JPH114852A - 吸収性物品 - Google Patents

吸収性物品

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JPH114852A
JPH114852A JP9158433A JP15843397A JPH114852A JP H114852 A JPH114852 A JP H114852A JP 9158433 A JP9158433 A JP 9158433A JP 15843397 A JP15843397 A JP 15843397A JP H114852 A JPH114852 A JP H114852A
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water
hydrophilic
sheet
acid
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幹雄 鈴木
Masaru Takeuchi
賢 竹内
Tadashi Wada
正 和田
Masao Kurahashi
昌男 倉橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 尿等の***物が吸収されたか否かを色に変化
によって指示することが可能な吸収性物品において、少
量の水分と接触しただけでは変色が起こらず、また、高
温・高湿下に保存された場合にも変色が起こらない吸収
性物品を提供すること。 【解決手段】 酸性化合物およびpHの変化によって色
が変化する呈色指示薬を含む親水性組成物を含有させ、
且つバックシートとして水に溶解するとアルカリ性を呈
する水溶性化合物を含んだシート材料を用いることによ
って、該シート材料中の水溶性化合物と水が接触し、接
触した該水が上記親水性組成物と接触すると、該親水性
組成物のpHが4よりも大きくなって該親水性組成物の
色が変化するようになした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使い捨ておむつや
生理用ナプキン等の吸収性物品に関し、更に詳しくは、
尿等の***物が吸収されたか否かを色の変化によって指
示することが可能な吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】pHが
変化することで色が変化する物質(指示薬)を使い捨て
おむつに組み込み、尿等の***物が吸収されたか否かを
指示する、いわゆるお知らせサインに関する技術が知ら
れている(例えば、実開昭63−177907号公報、
特公平2−5792号公報、特開平2−58585号公
報、特開平2−97584号公報)。これらの公報に記
載の技術においては、指示薬が混合された物質のpHが
水によって酸性から中性もしくはアリカリ性に変化し、
それに伴い指示薬の色が変化することを利用している。
【0003】しかし、これらの公報に記載の技術による
と、1)指示薬が少量の水と接触しただけで変色してし
まい、まだ使用可能なおむつであるにも拘わらずお知ら
せサインがでしまうといった問題や、2)おむつが高温
・高湿下に保存された場合に、空気中の水分で指示薬が
変色してしまい、おむつの使用前にお知らせサイン機能
が無くなってしまうといった問題が生じる。
【0004】従って、本発明の目的は、尿等の***物が
吸収されたか否かを色に変化によって指示することが可
能な吸収性物品において、少量の水分と接触しただけで
は変色が起こらず、また、高温・高湿下に保存された場
合にも変色が起こらない吸収性物品を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討し
た結果、特定の成分を含有してなる特定の親水性組成物
と、特定の化合物を含んだシート材料とを組み合わせて
用いることによって、上記目的を達成しうる吸収性物品
が得られることを知見した。
【0006】本発明は上記知見に基づきなされたもの
で、液透過性のトップシート、液不透過性のバックシー
ト及び両シート間に介在される液保持性の吸収体を有す
る吸収性物品において、上記吸収性物品が、酸性化合物
およびpHの変化によって色が変化する呈色指示薬を含
む親水性組成物を含有しており、該酸性化合物は、該親
水性組成物のpHを4以下に保つことが可能で且つ該親
水性組成物が水と接触しただけではそのpHが4を超え
