JPH1141749A - バスバー固定構造 - Google Patents

バスバー固定構造

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JPH1141749A
JPH1141749A JP9192610A JP19261097A JPH1141749A JP H1141749 A JPH1141749 A JP H1141749A JP 9192610 A JP9192610 A JP 9192610A JP 19261097 A JP19261097 A JP 19261097A JP H1141749 A JPH1141749 A JP H1141749A
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JP
Japan
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bus bar
bus
bracket
fixing structure
bar
Prior art date
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Pending
Application number
JP9192610A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Suzuki
勝也 鈴木
Mitsuharu Suzuki
光治 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Publication of JPH1141749A publication Critical patent/JPH1141749A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気接続箱およびバスバーが変形を起こすこ
となく挿入作業が行え、しかも組みつけ作業性を向上し
たバスバー固定構造をを提供する。 【解決手段】 バスバー11は、下端縁部を、ブラケッ
ト12の溝12Aに挿入して保持した状態で、電気接続
箱13に挿入されている。バスバー11の外部接続用端
子11Aは、電気接続箱13の端子収容空隙13A内に
配置され、基部11Cは電気接続箱13の内部の空隙1
3Dに配置されている。ブラケット12は係合部12A
で、電気接続箱13の内壁に形成された係合突起13C
に係合されて、バスバーの固定構造が形成されている。
このような構造としたことにより、バスバー11を余裕
をもって電気接続箱13内に収容することができ、ブラ
ケット12を電気接続箱13に係合させるだけで固定を
行うことができ、組み付け作業性を向上できると共に、
バスバーと電気接続箱13側の変形を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バスバー固定構
造に関し、さらに詳しくは、ワイヤーハーネスの相互接
続などに用いられるバスバーを電気接続箱に対して縦方
向に挿入して固定する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4および図5に示すようなバス
バー固定構造が知られている。この構造は、図4に示す
ように、複数の外部接続用端子1Aがバスバー挿入方向
に向けて互いに平行をなすように形成され、一側部分が
折り曲げられたバスバー1を、例えばリレーボックスな
どの電気接続箱2の中に挿入してなり、図5は挿入が終
了した状態を示している。この電気接続箱2の内部に
は、図5に示すように、バスバー2の接触を防止するた
めの薄い絶縁壁2A、2Aが電気絶接続箱2の対向する
内壁から延在するように、電気接続箱2に一体に成形さ
れている。バスバー1は、これら対向する絶縁壁2A、
2A間に外部接続用端子1A側から挿入されて、この外
部接続用端子1Aが電気接続箱2の端子挿入空隙2B内
に突出する状態で固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たバスバー固定構造では、肉薄な絶縁壁2Aどうしの間
に、バスバー1を外部接続用端子1A側から挿入する場
合、複数の外部接続用端子1を同時に絶縁壁2A、2A
間に入れる必要があり、挿入作業性が低下するという問
題点があった。特に、挿入作業に伴って、外部接続用端
子1Aや絶縁壁2Aが変形するなどの問題点があった。
また、このように、内部に肉薄の絶縁壁2A、2Aを一
体成形するには、金型が電気接続箱2の内部深くまで入
り込む構造が要求されるため、金型構造が複雑化する問
題、金型コストが高くなる問題、加工性低下の問題など
があった。
【0004】この発明は、電気接続箱およびバスバーが
変形を起こすことなく挿入作業が行え、しかも組みつけ
作業性を向上したバスバー固定構造を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
