JPH11500943A - 子宮組織コレクタ - Google Patents

子宮組織コレクタ

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JPH11500943A JP8526391A JP52639196A JPH11500943A JP H11500943 A JPH11500943 A JP H11500943A JP 8526391 A JP8526391 A JP 8526391A JP 52639196 A JP52639196 A JP 52639196A JP H11500943 A JPH11500943 A JP H11500943A
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Abstract

(57)【要約】 子宮組織コレクタは、中空カニューレ(12)、子宮を掻き取る可変スクレーパ(14)、可変スクレーパ(14)を変形させるバイブレータ(42)、可変スクレーパ(14)によって掻き取られた資料を吸引する吸引装置(16)を有している。

Description

【発明の詳細な説明】 子宮組織コレクタ [技術分野] 本発明は、一般に、婦人科用機器に関するものである。 [背景技術] 子宮頸部および子宮組織のサンプルを得ることは、通常次の3つの方法のうち の1つによって当該技術においては行われる。それらの方法とは、子宮頸部の膨 張および子宮内膜の掻爬(D&Cとして知られている)と、小径管をかいしての 子宮頸部の膨張なしの吸引(吸引として知られている。)と、吸引掻爬とである 。D&Cおよび吸引掻爬は、必要に応じて多くの子宮頸部または子宮資料の収集 ができるが、しかし、麻酔を必要とする。小径管による吸引は、通常では麻酔を 必要としないが、しかし、D&Cによって得られる組織量に匹敵する組織量を得 ることができない。D&Cによって得られる組織量に匹敵する組織量を得るため には、吸引が、麻酔を必要とする大径管によって行われなければならない。 最近開発された子宮内膜吸引キュレット(フランスのPRODIMEDによっ て製造されたPipelle de Cornierと呼ばれている。)が、キ ュレットの鞘の先端に子宮内膜資料を擦り取るように用いられてもよい。しかし 、掻取領域は鞘の比較的小さい直径によって限定される。 [発明の開示] 本発明は、子宮頸部の膨張および麻酔を必要とせずに、十分な量の子宮組織を 収集するための機器を提供することを求めている。収集された組織量はD&Cに よって得られたものと同じである。 本願明細書および請求の範囲全体を通して、「子宮組織」という用語は子宮頸 部溝および子宮空所内の任意の資料(例えば、子宮積層、子宮頸部粘膜、妊娠産 物、子宮内膜、または腫瘍物体)をいう。明細書および請求の範囲において、「 子宮」という用語は、子宮溝および子宮空所を包含する。 本発明の好適実施例によれば、子宮を掻き取る可変スクレーパと、該可変スク レーパを変形する変形器具と、前記可変スクレーパによって掻き取られた資料を 吸引する吸引装置とからなる子宮組織コレクタが設けられている。 本発明は、吸引装置の3つの基本的実施例を有している。第1の実施例は、好 ましくはスプリングのような偏倚装置と関連してモータによって駆動される注射 器によって自動的に吸引を行うものである。第2の実施例は、可撓チューブをか いして資料を吸引する真空ポンプのような外部吸引装置による吸引を行うもので ある。第3の実施例は、注射器、弁、スプリングのような偏倚装置による半自動 的に吸引を行うものである。 本発明は、変形、掻取、及び/又は切削の仕方によって区別されるスクレーパ の異なる実施例を含んでいる。掻取はソレノイドのようなバイブレータによって 自動的に行われるか、あるいは手動によって行われる。 本発明の好適実施例によれば、子宮組織コレクタは、穴を明けたカニューレを さらに備え、前記可変スクレーパが前記カニューレ内に配置されていて、該スク レーパが変形されたとき、該スクレーパが前記穴から突出しそして前記子宮を掻 き取る。 カニューレは、その後方端に向かってほぼ長方形の形状をしていることが好ま しい。 本願の明細書および請求の範囲全体を通じて、後方とは、後部端または末端に 向かう方向をいう。前方とは、前方端または基端に向かう方向をいう。 本発明の好適実施例によれば、前記穴は前記カニューレの後方端の1つの面に 設けられ、該面は前記子宮に接触できるようになっている。 本発明の別の好適実施例によれば、前記穴は前記カニューレの追加の面に開口 していて、前記可変スクレーパが該追加の面を貫通している。 本発明の好適実施例によれば、子宮を掻き取る可変スクレーパと、該可変スク レーパを変形する変形器具と、前記可変スクレーパによって掻き取られた資料を 吸引する吸引装置とからなり、前記可変スクレーパは傾斜ポストに滑動自在に取 り付けられていて、該スクレーパは該傾斜ポストの第1端において変形形状にな り、また、該傾斜ポストの第2端において非変形形状になっていることを特徴と した子宮組織コレクタが設けられている。スクレーパは掻取動作のさいに子宮を 掻き取り、また、吸引装置は子宮表面から資料を擦掻する。擦掻運動は、垂直ば かりではなく、ほぼ横および中間に行われる。 本発明の好適実施例によれば、前記可変スクレーパは鋸歯状縁を有している。 本発明の好適実施例によれば、前記カニューレは、組織を切削する傾斜縁を有 している。 さらに、本発明の好適実施例によれば、前記可変スクレーパは圧縮形状から非 圧縮形状に変形する。 さらに、本発明の好適実施例によれば、前記可変スクレーパは組織を切削する 。 さらに、本発明の好適実施例によれば、前記穴は、前記カニューレの後方先端 から離れる方向に半径方向に深くなる。 さらに、本発明の好適実施例によれば、前記可変スクレーパはほぼU字形状を している。前記可変スクレーパは弓形突起を有している。 本発明の好適実施例によれば、前記変形器具は前記可変スクレーパに連結され たワイヤからなる。 本願の明細書および請求の範囲全体を通して、「ワイヤ」という用語は、物体 を押すことはできるがほぼ座屈しない任意の断面の比較的細くて剛い要素をいう 。 