JPH1139538A - 自動取引装置と自動取引方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】口座情報を指定するためのカード若しくは通帳
等の媒体がなくても取引を行う。 【解決手段】主制御部は、カードを利用しない取引が選
択された際、取引口座情報入力処理に移行し、液晶表示
部に取引支店選択画面を表示して取引を行う支店が選択
され、続いて液晶表示部に取引科目選択画面を表示して
取引を行う科目が選択され、そして液晶表示部に取引口
座番号入力画面を表示して表示画面上のテンキーから取
引を行う口座の口座番号が入力されることによって取引
前の手続きを終了してカードを利用しない取引を可能と
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば入金、
支払、振込、振替、残高照会等を行うことができる現金
自動預出金機などの自動取引装置と自動取引方法に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】近年、利用者の差出す口座情報が記録さ
れた磁気ストライプカード等のカードを受入れ、ホスト
コンピュータ（センタ）と交信することにより、利用者
の要求する現金を自動的に支払う現金自動支払機、ある
いは口座情報が記録された磁気ストライプ付きの磁気通
帳を受入れ、ホストコンピュータと交信することにより
利用者の要求する現金を自動的に支払う現金自動支払
機、あるいは口座情報が記録された磁気ストライプ付き
の磁気通帳を用いて、現金を自動的に受入れる現金自動
預出金機、さらにはこれら両方の機能を１台の機能にま
とめた現金自動預出金機などの自動取引装置が、銀行窓
口の自動化機器として急速に発達し、各銀行に導入され
て利用者に迅速なサービスを展開している。

【０００３】しかしながら、入金、支払、振込、振替、
残高照会等の取引を行う場合は、カード等の口座指定媒
体を必要としている。そのため、カードを携帯していな
い、口座開設直後でカードが発行されていない、カード
を紛失して再発行中等の場合、自動取引装置を利用して
取引を行うことができない。すなわち、自動取引装置を
利用して入金、支払等を行う場合、口座情報を指定する
ための媒体（カード若しくは通帳等）を使用しなければ
取引を行うことができない。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記したように、自動
取引装置を利用して入金、支払等を行う場合、口座情報
を指定するための媒体（カード若しくは通帳等）を使用
しなければ取引を行うことができないという問題があっ
た。

【０００５】そこで、この発明は、口座情報を指定する
ためのカード若しくは通帳等の媒体がなくても取引を行
うことのできる自動取引装置と自動取引方法を提供する
ことを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この発明の自動取引装置
は、各種取引を行う自動取引装置において、カード・通
帳等の媒体を用いた取引か、カード・通帳等の媒体を用
いない取引かを選択する選択手段と、この選択手段の選
択に応じて取引を制御する制御手段とから構成されてい
る。

【０００７】この発明の自動取引装置は、各種取引を行
う自動取引装置において、カード・通帳等の媒体を用い
た取引か、カード・通帳等の媒体を用いない取引かを選
択する選択手段と、この選択手段でカード・通帳等の媒
体を用いた取引が選択された際、挿入されるカード・通
帳等の媒体に予め記録されている取引口座番号を読取る
読取手段と、上記選択手段でカード・通帳等の媒体を用
いない取引が選択された際、取引口座番号を入力する入
力手段と、この入力手段で入力された取引口座番号、ま
たは上記読取手段で読取られた取引口座番号を用いて取
引を制御する制御手段とから構成されている。

【０００８】この発明の自動取引装置は、各種取引を行
う自動取引装置において、カード・通帳等の媒体を用い
た取引か、カード・通帳等の媒体を用いない取引かを選
択する選択手段と、この選択手段でカード・通帳等の媒
体を用いた取引が選択された際、挿入されるカード・通
帳等の媒体に予め記録されている取引支店、取引科目、
取引口座番号等の取引情報を読取る読取手段と、上記選
択手段でカード・通帳等の媒体を用いない取引が選択さ
れた際、取引支店、取引科目、取引口座番号等の取引情
報を入力する入力手段と、この入力手段で入力された取
引情報、または上記読取手段で読取られた取引情報を用
いて取引を制御する制御手段とから構成されている。

