JPH11500703A - 硫化水素を含むガス流を部分酸化させるための方法 - Google Patents

硫化水素を含むガス流を部分酸化させるための方法

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JPH11500703A
JPH11500703A JP8525448A JP52544896A JPH11500703A JP H11500703 A JPH11500703 A JP H11500703A JP 8525448 A JP8525448 A JP 8525448A JP 52544896 A JP52544896 A JP 52544896A JP H11500703 A JPH11500703 A JP H11500703A
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ジャブダン、エブライム
ケーニ、ジャック
ニコラス、ジャン−フランソワ
クードット、ビンセント
シャロン、オリビエ
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レール・リキード・ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード
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Abstract

(57)【要約】 クラウス炉の中で硫化水素を含むガス流を部分酸化させるための方法であって、(a)硫化水素を含むガス流および酸素富化ガス流を、実質的にパラレルな速度でクラウス炉の中へ注入し、(b)硫化水素を含むガス流の注入速度および酸素富化ガス流の注入速度を制御し、(c)酸素富化ガス流の中の酸素を硫化水素と反応させ、および(d)硫化水素が減少し硫黄が富化されたガス流をクラウス炉の出口において生成する方法。

Description

【発明の詳細な説明】 硫化水素を含むガス流を部分酸化させるための方法 本発明は、硫化水素を含むガス流を、酸素富化空気のようなガスの流れとの反 応により、クラウス炉の中で部分酸化させるための方法に関する。 硫化水素に富むガス流は、多くの産業、特に、石油精製産業および天然ガスの 生産により生成する廃棄物である。特に自然環境に関連する理由により、これら の硫化水素に富むガスを大気中へそのまま放出することはできない。従って、硫 化水素の含有量をかなり減少させるために、これらのガスを処理する必要がある 。これらの硫化水素に富むガスを処理するための良く知られた方法は、クラウス 法である。 この方法には、熱の部分と触媒の部分とが含まれている。熱の部分においては 、2つの主な反応が行われる。最初の反応は、以下の反応: H2S+3/2O2→H2O+SO2 に従って、水と二酸化硫黄を発生させるために、処理すべき硫化水素の約3分の 1を酸素と反応させることにある。 処理すべき硫化水素の残りの2/3は、上記の最初の段階の間に生じた二酸化 硫黄と、以下の反応: SO2+2H2S→2H2O+3S に従って反応させる。 最初の反応は、通常大気中の酸素を用いて行われる。クラウス法の熱の部分の 生成効率を増加させるために、前記最初の段階の間に、硫化水素を酸素富化空気 と反応させることがすでに提案されている。しかしながら、酸素によるこの空気 の富化はある閾値を越えてはならないと、一般に考えられている。さもないと、 、反応熱が、クラウス炉の壁における温度がこれらの壁の部分を形成する耐火物 が耐えられる温度を越えてしまうようなものになるからである。この点について 、特許出願EP-A-165,609を参照することができる。この中で、90モル%の硫化 水素を含むガス流が40モル%の酸素を含むガス流と反応すると、理論的な火炎 温 度は、断熱条件のもとで計算すると、約1732℃に達するであろうということ が述べられている。同じだがガス流が70モル%の酸素を含んでいる条件のもと では、火炎温度は約2065℃に達するであろうということが示されている。こ の文献の中では、最も高い性能を示す耐火物は、約1537℃よりも高い温度に は耐えられないと説明されている。