JPH1148974A - 列車進路構成方法および運行管理装置 - Google Patents

列車進路構成方法および運行管理装置

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JPH1148974A
JPH1148974A JP9210821A JP21082197A JPH1148974A JP H1148974 A JPH1148974 A JP H1148974A JP 9210821 A JP9210821 A JP 9210821A JP 21082197 A JP21082197 A JP 21082197A JP H1148974 A JPH1148974 A JP H1148974A
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Seiji Deguchi
生滋 出口
Koichi Kawaguchi
幸一 川口
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄道運行管理装置の進路構成動作の操作性を
向上させることにより、指令員の作業負担の軽減をはか
り、また、誤操作を防止できる業務環境を実現する。 【解決手段】 運行管理装置4は、列車、信号機および
線路形態を表示できる表示部1と、これらの事象を指示
選択できる操作部2を持ち、CTC装置5に進路構成制
御要求を出力し信号機7を制御する。指令員が制御対象
列車とその着点を指定することにより、運行管理装置4
はその経路中に存在する単数もしくは複数の信号機7
を、制御対象列車に限定した制御する案を指令員に提示
し、指令員が提示された案に対して承認動作を行えば、
運行管理装置4は進路構成の制御要求をCTC装置5に
対して出力し、進路が構成される。このように制御対象
とする列車とその着点の指定のみで、複数の信号機を含
む複雑な進路の構成が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道の運行管理に
おける列車の進路構成のための操作方法、および、その
ための運行管理装置に関し、特に指令員の制御操作の際
の負荷軽減に寄与する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の運行管理において、ある列車に対
して目的地への進路を構成する方法は、図2に示すよう
な運行管理装置の表示部に表示された線形画面上におい
て、指令員が列車と目的地との間に存在する信号機25
を検索し、それらの制御形態を考え、1つの信号機毎に
予め定められた発点および着点の組23を、操作部で指
定する。この一連の操作の後にCTC装置に進路構成の
制御要求が出力されることにより、信号機が制御され、
進路が構成される。したがって、構成しようとする進路
中に複数の信号機が存在する場合、それぞれの信号機毎
に発点および着点を指定して進路を構成する動作を繰り
返す必要がある。
【0003】また、特開平5−016810号公報では
各列車の運行状況によりCTC装置が操作対象案件を提
示し、指令員が案件を選択することによりCTC装置が
自動的に進路を構成する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示操作部で指
定する発点および着点は特定の列車の進路を対象として
いるものではないために、進路を構成したい信号機と制
御対象列車との経路中に他の列車が在線、もしくは進入
する可能性がある場合には、制御対象列車のために構成
した進路がその他の列車の進路を支障する恐れがあっ
た。この制御対象列車のために構成した進路がその他の
列車の運行を支障することを避けるため、制御対象列車
が構成しようとする経路よりその他の列車が在線しなく
なるまで制御対象列車に対する進路の構成操作を行うこ
とができなかった。また、指令員は進路構成作業を行う
上で常に他の列車への影響を考慮しながら目的とする列
車の進路を構成する必要があった。
【0005】このように従来の線形表示画面においての
列車の進路構成操作は、常に信号機と、発点と着点や信
号機と転てつ機の連動条件、さらには指令員の制御対象
とする列車以外の列車の存在を考慮に入れなくてはなら
ず、もし、誤った操作を行うと列車遅延や事故を招くこ
ともあるため、進路構成操作は指令員にとって重責を伴
い、緊張を強いられる作業であった。
【0006】本発明の目的は、上記課題を解決するため
に、線形表示画面での進路構成動作に列車指定という概
念を導入し、従来の進路構成作業で考慮しなくてはなら
なかった複雑な連動条件や、他列車との競合の可能性を
運行管理装置に判断させることにより、指令員の進路構
成作業に伴う負担を軽減し、列車の安全運行、もしくは
ダイヤが乱れた時の迅速な運転整理業務を遂行できる進
路構成方法、およびそのための支援装置を含む運行管理