【０００９】この発明の自動取引装置は、各種取引を行
う自動取引装置において、取引を指定する指定手段と、
この指定手段で取引が指定された際、カード・通帳等の
媒体を用いた取引か、カード・通帳等の媒体を用いない
取引かを選択する選択手段と、この選択手段でカード・
通帳等の媒体を用いた取引が選択された際、挿入される
カード・通帳等の媒体に予め記録されている取引支店、
取引科目、取引口座番号等の取引情報を読取る読取手段
と、上記選択手段でカード・通帳等の媒体を用いない取
引が選択された際、取引支店、取引科目、取引口座番号
等の取引情報を入力する入力手段と、この入力手段で入
力された取引情報、または上記読取手段で読取られた取
引情報を用いて上記指定手段で指定された取引を制御す
る制御手段とから構成されている。

【００１０】この発明の自動取引方法は、各種取引を行
う自動取引方法であって、カード・通帳等の媒体を用い
た取引か、カード・通帳等の媒体を用いない取引かを選
択し、この選択に応じて取引を制御するようにしたこと
を特徴とする。

【００１１】この発明の自動取引方法は、各種取引を行
う自動取引方法であって、カード・通帳等の媒体を用い
た取引か、カード・通帳等の媒体を用いない取引かを選
択し、この選択でカード・通帳等の媒体を用いた取引が
選択された際、挿入されるカード・通帳等の媒体に予め
記録されている取引口座番号を読取り、上記選択でカー
ド・通帳等の媒体を用いない取引が選択された際、取引
口座番号を入力し、この入力された取引口座番号、また
は上記読取られた取引口座番号を用いて取引を制御する
ようにしたことを特徴とする。

【００１２】この発明の自動取引方法は、各種取引を行
う自動取引方法であって、カード・通帳等の媒体を用い
た取引か、カード・通帳等の媒体を用いない取引かを選
択し、この選択でカード・通帳等の媒体を用いた取引が
選択された際、挿入されるカード・通帳等の媒体に予め
記録されている取引支店、取引科目、取引口座番号等の
取引情報を読取り、上記選択でカード・通帳等の媒体を
用いない取引が選択された際、取引支店、取引科目、取
引口座番号等の取引情報を入力し、この入力された取引
情報、または上記読取られた取引情報を用いて取引を制
御するようにしたことを特徴とする。

【００１３】この発明の自動取引方法は、各種取引を行
う自動取引方法であって、取引が指定された際、カード
・通帳等の媒体を用いた取引か、カード・通帳等の媒体
を用いない取引かを選択し、この選択でカード・通帳等
の媒体を用いた取引が選択された際、挿入されるカード
・通帳等の媒体に予め記録されている取引支店、取引科
目、取引口座番号等の取引情報を読取り、上記選択でカ
ード・通帳等の媒体を用いない取引が選択された際、取
引支店、取引科目、取引口座番号等の取引情報を入力
し、この入力された取引情報、または上記読取られた取
引情報を用いて上記指定された取引を制御するようにし
たことを特徴とする。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図２はこの発明の自動
取引装置を示すものである。すなわち、筐体１の前面に
は略Ｌ字形状の操作部２が形成されている。この操作部
２の水平面には、振替、振込すべき紙幣を多数枚一括し
て投入し得るとともに、紙幣の釣銭を受取る紙幣挿入口
３が設けられていて、この紙幣挿入口３には開閉自在な
扉４が設けられている。また、操作部２の水平面には、
タッチパネル５ａ内蔵の液晶（ＬＣＤ）表示部５が設け
られている。液晶表示部５は操作手順、その他の情報を
イラスト、文字あるいは文言によって液晶画面に表示
し、利用者を誘導するとともに、その表示によって暗証
番号、金額、口座番号、取引の承認、確認あるいは取消
などに応じた表示部分の入力をタッチパネル５ａが検知
し、後述する主制御部１１への対応する信号を出力する
いわゆるキー操作が行われるものである。

【００１５】また、操作部２の垂直面には、暗証番号お
よび口座情報が記録されている取引媒体としての磁気カ
ード等のカードを挿入するカード挿入口６、通帳を挿入
する通帳挿入口７、硬貨を投入する硬貨投入口８、硬貨
の釣銭を受取る硬貨釣銭受取口９が設けられている。