ないように維持することが可能なものであり、上記バッ
クシートが、水に溶解するとアルカリ性を呈する水溶性
化合物を含んだシート材料からなり、上記シート材料中
の上記水溶性化合物と水が接触し、接触した該水が上記
親水性組成物と接触すると、該親水性組成物のpHが4
よりも大きくなって該親水性組成物の色が変化するよう
になしたことを特徴とする吸収性物品を提供することに
より上記目的を達成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の吸収性物品につい
て、その好ましい実施形態を使い捨ておむつを例にと
り、図面を参照して説明する。ここで、図1は、本発明
の吸収性物品の一実施形態としての使い捨ておむつを、
バックシート側からみた一部破断平面図であり、図2
は、図1のI−I線に沿う拡大断面図である。
【0008】本実施形態の使い捨ておむつ1は、図1お
よび図2に示すように、液透過性のトップシート2と、
液不透過性のバックシート3と、これら両シート2,3
間に介在される液保持性の吸収体4とを有して構成され
ている。吸収体4は、おむつの股下領域に対応する領域
がくびれた砂時計形状に湾曲形成され、トップシート2
及びバックシート3も、吸収体4の形状に即しておむつ
の股下領域に対応する領域が湾曲形成されている。そし
て、吸収体4は、トップシート2及びバックシート3に
よって挟持・固定されている。
【0009】吸収体4の前後および左右端縁部から外方
に延出するトップシート2及びバックシート3によって
形成される背側および腹側のウエスト部5,5’と一対
のレッグ部6,6とには、おむつを着用した際に、ウエ
スト部5,5’とレッグ部6,6とを着用者の身体にフ
ィットさせるための弾性伸縮部材7が、トップシート2
及びバックシート3によって固定されて設けられてい
る。背側のウエスト部5の幅方向両端にはそれぞれテー
プファスナー等からなる一対の止着具8,8が取り付け
られており、また、腹側のウエスト部5’におけるバッ
クシート3上には矩形状のランディングテープ等からな
る被着具9が貼付されている。そして、本実施形態の使
い捨ておむつ1が着用される際に、止着具8,8が被着
具9上に止着するようになされている。以上の構成は、
従来の使い捨ておむつと同様である。
【0010】而して、本実施形態の使い捨ておむつ1に
おいては、図1及び図2に示すように、バックシート3
が、水に溶解するとアルカリ性を呈する水溶性化合物を
含んだシート材料からなり、且つバックシート3の内面
に直接、親水性組成物10がおむつの長手方向に沿って
筋状に四本塗布されており、バックシート3と吸収体4
とを接合・固定している。尚、本明細書において「アル
カリ性」とは、pHが7より大きいことを意味する。
【0011】上記親水性組成物10は、酸性化合物およ
びpHの変化によって色が変化する呈色指示薬を含む親
水性組成物を含有しており、上記シート材料中の上記水
溶性化合物と水が接触し、接触した該水が上記親水性組
成物と接触すると、該親水性組成物のpHが4よりも大
きくなって該親水性組成物の色が変化するようになして
ある。
【0012】上記親水性組成物に含有される酸性化合物
としては、該親水性組成物のpHを4以下に保つことが
可能で且つ該親水性組成物が水と接触しただけではその
pHが4を超えないように維持することが可能なものが
用いられる。そのような酸性化合物の例としては、酢酸
ビニルホモポリマー、エチレン/酢酸ビニルコポリマー
及びエチレン/アクリル酸コポリマー等の高分子化合
物、ステアリン酸およびオレイン酸などの脂肪酸、ロジ
ン酸、L−アスコルビン酸、ニコチン酸、L−グルタミ
ン酸、乳酸、コハク酸等が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。これらの酸性化合物は、単独で又
は二種以上を組み合わせて用いることができる。これら
の酸性化合物のうち特に好ましいものとしては、酢酸ビ
ニルホモポリマーとエチレン/アクリル酸コポリマーと
の組み合わせ、エチレン/酢酸ビニルコポリマーとロジ
ン酸との組み合わせ、酢酸ビニルホモポリマーとステア
リン酸との組み合わせ、酢酸ビニルホモポリマーとロジ
ン酸とエチレン/アクリル酸コポリマーとの組み合わ
せ、エチレン/酢酸ビニルコポリマーと乳酸との組み合
わせ、L−アスコルビン酸とステアリン酸との組み合わ
せ等が挙げられる。これらの酸性化合物は、上記親水性
