに、切断基 準面CPからフイラメントが再び戻る傾向がある。 空のリールが一回転し、またフイラメントがドラム面に巻かれるとすぐに、横 方向に可動な綱車は、中心位置に再び戻り、この結果、フイラメントは、横方向 に可動な綱車34a,34bの干渉が無く、通路5(ここではリールはまだ空で ある)と空のリールがいっぱいになったときの通路6との間の向きが設定される 。同時に、横方向駆動モータ11mは、リールの全幅に渡ってケーブルを均一に 巻き取らせるように、極限位置間で往復移動するように横方向に可動な綱車11 iを往復させるように駆動される。しかし、長い端部はフランジの内面に沿って 径方向に導入されず、径方向スロットRSの底端部(BE)を通って導入される ので、リールに巻かれた全てのターンは、フランジの円滑な内面と接触し、従来 の長い端部巻き装置でのようなフイラメントの圧縮もしくは緩みを防止する。 左側のリールがいっぱいになると、左側のリールから右側のリールへの巻き変 更をするように同様の操作がなされる。 図1に示すように、装置10は、一方のリールから他方のリールにフイラメン トを巻き戻すのにも使用され得る。このような適用において、通路P1に沿って 装置に入る代わりにフイラメントは、右側(図1で見て)のリールから離れて、 通路P9に沿って綱車11b方向に向けられる。続いて、横方向に可動な綱車1 1iは、装置の左側に装着されたリールの幅に渡ってフイラメントを均一に供給 する。 本発明の装置並びに方法は、ラインに最小の中断で満たされたリールと空のリ ールとの間での連続した巻き取りを可能にする。しかし、重要なことに、本発明 の方法並びに装置は、また、最小の曲げ、緩み、引張り、もしくはケーブル、フ イラメントに加わる他の歪みで、巻き取りを可能にする。これは、光ファイバー 、フイラメントの光学特性は歪みもしくは変形に対して非常に影響されるので、 こ れら光ファイバー、フイラメントと関連して、特に重要である。 本発明は、好ましい実施の形態を特に参照して詳細に説明されたが、種々の変 形並びに変更が、ここで説明されまた請求の範囲で規定されたような本発明の精 神並びに範囲内でなされることは理解されるであろう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年3月17日 【補正内容】 のドラムR1の各軸方向端部に位置する環状の端部フランジR2,R3とを備え たリールR(仮想線で示す)を使用している。 この装置10には、ほぼ平行な軸を中心として回転可能な2つの互いに離間し たリールを支持するための手段が設けられている。図1,図2,並びに図4にお いて、このような支持体は、垂直支持部材12dに装着されたベアリング14を 具備するように示されている。このベアリング14は、ほぼ水平な軸を有するシ ャフト16を回転可能に支持し、領域S(図3)内で支持されたリールの一方の フランジR2を実質的にアラインメントする。この領域Sは、巻き基準面WPと 切断基準面CPとの間に設けられている。これら基準面は、支持シャフト16の 軸AAにほぼ直交している。これら巻き並びに切断基準面の特定の位置は限定さ れるものではないが、これら基準面はフランジR2の互いに対向した側に設けら れるのが効果的であり、また、切断基準面CPはフランジR2の内側近くにあり 、一方切断基準面CPはフランジR2の外、即ち、外側近くにある。 前記入口綱車11aと、上案内綱車11bと、横方向に可動な綱車11iとは 、一緒になって案内手段を構成している。この案内手段は、一方のリールRが空 の間に他方のリールRにフイラメントFを案内する。以下の説明のために、図1 の右側のリールRが、左側のリールに巻き取りが変更(即ち、右リールがいっぱ いに巻かれた)する点に巻かれていると仮定する。同様の構成並びに工程が、左 側のリールから右側のリールに巻き取りが変更になる場合にも適用できることは 自明であろう。 フイラメントの案内システムの一部を構成する横方向に可動な綱車11iは、 空のリールに移行し初めた所で、巻き基準面WPにフイラメントFを選択的に案 内するための位置付け部材として機能する。