バスバー固定構造であって、バスバーと、前記バスバー
の外部接続用端子が挿入・配置される、上下に貫通する
端子収容空隙が上部に形成され、下部内部にバスバーの
基部が挿入・配置される基部収容空隙が形成された電気
接続箱と、前記バスバーの基部に沿って当該バスバーを
保持するブラケットとを備え、前記ブラケットと前記電
気接続箱とが係合・固定されていることを特徴としてい
る。
【0006】このバスバー固定構造では、絶縁性材料で
なるブラケットにバスバーを保持させた状態で電気接続
箱に挿入することでバスバーを電気接続箱に固定する構
造であるため、電気接続箱側に絶縁性の内壁を対向して
形成するなどの複雑な構造が要求されない。このため、
電気接続箱内には、バスバーの外部接続用端子がそれぞ
れ挿入される、比較的余裕の有る端子収容空隙と、下部
内部にバスバーの基部が挿入・配置される基部収容空隙
とを形成するだけでよいものとなり、電気接続箱の成形
が容易である。また、端子収容空隙へ外部接続用端子を
配置するだけでよいため、バスバー側の変形を惹起する
ことなく円滑に組みつけ作業を行うことが可能となる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のバ
スバー固定構造であって、前記バスバーが前記ブラケッ
トに形成された溝に挿入されていることを特徴としてい
る。
【0008】このバスバー固定構造では、ブラケットの
溝にバスバーを挿入することでバスバーをブラケット側
に保持することができる。このため、溝にバスバーを挿
入するという単純な作業を行うだけでよく、組み付け性
がさらに簡単になる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2に記載のバスバー固定構造であって、前記電気接
続箱が、上下に貫通する空隙の上部が隔壁のみで隔離さ
れた前記端子収容空隙が形成されていることを特徴とし
ている。
【0010】このバスバー固定構造では、請求項1およ
び請求項2の発明の作用に加えて、電気接続箱の端子収
容空隙が隔壁のみで隔離できる構造であるため、端子収
容空隙へ下方からバスバーの外部接続用端子を挿入する
作業が容易となる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1〜請求項
3のいずれかに記載のバスバー固定構造であって、前記
バスバーは略L字状に折り曲げられて形成されているこ
とを特徴としている。
【0012】このバスバー固定構造では、バスバーが略
L字状に折り曲げられた構造であるため、バスバーの機
械的強度を高めるという作用がある。このため、バスバ
ーの変形を抑制することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るバスバー固
定構造の詳細を図1〜図3に示す実施形態に基づいて説
明する。
【0014】図中、11はバスバーを示している。この
バスバー11は、上部に複数の外部接続用端子11Aが
互いに平行をなすように突出して形成され、一側部分は
略直角に折り曲げられた折り曲げ部11Bとなってお
り、横断面が略L字状に形成されている。符号12は、
このバスバー11の下端縁が挿入される略L字状の溝1
2Aが形成された、絶縁性材料でなる、平面略L字状の
ブラケットであり、このブラケット12の長部12Lの
上部両側には、後記する電気接続箱13の内壁の所定位
置に形成された係合突起13Cに係合する、係合部12
B、12Bが互い違いに配置・形成されている。また、
このブラケット12の短部12Sの外側上部にも係合部
12Bが設けられている。
【0015】電気接続箱13の上部には、図2に示すよ
うに、バスバー11を挿入した状態で、外部接続用端子
11Aのそれぞれが個別に配置されるように絶縁隔壁1
3Bで隔離された端子収容空隙13Aが形成されてい
る。また、電気接続箱13の下内部には、ブラケット1
2およびこのブラケット12に装着されたバスバー11
の基部11Cと折り曲げ部11Bとが収容される連続し
た空隙13Dが形成されている。また、電気接続箱12
の下部空隙の内壁には、上記したブラケット12側の係
合部12Bに係合する係合突起13Cが形成されてい
る。
【0016】次に、本実施形態のバスバー固定構造にお
けるバスバー11と電気接続箱13との組みつけ手順に
ついて説明する。まず、バスバー11の下端縁をブラケ
ット12の溝12Aに挿入する(図1参照)。そして、
図2に示すように、外部接続端子11A側から電気接続
箱13の空隙13D、端子収容空隙13Aに向けてバス
バー11およびブラケット12を挿入する。これに伴
い、外部接続端子11Aが、それぞれ対応する端子収容
空隙13Dに個別に挿入される。また、ブラケット12
の係合部12Aは、図3に示すように、電気接続箱13
の空隙13Dの内壁に突設された係合突起13Cに係合