装置の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的は、制御対象
列車を指定し、その着点を指定することにより、運行管
理装置が自動的に経路中の信号機を検索し、その制御形
態の案を画面上に表示し、CTC装置に信号機の進路構
成の制御要求を出力して制御対象列車に対する進路を構
成する列車進路構成手段によって達成される。
【0008】また前記の目的は、運行管理装置が前記制
御形態の案を画面上に表示して承認もしくは不承認の判
断を求め、承認を与えることによってCTC装置に信号
機の制御要求を出力する列車進路構成手段によって達成
される。
【0009】前記の手段によれば、従来からの信号機ご
との発点と着点のかわりに、制御対象列車を指定し、そ
の着点を指定することにより、運行管理装置が自動的に
経路中の信号機を検索し、その制御形態の案を画面上に
表示して、指令員に承認もしくは不承認の判断を求め
る。このとき、制御対象列車と着点との間に、複数の信
号機が含まれていてもよいし、制御対象列車以外の列車
が在線していてもよい。さらに、構成可能な経路の案が
複数ある場合は指令員が、これらの案の中から構成する
経路を選択することができ、制御対象列車以外の在線状
況が運行管理装置に判断できない場合は、随時指令員に
判断を促し、指令員が運行管理装置の示した案を採用す
れば、運行管理装置からCTC装置へ信号機の制御要求
が出されるし、もしくは運行管理装置の示した案を採用
せずに、指令員が手動で信号機を制御するかを選択する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施形態の構成を示
し、1は表示部で、図2に示すような線形画面や図3に
示すダイヤスジを表示する。2は操作部で、表示部の事
象を選択したり、問いかけや確認に対して応答できる入
力手段であり、キーボードやマウス、タッチパネル等が
用いられる。3はイーサネット等のネットワーク伝送
路、4は運行管理装置であり、列車に関するダイヤデー
タと、信号機に関する制御テーブルを内部のメモリやハ
ードディスク等の適当な記憶装置に保有する。そして、
指令員から進路構成の要求を受け、ネットワーク伝送路
3を介してCTC装置5に進路構成の制御要求を出力す
る。さらに、運行管理装置4は、その内部に持つ中央処
理装置(CPU)で、指令員により示された経路中の信
号機7の位置や数、他列車の在線状況を把握することが
でき、表示部1を介して指令員に進路の構成案や、問い
かけや警告を発することが可能である。5は列車集中制
御装置(CTC装置)で、信号機7を制御する。これら
の表示部1と操作部2と運行管理装置4とCTC装置5
はネットワーク伝送路3で接続されていて、互いに通信
可能である。またCTC装置5と信号機7はCTC回線
6で接続されている。
【0012】図2で示す表示部1の線形画面の一例で
は、列車番号表示窓21は、駅間に在線する列車があれ
ばその列車番号を表示し、列車の存在を示す。また表示
窓22は、駅の状態や信号機の制御状態を示す。23は
信号機25に対する発点、着点である。画面上部には操
作可能項目を表示するメニューバー24を有する。必要
に応じて、サブメニューや選択ウィンドウを持ってもよ
い。画面下部にメッセージウィンドウ26を有し、運行
管理装置からの問いかけや要求はここに表示される。
【0013】図3のダイヤスジ表示画面には、駅名表示
部31、メニューバー32、メッセージウィンドウ3
3、スジ(列車線)34が表示される。メニューバーや
メッセージウィンドウの役割は図2に示す線形表示画面
と同様である。ここに挙げた表示項目は一例であって、
いずれもCRT画面上での表示を想定しているが、固定
表示の制御盤とLED等の組合せ等の手段を用いて表示
してもよいし、画面のレイアウトも自由である。表示部
の台数は何台でもよいし、線形表示画面とダイヤスジ表
示画面を表示する台数の比率も自由である。
【0014】以上の実施形態において、指令員が制御対
象列車を指定し、その着点を入力してから、運行管理装
置4が制御対象列車の進路を構成する過程のフローチャ
ートを図4に示す。図中には示していないが、CTC装
置5に進路構成の制御要求を出力するときや、運行管理
装置4内の信号機制御テーブルを変更するときには、制
御対象列車に対する進路を画面上に表示して指令員の承
認動作を求めてもよいことは言うまでもない。
【0015】操作部2において指令員が制御対象列車を
指定し、着点を指定することにより(S1)、運行管理
装置4は制御対象列車と着点との経路を検索し(S
2)、その経路中に存在する信号機7を検索し、制御対
象列車の進路を指定の着点へ構成するための信号機7の
制御形態を考案する(S3)。運行管理装置4はすべて
の制御対象の信号機中の制御テーブルに、制御対象列車
のデータがあるかどうかを調べる(S4)。もし信号機
