JPH1147632A - 懸濁液磁気分離装置 - Google Patents

懸濁液磁気分離装置

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JPH1147632A
JPH1147632A JP9204848A JP20484897A JPH1147632A JP H1147632 A JPH1147632 A JP H1147632A JP 9204848 A JP9204848 A JP 9204848A JP 20484897 A JP20484897 A JP 20484897A JP H1147632 A JPH1147632 A JP H1147632A
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separation
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伸一 塙
Shinichi Kimura
信一 木村
Jun Yoshikawa
潤 吉川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】懸濁液から重金属イオンを分離除去する効率を
向上させると共に、フィルタ部の短時間の飽和や目詰ま
りを抑制する。 【解決手段】磁性体6と金属イオン7を含む懸濁液8を
供給する懸濁液供給管3から供給される懸濁液中から金
属イオンを分離する金属イオン分離部5と、この分離部
で分離された金属イオンを回収する金属イオン回収部
と、金属イオン分離部の下流側にて懸濁液を通液させる
処理筒と、磁場を形成する超電導ソレノイドマグネット
13と、処理筒内に配設されて、超電導ソレノイドマグ
ネット13により磁化される磁性体よりなるフィルタ
と、を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生活排水や工場廃
水等の懸濁粒子を含む懸濁液から磁気的な引力を用いて
懸濁粒子を分離除去する懸濁液磁気分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、生活排水や下水、工場廃水等に
は、鉄や金属等の重金属の酸化物と、有機物やミネラル
等の懸濁物(懸濁粒子ともいう)が多量に含まれてい
る。このため、そのような懸濁粒子を含む廃液(懸濁
液)ないし排水から懸濁粒子を分離除去することが排水
処理において重要である。
【0003】このように懸濁液から懸濁粒子を分離除去
する装置の一例としては、懸濁粒子が有する磁性(強磁
性、弱磁性)を利用した装置がある。すなわち、磁性を
有する懸濁粒子(以下、磁性体粒子ともいう)を含む懸
濁液ないし排水に対して外部から磁場(磁場勾配)を与
え、その磁場勾配に基づく磁気的引力により磁性体粒子
を分離除去するものである。
【0004】磁気分離装置を用いる場合、懸濁液が工場
排水ならば懸濁粒子には鉄や重金属の酸化物、すなわち
磁性体が多いため、これら磁性体を高効率で分離除去で
きる。しかし、懸濁液が一般生活排水や下水の場合に
は、その懸濁液に多量に含まれている懸濁粒子が有機物
やミネラル分等の非金属物質であるため、そのような非
金属物質を磁気分離装置により直接分離除去することは
できない。そこで、まず少量の磁性粒子と凝縮剤を懸濁
液中に投入し、磁性粒子を核とした凝集体(以下、磁性
フロックという)を作成する。そして、この磁性フロッ
クを含む懸濁液に対して磁気的引力を与えて当該磁性フ
ロックを分離除去している。
【0005】ところで、このような懸濁液磁気分離除去
装置において、磁性体粒子に作用する磁気力Fm は、次
の(1)式に示すように磁場勾配と磁場の大きさに比例
する。
【0006】
【数1】 Fm =Vp χp ・H・gradH ……(1) ここで、Vp は懸濁粒子の体積、χp は懸濁粒子の磁化
率、Hは磁場の大きさ、gradHは磁場Hの勾配を表
している。この(1)式から、磁性体粒子に作用する磁
