JPH114524A - リード線の防水構造 - Google Patents

リード線の防水構造

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JPH114524A
JPH114524A JP9155354A JP15535497A JPH114524A JP H114524 A JPH114524 A JP H114524A JP 9155354 A JP9155354 A JP 9155354A JP 15535497 A JP15535497 A JP 15535497A JP H114524 A JPH114524 A JP H114524A
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JP
Japan
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wire
lead wire
waterproof sealant
waterproof
bare
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9155354A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Fukumoto
英男 福元
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Panasonic Life Solutions Ikeda Electric Co Ltd
Original Assignee
Ikeda Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ikeda Electric Co Ltd filed Critical Ikeda Electric Co Ltd
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Publication of JPH114524A publication Critical patent/JPH114524A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業性が良くて製造コストも安価になるリー
ド線の防水構造を得るようにする。 【解決手段】 電気部品3に接続されるリード線9が、
防水シール材6を貫通して引き出されたものにおいて、
前記リード線9の防水シール剤6を貫通する部分に、そ
の絶縁被覆11を剥がしてなる裸電線部13が設けら
れ、裸電線部13が防水シール剤6に埋設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放電灯用安定器等の
電気機器におけるリード線の防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば放電灯用安定器には、図3に示す
ように、開口31を有する安定器ケース32に、電気部
品である安定器本体33を収納すると共に、安定器ケー
ス32の開口31を塞ぐように安定器ケース32の開口
31側に側板35を嵌合し、安定器の防水性能を得るた
めに、安定器ケース32の開口31側に、側板35の嵌
合部の隙間を埋めるように防水シール剤36を充填し、
リード線40を、前記安定器本体33に接続すると共
に、防水シール剤36を貫通して外部に引き出すように
したものがある。そして、この場合、外部に引き出した
リード線40の電線38と絶縁被覆39との間の隙間か
ら雨水等の水が浸入し、この電線38と絶縁被覆39と
の隙間を通って安定器本体33側に水が浸入する恐れが
あるため、図4に示すようにリード線40の電線38と
絶縁被覆39との間に接着剤を注入し、これにより、外
部からリード線40の電線38と絶縁被覆39との間の
隙間から浸入する湿気や水分を遮断し、より完全な防水
性能を得るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の場合、
安定器ケース32の側板35の嵌合部の防水シール剤3
6による防水と同時に、リード線40と絶縁被覆39と
の間に接着剤を注入するという面倒な作業が必要である
し、注入した接着剤が硬化するまで次工程に移れず、作
業性が非常に悪かった。また、注入する接着剤が必要で
製造コストも高く付いた。
【0004】そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、作
業性が良くて製造コストも安価になるリード線の防水構
造を得るようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の第1の技術手段は、電気部品3に接続される
リード線9が、防水シール剤6を貫通して引き出された
ものにおいて、前記リード線9の防水シール剤6を貫通
する部分に、その絶縁被覆11を剥がしてなる裸電線部
13が設けられ、裸電線部13が防水シール剤6に埋設
されている点にある。
【0006】本発明の第2の技術手段は、開口2を有す
るケース1に、電気部品3が収納されると共に、ケース
1の開口2側に該開口2を塞ぐように防水シール剤6が
充填され、電線10の周囲を絶縁被覆11で被覆してな
るリード線9が、前記電気部品3に接続されると共に前
記防水シール剤6を貫通して外部に引き出されたものに
おいて、前記リード線9の防水シール剤6を貫通する部
分に、その絶縁被覆11を剥がしてなる裸電線部13が
設けられ、裸電線部13における絶縁被覆11の剥がし
端部11aと電線10との間をシールするように、前記
裸電線部13が防水シール剤6に埋設されている点にあ
る。
【0007】従って、外部に導出したリード線9の電線
10と絶縁被覆11との間の隙間から雨水等の水が浸入
しても、リード線9の裸電線部13における絶縁被覆1
1の剥がし端部11aと電線10との間を防水シール剤
6でシールできるため、リード線9の電線10と絶縁被
覆11との隙間を通って水が浸入する恐れがなくなり、
防水シール剤6によって、外部からリード線9の電線1
0と絶縁被覆11との間の隙間から浸入する湿気や水分
を遮断できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1において、1は金属プレート
により構成した安定器ケースで、一端に開口2を有する
角筒形に形成されている。安定器ケース1内には電気部
品である安定器本体3が収納されている。なお、安定器
本体3は積層鉄心にコイルボビンを介してコイルを卷回
してなる。
【0009】安定器ケース1の開口2側に、該開口2を
塞ぐように側板5が内嵌装着され、側板5の外側に、接
着剤又はシーリング剤を用いた防水シール剤6が、側板
5の嵌合部の隙間を埋めるように充填されており、これ