本発明の好適実施例によれば、前記ワイヤが固定される第1シャフトと、後方 端に成形された縦長切欠を有する第2シャフトと、第1半径方向位置から第2半 径方向位置まで前記第2シャフトの前記後方端の外周を取り巻く把手とをさらに 有し、前記縦長切欠は前記第1シャフトの前方端を受けるようになっており、前 記第2半径方向位置において前記把手は前記縦長切欠に対して前記第1シャフト の前記前方端を圧迫し、これにより前記第1シャフトを前記第2シャフトと固定 係合状態に維持する。 変形装置は前記第2シャフトに往復運動を与えることが好ましい。 さらに、本発明の好適実施例によれば、前記ワイヤは、前記可変スクレーパを 収納位置から非変形展開位置まで、および前記非変形展開位置から変形展開位置 まで動かす。前記可変スクレーパはほぼ前後方向運動をして掻き取る。 本発明の好適実施例においては、吸引は自動的に行われ、前記吸引装置は注射 器である。前記吸引装置は、モータと、該吸引装置に吸引力を生じる偏倚装置と に連結されていることが好ましい。 本発明の好適実施例においては、吸引は半自動的であり、前記吸引装置がポン プである。 子宮組織コレクタは、前記子宮内への該コレクタの挿入量を表示する複数のマ ーキングをさらに有していることが好ましい。 前記マーキングは目盛を付けられているか、異なる色彩によって符号化されて いるか、異なる明暗によって符号化されていてもよい。 子宮組織コレクタは吸引資料を収集するのに適したコレクタをさらに有してい ることが好ましい。 さらに、本発明の好適実施例によれば、前記コレクタはセパレータと容器とを 有し、該セパレータは前記吸引装置から前記容器へ吸引資料を脇にそらせること が好ましい。 本発明の好適実施例によれば、可変スクレーパを頸部の導管をかいして子宮内 に挿入すること、前記子宮を、前記スクレーパを変形させかつ掻き取られた資料 をコレクタに吸引することによって、掻き取ることからなる子宮から子宮組織を 収集する方法が設けられる。 [図面の簡単な説明] 図1Aおよび図1Bは、本発明の好適実施例にもとづいて構成されかつ動作す る子宮組織コレクタの各側面図および平面図である。 図1Cは、図1Aの線1C−1Cにそってみた子宮組織コレクタの部分断面図 である。 図2は、図1Aから図1Cまでの子宮組織コレクタの部分断面側面図である。 図3は、図2において矢印IIIによって示す位置における図1Aから図2まで の子宮組織コレクタの一部の部分断面説明図である。 図4Aおよび図4Bは、図3の線IV−IVにそってみた図1Aから図2までの子 宮組織コレクタの結合部の断面図である。 図5Aおよび図5Bは、子宮組織コレクタのスクレーパが変形状態で子宮内に 挿入された図1Aから図2までに示す子宮組織コレクタのカニューレの各部分断 面側面図および平面図である。 図6Aおよび図6Bは、子宮組織コレクタのスクレーパが非変形状態で子宮内 に挿入された図1Aから図2までに示す子宮組織コレクタのカニューレの各部分 断面側面図および平面図である。 図6Cは、図1Aから図2までに示す子宮組織コレクタの掻取幅の説明図であ る。 図7Aおよび図7Bは、変形スクレーパがそれぞれ変形および非変形状態にあ るときの図1Aから図1Cに示す子宮組織コレクタのカニューレの部分斜視図で ある。 図7Cおよび図7Dは、本発明の別の好適実施例にもとづいて構成されかつ動 作する子宮組織コレクタのカニューレおよび可変スクレーパの部分斜視図であっ て、可変スクレーパがそれぞれ非変形状態および変形状態にある場合を示す。 図7Eは、図7Cおよび図7Dの線7E−7Eにそってみた図7Cおよび図7 Dの実施例の可変スクレーパおよびカニューレの断面図である。 図7Fおよび図7Gは、本発明のさらに別の好適実施例にもとづいて構成され かつ動作するカニューレおよびスクレーパの各単純化した平面図および側面図で ある。 図7Hは、図7Fおよび図7Gのスクレーパの展開された単純化した平面図で ある。 図8Aは、図7Aおよび図7Bの線VIII−VIIIからみた可変スクレーパの断面 図である。 図8Bは、本発明の別の好適実施例にもとづいて構成されかつ動作する可変ス クレーパおよびカニューレの断面図である。 図9は、本発明の別の実施例にもとづいて構成されかつ動作する可変スクレー パの部分断面側面図である。 図10Aから図10Cまでは、本発明のさらに部の好適実施例にもとづいて構 成されかつ動作する可変スクレーパの部分断面側面図であって、可変スクレーパ の収められた状態、展開非変形状態、展開変形状態をそれぞれ示す。 図11Aから図11Cまでは、図10Aから図10Cまでに示す可変スクレー パの部分断面平面図であって、可変スクレーパの収められた状態、展開非変形状 態、展開変形状態をそれぞれ示す。 図11Dは、図10Aから11Cまでに示す変形スクレーパの掻取幅の説明図 である。 図12Aおよび図12Bは、本発明の別の好適実施例にもとづいて構成されか つ動作する可変スクレーパの斜視図である。 図13Aから図13Cまでは、本発明の好適実施例にもとづいて構成されかつ 動作する3つの異なる可変スクレーパの斜視図である。 図14は、本発明のさらに別の実施例にもとづいて構成されかつ動作する子宮 組織コレクタの側面図である。 図15は、図14の線XV−XVにそってみた図14の実施例に用いられるハンド ルの断面正面図である。 図16は、図14の実施例の部分断面側面図である。 図17は、本発明の好適実施例にもとづいて構成されかつ動作する別の子宮組 織コレクタの側面図の単純化されたものである。 図18は、本発明のさらに別の好適実施例にもとづいて構成されかつ動作する 子宮組織コレクタと共に用いられる使い捨組立体の単純化された斜視図である。 図19は、図18の使い捨組立体を取り付けるハウジングの単純化された斜視 図である。 図20および図21は図19のハウジングにまさに取り付けられようとする図 18の使い捨組立体の単純化された斜視図と断面図であって、図21は図20の 線XXI−XXIにそってみた断面図である。 図22は、図19のハウジングに取り付けられた後の図18の使い捨組立体の 単純化された斜視図である。 