JPH06219448A - 開口容易な缶蓋 - Google Patents

開口容易な缶蓋

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JPH06219448A
JPH06219448A JP5295950A JP29595093A JPH06219448A JP H06219448 A JPH06219448 A JP H06219448A JP 5295950 A JP5295950 A JP 5295950A JP 29595093 A JP29595093 A JP 29595093A JP H06219448 A JPH06219448 A JP H06219448A
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Japan
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rivet
lid
tongue
tab
opening
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JP5295950A
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English (en)
Inventor
Takashi Shimizu
孝志 清水
Kazuyuki Kurosawa
和之 黒沢
Toshiaki Washisaki
俊朗 鷲崎
Masashi Tanaka
政資 田中
Hisao Iwamoto
久夫 岩本
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】開口の際、飲料が噴き出したり、摘みタブや引
裂き片が蓋本体から離脱するおそれのない陽圧性飲料缶
詰の開口容易な缶蓋。 【構成】蓋本体のパネル部2に、初期開口部4aに対向
する部分が欠落部5となった開口部3を画定する主スコ
ア部4、および初期開口部4aを通る半径方向上の、中
央寄り側にヴェント・スコア部8によって包囲された第
1のリベット6、ならびに周縁側に第2のリベット7が
形成されている。摘みタブ9は、第1の舌片10および
第2の舌片11を備えるリベット固着部12、周状強化
部13および摘み部14よりなっている。第1の舌片1
0および第2の舌片11がそれぞれ、第1のリベット6
および第2のリベット7に固着されている。リベット固
着部12には、第1の舌片10の第2のリベット7側周
縁部に沿い空隙部15,24が形成されており、また第
2の舌片11の第1のリベット6側周縁部に沿い空隙部
25または弱化部26が形成されている。摘みタブのノ
ーズ部13aは初期開口部4aの真上、または半径方向
外側に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、摘みタブによってスコ
ア部を引裂いて開口した後に、摘みタブおよび引裂き舌
片が蓋本体から離脱しない、炭酸飲料缶、ビール缶、お
よび液体窒素充填ジュース缶、コーヒ飲料缶等の内圧が
大気圧よりも高い、すなわち陽圧性の飲料缶詰等に適し
た開口容易な缶蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】開口後に摘みタブおよび引裂き舌片が蓋
本体から離脱し難い開口容易な缶蓋として、図18、図
19に示すタイプの缶蓋100が提案されている(特開
平3−69451号公報)。図において、101は蓋本
体、102は開口部を画定する、らっきょう状のスコア
部である。スコア部102は、2つの末端102aを有
し、その間の部分が欠落部105となっている。103
はリング状の摘みタブであって、舌状部103aを介し
て蓋本体101のリベット104に固着されている。ス
コア部の頭端102bは、蓋本体の周縁立上がり部(所
謂チャックウオール)101aに比較的近接しており、
摘みタブ103のノーズ部103bは、スコア部の頭端
