JPH1140531A - 洗浄システム,洗浄装置及び洗浄方法 - Google Patents

洗浄システム,洗浄装置及び洗浄方法

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JPH1140531A
JPH1140531A JP20706597A JP20706597A JPH1140531A JP H1140531 A JPH1140531 A JP H1140531A JP 20706597 A JP20706597 A JP 20706597A JP 20706597 A JP20706597 A JP 20706597A JP H1140531 A JPH1140531 A JP H1140531A
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cleaning
wafer
cleaning liquid
washing
liquid
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JP20706597A
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English (en)
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Koukichi Hiroshiro
幸吉 広城
Shigenori Kitahara
重徳 北原
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Tokyo Electron Ltd
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排液機構を簡素化できる洗浄システムと,面
荒れを極力抑えながら被処理体の表面に付着したパーテ
ィクルを効果的に除去できる,洗浄装置及び洗浄方法を
提供する。 【解決手段】 洗浄液中にウェハWを浸漬させて洗浄す
る洗浄装置12〜17を備えた洗浄システム1におい
て,洗浄装置12〜17で用いられる洗浄液をいずれも
中性若しくは酸性とした。また,洗浄装置12におい
て,洗浄槽62に充填される洗浄液を過酸化水素水とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,被処理体を洗浄液
に接触させて洗浄する,洗浄システム,洗浄装置及び洗
浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば,LSI等の半導体デバイスの製
造工程における洗浄処理を例にとって説明すると,半導
体ウェハ(以下,「ウェハ」という。)表面のパーティ
クル,有機汚染物,金属不純物等のコンタミネーション
を除去するために洗浄システムが使用されている。その
中でもとりわけ,ウェハを洗浄槽内の洗浄液に浸漬させ
て洗浄処理を行う洗浄装置を備えたウェット型の洗浄シ
ステムは,ウェハに付着したパーティクルを効果的に除
去できるため広く普及している。
【0003】この洗浄システムは,連続バッチ処理を可
能とするため,例えば25枚のウェハをキャリアから取
り出す搬入・取出部と,この搬入・取出部によって取り
出されたキャリア2個分の50枚のウェハを一括して搬
送する搬送装置と,この搬送装置によって搬送される5
0枚のウェハに対して,各種の洗浄処理が行われている
洗浄乾燥処理部と,洗浄処理の終了したウェハを再びキ
ャリア内に収納させる装填・搬出部を備えている。
【0004】洗浄乾燥処理部においては,リンス処理,
アンモニア処理,フッ酸処理,硫酸処理,塩酸処理等の
各種の洗浄処理を行うための洗浄装置が順次配列されて
いる。その中でも,アンモニア処理はSC−1洗浄と呼
ばれ,アンモニア水溶液と過酸化水素水が混合された薬
液を純水によって希釈したAPM洗浄液によって行われ
る。なお,APM洗浄液は,通常,約40℃〜90℃程
度に加熱されたものが使用されている。
【0005】また,洗浄液に例えば超音波振動を与える
メガソニック洗浄がある。この場合には,洗浄液中の水
分子に振動力が付与されるので,洗浄槽内に供給された
洗浄液は,この振動力によってウェハの表面からパーテ
ィクルをゆり落すことができ,効果的な洗浄処理を行う
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで,APM洗浄
液は,アルカリ性の水溶液であり,それ以外のフッ酸処
理,硫酸処理,塩酸処理で用いられる洗浄液は,酸性の
水溶液である。このため,従来の洗浄システムでは,A
PM洗浄液とそれ以外の酸性の洗浄液とが,反応して塩
