JPH1140059A - 配線の位置合わせ構造およびこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

配線の位置合わせ構造およびこれを用いた画像形成装置

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JPH1140059A
JPH1140059A JP19562297A JP19562297A JPH1140059A JP H1140059 A JPH1140059 A JP H1140059A JP 19562297 A JP19562297 A JP 19562297A JP 19562297 A JP19562297 A JP 19562297A JP H1140059 A JPH1140059 A JP H1140059A
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wiring
electrode wiring
fpc
substrate
electrode
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JP19562297A
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Kumiko Kaneko
久美子 金子
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Canon Inc
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/11Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K1/117Pads along the edge of rigid circuit boards, e.g. for pluggable connectors
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な位置合わせ方法で、基板の配線と受け
配線を精度よく合致させて、生産性および経済性を向上
させ、かつ嵌合後の位置ずれを防止する。 【解決手段】 基板上に形成された電極配線部が厚膜か
らなる基板において、電極配線部に突き当て構造を有
し、かつ嵌合構造を付与したことを特徴とする配線の位
置合わせ構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に厚膜で形
成された配線パターンとそれを接続する配線の位置合わ
せ構造およびこれを用いた画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、大きく重いブラウン管に替わる画
像形成装置として、薄型の平板状画像形成装置が注目さ
れている。平板状画像形成装置としては液晶表示装置が
盛んに研究開発されているが、液晶表示装置には画像が
暗い、視野角が狭いといった課題が依然として残ってい
る。液晶表示装置に替わるものとして自発光型のディス
プレイ、すなわちプラズマディスプレイ、蛍光表示管、
表示伝導型電子放出素子などの電子放出素子を用いたデ
ィスプレイなどがある。自発光のディスプレイは液晶表
示装置に比べ明るい画像が得られるとともに視野角も広
い。一方、最近では30インチ以上の画面表示部を有す
るブラウン管も登場しつつあり、さらなる大型化が望ま
れている。しかしながら、ブラウン管は大型化の際には
スペースを大きくとることから適しているとは言い難
い。このような大型で明るいディスプレイには自発光型
の平板状のディスプレイが適している。本出願人は自発
光型の平板状画像表示装置の中でも電子放出素子を用い
た画像形成装置、および、特に簡単な構造で電子の放出
が得られるM.I. Elinsonらによって発表された(Radio.
Eng. Electron. Phys., 10, 1290 (1965))表面伝導型
電子放出素子に着目している。
【0003】表面伝導型電子放出素子は、基板上に形成
された小面積の薄膜の膜面へ、平行に電流を流すことに
より、電子放出が生ずる。この表面伝導型電子放出素子
としては、前記エリンソンらによるSnO2 薄膜を用い
たもの、Au薄膜によるもの[G. Dittmer:“Thin Solis
Films, ”9, 317 (1972)]、In23 /SnO2 薄膜
によるもの[M. Hartwell and C. G. Fonstad:“ IEEE
Trans. ED Conf. ”,519 (1975)] 、カーボン薄膜によ
るもの[荒木久 他:真空、第26巻、第1号、22頁
(1983)]等が報告されている。
【0004】これらの表面伝導型電子放出素子の典型的
な例として前述のM.ハートウェルの素子構成を図10
に模式的に示す。同図において1001基板である。1
004は導電性薄膜で、H型形状のパターンにスパッタ
で形成された金属酸化物薄膜等からなり、後述の通電フ
ォーミングと呼ばれる通電処理により電子放出部100
5が形成される。なお、図中の素子電極(1002、1
003)間隔Lは0.5〜1[mm]、W’は0.1
[mm]で設定されている。
【0005】上述の表面伝導型電子放出素子は、構造が
単純で製造も容易であることから、大面積にわたり多数
素子を配列形成できる利点がある。そこでこの特徴を活
かした荷電ビーム源、表示装置等の応用研究がなされて
いる。多数の表面伝導型電子放出素子を配列形成した例
