JPH1144704A - 加速度センサ - Google Patents

加速度センサ

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JPH1144704A
JPH1144704A JP21919597A JP21919597A JPH1144704A JP H1144704 A JPH1144704 A JP H1144704A JP 21919597 A JP21919597 A JP 21919597A JP 21919597 A JP21919597 A JP 21919597A JP H1144704 A JPH1144704 A JP H1144704A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
acceleration sensor
acceleration
electrode
sensor body
Prior art date
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Pending
Application number
JP21919597A
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English (en)
Inventor
Masahisa Miura
正久 三浦
Hiroyuki Kubota
宏幸 久保田
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Miyota KK
Miyota Co Ltd
Original Assignee
Miyota KK
Miyota Co Ltd
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Publication date
Application filed by Miyota KK, Miyota Co Ltd filed Critical Miyota KK
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Publication of JPH1144704A publication Critical patent/JPH1144704A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加速度センサの小型化と低背化を図る。 【解決手段】少なくとも複数のリード端子を有する端子
台と、該リード端子に固定される表裏面に電子部品を搭
載した回路基板と、該回路基板の上面に搭載され該回路
基板の垂直方向の加速度を検出可能な加速度センサ体
と、前記端子台と係合して前記回路基板等を収納する空
間を形成する蓋部材とで構成される加速度センサにおい
て、前記端子台の上面と加速度センサ体を搭載した回路
基板下面間の空隙に、該空隙の一部又は全部を充填する
電子部品又は充填部材を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加速度センサに関す
るものである。加速度センサは自動車の加速度や振動の
検出に使用され、アクティブサスペンション、エアバッ
ク、ABSアンチロックブレーキシステムの動作信号と
して利用されている。また、地震検出を目的とした加速
度センサも開発されている。加速度センサの種類として
は半導体型、圧電素子型等があるが、いずれも加速度
を、加速度による検出素子の変形を利用して検出するも
のであり、本発明は加速度を検出素子に負荷された質量
により検出素子に効率よく伝達する構造に有効な加速度
センサに関するものである
【0002】
【従来の技術】加速度センサは従来の1軸方向の加速度
検出から2軸あるいは3軸方向の加速度を1つの加速度
センサで検出できるものが開発されている。同時に小型
で検出感度の良い加速度センサが望まれている。3軸方
向の加速度を1つの加速度センサで個々に測定できる加
速度センサはすでに開発されている。例えば国際公開番
号WO94/23272号明細書に次に説明する加速度
センサ体について記載されている。各加速度センサの検
出理論について参照されたい。
【0003】図1は容量型半導体加速度センサ体の正面
断面図である。図2は図1の可撓基板の上面図であり、
図3は図1の固定基板の下面図である。図4、図5、図
6は加速度が+X軸方向、−X軸方向、+Z軸方向に作
用したときの加速度センサの断面図である。加速度セン
サ体は可撓基板1、固定基板2、可撓基板に固定された
重錘体3、センサ筐体4、可撓基板1に形成された電極
F1〜F5、固定基板2に形成された電極E1〜E5で
構成されている。可撓基板1の外周はセンサ筐体4に固
定されている。可撓基板1に形成された電極群と固定基
板2に形成された電極群はそれぞれF1とE1、F2と
E2、F3とE3、F4とE4、F5とE5が対向して