【００１６】ところで、筐体１内には、図１に示すよう
に、全体を制御する主制御部１１、上記カード挿入口６
から挿入されたカードを受入れ、カード上の磁気ストラ
イプ部から暗証番号、口座番号などの口座情報を受取る
磁気カードリード部１２、上記通帳挿入口７から挿入さ
れた通帳の磁気ストライプ部を読取るとともに通帳およ
び図示しないジャーナル用紙に取引内容を記録する通帳
プリント部１３、上記紙幣挿入口３に挿入された紙幣を
受入れ、指定された金額の紙幣を上記紙幣挿入口３に払
出す入出金ユニット１４、上記硬貨挿入口８に投入され
た硬貨を受入れ、指定された金額の硬貨を上記硬貨受取
口９に払出す硬貨入出金ユニット１５、入力手段として
上記タッチパネル５ａ内蔵の液晶表示部５によって構成
される接客ユニット１６、図示しないスピーカにより顧
客に音声案内を行う音声案内ユニット１７、係員用の内
部モニタ１８、データファイルとしてのフロッピーディ
スク１９、上記主制御部１１と図示しないホストコンピ
ュータ（センタ）との間のデータ伝送を制御する伝送制
御部２０および電源部２１が設けられている。

【００１７】また、上記主制御部１１には、外部に設け
られた係員用のリモートモニタ２２に接続されており、
このリモートモニタ２２を介して遠隔監視装置（図示し
ない）に接続されている。

【００１８】次に、このような構成において本発明の自
動取引装置における取引先口座指定処理の動作を説明す
る。まず、顧客入力による取引先口座指定処理選択の動
作を図３のフローチャートを参照して説明する。

【００１９】主制御部１１は、取引開始により顧客に対
して液晶表示部５に図４に示すような顧客入力選択画面
を表示し、本発明に係るカード（キャッシュカード）が
なくても取引ができる旨の顧客入力の選択を促す。

【００２０】表示画面上の「いいえ」釦が押下され、従
来と同じカード（キャッシュカード）を利用する取引が
選択された場合は、カード挿入のステップＳＴ２に移行
して通常のカードを利用した取引を行う。

【００２１】表示画面上の「はい」釦が押下され、本発
明に係るカード（キャッシュカード）を利用しない取引
が選択された場合は、取引口座情報入力処理に移行する
（ＳＴ３）。

【００２２】取引口座情報入力処理の動作を図５のフロ
ーチャートを参照して説明する。主制御部１１は、取引
口座情報入力処理に移行した際、液晶表示部５に図６に
示すような取引支店選択画面を表示し、顧客によって取
引を行う支店が選択される（ＳＴ１１）。例えば、図６
に示すように「川崎」釦が押下された場合、川崎支店が
選択されたことになる。

【００２３】取引支店が選択された後、液晶表示部５に
図７に示すような取引科目選択画面を表示し、顧客によ
って取引を行う科目が選択される（ＳＴ１２）。例え
ば、図７に示すように「普通」釦が押下された場合、普
通口座が選択されたことになる。

【００２４】取引科目が選択された後、液晶表示部５に
図８に示すような取引口座番号入力画面を表示し、顧客
によって表示画面上のテンキーから取引を行う口座の口
座番号が入力される（ＳＴ１３）。ここで、表示画面上
のテンキーから「１」、「２」、「３」、「４」、
「５」、「６」、「７」と入力された場合、口座番号を
「１２３４５６７」として取引前の手続きが終了し、取
引が可能となる。

【００２５】ここで、本発明の説明のために従来のカー
ドを使用した支払取引の動作を図９のフローチャートを
参照して説明する。まず、顧客は、液晶表示部５に表示
された取引選択画面から支払取引を選択し（ＳＴ２
１）、カードを挿入する（ＳＴ２２）。ここで、主制御
部１１は液晶表示部５に図１０に示すような暗証番号入
力画面を表示し、顧客は表示画面上のテンキーから暗証
番号を入力する（ＳＴ２３）。続いて、主制御部１１
は、液晶表示部５に金額入力用のテンキーを表示し、顧
客によって金額が入力され（ＳＴ２４）、伝送制御部２
０を介して図示しないホストコンピュータと電文の送受
信を行い（ＳＴ２５）、取引が成立した後、カードを排
出し（ＳＴ２６）、明細票の排出と現金の支払いを行っ
て取引を終了する（ＳＴ２７）。

【００２６】次に、本発明の自動取引装置における支払
取引の動作を図１１のフローチャートを参照して説明す
る。顧客は、液晶表示部５に表示された取引選択画面か
ら支払取引を選択する（ＳＴ３１）。