かくして、マシンが、巻かれている スプール(例えば、この実施の形態で図1の右側のリール)に充分に巻かれたこ とが、自身で感知(もしくは操作者が決定)すると、適切な信号が横方向駆動モ ータ11mに供給され、横方向に可動な綱車11iをマシンの後ろ側12Rに、 即ち、現在位置から位置Dに移動させ、下方に向いたフイラメントFを巻き基準 面WP内に位置させる。同時に、キャリッジ36は、左に向かって支持部材12 eに沿って移動され、変更綱車34a,34bを、図1で仮想線により示すよう ラック32は、フイラメントが切断される時とリールのドラムR1にフイラメン トが与えられる時との間でリールが1回転するのに従って、長い端部の形成の間 に空のリールのフランジR2と保持リップLとの間にフイラメントを保持するた めの保持リップLを形成するようにL字形状の断面を有する。 フランジR2のリムには、フイラメントを、切断基準面CPから径方向スロッ トRS内に導き、この径方向スロット内を案内し、巻き基準面WPに戻す、円滑 な入り口面WS(図7)が設けられていることが好ましい。 付加的並びに効果的には、連続していた巻き取りが終わる満たされたリールと 一緒に回転するのに従って、切断されたフイラメントの下流側端部E2を保護す る保護体がさらに設けられる。図2並びに図6に示すように、この保護体は、ほ ぼ円筒のガード体、即ち、覆い体44により構成されている。この覆い体は、リ ールフランジR2,R3の外径と実質的に対応する直径を有し、対応したリール を密接した許容誤差で少くとも部分的に覆い、リールフランジR2と、巻き基準 面WPを有するリーリフランジに近接したリールバーレルの一部とを少くとも選 択的にカバーする。この方法で、切断されたフイラメントの下流側端部E2のみ が、満たされたリールに巻かれているフイラメントの外端部E2に最小の損傷を 与えるようにフイラメントが切断された場合に、円筒状の覆い体44と係合する 。 図6で、駆動手段が、通常の非覆い位置から、対応したリールRから軸方向に 離間して、リールの軸の方向に沿って、覆い位置に、覆い体44を移動させるよ うに示されている。この覆い位置は、フイラメントが切断されるときと、巻き取 りの変更が行われた巻回されたリールが停止されるときとの間のみである。この ような覆い体44の移動は、起立支持部材12dに固定された上枢支シヤフト4 6と長い下枢支シヤフト48とにより、この好ましい実施の形態では、なされる 。これらシャフト46,48は、上支持部材12dに固定されている。また覆い 体44は、図1に良く示すように、覆い体に固定された接続ラグ60に枢支され た関節下アーム52と関節上アーム50とにより枢支シャフト46,48に結合 されている。図2に示すように、関節、即ち、枢支アーム52,55は、シャフ ト16と同軸的に覆い体44を実質的に維持しながら、前後に可動である。気体 圧 もしくは液圧シリンダーが図6に示されており、これは、リール上を覆い体44 が進めたり引っ込めたりさせるのに使用されている。フレーム12の一部を構成 するラグ72には、ピストンシャフトもしくはロッドを備えた気体圧もしくは液 圧シリンダー74が枢支されている。このピストンロッドの自由端は、覆い体4 4上のラグ80に78で示す所で枢支されている。適当な気体圧もしくは液圧が シリンダー74に供給されると、ロッド76はシリンダー内に引かれて、覆い体 44は、マシンハウジング、即ち、フレーム12の後ろ側12R方向に引かれる 。フイラメントが切断され、また、自由端部E2が、例えば、図1で装置の右側 に示された満たされたリールに巻かれるとすぐに、右側の覆い体は、巻き基準面 WPを覆うボビン、即ち、リールの少くとも一部を覆うように、前方に進行され る。上記巻き基準面WPで、切断されたばかりのフイラメントの後ろの自由端部 E2は、右側のリールの回転が停止するまでスピンする。このような覆い体は、 フイラメントが損傷しないように外側の自由端部E2を保護すると同時に、自由 端部E2が跳ねてマシンの近くにいる人を傷付けるのを防止する。しかし、この 目的のための覆い体もしくは保護体の使用は知られており、本発明の装置並びに 方法は、このような覆い体がなくても使用され得る。 本発明の方法並びに装置の作動を以下に説明する。