組成物の全量(酸性化合物+呈色指示薬)に対して好ま
しくは50〜99.99重量%、更に好ましくは60〜
99.99重量%、一層好ましくは60〜99重量%含
有される。酸性化合物の量が50重量%に満たないとp
Hを4以下に保つことが難しく、水と接触しただけで変
色することがある。
【0013】上記親水性組成物に含有されるもう一方の
成分である呈色指示薬としては、pHが3〜7で色が変
化するものが用いられ、その例としてはブロモフェノー
ルブルー、メチルオレンジ、アリザリンS、ブロモクレ
ゾールグリーン、メチルレッド、ブロモクレゾールパー
プル等が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。これらの呈色指示薬のうち特に好ましいものとして
は、ブロモフェノールブルー、ブロモクレゾールグリー
ン及びブロモクレゾールパープル等が挙げられる。これ
らの呈色指示薬は、上記親水性組成物の全量(酸性化合
物+呈色指示薬)に対して好ましくは0.01〜50重
量%、更に好ましくは0.01〜40重量%、一層好ま
しくは0.01〜1重量%、最も好ましくは0.01〜
0.5重量%含有される。呈色指示薬の量が0.01重
量%に満たないと変色しても色が薄く、外部から視認し
づらるくなることがあり、50重量%を超えると親水性
組成物の変色前の色が濃すぎて外観がよくなく、更にコ
スト高になることがあるので上記範囲内とすることが好
ましい。
【0014】上記親水性組成物は、上記酸性化合物およ
び上記呈色指示薬のみからなっていても本発明の効果が
十分に奏されるが、これらの成分に加えて粘着性を有す
る親水性ポリマーを含有すると、該親水性組成物にホッ
トメルト接着性が付与されてバックシート3と吸収体4
との接合・固定が一層強固なものになると共に、ホット
メルト塗工装置があれば、ライン上で塗工可能であり、
加工適性が良くなる。即ち、上記酸性化合物、上記呈色
指示薬および上記親水性ポリマーを含有してなる親水性
組成物は、ホットメルト接着剤として機能する。上記親
水性ポリマーとしては、粘着性を有し且つ親水性であれ
ば特に制限はなく、例えばビニルピロリドンホモポリマ
ー、ポリアミド、ポリビニルアルコール等が挙げられ
る。これらの親水性ポリマーのうち特に好ましいものと
しては、ビニルピロリドンホモポリマー及びポリビニル
アルコール等が挙げられる。これらの親水性ポリマー
は、上記親水性組成物に適度なホットメルト接着性が付
与される点から、その数平均分子量が500〜30,0
00であることが好ましく、1,000〜10,000
であることが更に好ましい。これらの親水性ポリマー
は、上記親水性組成物の全量に対して20〜50重量%
含有されることが好ましく、30〜40重量%含有され
ることが更に好ましい。親水性ポリマーの量が20重量
%に満たないと水が親水性組成物内にとり込まれにくく
なり変色しにくくなることがあり、50重量%を超える
と、上記酸性化合物の配合量が相対的に減少して、pH
を4以下に保つことが難しく、水と接触しただけで変色
することがあるので、上記範囲内とすることが好まし
い。即ち、上記親水性組成物が上記酸性化合物、上記呈
色指示薬および上記親水性ポリマーを含有する場合の好
ましい配合は、酸性化合物25〜79.99重量%、呈
色指示薬0.01〜25重量%、親水性ポリマー20〜
50重量%であり、更に好ましい配合は、酸性化合物3
0〜69.99重量%、呈色指示薬0.01〜30重量
%、親水性ポリマー30〜40重量%である。
【0015】また、上記親水性組成物は、上述した成分
に加えて酸化防止剤、紫外線吸収剤等を含有していても
よい。これらの成分は、上記親水性組成物の全量に対し
て0.5〜5重量%含有されることが好ましく、0.5
〜3重量%含有されることが更に好ましい。
【0016】上記親水性組成物は、上述した各成分を例
えば150℃程度で60分間程度、攪拌混合することに
よって調製することができる。
【0017】次に、バックシート3として用いられる上
記シート材料について説明すると、該シート材料は、上
述の通り、水に溶解するとアルカリ性を呈する水溶性化
合物を含み且つ該シート材料と水とが接触すると該水溶
性化合物が溶出して、接触した該水がアルカリ性を呈す
るようになされている。該水溶性化合物としては、水に
溶解可能(但し完全溶解可能である必要はない)で且つ