などのコンタミネーションを発生しないように,アルカ
リ系の排液機構と酸系の排液機構の二つが設けられてい
る。このように,二つの排液機構が洗浄システムに設け
られることにより,洗浄システム自身が大型化すると共
に複雑化し,それにかかる排液管理も煩雑になる。
【0007】また,APM洗浄液に超音波振動を与えた
場合には,APM洗浄液中においては,アンモニア分子
が解離して,シリコンやシリコン酸化膜をエッチングす
るイオン等が発生することがある。そして,このAPM
洗浄液によって,ウェハの表面を洗浄処理した場合は,
シリコン表面がエッチングされ,ウェハの表面にいわゆ
る面荒れ(粗面になってしまうこと。)を生じてさせて
しまう。近年において,生産性の向上のために更なる半
導体デバイスの集積化が望まれており,サブクォータミ
クロン単位での微細化技術の必要性が高まっている。こ
のようなウェハの表面の面荒れは,微細化が要求されて
いるウェハの製造に悪影響を及ぼす。
【0008】また,純粋なアンモニアは,沸点が−20
〜−30℃と低く,純水で希釈することにより,40℃
から90℃の範囲内においても液体として存在すること
ができる。しかしながら,洗浄効率を向上するために,
上記のようなアンモニア成分を含んだ加熱されたAPM
洗浄液に,超音波振動を与えた場合には,振動により,
アンモニア成分が気化し,APM洗浄液内に気泡が発生
する。そして,気泡が付着したウェハの表面の箇所にお
いては,洗浄処理が効果的にできなくなってしまう。更
なる微細化技術の必要性が高まっている今日において
は,このようなことは好ましくない。
【0009】従って,本発明は以上のような問題点を鑑
みてなされたものであり,その目的は,排液機構を簡素
化できる洗浄システムを提供することにある。
【0010】また,本発明の別の目的は,表面の面荒れ
を極力抑えながら被処理体の表面に付着したパーティク
ルを効果的に除去できる,洗浄装置及び洗浄方法を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,請求項1の発明は,洗浄液中に被処理体を接触させ
て洗浄する洗浄装置を1又は2以上備えた洗浄システム
において,前記洗浄装置で用いられる洗浄液をいずれも
中性若しくは酸性としたことを特徴する。
【0012】この請求項1の洗浄システムによれば,ア
ルカリ系の洗浄液を使用していなので,洗浄システムに
アルカリ系の排液機構を設ける必要性がなくなり,排液
機構を簡素化できる。こうして,システムの小型化,排
液管理の容易化を実現することが可能となる。
【0013】請求項2の発明は,被処理体を洗浄液を接
触させて洗浄する洗浄装置において,前記洗浄槽が過酸
化水素水であることを特徴とする。
【0014】この請求項2の洗浄装置によれば,洗浄液
に過酸化水素水を使用しているため,過酸化水素水中の
酸素分子が被処理体のシリコン表面を酸化し,被処理体
の表面にシリコン酸化膜を形成させる。そして,洗浄液
中に発生したイオン等によるエッチングから,被処理体
の表面を保護することができる。これにより,面荒れを
極力抑えながら被処理体の表面に付着したパーティクル
を効果的に除去することができる。こうして,洗浄後に
おいても,被処理体の表面が面荒れせずに,後の製造に
対する悪影響を防止することが可能となる。
【0015】さらに,十分な被処理体の表面の保護を実
現するために,請求項3に記載したように,前記過酸化
水素水の濃度が0.15wt%以上であることが好まし
い。この場合に,請求項4に記載したように,前記洗浄
液の温度を調整をするための温度調整手段を設け,さら
に,請求項5に記載したように,前記洗浄液の温度が3
5℃以上であることが好ましい。また,請求項6に記載
したように,前記洗浄液に振動を加えるための振動発振
機構を設けるのが好ましい。このように,被処理体の表
面を十分に保護できる状態で,洗浄液の温度を最適に調
整し,かつ,振動発振機構によって洗浄液に振動を加え
ることにより,面荒れすることなく,被処理体の表面か
ら微細なパーティクルを効果的に除去することができ
る。
【0016】また,請求項7の発明は,被処理体を洗浄
液を接触させて洗浄する洗浄方法において,前記洗浄液
が過酸化水素水であることを特徴とする。
【0017】さらに,請求項7に記載の洗浄方法におい
て,請求項8に記載したように,前記過酸化水素水の濃
度が0.15wt%以上であることが好ましい。また,
請求項9に記載したように,前記洗浄液の温度を調整
し,さらに,請求項10に記載したように前記洗浄液の
温度が35℃以上であることが好ましい。また,請求項
11に記載したように,前記洗浄槽に充填される洗浄液