図23Aおよび図23Bは、変形前後の図18の使い捨組立体のカニューレに 配置された可変スクレーパの振動および変形を示す単純化された部分断面側面図 である。 図24は、図18に示す可変スクレーパの一部の単純化された斜視図である。 図25Aおよび図25Bは、変形前後の図18に示す使い捨組立体の可変スク レーパの単純化された平面図である。 図26Aおよび図26Bは、変形前後の図18に示す使い捨組立体の可変スク レーパの単純化された断面図であって、図26Aおよび図26Bは図25Aの線 26A−26Aおよび図25Bの線26B−26Bにそってみた断面図である。 図27Aおよび図27Bは、本発明の別の実施例にもとづいて構成されかつ動 作する変形前後の可変スクレーパの単純化された断面図である。 [発明を実施するための最良の形態] 図1Aから1Cまでおよび図2を参照して、本発明の好適実施例にもとづいて 構成された子宮組織コレクタ10について説明する。子宮組織コレクタ10は、 子宮に挿入できるようになっている中空カニューレ12からなっている。カニュ ーレ12は直線状または曲線状になっていてもよい。カニューレ12は、穴9と 、後端に設けられた可変スクレーパ14とを有している。スクレーパ14の動作 については図5Aから図7Bまでを参照して後に詳細に記載される。 子宮組織コレクタ10は、また注射器16のような吸引装置をも有している。 注射器16は、クランプ20によって好ましくはハウジング18に着脱自在に取 り付けられる。注射器16はチューブ13およびマニホルド15をかいしてカニ ューレ12に密封連通される。ハウジング18はユーザの掌中に快適に保持され るようになっている。 本発明の好適実施例においては、注射器16、マニホルド15、チューブ13 、カニューレ12が使い捨組立体11を形成する。子宮資料の収集およびその検 査後、組立体11は使い捨てられてもよい。 図2から明らかなように、ハウジング18は好ましくはモータ22および親ね じ軸26を有している。本発明の好適実施例においては、ハウジング18は偏倚 装置、好ましくはスプリング24を有している。注射器16は、本体カラー28 と、プランジャ・カラー30とを有している。本体カラー28は、ハウジング1 8内の溝32内に固定される。プランジャ・カラー30は、ハウジング18内の スロット27をかいして親ねじ軸26にそって軸方向に滑動できるキャッチ34 によって保持される。 キャッチ34は、親ねじ軸26のねじと係合する歯38を有している。キャッ チ34と歯38とは、歯38が親ねじ軸26のねじの1つに係合されたときにキ ャッチ34がほぼ定位置に保持されるように、成形されている。さらに、キャッ チ34と歯38とは、キャッチ34を矢印35の方向に押すことによって歯38 を わずかに傾け、これにより親ねじ軸26のねじから離れさせ、その結果、矢印3 5の方向へのキャッチ34の直線運動を許す。 注射器16内に吸引を生じさせるために、プランジャ・カラー30は矢印35 の方向に押される。押圧力が歯38を親ねじ軸26のねじから離れさせ、これに よりプランジャ・カラー30およびキャッチ34が参照番号36で示す延長位置 から参照番号37で示す圧縮位置まで移動されることを許す。圧縮位置37にお いて、歯38は親ねじ軸26のねじの1つに係合し、これにより圧縮位置37に おいてスプリング24ばかりではなく注射器16のプランジャを保持する。 モータ22の作動によって、回転を親ねじ軸26にカップリング40をかいし て与える。親ねじ軸26の回転が、キャッチ34ばかりではなく歯38をナット とボルトとの組合せと同様に矢印35と逆の方向に親ねじ軸26にそって軸方向 に動かす。キャッチ34はこのようにしてラチェットと同様に作用する。 キャッチ34は、収縮位置から膨張するスプリング24の作用によって軸方向 移動路にそって大きく押されてもよい。スプリング24によって与えられる力は 、好ましくはモータ22が比較的強いトルクをつくることができる必要をなくし 、それによりモータの寸法および費用を低減することに注目されたい。キャッチ 34の直線運動が位置36に向けてプランジャ・ヘッド30を戻し、これにより 注射器16内に吸引力をつくり出す。この吸引力はスクレーパ14によって掻き 取られた資料をカニューレ12、チューブ13、マニホルド15、注射器16内 に引き込む。 好ましくは、注射器16は、ホルマリンのような、組織サンプルを保存するた めの液体を有している。 ハウジング18はまたスクレーパ14を変形させる変形器具を有している。本 発明の好適実施例においては、図2に示すように、変形器具は電磁バイブレータ 42である。バイブレータ42は図2,3,5A,5B,6A,6Bに示される ワイヤ44によってスクレーパ14に連結される。 本発明の好適実施例においては、モータ22およびバイブレータ42は図2に 示す電池23によって電力を受ける。代案としては、モータ22およびバイブレ ータ42は主要出口に電源コードによって接続され、そして、DCコンバータを かいして電力を受けてもよい。好ましくは、図1Bに示すスイッチ17は、モー タ22およびバイブレータ42を作動するように用いられる。代案として、別個 のスイッチがモータ22およびバイブレータ42の個別の動作を行うように設け られてもよい。 本発明の好適実施例においては、ディスプレー19が図1Aに示すようにハウ ジング18に設けられている。ディスプレー19は好ましくはLCDディスプレ ーであり、電池23の状態、吸引量及び/又は振動数のような情報を表示しても よい。好ましくは、適切なセンサが要求される情報を検知する。 図3,図4A,図4Bはバイブレータ42をワイヤ44に連結することを詳細 に示している。バイブレータ42にはカップリング46(図2においても示され ている。)が設けられている。カップリング46の後端47は、シャフト50の 前方端49を受ける軸方向切欠48を有している。ワイヤ44はシャフト50の 後方端51内に埋め込まれる。図4Aに明らかに示すように、前方端49は好ま しくは小ロッド52上の切欠48内に収まり、また、前方端49の周囲はカップ リング46の後方端47の周囲を超える。