JPH1144529A - 吹付けコンクリートの厚さ計測システム及び方法 - Google Patents

吹付けコンクリートの厚さ計測システム及び方法

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JPH1144529A
JPH1144529A JP9217188A JP21718897A JPH1144529A JP H1144529 A JPH1144529 A JP H1144529A JP 9217188 A JP9217188 A JP 9217188A JP 21718897 A JP21718897 A JP 21718897A JP H1144529 A JPH1144529 A JP H1144529A
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JP
Japan
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shotcrete
measuring
thickness
cutting means
tip
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Akira Tomioka
彰 富岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】吹付けコンクリートの厚さを安全に効率よく十
分な精度で計測する。 【解決手段】本発明に係る吹付けコンクリートの厚さ計
測システムは、カッタブーム2の先端に設けられたカッ
タヘッド3の位置を計測する先端位置計測手段4と、計
測された先端位置からカッタヘッド3によって掘削され
た領域を表す壁面線を断面ごとに算出する演算部5と、
算出された壁面線を記憶する記憶部6とからなり、演算
部5は、吹付けコンクリートの表面にカッターヘッド3
を接触させた状態で位置計測手段4によって計測された
計測値と、記憶部6から読み出された壁面線との相対位
置関係から吹付けコンクリートの厚さを算出するように
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として山岳トン
ネル工法における吹付けコンクリートの厚さ計測システ
ム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】山岳トンネル工法における支保工・覆工
のうち、吹付けコンクリートは、掘削後の地山の緩みを
防止するための重要な支保部材であり、その厚さは、使
用目的、地山条件、断面の大きさ等に応じて適宜設定す
る必要がある。例えば、硬岩で肌落ち防止等を目的とす
る場合には例えば5cm程度でよいが、膨張性地山のよ
うに土圧が大きい場合には、20cm程度の厚さを確保
する必要がある。
【0003】このように、吹付けコンクリートの厚さ
は、トンネルの品質を左右する重要なファクタであり、
設計通りの厚さで施工されたかどうかは、一定の精度で
管理しなければならない。そして、従来においては、掘
削された地山に測定用ピンを予め打ち込んでおき、該ピ
ンの目盛りを吹付けコンクリート施工後に読むことによ
って、あるいは吹付けコンクリートに削孔機で穴を開
け、該穴にスケールを挿入して目盛りを読むことによっ
て吹付けコンクリートの厚さを計測することが多かっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
方法については、無支保の段階で測定用のピンを打ち込
むことになるため、安全が確保される地山でしか採用す
ることができないという問題を生じていた。
【0005】また、後者の方法については、ロックボル
ト用あるいは発破用に削孔を行う場合ならばともかく、
厚さ計測だけのために穴を開けるのは、余分な手間がか
かるとともに作業サイクルが長くなって全体工期を遅延
させるという問題を生じていた。
【0006】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、吹付けコンクリートの厚さを安全に効率よく
しかも十分な精度で計測することが可能な吹付けコンク