中の制御テーブルに制御対象列車のデータが存在してい
た場合には、さらに、その信号機が次に制御する列車が
制御対象列車かどうか調べ(S5)、制御対象列車であ
る場合にはCTC装置5に対しこの信号機の制御要求を
行う(S6)。一方、信号機が次に制御する列車が制御
対象列車でない場合、制御対象列車と信号機との間に他
の列車が在線している可能性があると判断し、他の列車
の進路を支障することのないように、運行管理装置4中
の信号機の制御テーブルの変更を行う(S7)。これに
より信号機7の制御を制御対象列車に限定することがで
きる。
【0016】一方、信号機中の制御テーブルに制御対象
列車のデータが存在しないときは以下の手順で信号機が
次に制御する列車が制御対象列車かどうか判断する。制
御対象列車と当該信号機を結ぶ経路中でもっとも制御対
象列車に近い場所に位置する、制御対象列車のデータを
持つ信号機と、データを持たない信号機との間の経路中
に他列車の進入可能な分岐が存在するかどうか調べる
(S8)。他列車の進入可能な分岐が存在しない場合、
当該データを持たない信号機が次に制御対象列車を制御
してもよいと判断し、CTC装置5に対して進路構成の
制御要求を出力する(S9)。一方、他の列車の進入可
能な分岐が存在する場合は次に制御する列車が制御対象
列車であるか他列車であるかどうか判断することが困難
である。このような場合には運行管理装置4が選定した
経路と、信号機の制御形態の案を指令員に示し、加えて
他列車の運行に支障を与える恐れのある旨の警告を画面
上に出力し、制御要求をCTC装置5に行って良いかど
うか指令員に判断を要求する(S10)。指令員が操作
部2で所定の承認動作を行えば、運行管理装置4はCT
C装置5に当該信号機の制御要求を行い、指令員が所定
の不承認動作を行えばCTC装置5に対して制御要求を
出力しない。
【0017】本発明は以上のような過程をもって線形表
示画面上で、他の列車に対する影響をなくした列車指定
による進路構成を可能とする。
【0018】次に、本実施形態に基づく具体的な事象に
ついて説明する。図5に信号機および発点、着点を含む
線形図を示す。指令員が見る表示部1の画面上にも同様
の表示がされていて、画面上の列車、着点などの事象は
操作部2のマウス、キーボードなどの入力装置にて指定
可能である。列車10は駅の番線61に到着するダイヤ
データを持ち、地点41に在線している。列車10の表
示方法は、図5のように直接表示してもよいし、図3の
ように列車番号表示窓21中に該当する列車の列車番号
を表示してもよい。また、地点41から駅に至るまでは
第1場内信号機71と第2場内信号機72と、それぞれ
の信号機に対応する発点51と着点52、発点53と着
点54および55が存在する。
【0019】ここで、指令員が列車10の到着番線を番
線61から番線62に変更しようとする場合の例を説明
する。従来の手法では列車10と地点42との間の経路
中に存在する信号機を指令員が検索し、画面上において
第1場内信号機71の発点51を指定後、さらに着点5
2を指定することにより第1場内信号機71の進路を構
成した後に、第2場内信号機72の発点53を指定後、
番線62に対応する着点54を指定することにより、列
車10の在線する地点41から着点54への進路を構成
することによって列車10の到着番線を番線62に変更
していた。
【0020】本発明では信号機の発点を指定する代わり
に制御対象列車となる列車10を指定し、制御対象列車
の着点となる着点54を指定する。列車の指定方法は、
表示部1の図2に示す画面上に列車が表示されている場
合は直接マウスやタッチパネルなどで指定する方法が考
えられるし、列車番号表示窓21中に列車番号が示され
ている場合には、窓もしくは窓中の列車番号を指定して
も構わない。さらに、メニューバーやキーボードから直
接制御対象とする列車番号を入力する方法も考えられ
る。着点の指定方法は、画面上の着点を直接マウスやタ
ッチパネルで指示してもよいし、個々の着点に番号を付
け、その番号をキーボードから入力してもよい。
【0021】この一連の指定動作の後に、運行管理装置
4は列車10の在線する地点41から着点54への経路
を自動的に検索し、検索した進路構成案を画面上に、線
の色や太さの変更などの手段により他の線と明確に区別
できるように表示する。例えば、他の線路の表示色が白
色であるなら、運行管理装置4の示した案を緑色で表示
すれば他の線とは明確に区別できるし、指令員が承認も
しくは不承認動作を行うまでは線を点滅させて注意を促
してもよい。
【0022】こうして、運行管理装置4は指令員がその
進路を構成するかどうかの判断を求める。指令員が運行
管理装置4の示した案を採用し、進路を構成すると判断
すれば、操作部2より承認ボタンの押下等の所定の動作
を行うことによって、運行管理装置4はその経路中に存
在する信号機71および信号機72を制御対象列車であ