カップリング46の後方端47を包囲 するものは、ハンドル55,56を設けられた把手54である。把手54には、 カップリング46の後方端47の周囲に好ましくは機械加工された半径方向溝6 0の内側に乗る内部半径方向突条58が設けられている。 子宮組織コレクタ10を動作させるために、ユーザは使い捨組立体11を下記 の段落において記載された仕方でハウジング18に取り付けて、注射器16が偏 倚装置24およびモータ22に動作上連通し、そして、スクレーパ14はバイブ レータ42に動作上連通する。 注射器16、スプリング24、モータ22間の動作上の連絡は、図2に示すよ うに、本体カラー28が溝32内に固定され、かつ、プランジャ・カラー30が キャッチ34に固定されるように、注射器16をハウジング18上に定置するこ とによって達成される。ユーザは、クランプ20によって注射器をハウジング1 8に止める。 ユーザが注射器16をハウジング18に乗せながら、ユーザはカップリング4 6の後方端47の切欠48内にシャフト50の前方端49を挿入する。次いで、 ユーザは図4Aの矢印62に示す方向に把手54を図4Bに示す位置まで回わし 、これによりロッド52、把手54の内面、カップリング46の切欠48間にシ ャフト50の前方端49をきつく押し込み、このようにしてワイヤ44をバイブ レータ42に固く連結し、スクレーパ14をバイブレータ42との動作上の連絡 状態に置く。 種々の部品間の摩擦が把手を定位置に保持する。当業者にとっては明らかなよ うに、カップリング46は種々の可動部品の正確な整合の必要性を緩和する。 バイブレータ42は、図3に示すように、カップリング46を距離δX(デル タX)だけ前後動させる。カップリング46がシャフト50によってワイヤ44 に接続されるので、ワイヤ44は距離δXだけ前後動する。カップリング46は 、この往復運動中に、ハウジング18に固定されかつカップリング46の軸方向 溝64に嵌まるピン62によって案内される。溝64に嵌合しているピン62は 、把手54の回転中はカップリング46の後方端47の望まない回転を阻止する ことに注目されたい。 図3からわかるように、チューブ13はオリフィス66をかいしてマニホルド 15に連通する。吸引のために必要とされる真空を維持するために、可撓性ベロ ーズ68がチューブ13の後方端に配置される。シャフト50はベローズ68内 の穴を通して密封配置される。カップリング46が前後に振動するとき、ベロー ズ68はそれに従って変形しかつチューブ13およびシャフト50を実質的に密 封する。 カップリング46の配置において、異物がハウジングに浸透しないことを助け るために、カップリング46のまわりで把手54から前方にハウジング18に取 り付けられたベローズ69が好ましくは設けられる。 図5Aから図7Bまでは、子宮70の内側でのスクレーパ14の動作を示す。 図5Aおよび図5Bから明らかなように、スクレーパ14の後方端72は、カニ ューレ12の後方端に配置された傾斜ポスト74に滑動自在に取り付けられる。 常態では、カニューレ12が子宮70内に挿入されたときに、スクレーパ14は 子宮70の壁に接触する。ワイヤ44が後方端72に向かって直線状に移動する とき、ワイヤ44がスクレーパ14の後方端72をポスト74上を滑り上がらせ 、 それによりスクレーパを図5Aに示すように子宮70の壁から離れさせる。 スクレーパ14はポスト74にそってそれ以上滑ることができないので、図5 Bに明らかに示すように、スクレーパ14はカニューレ12の中心軸から横外方 に穴9を通って座屈する。このようにして、ワイヤ44の直線変位δXがスクレ ーパ14を変形させ、これにより、図5Aからわかるように、スクレーパ14を 子宮70の壁から距離δYだけ変位させ、また、図5Bからわかるように、カニ ューレ12の中心軸から横外方に距離δZだけ変位させる。 ユーザは次に子宮組織コレクタを動かして、スクレーパ14を子宮70の壁に 接触させる。スクレーパ14と子宮70の壁との間の摩擦がスクレーパ14を上 述した変形形状に維持する。 図6Aおよび図6Bからわかるように、また、図7Aおよび図7Bからわかる ように、ワイヤ44が距離δXだけ後退されたとき、スクレーパ14は距離δY だけポスト74を後に滑り降り、そして、子宮70の壁をさらに押し付け、最初 の非変形形状まで距離δZだけ復帰する。スクレーパが距離δZだけ戻ったとき 、スクレーパは子宮70から子宮資料76を掻き取る。子宮資料76は注射器1 6によって矢印77で示す方向に強く引き込まれる。 カニューレ12の横断面形状は、丸い先端を除いて図8Aに示すようにその後 方端において長方形になっていることが、本発明の格別な特徴である。この長方 形形状は、スクレーパ14の全幅がカニューレ12から簡単に横に突き出ること ができるように保証している。 子宮に対するスクレーパ14の擦掻作用に加えて、子宮壁から突き出た腫瘍の ような余分な子宮資料がカニューレ12の縁78に対するスクレーパ14の底縁 の作用によって集められうるということが、本発明の格別な特徴である。図8B に示すように、この特徴は、縁78が刃として動作するように縁78を斜めにす ることによって増大される。スクレーパ14がカニューレ12の中心軸に向かっ て戻るとき、スクレーパ14は斜め縁78を通過し、子宮資料の突起80を切る ことができるはさみのように働く。 図6Cは、図1Aから図2までに示す子宮組織コレクタの掻取経路を示す。掻 取運動は経路73内でほぼ横中間になる。経路73を掻き取った後に、カニュー レ12は子宮の別の領域内で前方または後方に定置され、そして、掻取が繰り返 される。その工程は、所望の領域が掻き取られるまで、繰り返される。好ましく は、度盛75が設けられてカニューレ12の挿入レベルをユーザに知らせる助け をする。度盛75は図6Cに示すように定規マーキングの形体でもよい。代案と して、あるいは追加として、度盛75は異なる色彩マーキングまたは異なる明暗 マーキングでもよい。 図7Cから図7Eまでは、本発明の別の好適実施例にもとづいて構成されかつ 動作するカニューレおよびスクレーパを示す。