リートの厚さ計測システム及び方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る吹付けコンクリートの厚さ計測システ
ムは請求項1に記載したように、掘削機械に備えられた
切削手段の先端位置を計測する先端位置計測手段と、計
測された先端位置から前記切削手段によって掘削された
領域を表す壁面線を断面ごとに算出する演算手段と、算
出された壁面線を記憶する記憶手段とからなり、前記演
算手段は、吹付けコンクリートの表面に前記切削手段の
先端を接触若しくは近接させた状態で前記先端位置計測
手段により計測された計測値と前記記憶手段から読み出
された前記壁面線との相対位置関係から前記吹付けコン
クリートの厚さを算出するようになっているものであ
る。
【0008】また、本発明に係る吹付けコンクリートの
厚さ計測方法は請求項2に記載したように、掘削機械の
切削手段を用いて地中を掘削するとともに該切削手段の
先端位置を所定の先端位置計測手段を用いて計測し、計
測された先端位置から前記切削手段によって掘削された
領域を表す壁面線を断面ごとに算出し、吹付けコンクリ
ートを施工し、該吹付けコンクリートの表面に前記切削
手段の先端を接触若しくは近接させた状態で該切削手段
の先端位置を前記先端位置計測手段を用いて計測し、該
計測値と前記壁面線との相対位置関係から前記吹付けコ
ンクリートの厚さを算出するものである。
【0009】また、本発明に係る吹付けコンクリートの
厚さ計測方法は、吹付けコンクリートの表面に前記切削
手段の先端を接触若しくは近接させた状態で該切削手段
の先端位置を計測する際、該先端位置に所定の保護材を
取り付け、該保護材を前記吹付けコンクリートの表面に
接触させるものである。
【0010】本発明に係る吹付けコンクリートの厚さ計
測システム及び方法においては、掘削の際、掘削機械に
備えられた切削手段の先端位置を先端位置計測手段を用
いて計測し、次いで、計測された先端位置から前記切削
手段によって掘削された領域を表す壁面線を断面ごとに
算出する。
【0011】掘削終了後、掘削面に対してコンクリート
を吹き付け、しかる後に該吹付けコンクリートの表面に
切削手段の先端を接触若しくは近接させ、かかる状態で
該切削手段の先端位置を計測する。
【0012】次に、該計測値と壁面線との相対位置関係
から吹付けコンクリートの厚さを算出する。
【0013】このようにすると、吹付けコンクリートを
施工した後、該コンクリートの表面に切削手段の先端を
接触若しくは近接させただけで、該接触位置若しくは近
接位置における吹付けコンクリートの厚さを瞬時に計測
することができる。
【0014】掘削機械としては、旋回、起伏及び伸縮自
在なカッタブームの先端にカッタヘッドが取り付けられ
た自由断面掘削機、特にコンクリート吹付け機構が備え
られた多機能型自由断面掘削機を主な対象とするが、切
削手段の先端が移動自在になっていて任意の断面を掘削
できる掘削機械であればどのようなものでもよいし、コ
ンクリート吹付け機構が備えられているかどうかについ
ても任意である。
【0015】先端位置計測手段としては、掘削機械に設
置され切削手段の先端位置を該掘削機械に対する相対位
置として計測可能なセンサ群からなる第1の計測手段
と、掘削機械自体の位置を計測する光波測距儀等で構成
された第2の計測手段と、第1の計測手段で計測された
計測値を第2の計測手段で計測された計測値を用いて座
標変換する座標変換手段とから構成されるものを主な対
象とするが、切削手段の先端位置を計測できるものであ
ればどのような構成でもよく、例えば、切削手段の先端
位置を光波測距儀で直接自動追尾するように構成するこ
とも可能である。
【0016】吹付けコンクリートの表面に切削手段の先
端を近づけて該先端の位置を計測する際、先端を吹付け
コンクリートの表面に接触させてもよいし、該表面から
所定の間隔を開けて近接させるようにしてもよい。
【0017】前者の場合には、かかる状態での計測値と
壁面線との距離が、そのまま吹付けコンクリートの厚さ
となり、後者の場合には、該距離から所定の間隔を差し
引いた残りが吹付けコンクリートの厚さとなる。