気力は、懸濁粒子(磁性体粒子)の体積及び磁化率並び
に印加磁場及び磁場勾配の大きさに比例することが分か
る。したがって、上述した磁性体粒子の内、磁化が小さ
く且つ体積の小さい重金属粒子は例えば直径数ミクロン
の弱磁性体粒子であるので、この重金属粒子を分離する
ためには、大きな磁場勾配を発生させ、さらに高磁場を
印加して磁気力Fm を増大させることが必要である。
【0007】このために、従来から高磁場勾配及び高磁
場を得るために超電導ソレノイド磁石等の超電導磁石を
用いた懸濁液磁気分離装置がある。
【0008】図6はこの種の従来の懸濁液磁気分離装置
101の構成を示す。この懸濁液磁気分離装置101は
粒子を分離除去処理する処理筒102の外周に、例えば
3テスラ〜10テスラという常電導磁石の10倍以上の
大きな磁場(高磁場)を発生する超電導ソレノイド磁石
103を同心状に配設して、処理筒102を強磁場空間
内に設置している。処理筒102の内部にはフィルタ部
104を設置している。このフィルタ部104は、直径
数十〜数百ミクロンの強磁性体ワイヤのメッシュを積層
した構造である。しかし、スチールウールにより形成さ
れたフィルタ等もある。
【0009】このように構成した磁気分離装置101に
よれば、超電導ソレノイド磁石103が励磁されると、
処理筒102内部へ懸濁液供給管105を介して導入さ
れた懸濁液106中の懸濁粒子(図中小丸で示す)10
7が超電導ソレノイド磁石103の強磁場空間により磁
化される。
【0010】一方、処理筒102のフィルタ部104の
強磁性ワイヤも、超電導ソレノイド磁石103の強磁場
空間により磁化されており、しかも、フィルタ部104
の強磁性ワイヤの線径が細いため、その磁化された強磁
性ワイヤは周囲に大きな磁場勾配(高磁場勾配)を発生
している。
【0011】このために、フィルタ部104を通液する
懸濁液106中の磁化された懸濁粒子107の内、強磁
性体粒子は言うに及ばず、磁化率や粒径の小さい重金属
粒子でさえも、その高磁場勾配に基づく強力な磁気的引
力によりフィルタ部104に吸着捕捉され、懸濁液10
6から磁性体粒子107が分離除去される。磁性体粒子
107が分離除去された後の浄化された処理液108
は、処理筒102上部から出口管109を介して排水さ
れる。
【0012】このように、懸濁液106中の懸濁粒子1
07をフィルタ部104により繰り返し吸着捕捉するこ
とにより、捕捉された懸濁粒子107がフィルタ部10
4に蓄積されて行く。このために、フィルタ部104の
メッシュ目が縮小して行くのでフィルタ部104による
懸濁粒子105の捕捉効率が低下すると共に、圧損が増
大する。このため、定期的に処理筒102内への懸濁液
106の通液を中断して、超電導ソレノイド磁石103
を消磁した後に、フィルタ部104を洗浄している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、高濃
度の懸濁液中に含まれる重金属類は少量であるが、酸化
物あるいは有機物(すなわち磁性フロック)は比較的多
く含まれている。
【0014】したがって、この様な懸濁液から上記超電
導磁気分離装置101を用いて磁性懸濁粒子107を磁
気分離する場合は、磁化の大きい鉄酸化物及び磁性フロ
ック等の強磁性体粒子をフィルタ部104により容易に
捕捉し、しかも、この強磁性体粒子は懸濁液106に多
量に含まれているので、フィルタ部104が短時間で飽
和し、また目詰まりを起こしやすという課題がある。さ
らにこのために、頻繁にフィルタ部104を洗浄しなけ
ればならず、懸濁粒子107の分離効率の低下と洗浄作
業の増加に伴う処理効率の低下と人的コスト増等を招い
ている。
【0015】さらに、鉄酸化物や磁性フロック等の強磁
性体粒子は重金属粒子等の弱磁性体粒子に比べて捕捉さ
れやすいため、強磁性体粒子に比べて重金属粒子等の弱
磁性体粒子が分離除去されずに取り残される度合いが高
くなり、弱磁性体粒子の除去性能、言い換えれば重金属