水に溶解するとアルカリ性を呈するものであれば特に制
限はなく、例えば、無機または有機の充填剤(フィラ
ー)を用いることができる。斯かる充填材としては、無
機のものとして例えば炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、炭酸バリウム、炭酸ナトリウム等を用いることがで
き、有機のものとして例えばオレイン酸ナトリウム、酢
酸ナトリウム、酢酸バリウム、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸マグネシウム等を用いることができ
る。これらの充填材のうち特に好ましく用いられるもの
は、炭酸カルシウム及びステアリン酸カルシウムであ
る。
【0018】上記シート材料は上記水溶性化合物および
熱可塑性樹脂を含む樹脂組成物から形成されていること
が好ましく、特に該水溶性化合物としての上記充填材お
よび該熱可塑性樹脂としてのポリオレフィン樹脂を含む
樹脂組成物から形成されていることが好ましい。該シー
ト材料は、透湿シートでもよく或いは非透湿シートでも
よいが、おむつ内部のムレやそれに伴う着用者の肌のカ
ブレを効果的に防止する観点から透湿シートであること
が好ましい。
【0019】上記シート材料が透湿シートである場合、
上記充填材(水溶性化合物)の平均粒径は、該シート材
料に多数の微細孔を形成して十分な透湿性を付与する観
点から、30μm以下であることが好ましく、10μm
以下であることが更に好ましく、0.5μm〜5μmで
あることが最も好ましい。また、該充填剤(水溶性化合
物)は、上記ポリオレフィン樹脂への均一分散性の点か
ら表面処理されていることが好ましい。該表面処理に
は、脂肪酸又はその金属塩などの、表面を疎水化し得る
ものが好ましく用いられる。尚、該透湿シートは、当業
界において公知の方法、例えば、上記ポリオレフィン樹
脂に上記充填剤(水溶性化合物)を混練りし、溶融成型
加工して得られたフィルム又はシートを一軸又は二軸延
伸することによって得られる。
【0020】また、上記シート材料が透湿シートである
場合、その透湿量は、液不透過性を維持しつつ、おむつ
内部のムレやそれに伴う着用者の肌のカブレを十分に防
止する観点から、0.5〜4g/(100cm2 ・h)
であることが好ましく、更に好ましくは1.0〜2.5
g/(100cm2 ・h)である。尚、上記透湿量は、
JIS Z 0208に従って測定された値である。
【0021】上記ポリオレフィン樹脂としては、例え
ば、エチレン、プロピレン、ブテン等のモノオレフィン
重合体及び共重合体を主成分とするものが用いられる。
例えば、上記ポリオレフィン樹脂として、高密度ポリエ
チレン、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、結晶性エチレン−プロピレンブロ
ック共重合体、ポリブテン、エチレン−酢酸ビニル共重
合体及びこれらの混合物が挙げられ、なかでも、線状低
密度ポリエチレンがしなやかで強靱であることから望ま
しい。
【0022】上記シート材料を形成する上記樹脂組成物
においては、上記ポリオレフィン樹脂100重量部に対
して上記充填剤(水溶性化合物)を50〜400重量
部、特に50〜250重量部含むことが透湿量を確保す
る点及び接触した水をアルカリ性に変化させ得る点から
好ましい。
【0023】また、上記樹脂組成物においては、上記シ
ート材料のシート強度を向上させ、しかも低延伸倍率で
も連続微細孔を該シート材料に形成せしめることを目的
として、エステル化合物を上記ポリオレフィン樹脂10
0重量部に対して好ましくは5〜50重量部配合するこ
とができる。該エステル化合物としては、例えばステア
リン酸とアジピン酸とトリメチロールプロパンとのエス
テル、ヒマシ油、硬化ヒマシ油、硬化ヒマシ油のエチレ
ンオキサイド付加物、グリコール類とダイマー酸とのポ
リエステル等が挙げられる。
【0024】上記シート材料の厚みは、シート強度、風
合い及び製造時の厚みの制御等の点から、15〜40μ
mであることが好ましく、更に好ましくは20〜35μ
mである。
【0025】上記シート材料の坪量に特に制限は無い
が、製造時の厚みの制御が困難になる点及び風合いや肌
触りの点から15〜40g/m2 であることが好まし
く、20〜35g/m2 であることが更に好ましい。
【0026】次に、本実施形態の使い捨ておむつにおけ