に振動を加えることが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態を,被処理体の一例としてのウェハWを洗浄槽内にて
洗浄液中に浸漬させて洗浄するウェット型の洗浄システ
ム1に基づいて説明する。図1は,本発明の好ましい実
施の形態を説明するための洗浄システム1の斜視図であ
る。
【0019】この洗浄システム1は,キャリアC単位で
搬入された洗浄前のウェハWをキャリアCから整列した
状態で取り出す動作を行う搬入・取出部2と,この搬入
・取出部2でキャリアCから取り出された複数枚数の
(例えば,キャリアC2個分の50枚の)ウェハWを一
括してバッチ式に洗浄,乾燥する洗浄乾燥処理部3と,
この洗浄乾燥処理部3で洗浄,乾燥されたウェハWをキ
ャリアCに装填してキャリアC単位で搬出する装填・搬
出部4の三つの箇所に大別することができる。
【0020】搬入・取出部2には,洗浄前のウェハWを
例えば25枚収納したキャリアCを搬入して載置させる
搬入部5と,この搬入部5の所定位置に送られたキャリ
アCを,隣接するローダ6へ一度に適宜数(例えば2
個)ずつ移送するための移送装置7が設けられている。
【0021】この実施の形態においては,洗浄乾燥処理
部3には,搬入・取出部2側から装填・搬出部4側の順
に,後述する搬送装置30のウェハチャック36を洗浄
および乾燥するためのウェハチャック洗浄・乾燥装置1
1,各洗浄液を用いてウェハWを洗浄する洗浄装置12
〜17,搬送装置32のウェハチャック38を洗浄およ
び乾燥するためのウェハチャック洗浄・乾燥装置18,
および,各洗浄装置12〜17で洗浄されたウェハWを
例えばIPA(イソプロピルアルコール)等で蒸気乾燥
させるための乾燥装置19が配列されている。
【0022】ここで,洗浄装置12〜17において使用
される洗浄液は,純水若しくは酸性の洗浄液に限られる
ので,図2に示すように,洗浄システム1には,酸系の
排液機構25と純水の排液機構26のみしか設けられて
いない。
【0023】なお,ウェハチャック36とウェハチャッ
ク38の洗浄と乾燥を行うウェハチャック洗浄・乾燥装
置11,18およびウェハWの乾燥を行う乾燥装置19
を除く各洗浄装置12〜17の配列,組合わせはウェハ
Wに対する洗浄の種類によって任意に組み合わせること
ができ,例えばある洗浄装置を省略したり,逆に他の洗
浄装置を付加することも可能である。但し,洗浄装置を
付加する場合は,その洗浄装置で使用する洗浄液は,純
水若しくは酸性の洗浄液である。
【0024】装填・搬出部4には,先に説明した搬入・
取出部2のローダ6と同様の構成を有するアンローダ2
0,搬入部5と同様の構成を有する搬出部21,およ
び,移送装置7と同様の構成を有する移送装置(図示せ
ず)がそれぞれ設けられている。
【0025】そして,洗浄乾燥処理部3の前面側(図1
における手前側)には,搬入・取出部2側から装填・搬
出部4側の順に,三つの搬送装置30,31,32が配
列されており,これら各搬送装置30,31,32は,
何れもガイド33に沿って洗浄システム1の長手方向に
スライド移動自在に構成されている。各搬送装置30,
31,32は,それぞれ対応するウェハチャック36,
37,38を備えていて,各搬送装置30,31,32
はそのウェハチャック36,37,38によって所定枚
数のウェハW(例えばキャリアC二個分の50枚のウェ
ハW)を一括して把持することが可能である。
【0026】上記搬送装置30,31,32は何れも同
様の構成を備えているので,例えばチャック洗浄・乾燥
装置11,洗浄装置12及び洗浄装置13の相互間でウ
ェハWを搬送させる搬送装置30を例にして説明する
と,搬送装置30のウェハチャック36は,図3に示す
ように,キャリアC二つ分の複数枚のウェハW,即ち,
この実施の形態においては50枚のウェハWを一括して
把持する左右一対の把持部40a,40bを備えてい
る。
【0027】把持部40a,40bは左右対称形であ
り,左右対称に回動して開脚,閉脚するように構成され
ている。把持部40a,40bは搬送装置30の支持部
41に支持されており,支持部41内の駆動機構によ
り,回動自在(θ方向)に,また前後方向(Y方向)に
移動自在に構成されている。この支持部41は,駆動機
構42によって上下方向(Z方向)に移動し,また,駆
動機構42自体は,長手方向(X方向)に移動自在な搬
送ベース43の上部に取り付けられている。
【0028】一方,チャック洗浄・乾燥装置11,18
及び乾燥装置19を除く他の各洗浄装置12〜17の底
部には,各装置内でウェハWを同士を所定の等間隔に保
ちつつ立てた状態で整列させて保持するためのボート部
