JPH1137017A - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents

内燃機関の燃料供給装置

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JPH1137017A
JPH1137017A JP9197152A JP19715297A JPH1137017A JP H1137017 A JPH1137017 A JP H1137017A JP 9197152 A JP9197152 A JP 9197152A JP 19715297 A JP19715297 A JP 19715297A JP H1137017 A JPH1137017 A JP H1137017A
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JP
Japan
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fuel
pressure
internal combustion
combustion engine
negative pressure
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JP9197152A
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Shinji Sako
伸二 佐古
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は内燃機関の燃料供給装置に係り、内
燃機関が停止された状態でインジェクタへ供給される燃
料圧力を適正圧力に保つことを課題とする。 【解決手段】 IGスイッチ33がオンからオフに操作
されると、制御回路45は、エンジン回転を停止させる
と共にIGスイッチ33がオフに操作されてから微小時
間ta 遅れて負圧制御弁41の電磁コイル42への通電
を停止させる。これにより、負圧制御弁41の弁体44
は、閉弁動作する。従って、圧力供給管路39は給気系
路11から導入された負圧が封じ込められた状態とな
る。そのため、燃料供給管路15の燃料が過剰に加圧さ
れている場合、レギュレータ17のダイヤフラム弁19
が開弁動作して燃料圧力が適正な所定圧力以下に調整さ
れる。これにより、機関停止中、インジェクタ12から
インテークマニホールド11aへの燃料漏出を防止でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の燃料供給
装置に係り、特に内燃機関が停止された状態でインジェ
クタへ供給される燃料圧力を適正圧力に保つよう構成さ
れた内燃機関の燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関の燃料供給装置として
は、例えば図8に示されるような構成とされた従来例1
がある。この図8に示す従来例1において、給気系路1
1は下流側がインテークマニホールド11aと連通され
ている。インテークマニホールド11aには燃料を噴射
する複数のインジェクタ12が設けられている。また、
給気系路11の上流側には、エアフィルタ13、スロッ
トルバルブ14が設けられている。給気系路11の圧力
は、サージタンク内圧と等しく内燃機関が起動される
と、大気圧から負圧に変化する。
【0003】各インジェクタ12の夫々には、燃料供給
管路15が並列に接続されている。燃料供給管路15
は、上流側端部がフューエルポンプ16に連通され、下
流側端部がフューエルプレッシャレギュレータ(以下
「レギュレータ」と言う)17に連通されている。尚、
フューエルポンプ16の吐出側には、燃料供給管路15
に吐出された燃料の逆流を防止するチェック弁18が設
けられている。
【0004】レギュレータ17は、内部にダイヤフラム
弁19が設けられている。ダイヤフラム弁19は、レギ
ュレータ17の内部空間をダイヤフラム室20と、燃圧
逃がし室21とに画成している。ダイヤフラム室20
は、給気系路11から分岐された圧力導入管路22に連
通される。また、燃圧逃がし室21は、リターン管路2
3を介して燃料タンク24と連通されている。
【0005】ダイヤフラム弁19は、スプリング25に
より燃料供給管路15の端部開口15aを閉塞する方向
に付勢されている。内燃機関が起動しているとき、ダイ
ヤフラム室20には、給気系路11の負圧が圧力導入管
路22を介して導入される。このため、ダイヤフラム弁
19は、スプリング25のばね力に抗して燃料供給管路
15の端部開口15aから離間する。
【0006】フューエルポンプ16は、燃料タンク24
内の燃料を加圧して燃料供給管路15に吐出し、燃料供
給管路15を介して各インジェクタ12に供給してい
る。そして、フューエルポンプ16から吐出された燃料
のうち一部がインジェクタ12からシリンダ内に噴射さ
れ、インジェクタ12から噴射されなかった余分な燃料
はレギュレータ17の燃圧逃がし室21に至り、リター