る列車10のために進路を構成し、その旨を画面上に表
示する。また、指令員が、運行管理装置の示した進路構
成案を採用しないと判断した場合には、不承認または中
止ボタン押下などの所定の動作を行えば、進路は構成さ
れない。この場合、進路の構成を中止してもよいし、従
来の手法で進路を構成することも可能である。
【0023】このように、本発明では指令員は一連の動
作の中で、制御対象列車のみに注目でき、従来のように
信号機毎の発点や着点を意識する必要がないという利点
がある。
【0024】図4に示すフローチャートに図5の例を適
用して運行管理装置内部の処理を説明すると、信号機7
1、信号機72ともに制御テーブル中に列車10を制御
するデータを持ち(S4)、かつ、各信号機が次に制御
する列車も列車10であるので(S5)、信号機71、
72に対する制御要求をCTC装置5に対して出力する
(S6)。その結果、信号機71と信号機72は列車1
0のために制御されることにより、進路が構成される。
【0025】本発明では制御対象列車と、着点との間に
存在する発点と着点が複数組存在する場合においても、
本発明では一括または、部分的に進路を構成できる。こ
れにより、特に、複雑な経路の進路を構成するのに要す
る時間の短縮と、指令員の労力の削減が可能である。
【0026】図6に複雑な進路で構成された線形図を示
す。前例と同様に線形は表示部1の画面上に表示されて
いて指令員の確認動作が可能であり、かつ、画面上の事
象は操作部2により指定可能である。列車10は駅の番
線62に到着するダイヤデータを持っているものとす
る。駅は番線61、番線62、番線63をもち、地点4
1から進入する列車に対しては場内信号機71によっ
て、地点42を経由して番線62(地点45)あるいは
地点43を経由して番線63(地点46)に至る進路を
構成できる。ここで、指令員が列車10の到着番線を番
線62から番線63に変更することを考える。
【0027】本発明では指令員が制御しようとする制御
対象列車10と、その着点53を指定する。この場合も
前例と同じく列車指定の方法は、列車を直接指示しても
よいし、列車番号表示窓中の列車番号で指定してもよ
い。着点の指定方法も前例と同様で、直接画面上を指示
する方法や、着点に与えられた番号をキーボード等から
指定してもよい。
【0028】指令員の指定動作の後、運行管理装置4は
自動的に列車10の在線する地点41と着点53とを結
ぶ経路中の信号機を検索する。その結果、経路中に存在
する信号機71を含む進路を前例と同様に、画面上で他
の線と明確に区別して表示し、指令員に地点41と着点
53とを結ぶ進路構成案を示し、その採否を求める。指
令員が承認する動作を行えば運行管理装置4は信号機7
1の進路構成の制御要求をCTC装置5に対して出力
し、列車10の進路が構成され、その結果、列車10の
到達番線は番線62から番線63に変更される。
【0029】もし、運行管理装置4が制御対象列車と着
点との間に複数の構成可能な進路を発見した場合、画面
上にこれらの進路を、線の色や太さを変更して表示する
などの手段により他とは明確に区別できるように表示
し、指令員の指示選択を持つ。この場合、メッセージウ
ィンドウ等に選択可能な複数の進路がある旨を表示した
上で、進路毎に色に分けて(例えば緑色と水色など)表
示してもよいし、さらに、指令員が進路を指定しやすく
するために、これらの進路に番号をつけてもよい。指令
員は、提示された進路構成案のうちのいずれかを画面上
で指定、もしくはキーボード等の入力手段で選択するこ
とができるし、所定の不承認操作を行えば前例と同じ
く、従来の手法にて進路構成を行うことが可能である。
【0030】図4に示すフローチャートに本例を適用し
て運行管理装置内部の処理を説明すると、制御対象列車
と着点との経路中に存在する信号機71の制御テーブル
中に制御対象列車10のデータを持ち(S4)、かつ、
信号機71が次に制御する列車は列車10であるので
(S5)、信号機71に対する進路構成の制御要求がC
TC装置5に出力され(S6)、列車10を番線63に
到着させるための進路が構成される。
【0031】図6のような複雑な線形を持つ場合、従来
の進路構成動作では、信号機の連動条件に制約があるた
め発点と着点がかわりづらく、また、操作が列車を対象
としたものでなく、信号機を対象とした操作であったた
めに、指令員の意図した列車に対して構成したい進路が
直感的に判断しにくかった。本発明では制御対象列車を
明確にし、制御対象列車とその着点のみの指定で進路を
構成することが可能となり、信号機の物理的な配置や複
雑な連動条件を考慮する必要を軽減した直感的な操作が
可能である。さらに簡単な操作による指令員の負担軽減
を期待することができ、複雑な作業による判断ミス、誤
指令による列車遅延や事故を未然に防ぐことが期待でき
る。
【0032】図7は、複数の駅および複数の列車が、同
時に在線する場合の線形を示したものである。このよう