50がそれぞれ設置されている。このボート50部はウ
ェハWの下部を支持するための,三本の平行な保持棒5
1,52,53が図3で示すように備えられている。こ
れら保持棒の表面には,ウェハWの周縁部が挿入される
保持溝がそれぞれ50個ずつ形成されている。
【0029】そして,前述の把持部40a,40bによ
って一括して把持された50枚のウェハWは,ウェハチ
ャック36の下降に伴いボート50部の保持棒51,5
2,53の保持溝にそれぞれ嵌入される。そして,支持
部41の回動により把持部40a,40bを開脚し,ウ
ェハWの把持状態を開放し,洗浄装置12内にウェハW
を収納する。その後,ウェハチャック36は上昇し洗浄
装置12から上方に退避し,ボート部50上に受け渡さ
れたウェハWに対する所定の洗浄処理が行われる。
【0030】また,後述するように洗浄装置12におけ
る所定の処理が終了すると,ウェハチャック36の下降
に伴って把持部40a,40bが洗浄装置12内に挿入
される。そして,支持部41の回動により把持部40
a,40bが閉脚する。そして,ボート部50の保持棒
51,52,53上に保持された50枚のウェハWを一
括して把持する。その後,ウェハチャック36が上昇し
上方に退避する。それに伴い50枚のウェハWは一括し
て洗浄装置12から取り出され,次の装置に搬入されて
いく。
【0031】なお,搬送装置30について代表して説明
したが,その他の搬送装置31,32およびそれらのウ
ェハチャック37,38も,搬送装置30およびウェハ
チャック36と同一の構成を有しており,同様に例えば
50枚のウェハWを一括して把持し,搬送するように構
成されている。
【0032】次に,各洗浄装置12〜17はいずれも同
様の構成を有しているので,図4,5を参照にして,洗
浄装置12を各装置の代表として説明する。
【0033】図4に示すように,洗浄装置12は,ウェ
ハWを収納するのに充分な大きさを有する箱形の内槽6
0と外槽61から構成されている洗浄槽62を備えてい
る。内槽60の上面は開口しており,この上面の開口部
を介してウェハWが内槽60の内部に挿入される。外槽
61は,内槽60の上端からオーバーフローした洗浄液
を受けとめるように,内槽60の開口部を取り囲んで装
着されている。
【0034】また,図5に示すように,内槽60の底面
には,洗浄槽62に向けて洗浄液を供給するための,洗
浄液供給回路63の出口が開口している。さらに,洗浄
液供給回路63の入口は洗浄液供給ユニット64に接続
されており,洗浄液供給ユニット64内にはヒータ65
が備えられている。また,ポンプ66を備えた過酸化水
素水供給回路67と,ポンプ68を備えた純水供給回路
69はそれぞれ洗浄液供給ユニット64に接続されてい
る。また,ヒータ65,ポンプ66,68には何れも,
制御部70からの操作信号が入力されるように構成され
ている。そして,ウェハWの洗浄処理を行う前に,制御
部70からの操作信号が出力され,過酸化水素水の供給
量及び純水の供給量はそれぞれ制御されて洗浄液供給ユ
ニット64内に供給される。そして,洗浄液供給ユニッ
ト64内で,洗浄槽62に充填される洗浄液中の濃度は
0.15wt%以上になるように調整されるようになっ
ている。また,制御部70からの操作信号はヒータ65
にも出力され,洗浄液供給ユニット64内において,洗
浄液の温度は35℃以上に調整するようになっている。
こうして,ウェハWの洗浄処理を行う際には,所定の濃
度と温度に調整された洗浄液(過酸化水素水)は,洗浄
液供給ユニット64内から洗浄液供給回路63を経て洗
浄槽62に供給されるように構成されている。なお,こ
の実施の形態においては,過酸化水素水の濃度は0.1
5wt%以上の範囲内であるのが好ましく,同様に洗浄
液の温度は35℃以上の範囲内であるのが好ましい。
【0035】また,内槽60と外槽61との間には,ウ
ェハWの洗浄処理中に洗浄液を循環流通させる循環回路
75が接続されている。この循環回路75の入口は弁7
6を介して外槽61の底面に接続されており,循環回路
75の途中には,弁77,ポンプ78,ヒータ79,フ
ィルタ80が順に配列され,循環回路75の出口はジェ
ットノズル81に接続されている。また,ヒータ79に
は,洗浄処理中においても洗浄液の温度を所定の温度に
調整できるように,制御部70からの操作信号が入力さ
れるように構成されている。そして,弁76を開くこと
によって,内槽60から外槽61にオーバーフローした
洗浄液を,循環回路75に流入させるようになってい
る。そして,循環回路75に流入した洗浄液を,ポンプ
78の稼働によって,ヒータ79,フィルタ80の順に
流して,所定の温度に温調し清浄化させた後,ジェット