ン管路23を介して燃料タンク24に戻される。従っ
て、内燃機関が起動している状態では、フューエルポン
プ16により圧送された燃料タンク24の燃料が燃料供
給管路15、燃圧逃がし室21、リターン管路23、燃
料タンク24を循環している。
【0007】そして、内燃機関が停止状態になると、給
気系路11の圧力が負圧から大気圧に変化する。このよ
うな給気系路11の大気圧が圧力導入管路22を介して
ダイヤフラム室20に導入されると、ダイヤフラム弁1
9に作用するダイヤフラム室20の圧力とスプリング2
5のばね力との合力が燃料供給管路15に供給される燃
料圧力より大となる。その結果、ダイヤフラム弁19
は、燃料供給管路15の端部開口15aを閉塞する位置
に動作する。また、燃料供給管路15の上流側端部に設
けられたチェック弁18がフューエルポンプ16の停止
と共に閉弁する。
【0008】これにより、燃料供給管路15は、下流側
端部がダイヤフラム弁19により閉塞され、上流側端部
がチェック弁18により閉塞される。そのため、燃料供
給管路15には加圧された燃料が密封された状態とな
る。よって、内燃機関を再度始動させる際は、燃料供給
管路15内に保持された加圧された燃料がインジェクタ
12に供給されるため、始動性が確保されている。
【0009】また、図9に上記従来例1とは異なる従来
例2を示す。尚、図9において、上記図8に示す従来例
1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。この従来例2では、給気系路11から分岐された圧
力導入管路31の端部は、負圧制御弁(VSV)32に
連通されている。この負圧制御弁32は、電磁式の三方
弁構造であり、イグニッションスイッチ(以下「IGス
イッチ」と言う)33がオンにされると、通電される電
磁コイル34を有している。また、負圧制御弁32は、
スプリング35に付勢された弁体36を有する。
【0010】この弁体36は、電磁コイル34が通電さ
れた状態では、電磁コイル34の電磁力により吸引され
て電磁コイル34内に形成された大気導入路37を閉塞
すると共に圧力導入管路31の端部開口31aを開放と
する。尚、大気導入管路37の端部は、大気フィルタ3
8に連通されている。また、IGスイッチ33がオフに
操作されると、弁体36はスプリング35のばね力によ
り変位して大気導入管路37を開放すると共に圧力導入
管路31の端部開口31aを閉塞する。さらに、負圧制
御弁32の側面には、負圧又は大気圧を供給するための
圧力供給管路39が連通されている。この圧力供給管路
39の下流側端部は、レギュレータ17のダイヤフラム
室20に連通されている。
【0011】そのため、内燃機関が起動されている状態
では、IGスイッチ33がオンであるため、弁体36が
電磁コイル34の電磁力により吸引されている。そし
て、圧力導入管路31の端部開口31aを開放としてい
るため、給気系路11の負圧が圧力供給管路39へ供給
される。その結果、レギュレータ17のダイヤフラム室
20に負圧が導入され、レギュレータ17のダイヤフラ
ム弁19は、スプリング25のばね力に抗して燃料供給
管路15の端部開口15aから離間する。
【0012】従って、内燃機関が起動している状態で
は、フューエルポンプ16により圧送された燃料タンク
24の燃料が燃料供給管路15、燃圧逃がし室21、リ
ターン管路23、燃料タンク24を循環する。そして、
IGスイッチ33がオフに操作されて内燃機関が停止状
態になると、負圧制御弁32の弁体36はスプリング3
5のばね力により変位して大気導入管路37を開放する
と共に圧力導入管路31の端部開口31aを閉塞する。
その結果、レギュレータ17のダイヤフラム室20に大
気圧が導入される。これにより、レギュレータ17のダ
イヤフラム弁19は、燃料供給管路15の端部開口15
aを閉塞する位置に動作する。
【0013】また、内燃機関が停止状態になると共にフ
ューエルポンプ16の停止するため、燃料供給管路15
の上流側端部に設けられたチェック弁18は閉弁状態と
なる。これにより、燃料供給管路15は、下流側端部が
ダイヤフラム弁19により閉塞され、上流側端部がチェ
ック弁18により閉塞される。そのため、燃料供給管路
15には加圧された燃料が密封された状態となる。
【0014】よって、内燃機関を再度始動させる際は、
燃料供給管路15内に保持された加圧された燃料がイン
ジェクタ12に供給されるため、始動性が確保されてい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例1では、内
燃機関の給気系路11で発生した負圧によりレギュレー
タ17のダイヤフラム弁19を開弁動作させ、内燃機関
の停止により大気圧が圧力導入管路22を介してダイヤ
フラム室20に導入されると、ダイヤフラム弁19が燃
料供給管路15の端部開口15aを閉塞する。また、内
燃機関が停止すると、フューエルポンプ16の停止と共
に燃料供給管路15のチェック弁18が閉弁するため、
燃料供給管路15には加圧された燃料が密封された状態