フイラメントFが12´で 示す箇所から装置に入る場合、フイラメントは、連続フイラメント源もしくはア キュムレータから装置に直接搬送され得る。前述したように、長い端部が溜めト ラック32に沿って形成される間の1回転の間に必要であろう速度差を補償する ために空のリールを充分に加速するのには充分ではないパワーの、リールを駆動 するモータ並びにリールのサイズ、重量の場合には、アキュムレータを使用する ことが必要である。フイラメントが装置10に入ると、巻き取るリールにフイラ メントを向ける案内プーリ、即ち、綱車11a,11b,11e,11i、のシ ステムにより、フイラメントは偏向される。効果的には、横方向に可動な綱車1 1iは、リールの幅全体に渡ってケーブルを均一に分布させるように、横方向駆 動モータ11mにより制御される。説明のために、図1において右側のリールが 充分に巻かれており、左側の空のリールに巻き取りを変更するようになった時を 仮定する。以下の一連の工程が生じる。横方向に可動な綱車11iは、横方向駆 請求の範囲 1.夫々がドラムとこのドラムの各軸方向端部にある円形端部フランジとを有 するリールに連続したフイラメントを連続して巻き取る以下の構成要件から成る 巻き取り装置。 実質的に平行な軸を中心として回転可能に、そして、前記軸に実質的に直交し 、互いに平行に離間した巻き基準面と切断基準面との間の領域内で、リールの1 セットの対応するフランジと実質的にアラインメントするように2つの互いに離 間した前記リールを支持するための支持手段。 上記リールのうちの一方に、フイラメントを交互に案内する案内手段。この案 内手段は、空のリールへの巻きの変更の間、リールの一方にフイラメントを前記 巻き基準面に選択的に案内し、また、他方の巻かれるリールへのフイラメントの 連続した巻き取りを可能にしながら、空のリールへの巻き取りの変更の直前に空 のリールのフランジの外周に対して実質的に正接をなす方向にフイラメントの少 くとも一部を位置付ける位置付け手段を有する。 進行するフイラメントを前記実質的に正接方向に維持しながら、フイラメント を支持し切断する直前に前記巻き基準面から切断基準面へと、進行しているフイ ラメントを瞬間的に偏向するようにリール間に位置された偏向手段。 前記実質的に正接な部分でフイラメントを切断するように、前記切断基準面に 設けられた切断手段。 フイラメントを留めて前記切断手段上でフイラメントを切断し、下流側が巻き 取りリールに巻かれることを可能にしながら、実質的に外径方向位置で、空のリ ールのフランジの外周で切断されたフイラメントの上流側端部を支持する留め手 段。 空のリールに変更する前に、フイラメントの長い端部を溜めるための長い端部 溜め手段。この長い端部溜め手段は、前記切断基準面内に配設され、フランジの 外周で支持手段から除々に、空のリールのドラムの表面と実質的に対応した広が りの中間径方向部分へと延びた細長いほぼ螺旋状の通路を規定するための手段を 有する。前記巻き基準面と切断基準面との間に位置された空のリールのドラムに は、ほぼ径方向のスロットが設けられており、このスロットは、前記支持手段の 位置の直前のフランジの外周上の地点から前記細長い通路の上の中間径方向位置 に実質的に延びており、かくして、前記位置付け手段により、フイラメントは細 長い通路に沿う長い長さで溜まり、径方向スロットに入って、切断基準面内の前 記細長い通路から前記巻き基準面内の空のリールのドラムへのフイラメントの動 きの円滑な変更を果たす。 選定された速度で前記リールを駆動し、そして、フイラメントが切断基準面内 に引かれたときに第1の速度で空のリールを最初に駆動する駆動手段。 空のリールのリムでフイラメントが切断されて支持されるときからフイラメン トが空のリールのドラムに最初に巻かれるときへの可変の径方向距離を少くとも 部分的に補償するように、フイラメントが前記長い通路に沿って最初に溜められ るような第1の速度から、フイラメントが長い通路からでて空のリールのドラム に供給されるような早い第2の速度に空のリールの回転速度を加速する制御手段 。 この結果、フイラメントは、一方のリールから他方のリールへの巻き取りの変 更の間に最小の曲げ並びに引張り歪みにさらされる。 2.