ノズル81を経て再び内槽60内に供給するようになっ
ている。ジェットノズル81は,洗浄槽62の下方に対
をなして配置されており,ウェハWの表面に向かって洗
浄液を噴射するように構成されている。
【0036】また,弁77には,排液回路82が接続さ
れており,弁77の切換操作によって,外槽61内の洗
浄液は排液され,排液回路82を経て上記した酸系の排
液機構25に流入するように構成されてる。内槽60の
底面には,弁83を介して排液回路84が接続されてお
り,弁83の開閉操作によって,内槽60内の洗浄液は
排液され,排液回路84を経て同様に上記した酸系の排
液機構25に流入するように構成されている。
【0037】また,図4に示すように,洗浄槽62の下
方には,超音波振動子を内蔵しているメガソニック装置
90が装着されている。このメガソニック装置90から
発振された超音波は,洗浄槽62に充填された洗浄液を
振動させ,ウェハWの表面に付着したパーティクルを除
去する作用がある。また,洗浄槽62とメガソニック装
置90の間には水槽91が設けられており,水槽91内
の水を介してメガソニック装置90からの超音波は洗浄
槽62内の洗浄液に伝搬するように構成されている。
【0038】なお,その他の洗浄装置13〜17は,洗
浄装置12と同様な構成を有しており,各洗浄装置13
〜17内において種々の洗浄液でウェハWを洗浄処理す
るように構成されている。
【0039】さて,以上のように構成された図1の洗浄
システム1におけるウェハWの処理工程を説明する。ま
ず,図示しない搬送ロボットが未だ洗浄されていないウ
ェハWを例えば25枚ずつ収納したキャリアCを搬入・
取出部2の搬入部5に載置する。そして,この搬入部5
に載置されたキャリアCを移送装置7によって隣接する
ローダ6へ移送する。ローダ6では,例えばキャリアC
二個分の50枚のウェハWをキャリアCから取り出し,
更にオリフラ合わせした状態で50枚のウェハWを整列
待機させる。
【0040】続いて,既にウェハチャック洗浄・乾燥装
置11において洗浄および乾燥処理された搬送装置30
のウェハチャック36が,ローダ6に整列している待機
状態のウェハWの上方に移動し,その整列されたウェハ
Wをウェハチャック36により50枚単位で一括して把
持する。そして,それらウェハWを搬送装置31,32
のウェハチャック37,38で引きつきながら,洗浄装
置12〜17に順次搬送する。こうして,ウェハW表面
に付着しているパーティクル,有機汚染物等の不純物質
を除去するための洗浄を行う。
【0041】ここで,代表して洗浄装置12での洗浄処
理を説明すると,先ず,搬送装置30のウェハチャック
36によってウェハWが洗浄装置12の洗浄槽62内へ
搬入される前に,予め,内槽60内への洗浄液の充填が
行われる。即ち,先に図5で説明したように,ウェハW
の洗浄処理を行う前に,制御部70から操作信号がポン
プ66,68に出力される。そして,洗浄槽62に充填
される洗浄液の濃度が0.15wt%以上になるよう
に,過酸化水素水供給回路67から所定の供給量だけ,
過酸化水素水は洗浄液供給ユニット64に供給され,同
様に純水供給回路68から所定の供給量だけ,純水は洗
浄液供給ユニット64に供給される。また,制御部70
からの操作信号がヒータ65に出力され,洗浄液が所定
の温度になるように,ヒータ65が作動する。こうし
て,洗浄液供給ユニット64内で所定の濃度と温度に調
整された洗浄液(過酸化水素水)が,洗浄槽62内に供
給される。
【0042】洗浄液が洗浄槽62の内槽60内に充填さ
れた後,図3で説明した搬送装置30のウェハチャック
36で把持された50枚のウェハWが一括して下降し,
洗浄槽62の内槽60内にウェハWは搬入される。50
枚のウェハWを内槽60内のボート部50上に整列した
状態で受け渡した後,ウェハチャック36はウェハWの
把持状態を開放し,更に,ウェハチャック36は洗浄槽
62の上方に退避する。
【0043】この時,ウェハWに付着したパーティクル
の除去効果を高めるために,洗浄槽62の下方に装着さ
れたメガソニック装置90が作動する。具体的には浸漬
しているウェハWにメガソニック装置90からの超音波
による振動を伝達して,ウェハWの周りの水分子に振動
力を付与し,ウェハWの表面からパーティクルをゆり落
す。洗浄槽62に与えられる振動は400kHzから2
MHzの周波数帯域の超音波なので液中のキャビテーシ
ョンの発生がなく,ウェハWにダメージを与えずサブク
ォーターミクロンのパーティクルが除去できる。
【0044】一方,ウェハWの洗浄中においては,循環
回路75による洗浄液の循環が開始される。内槽60の