としては、後述するように梯子型配置と呼ぶ並列に表面
伝導型電子放出素子を配列し、個々の素子の両端を配線
(共通配線とも呼ぶ)でそれぞれ結線した行を多数行配
列した電子源が挙げられる(例えば、特開昭64−03
1332、特開平1−283749、特開平2−257
552等)。
【0006】また、特に表示装置等の画像形成装置にお
いては、近年、液晶を用いた平板型表示装置がCRTに
替わって普及してきたが、自発光型でないためバックラ
イトを持たなければならない等の問題点があり、自発光
型の表示装置の開発が望まれてきた。自発光型表示装置
としては、表面伝導型電子放出素子を多数配置した電子
源と、該電子源より放出される電子によって可視光を発
光させる蛍光体とを組み合わせた表示装置であるところ
の画像形成装置が挙げられる。(例えばUSP5066
883)。
【0007】本発明者らはこの表面伝導型電子放出素子
を多数、基板上に配置させた画像形成装置について検討
を行っている。電子放出素子および該素子を駆動するた
めの配線を基板上に配置させた電子源基板を作成する方
法は様々な方法が考えられ、その一つとして素子電極、
配線、取り出し電極等を全てフォトリソグラフィ法で作
成する方法がある。
【0008】この基板に形成された取り出し電極配線と
駆動用プリント基板配線を接続して、画像等を表示させ
るが、この基板とプリント基板を接続させるのに、通
常、フレキシブル基板(以下FPCと略す)を介して基
板の位置合わせマークとFPCの位置合わせマークとで
位置合わせを行い接合させている。この基板とFPCを
接続させる方法としてはいくつかあり、異方性導電フィ
ルム(以下ACFと略す)を介して接続するもの、半田
を使用して接続させるもの、クリップ等によって挟んで
接続する方法等がある。
【0009】以下に基板にFPCをAFCを使用して接
続させる方法について説明する。
【0010】図7は、基板に形成された電極配線とそれ
を接続させるFPCをACFを用いて接合する圧着装置
を示す。図7において、101は基板、110は基板置
き台、111はFPC位置合わせ台、112はCCDカ
メラ、113はCCD用モニター、114は圧着ヘッ
ド、115は架台移動用レールから圧着装置は構成され
ている。基板置き台110に基板101を置き、FPC
位置合わせ台111にFPCを乗せ、CCDカメラ11
2から、CCD用モニター113で位置の確認を行い、
位置合わせ後、圧着ヘッド114の下に基板とFPCを
移動し、熱と圧力で圧着する。
【0011】図8(a)〜(c)は、基板置き台110
に基板101をおいた後の基板にFPCを接続するため
の位置合わせ工程を、CCD用モニターから見た図であ
る。図8において、101は基板、102は基板上に成
膜された取り出し電極配線、103は基板上に成膜され
た基板用位置合わせマーク、104はACF、105は
FPC、106はFPCの電極配線、107はFPC用
位置合わせマーク、113はCCD用モニターである。
【0012】以下に基板101の取り出し電極配線10
2をACF104によりFPC105を圧着させる場合
の説明をする。
【0013】基板101に取り出し電極配線102を形
成し、基板101を圧着装置にセットする。基板101
の取り出し電極配線102の位置決め部をCCDカメラ
112の位置に移動させる。基板101の位置確認操作
を行い、基準点を決定し、接合位置を決め、その後AC
F104をFPC接合予定の位置の基板101に置く。
FPC105をセットし、初めに接合を行う取り出し電
極配線102の位置にFPC105を移動する。取り出
し電極配線102の基板用位置合わせマーク103とF
PC用位置合わせマーク107が一致するように、FP
CをFPC位置合わせ台111のX,Y,θをパルスモ
ータ等によって動かして位置合わせを行う。位置合わせ
が完了したところで、全体を圧着ヘッド114の下に移
動させ、必要な時間と圧力で圧着を行う。このように接
合した1カ所の接合後の状態を図9に示す。図9のよう
に1つの取り出し電極配線102とFPC105接合終
了後、次の配線束(図示せず)に同様に必要な回数だけ
行い、また、基板101の必要な辺に同様に基板101
とFPC105の接合を終える。その後、基板に接合し
たFPC105をプリント基板のコネクタに接続し、基
板とプリント基板との接続を完了させる。
【0014】次に、基板の取り出し電極配線部をクリッ
プ等で接合させる方法について説明する。
【0015】まず、基板の取り出し電極配線部にFPC
を持ってくる。基板の位置合わせマークとFPCの位置
合わせマークが一致するように、FPCを適宜動かし
て、位置合わせを行う。位置合わせが完了したところ
で、FPCが移動しないようにしながら、基板とFPC
をクリップ状の治具等で固定する。これを必要な数およ
び必要な辺を行い、基板とFPCの接合を終える。その
後、基板に接続したFPCをプリント基板のコネクタに
接続し、基板とプリント基板との接続を完了させる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の配線と
FPCの位置合わせおよび接合方法では、以下のような
問題点がある。
【0017】圧着装置を使用して接合する場合、基板の
位置合わせマークとFPCの位置合わせマークを使用し
ての位置合わせ方法では、1回毎に基板の位置合わせマ
ークにFPCの位置合わせマークが一致するように、F
PCをX,Y,θを移動させて位置合わせをしなければ
ならないため、倍率の高い顕微鏡あるいは、高倍率なC
