JPH1148526A - 光プリンタヘッド - Google Patents
光プリンタヘッドInfo
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- JPH1148526A JPH1148526A JP20689797A JP20689797A JPH1148526A JP H1148526 A JPH1148526 A JP H1148526A JP 20689797 A JP20689797 A JP 20689797A JP 20689797 A JP20689797 A JP 20689797A JP H1148526 A JPH1148526 A JP H1148526A
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- light
- emitting element
- light emitting
- base plate
- lens
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/435—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
- B41J2/447—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources
- B41J2/45—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources using light-emitting diode [LED] or laser arrays
- B41J2/451—Special optical means therefor, e.g. lenses, mirrors, focusing means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】発光素子アレイの配列と直交する方向に配され
た遮光壁でもって反射した光の一部がレンズを介して感
光体に直接、照射され、ゴースト像を形成することがあ
った。 【解決手段】ベースプレート１の上面もしくは下面に、
多数の発光素子２ａが直線状に配列された発光素子アレ
イ２を複数個、列状に配置させるとともに、該ベースプ
レート１の上方に前記発光素子アレイ２と１対１に対応
する複数個のレンズ１から成るレンズ列を配設させて成
る光プリンタヘッドにおいて、前記ベースプレート１と
レンズ列との間に、各発光素子アレイ２の発光素子２ａ
が発する光をそれに対応するレンズ３のみに入射される
ように、入射限界線に対応する窓孔ｗを有し、それら窓
孔ｗが重なり合うような位置関係に配置された少なくと
も２枚の遮光板４ａ，４ｂを前記ベースプレート１と略
平行に配設する。
た遮光壁でもって反射した光の一部がレンズを介して感
光体に直接、照射され、ゴースト像を形成することがあ
った。 【解決手段】ベースプレート１の上面もしくは下面に、
多数の発光素子２ａが直線状に配列された発光素子アレ
イ２を複数個、列状に配置させるとともに、該ベースプ
レート１の上方に前記発光素子アレイ２と１対１に対応
する複数個のレンズ１から成るレンズ列を配設させて成
る光プリンタヘッドにおいて、前記ベースプレート１と
レンズ列との間に、各発光素子アレイ２の発光素子２ａ
が発する光をそれに対応するレンズ３のみに入射される
ように、入射限界線に対応する窓孔ｗを有し、それら窓
孔ｗが重なり合うような位置関係に配置された少なくと
も２枚の遮光板４ａ，４ｂを前記ベースプレート１と略
平行に配設する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真プリンタ等
の露光手段として組み込まれる固体走査方式の光プリン
タヘッドに関するものである。
の露光手段として組み込まれる固体走査方式の光プリン
タヘッドに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の光プリンタヘッドは、例えば図４
に示す如く、ガラス等から成るベースプレート１１の下
面に、多数の発光素子が一定のピッチで配列された発光
素子アレイ１２を複数個、直線状に配列・実装させると
ともに、前記ベースプレート１１の上方に複数個のレン
ズ１３を前記発光素子アレイ１２と１対１に対応させて
配設した構造を有しており、前記発光素子アレイ１２の
各発光素子を外部からの印画信号に対応させて個々に選
択的に発光させるとともに、該発光した光（ビーム）を
対応するレンズ１３を介して外部の感光体Ｐに結像さ