特許出願EP-A-165,609においては、硫化水素 に富むガス流を、酸素が30〜32%にまで富化された空気の流れによって処理 することは、従来のクラウス炉、すなわち酸素が富化されていない空気とともに 動作するような大きさに作られたクラウス炉の中では、行うことはできないであ ろうと考えられている。従って、炉の中で起きた反応から生じる流出物を冷却す るという方法が提案されている。前記反応の間に生成した硫黄が凝縮され、抽出 された後、冷却された流出物の一部が、炉の反応ゾーンの温度を下げるために、 この反応ゾーンの中へ再循環される。このような方法によって、酸素が高富化さ れた空気により硫化水素を処理することが可能となる。しかしながら、これは、 従来のクラウス炉に追加するべき再循環機器を使用する必要があるという不利点 を有する。従って、この方法は従来のクラウス炉によっては行うことができない 。 酸素富化ガスの流れにより硫化水素に富むガスを処理する別の方法が、特許出 願EP-A-237,217の中で説明されている。この方法は、各ゾーンが冷却ゾーンによ り隔てられた2つの異なる燃焼ゾーンの中で行われる2つの段階での、純粋な酸 素による、または酸素高富化空気による硫化水素の部分酸化にある。この方法に より、2つのゾーンの間で反応熱をステージング(staging)することが 可能となる。しかしながら、これは、第2のクラウス炉を追加する必要があると いう不利点を有し、このことはかなりの資本コストを招く。従って、この方法も また、従来のクラウス炉によっては実施することができない。 EPA-315 225 より、酸素、硫化水素および空気を、中央外側よりクラウス炉バ ーナーへ注入することも知られている。酸素を注入する速度は50ないし250 m/sであるのに対して、硫化水素は10ないし30m/sの速度にて注入され 、このことは酸素/硫化水素の速度の比が25ないし1.7であることを示す。 本発明は、酸素富化ガスの流れにより、硫化水素を含むガスを部分酸化させる ための方法であって、従来のクラウス炉の中で行うことができる方法に関する。 従って、この方法は第2のクラウス炉を追加する必要がなく、また反応混合物の 温度を下げるために、冷却され再循環された反応流出物を注入する必要もない。 すなわち、本発明の主題は、硫化水素を含む少なくとも1つのガス流を、クラ ウス炉の中で部分酸化させるための方法であって、次の段階が行われることを特 徴とする方法である: (a)硫化水素を含む少なくとも1つのガス流および少なくとも1つの酸素富 化ガス流をクラウス炉の中へ注入し、これらの流れのそれぞれの注入の速度同志 が実質的にパラレルであり、 (b)酸素富化ガス流の注入速度および硫化水素を含むガス流の注入速度を、 これら速度の比が0.8ないし1.2となるように制御し、 (c)酸素富化ガス流中の酸素を硫化水素と反応させ、 (d)硫化水素が減少したガス流をクラウス炉の出口において得る。このよう にして得たこのガス流は、硫黄が富化されている。 酸素を、酸素富化空気の流れによって囲まれた中心に注入し、酸素富化空気の 流れ自身が硫化水素の流れによって囲まれていることが好ましい。また、2つの ガス流のみが炉に注入されるときには、酸素富化ガス(または純粋な酸素)を中 心に注入し、硫化水素を周囲に同軸に注入することが好ましい。酸素富化ガスは 、21モル%を越える、好ましくは25モル%を越える、非常に好ましくは40 ないし100モル%の酸素を含むガスを意味することを意図している。 本発明を、以下の詳細な説明および図面を参照して説明する。 図1は、本発明の方法の一態様を使用するためのツインチューブバーナーの断 面図を示す。 図2は、本発明の方法の別の態様を使用するための3本の同心チューブを有す るバーナーの断面図を示す。 図3は、本発明の方法のさらに別の態様を使用するための4本の同心チューブ を有するバーナーの断面図を示す。 図4は、サワーガス流を純粋な酸素の流れによって部分酸化させる間のクラウ ス炉の壁の温度を示す。 図5は、サワーガス流およびアンモニア含有ガス流を、純粋な酸素の流れによ って部分酸化させる間のクラウス炉の壁の温度を示す。 図6は、実施例3の文脈の中での比較温度曲線を示す。 