JPH1142974A - 自動車の小物入れ兼用カップホルダ装置 - Google Patents

自動車の小物入れ兼用カップホルダ装置

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JPH1142974A
JPH1142974A JP20460897A JP20460897A JPH1142974A JP H1142974 A JPH1142974 A JP H1142974A JP 20460897 A JP20460897 A JP 20460897A JP 20460897 A JP20460897 A JP 20460897A JP H1142974 A JPH1142974 A JP H1142974A
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貴秀 一丸
Tsugio Hirose
次男 広瀬
Mutsuhisa Masaki
睦久 正木
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Nissan Motor Co Ltd
Nifco Inc
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Mitsuboshi Belting Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カップホルダ部の後方に大きな空間を確保す
る必要がない自動車の小物入れ兼用カップホルダ装置を
提供する。 【解決手段】 内部に容器状の収納部2が設けられたコ
ンソールボックス1の後面部4に、引出し自在なカップ
ホルダ部13を取付けたもので、カップホルダ部13の
奥壁を、コンソールボックス1の収納部2と後面部4と
の間で移動自在な遮蔽部材26により形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車の小物入れ
兼用カップホルダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の小物入れ兼用カップホルダ装置
としては、例えば、実開平3−91244号公報にて知
られているように、周囲に壁を有する容器形状のカップ
ホルダ部引出し自在に支持した構造になっている。この
カップホルダ部は、引出した状態で、缶・瓶・カップ
(以下、カップ等)を入れて保持できると共に、また小
物入れとしても使用することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、カップホルダ部が容器形状
をしているため、このカップホルダ部を自動車のコンソ
ールボックスの後面部へ取付けるには、コンソールボッ
クスの後方に該カップホルダ部の前後サイズに相応する
大きな空間を確保する必要がある。従って、その分、コ
ンソールボックスの内部に形成される小物入れ用の収納
部の容積が圧迫されて小さくなる。
【0004】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、カップホルダ部の後方に大きな
空間を確保する必要がない自動車の小物入れ兼用カップ
ホルダ装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
内部に容器状の収納部が設けられたコンソールボックス
の後面部に、引出し自在なカップホルダ部を取付けた自
動車の小物入れ兼用カップホルダ装置において、前記カ
ップホルダ部の奥壁を、コンソールボックスの収納部の
後面と後面部との間で移動自在な遮蔽部材により形成し
たものである。
【0006】請求項1記載の発明によれば、カップホル
ダ部の奥壁が移動自在な遮蔽部材により形成されている
ため、遮蔽部材がコンソールボックスの収納部の後面に
干渉しても、カップホルダ部をそのままコンソールボッ
クス内に押し込むことができる。従って、コンソールボ
ックスの後方に大きな空間を確保する必要がなく、その
分、コンソールボックス内部の収納部の容積を大きく確
保することができる。
【0007】請求項2記載の発明は、カップホルダ部の
後面部に、カップ等の側面を支持する水平なホルダプレ
ートを、水平状態に維持可能で且つ下方へ折りたたみ回
動自在に取付けると共に、該ホルダプレートの先端又は
該先端が当接する遮蔽部材の少なくともいずれか一方
に、カップホルダ部をコンソールボックス内へ押戻した
際に、水平状態のホルダプレートの下方への回動を誘起
させる回動誘起手段を設けたものである。
【0008】請求項2記載の発明によれば、ホルダプレ
ートが下方へ折りたたみ回動自在な構造であると共に、
カップホルダ部をコンソールボックス内へ押戻した際
に、水平状態のホルダプレートが回動誘起手段により確
実に下方へ回動するため、カップホルダ部がホルダプレ
ートを備えた構造のものであっても、コンソールボック
スの後方に大きな空間を確保する必要がなく、コンソー