【0018】ここで、切削手段の先端位置に所定の保護
材を取り付け、該保護材を前記吹付けコンクリートの表
面に接触させるようにすると、切削手段の先端が吹付け
コンクリートの表面に直接触れて該表面に損傷を与える
おそれがなくなる。また、切削手段の先端と吹付けコン
クリートの表面との間隔が常に保護材の厚みとなるの
で、切削手段の先端を接触させないことによる精度の低
下を未然に防止することも可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る吹付けコンク
リートの厚さ計測システム及び方法の実施の形態につい
て、添付図面を参照して説明する。なお、従来技術と実
質的に同一の部品等については同一の符号を付してその
説明を省略する。
【0020】図1は、本実施形態に係る吹付けコンクリ
ートの厚さ計測システムを示した全体概略図及び全体ブ
ロック図である。同図でわかるように、本実施形態に係
る吹付けコンクリートの厚さ計測システムは、掘削機械
に自由断面掘削機1を使用する場合を示したものであ
り、切削手段であるカッタブーム2の先端に設けられた
カッタヘッド3の位置を計測する先端位置計測手段4
と、計測された先端位置からカッタヘッド3によって掘
削された領域を表す壁面線を断面ごとに算出する演算手
段としての演算部5と、算出された壁面線を記憶する記
憶手段としての記憶部6とからなる。
【0021】先端位置計測手段4は、トンネル7の天盤
8に取り付けられた光波測距儀9と、自由断面掘削機1
に対するカッタヘッド3の相対位置を計測するために該
掘削機に設置されたセンサ10a、10b、10c、1
0dと、該センサ及び光波測距儀9に電気的に接続され
た座標変換部12とから構成される。
【0022】座標変換部12、演算部5及び記憶部6
は、それぞれパソコン13の演算処理装置やハードディ
スクとして構成することができる。かかるパソコン13
は、例えばトンネルの坑口等に設置された運転管理室内
に設置しておくのがよい。
【0023】光波測距儀9は、自由断面掘削機1のやや
後方に立設されたプリズムタワー14をターゲットとす
る自動追尾式のトータルステーションで構成してあり、
該掘削機の動きを自動追尾し、プリズムタワー14まで
の距離や方向をリアルタイムにパソコン13に伝送する
ようになっている。
【0024】センサ10aは、ブーム伸縮ジャッキ15
によるカッタブーム2の伸縮量を検出するようになって
おり、センサ10bは、ブーム起伏ジャッキ16による
カッタブーム2の起伏量を検出するようになっており、
センサ10cは、ブーム旋回ジャッキ17によるカッタ
ブーム2の旋回量を検出するようになっており、センサ
10dは、自由断面掘削機1全体の前後及び左右の傾斜
量を検出することによってその姿勢を計測できるように
なっている。
【0025】座標変換部12は、各センサ10a〜10
dによる計測値から算出された自由断面掘削機1に対す
るカッターヘッド3の相対位置を、光波測距儀9で計測
された自由断面掘削機1自体の位置座標を用いて絶対座
標、例えばトンネル7の計画断面に設定された固定座標
上に座標変換するようになっている。
【0026】演算部5は、吹付けコンクリートの表面に
カッターヘッド3を接触させた状態で位置計測手段4に
よって計測された計測値と、記憶部6から読み出された
壁面線との相対位置関係から吹付けコンクリートの厚さ
を算出するようになっている。
【0027】なお、計測値や算出結果あるいは演算結果
は、随時パソコン13のディスプレイ18に表示すると
ともに、必要に応じてプリンタ19に印刷させるように
しておくのがよい。
【0028】本実施形態に係る吹付けコンクリートの厚
さ計測システム及び方法においては、掘削に先立って光
波測距儀9にプリズムタワー14を視準させ、掘削に伴
って自由断面掘削機1が移動したとき、該移動を自動追
尾できるように光波測距儀9を初期設定しておく。
【0029】次に、自由断面掘削機1に備えられたカッ
タブーム2でトンネルを掘削するが、その際、カッタブ
ーム2の先端位置、すなわちカッタヘッド3の位置を先
端位置計測手段4を用いて計測する。
【0030】すなわち、自由断面掘削機1に設置された