【００２７】主制御部１１は、顧客に対して液晶表示部
５に図４に示すような顧客入力選択画面を表示し（ＳＴ
３２）、表示画面上の「いいえ」釦が押下された場合、
カード挿入処理に移行し、カードが挿入された際に次の
ステップへ移行し（ＳＴ３３）、表示画面上の「はい」
釦が押下された場合、図５のフローチャートを参照して
説明した取引口座情報入力処理を行って次のステップへ
移行する（ＳＴ３４）。

【００２８】このように、本発明の自動取引装置は、カ
ードを持っている場合にはもちろんのこと、カードを持
っていなくても取引が可能となる取引口座情報入力処理
の機能を有している。

【００２９】主制御部１１は、カードが挿入されるか
（ＳＴ３３）、上述したカードを利用しない取引口座情
報入力処理後（ＳＴ３４）、液晶表示部５に暗証番号入
力画面を表示し、顧客によって表示画面上のテンキーか
ら暗証番号が入力される（ＳＴ３５）。

【００３０】続いて、主制御部１１は、液晶表示部５に
金額入力用のテンキーを表示し、顧客によって金額が入
力され（ＳＴ３６）、伝送制御部２０を介して図示しな
いホストコンピュータと電文の送受信を行い（ＳＴ３
７）、取引が成立した後、カード利用の取引手続きなら
ばカードを排出し（ＳＴ３８）、明細票の排出と現金の
支払いを行って取引を終了する（ＳＴ３９）。

【００３１】次に、本発明の自動取引装置における入金
取引の動作を図１２のフローチャートを参照して説明す
る。顧客は、液晶表示部５に表示された取引選択画面か
ら入金取引を選択する（ＳＴ４１）。

【００３２】主制御部１１は、顧客に対して液晶表示部
５に図４に示すような顧客入力選択画面を表示し（ＳＴ
４２）、表示画面上の「いいえ」釦が押下された場合、
カード挿入処理に移行し、カードが挿入された際に次の
ステップへ移行し（ＳＴ４３）、表示画面上の「はい」
釦が押下された場合、図５のフローチャートを参照して
説明した取引口座情報入力処理を行って次のステップへ
移行する（ＳＴ４４）。

【００３３】主制御部１１は、カードが挿入されるか
（ＳＴ４３）、カードを利用しない取引口座情報入力処
理後（ＳＴ４４）、液晶表示部５に現金投入案内画面を
表示し、顧客によって紙幣挿入口３、硬貨投入口８から
現金が投入される（ＳＴ４５）。

【００３４】続いて、主制御部１１は、紙幣挿入口３と
硬貨投入口８から投入された現金の金額を確認し（ＳＴ
４６）、伝送制御部２０を介して図示しないホストコン
ピュータと電文の送受信を行った後（ＳＴ４７）、カー
ド利用の取引手続きならばカードを排出し（ＳＴ４
８）、明細票の排出と釣銭を紙幣は紙幣挿入口３、硬貨
は硬貨釣銭受取口９に排出して取引を終了する（ＳＴ４
９）。

【００３５】次に、本発明の自動取引装置における残高
照会取引の動作を図１３のフローチャートを参照して説
明する。顧客は、液晶表示部５に表示された取引選択画
面から残高照会取引を選択する（ＳＴ５１）。

【００３６】主制御部１１は、顧客に対して液晶表示部
５に図４に示すような顧客入力選択画面を表示し（ＳＴ
５２）、表示画面上の「いいえ」釦が押下された場合
は、カード挿入処理に移行してカードが挿入された際に
次のステップへ移行し（ＳＴ５３）、表示画面上の「は
い」釦が押下された場合は、図５のフローチャートを参
照して説明した取引口座情報入力処理を行って次のステ
ップへ移行する（ＳＴ５４）。

【００３７】主制御部１１は、カードが挿入されるか
（ＳＴ５３）、カードを利用しない取引口座情報入力処
理後（ＳＴ５４）、液晶表示部５に暗証番号入力画面を
表示し、顧客によって表示画面上のテンキーから暗証番
号が入力される（ＳＴ５５）。