前記巻き基準面と切断基準面との間の間隔は、前記リールのフランジの軸 方向の厚さに実質的に対応している請求項1の巻き取り装置。 3.前記位置付け手段は、巻かれているリールの軸方向の幅を往復して横切ら せ、フイラメントが巻かれている間、空のリールの幅に渡ってフイラメントを均 一に巻かせるための横方向駆動手段を有し、この横方向に可動な綱車は、巻き取 りの変更が巻かれたリールから空のリールになされるときに、巻き基準面内に進 行フイラメントンを置く位置に移動可能である、請求項1の巻き取り装置。 4.前記位置付け手段は、巻き基準面内の進行フイラメントを偏向し、この進 行フイラメントの前記部分を、リールの巻き取りの偏向の直前に、空のリールの フランジの外周に実質的に正接な前記向きにする2つの横方向に可動な綱車をさ らに有し、これら横方向に可動な綱車の夫々は、巻くリールの他の1つに関連し て正接方向にフイラメントを偏向するように配設されている、請求項3の巻き取 り装置。 5.前記2つの横方向に可動な綱車は、前記リールの回転軸を含む面にほぼ平 行な、巻き基準面内の通路内で移動するキャリッジに装着されている、請求項4 の巻き取り装置。 6.前記横方向に可動な綱車は前記キャリッジに回転可能に装着されており、 また、フイラメントが巻き基準面内のリールに巻かれるときに、進行するフイラ メントとの接触を通常避けるように互いに離間しており、さらに、前記キャリッ ジは、リール間の巻き取りの変更の間に、対応したリールに関連して上記正接向 きにフイラメントを一方偏向するように、前記横方向に可動な綱車の一方により 巻き基準面内でフイラメントと係合する位置に移動するように設けられている、 請求項5の巻き取り装置。 7.前記偏向手段は、回動可能に設けられた駆動ピンを有し、この支持ピンは 、円形通路に沿って移動可能なフイラメント偏向端部を有し、この円形通路は、 巻き基準面と切断基準面とを横切り、前記フイラメント偏向端部は巻き基準面の 外で切断基準面内にフイラメントを偏向しする正接向きにあるフイラメントと係 合する、請求項1の巻き取り装置。 8.前記偏向手段は、前記切断手段によるフイラメントの切断の直前に、前記 駆動ピンを選択的に回動させる手段を有する請求項7の巻き取り装置。 9.前記切断手段は、各リールと関連して設けられ、前記巻き基準面と切断基 準面との間に位置された対応するリールのフランジの外周近くに配置された切断 エッジを備えた固定切断部材を有する請求項1の巻き取り装置。 10.前記支持手段は、前記切断エッジと係合する位置に、切断されるフイラ メントを保持するように配設されており、この結果、フイラメントの上流側端部 を保持し続けている間にフイラメントは切断される、請求項9の巻き取り装置。 11.前記夫々のリールのフランジは、前記ドラムの直径の約2倍の直径を有 し、また、前記制御手段は、フイラメントが切断され、フランジの外周の前記外 径方向位置で前記保持手段により保持されるときからフイラメントが前置中間径 方向位置で空のリールのドラム最初にまかれるときまでの、空のリールの1回転 の間に、空のリールの回転をこの空のリールの回転速度の2倍に加速する、請求 項1の巻き取り装置。 12.前記溜め手段は、前記細長い通路を規定する螺旋トラックを有する請求 項1の巻き取り装置。 13.前記螺旋トラック支持リップ部を形成するようにL寺形状の断面を有し 、この支持リップ部は、長い端部の形成の間に空のリールのフランジと支持リッ プ部との間にフイラメントを支持する請求項12の巻き取り装置。 14.前記フランジのリムは、フイラメントが切断基準面内に位置され、巻き 基準面に移動するように前記位置付け手段により付勢されたときに前記径方向ス ロット中をフイラメントを案内するように径方向スロット中に導く平滑な全面形 状になっている請求項1の巻き取り装置。 15.連続していた巻き取りが終了するリールと一緒に回転しながら、切断さ れたフイラメントの下流側端部を覆うための覆い手段をさらに具備する請求項1 の巻き取り装置。 16.