各センサ10a〜10dによってカッタブーム2の伸縮
量、起伏量、旋回量及び機体全体の姿勢変化をそれぞれ
検出し、かかる検出値を用いて該掘削機に対するカッタ
ヘッド3の相対位置を求める。そして、該相対位置を、
光波測距儀9の自動追尾によって計測された自由断面掘
削機1の絶対位置データを用いて座標変換部12にて座
標変換し、絶対座標上でのカッタヘッド3の位置座標を
算出する。
【0031】カッタヘッド3の位置は、図2(a)に示す
ように、時間を視点とした移動軌跡21として捉えても
よいし、空間を視点とした空間分布22として捉えても
よい。
【0032】次に、計測された先端位置21、22から
カッタヘッド3によって掘削された領域を示す壁面線2
3を断面ごとに算出する。壁面線23は、例えばカッタ
ヘッド3の空間分布22がそれぞれ円形をなすと仮定し
た場合、各円に外接する線、すなわち包絡線として算出
することができる。算出された壁面線23は、記憶部6
に保存しておく。
【0033】掘削が終了したならば、自由断面掘削機1
に装備された、あるいは独立に設置されたコンクリート
吹付け機(図示せず)を用いてコンクリートを吹き付け
る。
【0034】次に、図2(b)に示すように、掘削地山3
2に吹き付けられたコンクリート31の表面にカッタヘ
ッド3を接触させ、かかる状態でカッタヘッド3の位置
を掘削時と同様、先端位置計測手段4で計測する。
【0035】次に、計測されたカッタヘッド3の位置デ
ータを必要に応じて適宜記憶部6に保存した後、該記憶
部から壁面線23の座標データを読み出し、カッタヘッ
ド3と壁面線23との距離を算出する。そして、これを
吹付けコンクリート31の厚さDとする。
【0036】以上説明したように、本実施形態に係る吹
付けコンクリートの厚さ計測システム及び方法によれ
ば、カッタヘッドの位置を掘削中に計測して該計測値か
ら壁面線を算出しておき、吹付けコンクリート作業の
後、カッタヘッドを所望のコンクリート面に接触させた
状態にて同様に計測し、かかる計測値と壁面線との相対
位置関係からコンクリートの厚さを計測するようにした
ので、吹付けコンクリートの表面にカッタヘッド3を接
触させただけで、該接触位置における吹付けコンクリー
トの厚さを瞬時に計測することができる。
【0037】したがって、作業員が計測箇所に近づいて
計測の準備をする必要がなくなり、計測の効率化が著し
く向上するとともに、作業員が不測の事故に遭遇する可
能性も低減させることができる。また、従来であれば足
場を組まなければ計測できないような箇所、例えばトン
ネル天盤のような箇所についても、足場なしに効率的な
計測が可能になる。
【0038】また、測定用のピンの事前打込みによる従
来方法では、良質の地山にしか適用できなかったが、本
実施形態によれば、どのような地山に対しても適用する
ことが可能となる。また、厚さ計測だけのために吹付け
コンクリートに穴を開けたりする必要がなくなるので、
全体工期を遅延させることもない。
【0039】本実施形態では、カッタヘッド3を吹付け
コンクリート31の表面に接触させるようにしたが、必
ずしも接触させる必要はなく、該表面から所定の間隔を
開けて近接させるようにしてもよい。
【0040】かかる構成においては、カッタヘッド3と
壁面線23との距離から所定の間隔を差し引いた残りが
吹付けコンクリートの厚さとなる。
【0041】特に、図3に示すように、カッタヘッド3
の先端位置にプラスチック等で形成した保護材41をか
ぶせておき、該保護材を吹付けコンクリート31の表面
に接触させるようにしてもよい。かかる構成において
は、カッタヘッド3と壁面線23との距離から保護材4
1の厚みdを差し引いた残りが吹付けコンクリートの厚
さDとなる。
【0042】かかる構成によれば、カッタヘッド3が吹
付けコンクリート31の表面に直接触れて該表面に損傷
を与えるおそれがなくなる。また、カッタヘッド3と吹
付けコンクリート31の表面との間隔が常に保護材41
の厚みdとなるので、カッタヘッド3を接触させないこ
とによる精度の低下を未然に防止することも可能とな
る。
【0043】また、本実施形態では、山岳トンネルの一