せ、感光体面Ｐに所定の潜像を形成することによって光
プリンタヘッドとして機能する。
に示す如く、ガラス等から成るベースプレート１１の下
面に、多数の発光素子が一定のピッチで配列された発光
素子アレイ１２を複数個、直線状に配列・実装させると
ともに、前記ベースプレート１１の上方に複数個のレン
ズ１３を前記発光素子アレイ１２と１対１に対応させて
配設した構造を有しており、前記発光素子アレイ１２の
各発光素子を外部からの印画信号に対応させて個々に選
択的に発光させるとともに、該発光した光（ビーム）を
対応するレンズ１３を介して外部の感光体Ｐに結像さ
せ、感光体面Ｐに所定の潜像を形成することによって光
プリンタヘッドとして機能する。
【０００３】尚、前記ベースプレート１１と複数個のレ
ンズ１３との間の領域には、発光素子アレイ１２の配列
と直交する方向に壁面を有する遮光壁１４が設けられて
おり、この遮光壁１４でもって各レンズ１３に入射する
光が対応する発光素子アレイ１２の発光素子の発する光
のみとなるようにしていた。
ンズ１３との間の領域には、発光素子アレイ１２の配列
と直交する方向に壁面を有する遮光壁１４が設けられて
おり、この遮光壁１４でもって各レンズ１３に入射する
光が対応する発光素子アレイ１２の発光素子の発する光
のみとなるようにしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の光プリンタヘッドにおいては、前記遮光壁１４が発
光素子アレイ１２の配列と直交する方向に配されてお
り、該遮光壁１４で反射した光の一部（例えば図中の反
射光ｘ）がレンズ１３を介して感光体Ｐに直接、照射さ
れることがあった。この場合、感光体Ｐには前述の反射
光ｘによるゴースト像が形成されてしまい、感光体Ｐ上
に所定の潜像を形成することが不可となる欠点を有して
いた。
来の光プリンタヘッドにおいては、前記遮光壁１４が発
光素子アレイ１２の配列と直交する方向に配されてお
り、該遮光壁１４で反射した光の一部（例えば図中の反
射光ｘ）がレンズ１３を介して感光体Ｐに直接、照射さ
れることがあった。この場合、感光体Ｐには前述の反射
光ｘによるゴースト像が形成されてしまい、感光体Ｐ上
に所定の潜像を形成することが不可となる欠点を有して
いた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記欠点に鑑み
案出されたもので、本発明の光プリンタヘッドは、ベー
スプレートの上面もしくは下面に、多数の発光素子が直
線状に配列された発光素子アレイを複数個、列状に配置
させるとともに、該ベースプレートの上方に前記発光素
子アレイと１対１に対応する複数個のレンズから成るレ
ンズ列を配設させて成る光プリンタヘッドにおいて、前
記ベースプレートとレンズ列との間に、各発光素子アレ
イの発光素子が発する光をそれに対応するレンズのみに
入射されるように、入射限界線に対応する窓孔を有し、
それら窓孔が重なり合うような位置関係に配置された少
なくとも２枚の遮光板を前記ベースプレートと略平行に
配設したことを特徴とするものである。
案出されたもので、本発明の光プリンタヘッドは、ベー
スプレートの上面もしくは下面に、多数の発光素子が直
線状に配列された発光素子アレイを複数個、列状に配置
させるとともに、該ベースプレートの上方に前記発光素
子アレイと１対１に対応する複数個のレンズから成るレ
ンズ列を配設させて成る光プリンタヘッドにおいて、前
記ベースプレートとレンズ列との間に、各発光素子アレ
イの発光素子が発する光をそれに対応するレンズのみに
入射されるように、入射限界線に対応する窓孔を有し、
それら窓孔が重なり合うような位置関係に配置された少
なくとも２枚の遮光板を前記ベースプレートと略平行に
配設したことを特徴とするものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に基づき
各形態毎に詳細に説明する。図１は本発明の光プリンタ
ヘッドの一形態を示す縦断面図、図２は図１の部分拡大
図であり、１はベースプレート、２は発光素子アレイ、
３はレンズ、４ａ，４ｂは遮光板、ｗは遮光板４ａ，４
ｂに設けた窓孔である。
各形態毎に詳細に説明する。図１は本発明の光プリンタ
ヘッドの一形態を示す縦断面図、図２は図１の部分拡大
図であり、１はベースプレート、２は発光素子アレイ、
３はレンズ、４ａ，４ｂは遮光板、ｗは遮光板４ａ，４
ｂに設けた窓孔である。
【０００７】前記ベースプレート１は、例えばホウケイ
酸ガラスやソーダガラス，石英，サファイア，結晶化ガ
ラス等から成る透明基板の下面に複数個の配線導体（図
示せず）を所定のパターンでもって被着させて成り、そ