となる。
【0016】この状態が継続された場合、燃料供給管路
15に密封された燃料がインジェクタ12からインテー
クマニホールド11aへ少しずつ漏出することがある。
このように、内燃機関を停止させた後にインジェクタ1
2から燃料が漏れると、内燃機関を始動する際、給気系
路11から供給される空気に対する燃料が多過ぎてしま
い点火しにくい状態となるおそれがあった。
【0017】また、上記従来例2では、IGスイッチ3
3がオフに操作されて内燃機関が停止状態になると、負
圧制御弁32の弁体36はスプリング35のばね力によ
り変位して大気導入管路37を開放すると共に圧力導入
管路31の端部開口31aを閉塞する。そのため、内燃
機関の停止と同時にレギュレータ17のダイヤフラム室
20に大気圧が導入され、即座にダイヤフラム弁19が
燃料供給管路15の端部開口15aを閉塞する。
【0018】よって、燃料供給管路15には、フューエ
ルポンプ16により加圧された燃料が充填された状態が
保持される。このように、始動後もインジェクタ12に
供給される燃料供給管路15に供給される燃料圧力が確
保されているため、例えば高温環境下においては燃料供
給管路15内に気泡が発生することがある。このよう
に、燃料中に気泡が発生すると、インジェクタ12から
噴射される燃料ミストが希薄となり、空燃比がリーン状
態に変化することになる。そのため、空燃比制御が不安
定となる。
【0019】そのため、内燃機関においては、燃料供給
管路15内で発生した気泡をできるだけ始動時にインテ
ークマニホールド11aへ噴射して始動後の空燃比制御
を安定させたいという制御方法が用いられている。そし
て、気泡をできるだけ短時間で噴射させるため、内燃機
関を停止したときの燃料圧力を高めに設定している。さ
らに、負圧制御弁32は、内燃機関が始動された後、所
定時間が経過するまで動作しないように制御される。
【0020】しかしながら、機関停止状態で燃料供給管
路15の燃料圧力を高くした状態が継続された場合、上
記従来例1の場合と同様に燃料供給管路15に密封され
た燃料がインジェクタ12からインテークマニホールド
11aへ少しずつ漏出することがあり、給気系路11か
ら供給される空気に対する燃料が多過ぎてしまい始動時
に点火しにくい状態となるおそれがあった。
【0021】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、機関停止後に燃料供給管路の燃料圧力を所定以下
とすることによりインジェクタから燃料が漏出すること
を防止する内燃機関の燃料供給装置を提供することを目
的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、以下のような特徴を有する。上記請求項1に
記載された発明は、給気系路に燃料を噴射するインジェ
クタと、該インジェクタに燃料を供給するポンプと、該
ポンプにより加圧された燃料をインジェクタに送液する
燃料供給管路と、該インジェクタから噴射されなかった
余分な燃料を燃料タンクに戻すリターン管路と、前記給
気系路の負圧が導入される圧力導入管路と、該圧力導入
管路を介して負圧が導入されると前記燃料供給管路の圧
力が所定圧力となるように開弁動作して前記リターン管
路へ燃料を流出させる弁装置とを有する内燃機関の燃料
供給装置において、内燃機関が停止されたとき、前記圧
力導入管路に導入された負圧が一時的に保持されるよう
に前記圧力導入管路を閉塞する閉塞手段を備えたことを
特徴とするものである。
【0023】上記請求項2に記載された発明は、給気系
路に燃料を噴射するインジェクタと、該インジェクタに
燃料を供給するポンプと、該ポンプにより加圧された燃
料をインジェクタに送液する燃料供給管路と、該インジ
ェクタから噴射されなかった余分な燃料を燃料タンクに
戻すリターン管路と、前記給気系路の負圧が導入される
圧力導入管路と、該圧力導入管路を介して負圧が導入さ
れると前記燃料供給管路の圧力が所定圧力となるように
開弁動作して前記リターン管路へ燃料を流出させる弁装
置とを有する内燃機関の燃料供給装置において、前記燃
料供給管路の負圧が蓄圧されるバキュームタンクと、内
燃機関が起動状態であることが検出されたとき前記給気
系路の負圧を前記弁装置の圧力室に供給し、前記内燃機
関が停止状態であることが検出されたとき前記燃料供給
管路の燃料圧力が所定圧に調整されるように前記バキュ
ームタンクに蓄圧された負圧を前記弁装置の圧力室に供
給させる切替弁と、を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0024】従って、本発明は以下のような作用が得ら
れる。上記請求項1記載の発明によれば、内燃機関が停
止されたとき、圧力導入管路に導入された負圧が一時的
に保持されるように圧力導入管路を閉塞するため、機関
停止後に燃料供給管路の燃料圧力が所定以上になった場
合、圧力制御弁が燃料供給管路の燃料をリターン管路へ
流出させることができる。これにより、機関停止後の燃