CDカメラ等の位置確認装置が2つ以上必要となり、ま
た、FPCの位置ずれを補正するために必要なX,Y,
θの移動装置であるステップモータやマイクロメータ等
の位置移動装置が必要となり、圧着装置に必要なこれら
の装置は製造装置のコストアップとなる。また、FPC
の位置合わせを手動によりマイクロメータ等により行う
場合、1回毎の位置合わせ時間は約5〜10秒程度かか
り、位置合わせ時間×必要回数×必要辺となり、位置合
わせ時間が多く取られるという欠点があった。
【0018】一方、クリップ等による接合方法では、目
視あるいは簡易顕微鏡のようなものを使用して位置合わ
せを行うが、位置合わせたのち基板とFPCが動かない
ようにしながらクリップ等で固定することは非常に難し
く、ずれが生じて何度もやり直すことが多く、作業時間
がかかり効率が悪く、かつ位置ずれが生じやすいためシ
ョートしやすくなり、特性の測定ができなかったりとい
うような問題点があった。
【0019】このように、製造装置のコストアップや、
作製工程での接合時間がかかり、短時間で精度よく接合
するには現状の位置合わせ、接合方法では困難であっ
た。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基板上
に形成された厚膜配線と隣接する位置合わせ用厚膜配線
に特に好ましくは、突き当て構造と嵌合構造を、好まし
くは、嵌合構造を有することにより、これらと接合する
相手の配線とが、光学的位置合わせをすることなく、容
易に接合位置に合わせることが可能となり、精度のよい
接合で、製造装置の簡易化、製造時間の短縮、不良の減
少ができる画像表示装置を実現するものである。
【0021】すなわち、 1.基板上に形成された電極配線部が厚膜からなる基板
において、該電極配線部に嵌合構造を有することを特徴
とする配線の位置合わせ構造。
【0022】2.該基板が、該電極配線部の電極配線が
入力電極配線と入力電極配線でない配線を有し、該入力
電極配線に相対する電極を接合することにより、外部信
号を供給する構造を有するものであり、隣接する入力電
極配線でない配線が嵌合構造を有していることを特徴と
する上記1の構造。
【0023】3.該基板が、該電極配線部の電極配線が
入力電極配線と入力電極配線でない配線を有し、該入力
電極配線に相対する電極を接合することにより、外部信
号を供給する構造を有するものであり、隣接する入力電
極配線でない配線が相対し接続する接続用電極とによっ
て嵌合する構造を有することを特徴とする上記1または
2の構造。
【0024】4.該基板が、該電極配線部の電極配線が
入力電極配線と隣接する入力電極配線でない配線を有
し、該入力電極配線に相対する電極を接合することによ
り、外部信号を供給する構造を有するものであり、該入
力電極配線でない配線部に相対する電極の突き当て構造
部と嵌合構造部を兼ね備えていることを特徴とする上記
1の構造。
【0025】5.電子ビームを発生する電子放出素子が
複数配置された電子源が設けられたリアプレートと、発
生する電子ビームが衝突することにより発光する蛍光体
が設けられたフェースプレートとを対向して配置してな
る画像形成装置において、該リアプレートに形成された
電極配線が厚膜からなり、該電極配線が入力電極配線と
入力電極配線でない配線を有し、該入力電極配線に相対
する電極を接合することにより、外部信号を供給される
画像形成装置であり、隣接する入力電極配線でない配線
が相対する電極とによって嵌合構造を有することを特徴
とする画像形成装置。
【0026】6.電子ビームを発生する電子放出素子が
複数配置された電子源が設けられたリアプレートと、発
生する電子ビームが衝突することにより発光する蛍光体
が設けられたフェースプレートとを対向して配置してな
る画像形成装置置において、該リアプレートに形成され
た電極配線が厚膜からなり、該電極配線が入力配線と隣
接する入力電極配線でない配線を有し、該入力電極配線
に相対する電極を接合することにより、外部信号を供給
する構造をもつ画像形成装置であり、該入力電極配線で
ない配線部に相対する電極の突き当て構造と嵌合構造を
兼ね備えていることを特徴とする画像形成装置。
【0027】7.上記1ないし3記載の基板において、
さらに前記電極配線部に突き当て構造を有することを特
徴とする画像形成装置。
【0028】8.上記5記載の画像形成装置において、
さらに前記電極配線部に突き当て構造を有することを特
徴とする画像形成装置。
【0029】以上に示した配線位置合わせ構造および画
像形成装置によって、位置合わせをほとんどすることな
く、容易に接合位置に合わせることが可能となり、精度
のよい接合で、製造装置の簡易化、製造時間の短縮、不
良の減少ができる画像表示装置を提供することができ
る。
【0030】上記した本発明の対象とする基板上に形成
された電極配線部が厚膜からなる基板における電極配線
部の膜厚は一般的に1μmから1mmの範囲のものであ
り、具体的には以下の実施例に示す程度のものである。
【0031】
【実施例】
第1実施例 本発明の実施例を図1、2、3、11、12を用いて以
下に示し、これによって本発明を説明する。
【0032】図11は本実施例で作成した画像形成装置
の斜視図であり、見易いように一部を切欠いたものであ
る。
【0033】図1は、位置合わせ前の電子源基板の配線
部(a)とFPC配線部の一部(b)を示す上面図であ
る。
【0034】図2(a)は位置合わせ済みの電子源基板
の配線部とFPC配線部の上面図、(b)は斜視図であ