【００３８】続いて、主制御部１１は、伝送制御部２０
を介して図示しないホストコンピュータと電文の送受信
を行い（ＳＴ５７）、液晶表示部５に残高を表示した
後、カード利用の取引手続きならばカードを排出し（Ｓ
Ｔ５７）、残高照会取引を終了する。

【００３９】次に、本発明の自動取引装置における振込
取引の動作を図１４のフローチャートを参照して説明す
る。顧客は、液晶表示部５に表示された取引選択画面か
ら振込取引を選択する（ＳＴ６１）。

【００４０】主制御部１１は、顧客に対して液晶表示部
５に図４に示すような顧客入力選択画面を表示し（ＳＴ
６２）、表示画面上の「いいえ」釦が押下された場合、
カード挿入処理に移行し、カードが挿入された際に次の
ステップへ移行し（ＳＴ６３）、表示画面上の「はい」
釦が押下された場合、図５のフローチャートを参照して
説明した取引口座情報入力処理を行って次のステップへ
移行する（ＳＴ６４）。

【００４１】主制御部１１は、カードが挿入されるか
（ＳＴ６３）、カードを利用しない取引口座情報入力処
理後（ＳＴ６４）、液晶表示部５に暗証番号入力画面を
表示し、顧客によって表示画面上のテンキーから暗証番
号が入力される（ＳＴ６５）。

【００４２】続いて、主制御部１１は、液晶表示部５に
金額入力用のテンキーを表示し、顧客によって金額が入
力され（ＳＴ６６）、液晶表示部５に振込先指定入力画
面を表示し、顧客によって振込先が指定入力された後
（ＳＴ６７）、伝送制御部２０を介して図示しないホス
トコンピュータと電文の送受信を行い（ＳＴ６８）、振
込先を確認した後（ＳＴ６９）、再度、伝送制御部２０
を介して図示しないホストコンピュータと電文の送受信
を行い（ＳＴ７０）、カード利用の取引手続きならばカ
ードを排出し、明細票の排出を行って取引を終了する
（ＳＴ７１）。

【００４３】以上説明したように上記発明の実施の形態
によれば、カード、通帳等に登録されている口座情報を
顧客が入力することにより、カード不携帯時の取引、口
座開設直後でカード等が未発行の場合の取引、カード再
発行中の取引等が可能となる。その結果、顧客は、より
充実したサービスを受けることが可能となる。

【００４４】また、当該取引が社会的に浸透すれば、口
座情報を顧客が記憶する傾向が増加すると考えられ、カ
ード紛失による取引停止措置を行う際、当該口座情報が
既知となるため迅速に処理を行うことが可能となる。

【００４５】

【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
口座情報を指定するためのカード若しくは通帳等の媒体
がなくても取引を行うことのできる自動取引装置と自動
取引方法を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施例における自動取引装置の全体
の構成を示すブロック図。

【図２】自動取引装置の構成を示す外観斜視図。

【図３】取引先口座指定処理選択の動作を説明するため
のフローチャート。

【図４】顧客入力選択画面の表示例を示す図。

【図５】取引口座情報入力処理の動作を説明するための
フローチャート。

【図６】取引支店選択画面の表示例を示す図。

【図７】取引科目選択画面の表示例を示す図。

【図８】取引口座番号入力画面の表示例を示す図。

【図９】従来のカードを使用した支払取引の動作を説明
するためのフローチャート。

【図１０】暗証番号入力画面の表示例を示す図。

【図１１】本発明の支払取引の動作を説明するためのフ
ローチャート。

【図１２】本発明の入金取引の動作を説明するためのフ
ローチャート。

【図１３】本発明の残高照会取引の動作を説明するため
のフローチャート。

【図１４】本発明の振込取引の動作を説明するためのフ
ローチャート。

【符号の説明】

１…筐体 ２…操作部 ３…紙幣挿入口 ４…扉 ５…液晶表示部 ５ａ…タッチパネル ６…カード挿入口 ８…硬貨投入口 ９…硬貨釣銭受取口 １１…主制御部（制御手段） １２…磁気カードリード部（読取手段） ２０…伝送制御部