る上記親水性組成物の変色機構について説明する。着用
者から***された尿等の***物が吸収体4に吸収された
場合、その量が少ないときには、該***物は上記親水性
組成物に接触する程度であるか、或いは該親水性組成物
に接触し且つバックシート3に少量接触する程度であ
る。ところで、該親水性組成物には、上述の通り、該親
水性組成物のpHを4以下に保つことが可能で且つ該親
水性組成物が水と接触しただけではそのpHが4を超え
ないように維持することが可能な酸性物質が含まれてい
るので、pHが水と同程度か又はそれよりも低い尿等の
***物が該親水性組成物に接触した程度では、該親水性
組成物の変色は起こらない。また、尿等の***物がバッ
クシート3に少量接触した程度では、該***物によって
バックシート3(シート材料)中の水溶性化合物は溶出
しないので、該***物のpHは殆ど変化せず、やはり上
記親水性組成物の変色は起こらない。このように、着用
者から***された尿等の***物の量が少ない場合には、
上記親水性組成物の変色は起こらないので、従来の使い
捨ておむつとは異なり、まだ使用可能なおむつを途中で
取り替えてしまうことが防止される。同様に、おむつが
高温・高湿下に保存された場合にも、上記と同様の理由
から、空気中に存在する少量の水分によっては、上記親
水性物質の変色は起こらないので、保存中に変色が起こ
ってしまうことが防止される。一方、吸収体4にある程
度の量の尿等が吸収・蓄積されると、この尿等がバック
シート3と接触して、バックシート3(シート材料)中
の水溶性化合物を溶出させ、尿等のpHをアルカリ性に
する(このpHは7〜9程度となる)。そして、該水溶
性化合物が溶解しているアルカリ性の尿等が上記親水性
組成物と接触すると、該親水性組成物のpHが4よりも
大きくなって(即ち、酸性から中性ないしアルカリ性に
変化)、該親水性組成物の色が変化する。この色の変化
はバックシート3を通して外部から視認できるので、こ
の色の変化によっておむつの適正な取り替え時期を知る
ことができる。
【0027】以上、本発明の吸収性物品をその好ましい
実施形態に基づき説明したが、本発明は上記実施形態に
制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲において種々の変更が可能である。例えば、上記実施
形態においては、バックシート3としてのシート材料上
に上記親水性組成物10が直接塗布されているが、これ
に代えて図3に示すように該シート材料と該親水性物質
の間にティッシュペーパーや親水性不織布等の親水性シ
ート11を介在させて、少量の水分の存在下や高湿環境
下での保存安定性をより高めるようになしてもよい。ま
た、図2及び図3においては、上記親水性組成物10が
おむつの長手方向に沿って帯状に複数本塗布されている
が、これに代えて上記シート材料上に又は上記親水性シ
ート上に上記親水性組成物を全面塗布してもよい。ま
た、本発明の吸収性物品は、使い捨ておむつの他、生理
用ナプキンや失禁パッド、母乳パッド等としても適用す
ることができる。
【0028】
【実施例】以下、実施例により本発明の吸収性物品の有
効性を例証する。しかしながら、本発明の範囲は斯かる
実施例に制限されるものではない。尚、以下の例中、特
に断らない限り「%」は「重量%」を意味する。
【0029】〔実施例1〕ビニルピロリドンホモポリマ
ー(親水性ポリマー)33.8%、エチレン/酢酸ビニ
ルコポリマー(酸性化合物)35%、ロジン酸(酸性化
合物)30%、ブロモフェノールブルー(呈色指示薬)
0.2%、及びイルガノックス1010〔チバガイギー
社製の酸化防止剤(商品名)〕1%を混合して150℃
で攪拌し、親水性組成物を調製した。この親水性組成物
をスロットコーター法で、下記の方法で製造された透湿
シートからなるバックシート上に膜状に全面塗工した
(塗工量20g/m2 、塗工温度120℃、塗工速度2
0m/min)。塗工面上に、パルプ100%で坪量1
9g/m2 の台紙(ティッシュペーパー)を貼りあわせ
た。台紙上にフラッフパルプと高吸収性ポリマー粒子と
の混合物からなる吸収体を積繊し、その上をポリプロピ
レン繊維のサクションヒートボンド不織布からなるトッ
プシートで被覆し、バックシートとトップシートとの周
縁部に弾性伸縮部材を介在させてこれらを接合・固定す
ることによって図3に示す使い捨ておむつを製造した。
【0030】<透湿シートの製造方法>線状低密度ポリ