の下面には複数個の発光素子アレイ２が取着・配列され
る。
酸ガラスやソーダガラス，石英，サファイア，結晶化ガ
ラス等から成る透明基板の下面に複数個の配線導体（図
示せず）を所定のパターンでもって被着させて成り、そ
の下面には複数個の発光素子アレイ２が取着・配列され
る。
【０００８】前記複数個の発光素子アレイ２は、その各
々が直線状に配列された多数の発光素子により構成され
ており、各アレイ２の発光面が前記ベースプレート１と
対面するようにしてベースプレート１の下面にそれぞれ
取着される。
々が直線状に配列された多数の発光素子により構成され
ており、各アレイ２の発光面が前記ベースプレート１と
対面するようにしてベースプレート１の下面にそれぞれ
取着される。
【０００９】これら複数個の発光素子アレイ２は、図示
しないドライバーＩＣ等によって発光制御されており、
ベースプレート下面の配線導体等を介して発光素子アレ
イ２に外部電源からの電力が供給されると、各発光素子
２ａが印画信号に基づいて個々に選択的に発光し、該発
光した光を後述するレンズ３を介して外部の感光体Ｐに
照射させることによって感光体面Ｐに潜像を形成するよ
うになっている。
しないドライバーＩＣ等によって発光制御されており、
ベースプレート下面の配線導体等を介して発光素子アレ
イ２に外部電源からの電力が供給されると、各発光素子
２ａが印画信号に基づいて個々に選択的に発光し、該発
光した光を後述するレンズ３を介して外部の感光体Ｐに
照射させることによって感光体面Ｐに潜像を形成するよ
うになっている。
【００１０】このような発光素子アレイ２としては、例
えば６４個の発光ダイオード素子を直線状に配列させて
成るＬＥＤアレイ等が用いられ、該ＬＥＤアレイは、例
えば、まずＧａＡｓの基板を炉中にて高温に加熱すると
ともにＡｓＨ3 （アルシン）とＰＨ3 （ホスヒン）とＧ
ａ（ガリウム）を適量に含むガスを接触させて基板表面
にｎ型半導体のＧａＡｓＰ（ガリウム−砒素−リン）の
単結晶を成長させ、次にＧａＡｓＰ単結晶表面にＳｉ3
Ｈ4 （窒化珪素）の窓付膜を被着させるとともに該窓孔
にＺｎ（亜鉛）のガスをさらし、ｎ型半導体のＧａＡｓ
Ｐ単結晶の一部にＺｎを拡散させてｐ型半導体を形成
し、ｐｎ接合をもたすことによって作製される。
えば６４個の発光ダイオード素子を直線状に配列させて
成るＬＥＤアレイ等が用いられ、該ＬＥＤアレイは、例
えば、まずＧａＡｓの基板を炉中にて高温に加熱すると
ともにＡｓＨ3 （アルシン）とＰＨ3 （ホスヒン）とＧ
ａ（ガリウム）を適量に含むガスを接触させて基板表面
にｎ型半導体のＧａＡｓＰ（ガリウム−砒素−リン）の
単結晶を成長させ、次にＧａＡｓＰ単結晶表面にＳｉ3
Ｈ4 （窒化珪素）の窓付膜を被着させるとともに該窓孔
にＺｎ（亜鉛）のガスをさらし、ｎ型半導体のＧａＡｓ
Ｐ単結晶の一部にＺｎを拡散させてｐ型半導体を形成
し、ｐｎ接合をもたすことによって作製される。
【００１１】尚、前記発光素子アレイ２は、例えばＡ４
サイズ、３００ｄｐｉの光プリンタヘッドを構成する場
合、６４個の発光素子２ａを一単位とした５０８ｄｐｉ
の発光素子アレイ２を４０個使用し、これらをベースプ
レート１の下面にフリップチップ実装すること、具体的
には、発光素子アレイ２の上面に設けられる多数の端子
電極をベースプレート１上の配線導体に半田等のロウ材
や異方性導電ペースト等を介して電気的・機械的に接続
させることによりベースプレート１の下面に取着され
る。
サイズ、３００ｄｐｉの光プリンタヘッドを構成する場
合、６４個の発光素子２ａを一単位とした５０８ｄｐｉ
の発光素子アレイ２を４０個使用し、これらをベースプ
レート１の下面にフリップチップ実装すること、具体的
には、発光素子アレイ２の上面に設けられる多数の端子
電極をベースプレート１上の配線導体に半田等のロウ材
や異方性導電ペースト等を介して電気的・機械的に接続
させることによりベースプレート１の下面に取着され
る。
【００１２】また前記発光素子アレイ２が下面に取着さ
れたベースプレート１の上方には、発光素子アレイ２と
１対１に対応する複数個のレンズ３から成るレンズ列が
配設されている。
れたベースプレート１の上方には、発光素子アレイ２と
１対１に対応する複数個のレンズ３から成るレンズ列が
配設されている。
【００１３】前記レンズ３は、その光軸が対応する発光
素子アレイ２のほぼ中央に位置するよう配されており、
発光素子アレイ２の各発光素子２ａの発する光を所定の
倍率で拡大し、これらを感光体面Ｐに照射・結像させる
作用を為す。
素子アレイ２のほぼ中央に位置するよう配されており、
発光素子アレイ２の各発光素子２ａの発する光を所定の