ルボックス内部の収納部の容積を大きく確保することが
できる。
【0009】請求項3記載の発明は、コンソールボック
スの内部に該コンソールボックスの側面部との間に所定
の空間を有する容器状の収納部を形成し、該コンソール
ボックスの後面部に形成した開口内に、前記空間内に左
右一対の第1側面部を挿入した状態でコンソールボック
スに固定されるレール部材を取付け、該レール部材の第
1側面部に対して前後スライド自在に係合される第2側
面部を介して支持され且つ少なくとも後側に底面部を備
えたカップホルダ部を設け、カップホルダ部の後面部に
コンソールボックスの後面部の一部を形成するカバーを
取付け、カップホルダ部の第2側面部に対して前後スラ
イド自在に係合される第3側面部を介して支持され且つ
カップホルダ部の奥壁を形成する遮蔽部材を設け、カッ
プホルダ部の引出し時に、カップホルダ部に形成した係
合部に遮蔽部材の前記係合部に対応した被係合部が押さ
れて遮蔽部材がコンソールボックスの後面部付近まで引
出された状態となり、カップホルダ部の押戻し時に、遮
蔽部材が収納部の後面に当接した状態となる自動車の小
物入れ兼用カップホルダ装置において、前記カップホル
ダ部の後面部に、カップ等の側面を支持するホルダプレ
ートを、水平状態に維持可能で且つ下方へ折りたたみ回
動自在に取付けると共に、該ホルダプレートの先端又は
該先端が当接する遮蔽部材の少なくともいずれか一方
に、水平状態のホルダプレートの下方への回動を誘起さ
せる回動誘起手段を設けたものである。
【0010】請求項3記載の発明によれば、レール部
材、カップホルダ部、遮蔽部材が、互いに前後スライド
自在に係合する第1〜第3側面部により支持されている
ため、コンソールボックスの側方の空間も小さくするこ
とができ、コンソールボックス内部の収納部の容積をよ
り一層に大きく確保することができる。
【0011】請求項4記載の発明は、回動誘起手段とし
て、ホルダプレートの先端を下方へ湾曲させたものであ
る。
【0012】請求項4記載の発明によれば、ホルダプレ
ートの先端を下方へ湾曲させたため、先端が遮蔽部材に
当接することにより、ホルダプレートが確実に下方へ回
動する。
【0013】請求項5記載の発明は、回動誘起手段とし
て、ホルダプレートの先端が当接する遮蔽部材に該先端
を下方へ導く湾曲面を形成したものである。
【0014】請求項5記載の発明によれば、ホルダプレ
ートの先端が遮蔽部材の湾曲面により導かれて、確実に
下方へ回動する。
【0015】請求項6記載の発明は、遮蔽部材のコンソ
ールボックスの収納部の後面に対向する前面は、コンソ
ールボックスの収納部の後面の形状と略合致する略平板
形状に形成されており、且つ、この平板形状の後面の上
部には、カップホルダ部の押戻し時に、ホルダプレート
の取付部分に逃げ込める大きさの後方への凸条部が形成
され、この凸条部に回動誘起手段を設けたものである。
【0016】請求項6記載の発明によれば、遮蔽部材の
前面には突出するものがないので、カップホルダ部をコ
ンソールボックス内に押込んだ際に、遮蔽部材前面と収
納部の後面が略密着状態となり、収納部の容積を大きく
確保できると共に、略平板形状の遮蔽部材の前面の曲げ
や捩れの剛性は凸条部で確保することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な一実施形
態を図1〜図5に基づいて説明する。1はコンソールボ
ックスで、自動車の図示せぬ運転席と助手席との間に設
置されている。このコンソールボックス1は内部に容器
形状の収納部2が形成されており、該収納部2の上部に
は開閉自在な蓋3が設けられている。
【0018】収納部2はコンソールボックス1の中央に
形成されているもので、収納部2と後面部4との間には
空間Aが形成されており(図2参照)、収納部2と側面
部5との間にも空間Bが形成されている(図5参照)。
【0019】コンソールボックス1の後面部4における
下側には開口6が形成されている。この開口6内にはレ
ール部材7が固定されている。このレール部材7は、前
記左右両側の空間B内に挿入された状態で固定される左
右一対の第1側面部8を有しており、該第1側面部8の
後端部は、図4に示すように、上面部9と下面部10に
より連結されている。第1側面部8の上下略中央位置に
は、内側に凸の第1ガイドレール11が形成されてい
る。更に、第1側面部8の上端の一部には、下向きコ字
状のフック12が形成されている。
【0020】このレール部材7の内側にはカップホルダ
部13が前後スライド自在に支持されている。このカッ
プホルダ部13は、レール部材7の第1側面部8に対し
て前後スライド自在に係合される第2側面部14を有
し、該第2側面部14には第1ガイドレール11に係合
する断面相似形をした第2ガイドレール15も形成され
ている。また、カップホルダ部13の後側にはカップ等
を載せるための底面部16も形成されている。
【0021】カップホルダ部13の後面部17の上部