エチレン〔三井石油化学工業(株)製のウルトゼックス
2520F(商品名)〕100重量部、及び表面処理炭
酸カルシウム(平均粒径;1μm)150重量部に、表
1に示す組成及び物性値を有するエステル化合物10重
量部を添加し、二軸スクリュー型混練機で混練しペレッ
トを作製した。得られたペレットをインフレーション成
形機に供給し、厚さ80μmのインフレーションシート
を成形した。得られシートをロール延伸機を用いて延伸
温度50℃で延伸倍率2.3倍に延伸して多孔質の透湿
シートを得た。このシートの厚さは40μmであり、透
湿度(JIS Z 0208)は1.8g/(100c
2 ・h)であり、坪量は20g/m2 であった。
【0031】
【表1】
【0032】〔性能評価〕上述のようにして得られた使
い捨ておむつについて、生理食塩水を吸収した場合およ
び高温・高湿下で保存した場合の親水性組成物の変色の
程度を下記の方法で評価した。その結果を表3に示す。
【0033】<生理食塩水を吸収した場合の親水性組成
物の変色の程度>得られた使い捨ておむつのトップシー
ト側から生理食塩水を5g及び40g注入した後、2分
間放置する。放置後、親水性物質が変色したか否かを目
視により確認する。変色の程度は下記の基準により評価
する。 ○・・2分以内に変色した。 △・・2分を超えてから10分経過後前に変色した。 ×・・10分経過後も変色しなかった。
【0034】<高温・高湿下で保存した場合の親水性組
成物の変色の程度>得られた使い捨ておむつを30℃・
90%RHに24時間放置し、その後室温(23℃・6
5%RH)に戻した時の、親水性物質の変色の程度を下
記の基準により評価する。 ○・・変色していない。 △・・多少変色している。 ×・・殆ど変色している。
【0035】〔実施例2〜4〕表2に示す成分を用いて
実施例1と同様にして親水性組成物を調製した。その後
は実施例1と同様にして使い捨ておむつを製造し、得ら
れた使い捨ておむつについて実施例1と同様の評価をし
た。その結果を表3に示す。
【0036】
【表2】
【0037】〔実施例5〕バックシートとして、実施例
1で用いたバックシートにおける炭酸カルシウムをステ
アリン酸カルシウムに代えたバックシートを用いる以外
は実施例1と同様にして使い捨ておむつを製造し、得ら
れた使い捨ておむつについて実施例1と同様の評価をし
た。その結果を表3に示す。
【0038】〔比較例1〜4〕バックシートとして、線
状低密度ポリエチレンからなるシートを用いる以外は実
施例1〜4と同様にして使い捨ておむつをそれぞれ製造
し、得られた使い捨ておむつについて、それぞれ実施例
1と同様の評価をした。その結果を表3に示す。尚、本
比較例で用いたバックシートには水溶性化合物が含まれ
ていない。
【0039】〔比較例5〕特公平2−5729号公報の
実施例1に記載されている下記配合から、同公報に記載
されている方法に従い組成物(ホットメルト接着剤)を
調製し、この組成物およびバックシートとして線状低密
度ポリエチレンからなるシートを用いる以外は、実施例
1と同様にして使い捨ておむつを製造し、得られた使い
捨ておむつについて、実施例1と同様の評価をした。そ
の結果を表3に示す。 ・親水性ポリマー;ビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー46% ・酸性化合物;エチレン/アクリル酸コポリマー18% 脂肪酸(Emesol 871)36% ・呈色指示薬;ブロモフェノールブルー0.05% ・酸化防止剤;イルガノックス0.1%
【0040】〔比較例6〕特公平2−5729号公報の
実施例2に記載されている下記配合から、同公報に記載
されている方法に従い組成物(ホットメルト接着剤)を
調製し、この組成物およびバックシートとして線状低密
度ポリエチレンからなるシートを用いる以外は、実施例
2 と同様にして使い捨ておむつを製造し、得られた使い
捨ておむつについて、実施例1と同様の評価をした。そ
の結果を表3に示す。 ・親水性ポリマー;ビニルピロリドン/酢酸ビニルコポ
リマー40% ・酸性化合物;脂肪酸(Emesol 871)50% ・水溶性ワックス;Carbowax 4000 10% ・呈色指示薬;ブロモフェノールブルー0.07% ・酸化防止剤;イルガノックス0.1%
【0041】
【表3】
【0042】表3に示す結果から明らかなように、特定