上方から溢れ出た洗浄液を外槽61に受けとめ,弁76
を開くと共に弁77を切換操作し,洗浄液をポンプ7
8,ヒータ79,フィルタ80の順に流して,所定の温
度に調温し清浄化させた後,ジェットノズル81を経て
再び洗浄槽62の内槽60内に洗浄液を循環供給する。
そして,先に図5で説明したようにジェットノズル81
から噴射した洗浄液により,内槽60内に洗浄液の上昇
流を形成させ,ボート部50上に保持されたウェハWの
表面にまんべんなく洗浄液を供給することにより,均一
な洗浄を行う。
【0045】洗浄中においては,過酸化水素水中の酸素
分子(O2)がウェハWのシリコン表面と反応し,ウェ
ハWの表面にシリコン酸化膜(SiO2)を形成させ
る。一方,振動によって洗浄液中に解離が起こり,シリ
コン(Si)やシリコン酸化膜をエッチングするイオン
等が発生する。しかしながら,過酸化水素水の濃度が十
分に調整されており,酸素分子がウェハWのシリコン表
面と反応する速度が,イオン等によるエッチング速度よ
り速いので,ウェハWの表面には常にシリコン酸化膜が
形成され,イオン等によるエッチングから保護される。
また,振動を洗浄液に与えても,アンモニア(NH4
H)成分が混合されたAPM洗浄液に比べ,気泡の発生
が少なく,ウェハWに対する気泡の付着が抑えられ,ウ
ェハWの全体が均一に洗浄される。
【0046】所定の時間が経過した後,この洗浄液によ
る洗浄を終了する。弁83を開き,内槽60内の洗浄液
を排液回路84から酸系の排液機構25に排液させる。
同様に,弁76が開いた状態で,弁77を切換操作し,
外槽61内の洗浄液を排液回路82から酸系の排液機構
25に排液させる。
【0047】こうして,洗浄装置12における洗浄処理
が終了すると,搬送装置30のウェハチャック36が洗
浄槽62の内槽60内に下降し,ボート部50上に保持
された50枚のウェハWを一括して把持して上昇する。
こうして50枚のウェハWを一括して洗浄槽62の内槽
60内から取り出し,次の洗浄装置13へ搬送する。そ
して,以後各洗浄装置13〜17においても同様の洗浄
処理が順次行われていく。そして,最後にウェハWは乾
燥装置19において乾燥され,装填・搬出部4を介して
キャリアC単位で装置外に搬出される。
【0048】なお,以後の洗浄装置13〜17において
も使用される洗浄液は,純水もしくは酸性の洗浄液であ
る。このため,先に図2で説明したように,洗浄システ
ム1に設ける排液機構は,酸系の排液機構25と純水の
排液機構26だけで良い。
【0049】かくして,この実施の形態の洗浄システム
1によれば,アルカリ系の排液機構を設ける必要がなく
なり,排液機構を簡素化することができる。従って,シ
ステムの小型化,排液管理の容易化を実現することが可
能となる。また,この実施の形態の洗浄装置12によれ
ば,洗浄槽62に充填される洗浄液として濃度が0.1
5wt%以上の過酸化水素水を使用することにより,洗
浄液中に発生したイオン等によるエッチングから,ウェ
ハWの表面を保護させ,これにより,表面が面荒れする
のを極力抑えながらウェハWの表面に付着したパーティ
クルを効果的に除去することができる。従って,洗浄後
においても,ウェハWの表面が面荒れせずに,後の製造
に対する悪影響を防止することが可能となる。その結
果,半導体デバイスの製造を円滑に行うことができ,生
産性を向上することができる。
【0050】なお,一例としてウェハWを処理する洗浄
システム1及び洗浄装置12について主たる説明を行っ
たが,本発明は,LCD基板の如き他の被処理体を扱う
洗浄システム及び洗浄装置などに適応させることも可能
である。また,ウェハを一枚ずつ洗浄するようないわゆ
る枚葉式の洗浄装置に本発明を適応しても良い。
【0051】
【実施例】次に,本発明の実施例を行った。図4,5で
説明した洗浄装置を実際に製作し,洗浄液の濃度と温度
の変化による,パーティクルの除去効果,ウェハの面荒
れの影響を調べた。洗浄液の種類は,純水と,純水によ
って希釈された過酸化水素水と,アンモニア水溶液と過
酸化水素水及び純水の混合液(APM洗浄液)の3種類
とした。洗浄液の温度は,50℃と80℃と二つの場合
で変化させた。なお,何れの実施例においても洗浄液に
メガソニック装置からの超音波振動を与えており,共通
の条件として,洗浄時間を1min,3min,10m
inに変化させると共に,ウェハの枚数を1枚,25
枚,50枚と3段階に分けて洗浄処理を行った。洗浄処
理前にウェハの表面にパーティクルを人為的に付着させ
てから洗浄処理を行った。パーティクルの除去率は以下
のようにして求めた。
【0052】パーティクルの除去率= (B−C)/
(B−A)×100% A : 人為的にパーティクルを付着する前のウェハの