驚くことに、本発明の方法を用いることにより、酸素が富化されたガス流によ って、または酸素が非常に富化されたガス流によってでさえ、ガス流の中に存在 する硫化水素を部分酸化させることが可能となり、これは従来のクラウス炉の中 において行われることが、本願の会社によって見出だされた。事実、本発明の方 法を使用するために必要とされる従来のクラウス炉の唯一の変更は、酸素富化ガ スによる動作を可能にするために、バーナーおよび/または様々な流れを注入す るための注入器を単に適応させることからなる。これらのバーナーおよび/また は注入器は、一般に炉の底に配置される。しかしながら、特にクラウス炉自体の 寸法および構造に関する限り、何の変更も必要としない。意外なことに、そして 従来技術から予想されることに反して、本発明の方法を用いることにより、クラ ウス炉の壁の一部を形成する耐火物が耐えられる温度を下回る壁の温度を得るこ とが可能となり、これは、クラウス炉が従来のタイプであるときにもそうである 。 硫化水素を含むガス流をクラウス炉へ注入する速度と、酸素富化ガス流を注入 する速度との比は、通常0.8ないし1.2である。事実、本発明の特徴の1つ は、サワーガス(H2Sなど)および任意である酸素富化空気(空気+O2、また は純粋なO2)の間の剪断応力によって引起こされる乱流を減速させ、かつ、よ り長い経路に渡って分配するために、バーナーの出口の近くでパルスを、すなわ ち、当該ガスの密度を留意すれば、酸化剤および燃料の同様の注入速度を発生さ せることである。乱流が早く得られ局所的に集中すればするほど、酸化反応は促 進され、また「ホットコア」は、集中してバーナーの近くになるとともに、熱を バーナーのノズルに、また炉の頭部の耐火物の壁に移す。反対に、本発明のよう に、もし乱流が早く作られもせず、局所的にも集中しないならば、酸化反応は促 進されない;バーナーのノズルはそれほど熱くなく、炉の耐火物壁に移る熱もそ れほど多くない(このことにより、コストがそれほどかからない耐火物を使用す ることが可能となる)。パラレルな速度という用語は、本発明の文脈の中では、 前記流れのそれぞれの速度ベクトル同志によって形成される角度(流れがバーナ ーおよび/または注入器から出てすぐに測定される)が、約15°を下回ること を意味する。 前記ガスの流れは、酸素が25モル%を超える含有量にまで、好ましくは40 ないし100モル%の含有量にまで富化することができる。酸素が富化された前 記ガスの酸素含有量は、前記富化されたガス中における酸素のモル分率に対応す る。例を挙げると、酸素が50%までに富化された空気は、50モル%の酸素を 含むガス混合物からなる。 酸素が富化された前記ガスは、通常空気である。もし適切であるならば、この ガスを酸素が100%にまで富化することができ、この場合には、ガスは純粋酸 素からなる。 前記ガス流の中の硫化水素の濃度は、10モル%以上に、より一般的には40 ないし99モル%になり得る。 硫化水素を含むガス流は、サワーガス流またはアンモニア含有ガス流からなる ことができる。 サワーガスは、本質的に硫化水素および以下の化合物の少なくとも1種からな る:水蒸気、二酸化炭素、炭化水素および他の硫黄化合物。サワーガスの硫化水 素含有量は、60ないし95%であり得る。 アンモニア含有ガスは、通常、10ないし60モル%の水蒸気、10ないし6 0モル%の硫化水素および10ないし60モル%のアンモニアからなる。 硫化水素を含むガス流および酸素富化ガス流は、前記流れが酸素と接触し、こ の流れによって酸素による硫化水素の部分酸化の反応が可能となるように、炉に 注入される。この目的のために、前記流れは互いに接近して注入される。 硫化水素を含むガス流がサワーガス流のときには、手順としては、前記サワー ガス流の少なくとも一部が酸素富化ガス流を囲むようなものであることが好まし い。本発明に係る構成は、常に還元ガス(サワーガス)を外側に有することが好 ましい;サワーガスが一方の側で酸素と接触し、他方の側で空気と接触する従来 技術とは対照的に、サワーガスが酸素および/または空気を「覆う」ために、こ の配置によってサワーガスが酸化剤と接触する領域が減少する。