カニューレ402はその後方端に おいてほぼ長方形状をしていて、また、図1Aから図7Bを参照して上述したよ うにカニューレ12とほぼ同じ形状をしている。カニューレ402は、図7Eに 示すように、子宮70の壁と接触できるようになっている穴403をその一面に 有している。 可変スクレーパ404は、カニューレ402内に配置され、また、その後端に 向けて固定される。スクレーパ404は、図7Cから図7Eまでに示すように上 方向に穴403からわずかに突き出ている。これは、子宮70の壁に向かう方向 である。 ワイヤ406は、スクレーパ404の前方端に取り付けられる。図7Cおよび 図7Dと比較することによって、矢印405の方向にカニューレ402の後方端 に向かうワイヤ406の移動によってスクレーパ404を横に座屈させることが わかる。逆に、矢印405の方向とほぼ反対の矢印407の方向にカニューレ4 02の前方端に向かうワイヤ406の移動によって、スクレーパ404を図1A から図7Bの実施例について前述したことと同様に真直に延ばす。スクレーパ4 04は、子宮壁に押し付けられたときに子宮資料を掻き取る。 穴403は、図7Cから図7Eまでの実施例のカニューレ402の一面にのみ 設けられ、他方、穴9は図1Aから7Bまでの実施例のカニューレ12の追加の 面まで延びていることに注目されたい。比較的に小さい穴403は、小さい子宮 資料を強く引き込みかつ収集するさいに特に有効であるより大きい吸引を誘導す る。 図7Fから図7Hまでは本発明のさらに別の好適実施例にもとづいて構成され かつ動作するカニューレおよびスクレーパを示す。カニューレ502は、その後 方端でほぼ長方形状をしており、また、図1Aから図7Bまでを参照して述べた カニューレ12とほぼ同じ形状をしている。カニューレ502は、図7Gに示す ように、カニューレ502の後方先端から離れる方向に従って半径方向に次第に 深くなって行く穴504を有している。 図7Fに示すように、穴504は主要部分506と細長い狭い部分508とを 有している。 図7Fに示すように、細長いU文字の形状をした可変スクレーパ510がカニ ューレ502内に配置される。スクレーパ510の一端512はワイヤ514に 固定され、また、スクレーパ510の他端516はカニューレ502の内壁に固 定される。U字形スクレーパ510の自由運動脚518は子宮を擦掻するように 用いられてもよい。スクレーパ510の一端に向かう脚518の一部は、図7F に示すように狭い部分508内に配置されてもよい。 図7Hに示すように、スクレーパ510は広げられ、そして脚518にそって 弓形突起520を有している。 ワイヤ514は、図7Fに示すように、ほぼ矢印522,524の方向にワイ ヤ514およびスクレーパ510を振動させるバイブレータ(図示せず)に取り 付けられる。スクレーパ510が子宮に押し付けられかつほぼ矢印522,52 4の方向に振動させられたとき、スクレーパ510は子宮から子宮資料を擦掻す る。 子宮資料を切断したい場合には、振動の振幅は、スクレーパ510が穴504 の領域526の下を通過するように、増大されてもよい。領域526においてカ ニューレ502の上方内壁を掻き取っているU字形スクレーパ510のはさみの ような作用は、子宮資料の切断に役立つ。スクレーパ510の弓形突起520も また子宮資料の収集に役立つ。様々なカップリングと変形器具とが、スクレーパ 14を作動するように本発明の異なる実施例に用いられてもよいことがわかる。 このような実施例の1つが図9に示されている。ここでは、曲りワイヤ84が、 スクレーパ14に対して好ましくは中心ずれした結合部85でスクレーパ14に 取り付けられている。ワイヤ84が矢印86で示す方向に距離δXだけ横に動い たとき、スクレーパ14は、図5Aから図7Bまでに関連して述べたように、変 位されかつ変形される。ワイヤ84がさらに矢印86で示す方向に横に動いたと き、ワイヤは結合部85を矢印87方向に回転させ、これによりスクレーパを子 宮壁に差し込む。これは擦掻運動を増大させる。 図10Aから図10Cまでおよび図10Cから図11Cまでは、本発明の好適 実施例にもとづいて構成されかつ動作する別のスクレーパの側面図および平面図 を示す。可変スクレーパ114は中空カニューレ112の内側に配置される。刺 針ワイヤ118はスクレーパ114の後方端116に取り付けられる。刺針ワイ ヤ118の前方端120は、カニューレ112の内壁のチャネル122内で軸方 向に滑るようになっている。ワイヤ144はスクレーパ114の前方端に取り付 けられる。ワイヤ144の前方端は、図3に関連して上述した変形器具に連結さ れる。スクレーパ114の材料は刺針ワイヤ118の材料よりも柔軟である。 図10Aおよび図11Aは、刺針ワイヤ118の前方端120がチャネル122 の前方端付近に置かれている最初の状態を示す。ワイヤ144が矢印130で示 す方向にチャネル122の後方端に向かって直線状に動くとき、刺針ワイヤ118 は、図10Bおよび図11Bにおいて参照番号125で示すチャネル122の後 方端までずらされかつ当接する。ワイヤ144の直線運動は、カニューレ112 からスクレーパ114を動かすことによってスクレーパ114を同時に展開させ る。スクレーパ114は図10Bおよび図11Bにおいてはまだ非変形形状にな っている。図10Cおよび図11Cに示すように、ワイヤ144を矢印130の 方向にさらに押すことによって、スクレーパ114の後方端116を図10Cに 示すような垂直方向にたわませるばかりではなく、図11Cに示すような外方へ の変形膨出をさせる。この変形は、スクレーパ114の後方端116が刺針ワイ ヤ118に取り付けられ、かつ、刺針ワイヤ118の前方端120はチャネル12 2の後方端に押し付けられることによって矢印130の方向へのそれ以上の直線 運動を阻止されるということによって起る。 矢印130と逆の方向へのワイヤ144の後退は、スクレーパ114を最初の 非変形状態に戻す。スクレーパ114がカニューレ112内に戻ったとき、スク レーパ114は子宮を引っ掻いて、子宮の資料を収集する。子宮資料は上述した ように吸引装置によって吸引されかつ強く引き込められる。 