で、一段さらに後方へ奥まった部分には、ホルダプレー
ト18が前向きに設けられている。このホルダプレート
18は後端のヒンジ19を中心に軸支されており、該ヒ
ンジ19に設けた図示せぬバネにより、水平状態を維持
するよう上向きに付勢されている。また、このホルダプ
レート18は前記ヒンジ19を中心に付勢力に抗して下
方へ折りたたみ回動することができる。尚、このホルダ
プレート18は、バネにより上向きに付勢されて水平状
態を維持するようにしているが、これに限らず、クリッ
ク手段により水平状態を維持するようにしても良い。こ
の場合、カップホルダ部13の押込みで、後述する「回
動誘起手段」により、下方へ回動できる程度のクリック
力に設定するのが望ましい。
【0022】このホルダプレート18の前側には、カッ
プ等の側面を支持する湾曲縁18aが左右に形成されて
おり、該湾曲縁18aの中間部には「回動誘起手段」と
して下方に湾曲した形状の先端20が形成されている。
また、このカップホルダ部13における第2側面部14
の後端付近の上端部には、「係合部」として三角形状を
した突起21が形成されている。
【0023】カップホルダ部13の後面部17には、更
に後側からカバー22が取付けられている。このカバー
22はコンソールボックス1の後面部4の一部を形成す
るものである。従って、収納部2とカバー22との間に
は、コンソールボックス1の後方側の空間Aに相当する
空間が形成される。このカバー22には、乗員の手を入
れる上部開口23と、灰皿24が内部に収納される下部
開口25とが形成されている。灰皿24は下部開口25
の下縁を中心にして、使用時に後方側へ引出して回動で
きるようになっている。
【0024】そして、カップホルダ部13の内部には、
収納部2の後面2Aよりも後側で前後にスライド自在な
遮蔽部材26が設けられている。この遮蔽部材26に
は、カップホルダ部13の第2側面部14に対して前後
スライド自在な第3側面部27を有し、該第3側面部2
7には第2ガイドレール15に係合する断面相似形をし
た第3ガイドレール28も形成されている。
【0025】そして、左右の第3側面部27の後部に
は、前面がコンソールボックス1の収納部2の後面2A
の形状の略合致する概略平板形状の遮蔽部26Aが、左
右の第3側面部27の後部を連結するように設けられて
いる。また、この遮蔽部材26の遮蔽部26Aの後面の
上部には、カップホルダ部13の押戻し時には、ホルダ
プレート18の取付部分(奥まった部分)に逃げ込める
大きさの後方への凸条部26Bが左右にわたって形成さ
れていて、ここにホルダプレート18の先端20と当接
して、該先端20を下方へ導く「回動誘起手段」として
の湾曲面29が形成されている。遮蔽部材26の第3側
面部27の上端部は断面L形をしており、その前端27
Aが前記第2側面部14の上端に形成した突起21によ
り後側へ押されるようになっており、この部分が「係合
部」としての突起21に押される「被係合部」となって
いる。また、第3側面部27は第1側面部8のフック1
2にて内側から支持される。尚、凸条部26Bがあるこ
とで、略平板状の遮蔽部26Aの曲げや捩じりの剛性が
確保される。
【0026】次に、図3に基づいて使用方法を説明す
る。後席乗員がこの実施形態の小物入れ兼用カップホル
ダ装置を使用する場合は、まず、カップホルダ部13の
後方に取付けられたカバー22の上部開口23に手を入
れて、カップホルダ部13を後方に引出す。カップホル
ダ部13は第2側面部14の上端の突起21が、レール
部材7の前端に当接する位置まで引き出される。この
時、突起21が遮蔽部材26の第3側面部27の前端2
7Aも押すため、遮蔽部材26はコンソールボックス1
の後面部4よりも若干前側位置まで出てくる。従って、
この遮蔽部材26が、カップホルダ部13の奥壁として
機能し、カップホルダ部13からコンソールボックス1
の内部が見えなくなり、またカップホルダ部13内に収
納した小物がコンソールボックス1内に脱落するのを防
止することができる。
【0027】引出したカップホルダ部13には、2本の
カップ等を保持することができる。図3は、カップ等と
して、細缶C1 と太缶C2 を保持した例を示している。
細缶C1 の場合は、ホルダプレート18は水平状態とな
り、その湾曲縁18aで細缶C1 の側面を倒れないよう
に支持することができる。太缶C2 の場合は、ホルダプ
レート18は水平になることができず、若干下がった斜
め状態で、太缶C2 の側面を支持する。斜め状態のホル
ダプレート18で太缶C2 の側面を支持する場合は、太
缶C2 に対してホルダプレート18の付勢力が加わるた
め、太缶C2 の支持がより確実になる。
【0028】そして、灰皿24を使用する場合には、灰
皿24をカバー22の下部開口25から引き出せばよ
い。カップ等の保持と、灰皿24の使用を同時に行える
ため便利である。当然ながら、カップホルダ部13を引
き出さずに、灰皿24だけを単独で使用することもでき
る。
【0029】次に、カップホルダ部13をコンソールボ
