JPH1149160A - プルタブ付き容器 - Google Patents

プルタブ付き容器

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JPH1149160A
JPH1149160A JP20638797A JP20638797A JPH1149160A JP H1149160 A JPH1149160 A JP H1149160A JP 20638797 A JP20638797 A JP 20638797A JP 20638797 A JP20638797 A JP 20638797A JP H1149160 A JPH1149160 A JP H1149160A
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JP
Japan
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pull tab
container
tab
pull
knob
Prior art date
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Pending
Application number
JP20638797A
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English (en)
Inventor
Kikuko Nakamura
菊子 中村
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プルタブの開封操作を容易に行えるようにす
る。 【解決手段】 プルタブ5の引き上げ部9を手で引き上
げて開封するプルタブ付き容器1において、プルタブ5
の引き上げ部9に立ち上がるつまみ部18を設ける。プ
ルタブ5のつまみ部18を指先で容易にしかっりと掴ん
でから、プルタブ5を引き上げて開封することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、缶ジュ
ース、缶ビール等の容器に使用されるプルタブ付き容器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプルタブ付き容器の一例が図13
に斜視図で示されている。ジュース、ビール等の飲料用
容器1は、円筒形状の缶胴2、缶胴2の両端面を閉塞す
る缶蓋3および缶底4を備えるアルミ缶、スチール缶等
からなる。缶蓋3には、手で簡単に開封することができ
るようにプルタブ5が設けられている。プルタブ5は、
容器1の平面図を示した図14および図14のD−D線
断面図を示した図15によく示されている。
【0003】図14および図15において、プルタブ5
は、容器1と同質の材料によってほぼ平板状に形成され
ている。プルタブ5は、その先端部に設けた取り付け孔
6に前記缶蓋3のほぼ中央部の軸状かしめ部7(なお、
図では二点鎖線7aで示す状態を参照)を挿通した後、
その先端部7aを図に示すように、かしめることによっ
て缶蓋3に固定されている。プルタブ5のかしめ部7の
周りには、プルタブ5の先端部5aを残して周りを取り
囲む切り欠き溝8が形成されている。また、プルタブ5
の前記かしめ部7以降の後部(図15において右部)
は、リング状に形成されており、本発明でいう引き上げ
部9に相当している。なお、前記缶蓋3において、プル
タブ5の先端部5aと面する周辺部はほぼ楕円形状の開
封部10となっている。開封部10は、缶蓋3に線条の
溝を付けることによって形成された薄肉の脆弱部11で
取り囲まれている。脆弱部11は、プルタブ5の先端部
5aの下側において開放するほぼC字形状に形成されて
いる。
【0004】上記容器1を開封する場合には、プルタブ
5の引き上げ部9を、例えば図15に示すように、人差
し指12の爪先12aで引っ掛けて引き上げる。する
と、図16に断面図で示すように、プルタブ5がかしめ
部7を支点に回動させられ、プルタブ5の先端部5aが
開封部10を押し下げつつ脆弱部11(図14参照)を
引き裂くことによって、開封することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のプルタブ付き容
器1では、プルタブ5の引き上げ部9を引き上げ始める
と同時に、開封部10を押圧して脆弱部11を引き裂き
始めることになる。従って、容器1の開封に際し、人差
し指12の爪先12aで大きな力をもってプルタブ5の
引き上げ部9を引き上げなければならなかった。このた
め、開封操作がやりにくいといった問題が残る。
【0006】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、プルタブの開封操作を容易に行うことができるプル
タブ付き容器提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1の発明は、容器に設けたプルタブの引き上げ部を手
で引き上げて開封するプルタブ付き容器であって、前記
プルタブの引き上げ部に立ち上がるつまみ部を設けたこ
とを特徴とする。請求項1記載のプルタブ付き容器によ
ると、プルタブのつまみ部を指先で容易にしかっりと掴
んでから、プルタブを引き上げて開封することができる
ので、プルタブの開封操作を容易に行うことができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載のプルタ
ブ付き容器であって、つまみ部をプルタブに立ち上げ可
能に設けたことを特徴とする。請求項2記載のプルタブ