図11Dは、図10Aから図11Cまでに示す可変スクレーパの引掻幅を示す 。擦掻運動は幅138内でほぼ前後に行う。幅138はカニューレ112の幅よ りも広いことに注目されたい。幅138を擦掻した後、カニューレ112は子宮 の別の領域に再位置決めされ、擦掻が繰り返される。この工程は、所望の領域が 擦掻されるまで繰り返される。好ましくは、度盛139は、カニューレ112の 挿入レベルをユーザに知らせるために設けられる。度盛139は、図11Dに示 すような定規マーキングの形体でもよい。代案として、あるいは追加として、度 盛139は異なる色彩マーキングまたは異なる形状マーキングでもよい。 図12Aおよび図12Bは、本発明の別の好適実施例にもとづいて構成されか つ動作するスクレーパ180を示す。スクレーパ180はカニューレ182内に 収められる。スクレーパ180は、図12Aに示すように、圧縮位置においてカ ニューレ182内に収められる。スクレーパ180が、カニューレ182から後 方に動かされることによって展開されるとき、スクレーパは図12Bに示すよう な大きい非圧縮形状に外方に跳ねる。スクレーパ180は、それが垂直方向に比 較的に剛い状態を維持しつつ外方に座屈するように、可撓弾性材料からつくられ るのが好ましい。 図10Aから図12Bまでに示すスクレーパ114はその掻取及び/又は切削 能力を改良するか変えるように構成されていることがわかる。図13Aは、図10 Aから図11Cまでに示す実施例と構成および動作の点で類似しているスクレー パ150を示す。掻取表面152は切削能力を強化するように鋭く削られている 。 図13Bは、強化された引掻能力のために鋸歯状縁162を有するスクレーパ 160を示す。 図13Cは、はさみ縁172を有するスクレーパ170を示す。スクレーパ1 70が変形したとき、はさみ縁172は互いに向かって動き、そして掻取ばかり ではなく組織を切削することができる。 上述した本発明の好適実施例は、自動的に掻取および吸引を行う。子宮資料が 吸引された後に、チューブ13、マニホルド15、注射器16からなる組立体は クランプ20を解除しかつシャフト50を解除するように把手54を回わすこと によってハウジング18から取り外される。スクレーパ14上かまたはカニュー レ12、チューブ13、マニホルド15、もしくは注射器16内かのいずれかに 見られる吸引子宮資料(ホルマリンのような固定溶液で固定されていることが好 ましい。)は、次いで検査のために取り除かれる。 図14から図16までは、本発明の別の実施例にもとづいて構成されかつ動作 する子宮組織コレクタ210を示し、このコレクタは手動で掻取を行い、自動で 吸引を行う。子宮組織コレクタ210は、好ましくはハウジング218、カニュ ーレ212、その後端に配置された可変スクレーパ214からできている。カニ ューレ212の前方端は、マニホルド215と密封され流体連通状態にあるチュ ーブ213と密封された流体連通状態にある。マニホルド215は好ましくは注 射器216のような吸引装置に弁265をかいして密封された流体連通状態にあ る。 注射器216は、キャッチ234に係合するプランジャ・カラー230を好ま しくは有する。図16に示すように、キャッチ234に動作上係合するスプリン グ224のような偏倚装置が、ハウジング218の内側に好ましくは配置される 。 注射器216内に吸引をつくるために、プランジャ・カラー230は、図16 において伸長位置236から圧縮位置237まで矢印235の方向に押されて、 これによりスプリング224を圧縮する。弁265が次に閉じられ、これにより 、注射器216のプランジャおよびスプリング224を圧縮位置に維持する。弁 265が次にゆっくり開かれ、そして、スプリング224が伸長位置へ戻り、こ れによりプランジャ・カラー230を伸長位置236に向けて押し出し、かつ、 注射器216内に吸引力をつくる。この吸引力は、スクレーパ214によって掻 き取られた資料をカニューレ212、チューブ213、マニホルド215、注射 器216内に引き入れる。弁265の開口は吸引力を制御するために用いられる 。 好ましくは、注射器216はホルマリンのような組織サンプルを保存するため の液体を収容している。 ハウジング218は、スクレーパ214を変形させる変形器具をも有している 。本発明の好適実施例においては、変形器具は、一端がスクレーパ214に取り 付けられたワイヤ244である。ワイヤ244は好ましくは他端がマニホルド2 15にそって配置されたハンドル260に取り付けられる。好ましくは、ハンド ル260は、図15に示すように、グロメット250をかいしてマニホルド21 5 内に密封自在に入る。 スクレーパ214を展開するために、ハンドル260が矢印262で示す方向 にワイヤ244を押すように用いられ、これによって、図10Aから図11Cま での実施例についてほぼ述べたように、カニューレ212を出て、外方に変形膨 出するスクレーパ214を押す。次に、ユーザは手動でスクレーパ214により 子宮を擦掻する。 図17は、手動で掻取を行いかつ半自動で吸引する本発明の別の実施例にもと づいて構成されかつ作動する子宮組織コレクタ310を示す。子宮組織コレクタ 310は、上述した子宮組織コレクタ210とほぼ同じである。子宮組織コレク タ310は、カニューレ312と、その一端に配置されたスクレーパ314とを 有している。コレクタ310は、また好ましくはチューブ313、ワイヤ344 、マニホルド315、ハンドル360、グロメット350を有している。これら のすべては、図14から図16までに示した実施例のチューブ213、ワイヤ2 44、マニホルド215、ハンドル260、グロメット250とほぼ同じである 。 子宮組織コレクタ310は、吸引形式の点で、上述した子宮組織コレクタ21 0とは相違する。子宮組織コレクタ310の吸引装置は真空ポンプ360である 。 子宮組織コレクタ310および真空ポンプ360の動作について述べる。図1 7に示すように、可撓チューブ320の後方端321は、好ましくはマニホルド 315に密封された流体連通状態になっている。