る。
【0035】図3は、基板上に印刷で配線等を形成した
構成図である。
【0036】図11、12、1、2、3において、1は
ガラス基板であり、2はガラス基板上に印刷された取り
出し電極配線、3はダミー嵌合ライン、4は突き当て
部、5はFPCであり、6はFPC電極、7はFPC嵌
合ライン、8は電子放出素子および電子放出素子を駆動
するための配線が形成された領域、9は左右電極束、1
0は下側電極束である。これらの図1、2の取り出し電
極配線2やダミー嵌合ライン3は、図3の左右電極束9
と下側電極束10を拡大した状態を示している。
【0037】以下に、上記配線等の製造方法を記す。但
し、簡略化のため、電子放出素子116および電子放出
素子を駆動するための配線117、118の製造方法は
省いた。
【0038】まず、ガラス基板1上にAgペーストイン
キをスクリーン印刷法により、取り出し電極配線2、ダ
ミー嵌合ライン3を1回印刷し形成する。1回のスクリ
ーン印刷では、580℃で焼成して得られた厚み約10
μmの印刷配線である。次に、同じスクリーン印刷で突
き当て部4とダミー嵌合ライン3のみの印刷用マスクに
おいて、基板の位置とマスクの位置合わせを行い、突き
当て部4とダミー嵌合ライン3のみをあと2度印刷し、
580℃で焼成して得られた厚み約30μmの突き当て
部4とダミー嵌合ライン3を含む印刷配線を形成する。
このときの図3の左右電極束9側は、全配線数の240
本を6つに分割し取り出し電極配線2を40本を一塊と
し、ダミー嵌合ライン3を配線一塊にそれぞれ左右3本
づつとし、このときの取り出し電極配線2とダミー嵌合
ライン3はそれぞれ配線ライン幅を250μm、スペー
ス部を250μmのピッチ500μmとして形成した。
また、下側配線束10側は、全配線数の480本を8つ
に分割し取り出し電極配線2を60本を一塊とし、ダミ
ー嵌合ライン3を配線一塊にそれぞれ左右3本づつと
し、取り出し電極配線2とダミー嵌合ライン3はそれぞ
れ配線ライン幅を100μm、スペース部を100μm
のピッチ200μmとして形成した。
【0039】以上の工程により作成した電子源基板(基
板1)からなるリアプレートと、電子源から放出される
電子が照射される事により、発光する蛍光体からなる蛍
光膜94および上記電子を加速するためのアノードであ
るメタルバック95とを有するフェースプレート96と
を支持枠92を介し、対向配置し、内部を真空排気し、
上記リアプレートとフェースプレートの外周をフリット
ガラス(不図示)で密閉する事により画像形成装置98
を作成した。尚、本実施例においては、電子放出素子1
15として図12に示す表面伝導型電子放出素子を用い
た。図12(a)は上記素子の平面図であり、図12
(b)は断面図である。1は基板であり、123、12
2は素子電極、124は微粒子からなる導電性薄膜、1
25は電子放出部である。また、フェースプレートはリ
アプレートよりも一回り小さい大きさである。
【0040】次に、基板1の取り出し電極配線2に対応
するFPCについて述べる。
【0041】まず、基板1の左右配線束9に対応するF
PCの方は、フィルム基板上にCu銅箔35μmの配線
がパターニングされており、Cu銅箔のパターンはFP
C電極6が40本と、FPC嵌合ライン7が2本からな
っている。FPC電極6は基板1の素子から連続して配
線として形成してある取り出し電極配線2とプリント基
板の配線を電気的に接続させて電流を流す電極であり、
FPC嵌合ライン7は基板のダミー嵌合ライン3との位
置合わせ用に形成したラインである。左右電極束9用の
FPC電極6の幅は、250μm、スペース部を250
μmにし、取り出し電極配線2と同様にピッチ500μ
mとした。FPC嵌合ライン7は、基板上のダミー嵌合
ライン3の3本の間の谷間である隙間2本と同じ位置に
なるようにFPC電極6から500μm離れたところに
2本のFPC嵌合ライン7をライン幅240μm、スペ
ース260μmのピッチ500μmで形成した。
【0042】また、基板1の下側電極束10に対応する
FPCは、フレキシブルなフィルム基板上に、Cu銅箔
35μmのパターンはFPC電極が60本と、FPC嵌
合ライン7が2本形成してある。FPC電極6は基板1
の素子から連続して配線として形成してある取り出し電
極配線2とプリント基板の配線を電気的に接続させて電
流を流す電極であり、FPC嵌合ライン7は基板のダミ
ー嵌合ライン3との位置合わせ用に形成したラインであ
る。下側電極束10用のFPC電極6の幅は100μ
m、スペース部を100μmにし、取り出し電極配線2
と同様にピッチ200μmとした。FPC嵌合ライン7
は、基板上のダミー嵌合ライン3の3本の間の谷間であ
る隙間2本と同じ位置になるようにFPC電極6から2
00μm離れたところに2本のFPC嵌合ライン7をラ
イン幅90μm、スペース110μmのピッチ200μ
mで形成した。
【0043】図4に基板とFPCを接合するために使用
する圧着装置の図を示す。
【0044】図4において50は基板置き台、51はF
PC置き台、52はCCDカメラ、53はCCD用モニ
ター、54は圧着ヘッド、55はステップモータであ
る。
【0045】上記のように形成された画像形成装置の基
板1を圧着装置の基板置き台50の上に乗せ、基板1を
吸着させ固定する。基板1の取り出し電極配線2上にA
CFを乗せておく。次に基板1の1番最初に接合すべき
位置を確認するために、1台の倍率の低いCCDカメラ
52の下に移動させ位置の確認をする。位置確認できた