配置されている。対向する一対の電極により静電容量素
子が形成されている。重錘体3の重心位置を原点Oと
し、図の右方向に+X軸、上方向に+Z軸、図2のよう
に+Y軸のXYZ三次元座標形を設定する(以下同様と
する)。図4、図5、図6に示すように加速度が+X方
向、−X方向、+Z軸方向に作用することで、可撓基板
1が変形し、固定基板1との距離が変化するので、5つ
の静電容量素子の容量が変化し、それぞれの容量変化を
測定することで各軸方向の加速度の大きさを測定するこ
とが出来るものである。重錘体3は加速度の作用により
可撓基板1の変形を大きくするためのものであり、重錘
体3により加速度センサの感度を上げることが出来る。
【0004】図7はピエゾ抵抗型半導体加速度センサ体
の正面断面図であり、図8は図7の上面図であり、ピエ
ゾ抵抗体の配置を示している。基板11は半導体のシリ
コンで形成されており、基板11の上面にはピエゾ抵抗
素子Rx1〜Rx4、Ry1〜Ry4、Rz1〜Rz4
が図8の如き位置で形成されている。基板11のピエゾ
抵抗素子が形成される部分は薄く加工されており、加速
度による重錘体13の移動により変形しやすくなってい
る。基板11が変形することにより、ピエゾ抵抗素子群
の各抵抗値が変化するのを測定することにより各軸方向
の加速度の大きさを測定するものである。
【0005】図9は圧電型加速度センサ体の正面断面図
であり、図10は図9の上面図である。可撓基板21の
上面には、上面に電極群L1〜L16、下面に対向電極
群M1〜M16を形成した圧電素子25が貼付されてい
る。可撓基板21の外周はセンサ筐体24に固定されて
いる。加速度により可撓基板21が変形すると圧電素子
25に電荷が発生し、電荷の発生量により異なる各上下
電極間の電位差を測定することにより、各軸方向の加速
度の大きさを測定することが出来る。
【0006】3種類の加速度センサ体は測定(検出)方
法は異なるものの、重錘体に作用する加速度により可撓
基板を変形させて各軸方向の加速度の測定することに変
わりはない。
【0007】図11は圧電型加速度センサ体を回路基板
と共に容器(一点鎖線で表示)に収納した加速度センサ
の正面断面図であり、図12は回路基板を除いた要部の
上面図である。上面に検出電極S1〜S5及び引き出し
電極と接続端子電極C1〜C5を形成した圧電素子33
が可撓基板32の上面に貼付されている。可撓基板32
の下面の外周部がセンサ筐体31に固定されている。可
撓基板32の下面には重錘体34が固定されセンサ部が
構成されている。図から判るように、検出電極群は圧電
素子に対して偏心して形成してあるが、接続端子電極群
を形成している為である。接続端子電極は回路基板40
の端子部(不図示)とリード線35により各々接続され
ている。回路基板40には検出回路に必要な部品(例え
ばIC41、可変抵抗42、抵抗43等々が両面に配置
されている。ケース30は容器の基台50に強固に固定
され、蓋51により全体がカバーされている。ケース3
0を基台50に強固に固定するのは、加速度センサを被
測定物に固定したときに、被測定物に作用した加速度を
減衰することなく加速度センサに伝達させるためであ
る。同じ目的で、センサ筐体31もケース30に強固に
固定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】三次元の軸方向を図1
1、図12に表記したように設定すると、Z軸方向の加
速度が容器又は回路基板に吸収されることを防止するた
めに容器の剛性を高めなければならず、センサ部と回路
基板が積層される構造となり、高背化してしまう。回路
基板にセンサ部を固定して基台にベタ付けして補強する
構造では回路実装が片面になり小型化に支障を来たして
いた。
【0009】
【課題を解決するための手段】少なくとも複数のリード
端子を有する端子台と、該リード端子に固定される表裏
面に電子部品を搭載した回路基板と、該回路基板の上面
に搭載され該回路基板の垂直方向の加速度を検出可能な
加速度センサ体と、前記端子台と係合して前記回路基板
等を収納する空間を形成する蓋部材とで構成される加速
度センサにおいて、前記端子台の上面と加速度センサ体
を搭載した回路基板下面間の空隙に、該空隙の一部又は
全部を充填する電子部品又は充填部材を配置する。
【0010】加速度センサ体の電極と回路基板との電気
的接続リードが加速度センサ体を回路基板に固定する部
材を兼ねる構造とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図13は発明の加速度センサの一
実施形態を示す正面図である。蓋部材は一点鎖線で示し
て有る。図14は部品を搭載した回路基板の上面図であ
り、要部のみ記載して有る。回路基板70の下面には比
較的大きな電子部品であるIC71、72を搭載し、少
なくとも一つは加速度センサ体80の下面に位置するよ
うに配置して有り、加速度センサ体80の下部に位置す