チューブ320の前方端322 は、容器340の後方コネクタ330に密封された流体連通状態になっている。 容器340は、真空ポンプ360に密封された流体連通状態になっている前方コ ネクタ350を設けられている。真空ポンプ360は、スクレーパ314によっ て掻き取られた子宮資料を、チューブ313、マニホルド315、可撓チューブ 320をかいして後方コネクタ330から容器340内に吸引する。後方コネク タ330をかいして、資料が集められる容器340の底に向けて吸引された資料 を脇に逸らせるセパレータ365が容器340内に配置される。容器340は検 査のために収集された資料を取り除くために取り外される。 図18から図22までは、本発明のさらに別の好適実施例にもとづいて構成さ れかつ動作する子宮組織コレクタ600を示す。 図18に示すように、子宮組織コレクタ600は、ハウジング602と、使い 捨組立体604とを有している。図18に特に示すように、使い捨組立体604 は、マニホルド610をかいしてカニューレ608と流体連通している注射器6 06を好ましくは有している。注射器606は、好ましくはプランジャ612、 プランジャ・カラー614、本体カラー616を有している。可変スクレーパ6 20は、カニューレ608の先端622に配置される。スクレーパ620は、ダ イヤフラム630をかいしてワイヤ・カップリング628に接続されたワイヤ6 26に取り付けられる。ダイヤフラム630は、カニューレ608およびマニホ ルド610を実質的に密封する。 図21からわかるように、ハウジング602は、モータ634を収容する手持 ち部分632、バイブレータ636、電池638を好ましくは有している。電池 638は、電池区画カバー640(図19)をかいしてハウジング602内に挿 入されかつそこから取り出されてもよい。好ましくは、スイッチ641がモータ 634とバイブレータ636との両方を作動するように設けられる。 再び図21に戻って、モータ634は親ねじ軸642をカップリング644を かいして好ましくは回転する。キャッチ646は親ねじ軸642にねじ係合され 、また、スプリング648のような張力装置がハウジング602の内壁650と 、キャッチ646との間で張り渡される。キャッチ646は、溝652をかいし てハウジング602内に突き出ており、かつ、歯654によって親ねじ軸642 に係合する。 ハウジング602は、注射器606の本体カラー616を挿入される溝656 を有している。注射器606はクランプ658によってハウジング602に取り 付けられる。 吸引が、親ねじ軸642を回転させるモータ634と、キャッチ646を押し 付けるスプリング648との組合せ作用によって、注射器606内につくられて もよい。これにより、プランジャ・カラー614を図21において矢印660の 方向に動かす。吸引の発生は、図2を参照して子宮組織コレクタ10について述 べたこととほぼ同じである。 図21に示すように、バイブレータ636はバイブレータ・カップリング67 0 に好ましくは接続される。バイブレータ・カップリング670は、図19に示す ように、ほぼT字形切欠672を有している。 次に、図20および図22を参照する。使い捨組立体604は、ワイヤ・カッ プリング628をバイブレータ・カップリング670の切欠672内に、本体カ ラー616を溝656内に、そして、プランジャ・カラー614をキャッチ64 6内にそれぞれ置くことによって、ハウジング602に取り付けられてもよい。 バイブレータ・カップリング670は、軸674にそって好ましくは自由に動く ことができ、これによりワイヤ・カップリング628を切欠672に容易に整合 させることができる。図22からわかるように、クランプ658は注射器606 をハウジング602に取り付けるように用いられてもよい。 図23Aおよび図23Bは、バイブレータ636の振動作用を示す。バイブレ ータ636がほぼ直線状に振動するとき、バイブレータ・カップリング670は ワイヤ・カップリング628およびワイヤ626にほぼ同じ運動を与える。図2 3Aにおいて、ワイヤ626はハウジング602に向けて引っ張り込まれるよう に図示され、また、スクレーパ620は変形されない。図23Bにおいて、ワイ ヤ626はハウジング602から離れるように押され、また、スクレーパ620 は変形される。図23Bに示すように、ダイヤフラム630は、マニホルド61 0およびカニューレ608内に流体シールにほぼ接触する。スクレーパ620の 変形の特性が図24から図26Bまでを参照して以下に記述される。 図24において、カニューレ608の先端622の断面は好ましくはほぼ長方 形である。先端622は、その組織対向表面684上のほぼD字形開口682を 有する穴680を成形されている。D字形開口682は組織対向表面684上で ほぼ平らな縁685を有している。穴680は表面684上で比較的狭く溝付き 部分686として連続し、また、先端622の別の表面688上でほぼ半円形部 分690として連続している。表面688は、組織対向面684にほぼ垂直であ る。 可変スクレーパ620は、図7Fから7Hまでを参照して述べた可変スクレー パ510と同様に成形される。スクレーパ620の一端692はワイヤ626に 固定され、また、スクレーパ620の他端694はカニューレ608の内壁に固 定される。U字形スクレーパ620の自由運動脚696は、子宮を擦掻するよう に用いられてもよい。好ましくは、脚696に取り付けられたタブ699は、図 24に示すように、穴680の狭い溝付き部分686内で滑る。 次に、図25Aから図26Bまでを参照する。図25Aおよび図26Aにおい て、スクレーパ620は変形されていない。バイブレータ636(図25Aから 図26Bまでには示されていない。)がワイヤ626を図25Bおよび図26B において矢印697の方向に引き込んだとき、スクレーパ620は変形され、か つ、平らな縁685に向かって後退する。図26Bに示すように、スクレーパ6 20はそれが縁685の下に後退するように、矢印697の方向に引き込められ 、これによりはさみ式切断作用を与える。