前記覆い手段は、前記リールのフランジの直径に実質的に対応した直径 を有し、密接した許容誤差で関連したリールを少なくとも部分的に受け、リール のフランジと、巻き基準面を含みリールのフランジに近接したリールのバーレル の一部とを少なくとも覆う円筒状の覆い部材を有し、巻き取りの変更がされるリ ールに巻かれているフイラメントの外端部への最小のダメージにフイラメントが 切断されるときに、切断されたフイラメントの下流側端部は円筒状の覆い部材と 係合する、請求項15の巻き取り装置。 17.前記覆い手段は、リールの軸方向に沿う対応したリールから軸方向に離 間した通常の非覆い位置と、フイラメントが切断され巻き取りが変更された巻か れたリールが停止するときの間のみである覆い位置との間に前記円筒状の覆い体 を移動させる駆動手段をさらに有する、請求項16の巻き取り装置。 18.夫々がドラムとこのドラムの各軸方向端部にある円形端部フランジとを 有するリールに連続したフイラメントを連続して巻き取る以下の工程から成る巻 き取り方法。 実質的に平行な軸を中心として回転可能に、そして、前記軸に実質的に直交し 、互いに平行に離間した巻き基準面と切断基準面との間の領域内で、リールのセ ットの対応するフランジと実質的にアラインメントするように2つの互いに離間 した前記リールを支持する工程。 上記巻き取りのためのリールのうちの一方に、他方のリールが空の間に、フイ ラメントを案内する案内工程。この案内工程は、空のリールへの巻きの変更の間 、リールの一方にフイラメントを前記巻き基準面に選択的案内し、また、他方の 巻かれるリールへのフイラメントの連続した巻き取りを可能にしながら、空のリ ールへの巻き取りの変更の直前に空のリールのフランジの外周に対して実質的に 正接をなす方向にフイラメントの少くとも一部を位置付ける工程を有する。 進行するフイラメントを前記実質的に正接方向に維持しながら、フイラメント を支持し切断する直前に前記巻き基準面から切断基準面へと、進行しているフイ ラメントを瞬間的に偏向する工程。 前記実質的に正接な部分で、前記切断基準面に位置するフイラメントを切断す る工程。 フイラメントを留め、切断のために前記切断手段にフイラメントを移動させ、 下流側が他方の、即ち、巻きリールに巻かれることを可能にしながら、実質的に 外径方向位置で、空のリールのフランジの外周で切断されたフイラメントの上流 側端部を留める留め工程。 空のリールに巻く前に、長い端部を溜め、前記切断基準面内で、フランジの外 周で支持手段から除々に、空のリールのドラムの表面と実質的に対応した広がり の中間径方向部分へと延びた細長い通路を有し、前記巻き基準面と切断基準面と の間に位置された空のリールのドラムには、ほぼ径方向のスロットが設けられて おり、このスロットは、前記支持手段の位置の直前のフランジの外周上の地点か ら前記細長い通路の上の中間径方向位置に実質的に延びており、かくして、前記 位置付け手段により、長い長さ部は細長い通路に沿って溜まり、径方向スロット に入って、切断基準面内の前記細長い通路から前記巻き基準面内の空のリールの ドラムへのフイラメントの動きの円滑な変更を果たす工程。 選定された速度で前記リールを駆動し、そして、フイラメントが切断基準面内 に引かれたときに第1の速度で空のリールを最初に駆動する駆動工程。 空のリールのリムでフイラメントが切断されて支持されるときからフイラメン トが空のリールのドラムに最初に巻かれるときへの可変の径方向距離を少くとも 部分的に補償するように、フイラメントが前記長い通路に沿って最初に溜められ るような第1の速度から、フイラメントが長い通路からでて空のリールのドラム に供給されるような早い第2の速度に空のリールの回転速度を加速する工程。 この結果、フイラメントは、一方のリールから他方のリールへの巻き取りの変 更の間に最小の曲げ並びに引張り歪みにさらされる。 19.連続していた巻き取りが終了するリールと一緒に回転しながら、切断さ れたフイラメントの下流側端部を覆うため工程をさらに具備する請求項18の巻 き取り方法。 20.リールに連続したフイラメントを連続して巻き取る巻き取り装置に使用 されるリールであり、円筒状のドラムとこのドラムの各軸方向端部にある円形端 部フランジとを具備し、これら端部フランジの少なくとも一方には、前記フラン ジの少なくとも一方の一側でリールその外からリール内にフイラメントが導入さ れることを可能にする実質的に径方向のスロットが設けられており、端部フラン ジの少なくとも一方に沿ってフイラメントを走行させる必要がなく、前記円筒状 のドラムにフイラメントが巻かれ得るリール。 