る電子部品は直接又は接着剤等を介して端子台60の上
面に当接するのが本発明の趣旨である。加速度センサ体
80の下部に配置する電子部品と同じ高さの電子部品を
回路基板70の下面の要所に配置すると回路基板70全
体が端子台60の上面と平行に配置され、加速度により
回路基板70が歪むことが少なく出来る。回路基板70
は、回路基板70に設けた6個の穴76を端子台60に
設けられている6本のリード端子62で位置決めし、ハ
ンダ付け等電気的導通と機械的な固定がなされる。回路
基板70の上面には加速度センサ体80や3個の可変抵
抗73、固定抵抗74等の電子部品が搭載されている。
【0012】加速度センサ体80は回路基板70に直接
搭載し、上面に設けた電極は引き出し電極を経て外周部
に接続電極(リード線77に隠れてみえていない)を設
け、リード線77により回路基板70と電気的接続をし
ている。加速度センサ体80は可撓部81、可撓部固定
部82(センサ筐体に該当する)、重錘体83で構成さ
れており、容量型、ピエゾ抵抗型、圧電型等のどのタイ
プでも同じ構造を取り得る。勿論、圧電セラミックスに
よる一体型でも同様である。リード線77による接続電
極との接続部は、可撓部81に応力が掛からないように
可撓部固定部82の上部であることが好ましい。図11
で挙げた従来技術の接続構造やワイヤボンディングによ
る接続も可能ではあるが、本実施形態の方が、小型化、
固定強度等で有利な構造である。可撓部固定部82の下
面と回路基板70を接着剤で固定すると更に固定強度を
確保することが出来る。
【0013】
【発明の効果】回路基板の下面と端子台上面間に電子部
品等を配置し、空隙を充填することで回路基板に垂直な
方向(Z軸)の加速度が吸収されるのを防止できる様に
なり、加速度センサ体を回路基板に直接搭載することが
出来るので、加速度センサを小型化、低背化することが
出来た。
【0014】加速度センサ体の電極と回路基板との電気
的接続リード線を加速度センサ体を回路基板に固定する
部材として兼用することで、加速度センサ体の固定部材
が不要となり、部品点数の削減と、小型化が達成でき
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】容量型半導体加速度センサ体の正面断面図
【図2】図1の可撓基板の上面図
【図3】図1の固定基板の下面図
【図4】加速度が+X軸方向に作用したときの断面図
【図5】加速度が−X軸方向に作用したときの断面図
【図6】加速度が+Z軸方向に作用したときの断面図
【図7】ピエゾ抵抗型半導体加速度センサ体の正面断面
【図8】図7の上面図
【図9】圧電型加速度センサ体の正面断面図
【図10】図9の上面図
【図11】圧電型加速度センサの正面断面図
【図12】図11の回路基板を除いた要部の上面図
【図13】本発明の加速度センサの正面図
【図14】部品を搭載した回路基板の上面図
【符号の説明】
1 可撓基板 2 固定基板 3 重錘体 4 センサ筐体 11 基板 13 重錘体 21 可撓基板 24 センサ筐体 25 圧電素子 30 ケース 31 センサ筐体 32 可撓基板 33 圧電素子 34 重錘体 35 リード線 40 回路基板 41 IC 42 可変抵抗 43 抵抗 50 基台 51 蓋 60 端子台 62 リード端子 70 回路基板 71 IC 72 IC 73 可変抵抗 74 固定抵抗 76 穴 77 リード線 80 加速度センサ体 81 可撓部 82 可撓部固定部 83 重錘体 O 原点 E1〜E5 電極 F1〜F5 電極 L1〜L16 電極 Rx1〜Rx4 ピエゾ抵抗素子 Ry1〜Ry4 ピエゾ抵抗素子 Rz1〜Rz4 ピエゾ抵抗素子 S1〜S5 検出電極 C1〜C5 接続端子電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも複数のリード端子を有する端
    子台と、該リード端子に固定される表裏面に電子部品を
    搭載した回路基板と、該回路基板の上面に搭載され該回
    路基板の垂直方向の加速度を検出可能な加速度センサ体
    と、前記端子台と係合して前記回路基板等を収納する空
    間を形成する蓋部材とで構成される加速度センサにおい
    て、前記端子台の上面と加速度センサ体を搭載した回路
    基板下面間の空隙に、該空隙の一部又は全部を充填する
    電子部品又は充填部材を配置したことを特徴とする加速
    度センサ。
  2. 【請求項2】 加速度センサ体の電極と回路基板との電
    気的接続リード線が加速度センサ体を回路基板に固定す
    る部材を兼ねることを特徴とする加速度センサ。
JP21919597A 1997-07-29 1997-07-29 加速度センサ Pending JPH1144704A (ja)

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