しかしながら、 アンモニアガスを消滅させなければならない場合には(NH3も還元ガスである )、アンモニアを完全に酸化して、その結果、完全に消滅させるために、中心に ア ンモニアを注入することが好ましい。一方、硫化水素については、部分的に消滅 させられる必要があるのみである。 同心のチューブを含むバーナーにより、さまざまな流れを注入することができ る。このようなバーナーの断面図を図1に示す。この図において、チューブ1に より酸素富化空気流を注入することが可能となり、チューブ2により硫化水素を 含むガスの流れを注入することが可能となる。このようなバーナーは、サワーガ ス流の部分酸化に、より特に適合している。 本発明の別の点として、酸素富化ガスの流れを2つの別個な流れによって構成 し、これらの流れのそれぞれの注入の速度同志を実質的にパラレルにすることが できる;これらの流れのそれぞれの酸素含有量は、実質的に異なっている。従っ て、これらの流れの一方は純粋な酸素からなり、他方の流れは空気の流れまたは 酸素が25〜100%にまで富化された空気の流れからなることができる。前記 空気の流れ、または前記酸素富化空気の流れは、純粋な酸素の流れを囲むことが 好ましい。硫化水素を含むガスの流れは、一般に前記空気の流れ、または前記酸 素富化空気の流れを囲んでいる。これらのさまざまな流れをクラウス炉へ導入す ることは、いくつかの同心チューブを有するバーナーにより行うことができる。 このようなバーナーの断面図を図2に示す。この図において、中心のチューブ3 により酸素の注入が可能となり、中間のチューブ4により空気の流れまたは酸素 富化空気の流れの注入が可能となり、外側のチューブ5により硫化水素を含むガ スの流れの注入が可能となる。 本発明の別の点として、上に示したように、酸素富化ガス流が酸素の含有量が かなり異なる2つの別個の流れから構成されるときには、手順としては、アンモ ニア含有ガスの流れが、酸素が最も高く富化されたガスの流れによって囲まれ、 酸素が最も高く富化されたガスの流れ自身は、酸素が最も低く富化された流れに よって囲まれるようなものとなる。前記酸素が最も高く富化されたガスの流れは 純粋な酸素からなり、酸素が最も低く富化された流れは空気であることが好まし い。これらのさまざまな流れの注入は、図3の断面図に示したようなマルチチュ ーブバーナーによって、行うことができる。この図において、中心のチューブ6 によりアンモニア含有ガスの注入が可能となり、第1の中間チューブ7により純 粋な酸素の流れの注入が可能となり、第2の中間チューブ8により酸素富化ガス 流の注入が可能となり、外側のチューブ9によりサワーガス流の注入が可能とな る。 さらに別の点として、本発明の方法は、平行に配置した、複数の、例えば2ま たは3個の上述したバーナーにより、実施することができる。従って、サワーガ ス流およびアンモニア含有ガス流の酸化を行うことを意図するときには、図1に 示した2つのバーナーを使用することができる。これらのバーナーのうち第1の バーナーの中で、サワーガスをチューブ2により注入し、酸素富化ガスをチュー ブ1により注入する。第2のバーナーの中で、アンモニア含有ガスをチューブ1 により注入し、酸素富化ガスをチューブ2により注入する。 炉の出口において得られるガス流は、一般に1000℃を超える温度、好まし くは1300℃ないし2000℃の温度である。 本発明の方法の実施がどれであろうと、使用されるバーナーは、一般に予め決 められた領域をバーナーのチューブのそれぞれに対して有している。 この領域は、前記流れのそれぞれの流量、および酸素の選択された富化に依存 して、一方で酸素富化ガス流と他方で硫化水素を含むガス流との速度の比が、4 /1ないし1/4であるようなものでなければならない;接触する流れは、それ らの間で、0.8ないし1.2の速度比を有していなければならない。 前記流れの流量は、本発明の方法を行うプラントによって課せられる。より特 に、流量は、特にクラウス炉の寸法におよび前記クラウス炉の出口に配置される 熱交換器の特性に依存する。 これらのパラメータに依存して、当該技術分野に精通した者が前記領域を決め ることは完全に可能である。 本発明の特に好ましい点として、使用するすべてのガス流を同心でクラウス炉 に注入する。 