このようにして、スクレーパ620は 、子宮壁から腫瘍のような組織を切り取る治療器具として特に有用になる。 図27Aおよび図27Bは、スクレーパ620と同様にカニューレ608内に 配置されてもよい本発明の可変スクレーパ700を示す。スクレーパ620とは 類似せずに、スクレーパ700は弓形部分702を有していることが好ましい。 スクレーパ700は、図27Bに示すように、矢印697の方向に変形および 後退されてもよい。縁685の下に後退されてもよいスクレーパ620とは異な り、スクレーパ700は縁685に向けて後退されてもよいが縁685の下には 後退しない。スクレーパ700が縁685に向けて後退されたとき、子宮資料は カニューレ608内に掻き取られ、そして吸引される。弓形部分702は、子宮 資料がカニューレ608内に掻き取られ、そして吸引される追加の開口を与える 。スクレーパ700は、子宮資料を収集する診断器具として特に有用である。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 子宮を掻き取る可変スクレーパと、該可変スクレーパを変形する変形器具 と、前記可変スクレーパによって掻き取られた資料を吸引する吸引装置とからな る子宮組織コレクタ。 2. 穴を明けたカニューレをさらに備え、前記可変スクレーパが前記カニュー レ内に配置されていて、該スクレーパが変形されたとき、該スクレーパが前記穴 から突出しそして前記子宮を掻き取ることを特徴とした請求項1記載の装置。 3. 前記カニューレは、その後方端に向かってほぼ長方形の形状をしているこ とを特徴とした請求項2記載の装置。 4. 前記穴は前記カニューレの後方端の1つの面に設けられ、該面は前記子宮 に接触できるようになっていることを特徴とした請求項2および3のうちのいず れか一項に記載の装置。 5. 前記穴は前記カニューレの追加の面に開口していて、前記可変スクレーパ が該追加の面を貫通していることを特徴とした請求項4記載の装置。 6. 子宮を掻き取る可変スクレーパと、該可変スクレーパを変形する変形器具 と、前記可変スクレーパによって掻き取られた資料を吸引する吸引装置とからな り、前記可変スクレーパは傾斜ポストに滑動自在に取り付けられていて、該スク レーパは該傾斜ポストの第1端において変形形状になり、また、該傾斜ポストの 第2端において非変形形状になっていることを特徴とした子宮組織コレクタ。 7. 前記可変スクレーパはほぼ横に中間運動をして掻き取ることを特徴とした 前記請求項のうちの任意の一項に記載の装置。 8. 前記可変スクレーパは鋸歯状縁を有していることを特徴とした請求項1− 7のうちの一項に記載の装置。 9. 前記カニューレは、組織を切削する傾斜縁を有していることを特徴とした 請求項2−7のうちの任意の一項に記載の装置。 10.前記可変スクレーパは圧縮形状から非圧縮形状に変形することを特徴とし た請求項1−7のうちの任意の一項に記載の装置。 11.前記可変スクレーパは組織を切削することを特徴とした請求項1−7のう ちの任意の一項に記載の装置。 12.前記穴は、前記カニューレの後方先端から離れる方向に半径方向に深くな ることを特徴とした請求項2−7のうちの任意の一項に記載の装置。 13.前記可変スクレーパはほぼU字形状をしていることを特徴とした請求項1 −7のうちの任意の一項に記載の装置。 14.前記可変スクレーパは弓形突起を有していることを特徴とした請求項1− 7のうちの任意の一項に記載の装置。 15.前記変形器具は前記可変スクレーパに連結されたワイヤからなることを特 徴とした前記請求項のうちの任意の一項に記載の装置。 16.前記ワイヤが固定される第1シャフトと、後方端に成形された縦長切欠を 有する第2シャフトと、第1半径方向位置から第2半径方向位置まで前記第2シ ャフトの前記後方端の外周を取り巻く把手とをさらに有し、前記縦長切欠は前記 第1シャフトの前方端を受けるようになっており、前記第2半径方向位置におい て前記把手は前記縦長切欠に対して前記第1シャフトの前記前方端を圧迫し、こ れにより前記第1シャフトを前記第2シャフトと固定係合状態に維持することを 特徴とした請求項15記載の装置。 17.前記第2シャフトに往復運動を与える変形装置をさらに有していることを 特徴とした請求項16記載の装置。 18.前記ワイヤは、前記可変スクレーパを収納位置から非変形展開位置まで、 および前記非変形展開位置から変形展開位置まで動かすことを特徴とした請求項 15記載の装置。 19.前記可変スクレーパはほぼ前後方向運動をして掻き取ることを特徴とした 請求項18記載の装置。 20.前記吸引装置は注射器であることを特徴とした前記請求項のうちの任意の 一項に記載の装置。 21.前記吸引装置は、モータと、該吸引装置に吸引力を生じる偏倚装置とに連 結されていることを特徴とした前記請求項のうちの任意の一項に記載の装置。 22.前記吸引装置がポンプであることを特徴とした請求項1−19のうちの任 意の一項に記載の装置。 23.前記子宮組織コレクタは、前記子宮内への該コレクタの挿入量を表示する 複数のマーキングをさらに有していることを特徴とした前記請求項のうちの任意 の一項に記載の装置。 24.前記マーキングは目盛を付けられていることを特徴とした請求項23記載 の装置。 25.前記マーキングは異なる色彩によって符号化されていることを特徴とした 請求項23記載の装置。 26.前記マーキングは異なる明暗によって符号化されていることを特徴とした 請求項23記載の装置。 27.前記子宮組織コレクタは吸引資料を収集するのに適したコレクタをさらに 有していることを特徴とした前記請求項のうちの任意の一項に記載の装置。 28.前記コレクタはセパレータと容器とを有し、該セパレータは前記吸引装置 から前記容器へ吸引資料を脇にそらせることを特徴とした請求項27記載の装置 。 29.可変スクレーパを頸部の導管をかいして子宮内に挿入すること、前記子宮 を、前記スクレーパを変形させかつ掻き取られた資料をコレクタに吸引すること によって、掻き取ることからなる子宮から子宮組織を収集する方法。
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