な広い範囲の線形を指令員に提示する場合は、複数の画
面に分割して表示してもよいし、または1画面上でスク
ロール、もしくは画面切替などの手法を用いて部分的に
表示させてもよい。いずれの方法で表示させる場合にお
いても、画面上の事象は、適当な入力手段にて指定可能
であるし、また、広い範囲の画面表示が、指令業務の操
作性を損なうものではない。列車10は地点41から地
点42、地点43、地点44、地点45を経由して、駅
83の番線66(地点47)に至るダイヤデータを持っ
ており、駅81では列車20を番線62に待避させ列車
10が先行するが、駅82では列車30が列車10に対
して先行する。
【0033】ここで、指令員が列車10の駅83の到着
番線を番線66から番線65に変更する場合を考える。
従来の手法を用いてこれらの動作を行なおうとすると、
列車10が駅83の番線65に到着するために制御形態
の変更が必要な信号機を考える必要がある。本例の場
合、制御形態の変更が必要な信号機は信号機73である
ので、信号機73の進路を発点59から着点55へと構
成すると、列車10より先に信号機73を通過する列車
30に対する進路を変更してしまうために、列車30の
運行に支障を与える可能性がある。そのため、列車30
が信号機73を通過するのを待って進路構成操作を行う
か、または、線形表示画面(図2)による操作でなく、
ダイヤスジ表示操作画面(図3)において列車30のダ
イヤデータを操作して駅83の到着番線変更操作を行う
必要がある。
【0034】本発明での着点指定は列車を特定したもの
であるので、このような場合でも、制御対象列車10と
駅83の番線65のある着点55を指定することによ
り、列車20および列車30の運転に支障を与えること
なく、列車10に対する駅83の番線65(地点46)
への進路を構成することが可能である。その手法につい
て以下に詳細に説明する。
【0035】運行管理装置4は列車10と、着点55へ
の経路中に存在する信号機を検索する。検索の結果、経
路中の各信号機について、図4に示すフローチャートに
したがって、CTC装置5に進路構成の制御要求を出力
して進路を構成するか、もしくは、運行管理装置内の信
号機の制御テーブルを変更するかどうかを決定する。ま
ず、経路中に存在する信号機は信号機71と信号機72
と信号機73で、それぞれの信号機の制御テーブルに対
して制御対象列車である列車10を制御するデータがあ
るかどうか調べる(S4)。これらの信号機はいずれも
この条件を満たす。
【0036】次に各々の信号機が次に制御する列車は、
列車10かどうか調べる(S5)。信号機71および信
号機72はこの条件を満たすが、信号機73は制御対象
列車である列車10以外の列車30が列車10に対して
先行するのでこの条件を満たさない。まず信号機71と
信号機72に対して考える。列車10のデータが信号機
71および信号機72の制御テーブル中に存在し、か
つ、信号機71および信号機72が次に制御する列車1
0であった場合、信号機71および信号機72と指定し
た列車10との経路中に他の列車は存在しないものと判
断し、運行管理装置4は、前例と同様に、構成する進路
を色や線種を変えるなどの方法をもって画面上に明示し
て指令員の判断を要求する。指令員が承認動作を行え
ば、信号機71および信号機72の制御要求をCTC装
置5に出力する(S6)。これにより信号機が制御され
る。
【0037】一方、制御対象列車のデータが、信号機7
3の制御テーブル中に存在しながらも、信号機73が次
に制御する列車が制御対象列車である列車10でなかっ
た場合、信号機73と列車10との経路中に他に制御す
べき列車(この場合は列車30)が在線するものと判断
する。この場合も、運行管理装置4は構成しようとする
進路を画面上に明示するとともに、構成進路中に他列車
が在線している可能性がある旨を、画面上にウィンドウ
や、メッセージボックスなど適切な手段で指令員に通知
し、注意を促してもよい。指令員の承認動作の後、運行
管理装置内部の記憶装置中の、信号機73の制御テーブ
ル中の列車10に対するデータを変更することによっ
て、運行管理装置4の自動進路制御機能により、列車3
0をダイヤデータどうりに制御した後、列車10を指令
員の指示した進路(番線65への進路)をとるよう信号
機73を制御するようにCTC装置5に制御要求を行う
(S7)。
【0038】もちろん指令員は、運行管理装置4の示す
進路および、制御テーブルの変更を不承認動作によって
拒否することもできるし、運行管理装置4が示す進路の
途中までの部分に限って承認することによる進路構成も
可能である。このような場合、承認ボタンと不承認ボタ
ンの他に一部承認ボタンを設けて、このボタンを押下す
ることにより、どこまでの信号機の制御の承認するかど
うかを画面上、もしくはキーボードで入力させる方法が
考えられる。また、本例の場合で、列車30が側線や、