パーティクル初期値 B : 人為的にパーティクルを付着した後のウェハの
パーティクル値 C : 洗浄処理後のウェハのパーティクル値
【0053】なお,ウェハのパーティクルの除去率が1
00%越えたものは,洗浄処理後のウェハのパーティク
ル値(C)が,ウェハのパーティクル初期値(A)より
も更に少なくなったことを示している。
【0054】以下,結果を表1〜8に示す。
【0055】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】
【0056】表1〜表4は,何れも洗浄液の温度を50
℃とした。50℃の純水によって洗浄処理を行った場合
は,表1から理解できるとおり,パーティクルの除去率
は良好であるが,僅かながらの面荒れが観察された。ま
た,50℃,0.33wt%の過酸化水素水によって洗
浄処理を行った場合には,表2から理解できるとおり,
パーティクルの除去率は表1の時に比べて若干落ちてい
るが,面荒れは観察されなかった。ここでは,過酸化水
素水中の酸素分子がウェハのシリコン表面を酸化しシリ
コン酸化膜を形成させるのにかかる反応速度と,洗浄液
中に発生したイオン等によるエッチング速度とがほぼ均
衡していると推定される。また,50℃,3.00wt
%の過酸化水素水によって洗浄処理を行った場合には,
表3から理解できるとおり,パーティクルの除去率は表
2の時に比べて向上しており,面荒れも観察されなかっ
た。ここでは,過酸化水素水の濃度が高いため,酸素分
子による酸化の反応速度が,洗浄液中に発生したイオン
等によるエッチング速度よりも速くなり,ウェハの表面
には常にシリコン酸化膜が形成され,イオン等からのエ
ッチングから保護されると推定される。また,50℃,
0.46wt%のアンモニア水溶液,2.95wt%の
過酸化水素水及び純水を混合したAPM洗浄液によって
洗浄処理を行った場合には,表4から理解できるとお
り,パーティクルの除去率は,表3の時に比べて殆ど変
化しない。
【0057】表5〜表8は,何れも洗浄液の温度を80
℃とした。80℃の純水によって洗浄処理を行った場合
は,表5から理解できるとおり,測定不能となる程の面
荒れが観察された。また,80℃,0.33wt%の過
酸化水素水によって洗浄処理を行った場合には,表6か
ら理解できるとおり,面荒れは観察されなかった。ここ
では,表2の時と同様に,過酸化水素水中の酸素分子が
ウェハのシリコン表面を酸化しシリコン酸化膜を形成さ
せるのにかかる反応速度と,洗浄液中に発生したイオン
等によるエッチング速度とがほぼ均衡していると推定さ
れる。また,80℃,3.00wt%の過酸化水素水に
よって洗浄処理を行った場合には,表7から理解できる
とおり,パーティクルの除去率は表3及び表6の時に比
べて向上しており,面荒れは観察されなかった。ここで
は,表3に比べて温度が80℃と高いため,パーティク
ルの除去率が向上したと推定される。表3の時と同様に
過酸化水素水の濃度が高いため,酸素分子による酸化の
反応速度が,洗浄液中に発生したイオン等によるエッチ
ング速度よりも速くなり,ウェハの表面には常にシリコ
ン酸化膜に形成され,イオン等からのエッチングから保
護されると推定される。このように,表7の洗浄液は,
過酸化水素水の濃度が3.00wt%と濃いと共に,温
度が80℃と高くなっており,表7の実施例は,表1〜
表8までの実施例の中でパーティクル除去が最も効果的
に行われた。また,80℃,0.46wt%のアンモニ
ア水溶液,2.95wt%の過酸化水素水及び純水を混
合したAPM洗浄液によって洗浄処理を行った場合に
は,表8から理解できるとおり,パーティクルの除去率
は,表4及び表7の時に比べて低下しており,面荒れも
観察された。ここでは,アンモニア水溶液が混合され,
さらに温度も80℃と高いため,酸素分子による酸化の
反応速度よりも,洗浄液中に発生したイオン等によるエ
ッチング速度が速くなると推定される。その結果,シリ
コン酸化膜による保護が劣り,イオン等によるエッチン
グがウェハのシリコン表面になされ,ウェハに面荒れが
生じると推定される。
【0058】以上の結果より,純水のみの洗浄液や従来
のAPM洗浄液において,温度が上昇すると,パーティ
クルの除去率は低下し,さらにウェハに面荒れを生じさ
せる傾向にある。一方,洗浄液が濃度3.00wt%の
過酸化水素水である場合には,ウェハのシリコン表面を
十分に保護すると共に,超音波振動を加えた際には,パ
ーティクルの除去率も向上する。さらに,洗浄液の温度
が高い方が,パーティクルの除去率が向上する傾向にあ
る。従って,表7のように,過酸化水素水の濃度が濃く