21.前記各フランジに、径方向スロットが設けられている請求項20のリー ル。 22.前記フランジの少なくとも1つには、径方向スロットを通してフイラメ ントを案内する、径方向スロット中へ案内する平滑全面を有する請求項20のリ ール。 【図1】 【図2】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.夫々がドラムとこのドラムの各軸方向端部にある円形端部フランジとを有 するリールに連続したフイラメントを連続して巻き取る以下の構成要件から成る 巻き取り装置。 実質的に平行な軸を中心として回転可能に、そして、前記軸に実質的に直交し 、互いに平行に離間した巻き基準面と切断基準面との間の領域内で、リールの1 セットの対応するフランジと実質的にアラインメントするように2つの互いに離 間した前記リールを支持するための支持手段。 上記リールのうちの一方に、他方のリールが空の間に、フイラメントを案内す る案内手段。この案内手段は、空のリールへの巻きの変更の間、リールの一方に フイラメントを前記巻き基準面に選択的に案内し、また、他方の巻かれるリール へのフイラメントの連続した巻き取りを可能にしながら、空のリールへの巻き取 りの変更の直前に空のリールのフランジの外周に対して実質的に正接をなす方向 にフイラメントの少くとも一部を位置付ける位置付け手段を有する。 進行するフイラメントを前記実質的に正接方向に維持しながら、フイラメント を支持し切断する直前に前記巻き基準面から切断基準面へと、進行しているフイ ラメントを瞬間的に偏向するようにリール間に位置された偏向体。 前記実質的に正接な部分でフイラメントを切断するように、前記切断基準面に 設けられた切断手段。 フイラメントを留め、そして、下流側が他方の、即ち、巻きリールに巻かれる ことを可能にしながら、実質的に外径方向位置で、空のリールのフランジの外周 で切断されたフイラメントの上流側端部を支持するフイラメントを切断するため の留め手段。 空のリールに巻く前に、長い端部を溜めるための長い端部溜め手段。この長い 端部溜め手段は、前記切断基準面内に配設され、フランジの外周で支持手段から 除々に、空のリールのドラムの表面と実質的に同じ広がりの中間径方向部分へと 延びた細長い通路を有する。前記巻き基準面と切断基準面との間に位置された空 のリールのドラムには、ほぼ径方向のスロットが設けられており、このスロット は、前記支持手段の位置の直前のフランジの外周上の地点から前記細長い通路の 上の中間径方向位置に実質的に延びており、かくして、前記位置付け手段により 、フイラメントは細長い通路に沿う長い長さで溜まり、径方向スロットに入って 、切断基準面内の前記細長い通路から前記巻き基準面内の空のリールのドラムへ のフイラメントの動きの円滑な変更を果たす。 選定された速度で前記リールを駆動し、そして、フイラメントが切断基準面内 に引かれたときに第1の速度で空のリールを最初に駆動する駆動手段。 空のリールのリムでフイラメントが切断されて支持されるときからフイラメン トが空のリールのドラムに最初に巻かれるときへの可変の径方向距離を少くとも 部分的に補償するように、フイラメントが前記長い通路に沿って最初に溜められ るような第1の速度から、フイラメントが長い通路からでて空のリールのドラム に供給されるような早い第2の速度に空のリールの回転速度を加速する制御手段 。 この結果、フイラメントは、一方のリールから他方のリールへの巻き取りの変 更の間に最小の曲げ並びに引張り歪みにさらされる。 2.前記巻き基準面と切断基準面との間の間隔は、前記リールのフランジの軸 方向の厚さに実質的に対応している請求項1の巻き取り装置。 3.前記位置付け手段は、巻かれているリールの軸方向の幅を往復して横切ら せ、フイラメントが巻かれている間、リールの幅に渡ってフイラメントを均一に 巻かせるための横方向駆動手段を有し、この横方向に可動な綱車は、巻き取りの 変更が巻かれたリールから空のリールになされるときに、巻き基準面内に進行フ イラメントンを置く位置に移動可能である、請求項1の巻き取り装置。 