イオンの分離除去性能が低いという課題がある。
【0016】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、懸濁液から重金属イオンを分離
除去する効率を向上させると共に、フィルタ部の短時間
の飽和や目詰まりを抑制することができる懸濁液磁気分
離装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、本発明の請求項1に対応する懸濁液磁気分離装置
は、磁性体と金属イオンを含む懸濁液を供給する懸濁液
供給管と、この供給管から供給される懸濁液中から上記
金属イオンを分離する金属イオン分離部と、この分離部
で分離された金属イオンを回収する金属イオン回収部
と、上記金属イオン分離部の下流側にて上記懸濁液を通
液させる処理筒と、磁場を形成する磁場形成部と、上記
処理筒内に配設されて、上記磁場形成部により磁化され
る磁性体よりなるフィルタと、を具備していることを特
徴とする。
【0018】この発明によれば、懸濁液中の重金属イオ
ン等の金属イオンを金属イオン分離部において、懸濁液
中から分離して、金属イオン回収部により回収させるの
で、重金属イオン等の金属イオンの分離除去効率を向上
させることができる。
【0019】そして、この金属イオンを分離させた後の
懸濁液中の磁性懸濁粒子は磁場形成部の磁場により磁化
される一方、処理筒内のフィルタが磁場形成部の磁場に
より磁化される。
【0020】このために、磁化された懸濁液中の磁性懸
濁粒子等の磁性体が磁気的吸引力によりフィルタに吸着
されて捕捉されるので、磁性体をも分離除去することが
できる。しかも、このフィルタは金属イオン分離部の下
流側にあり、重金属イオンを既に分離除去した後の懸濁
液中の磁性体粒子を主に捕捉し、重金属イオンを殆ど捕
捉する必要がないので、その分、フィルタの目詰りを遅
らせ、フィルタの洗浄頻度を低減させることができる。
【0021】請求項2に対応する懸濁液磁気分離装置
は、金属イオン分離部は、磁場形成部の磁場により懸濁
液中の金属イオンに選択的にローレンツ力を発生させ
て、この金属イオンを金属イオン回収部側へ案内して分
離させる構成であることを特徴とする。
【0022】この発明によれば、懸濁液中の重金属イオ
ン等の金属イオンは金属イオン分離部で磁場形成部の磁
場を受けてローレンツ力を発生して金属イオン回収部側
へ案内されて、磁性体から分離され、金属イオン回収部
で回収される。
【0023】したがって、懸濁液中の磁性体とフィルタ
を磁化する磁場形成部を、金属イオン分離用にも兼用す
るので、部品数を削減すると共に、コストを低減するこ
とができる。
【0024】請求項3に対応する懸濁液磁気分離装置
は、フィルタを内蔵した処理筒と磁場形成部とを1組と
して、その複数組を具備していることを特徴とする。
【0025】この発明によれば、懸濁液中の磁性体を分
離除去するフィルタを内蔵する処理筒と磁場形成部とを
複数組有するので、この磁性体の分離除去効率を複数組
分だけ向上させることができる。
【0026】請求項4に対応する懸濁液磁気分離装置
は、金属イオン分離部は、第2の磁場形成部の磁場によ
り懸濁液中の金属イオンに選択的にローレンツ力を発生
させて、この金属イオンを金属イオン回収部側へ案内し
て分離させる構成であることを特徴とする。
【0027】この発明によれば、金属イオン分離部用
に、磁場形成部とは別に第2の磁場形成部を設けるの
で、この第2の磁場形成部を金属イオン分離部の近傍に
設けて、この分離部に作用する磁場を増強させて金属イ
オンの分離除去効率を向上させることができる。また、
金属イオン分離部を、磁場形成部の磁場が弱くなる箇所
や作用し難い遠い箇所等にも設置することができ、設計
自由度を向上させることができる。
【0028】請求項5に対応する懸濁液磁気分離装置
は、磁場形成部と第2の磁場形成部が超電導マグネット
であることを特徴とする。
【0029】この発明によれば、磁場形成部と第2の磁