倍率で拡大し、これらを感光体面Ｐに照射・結像させる
作用を為す。
【００１４】このような複数個のレンズ３は、アクリル
樹脂やポリカーボネイト樹脂等の透明樹脂を射出成形し
たり、或いはガラス等の透光性無機物を加熱プレス成形
することによって製作され、液晶ポリマー等で形成され
る図示しないレンズプレートやハウジング等によってベ
ースプレート１から所定の距離だけ離れた位置に固定さ
れる。
樹脂やポリカーボネイト樹脂等の透明樹脂を射出成形し
たり、或いはガラス等の透光性無機物を加熱プレス成形
することによって製作され、液晶ポリマー等で形成され
る図示しないレンズプレートやハウジング等によってベ
ースプレート１から所定の距離だけ離れた位置に固定さ
れる。
【００１５】またこのようなレンズ３としては、例え
ば、５０８ｄｐｉのＬＥＤアレイを４０個用いてＡ４サ
イズ、３００ｄｐｉの光プリンタヘッドを構成する場
合、倍率１．６９２倍の非球面レンズが使用され、これ
を２３．２８ｍｍの焦点距離に設定して用いる。
ば、５０８ｄｐｉのＬＥＤアレイを４０個用いてＡ４サ
イズ、３００ｄｐｉの光プリンタヘッドを構成する場
合、倍率１．６９２倍の非球面レンズが使用され、これ
を２３．２８ｍｍの焦点距離に設定して用いる。
【００１６】尚、これら複数個のレンズ３の近傍には、
各レンズ３に入射する光の量を調整するための絞り部材
５が配置され、この絞り部材５によってレンズ３の有効
径が決定される。
各レンズ３に入射する光の量を調整するための絞り部材
５が配置され、この絞り部材５によってレンズ３の有効
径が決定される。
【００１７】そして、前記ベースプレート１と複数個の
レンズ３との間には、各発光素子アレイ２の発光素子２
ａが発する光をそれに対応するレンズ３のみに入射され
るように、入射限界線に対応する窓孔ｗを有し、それら
窓孔ｗが重なり合うような位置関係に配置された２枚の
遮光板４ａ，４ｂがベースプレート１と略平行に配設し
てある。
レンズ３との間には、各発光素子アレイ２の発光素子２
ａが発する光をそれに対応するレンズ３のみに入射され
るように、入射限界線に対応する窓孔ｗを有し、それら
窓孔ｗが重なり合うような位置関係に配置された２枚の
遮光板４ａ，４ｂがベースプレート１と略平行に配設し
てある。
【００１８】前記遮光板４ａ，４ｂは、その各々が厚み
０．０１ｍｍ〜０．５ｍｍの金属板（ＳＵＳ，リン青
銅，鉄，アルミニウム）やプラスチックフィルム（ポリ
イミド，ポリエステル，液晶ポリマー）によって形成さ
れており、この２枚の遮光板４ａ，４ｂでもって他の発
光素子アレイ２からの不要な光がレンズ３に入射するの
を確実に防止している。
０．０１ｍｍ〜０．５ｍｍの金属板（ＳＵＳ，リン青
銅，鉄，アルミニウム）やプラスチックフィルム（ポリ
イミド，ポリエステル，液晶ポリマー）によって形成さ
れており、この２枚の遮光板４ａ，４ｂでもって他の発
光素子アレイ２からの不要な光がレンズ３に入射するの
を確実に防止している。
【００１９】また前記遮光板４ａ，４ｂは、前述した通
り、ベースプレート１と略平行に配置されていることか
ら、遮光板４ａ，４ｂに当たった光は全て下方に反射さ
れようになっており、これらの反射光ｘが直接、感光体
Ｐに照射されることは一切ない。従って、感光体面Ｐに
前述の反射光ｘによるゴースト像が形成されることはな
く、感光体面Ｐに良好で鮮明な所定の潜像を形成するこ
とが可能となる。
り、ベースプレート１と略平行に配置されていることか
ら、遮光板４ａ，４ｂに当たった光は全て下方に反射さ
れようになっており、これらの反射光ｘが直接、感光体
Ｐに照射されることは一切ない。従って、感光体面Ｐに
前述の反射光ｘによるゴースト像が形成されることはな
く、感光体面Ｐに良好で鮮明な所定の潜像を形成するこ
とが可能となる。
【００２０】更に前記遮光板４ａ，４ｂは、その厚みを
０．０１〜０．５ｍｍとなしておくことにより、遮光板
自体の機械的強度を十分なレベルに保ちつつ、発光素子
２ａの光が窓孔ｗの内壁に当たってレンズ３側に反射す
るのを有効に防止することができる。従って遮光板４
ａ，４ｂの厚みは０．０１ｍｍ〜０．５ｍｍの範囲内に
設定するのが好ましい。
０．０１〜０．５ｍｍとなしておくことにより、遮光板
自体の機械的強度を十分なレベルに保ちつつ、発光素子
２ａの光が窓孔ｗの内壁に当たってレンズ３側に反射す
るのを有効に防止することができる。従って遮光板４
ａ，４ｂの厚みは０．０１ｍｍ〜０．５ｍｍの範囲内に
設定するのが好ましい。
【００２１】尚、このような遮光板４ａ，４ｂは、図２
に示す如く、発光素子アレイ２から対応するレンズ３へ
の２本の入射限界線ａ1 ，ａ2 が同一の窓孔ｗ内を通過