ックス1の開口6内へ押し戻す場合を説明する。カップ
ホルダ部13をコンソールボックス1内に押し戻すと、
第2側面部14と第3側面部27との摩擦力により、遮
蔽部材26が前側へ移動して収納部2の後面2Aに当接
した状態となる。更に、押戻しを続けると、ホルダプレ
ート18の先端20が遮蔽部材26の上部の湾曲面29
に当接し、先端20の湾曲形状と湾曲面29との相乗作
用により、ホルダプレート18の先端20が下方へ回動
するように促され、そのまま遮蔽部材26とカップホル
ダ部13の後面部17との間に収納される(図2参
照)。
【0030】このように、カップホルダ部13の奥壁が
移動自在な遮蔽部材26により形成されているため、遮
蔽部材26がコンソールボックス1の収納部2に干渉し
ても、カップホルダ部13をそのままコンソールボック
ス1内に押し込むことができる。従って、コンソールボ
ックス1の後方の空間Aを小さくすることができ、その
分、収納部2の容積を大きく確保することができる。
【0031】また、使用時には水平なホルダプレート1
8でありながら、カップホルダ部13をコンソールボッ
クス1内へ押戻した際には、ホルダプレート18が下方
へ確実に折りたたまれるため、この点においても、コン
ソールボックス1の後方の空間Aを小さくすることがで
き、その分、収納部2の容積を大きく確保することがで
きる。
【0032】更に、図5に示すように、レール部材7、
カップホルダ部13、遮蔽部材26が、互いに前後スラ
イド自在に係合する第1〜第3側面部8、14、27に
より支持されているため、コンソールボックス1の側方
の空間Bも小さくすることができ、収納部2の容積をよ
り一層に大きく確保することができる。
【0033】加えて、カップホルダ部13をコンソール
ボックス1内へ完全に押戻した状態で、カップホルダ部
13の後方のカバー22と、コンソールボックス1の後
面部4とが、連続した同一表面となるため、見映えの点
でも優れている。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、カップホ
ルダ部の奥壁が移動自在な遮蔽部材により形成されてい
るため、遮蔽部材がコンソールボックスの収納部の後面
に干渉しても、カップホルダ部をそのままコンソールボ
ックス内に押し込むことができる。従って、コンソール
ボックスの後方に大きな空間を確保する必要がなく、そ
の分、コンソールボックス内部の収納部の容積を大きく
確保することができる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、ホルダプレ
ートが下方へ折りたたみ回動自在な構造であると共に、
カップホルダ部をコンソールボックス内へ押戻した際
に、水平状態のホルダプレートが回動誘起手段により確
実に下方へ回動するため、カップホルダ部がホルダプレ
ートを備えた構造のものであっても、コンソールボック
スの後方に大きな空間を確保する必要がなく、コンソー
ルボックス内部の収納部の容積を大きく確保することが
できる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、レール部
材、カップホルダ部、遮蔽部材が、互いに前後スライド
自在に係合する第1〜第3側面部により支持されている
ため、コンソールボックスの側方の空間も小さくするこ
とができ、コンソールボックス内部の収納部の容積をよ
り一層に大きく確保することができる。
【0037】請求項4記載の発明によれば、ホルダプレ
ートの先端を下方へ湾曲させたため、先端が遮蔽部材に
当接することにより、ホルダプレートが確実に下方へ回
動する。
【0038】請求項5記載の発明によれば、ホルダプレ
ートの先端が遮蔽部材の湾曲面により導かれて、確実に
下方へ回動する。
【0039】請求項6記載の発明によれば、遮蔽部材の
前面には突出するものがないので、カップホルダ部をコ
ンソールボックス内に押込んだ際に、遮蔽部材前面と収
納部の後面が略密着状態となり、収納部の容積を大きく
確保できると共に、略平板形状の遮蔽部材の前面の曲げ
や捩れの剛性は凸条部で確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施形態を示すコンソールボック
ス後部の斜視図。
【図2】コンソールボックスを前後方向線で断面した断
面図。
【図3】カップホルダ部の引出し状態を示す図2相当の
断面図。
【図4】小物入れ兼用カップホルダ装置の構成部品を示
す分解斜視図。
【図5】コンソールボックスを左右方向線で断面した断
面図。
【符号の説明】