ところで、FPC5をFPC置き台51の所定の位置に
乗せる。FPC5を基板1の突き当て部4に突き当てる
ようにしながら、基板1のダミー嵌合ライン3の谷間2
本にFPC嵌合ライン7をはめ込み、ダミー嵌合ライン
3の谷間2本とFPC嵌合ライン7の2本が凹凸関係と
なり、はめ込みと突き当てが完了すると、基板1の取り
出し電極配線2とFPC電極6の配線位置が必然的に一
致する。この一致したガラス基板1上の取り出し電極配
線2とFPC5を圧着ヘッド54の下に移動し加熱温度
170℃、圧力40Kg/cm2 により、20秒圧着し
た。圧着後、基板1をステップモータ55によって、次
の取り出し電極配線2の位置に移動させ上記を6回繰り
返した。6回終了後、基板置き台50の吸着を解除し、
基板1を取り出し90°回転させ、再度基板置き台50
に基板1を置き、吸着させ固定し、基板1の1番最初に
接合すべき位置を確認するために、CCDカメラ52の
下に移動させ位置の確認をする。その後は、前述の基板
1とFPC5を前述と同様に一致させ、圧着しそれを8
回繰り返した。8回終了後、基板置き台50の吸着を解
除し、基板1を取り出し90°回転させ、再度基板置き
台50に基板1を置き、吸着させ固定し、基板1の1番
最初に接合すべき位置を確認するために、CCDカメラ
52の下に移動させ位置の確認をする。その後は、前述
の基板1とFPC5を前述と同様に一致させ、圧着しそ
れを6回繰り返し、合計3辺の接合を終了した。その
後、基板1に接合されたFPC5の反対側をプリント基
板のコネクタ部に差し込み、基板1とプリント基板の接
続が完了した。
【0046】このようにすることによって、位置確認装
置の簡易化ができ、位置合わせ機構のない装置で位置合
わせできるようになり、また位置合わせに要する時間も
今までの1/3程度になり、時間短縮、装置の簡易化が
できるようになった。
【0047】また、前記画像形成装置に、表示(外部)
信号を送ったところ、表示欠けのない良好な表示が行え
た。
【0048】次にクリップによる接合方法を述べる。
【0049】上記の圧着装置で使用したと同様な方法で
作成した基板1とやはり同様な方法で作成したFPC5
を用意する。
【0050】基板1の1番最初に接合するべき位置にF
PCを持ってくる。FPC5を基板1の取り出し電極配
線2に形成してある突き当て部4に突き当てるようにし
ながらダミー嵌合ライン3とFPC嵌合ライン7をはめ
込ませると、基板1の取り出し電極配線2とFPC電極
6の位置が一致する。一致したところで、クリップ治具
で基板1とFPC5を挟み固定した。それを左右電極束
9を12回行い、下側電極束10を8回行い、3辺の接
合を終了した。その後、基板1に接合されたPFC5の
反対側をプリント基板のコネクタ部に差し込み、基板と
プリント基板の接続が完了した。このように突き当て部
と嵌合構造により、配線同士が嵌合するとFPC5が動
くことがなく、また、嵌合が確認できさえすれば、配線
同士の位置がよく一致することができ、隣接間のショー
トや不良がなくなり、何度もやり直しを行うことがなく
なったので位置合わせ時間が大幅に短縮された。
【0051】本発明では、基板上の取り出し配線とダミ
ー嵌合ラインを連続した等間隔に形成し、FPC嵌合ラ
インを基板側のラインの嵌合部の間になるように形成し
たが、FPC嵌合ラインをFPC電極と連続した等間隔
とし、基板のダミー嵌合ラインをFPC嵌合ラインの間
になるように形成してもよく、結果的に基板のダミー嵌
合ラインとFPC嵌合ラインが嵌合構造で一致させるよ
うな構成であれば、どのような構成でもよい。また、ダ
ミー嵌合ラインとFPC嵌合ラインは、嵌合構造のみで
なくGND線を兼ねることもできる。また、本発明で作
製した厚膜配線であれば、1回の成膜で厚み約10μm
が得られるため、FPCの銅箔厚み35μmの凹部に厚
膜配線を合わせれば嵌合構造になるが、厚膜配線の断面
形状は山形あるいは蒲鉾型をしているため、嵌合されて
も、ちょっとした動きや、ずれによって配線部の嵌合が
滑りやすく、嵌合部が外れやすいので、好ましくは嵌合
部の厚膜配線厚みは10μm以上であることが望まし
く、銅箔厚みと同等厚みであればより嵌合部が強固とな
り、より一層嵌合部のずれがなくなりより好ましい。
【0052】本発明において、FPCのフィルム材質は
ポリイミドフィルム、ポリエステルフィルム、ガラスエ
ポキシフィルム、レジストフィルムあるいは、前記フィ
ルムの積層フィルムであってもよく、基板とプリント基
板を介するものであればよい。
【0053】本発明で配線材料については、Agを挙げ
たが、これに限ることなく、Au,Pt,Cu,Al,
Ni,Cr,Ti,Ta,W,In等の一種類あるい
は、これらの混合物であってもよい。また、厚膜が形成
できれば印刷でなくてもよく、ディッピング法、スピン
ナー法等厚膜が形成できる方法であればよい。また、嵌
合部、および突き当て部については、特に信号を必要と
しないなら、絶縁材料でもかまわない。
【0054】また、ACFにおいて接合する方法を述べ
たが、半田による方法でもその他の方法でもよく、突き
当てと嵌合を使用して接合できる方法であれば何ら問題
ない。
【0055】本発明において、位置確認装置として、C
CDカメラを使用したが単に位置確認だけであるので、
簡易な顕微鏡等でも同様な精度で十分位置合わせするこ
とが可能であり、しいては、ピッチの荒い配線において
は、目視でも十分可能であり、必ずしも位置確認装置は
必要としない。
【0056】以上述べたように、基板上に形成された印