4.前記位置付け手段は、巻き基準面内の進行フイラメントを偏向し、この進 行フイラメントの前記部分を、リールの巻き取りの偏向の直前に、空のリールの フランジの外周に実質的に正接な前記向きにする2つの横方向に可動な綱車をさ らに有し、これら横方向に可動な綱車の夫々は、巻くリールの他の1つに関連し て正接方向にフイラメントを偏向するように配設されている、請求項3の巻き取 り装置。 5.前記2つの横方向に可動な綱車は、前記リールの回転軸を含む面から均一 に離間された巻き基準面内の通路内で移動するキャリッジに装着されている、請 求項4の巻き取り装置。 6.前記横方向に可動な綱車は前記キャリッジに回転可能に装着されており、 また、フイラメントが巻き基準面内のリールに巻かれるときに、進行するフイラ メントとの接触を通常避けるように互いに離間しており、さらに、前記キャリッ ジは、リール間の巻き取りの変更の間に、対応したリールに関連して上記正接向 きにフイラメントを一方偏向するように、前記横方向に可動な綱車の一方により 巻き基準面内でフイラメントと係合する位置に移動可能である、請求項5の巻き 取り装置。 7.前記偏向手段は、回動可能に設けられた駆動ピンを有し、この支持ピンは 、円形通路に沿って移動可能なフイラメント偏向端部を有し、この円形通路は、 巻き基準面と切断基準面とを横切り、前記フイラメント偏向端部は巻き基準面の 外で切断基準面内にフイラメントを偏向しする正接向きにあるフイラメントと係 合する、請求項1の巻き取り装置。 8.前記偏向手段は、前記切断手段によるフイラメントの切断の直前に、前記 駆動ピンを選択的に回動させる手段を有する請求項78の巻き取り装置。 9.前記切断手段は、各リールと関連して設けられ、前記巻き基準面と切断基 準面との間に位置された対応するリールのフランジの外周近くに配置された切断 エッジを備えた固定切断部材を有する請求項1の巻き取り装置。 10.前記支持手段は、前記切断エッジと係合する位置に、切断されるフイラ メントを保持するように配設されており、この結果、フイラメントの上流側端部 を保持し続けている間にフイラメントは切断される、請求項9の巻き取り装置。 11.前記夫々のリールのフランジは、前記ドラムの直径の約2倍の直径を有 し、また、前記制御手段は、フイラメントが切断され、フランジの外周の前記外 径方向位置で前記保持手段により保持されるときからフイラメントが前置中間径 方向位置で空のリールのドラム最初にまかれるときまでの、空のリールの1回転 の間に、空のリールの回転をこの空のリールの回転速度の2倍に加速する、請求 項1の巻き取り装置。 12.前記溜め手段は、前記細長い通路を規定する螺旋トラックを有する請求 項1の巻き取り装置。 13.前記螺旋トラック支持リップ部を形成するようにL寺形状の断面を有し 、この支持リップ部は、長い端部の形成の間に空のリールのフランジと支持リッ プ部との間にフイラメントを支持する請求項12の巻き取り装置。 14.前記フランジのリムは、フイラメントが切断基準面内に位置され、巻き 基準面に移動するように前記位置付け手段により付勢されたときに前記径方向ス ロット中をフイラメントを案内するように径方向スロット中に導く平滑な全面形 状になっている請求項1の巻き取り装置。 15.連続していた巻き取りが終了するリールと一緒に回転しながら、切断さ れたフイラメントの下流側端部を覆うための覆い手段をさらに具備する請求項1 の巻き取り装置。 16.前記覆い手段は、前記リールのフランジの直径に実質的に対応した直径 を有し、密接した許容誤差で関連したリールを少なくとも部分的に受け、リール のフランジと、巻き基準面を含みリールのフランジに近接したリールのバーレル の一部とを少なくとも覆う円筒状の覆い部材を有し、巻き取りの変更がされるリ ールに巻かれているフイラメントの外端部への最小のダメージにフイラメントが 切断されるときに、切断されたフイラメントの下流側端部は円筒状の覆い部材と 係合する、請求項15の巻き取り装置。 17.