し、かつ発光素子アレイ２から隣のレンズ３への２本の
入射限界線ｂ1 ，ｂ2 が２枚の遮光板４ａ，４ｂのいず
れかと交差もしくは接触するように配置される。ここで
入射限界線ａ1 ，ａ2 とは各発光素子アレイ２の両端に
位置する２つの発光素子２ａから対応するレンズ３に直
接、入射する光の経路を表したもので、また入射限界線
ｂ1 ，ｂ2 とは隣接する発光素子アレイ間に光を遮るも
のが何も存在しない場合に発光素子アレイ２の両端に位
置する発光素子２ａから隣のレンズ３に直接、入射する
光の経路を表したものである。
に示す如く、発光素子アレイ２から対応するレンズ３へ
の２本の入射限界線ａ1 ，ａ2 が同一の窓孔ｗ内を通過
し、かつ発光素子アレイ２から隣のレンズ３への２本の
入射限界線ｂ1 ，ｂ2 が２枚の遮光板４ａ，４ｂのいず
れかと交差もしくは接触するように配置される。ここで
入射限界線ａ1 ，ａ2 とは各発光素子アレイ２の両端に
位置する２つの発光素子２ａから対応するレンズ３に直
接、入射する光の経路を表したもので、また入射限界線
ｂ1 ，ｂ2 とは隣接する発光素子アレイ間に光を遮るも
のが何も存在しない場合に発光素子アレイ２の両端に位
置する発光素子２ａから隣のレンズ３に直接、入射する
光の経路を表したものである。
【００２２】また前記遮光板４ａ，４ｂは、前述の金属
板やプラスチックフィルムの所定箇所に従来周知のケミ
カルエッチングやレーザー加工、或いはプレス加工等に
よって遮光板４ａの窓孔ｗが遮光板４ｂの窓孔ｗよりも
小さく形成されるようにして孔明け加工することによっ
て極めて高精度かつ容易に製作され、得られた遮光板４
ａ，４ｂを図３のようなハウジング部材６の溝部６ａに
取着させることによってベースプレート１と略平行に保
持される。
板やプラスチックフィルムの所定箇所に従来周知のケミ
カルエッチングやレーザー加工、或いはプレス加工等に
よって遮光板４ａの窓孔ｗが遮光板４ｂの窓孔ｗよりも
小さく形成されるようにして孔明け加工することによっ
て極めて高精度かつ容易に製作され、得られた遮光板４
ａ，４ｂを図３のようなハウジング部材６の溝部６ａに
取着させることによってベースプレート１と略平行に保
持される。
【００２３】かくして上述した光プリンタヘッドは、発
光素子アレイ２の各発光素子２ａを外部からの印画信号
に基づいて個々に選択的に発光させるとともに、該発光
した光（ビーム）をベースプレート１及びレンズ３を介
して外部の感光体Ｐに結像させ、感光体面Ｐに所定の潜
像を形成することによって光プリンタヘッドとして機能
する。
光素子アレイ２の各発光素子２ａを外部からの印画信号
に基づいて個々に選択的に発光させるとともに、該発光
した光（ビーム）をベースプレート１及びレンズ３を介
して外部の感光体Ｐに結像させ、感光体面Ｐに所定の潜
像を形成することによって光プリンタヘッドとして機能
する。
【００２４】尚、本発明は上述の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
の変更、改良等が可能であり、例えば、上述の形態では
発光素子アレイをベースプレートの下面に取着させるよ
うにしたが、これに代えて発光素子アレイをベースプレ
ートの上面に取着させるようにしても良い。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
の変更、改良等が可能であり、例えば、上述の形態では
発光素子アレイをベースプレートの下面に取着させるよ
うにしたが、これに代えて発光素子アレイをベースプレ
ートの上面に取着させるようにしても良い。
【００２５】また上述の形態では隣接する発光素子アレ
イからの光を２枚の遮光板によって遮断するようにした
が、３枚以上の遮光板を用いて遮断するようにしても構
わない。
イからの光を２枚の遮光板によって遮断するようにした
が、３枚以上の遮光板を用いて遮断するようにしても構
わない。
【００２６】更に上述の形態では本発明の光プリンタヘ
ッドをＬＥＤプリンタヘッドに適用した場合を例にとっ
たが、それ以外の光プリンタヘッド、例えばＥＬヘッ
ド、プラズマドットヘッド、液晶シャッタヘッド、蛍光
ヘッド、ＰＬＺＴ等にも適用が可能である。
ッドをＬＥＤプリンタヘッドに適用した場合を例にとっ
たが、それ以外の光プリンタヘッド、例えばＥＬヘッ
ド、プラズマドットヘッド、液晶シャッタヘッド、蛍光
ヘッド、ＰＬＺＴ等にも適用が可能である。
【００２７】
【発明の効果】本発明の光プリンタヘッドによれば、ベ
ースプレートとレンズ列との間に、各発光素子アレイの
発光素子が発する光をそれに対応するレンズのみに入射