支線から進入してくる場合も同様に説明できる。
【0039】従来の線形表示操作画面での進路構成動作
は特定の列車を指定したものではないため、制御対象列
車以外の列車が信号機と制御対象列車との間に在線する
場合は制御対象列車以外の列車の進路を支障することを
避けるために信号機を制御することができなかった。本
発明では着点を制御対象列車に限定し、信号機の持つ制
御テーブルの変更を可能とすることにより、他の列車の
進路を支障することなく安全に制御対象列車の進路を構
成することができるという特徴がある。
【0040】また、運行管理装置4が、他の列車への影
響を判断できない場合においては、警告と問いかけを発
し、注意を促す等の手段で指令員の判断を求めるため
に、従来の運行管理装置で確保されている列車の安全運
行を損なわない。従来の技術ではダイヤデータを変更す
るには線形表示操作画面(図2)からでは不可能であ
り、ダイヤスジ表示操作画面(図3)から変更を行う必
要があり、具体的な線形や番線などの情報を参照しなが
ら作業を行うことができず、線形表示操作画面とは全く
異なった画面および操作方法で指令業務を行う必要があ
った。本発明では、具体的な線形や、番線などの情報を
参照、確認しながら特定の列車の進路を構成・制御する
ことが可能であり、指令員の選択の幅を広げ、指令業務
効率向上に寄与するものである。
【0041】次に、信号機の制御テーブル中に制御対象
列車のデータが含まれていない信号機に対して進路を構
成したい場合を考える。図8は第1場内信号機71と第
2場内信号機72で構成された線形である。他の例と同
様に、表示部1の画面上に線形が表示され、かつ、画面
上の事象は操作部2の入力装置により指定可能である。
列車10は地点41より信号機71を経由して地点42
へ至るダイヤデータを持っている。指令員が列車10の
進路を地点42から43へと変更しようとする場合を考
える。この場合、指令員は制御対象列車として、列車1
0と着点55を指定することによって列車10の着点5
5への進路が構成される。発点を指定する必要がないこ
とはいうまでもない。
【0042】運行管理装置4が指令員の要求する進路を
構成する課程を図4に示すフローチャートに示す。信号
機71に対しては、列車10のデータが制御テーブル中
に存在し(S4)、かつ、信号機71が次に制御する列
車は列車10であるため(S5)信号機71は直ちに列
車10に対する進路を構成できる状態である。
【0043】一方、信号機72の制御テーブル中に列車
10のデータを持っていない(S4)。このように制御
対象列車のデータを持たない信号機に関しては、まず信
号機72と制御対象列車10とを結ぶ経路中もっとも制
御対象列車に近い場所に位置する、制御対象列車のデー
タを制御テーブル中に持つ信号機(この場合は信号機7
1)と信号機72を結ぶ経路中に他列車が進入可能な分
岐があるかどうかを調べる(S8)。図8に示す線形に
はこの経路中にこのような分岐はない。運行管理装置4
は信号機71の、次に制御する列車が制御対象列車で、
かつ、信号機71と信号機72との間に他列車の進入可
能な分岐がないため他の列車の進入がないと判断する。
運行管理装置4は構成しようとする進路の案を画面上に
明示し、指令員が、運行管理装置4の示した進路構成案
を承認するかどうかの判断を待つ。このとき、信号機7
2の制御テーブル中に列車10のデータを持たない旨を
メッセージウィンドウに表示し、アラームや警告などで
指令員に知らせても良い。指令員の承認の後、信号機7
1および信号機72の進路構成の制御要求をCTC装置
5に出力する(S9)ことにより制御対象列車10と指
定された着点55とを結ぶ進路を構成できる。
【0044】一方、同様の線形を持ちながら、信号機7
1と信号機72との間に他列車の進入可能な分岐を持つ
線形が図9である。この場合、信号機72を次に通過す
る列車が制御対象列車である列車10か制御対象列車以
外であるかは運行管理装置4で判断するのは、分岐点か
ら他の列車の進入の可能性があるため、また、信号機7
2の制御テーブル中に列車10のデータを持っていない
ために困難である。この場合、運行管理装置4は、他列
車の進路を支障する可能性があることを示すため、選定
した進路構成案を特に目立つ色や線種を使用して明示す
る。さらに、この進路構成案を承認すると他の列車の運
行に影響を及ぼす恐れがある旨を画面上にアラームもし
くは警報などをもって指令員に注意を促した上で、その
進路を構成するかどうかの指令員の判断を要求する(S
10)。
【0045】指令員がその進路を承認すれば進路構成の
制御要求をCTC装置5に出力することにより進路は列
車10に対して構成される。このとき、列車10に構成
された進路は分岐点から進入してくる列車に対して支障
を与える可能性があることを明示するために、構成され
た進路を列車10が通過し終えるまで、色や線種の変更