前記覆い手段は、リールの軸方向に沿う対応したリールから軸方向に離 間した通常の非覆い位置と、フイラメントが切断され巻き取りが変更された巻か れたリールが停止するときの間のみである覆い位置との間に前記円筒状の覆い体 を移動させる駆動手段をさらに有する、請求項16の巻き取り装置。 18.夫々がドラムとこのドラムの各軸方向端部にある円形端部フランジとを 有するリールに連続したフイラメントを連続して巻き取る以下の工程から成る巻 き取り方法。 実質的に平行な軸を中心として回転可能に、そして、前記軸に実質的に直交し 、互いに平行に離間した巻き基準面と切断基準面との間の領域内で、リールのセ ットの対応するフランジと実質的にアラインメントするように2つの互いに離間 した前記リールを支持する工程。 上記リールのうちの一方に、他方のリールが空の間に、フイラメントを案内す る案内工程。この案内工程は、空のリールへの巻きの変更の間、リールの一方に フイラメントを前記巻き基準面に選択的案内し、また、他方の巻かれるリールへ のフイラメントの連続した巻き取りを可能にしながら、空のリールへの巻き取り の変更の直前に空のリールのフランジの外周に対して実質的に正接をなす方向に フイラメントの少くとも一部を位置付ける工程を有する。 進行するフイラメントを前記実質的に正接方向に維持しながら、フイラメント を支持し切断する直前に前記巻き基準面から切断基準面へと、進行しているフイ ラメントを瞬間的に偏向する工程。 前記実質的に正接な部分で、前記切断基準面に位置するフイラメントを切断す る工程。 下流側が他方の、即ち、巻きリールに巻かれることを可能にしながら、実質的 に外径方向位置で、空のリールのフランジの外周で切断されたフイラメントの上 流側端部を支持する支持工程。 空のリールに巻く前に、長い端部を溜め、前記切断基準面内で、フランジの外 周で支持手段から除々に、空のリールのドラムの表面と実質的に同じ広がりの中 間径方向部分へと延びた細長い通路を有し、前記巻き基準面と切断基準面との間 に位置された空のリールのドラムには、ほぼ径方向のスロットが設けられており 、このスロットは、前記支持手段の位置の直前のフランジの外周上の地点から前 記細長い通路の上の中間径方向位置に実質的に延びており、かくして、前記位置 付け手段により、フイラメントは細長い通路に沿う長い長さで溜まり、径方向ス ロットに入って、切断基準面内の前記細長い通路から前記巻き基準面内の空のリ ールのドラムへのフイラメントの動きの円滑な変更を果たす工程。 選定された速度で前記リールを駆動し、そして、フイラメントが切断基準面内 に引かれたときに第1の速度で空のリールを最初に駆動する駆動工程。 空のリールのリムでフイラメントが切断されて支持されるときからフイラメン トが空のリールのドラムに最初に巻かれるときへの可変の径方向距離を少くとも 部分的に補償するように、フイラメントが前記長い通路に沿って最初に溜められ るような第1の速度から、フイラメントが長い通路からでて空のリールのドラム に供給されるような早い第2の速度に空のリールの回転速度を加速する工程。 この結果、フイラメントは、一方のリールから他方のリールへの巻き取りの変 更の間に最小の曲げ並びに引張り歪みにさらされる。 19.連続していた巻き取りが終了するリールと一緒に回転しながら、切断さ れたフイラメントの下流側端部を覆うため工程をさらに具備する請求項18の巻 き取り方法。 20.リールに連続したフイラメントを連続して巻き取る巻き取り装置に使用 されるリールであり、円筒状のドラムとこのドラムの各軸方向端部にある円形端 部フランジとを具備し、これら端部フランジの少なくとも一方には、前記フラン ジの少なくとも一方の一側でリールその外からリール内にフイラメントが導入さ れることを可能にする実質的に径方向のスロットが設けられており、端部フラン ジの少なくとも一方に沿ってフイラメントを走行させる必要がなく、前記円筒状 のドラムにフイラメントが巻かれ得るリール。 21.前記各フランジに、径方向スロットが設けられている請求項20のリー ル。 22.前記フランジの少なくとも1つには、径方向スロットを通してフイラメ ントを案内する、径方向スロット中へ案内する平滑全面を有する請求項20のリ ール。
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