付き容器によると、開封前のつまみ部が倒した状態にあ
ることにより、開封前の容器の取扱い等においてつまみ
部が邪魔にならない。このため、つまみ部を大型化し、
つまみ部の掴みやすさを向上することができる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
プルタブ付き容器であって、つまみ部をプルタブに一体
形成したことを特徴とする。請求項3記載のプルタブ付
き容器によると、プルタブに別体のつまみ部を組付ける
場合と比べて、部品点数の削減、組付け工数の削減等を
図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態1,2につい
て説明する。実施の形態1,2は従来例の一部を変更し
たものであるからその変更部分について詳述し、従来例
と同一もしくは実質的に同一構成と考えられる部分には
同一符号を付して重複する説明は省略する。
【0011】〔実施の形態1〕実施の形態1について図
1〜図5を参照して述べる。図1に実施の形態1のプル
タブ付き容器1の斜視図が示され、また図2に同容器1
の平面図が示され、また図3に図2のA−A線断面図が
示されている。本形態のプルタブ5は、従来例のものと
引き上げ部9における構成が異なっている。すなわち、
プルタブ5の引き上げ部9には、ほぼ円形状をした指先
挿入孔15が形成されている。さらにプルタブ5には、
プルタブ5の端末側(図2において右端部)を連設部1
6として残し、前記指先挿入孔15の周りを所定の間隔
をおいて取り囲むほぼC字形状のスリット溝17が形成
されている。そして、前記指先挿入孔15とスリット溝
17とによって、リング状の切り起こし可能なつまみ部
18が形成されている。なお、缶蓋3におけるつまみ部
18に対応する部分には、凹部3aが形成されている
(図3参照)。
【0012】上記容器1を開封する場合には、まず、プ
ルタブ5のつまみ部18を、図3に示すように、例えば
人差し指12の爪先12aによって立ち上げる。する
と、図4に断面図で示すように、つまみ部18は連設部
16を支点に立ち上げられる。前記つまみ部18の立ち
上げ操作に際しては、つまみ部18を立ち上げるだけの
力で済むので、爪先12aで容易に立ち上げることがで
きる。前記立ち上げられたつまみ部18は、例えば人指
し指12と親指13との両指先で容易にしっかりと掴む
ことができる。また本形態では、つまみ部18に指先挿
入孔15があるので、つまみ部18を指先で掴み易く、
滑りにくい。
【0013】さらに、つまみ部18を引き上げると、図
5に断面図で示すように、プルタブ5ががかしめ部7を
支点に回動させられ、プルタブ5の先端部5aが開封部
10を押し下げつつ脆弱部11(図2参照)を引き裂く
ことによって開封することができる。なお開封後は、図
5に二点鎖線で示すように、プルタブ5を缶蓋3上に押
し戻せば、容器1内のジュース、ビール等の飲料を飲む
ときにプルタブ5およびつまみ部18が邪魔にならな
い。
【0014】上記したプルタブ付き容器1によると、プ
ルタブ5のつまみ部18を指先で容易にしかっりと掴ん
でから、プルタブ5を引き上げて開封することができる
ので、プルタブ5の開封操作を容易に行うことができ
る。
【0015】また、つまみ部18をプルタブ5に立ち上
げ可能に設けたことにより、開封前のつまみ部18が倒
した状態にあることにより、開封前の容器1の取扱い等
においてつまみ部18が邪魔にならない。このため、つ
まみ部18を大型化し、つまみ部18の掴みやすさを向
上することができる。なお、つまみ部18は、予め立ち
上がった状態に形成しておくことできる。
【0016】また、つまみ部18をプルタブ5に一体形
成したことにより、プルタブ5に別体のつまみ部18を
組付ける場合と比べて、部品点数の削減、組付け工数の
削減等を図ることができる。
【0017】〔実施の形態2〕実施の形態2について図
6〜図12を参照して述べる。図6に実施の形態2のプ
ルタブ付き容器1の斜視図が示され、また図2に同容器
1の平面図が示され、また図3に図2のB−B線断面図
が示されている。本形態のプルタブ5は、従来例のもの
と引き上げ部9における構成が異なっている。すなわ
ち、プルタブ5の引き上げ部9には、折り返しによって
つまみ部28が形成されている。なお、前記折り返しに
よる折り曲げ部を、プルタブ5とつまみ部28との連設
部26としている。
【0018】前記つまみ28付きプルタブ5は、次のよ
うに形成されている。プルタブ5の展開図を示した図9
および図9のC−C線断面図に示すように、プルタブ5
は、展開状態において引き上げ部9がリング状に形成さ
れる。そして、図9に示す一点鎖線Lを基準に、引き上
げ部9の先端側(図9において右端部)を折り曲げるこ
とにより、図6〜図8に示すつまみ部28が形成されて
いる。なお、つまみ部28は、図8に示すように、プル
タブ9の引き上げ部9のリング部上に位置している。
【0019】上記容器1を開封する場合には、まず、プ
ルタブ5のつまみ部28を例えば人差し指12の爪先1
2aによって立ち上げる。すると、図11に断面図で示
すように、つまみ部28は連設部26を支点に立ち上げ
られる。前記つまみ部28の立ち上げ操作に際しては、
実施の形態1と同様に、つまみ部28の立ち上げるだけ
の力で済むので、爪先12aで容易に立ち上げることが
できる。前記立ち上げられたつまみ部28は、例えば人
指し指12と親指13との両指先で容易にしっかりと掴
むことができる。また、本形態では、つまみ部28が半
円弧形状をなすので、つまみ部28を指先で掴み易く、
滑りにくい。
【0020】そして、つまみ部28を引き上げると、図