本発明に係る方法は、ただ1つのクラウス炉の中で行うことができ、すなわち 、連続に配置された2つのクラウス炉を使用する必要がない。より特に、本発明 に係る方法は、従来のクラウス炉、すなわち、酸素が富化されていない空気によ り単に行われる硫化水素の部分酸化とともに動作するような大きさに、これまで 作 られたクラウス炉の中で行うことができる;これは、また、冷却された反応流出 物を再循環させることもない。 本発明は、以下の実施例を考慮して、より良く理解される。 実施例1 さまざまな割合に酸素が富化された空気の流れ、および91%の硫化水素およ び9%の水蒸気からなるサワーガス流を、図1に示したようなバーナーを備えた 従来のクラウス炉に注入する。クラウス炉の長さは8m、内径は1.5mそして 外径は2mである。 前記バーナーのチューブ1により、純粋な酸素の注入を行う。チューブ1は、 0.22mの直径を有する。チューブ2により、サワーガス流の注入を行う。チ ューブ2の直径は、0.4mである。これら2つのチューブは同心であり、その ため前記流れの両方をパラレルな速度で注入することが可能である。 サワーガス流の注入速度は、36m/sである。 純粋な酸素の注入速度も、36m/sである。 炉の壁には、99%のアルミナを含み、1800℃の温度に耐えることができ る耐火物が含まれている。このような耐火物は、AL100という参照のもとで より、また、ドゥリタル(Durital)K99という参照のもとでディディ エル・ウェルケ(Didier Werke)社により販売されている。 壁の温度を、炉の全体の長さに渡って決定する。得られた結果を、図4に示す 。ここで、Xは、炉の長さを(mで)表す。これらの結果により、本発明の条件 で行うときには、硫化水素に富むサワーガス流を純粋な酸素の流れによって酸化 反応させることが、冷却された反応流出物を再循環させることなく、ただ1つの 従来のクラウス炉の中で行うことができ、一方で、耐火物が耐えることができる 温度が、炉の全体の長さに渡って保たれていることが示される。 実施例2: サワーガス流およびアンモニア含有ガス流を、純粋な酸素の流れによって部分 酸化させるために、実施例1の炉と等しいが、図2に示したバーナーを備えたク ラウス炉を使用する。 サワーガスは、90モル%の硫化水素および10モル%の水蒸気からなる。こ の流れを、チューブ5により、チューブの出口で40m/sの速度にて注入する 。 アンモニア含有ガス流は、20モル%の硫化水素、50モル%の水蒸気および 30モル%のアンモニアからなる。この流れを、チューブ3により、チューブの 出口で40m/sの速度にて注入する。 純粋な酸素の流れを、チューブ4により、このチューブの出口で49m/sの 速度にて注入する。 チューブ3、4および5の直径は、それぞれ0.1m、0.22mおよび0. 40mである。 壁の温度を、炉の全体の長さに渡って決定する。 得られた結果を、図5に示す。ここで、Xは炉の長さを(mで)表す。 これらの結果により、硫化水素に富むサワーガス流およびアンモニア含有ガス 流を、純粋な酸素の流れによって酸化させることが、従来のクラウス炉の中で行 うことができ、一方で、耐火物が耐えることができる温度が保たれ、これは炉の 全体の長さに渡っていることが示される。 実施例3: 後述する(ケース番号1から4まで)4つの異なる注入構成を同じ炉の中で使 用することにより、サワーガス、空気および酸素(空気および酸素の2つの流れ の和の中に50モル%のO2が存在する)を注入することで、本発明により得ら れる利点の1つ、すなわち、バーナーに近接する耐火物の温度を下げることを示 す。以下の4つのケースにより得られるさまざまな温度曲線を、それぞれ1から 4までの番号とともに示す。 ケース番号1: 図2で説明した構成を使用する。中心のチューブ(酸素注入)は16.7cm の直径を有し、酸素の注入速度は30m/sである。この中心のチューブは、同 心に配置された27.6cmの直径の第2のチューブにより囲まれており、この 第2のチューブの中で空気を30m/sの速度で注入する。42.4cmの周囲 のチューブを、最初の2つと同心に配置し、この中でサワーガス(硫化水素)を 30m/sで注入する。結果を、図6の曲線1により示す。 