の成分を含有してなる親水性組成物を含み且つ特定のシ
ート材料をバックシートとして用いた実施例1〜5の使
い捨ておむつ(本発明品)は、バックシートに水溶性化
合物が含まれていない比較例1〜4の使い捨ておむつに
比して、適正な量の生理食塩水を吸収した時点で変色が
起こることが判る。また、従来用いられていた湿り度指
示性のホットメルト接着剤を含む比較例5及び6の使い
捨ておむつに比して、適正な量の生理食塩水を吸収した
時点で変色が起き、且つ高温・高湿下で保存した場合の
変色が防止されることが判る。
【0043】
【発明の効果】以上、詳述した通り、本発明の吸収性物
品によれば、少量の水分と接触しただけでは変色が起こ
らず、また、高温・高湿下に保存された場合にも変色が
起こらないので、まだ使用可能であるにも拘わらず、そ
の取り替えを行ったり、保存中に変色が起こってしまう
ことが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収性物品の一の実施形態としての使
い捨ておむつを、バックシート側からみた一部破断平面
図である。
【図2】図1のI−I線に沿う拡大断面図である。
【図3】本発明の吸収性物品の別の実施形態を示す図2
相当図である。
【符号の説明】
1 使い捨ておむつ 2 トップシート 3 バックシート 4 吸収体 10 親水性組成物 11 親水性シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉橋 昌男 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性のトップシート、液不透過性の
    バックシート及び両シート間に介在される液保持性の吸
    収体を有する吸収性物品において、 上記吸収性物品が、酸性化合物およびpHの変化によっ
    て色が変化する呈色指示薬を含む親水性組成物を含有し
    ており、該酸性化合物は、該親水性組成物のpHを4以
    下に保つことが可能で且つ該親水性組成物が水と接触し
    ただけではそのpHが4を超えないように維持すること
    が可能なものであり、 上記バックシートが、水に溶解するとアルカリ性を呈す
    る水溶性化合物を含んだシート材料からなり、 上記シート材料中の上記水溶性化合物と水が接触し、接
    触した該水が上記親水性組成物と接触すると、該親水性
    組成物のpHが4よりも大きくなって該親水性組成物の
    色が変化するようになしたことを特徴とする吸収性物
    品。
  2. 【請求項2】 上記水溶性化合物が無機または有機の充
    填剤からなり、上記シート材料がポリオレフィン樹脂お
    よび該充填剤を含む樹脂組成物から形成されている請求
    項1記載の吸収性物品。
  3. 【請求項3】 上記酸性化合物が、酢酸ビニルホモポリ
    マー、エチレン/酢酸ビニルコポリマー、エチレン/ア
    クリル酸コポリマー、ステアリン酸、オレイン酸、ロジ
    ン酸、L−アスコルビン酸、ニコチン酸、L−グルタミ
    ン酸、乳酸およびコハク酸の何れか一種以上である、請
    求項1又は2記載の吸収性物品。
  4. 【請求項4】 上記シート材料が透湿シートである、請
    求項1〜3の何れかに記載の吸収性物品。
  5. 【請求項5】 上記透湿シートは、その透湿量が0.5
    〜4g/(100cm2 ・h)であり、その厚みが15
    〜40μmである、請求項4記載の吸収性物品。
  6. 【請求項6】 上記シート材料が、上記ポリオレフィン
    樹脂100重量部に対して上記充填剤を50〜400重
    量部含む、請求項2記載の吸収性物品。
  7. 【請求項7】 上記充填材が炭酸カルシウムである、請
    求項1〜6の何れかに記載の吸収性物品。
  8. 【請求項8】 上記親水性物質が、粘着性の親水性ポリ
    マーを更に含有している、請求項1〜7の何れかに記載
    の吸収性物品。
  9. 【請求項9】 上記シート材料に上記親水性物質が直接
    塗布されている、請求項1〜8の何れかに記載の吸収性
    物品。
  10. 【請求項10】 上記シート材料と上記親水性物質の間
    に親水性シートが介在している、請求項9記載の吸収性
    物品。
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