12に断面図で示すように、プルタブ5ががかしめ部7
を支点に回動させられ、プルタブ5の先端部5aが開封
部10を押し下げつつ脆弱部11(図7参照)を引き裂
くことによって開封することができる。なお開封後は、
図12に二点鎖線で示すように、プルタブ5とともにつ
まみ部28を缶蓋3上に押し戻せば、容器1内のジュー
ス、ビール等の飲料を飲むときにプルタブ5およびつま
み部28が邪魔にならない。
【0021】上記した実施の形態2のプルタブ付き容器
1によっても、実施の形態1とほぼ同等の作用効果が得
られる。
【0022】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、容器1の材質、用途等は限定さ
れない。また、つまみ部18,28は、プルタブ5と別
体で形成したものを、プルタブ5に後付けしてもよい。
また、つまみ部18,28の形状も限定されない。また
本発明は、開封時に開封部10とともに容器1から分離
するプルタブにも適用することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明のプルタブ付き容器によれば、プ
ルタブの開封操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の容器を示す斜視図である。
【図2】容器の平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】つまみ部を立ち上げた状態を示す断面図であ
る。
【図5】開封状態を示す断面図である。
【図6】実施の形態2の容器を示す斜視図である。
【図7】容器の平面図である。
【図8】図7のB−B線断面図である。
【図9】プルタブの展開図である。
【図10】図9のC−C線断面図である。
【図11】つまみ部を立ち上げた状態を示す断面図であ
る。
【図12】開封状態を示す断面図である。
【図13】従来例の容器を示す斜視図である。
【図14】容器の平面図である。
【図15】図14のD−D線断面図である。
【図16】開封状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 容器 5 プルタブ 9 引き上げ部 18,28つまみ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器に設けたプルタブの引き上げ部を手
    で引き上げて開封するプルタブ付き容器であって、前記
    プルタブの引き上げ部に立ち上がるつまみ部を設けたこ
    とを特徴とするプルタブ付き容器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプルタブ付き容器であっ
    て、つまみ部をプルタブに立ち上げ可能に設けたことを
    特徴とするプルタブ付き容器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のプルタブ付き容器
    であって、つまみ部をプルタブに一体形成したことを特
    徴とするプルタブ付き容器。
JP20638797A 1997-07-31 1997-07-31 プルタブ付き容器 Pending JPH1149160A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20638797A JPH1149160A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 プルタブ付き容器

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JP20638797A JPH1149160A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 プルタブ付き容器

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JPH1149160A true JPH1149160A (ja) 1999-02-23

Family

ID=16522510

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JP20638797A Pending JPH1149160A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 プルタブ付き容器

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002173142A (ja) * 2001-12-06 2002-06-18 Mai Yokoyama 缶容器
KR20030088758A (ko) * 2002-05-15 2003-11-20 김창화 포장용 캔
JP2004001865A (ja) * 2002-03-25 2004-01-08 Hokkai Can Co Ltd ステイオンタブ式缶蓋用開口補助部材
JP2005201296A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Ntn Corp トルク伝達部品
JP2019521929A (ja) * 2016-07-08 2019-08-08 アンドリュース ローランド 容器開封装置、容器のためのクロージャー装置、及び容器
JP2022030843A (ja) * 2020-08-07 2022-02-18 均 市村 保護カバー及び缶

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