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 各種取引を行う自動取引装置において、 カード・通帳等の媒体を用いた取引か、カード・通帳等
   の媒体を用いない取引かを選択する選択手段と、 この選択手段の選択に応じて取引を制御する制御手段
   と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
2. 【請求項２】 各種取引を行う自動取引装置において、 カード・通帳等の媒体を用いた取引か、カード・通帳等
   の媒体を用いない取引かを選択する選択手段と、 この選択手段でカード・通帳等の媒体を用いた取引が選
   択された際、挿入されるカード・通帳等の媒体に予め記
   録されている取引口座番号を読取る読取手段と、 上記選択手段でカード・通帳等の媒体を用いない取引が
   選択された際、取引口座番号を入力する入力手段と、 この入力手段で入力された取引口座番号、または上記読
   取手段で読取られた取引口座番号を用いて取引を制御す
   る制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
3. 【請求項３】 各種取引を行う自動取引装置において、 カード・通帳等の媒体を用いた取引か、カード・通帳等
   の媒体を用いない取引かを選択する選択手段と、 この選択手段でカード・通帳等の媒体を用いた取引が選
   択された際、挿入されるカード・通帳等の媒体に予め記
   録されている取引支店、取引科目、取引口座番号等の取
   引情報を読取る読取手段と、 上記選択手段でカード・通帳等の媒体を用いない取引が
   選択された際、取引支店、取引科目、取引口座番号等の
   取引情報を入力する入力手段と、 この入力手段で入力された取引情報、または上記読取手
   段で読取られた取引情報を用いて取引を制御する制御手
   段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
4. 【請求項４】 各種取引を行う自動取引装置において、 取引を指定する指定手段と、 この指定手段で取引が指定された際、カード・通帳等の
   媒体を用いた取引か、カード・通帳等の媒体を用いない
   取引かを選択する選択手段と、 この選択手段でカード・通帳等の媒体を用いた取引が選
   択された際、挿入されるカード・通帳等の媒体に予め記
   録されている取引支店、取引科目、取引口座番号等の取
   引情報を読取る読取手段と、 上記選択手段でカード・通帳等の媒体を用いない取引が
   選択された際、取引支店、取引科目、取引口座番号等の
   取引情報を入力する入力手段と、 この入力手段で入力された取引情報、または上記読取手
   段で読取られた取引情報を用いて上記指定手段で指定さ
   れた取引を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
5. 【請求項５】 各種取引を行う自動取引方法であって、 カード・通帳等の媒体を用いた取引か、カード・通帳等
   の媒体を用いない取引かを選択し、この選択に応じて取
   引を制御するようにしたことを特徴とする自動取引方
   法。
6. 【請求項６】 各種取引を行う自動取引方法であって、 カード・通帳等の媒体を用いた取引か、カード・通帳等
   の媒体を用いない取引かを選択し、この選択でカード・
   通帳等の媒体を用いた取引が選択された際、挿入される
   カード・通帳等の媒体に予め記録されている取引口座番
   号を読取り、上記選択でカード・通帳等の媒体を用いな
   い取引が選択された際、取引口座番号を入力し、この入
   力された取引口座番号、または上記読取られた取引口座
   番号を用いて取引を制御するようにしたことを特徴とす
   る自動取引方法。
7. 【請求項７】 各種取引を行う自動取引方法であって、 カード・通帳等の媒体を用いた取引か、カード・通帳等
   の媒体を用いない取引かを選択し、この選択でカード・
   通帳等の媒体を用いた取引が選択された際、挿入される
   カード・通帳等の媒体に予め記録されている取引支店、
   取引科目、取引口座番号等の取引情報を読取り、上記選
   択でカード・通帳等の媒体を用いない取引が選択された
   際、取引支店、取引科目、取引口座番号等の取引情報を
   入力し、この入力された取引情報、または上記読取られ
   た取引情報を用いて取引を制御するようにしたことを特
   徴とする自動取引方法。
8. 【請求項８】 各種取引を行う自動取引方法であって、 取引が指定された際、カード・通帳等の媒体を用いた取
   引か、カード・通帳等の媒体を用いない取引かを選択
   し、この選択でカード・通帳等の媒体を用いた取引が選
   択された際、挿入されるカード・通帳等の媒体に予め記
   録されている取引支店、取引科目、取引口座番号等の取
   引情報を読取り、上記選択でカード・通帳等の媒体を用
   いない取引が選択された際、取引支店、取引科目、取引
   口座番号等の取引情報を入力し、この入力された取引情
   報、または上記読取られた取引情報を用いて上記指定さ
   れた取引を制御するようにしたことを特徴とする自動取
   引方法。