場形成部が極めて強力な磁場を形成することができる超
電導マグネットであるので、懸濁液中の磁性体とフィル
タと金属イオン分離部とに極めて強力な磁場を与えるこ
とにより、懸濁液中の磁性体と重金属イオン等の分離除
去効率を向上させることができる。
【0030】請求項6に対応する懸濁液磁気分離装置
は、金属イオン分離部と処理筒とを連通させる懸濁液流
路の途中に介在されて、この懸濁液中に磁性粉と凝集剤
を注入し、撹拌して磁性フロックを形成するフロック形
成部を具備していることを特徴とする。
【0031】この発明によれば、懸濁液中に磁性粉と凝
集剤が注入されると、この懸濁液中の有機懸濁粒子等の
非磁性体が磁性粉の磁性体粒子に凝集して磁性を有する
磁性フロックに形成される。この磁性フロックは磁場形
成部により磁化され、処理筒内のフィルタに吸着されて
分離除去される。
【0032】したがって、磁性体と重金属イオンと共
に、有機物等の非磁性体をも分離除去することができ
る。
【0033】請求項7に対応する懸濁液磁気分離装置
は、フィルタは、懸濁液を通液させるメッシュ部を、磁
性を有する複数の磁性細線を撚り合せてなる磁性ワイヤ
ーを網状に編み上げて形成されてなることを特徴とす
る。
【0034】この発明によれば、フィルタメッシュ部の
ワイヤーを、磁性細線の撚り線により形成しているの
で、この磁性細線回りに大きな磁場勾配が発生し、粒径
の小さい磁性微粒子をも捕捉することができる。
【0035】また、磁性細線は直径が例えば数ミクロン
から数十ミクロンの微小径であるので、軟弱であるが、
複数本を撚り合せて1本のワイヤに形成しているので、
そのワイヤの機械的強度を増強させることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図5に基づいて説明する。なお、これらの図中、同一又
は相当部分には同一符号を付している。
【0037】(第1実施形態)図1は本発明の第1実施
形態に係る懸濁液磁気分離装置1の構成図である。この
懸濁液磁気分離装置1は処理筒2の図中下部の入口管2
aに、懸濁液供給管3を所定角度で接続し、この接続部
には分岐管4を所定角度で接続し、この接続部を重金属
イオン分離部5に形成している。
【0038】懸濁液供給管3は一般生活排水や工場廃水
等であって、図中小円形で示す磁性体粒子6と、図中小
三角形で示す重金属イオン7と図示しない有機物等の懸
濁粒子を含む懸濁液8を金属イオン分離部5を介して処
理筒2に供給するものである。
【0039】分岐管4の分岐先端部には金属イオン回収
槽9を接続し、この回収槽9内には重金属イオン7を吸
着して捕捉する回収用電極10を設けて金属イオン回収
部に構成している。
【0040】処理筒2は、入口管2aよりも大径の円筒
体等からなり、その内部にはフィルタ11を内蔵し、処
理筒2の図中上端中央部には処理水12を排水する出口
管2bを接続している。処理筒2の外周には所定の間隙
を置いて磁場形成部である環状の超電導ソレノイドマグ
ネット13を例えば同心状に配設している。この超電導
ソレノイドマグネット13の図中下方の近傍には、その
環状中心軸とほぼ同心状に上記金属イオン分離部5が配
置されており、この超電導ソレノイドマグネット13の
の強力な磁場14が処理筒2内のフィルタ11と共に、
金属イオン分離部5に同時に作用し得るようになってい
る。
【0041】図2は上記フィルタ11の磁性ワイヤ11
aの要部拡大斜視図である。この磁性ワイヤ11aは直
径が例えば数ミクロン〜数十ミクロンの磁性を有する複
数本の磁性細線11bを撚り合せて形成されている。さ
らに、この磁性ワイヤ11aの複数本を図示しないフィ
ルタ外枠内で網状に編み上げて図示しないメッシュ部を
構成し、このメッシュ部に、その平面に対してほぼ直交
方向から懸濁液を通液させるようになっている。
【0042】次に本実施形態の作用を説明するろ。
【0043】まず、懸濁液供給管3から磁性体粒子6や
重金属イオン7、有機物等を含む懸濁液8が処理筒2に