ケース番号2: 中心に酸素、次にサワーガス、次に外側のチューブに注入される空気を含み、 直径がそれぞれ16.7cm、36.2cmおよび42.4cm(それぞれ酸素 、サワーガス、空気)、(同じ速度)である以外は、すべてケース番号1と同じ 構成を使用する。結果を図6の曲線2に示す:バーナーにおける耐火物の温度は 、ケース番号1よりもはるかに高く(700℃の代わりに約1200℃)、バー ナーから約8メートルで温度は実質的に等しくなっている。 ケース番号3: チューブの中での酸素の注入速度が150m/s(30m/sの代わりに)で ある7.4cmの直径の内側のチューブ、23.2cmの直径の同心のチューブ (30m/sの速度の空気)および39.6cmの直径の同心の外側のチューブ (30m/sの速度のサワーガス)以外は、実施例1での構成と同様の構成を使 用する。得られた結果を、曲線番号3に示す。耐火物の温度が距離の関数として より速く増加したために(これは、また、速度の違いによって引き起こされる高 い乱流による、より速い燃焼を明らかに示す)、得られた結果はケース2ほど良 くはなく、一方で本発明の構造においては、実質的に同様な速度により、遅れた または段階的な燃焼が引き起こされる。 ケース番号4: チューブの中を酸素が150m/sで進む直径7.4cmのチューブ、チュー ブの中をサワーガスが進む(速度30m/s)同心に配置された直径33cmの 第2のチューブ、および空気を注入するための直径39.6cmの外側のチュー ブ(速度30m/s)をクラウスバーナーが含むこと以外は、すべてケース番号 1と同じである。結果を曲線4に示す。結果は、例えばEP-A-315 225で説明され ているように、従来技術での技術を象徴している。バーナーの付近における温度 は、シングル(700℃−曲線1)から、2倍を超える(1500℃−曲線4) まで変化している。 実施例4: 試験した構成は図3の構成であり、すなわち、O2/空気/サワーガスをそれ ぞれ注入するチューブに関する限り、図2のものと同じ配置であるが、消滅させ るべきアンモニア含有ガスを注入するチューブを中心に配置する。 これは、例えばアンモニア含有ガスをサワーガスと予め混合させて注入したと きに用いるであろう、遅くて不完全な反応である熱的な解離によるよりもむしろ 、好ましくは速くて完全な反応である酸素との接触による酸化によってNH3を 消滅させることを目的として行う。 実施例3のケース番号1と同じように、注入速度は同様である。 以下の2つのケースにおいて、注入されたNH3の流量は、サワーガスおよび アンモニア含有ガスの等価な流れの組成が、70%H2S、7%H2O、23%N H3となるようなものである;さらに、注入された純粋なO2の流量は、(O2+ 空気)の流れの中のO2が50モル%となるようなものである。 ケース番号1: −直径 チューブ6(NH3)17.6cm、速度30m/s 7(O2)24.3cm、速度30m/s 8(空気)32.8cm、速度30m/s 9(SG)42.4cm、速度30m/s 分析後、炉の全体の断面に渡って、6m後のNH3の含有量が実質的にゼロで あることが見出される。 ケース番号2: 出発点は図2の構成であるが、サワーガスに加えてアンモニア含有ガスを、チ ューブ5の中で注入する。 −直径 チューブ3(O2)16.7cm、速度30m/s 4(空気)27.6cm、速度30m/s 5(SG+アンモニア含有ガス)42.4cm、速度30m/ s 8m後のNH3の含有量は、5%(炉の壁付近)ないし0.5%(炉の軸上) で変化する。 このケース番号2は、従来技術から明らかに推測し得る構成に対応している( そこでは説明されてはいないが)。 このように、ここでもまた、本発明(ケース番号1)により、予期されない利 点がもたらされる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AM,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C N,CZ,EE,GE,HU,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LV,MD, MG,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,RO,R U,SD,SG,SI,SK,TJ,TM,TT,UA ,UG,US,UZ,VN (72)発明者 ニコラス、ジャン−フランソワ フランス国、92350 ル・プレシ−ロバン ソン、アレ・ドゥ・ラ・ボワッシエル 1 (72)発明者 クードット、ビンセント フランス国、54200 トゥール、ブールバ ール・ドゥ・パーントビル 16 (72)発明者 シャロン、オリビエ フランス国、75016 パリ、アブニュ・ド ゥ・ベルサイユ 43