102bを越えてチャックウオール101aの方に延び
ている。
【0003】開口の際は、摘みタブ103に手指を差し
込んで、そのリベット104より図の左側の部分を押し
上げると、ノーズ部103bがその真下の蓋本体の部分
を押し下げ、同時にリベット104が引上げられるた
め、スコア部の頭端102bに剪断力が作用して、頭端
102aおよびその近傍部が破断されて初期開口が行な
われる。続いて摘みタブ103を図の左方に向って引上
げると、スコア部102が引裂かれて、引裂き舌片(図
示されない)が形成される。スコア部102の両末端1
02aの間に欠落部105があるため、開口終了後も引
裂き舌片は欠落部105を介して蓋本体101と接続し
ている、つまり引裂き舌片は蓋本体101から離脱しな
い構造になっている。
【0004】以上のような開口容易な缶蓋100は次の
問題点を有する。 コーラ飲料のような陽圧
性の飲料がヘッドスペース(図3の16参照)を残して
充填され、缶蓋100で封緘された飲料缶詰を開口しよ
うとして、親指を摘みタブ103に差し込んで摘みタブ
103を引上げる際、缶はスコア部の頭端102bが下
向きになるように傾くが、頭端102aがチャックウオ
ール101aに比較的近接しているため、僅かの傾きで
も頭端102bの下面に飲料が接触する。そのため内圧
が加わった飲料が初期開口部から噴き出して、衣服や身
体を汚す等のトラブルを起し易い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、陽圧性の飲
料を充填した缶詰の缶蓋として用いられた場合、開口の
際、缶が若干傾いても内容飲料が噴き出すおそれがな
く、しかも摘みタブや引裂き舌片が蓋本体から離脱する
おそれのない開口容易な缶蓋を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の開口容易な缶蓋
は、蓋本体のパネル部に摘みタブが固着された開口容易
な缶蓋において、パネル部に、初期開口部に対向する部
分が欠落部となった飲み口等となる開口部を画定する馬
蹄形状の主スコア部、および初期開口部を通る半径方向
上の、中央寄り側にヴェント・スコア部によって包囲さ
れた第1のリベット、ならびに周縁側に第2のリベット
が形成されており、摘みタブは、第1の舌片および第2
の舌片を備えるリベット固着部、リベット固着部を包囲
する周状強化部および摘み部よりなり、第1の舌片およ
び第2の舌片がそれぞれ、第1のリベットおよび第2の
リベットに固着されており、リベット固着部には、第1
の舌片の第2のリベット側周縁部に沿い空隙部が形成さ
れており、また第2の舌片の第1のリベット側周縁部に
沿い空隙部または弱化部が形成されていることを特徴と
する。摘みタブのノーズ部は、主スコア部の初期開口部
の真上に位置してもよく、あるいは主スコア部の初期開
口部より半径方向外側に位置してもよい。
【0007】
【作用】実施例である図3〜図8に示す缶蓋1によって
説明すると、摘みタブ9の摘み部14に手指を差込んで
引上げると、先ず第1のリベット6の近傍のパネル部2
の部分と共に第1のリベット6が持上げられる(図
3)。さらに摘み部14を引上げると、摘みタブ9から
ヴェント(vent)・スコア部8に加わる力は、第1の舌
片10の周縁にある空隙部15のために、第1の舌片1
0の基部10aを選択的に持上げる。これによりヴェン
ト・スコア部8の摘み部14側の部分8aに応力が効率
よく集中することと、パネル部2による反力のため、ス
コア部8は部分8aが先ず切断し、次にスコア部8の第
2のリベット7側の部分8bへと切断が進行する。すな
わちにヴェント孔23が生じてガス抜きが行なわれる。
そのため陽圧性の飲料を充填した缶詰の缶蓋として用い
られた場合、開口の際に缶が若干傾いても内容飲料が噴
き出すおそれがない。
【0008】飲み口等となる開口部3を画定する馬蹄形
状の主スコア部4の初期開口部4aに対向する部分が欠
落部5となっているので、完全開口後も引裂き舌片17
は欠落部5によってパネル部2と結合している。そのた