向けて供給されると、その途中の金属イオン分離部5で
超電導ソレノイドマグネット13からの磁場14を受け
た懸濁液中の電荷を有する重金属イオン7のみが選択的
にローレンツ力を発生し、金属イオン回収部の分岐管4
側へ曲げられ、この分岐管4を通って金属イオン回収槽
9内に導入される。この金属イオン回収槽9内では重金
属イオン7が回収用電極10に吸着されて捕捉される。
この回収用電極10は定期的に洗浄されて重金属イオン
7が回収される。
【0044】このように金属イオン分離部5で重金属イ
オン7のみを分離除去させた後の懸濁液8は、まだ磁性
体粒子6を残存させたままの状態でさらに入口管2aを
経て処理筒2内に導入され、ここで超電導ソレノイドマ
グネット13の強力な磁場により懸濁液8中の磁性体粒
子6が磁化される。
【0045】このために、磁化された磁性体粒子6が、
超電導ソレノイドマグネット13の強力な磁場14によ
り既に磁化されているフィルタ11のメッシュ部を通液
する際に磁気的吸引力により吸着され、分離除去され
る。
【0046】こうして、重金属イオン7と磁性体粒子6
が分離除去された後の懸濁液8は処理水12として出口
管2bから外部へ排水される。
【0047】したがって、この実施形態によれば、金属
イオン分離部5により懸濁液8中から重金属イオン7を
分離し、金属イオン回収槽9との回収用電極10とによ
り捕捉して除去することができる。
【0048】また、懸濁液8中の磁性体粒子6をフィル
タ11により分離除去することができる。しかも、この
フィルタ11は主に磁性体粒子6を磁気的に吸着し、殆
どの重金属イオン7は既に分離除去されているので、フ
ィルタ11には重金属イオン7が殆ど吸着しない。この
ために、所定時間当りにフィルタ11に吸着される吸着
物を低減することができるので、フィルタ11の短時間
での目詰り等の飽和を抑制し、フィルタ11の吸着物を
定期的に洗浄する回数を低減してメンテナンス性を向上
させることができる。
【0049】また、フィルタ11は、そのメッシュ部
を、直径が例えば数ミクロンから数十ミクロンの微小径
の磁性細線11bを撚り合せて形成した磁性ワイヤ11
aにより網状に編み上げることにより構成しているの
で、これら磁性細線11b回りに大きな磁場勾配が発生
し、粒径の小さい磁性微粒子をも捕捉することができ
る。さらに、複数本の磁性細線11bを撚り合せて磁性
ワイヤ11aを形成しているので、この磁性ワイヤ11
aの強度を増強させることができる。
【0050】(第2実施形態)図3は本発明の第2実施
形態に係る懸濁液磁気分離装置1Aの構成図である。こ
の懸濁液磁気分離装置1Aは上記第1実施形態の金属イ
オン分離部5の図3中下方に、第2の処理筒15と第2
の磁場形成部である第2の超電導ソレノイドマグネット
16を設け、金属イオン分離部5を対称点として、図3
中上部の処理筒2と超電導ソレノイドマグネット13と
ほぼ対称的に配置した点に特徴がある。
【0051】すなわち、第2の処理筒15は、図中上端
中央部に入口管15aを、下端中央部に出口管15bを
それぞれ配設し、入口管15aを、金属イオン分離部5
に、上部処理筒2の入口管2aのほぼ反対側(図3中下
部)で接続し、懸濁液供給管3から供給される懸濁液8
の一部を入口管15aを介して第2の処理筒15内にも
導入するようになっている。
【0052】第2の処理筒15は上記フィルタ11と同
様の構成の第2のフィルタ17を内蔵している。すなわ
ち、第2のフィルタ17は図2で示すように微小径の複
数の磁性細線11bを撚り合せて磁性ワイヤ11aを形
成し、この磁性ワイヤ11aをメッシュ状に編み上げる
ことによりメッシュ部を構成している。
【0053】また、第2の超電導ソレノイドマグネット
16は図3中上部の超電導ソレノイドマグネット13と
ほぼ同様に環状に形成されて、第2の処理筒15の外周
に所定の間隔を置いて同心状に配設され、その磁場によ
り懸濁液8中の磁性体粒子6と第2のフィルタ17を磁
化するようになっている。