1 コンソールボックス 2 収納部 2A 後面 4 後面部 5 側面部 6 開口 7 レール部材 8 第1側面部 13 カップホルダ部 14 第2側面部 16 底面部 18 ホルダプレート 20 先端(回動誘起手段) 21 突起(係合部) 22 カバー 24 灰皿 26 遮蔽部材 26A 遮蔽部 26B 凸条部 27 第3側面部 27A 前端(被係合部) 29 湾曲面(回動誘起手段) A、B 空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広瀬 次男 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地日産自 動車株式会社内 (72)発明者 正木 睦久 兵庫県神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ星ベルト株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に容器状の収納部が設けられたコン
    ソールボックスの後面部に、引出し自在なカップホルダ
    部を取付けた自動車の小物入れ兼用カップホルダ装置に
    おいて、 前記カップホルダ部の奥壁を、コンソールボックスの収
    納部の後面と後面部との間で移動自在な遮蔽部材により
    形成したことを特徴とする自動車の小物入れ兼用カップ
    ホルダ装置。
  2. 【請求項2】 カップホルダ部の後面部に、カップ等の
    側面を支持する水平なホルダプレートを、水平状態に維
    持可能で且つ下方へ折りたたみ回動自在に取付けると共
    に、該ホルダプレートの先端又は該先端が当接する遮蔽
    部材の少なくともいずれか一方に、カップホルダ部をコ
    ンソールボックス内へ押戻した際に、水平状態のホルダ
    プレートの下方への回動を誘起させる回動誘起手段を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の自動車の小物入れ
    兼用カップホルダ装置。
  3. 【請求項3】 コンソールボックスの内部に該コンソー
    ルボックスの側面部との間に所定の空間を有する容器状
    の収納部を形成し、該コンソールボックスの後面部に形
    成した開口内に、前記空間内に左右一対の第1側面部を
    挿入した状態でコンソールボックスに固定されるレール
    部材を取付け、該レール部材の第1側面部に対して前後
    スライド自在に係合される第2側面部を介して支持され
    且つ少なくとも後側に底面部を備えたカップホルダ部を
    設け、カップホルダ部の後面部にコンソールボックスの
    後面部の一部を形成するカバーを取付け、カップホルダ
    部の第2側面部に対して前後スライド自在に係合される
    第3側面部を介して支持され且つカップホルダ部の奥壁
    を形成する遮蔽部材を設け、カップホルダ部の引出し時
    に、カップホルダ部に形成した係合部に遮蔽部材の前記
    係合部に対応した被係合部が押されて遮蔽部材がコンソ
    ールボックスの後面部付近まで引出された状態となり、
    カップホルダ部の押戻し時に、遮蔽部材が収納部の後面
    に当接した状態となる自動車の小物入れ兼用カップホル
    ダ装置において、 前記カップホルダ部の後面部に、カップ等の側面を支持
    するホルダプレートを、水平状態に維持可能で且つ下方
    へ折りたたみ回動自在に取付けると共に、該ホルダプレ
    ートの先端又は該先端が当接する遮蔽部材の少なくとも
    いずれか一方に、水平状態のホルダプレートの下方への
    回動を誘起させる回動誘起手段を設けたことを特徴とす
    る自動車の小物入れ兼用カップホルダ装置。
  4. 【請求項4】 回動誘起手段として、ホルダプレートの
    先端を下方へ湾曲させた請求項2又は請求項3記載の自
    動車の小物入れ兼用カップホルダ装置。
  5. 【請求項5】 回動誘起手段として、ホルダプレートの
    先端が当接する遮蔽部材に該先端を下方へ導く湾曲面を
    形成した請求項2又は請求項3記載の自動車の小物入れ
    兼用カップホルダ装置。
  6. 【請求項6】 遮蔽部材のコンソールボックスの収納部
    の後面に対向する前面は、コンソールボックスの収納部
    の後面の形状と略合致する略平板形状に形成されてお
    り、且つ、この平板形状の後面の上部には、カップホル
    ダ部の押戻し時に、ホルダプレートの取付部分に逃げ込
    める大きさの後方への凸条部が形成され、この凸条部に
    回動誘起手段を設けた請求項5記載の自動車の小物入れ
    兼用カップホルダ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6796591B2 (en) 2002-10-31 2004-09-28 Nifco Inc. Glove compartment and cup holder device for automobile
JP2014213631A (ja) * 2013-04-23 2014-11-17 小島プレス工業株式会社 コンソールボックス

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