刷配線とFPCの配線構造により容易に配線を一致させ
ることができるようになり、製造装置の簡易化ができ、
製造装置のコスト低減、製造時間の短縮しいてはトータ
ルの製造コストの低減ができるようになった。また、嵌
合構造により、印刷配線とFPC配線が移動しなくなっ
たので、ショートや不良も発生することがなく、クリッ
プ治具によっても簡単に短時間で接合することができる
ようになった。この配線を一致させる精度については、
配線の形成精度に関係し、通常の配線精度は±20μm
以内といわれ、配線精度が20μmであれば、合わせ精
度も20μmとなり、配線精度がよくなればなるほど合
わせ精度もよくなり、簡易な装置や簡易な位置合わせで
非常によい精度で位置合わせができるようになった。
尚、本実施例では突き当て構造と、嵌合構造を併用した
が、突き当て構造を排除した構造としても良い。 第2実施例 次に本発明の第2の実施例を示す。
【0057】図5は、位置合わせ前の基板の配線部
(a)とFPC配線部の一部(b)を示す上面図であ
る。
【0058】図6(a)配置合わせ済みの基板の配線部
とFPC配線部の上面図、(b)は斜視図である。
【0059】図5、6において、1はガラス基板であ
り、2はガラス基板上に印刷された取り出し電極配線、
13はダミー嵌合ライン、14は突き当て部、5はFP
Cであり、16はFPC電極、17はFPC嵌合ライン
である。
【0060】まず、ガラス基板1にAgペーストインキ
をスクリーン印刷法により、取り出し電極配線12、ダ
ミー嵌合ライン13、突き当て部14を1回印刷し形成
する。1回のスクリーン印刷では、580℃で焼成して
得られた厚み約10μmの印刷配線である。次に、同じ
スクリーン印刷で突き当て部14と、ダミー嵌合ライン
13のみの印刷用マスクにおいて、基板の位置とマスク
の位置合わせを行い、突き当て部14を4度とダミー嵌
合ライン13のみをあと2度印刷し、580℃で焼成後
で得られた厚み約50μmの突き当て部14と厚み約3
0μmのダミー嵌合ライン13を含む印刷配線を形成す
る。このときの左右電極束9側は、全配線数の240本
を6つに分割し取り出し電極配線2を40本を一塊と
し、ダミー嵌合ライン13、突き当て部14の1体U字
型を配線一塊にそれぞれ左右1カ所づつとし、このとき
の取り出し電極配線2とダミー嵌合ライン13はそれぞ
れ配線ラインを250μm、スペース部を250μmの
ピッチ500μmとして形成し、突き当て部14は幅7
50μmで形成した。また、下側配線束10側は、全配
線数の480本を8つに分割し取り出し電極配線2を6
0本を一塊とし、ダミー嵌合ライン13、突き当て部1
4の1体U字型を配線一塊にそれぞれ左右1カ所づつと
し、取り出し電極配線2とダミー嵌合ライン13はそれ
ぞれ配線ライン幅を100μm、スペース部を100μ
mのピッチ200μmとし、突き当て部14は幅300
μmで形成した。
【0061】次に、ガラス基板1の取り出し電極配線1
2とに対応するFPCについて述べる。
【0062】まずガラス基板1の左右電極束9に対応す
るFPCの方は、フィルム基板上にCu銅箔35μmの
配線がパターニングされており、Cu銅箔のパターンは
FPC電極16が40本と、FPC嵌合ライン17がT
字型に形成してある。FPC電極16はガラス基板1の
素子から連続して配線として形成してある取り出し電極
配線12とプリント基板の配線を電気的に接続させて電
流を流す電極であり、FPC嵌合ライン17は基板のダ
ミー嵌合ライン13との位置合わせ用に形成したライン
である。左右電極束9用のFPC電極16の幅は、25
0μm、スペース部を250μmにし、取り出し電極配
線12と同様にピッチ500μmとした。FPC嵌合ラ
イン17は、基板上のダミー嵌合ライン13の2本の間
と同じ位置にあるように形成し、FPC嵌合ライン17
はライン幅240μm、突き当て部14の幅750μm
となるようなT字型に形成し、ガラス基板1のダミー嵌
合ライン13と突き当て部14とを合わせたとき、互い
に一致すると四角になる。
【0063】また、ガラス基板1の下側電極束10に対
応するFPCは、フレキシブルなフィルム基板上に、C
u銅箔35μmのパターンはFPC電極16が60本
と、FPC嵌合ライン17基板のダミー嵌合ライン3と
の位置合わせ用に形成したラインである。FPC電極1
6はガラス基板1の素子から連続して配線として形成し
てある取り出し電極配線12とプリント基板の配線を電
気的に接続させて電流を流す電極であり、FPC嵌合ラ
イン17は基板のダミー嵌合ライン13と突き当て部1
4とを合わせたとき、互いに一致すると四角になる。
【0064】下側電極束10用のFPC電極16の幅は
100μm、スペース部を100μmにし、取り出し電
極配線12と同様にピッチ200μmとした。FPC嵌
合ライン17は、基板上のダミー嵌合ライン13の2本
の間と同じ位置になるように形成し、FPC嵌合ライン
17はライン幅90μm、突き当て部14の幅300μ
mとなるようなT字型に形成し、ガラス基板1のダミー
嵌合ライン13と突き当て部14とを合わせたとき、互
いが一致すると四角になる。
【0065】上記のように形成した、ガラス基板1とF
PC5を使用して、実施例1と同様に図4の圧着装置を
使用して圧着を行った。
【0066】上記のように形成されたガラス基板1を圧
着装置の基板置き台50の上に乗せ、ガラス基板1を吸
着させ固定する。次にガラス基板1の1番最初に接合す
べき位置を確認するために、1台のCCDカメラ52の
下に移動させ位置の確認をする。位置確認できたところ