【0054】したがって、この第2の実施形態によれ
ば、懸濁液供給管3により金属イオン分離部5に供給さ
れた懸濁液8は金属イオン分離部5で重金属イオンが分
離除去された後、2つの処理筒2,15内にそれぞれ導
入されて、2つのフィルタ11,17により懸濁液8中
の磁性体粒子6が吸着されてそれぞれ分離除去される。
【0055】このために、懸濁液8中の磁性体粒子6
を、2つの処理筒2,15内の2つのフィルタ11,1
7によりそれぞれ分離除去するので、この磁性体粒子6
の分離除去効率を上記第1実施形態のものに比して理論
上ほぼ2倍に向上させることができる。
【0056】なお、上記処理筒2,15およびフィルタ
11,17は2つに限定されるものではなく、2つ以上
でもよい。
【0057】(第3実施形態)図4は本発明の第3実施
形態に係る懸濁液磁気分離装置1Bの構成図である。こ
の懸濁液磁気分離装置1Bは、図1で示す懸濁液磁気分
離装置1Aの金属イオン分離部5に相当する金属イオン
分離部5Aを懸濁液供給管3の途中に設けた点に特徴が
ある。
【0058】すなわち、金属イオン分離部5Aは、懸濁
液供給管3と処理筒入口管2aとの接続部よりも上流側
の懸濁液供給管3の途中にて金属イオン回収部の分岐管
4の一端を接続し、この接続部の上方と下方に、第2の
磁場形成部である上下一対の環状のスプリットマグネッ
ト18a,18bを所定の間隔を置いて同心状に配設
し、金属イオン分離部5Aに磁場19を作用させるよう
になっている。
【0059】この第3実施形態によれば、処理筒2の超
電導ソレノイドマグネット13の磁場14ではない、専
用のスプリットマグネット18a,18bの磁場19に
より懸濁液8中の重金属イオン7にローレンツ力を発生
させるので、そのローレンツ力を増大させることができ
る。このために、重金属イオン7の分離除去効率を向上
させることができる。
【0060】(第4実施形態)図5は本発明の第4実施
形態に係る懸濁液磁気分離装置1Cの構成図である。こ
の懸濁液磁気分離装置1Cは、図1で示す懸濁液磁気分
離装置1Aの金属イオン分離部5と処理筒入口管2aと
の間に、中間管20を介在させ、この中間管20の軸方
向中間部にフロック形成部21を介装した点に特徴があ
る。
【0061】このフロック形成部21は中間管20の中
間部にフロック形成槽21aを介在させている。このフ
ロック形成槽21aにはその内部に、図中黒丸で示す磁
性粉22と凝集剤とを注入する注入管23と、このフロ
ック形成槽21a内の懸濁液8を撹拌して磁性フロック
24の形成を促進させる撹拌機25とを設けている。
【0062】磁性フロック24は懸濁液中の図中小四角
で示す非磁性体である有機物26を、凝集剤により磁性
粉22の磁性体粒子に結着させて、その中心核に磁性体
粒子を形成したものであり、超電導ソレノイドマグネッ
ト13の強力な磁場により磁化されて、既に磁化されて
いるフィルタ11に磁気的に吸着され、捕捉されるもの
である。
【0063】したがって、この懸濁液磁気分離装置1C
によれば、懸濁液8中の磁性体粒子6と重金属イオン7
と共に、有機物26をも磁性フロックとしてフィルタ1
1により分離除去することができる。このために、懸濁
液8の浄化をさらに一段と高めることができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、懸濁液中
の重金属イオン等の金属イオンを金属イオン分離部にお
いて、懸濁液中から分離して、金属イオン回収部により
回収させるので、重金属イオン等の金属イオンの分離除
去効率を向上させることができる。
【0065】そして、この金属イオンを分離させた後の
懸濁液中の磁性懸濁粒子は磁場形成部の磁場により磁化
される一方、処理筒内のフィルタが磁場形成部の磁場に
より磁化される。
【0066】このために、磁化された懸濁液中の磁性懸
濁粒子等の磁性体が磁気的吸引力によりフィルタに吸着
されて捕捉されるので、磁性体をも分離除去することが
できる。しかも、このフィルタは金属イオン分離部の下