め開口後も、摘みタブや引裂き舌片が蓋本体から離脱す
るおそれがない。空隙部15は、摘みタブ9のノーズ部
13aによる初期開口部4aの押切りや、押切り後の引
裂き舌片17の初期引上げの際の、リベット固着部12
による抵抗を無くして、引上げを可能にする。弱化部2
6も、初期引上げの際に容易に切断されるので、空隙部
と同様の作用をする。缶蓋1のように、摘みタブのノー
ズ部13aが主スコア部の初期開口部4aの真上に位置
している場合は、初期開口部4aを缶詰22の二重巻締
部19に接近させ易いので、口を開口部3に当てて飲料
を直接飲むのが容易である。
【0009】ノーズ部13aが初期開口部4aより半径
方向外側に位置している場合(図11,図12)は、初
期開口は、初期開口部4aを押切ることなく、初期開口
部を梃子作用により引上げることによって行なわれる
(図16参照)。そのため初期開口およびその後の引裂
き舌片17が最大幅に達するまでの引裂き開口が図1の
缶蓋1より容易であり、従って全体としての開口がより
スムースに行われる。
【0010】
【実施例】摘みタブのノーズ部が、主スコア部の初期開
口部の真上に位置している場合(請求項2)の実施例に
ついて図1〜10について説明する。図1,図2におい
て、1は開口容易な缶蓋、2は蓋本体のパネル部であ
る。パネル部2には、使用の際に飲み口等となる開口部
3(図7参照)を画定する、主スコア部4が形成されて
いる。主スコア部4は、パネル部2の周縁側の半円形状
部4b、中央側に向かって次第に間隔が狭まる楔状部4
c、最も幅が狭くなった楔形状部の末端4c’から外側
に湾曲した小半円形状部4dよりなり、馬蹄形状をなし
ている。そしてパネル部2の周縁に最も近い部分である
初期開口部4aに対向する、最も幅が狭い末端4c’間
の部分が欠落部5となっている。
【0011】パネル部2には、摘みタブ9を固着するた
めの、第1のリベットおよび第2のリベットがそれぞ
れ、初期開口部4aを通る半径方向上の中央寄り側に第
1のリベット6、および周縁側に第2のリベット7が形
成されている。第1のリベット6の付根部に近接して、
円形のヴェント・スコア部8が形成されている。
【0012】摘みタブ9は、第1の舌片10および第2
の舌片11を備えるリベット固着部12,リベット固着
部12を包囲する周状強化部13およびリング状の摘み
部14よりなっている。周状強化部13は、断面筒状ま
たはU字状等の断面係数が比較的大きい構造になってい
て、開口中に加わる力によって実質的に曲ることがない
程度の剛性を有する。第1の舌片10および第2の舌片
11はそれぞれ、第1のリベット6および第2のリベッ
トに、摘みタブ9のノーズ部13aが主スコア部9の初
期開口部4aの真上に位置するように固着されている。
リベット固着部12における、第1の舌片10および第
2の舌片11の外側の部分は、切り抜き部すなわち空隙
部15となっている。
【0013】飲料21がヘッドスペース16を残して充
填された缶体20と、缶蓋1を二重巻締めしてなる缶詰
22(図3)の開口は、次のようにして行なわれる。摘
みタブ9の摘み部14を手指によって引上げると、先ず
第1のリベット6が、第1のリベット6の近傍のパネル
部2の部分と共に持上げられる(図3)。さらに摘み部
14を引上げると、パネル部2による反力のため、第1
のリベット6を包囲するヴェント・スコア部8が破断
し、ヴェント孔23が生じてガス抜きが行なわれる(図
4)。
【0014】第1の舌片10の外側は空隙部15となっ
ており、かつ周状強化部13は上記反力によって実質的
に曲ることがない程度の剛性を有するので、第1のリベ
ット6は第1の舌片10と共に容易にパネル部2から離
れる。同時に、第2の舌片11の外側は空隙部15にな
っているので、摘みタブ9はリベット固着部12によっ
て拘束されることなく、第2の舌片11の基部11aを
支点として容易に傾いて、ノーズ部13aが主スコア部
4の初期開口部4aに接触する(図4)。さらに摘み部
14を引上げると、ノーズ部13aが初期開口部4aを