で、FPC5をFPC置き台51の所定の位置に乗せ
る。T字型FPC嵌合ライン17をガラス基板1のU字
型のダミー嵌合ライン13の間に入れ、突き当て部14
に突き当てるようしながら所定の位置に乗せるとガラス
基板1の取り出し電極12の位置とFPC電極16と必
然的に一致する。この一致したガラス基板1上の取り出
し電極12とFPC5を圧着ヘッド54の下に移動し加
熱温度170℃、圧力40Kg/cm2 により20秒圧
着した。圧着後、ガラス基板1をステップモータ55に
よって、次の取り出し電極配線12の位置に移動させ上
記を6回繰り返した。6回終了後、基板置き台50の吸
着を解除し、ガラス基板1を取り出し90°回転させ、
再度基板置き台50にガラス基板1を置き、吸着させ固
定し、ガラス基板1の1番最初に接合すべき位置を確認
するために、CCDカメラ52の下に移動させ位置の確
認をする。その後は、前述のガラス基板1とFPC5を
前述と同様に一致させ、圧着しそれを8回繰り返した。
8回終了後、基板置き台50の吸着を解除し、ガラス基
板1を取り出し90°回転させ、再度基板置き台50に
ガラス基板1を置き、吸着させ固定し、ガラス基板1の
1番最初に接合すべき位置を確認するために、CCDカ
メラ52の下に移動させ位置の確認をする。その後は、
前述のガラス基板1とFPC5を前述と同様に一致さ
せ、圧着しそれを6回繰り返し、合計3辺の接合を終了
した。
【0067】次にクリップによる接合方法を述べる。
【0068】上記の圧着装置で使用したと同様な方法で
作成したガラス基板とやはり同様な方法で作成したFP
C5を用意する。
【0069】ガラス基板1の1番最初に接合するべき位
置にFPCを持ってくる。T字型のFPC嵌合ライン1
7をガラス基板1のU字型のダミー嵌合ライン13の間
に入れ、形成してある突き当て部14に突き当てるよう
にしながら、ダミー嵌合ライン13をFPC嵌合ライン
17を一致させるようにすると、ガラス基板1の取り出
し電極配線12とFPC電極6の位置が一致する。一致
したところで、クリップ治具でガラス基板1とFPC5
を挟み固定した。それを12回繰り返した。その後他の
辺についても同様に合わせてクリップ治具を挟み、3辺
の接合を終了した。
【0070】以上述べたように、ガラス基板上に厚膜で
形成された突き当て部、嵌合部とFPCの嵌合部構造に
より容易に配線を一致させることができるようになり、
製造装置の簡易化ができ、製造装置のコスト低減、製造
時間の短縮、しいては、トータルの製造コストの低減が
できるようになった。また、嵌合構造により、基板の配
線のFPC配線が移動しなくなったので、ショートや不
良も発生することがなく、クリップ治具によっても簡単
に接合することができるようになった。本発明では、実
施例1と異なり、突き当て部をFPCのT字型と基板の
突き当て部のU字型の2つを持っているため、片方での
突き当てがうまくいかないとしても、もう片方の突き当
てでも有効となり、より突き当てがよくなった。また、
嵌合部と突き当て部を一体形成し、基板の嵌合部とFP
C嵌合部のみでしか一致しない形状なので嵌合部を間違
えて嵌合することがなくなり、よりミスがなくなった。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
配線部が厚膜で形成される基板において、厚膜の突き当
て部を形成し、かつ厚膜配線と受けの配線の一部が嵌合
構造になることにより、光学的位置合わせをすることな
く、基板の配線と受け配線を配線の形成精度と同様な精
度でよく合致させることがでるようになり、位置合わせ
移動構造、高倍率位置確認構造をもたない装置において
接合が可能になったので、製造装置のコストを押えるこ
とができた。さらに、一回毎の位置合わせ時間がほとん
ど必要なくなり、時間が短縮され、生産性が向上すると
いう効果がある。また、クリップ等による接合でも突き
当てと嵌合構造により、簡単に位置合わせすることがで
きるようになり、時間短縮され、かつ配線同士が一度嵌
合するとずれないのでショート等の不良現象がなくなる
という効果がある。また、本実施例を画像形成装置に適
用した場合、画面寸法が大きくまた高精細になる程、取
出し配線が多くなるので効果が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の基板上の配線(a)とFP
C配線(b)の図を示す。
【図2】(a)および(b)は本発明の実施例1の基板
上の配線とFPC配線を一致させた上面図と斜視図を示
す。
【図3】実施例1の基板の全体図を示す。
【図4】実施例1で使用する圧着装置の図を示す。
【図5】本発明の実施例2の基板上の配線とFPC配線
の図を示す。
【図6】(a)および(b)は本発明の実施例2の基板
上の配線とFPC配線を一致させた上面図と斜視図を示
す。
【図7】従来の圧着装置の図を示す。
【図8】(a),(b)および(c)は従来の位置合わ
せ方法の図を示す。
【図9】従来の位置合わせ後の基板配線とFPC配線の
図を示す。
【図10】表面伝導型電子放出素子を示す。
【図11】本発明で作成した画像形成装置の斜視図であ
る。
【図12】表面伝導型電子放出素子の1例である。
【符号の説明】
1,101,1001 基板 2,12,102 取り出し電極配線 3,13 ダミー嵌合ライン 4,14 突き当て部 5,105 FPC6,16 FPC電極 7,17 FPC嵌合ライン 8 電子放出素子および電子放出素子を駆動するため