流側にあり、重金属イオンを既に分離除去した後の懸濁
液中の磁性体粒子を主に捕捉し、重金属イオンを殆ど捕
捉する必要がないので、その分、フィルタの目詰りを遅
らせ、フィルタの洗浄頻度を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る懸濁液磁気分離装
置の構成図。
【図2】図1で示すフィルタの磁性ワイヤの部分斜視
図。
【図3】本発明の第2実施形態に係る懸濁液磁気分離装
置の構成図。
【図4】本発明の第3実施形態に係る懸濁液磁気分離装
置の構成図。
【図5】本発明の第5実施形態に係る懸濁液磁気分離装
置の構成図。
【図6】従来の懸濁液磁気分離装置の構成図。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C 懸濁液磁気分離装置 2 処理筒 3 懸濁液供給管 5,5A 金属イオン分離部 6 磁性体粒子 7 重金属イオン 8 懸濁液 9 金属イオン回収槽 11 フィルタ 11a フィルタの磁性ワイヤ 11b フィルタの磁性細線 13 超電導ソレノイドマグネット 15 第2の処理筒 16 超電導ソレノイドマグネット 18a,18b 一対のスプリットマグネット(第2の
磁場形成部)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体と金属イオンを含む懸濁液を供給
    する懸濁液供給管と、 この供給管から供給される懸濁液中から上記金属イオン
    を分離する金属イオン分離部と、 この分離部で分離された金属イオンを回収する金属イオ
    ン回収部と、 上記金属イオン分離部の下流側にて上記懸濁液を通液さ
    せる処理筒と、 磁場を形成する磁場形成部と、 上記処理筒内に配設されて、上記磁場形成部により磁化
    される磁性体よりなるフィルタと、を具備していること
    を特徴とする懸濁液磁気分離装置。
  2. 【請求項2】 金属イオン分離部は、磁場形成部の磁場
    により懸濁液中の金属イオンに選択的にローレンツ力を
    発生させて、この金属イオンを金属イオン回収部側へ案
    内して分離させる構成であることを特徴とする請求項1
    記載の懸濁液磁気分離装置。
  3. 【請求項3】 フィルタを内蔵した処理筒と磁場形成部
    とを1組として、その複数組を具備していることを特徴
    とする請求項1または2記載の懸濁液磁気分離装置。
  4. 【請求項4】 金属イオン分離部は、第2の磁場形成部
    の磁場により懸濁液中の金属イオンに選択的にローレン
    ツ力を発生させて、この金属イオンを金属イオン回収部
    側へ案内して分離させる構成であることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の懸濁液磁気分離装
    置。
  5. 【請求項5】 磁場形成部と第2の磁場形成部が超電導
    マグネットであることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか1項に記載の懸濁液磁気分離装置。
  6. 【請求項6】 金属イオン分離部と処理筒とを連通させ
    る懸濁液流路の途中に介在されて、この懸濁液中に磁性
    粉と凝集剤を注入し、撹拌して磁性フロックを形成する
    フロック形成部を具備していることを特徴とする請求項
    1〜5のいずれか1項に記載の懸濁液磁気分離装置。
  7. 【請求項7】 フィルタは、懸濁液を通液させるメッシ
    ュ部を、磁性を有する複数の磁性細線を撚り合せてなる
    磁性ワイヤーを網状に編み上げて形成されてなることを
    特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の懸濁液
    磁気分離装置。
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