されるように、入射限界線に対応する窓孔を有し、それ
ら窓孔が重なり合うような位置関係に配置された少なく
とも２枚の遮光板を前記ベースプレートと略平行に配設
したことから、他の発光素子アレイからの光がレンズに
直接、入射しようとするのを前記遮光板でもって遮断す
ることができる。しかも、前記遮光板はベースプレート
と略平行に配置されているため、遮光板に当たった光は
全て下方に反射されるようになっており、これらの反射
光が直接、感光体に照射されるのを確実に防止すること
ができる。従って、感光体面にゴースト像のない所定の
潜像を良好かつ鮮明に形成することが可能となる。
ースプレートとレンズ列との間に、各発光素子アレイの
発光素子が発する光をそれに対応するレンズのみに入射
されるように、入射限界線に対応する窓孔を有し、それ
ら窓孔が重なり合うような位置関係に配置された少なく
とも２枚の遮光板を前記ベースプレートと略平行に配設
したことから、他の発光素子アレイからの光がレンズに
直接、入射しようとするのを前記遮光板でもって遮断す
ることができる。しかも、前記遮光板はベースプレート
と略平行に配置されているため、遮光板に当たった光は
全て下方に反射されるようになっており、これらの反射
光が直接、感光体に照射されるのを確実に防止すること
ができる。従って、感光体面にゴースト像のない所定の
潜像を良好かつ鮮明に形成することが可能となる。
【図１】本発明の光プリンタヘッドの一形態を示す縦断
面図である。
面図である。
【図２】図１の部分拡大図である。
【図３】遮光板をハウジング部材に取着させる際の組み
立て工程を示す斜視図である。
立て工程を示す斜視図である。
【図４】従来の光プリンタヘッドの縦断面図である。
１・・・・・・ベースプレート ２・・・・・・発光素子アレイ ２ａ・・・・・発光素子 ３・・・・・・レンズ ４ａ，４ｂ・・遮光板 ｗ・・・・・・窓孔
Claims (1)
- 【請求項１】ベースプレートの上面もしくは下面に、多
数の発光素子が直線状に配列された発光素子アレイを複
数個、列状に配置させるとともに、該ベースプレートの
上方に前記発光素子アレイと１対１に対応する複数個の
レンズから成るレンズ列を配設させて成る光プリンタヘ
ッドにおいて、前記ベースプレートとレンズ列との間
に、各発光素子アレイの発光素子が発する光をそれに対
応するレンズのみに入射されるように、入射限界線に対
応する窓孔を有し、それら窓孔が重なり合うような位置
関係に配置された少なくとも２枚の遮光板を前記ベース
プレートと略平行に配設したことを特徴とする光プリン
タヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20689797A JPH1148526A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 光プリンタヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20689797A JPH1148526A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 光プリンタヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1148526A true JPH1148526A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16530878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20689797A Pending JPH1148526A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 光プリンタヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1148526A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2433837B (en) * | 2005-12-06 | 2008-12-17 | Enfis Ltd | Improved LED array |
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-
1997
- 1997-07-31 JP JP20689797A patent/JPH1148526A/ja active Pending
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