の配線が形成された領域 9 左右電極束 10 下側電極束 50 基板置き台 51 FPC置き台 52,112 CCDカメラ 53,113 CCD用モニター 54,114 圧着ヘッド 55 ステップモータ 103 基板用位置合せマーク 104 ACF 107 FPC用位置合せマーク 110 基板置き台 111 FPC位置合せ台 115 架台移動用レール 116 電子放出素子 117,118 電子放出素子を駆動するための配線 122,123,1002,1003 素子電極 124,1004 導電性薄膜 125,1005 電子放出部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された電極配線部が厚膜か
    らなる基板において、該電極配線部に嵌合構造を有する
    ことを特徴とする配線の位置合わせ構造。
  2. 【請求項2】 該基板が、該電極配線部の電極配線が入
    力電極配線と入力電極配線でない配線とを有し、該入力
    電極配線に相対する電極を接合することにより、外部信
    号を供給する構造を有するものであり、隣接する入力電
    極配線でない配線が嵌合構造を有することを特徴とする
    請求項1記載の構造。
  3. 【請求項3】 該基板が、該電極配線部の電極配線が入
    力電極配線と入力電極配線でない配線とを有し、該入力
    電極配線に相対する電極を接合することにより、外部信
    号を供給する構造を有するものであり、該電極配線部に
    相対し接続する接続用電極に突き当て構造を有し、かつ
    隣接する入力電極配線でない配線が相対し接続する接続
    用電極とによって嵌合する構造を有することを特徴とす
    る請求項1または2記載の構造。
  4. 【請求項4】 該基板が、該電極配線部の電極配線が入
    力電極配線と隣接する入力電極配線でない配線とを有
    し、該入力電極配線に相対する電極を接合することによ
    り、外部信号を供給する構造を有するものであり、該入
    力電極配線でない配線部に相対する電極の突き当て構造
    部と嵌合構造部を兼ね備えていることを特徴とする請求
    項1記載の構造。
  5. 【請求項5】 電子ビームを発生する電子源が設けられ
    たリアプレートと、発生する電子ビームが衝突すること
    により発光する蛍光体が設けられたフェースプレートと
    を対向して配置してなる画像形成装置において、該リア
    プレートに形成された電極配線が厚膜からなり、該電極
    配線が入力電極配線と入力電極配線でない配線を有し、
    該入力電極配線に相対する電極を接合することにより、
    外部信号を供給される画像形成装置であり、隣接する入
    力電極配線でない配線が相対する電極とによって嵌合構
    造を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 電子ビームを発生する電子源が設けられ
    たリアプレートと、発生する電子ビームが衝突すること
    により発光する蛍光体が設けられたフェースプレートと
    を対向して配置してなる画像形成装置において、該リア
    プレートに形成された電極配線が厚膜からなり、該電極
    配線が入力電極配線と隣接する入力電極配線でない配線
    を有し、該入力電極配線に相対する電極を接合すること
    により、外部信号を供給する構造をもつ画像形成装置で
    あり、該入力電極配線でない配線部に相対する電極の突
    き当て構造と嵌合構造を兼ね備えていることを特徴とす
    る画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし3記載の基板において、
    さらに前記電極配線部に突き当て構造を有することを特
    徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の画像形成装置において、
    さらに前記電極配線部に突き当て構造を有することを特
    徴とする画像形成装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001343903A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Canon Inc 電極の相互接続構造、電極の相互接続方法、画像表示装置及びその製造方法
JP2008003114A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Rohm Co Ltd 表示装置
KR100823485B1 (ko) 2006-11-17 2008-04-21 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
KR100886238B1 (ko) 2007-03-02 2009-02-27 엘지디스플레이 주식회사 평판표시장치
EP1951014A3 (en) * 2007-01-26 2009-09-16 Olympus Corporation Junction structure of flexible substrate
CN106293190A (zh) * 2015-06-10 2017-01-04 恒颢科技股份有限公司 包含具有修饰图案的软性电路板的触控面板及制造方法

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