もしくは、点滅させるなどの手段により構成された進路
を区別して表示してもよいし、加えてメッセージを出し
て注意を促してもよい。もちろんこの場合においても指
令員が運行管理装置4に示した進路を承認しなければ進
路を構成しないので、従来の運行管理装置に備わる列車
運行の安全性を全く損なわない。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明では、従来信号機単
位で行っていた進路構成操作を、列車指定という概念を
導入し、制御対象列車を指定して行う。これにより、指
令員が、制御したい列車と目的地との間に常に意識して
考えなければならなかった信号機と、発点、着点との関
係や、複雑な連動条件を考慮する負担が従来の方法に比
較して格段に軽減される。
【0047】また、制御対象列車と、制御対象列車の着
点を入力することにより複数の信号機を制御もしくはそ
の制御テーブルの変更を行うことにより進路構成を制御
対象列車に対してのみとし、他列車への影響をなくすこ
とも可能となる。さらには、従来は進路を構成するため
の画面情報としての信号機や軌道回路など多数の表示項
目を有していたが、本発明により簡単な進路構成操作に
より必要とする表示情報を低減することが可能である。
これに伴い指令員が誤った操作を行う可能性を低減させ
ることができ、また、限られた画面の範囲に従来より多
くの駅や線形の表示を行うことが可能となるためディス
プレイ装置などの設置台数を減らすことが可能になる。
【0048】また、本発明では従来の信号機単位の進路
構成法に加え、列車を指定した進路構成手段を運行管理
装置に具備したものである。これにより、指令員の進路
構成業務の選択の幅が増え、ひいては作業負担を軽減さ
せ、列車の安全運行およびダイヤが乱れたときの迅速な
運転整理業務の遂行に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の支援装置を含む運行管理
装置のブロック図。
【図2】本発明の一実施形態の運行管理の線形表示画面
図。
【図3】本発明の一実施形態の運行管理のダイヤスジ表
示画面図。
【図4】本発明の一実施形態の運行管理装置の列車進路
構成手段のフローチャート。
【図5】本発明の一実施形態に係る鉄道線区の模式説明
図。
【図6】本発明の一実施形態に係る鉄道線区の模式説明
図。
【図7】本発明の一実施形態に係る鉄道線区の模式説明
図。
【図8】本発明の一実施形態に係る鉄道線区の模式説明
図。
【図9】本発明の一実施形態に係る鉄道線区の模式説明
図。
【符号の説明】
1…表示部、2…操作部、3…ネットワーク伝送路、4
…運行管理装置、5…CTC装置、6…CTC回線、7
…信号機、21…列車番号表示窓、22…制御状態表示
窓、23…発点および着点、24…メニューバー、25
…信号機、26…メッセージウィンドウ、31…駅名表
示部、32…メニューバー、33…メッセージウィンド
ウ、34…スジ(列車線)、10〜30…列車、41〜
47…地点、51〜59…発点および着点、61〜66
…番線、71〜73…信号機、81〜83…駅。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運行管理装置に進路構成の要求を指令
    し、運行管理装置からCTC装置に信号機の進路構成の
    制御要求を出力することにより制御対象列車に対する進
    路を構成する方法において、運行管理装置に対し制御対
    象列車とその着点とを指定する進路構成要求を指令する
    ことを特徴とした列車進路構成方法。
  2. 【請求項2】 運行管理装置に進路構成の要求を指令
    し、運行管理装置からCTC装置に信号機の進路構成の
    制御要求を出力することにより制御対象列車に対する進
    路を構成する方法において、運行管理装置に対し制御対
    象列車とその着点とを指定する進路構成要求を指令し、
    これにより運行管理装置が検索した経路と信号機制御形
    態を承認するステップを有することを特徴とした列車進
    路構成方法。
  3. 【請求項3】 列車、信号機および線形を表示できる表
    示部と、該表示部の列車、信号機および発点、着点の項
    目を指示選択できる操作部を持ち、信号機を制御するC
    TC装置とネットワーク伝送路にて接続された運行管理
    装置において、操作部から制御対象列車とその着点を指
    定することにより、その経路を検索して該検索した経路
    を表示部に表示すると共に、CTC装置に制御対象列車
    とその着点とを結ぶ経路中の信号機に対する制御要求を
    出力して制御対象列車に対する進路を構成する列車進路
    構成手段を備えたことを特徴とした運行管理装置。
  4. 【請求項4】 前記列車進路構成手段は、前記操作部か
    ら制御対象列車とその着点を指定することにより、その