押切って初期開口が行なわれる(図5)。さらに摘みタ
ブ9を、主スコア部4の半円形状部4bが全体に亘って
引裂かれるまで(90度近くまで)引上げる(図6)。
その後摘みタブ9を矢印方向に引き戻して、主スコア部
4の楔形状部4cを、その末端4c’まで引裂いて全面
開口を行ない、開口部3を形成する(図7,図8)。開
口後の引裂き舌片17は欠落部5においてパネル部2と
結合している。
【0015】図9に示す缶蓋1’のように、第1の舌片
10および第2の舌片11の周縁部に沿いそれぞれ、U
字状の切抜き部24および25よりなる空隙部を形成し
てもよい。また図10に示す缶蓋1”のように、リベッ
ト固着部12の切抜き部24の外側の部分は、第1の舌
片10と同様に1枚の金属板よりなり、第2のリベット
7の第1のリベット6側の周縁部に沿い、正弦波状のス
コア部のような弱化部26が形成されていてもよい。こ
の場合は、ヴェント・スコア部8が破断した直後の図4
に示される段階で弱化部26が切断して、以降缶蓋1の
場合と同様にして開口が行われる。本明細書において、
弱化部26が形成されている場合、弱化部26より第2
のリベット7側のリベット固着部13の部分を第2の舌
片と呼ぶ。
【0016】ノーズ部が初期開口部より半径方向外側に
位置している場合(請求項3)の実施例である図11,
図12に示す缶蓋31について以下に説明する。図1,
図2と同じ記号の部分は同様な部分を示す。缶蓋31の
構造は、摘みタブ9のノーズ部13aが、断面円形状に
なっている点、および主スコア部4の初期開口部4aよ
り半径方向外側に位置する点を除いては、基本的に缶蓋
1と同様である。
【0017】飲料21がヘッドスペース16を残して充
填された缶体20と、缶蓋31を二重巻締めしてなる缶
詰22(図13)の開口は、次のようにして行なわれ
る。摘みタブ9の摘み部14を手指によって引上げる
と、先ず第1のリベット6が、第1のリベット6の近傍
のパネル部2の部分と共に持上げられる(図13)。さ
らに摘み部14を引上げると、缶蓋1の場合と同様に、
パネル部2による反力のため、第1のリベット6を包囲
するヴェント・スコア部8が破断し、ヴェント孔23が
生じてガス抜きが行なわれ、第1のリベット6は第1の
舌片10と共に容易にパネル部2から離れる。同時に摘
みタブ9は、第2の舌片11の基部11aを支点として
容易に傾いて、ノーズ部13aが主スコア部4の初期開
口部4aより半径方向外側のパネル部の部分2aに接近
する(図14)。
【0018】さらに摘み部14を引上げると、ノーズ部
13aが部分2aに接触し、部分2aを押圧する(図1
5)。さらに摘み部14の引上げを続けると、梃子作用
により第2のリベット7と共に初期開口部4aが押上げ
られて、主スコア部4の初期開口が行なわれる(図1
6)。次に摘みタブ9を引上げながら缶蓋31の中央部
方向に引き戻し、主スコア部4を引裂くことによって開
口が進行する(図17)。最終的には、缶蓋1の場合と
同様に、摘みタブ9をパネル部2に平行に近くなるまで
(図8参照)引っ張ることにより全面開口がスムースに
行なわれる。
【0019】
【発明の効果】本発明の開口容易な缶蓋は、陽圧性の飲
料を充填した缶詰の缶蓋として用いられた場合、開口の
際、缶が若干傾いても内容飲料が噴き出すおそれがな
く、しかも摘みタブや引裂き舌片が蓋本体から離脱する
おそれのないという効果を奏する。 請求項2記載の缶
蓋は、口を開口部に当てて飲料を直接飲むのが容易であ
るという利点を有する。 請求項3記載の缶蓋は、摘み
タブによる主スコア部の引裂き開口が全体としてスムー
スに行なわれるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である開口容易な缶蓋の
平面図である。
【図2】図1の線II−IIに沿う縦断面図である。
【図3】缶詰の蓋となった、図1の缶蓋の摘み部を引上
げた直後の状態を示す要部縦断面図である。
【図4】図3の摘み部をさらに引上げて、ヴェント・ス
コア部が破断した直後の状態を示す要部縦断面図であ