温度が高い洗浄液が最も効果的なパーティクル除去をす
ると考えられる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば,アルカリ系の排液機構
を設ける必要がなくなるので,排液機構を簡素化でき
る。従って,システムの小型化,排液管理の容易化を実
現することが可能となる。
【0060】また,本発明によれば,洗浄槽に充填され
る洗浄液に過酸化水素水を使用することにより,超音波
振動によって洗浄液中に発生したイオン等によるエッチ
ングから,被処理体の表面を保護させ,これにより,面
荒れを極力抑えながら被処理体の表面に付着したパーテ
ィクルを効果的に除去することができる。従って,洗浄
後においても,被処理体の表面が面荒れせずに,後の製
造に対する悪影響を防止することが可能となる。その結
果,例えば,半導体デバイスの製造における微細化技術
の更なる技術革新を促進させ,生産性を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる洗浄装置を備えた
洗浄システムの斜視図である。
【図2】洗浄システムの排液機構の回路図である。
【図3】搬送装置を拡大して示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかる洗浄装置の回路系
統の概略図である。
【図5】洗浄装置の断面図である。
【符号の説明】
C キャリア W ウェハ 1 洗浄システム 2 搬入部・取出部 3 洗浄乾燥処理部 4 装填・搬出部 12 洗浄装置 25 酸系の排液機構 26 純水の排液機構 62 洗浄槽 64 洗浄液供給ユニット 65,79 ヒータ 90 メガソニック装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液中に被処理体を接触させて洗浄す
    る洗浄装置を1又は2以上備えた洗浄システムにおい
    て,前記洗浄装置で用いられる洗浄液をいずれも中性若
    しくは酸性としたことを特徴する洗浄システム。
  2. 【請求項2】 被処理体に洗浄液を接触させて洗浄する
    洗浄装置において,前記洗浄液が過酸化水素水であるこ
    とを特徴とする洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記過酸化水素水の濃度が0.15wt
    %以上であることを特徴とする請求項2に記載の洗浄装
    置。
  4. 【請求項4】 前記洗浄液の温度を調整をするための温
    度調整手段を設けたことを特徴とする請求項2又は3に
    記載の洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記洗浄液の温度が35℃以上であるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記洗浄液に振動を加えるための振動発
    振機構を設けたことを特徴とする請求項2,3,4又は
    5の何れかに記載の洗浄装置。
  7. 【請求項7】 被処理体に洗浄液を接触させて洗浄する
    洗浄方法において,前記洗浄液が過酸化水素水であるこ
    とを特徴とする洗浄方法。
  8. 【請求項8】 前記過酸化水素水の濃度が0.15wt
    %以上であることを特徴とする請求項7に記載の洗浄方
    法。
  9. 【請求項9】 前記洗浄液の温度を調整をすることを特
    徴とする請求項7又は8の何れかに記載の洗浄方法。
  10. 【請求項10】 前記洗浄液の温度が35℃以上である
    ことを特徴とする請求項9に記載の洗浄方法。
  11. 【請求項11】 前記洗浄液に振動を加えることを特徴
    とする請求項7,8,9又は10の何れかにに記載の洗
    浄方法。
JP20706597A 1997-07-15 1997-07-15 洗浄システム,洗浄装置及び洗浄方法 Withdrawn JPH1140531A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012502491A (ja) * 2008-09-15 2012-01-26 ゲブリューダー シュミット ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 基板を処理する方法、基板及び該方法を行なうための処理装置
CN102412173A (zh) * 2011-11-01 2012-04-11 浙江光益硅业科技有限公司 切割、研磨硅片表面清洗设备

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