    経路を検索して該検索した経路を表示部に表示し、該表
    示された経路に対して所定の承認を求め、承認を与える
    とCTC装置に制御対象列車とその着点とを結ぶ経路中
    の信号機に対する制御要求を出力するものであることを
    特徴とした請求項3記載の運行管理装置。
  5. 【請求項5】 前記列車進路構成手段は、前記操作部か
    ら制御対象列車とその着点を指定することにより、その
    経路を検索して制御対象列車とその着点との経路中に複
    数の信号機が存在する場合、該検索した経路を表示部に
    表示し、該表示された経路に対して所定の承認を求め、
    承認を与えることによりCTC装置に1回の制御対象列
    車とその着点の指定による経路中に存在する全て、もし
    くは一部の信号機の制御対象列車に対する制御要求を出
    力するものであることを特徴とした請求項3記載の運行
    管理装置。
  6. 【請求項6】 前記列車進路構成手段は、前記操作部か
    ら制御対象列車とその着点を指定することにより、その
    経路を検索して制御対象列車とその着点との間に複数の
    構成可能な経路を検索した場合、該各構成可能な複数の
    経路を表示部に表示し、該表示された経路中より所望の
    構成する経路を選択できるようにしたものであることを
    特徴とした請求項3記載の運行管理装置。
  7. 【請求項7】 前記列車進路構成手段は、前記操作部か
    ら制御対象列車とその着点を指定することにより、その
    経路を検索し、該検索した経路中の信号機が、制御対象
    列車の制御より先に制御対象列車以外の列車を制御する
    可能性があると判断した場合、当該信号機の制御対象列
    車に対する制御テーブルの変更を行ない制御対象列車に
    限定した進路構成を行なうものであることを特徴とした
    請求項3記載の運行管理装置。
  8. 【請求項8】 前記列車進路構成手段は、前記操作部か
    ら制御対象列車とその着点を指定することにより、その
    経路を検索して該検索した経路中の信号機が、制御する
    列車が制御対象列車か制御対象列車以外であるかを判断
    できない場合、該検索した経路を表示部に表示すると共
    に、判断できない旨の警告を表示するか警告音を鳴して
    判断を要求するものであることを特徴とした請求項3記
    載の運行管理装置。
  9. 【請求項9】 前記列車進路構成手段は、前記操作部か
    ら制御対象列車とその着点を指定することにより、その
    経路を検索し、該検索した経路中の信号機の制御テーブ
    ル中に制御対象列車のデータを持たない場合で、且つ該
    信号機と制御対象列車とを結ぶ経路中で制御対象列車に
    最も近い位置にある制御対象列車のデータを制御テーブ
    ル中に持つ他の信号機と前記の信号機との間に他列車の
    進入可能な分岐がなく他の列車の進入がないと判断され
    る場合、CTC装置に前記信号機の制御要求を出力する
    ものであることを特徴とした請求項3記載の運行管理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記列車進路構成手段は、前記操作部
    から制御対象列車とその着点を指定することにより、そ
    の経路を検索し、該検索した経路中の信号機の制御テー
    ブル中に制御対象列車のデータを持たない場合で、且つ
    該信号機と制御対象列車とを結ぶ経路中で制御対象列車
    に最も近い位置にある制御対象列車のデータを制御テー
    ブル中に持つ他の信号機と前記の信号機との間に他列車
    の進入可能な分岐があり他の列車の進入の可能性がある
    と判断される場合、前記検索した経路を表示部に表示す
    ると共に、該経路を承認すると他の列車の運行に影響を
    及ぼす恐れがある旨アラームもしくは警告をもって判断
    を要求するものであることを特徴とした請求項3記載の
    運行管理装置。
JP9210821A 1997-08-05 1997-08-05 列車進路構成方法および運行管理装置 Pending JPH1148974A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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NL1023616C2 (nl) * 2003-06-06 2004-12-07 Holland Railconsult B V Inrichting en werkwijze voor het aansturen van de loop van railvoertuigen.
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