次覆工として行われる吹付けコンクリートに適用した例
を説明したが、本発明は、かかる山岳トンネルの他に、
例えば、石油備蓄、放射性廃棄物の保管等を目的として
地中内に空間を形成するような場合にも適用できること
は言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係る本発
明の吹付けコンクリートの厚さ計測システムによれば、
吹付けコンクリートの表面に切削手段の先端を接触させ
ただけで、該接触位置における吹付けコンクリートの厚
さを瞬時に計測することができる。そのため、安全にし
かも効率よく吹付けコンクリートの厚さを計測すること
が可能となる。
【0045】また、請求項2に係る本発明の吹付けコン
クリートの厚さ計測方法によれば、吹付けコンクリート
の表面に切削手段の先端を接触させただけで、該接触位
置における吹付けコンクリートの厚さを瞬時に計測する
ことができる。そのため、安全にしかも効率よく吹付け
コンクリートの厚さを計測することが可能となる。
【0046】また、請求項3に係る本発明の吹付けコン
クリートの厚さ計測方法によれば、切削手段の先端が吹
付けコンクリートの表面に直接触れて該表面に損傷を与
えるおそれがなくなるとともに、該先端を接触させない
ことによる精度の低下を未然に防止することも可能とな
るという効果も奏する。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る吹付けコンクリートの厚さ計
測システムの図であり、(a)は全体概略図、(b)は全体ブ
ロック図。
【図2】本実施形態に係る吹付けコンクリートの厚さ計
測システム及び方法の作用を示した図。
【図3】変形例に係る吹付けコンクリートの厚さ計測方
法の作用を示した断面図。
【符号の説明】
1 自由断面掘削機(掘削機
械) 2 カッタブーム(切削手段) 3 カッタヘッド(切削手段の
先端) 4 先端位置計測手段 5 演算部(演算手段) 6 記憶部(記憶手段) 23 壁面線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削機械に備えられた切削手段の先端位
    置を計測する先端位置計測手段と、計測された先端位置
    から前記切削手段によって掘削された領域を表す壁面線
    を断面ごとに算出する演算手段と、算出された壁面線を
    記憶する記憶手段とからなり、前記演算手段は、吹付け
    コンクリートの表面に前記切削手段の先端を接触若しく
    は近接させた状態で前記先端位置計測手段により計測さ
    れた計測値と前記記憶手段から読み出された前記壁面線
    との相対位置関係から前記吹付けコンクリートの厚さを
    算出するようになっていることを特徴とする吹付けコン
    クリートの厚さ計測システム。
  2. 【請求項2】 掘削機械の切削手段を用いて地中を掘削
    するとともに該切削手段の先端位置を所定の先端位置計
    測手段を用いて計測し、計測された先端位置から前記切
    削手段によって掘削された領域を表す壁面線を断面ごと
    に算出し、吹付けコンクリートを施工し、該吹付けコン
    クリートの表面に前記切削手段の先端を接触若しくは近
    接させた状態で該切削手段の先端位置を前記先端位置計
    測手段を用いて計測し、該計測値と前記壁面線との相対
    位置関係から前記吹付けコンクリートの厚さを算出する
    ことを特徴とする吹付けコンクリートの厚さ計測方法。
  3. 【請求項3】 吹付けコンクリートの表面に前記切削手
    段の先端を接触若しくは近接させた状態で該切削手段の
    先端位置を計測する際、該先端位置に所定の保護材を取
    り付け、該保護材を前記吹付けコンクリートの表面に接
    触させる請求項2記載の吹付けコンクリートの厚さ計測
    方法。
JP9217188A 1997-07-28 1997-07-28 吹付けコンクリートの厚さ計測システム及び方法 Withdrawn JPH1144529A (ja)

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