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.硫化水素を含む少なくとも1つのガス流を、クラウス炉の中で部分酸化さ せるための方法であって、 (a)硫化水素を含む少なくとも1つのガス流および少なくとも1つの酸素富 化ガス流をクラウス炉の中へ注入し、これらの流れのそれぞれの注入の速度同志 が実質的にパラレルであり、 (b)硫化水素を含むガス流の注入速度および酸素富化ガス流の注入速度を、 前記速度の比が0.8ないし1.2となるように制御し、 (c)酸素富化ガス流の中の酸素を硫化水素と反応させ、 (d)硫化水素が減少し硫黄が富化されたガス流を、クラウス炉の出口におい て得る という段階を行うことを特徴とする方法。 2.空気は、酸素が25モル%を越える含有率にまで、好ましくは40ないし 100モル%の含有率にまで富化されていることを特徴とする請求項1記載の方 法。 3.硫化水素を含む前記ガス流の中の硫化水素の濃度が、10モル%以上、よ り一般的には40ないし99モル%であることを特徴とする請求項1または2記 載の方法。 4.酸素富化ガス流が2つの別個な流れによって構成され、これらの流れのそ れぞれの注入の速度同志が実質的にパラレルであり、これらの流れのそれぞれの 酸素含有量が実質的に異なっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ か1項記載の方法。 5.酸素富化ガス流が、空気の流れによって囲まれた純粋な酸素の流れによっ て構成されていることを特徴とする請求項4記載の方法。 6.硫化水素を含むガス流が、サワーガス流であることを特徴とする請求項1 ないし5のいずれか1項記載の方法。 7.硫化水素を含むガス流、特にサワーガス流の少なくとも一部の注入を、こ の流れの少なくとも一部が酸素富化ガス流を囲むように、行うことを特徴とする 請求項1ないし6のいずれか1項記載の方法。 8.硫化水素を含むガス流がアンモニア含有ガス流であることを特徴とする請 求項1ないし7のいずれか1項記載の方法。 9.アンモニア含有ガス流およびサワーガス流を酸素富化ガス流と反応させる ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項記載の方法。 10.アンモニア含有ガス流が酸素富化ガス流の少なくとも一部によって囲ま れていることを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1項記載の方法。 11.アンモニア含有ガス流が純粋な酸素の流れによって囲まれていることを 特徴とする請求項10記載の方法。 12.クラウス炉の中へ注入される流れは同心であることを特徴とする請求項 1いし11のいずれか1項記載の方法。 13.冷却された反応流出物を再循環させることなく、ただ1つのクラウス炉 を使用することを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項記載の方法。 14.前記使用されたクラウス炉は、酸素が富化されていない空気の流れとの 反応により硫化水素を含むガス流を酸化させることに、以前、適応させられたも のであることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項記載の方法。 15.クラウス炉の出口において得られるガス流が、1000℃を超える温度 、好ましくは1300℃ないし2000℃の温度であることを特徴とする請求項 1ないし14のいずれか1項記載の方法。
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