により安定器ケース1の開口2をより完全に塞いで安定
器の十分な防水性能を得るようにしている。9は安定器
本体1に接続されたリード線で、電線10の周囲を絶縁
被覆11で被覆してなる。リード線9は、側板5及び防
水シール剤6を貫通して外部に引き出されている。前記
リード線9の防水シール剤6を貫通する部分に、その絶
縁被覆11を剥がしてなる裸電線部13が設けられ、こ
の裸電線部13が防水シール剤6に埋設され、これによ
りリード線9の裸電線部13における絶縁被覆11の剥
がし端部11aと電線10との間が防水シール剤6でシ
ールされている。
【0010】なお、安定器本体3と安定器ケース1との
間には、コンパウンド15が充填されている。上記実施
の形態によれば、外部に引き出したリード線9の電線1
0と絶縁被覆11との間の隙間から雨水等の水が浸入し
ても、リード線9の裸電線部13における絶縁被覆11
の剥がし端部11aと電線10との間を防水シール剤6
でシールしているため、リード線9の電線10と絶縁被
覆11との隙間を通って安定器本体3側に水が浸入する
恐れがなくなる。従って、外部からリード線9の電線1
0と絶縁被覆11との間の隙間から浸入する湿気や水分
を遮断し、より完全な防水性能を得ることができる。
【0011】しかも、製造の際には、リード線9の中途
部に、絶縁被覆11を剥がして裸電線部13を形成し、
この裸電線部13を防水シール剤6に埋設すればよく、
従来のようにリード線の電線と絶縁被覆との間に接着剤
を注入する必要がなくなり、製造の際の作業性が非常に
良くなるし、製造コストも安上がりになる。さらに、従
来の場合、通常、リード線の先端部を半田処理した後
に、電線と絶縁被覆との間に接着剤を注入することとな
るため、電線と絶縁被覆との間に接着剤が浸透しにくく
シールの信頼性が劣るおそれがあるが、本発明の場合、
半田処理していないリード線9の中途部を防水シール剤
6でシールするため、電線10と絶縁被覆11との間に
防水シール剤6が浸透し易くシールの信頼性も高くな
る。
【0012】図2は他の実施の形態を示し、安定器ケー
ス1はその両端に開口2を有する角筒状に形成されてい
る。安定器ケース1の両側に、各開口2を塞ぐように側
板5が夫々内嵌装着され、各側板5の外側に、側板5の
嵌合部の隙間を埋めるように防水シール剤6が充填され
ている。安定器本体1に接続されたリード線9は、安定
器本体3の両側から夫々引き出されて、夫々側板5及び
防水シール剤6を貫通して両側の開口2から外部に引き
出されている。各リード線9の防水シール剤6を貫通す
る部分に、その絶縁被覆11を剥がしてなる裸電線部1
3が設けられ、前記裸電線部13が前記実施の形態の場
合と同様に防水シール剤6に埋設されている。
【0013】従って、前記実施の形態の場合と同様に、
防水シール剤6を有効に利用してより完全な防水性能を
得ることができ、しかも、製造の際の作業性が非常に良
くなり、注入する接着剤が不要になって製造コストも安
上がりになる。なお、前記実施の形態では、本発明を安
定器ケース1に安定器本体3を収納した安定器に適用実
施しているが、本発明は、これに限定されず、ケースに
他の電気部品を収納する他の電気機器のリード線の防水
構造にも適用実施することができ、要するに、電気部品
に接続されるリード線が、防水シール剤を貫通して引き
出された電気機器であれば、本発明のリード線の防水構
造を適用実施することが可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、リード線9の裸電線部
13で防水シール剤6によって外部からリード線9の電
線10と絶縁被覆11との間の隙間から浸入する湿気や
水分を遮断し、より完全な防水性能を得ることができ、
しかも、製造の際には、リード線9の中途部に形成した
裸電線部13を防水シール剤6に埋設すればよく、従来
のようにリード線の電線と絶縁材との間に接着剤を注入
する必要がなくなり、製造の際の作業性が非常に良くな
るし、注入する接着剤が不要になり製造コストも安上が
りになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す側面断面図であ
る。
【図2】他の実施の形態を示す側面断面図である。
【図3】従来例を示す側面断面図である。
【図4】同リード線の斜視図である。
【符号の説明】
1 安定器ケース 2 開口 3 安定器本体 5 側板 6 防水シール剤 9 リード線 10 電線 11 絶縁被覆 13 裸電線部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品(3)に接続されるリード線
    (9)が、防水シール剤(6)を貫通して引き出された
    ものにおいて、 前記リード線(9)の防水シール剤(6)を貫通する部
    分に、その絶縁被覆(11)を剥がしてなる裸電線部
    (13)が設けられ、裸電線部(13)が防水シール剤
    (6)に埋設されていることを特徴とするリード線の防
    水構造。
  2. 【請求項2】 開口(2)を有するケース(1)に、電
    気部品(3)が収納されると共に、ケース(1)の開口
    (2)側に該開口(2)を塞ぐように防水シール剤
    (6)が充填され、電線(10)の周囲を絶縁被覆(1
    1)で被覆してなるリード線(9)が、前記電気部品
    (3)に接続されると共に前記防水シール剤(6)を貫
    通して外部に引き出されたものにおいて、 前記リード線(9)の防水シール剤(6)を貫通する部
    分に、その絶縁被覆(11)を剥がしてなる裸電線部
    (13)が設けられ、裸電線部(13)における絶縁被
    覆(11)の剥がし端部(11a)と電線(10)との
    間をシールするように、前記裸電線部(13)が防水シ
    ール剤(6)に埋設されていることを特徴とするリード
    線の防水構造。
JP9155354A 1997-06-12 1997-06-12 リード線の防水構造 Withdrawn JPH114524A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1052755A2 (de) * 1999-05-11 2000-11-15 Voith Turbo GmbH & Co. KG Kabeldurchführung
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WO2024013822A1 (ja) * 2022-07-11 2024-01-18 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡、ケーブル部材、及び内視鏡の製造方法

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