する。以上の操作を行うことで、本実施形態のバスバー
固定構造となる。
【0017】以上、実施形態について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、構成の要旨に付随
する各種の変更が可能である。例えば、上記した実施形
態では、バスバー11が略L字状に折れ曲げられて形成
されていたが、ブラケット12と組みつけた後、電気接
続箱13へ挿入・固定されたものであれば、これに限定
されるものではない。また、上記した実施形態では、外
部接続用端子11Aが4本であったが、これに限定され
るものではない。さらに、上記した実施形態では、ブラ
ケット12が電気接続箱13の内壁に形成された係合突
起13Cと係合する構成としたが、他の係合手段を用い
ても勿論よく、係合手段の配置位置も適宜変更が可能で
ある。また、上記した実施形態では、縦方向に挿入する
バスバー固定構造について説明したが、横方向に挿入し
た固定構造に本発明を適用することも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、電気接続箱の構造が単純な構造
となるため、電気接続箱の成形性を容易にする効果を奏
する。また、端子収容空隙へ外部接続用端子を配置する
だけでよいため、バスバー側の変形を惹起することなく
円滑に組みつけ作業が行えるという効果を奏する。
【0019】請求項2記載の発明によれば、溝にバスバ
ーを挿入するという単純な作業を行うだけでよく、組み
付け性をさらに簡単にする効果がある。
【0020】請求項3記載の発明によれば、電気接続箱
の端子収容空隙が隔壁のみで隔離できる構造であるた
め、端子収容空隙へ下方からバスバーの外部接続用端子
を挿入する作業を容易にする効果がある。
【0021】請求項4記載の発明によれば、機械的強度
の高いバスバー固定構造を得るという効果があり、バス
バーの変形を抑制できるため、信頼性の高い電気接続箱
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバスバー固定構造の実施形態1を
示す要部分解斜視図である。
【図2】実施形態1の分解斜視図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】従来のバスバー固定構造を示す分解斜視図であ
る。
【図5】図4のA−A断面図である。
【符号の説明】
11 バスバー 11A 外部接続用端子 11B 折り曲げ部 11C 基部 12 ブラケット 12A 溝 12B 係合部 13 電気接続箱 13A 端子収容空隙 13B 隔壁 13C 係合突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスバーと、前記バスバーの外部接続用
    端子が挿入・配置される、上下に貫通する端子収容空隙
    が上部に形成され、下部内部にバスバーの基部が挿入・
    配置される基部収容空隙が形成された電気接続箱と、前
    記バスバーの基部に沿って当該バスバーを保持する、絶
    縁性材料でなるブラケットとを備え、前記ブラケットと
    前記電気接続箱とが係合・固定されていることを特徴と
    するバスバー固定構造。
  2. 【請求項2】 前記バスバーは、前記ブラケットに形成
    された溝に挿入されていることを特徴とする請求項1記
    載のバスバー固定構造。
  3. 【請求項3】 前記電気接続箱は、上下に貫通する空隙
    の上部が隔壁のみで隔離された前記端子収容空隙が形成
    されていることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載のバスバー固定構造。
  4. 【請求項4】 前記バスバーは略L字状に折り曲げられ
    て形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載のバスバー固定構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014017922A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Yazaki Corp バスバーの取付構造
KR200473284Y1 (ko) * 2014-01-03 2014-06-23 주식회사 이지트로닉스 분전반의 일체형 체결장치
JP2017046504A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 矢崎総業株式会社 電気接続箱およびワイヤハーネス
WO2018207621A1 (ja) * 2017-05-11 2018-11-15 株式会社オートネットワーク技術研究所 回路構成体及び電気接続箱

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