る。
【図5】図3の摘み部をさらに引上げて、初期開口が開
始した状態を示す要部縦断面図である。
【図6】主スコア部の初期開口部近傍の半円形状部が切
断するまで、図3の摘み部が引上げられた状態を示す要
部縦断面図である。
【図7】図3の缶蓋の摘み部を引上げて、主スコア部が
全長に亘って引裂かれ、開口部が形成されたた状態を示
す要部縦断面図である。
【図8】図7の摘みタブが缶蓋に平行に近くなるまで、
引裂き舌片を曲げた状態を示す要部縦断面図である。
【図9】本発明の第2の実施例である開口容易な缶蓋の
平面図である。
【図10】本発明の第3の実施例である開口容易な缶蓋
の平面図である。
【図11】本発明の第4の実施例である開口容易な缶蓋
の平面図である。
【図12】図11の線XII−XIIに沿う縦断面図で
ある。
【図13】缶詰の蓋となった、図11の缶蓋の摘み部を
引上げた直後の状態を示す要部縦断面図である。
【図14】図11の摘み部をさらに引上げて、ヴェント
・スコア部が破断した直後の状態を示す要部縦断面図で
ある。
【図15】図11の摘み部をさらに引上げて、ノーズ部
が初期開口部外側のパネル部部分を押圧している状態を
示す要部縦断面図である。
【図16】図11の摘み部をさらに引上げて、初期開口
が開始した状態を示す要部縦断面図である。
【図17】図11の摘み部を引戻して、主スコア部の引
裂きによる開口が進行している状態を示す要部縦断面図
である。
【図18】比較例である缶蓋の平面図である。
【図19】図18の線XVIIIIーXVIIIIに沿
う拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 開口容易な缶蓋 1’ 開口容易な缶蓋 1” 開口容易な缶蓋 2 パネル部 3 開口部 4 主スコア部 4a 初期開口部 5 欠落部 6 第1のリベット 7 第2のリベット 8 ヴェント・スコア部 9 摘みタブ 10 第1の舌片 11 第2の舌片 12 リベット固着部 13 周状強化部 13a ノーズ部 14 摘み部 15 空隙部 24 切抜き部(空隙部) 25 切抜き部(空隙部) 26 弱化部 31 開口容易な缶蓋
フロントページの続き (72)発明者 田中 政資 神奈川県横浜市西区西戸部町2丁目206番 地 (72)発明者 岩本 久夫 神奈川県横浜市磯子区杉田坪呑3番1ー 501号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋本体のパネル部に摘みタブが固着された
    開口容易な缶蓋において、パネル部に、初期開口部に対
    向する部分が欠落部となった飲み口等となる開口部を画
    定する馬蹄形状の主スコア部、および初期開口部を通る
    半径方向上の、中央寄り側にヴェント・スコア部によっ
    て包囲された第1のリベット、ならびに周縁側に第2の
    リベットが形成されており、摘みタブは、第1の舌片お
    よび第2の舌片を備えるリベット固着部、リベット固着
    部を包囲する周状強化部および摘み部よりなり、第1の
    舌片および第2の舌片がそれぞれ、第1のリベットおよ
    び第2のリベットに固着されており、リベット固着部に
    は、第1の舌片の第2のリベット側周縁部に沿い空隙部
    が形成されており、また第2の舌片の第1のリベット側
    周縁部に沿い空隙部または弱化部が形成されていること
    を特徴とする開口容易な缶蓋。
  2. 【請求項2】摘みタブのノーズ部が、主スコア部の初期
    開口部の真上に位置する請求項1記載の開口容易な缶
    蓋。
  3. 【請求項3】摘みタブのノーズ部が、主スコア部の初期
    開口部より半径方向外側に位置する請求項1記載の開口
    容易な缶蓋。
JP5295950A 1992-12-04 1993-11-02 開口容易な缶蓋 Pending JPH06219448A (ja)

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