料圧力を適正な所定圧以下に調整することが可能とな
り、インジェクタから燃料が漏出することを防止でき
る。
【0025】また、請求項2記載の発明によれば、内燃
機関が起動状態であることが検出されたとき燃料供給管
路の負圧を圧力制御弁の圧力室に供給し、内燃機関が停
止状態であることが検出されたとき燃料供給管路の燃料
圧力が所定圧に調整されるようにバキュームタンクに蓄
圧された負圧を弁装置の圧力室に供給させるため、機関
停止後に燃料供給管路の燃料圧力が所定以上になった場
合、圧力制御弁が燃料供給管路の燃料をリターン管路へ
流出させることができる。これにより、機関停止後の燃
料圧力を適正な所定圧以下に調整することが可能とな
り、インジェクタから燃料が漏出することを防止でき
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下図面と共に本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の一実施例である内
燃機関の燃料供給装置の概略構成を示す構成図である。
尚、図1において、前述した図8,図9と同一部分に
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0027】図1に示す内燃機関の燃料供給装置では、
圧力導入管路31と圧力供給管路39との間に負圧制御
弁(VSV)41が配設されている。この負圧制御弁4
1は、電磁式の開閉弁であり、IGスイッチ33がオン
に操作されると、通電される電磁コイル42を有してい
る。また、負圧制御弁41は、スプリング43に付勢さ
れた弁体44を有する。IGスイッチ33がオン又はオ
フに操作されたとき、IGスイッチ33のオン信号又は
オフ信号は、制御回路(ECU)45に入力される。
【0028】制御回路45のROMには、IGスイッチ
33のオフ信号が入力された場合、予め設定された所定
時間遅延させて電磁コイル42への通電を停止させる制
御プログラムと、IGスイッチ33のオン信号が入力さ
れた場合、短かいパルスを電磁コイル42へ出力した
後、予め設定された所定時間遅延させて電磁コイル42
への通電を開始させる制御プログラムとが格納されてい
る。
【0029】負圧制御弁41の弁体44は、電磁コイル
42が通電された場合、電磁コイル42の電磁力により
開弁方向に吸引されて圧力導入管路31の端部開口31
aより離間して圧力導入管路31と圧力供給管路39と
の間を連通する。これにより、給気系路11の負圧が圧
力導入管路31、負圧制御弁41、圧力供給管路39を
介してレギュレータ17のダイヤフラム室20に導入さ
れる。
【0030】そのため、レギュレータ17のダイヤフラ
ム弁19は、燃料供給管路15の燃料圧力によりスプリ
ング25のばね力に抗して燃料供給管路15の端部開口
15aから離間して燃料供給管路15とリターン管路2
3とを連通状態とする。従って、内燃機関が起動してい
る状態では、フューエルポンプ16により圧送された燃
料タンク24に貯留された燃料が燃料供給管路15、燃
圧逃がし室21、リターン管路23、燃料タンク24を
循環する。
【0031】また、IGスイッチ33がオフに操作され
ると、所定時間遅れて電磁コイル42への通電停止が行
われる。そのため、負圧制御弁41の弁体44は、電磁
コイル42が消磁されると共にスプリング43のばね力
により閉弁方向に変位して圧力導入管路31の端部開口
31aを閉塞する。その結果、レギュレータ17のダイ
ヤフラム室20及び圧力供給管路39の圧力は、負圧が
導入された状態に保持される。
【0032】図2は上記図1に示す内燃機関の燃料供給
装置の動作を説明するためのタイムチャートである。図
2において、時間T1 でIGスイッチ33がオンからオ
フに操作されると、制御回路45は、エンジン回転を停
止させる。これに伴って給気系路11の圧力は負圧から
徐々に大気圧に変化する。また、エンジン回転が停止し
た時点でフューエルポンプ16も停止しているため、チ
ェック弁18が燃料供給管路15の上流側端部を閉塞す
る。
【0033】そして、制御回路45は、IGスイッチ3
3がオフに操作されてから微小時間ta 遅れて負圧制御
弁41の電磁コイル42への通電を停止させる。これに
より、負圧制御弁41の弁体44は、スプリング25の
ばね力により閉弁動作する。従って、圧力供給管路39
は給気系路11から導入された負圧が封じ込められた状
態となる。そのため、圧力供給管路39に連通されたレ
ギュレータ17のダイヤフラム室20は、機関起動時の
負圧よりも小さい負圧が導入された状態に保たれる。
尚、負圧制御弁41の弁体44が閉弁位置の保持されて
いる状態において、弁体44から僅かな空気漏れが生じ
るため、ダイヤフラム室20の圧力は少しずつ上昇す
る。
【0034】そして、IGスイッチ33がオフに操作さ
れた時間T1 からIGスイッチ33がオンに操作される
までの間に負圧制御弁41の弁体44から漏れた空気が
徐々に圧力供給管路39に供給される。そのため、レギ
ュレータ17のダイヤフラム室20の圧力は、ゆっくり
と負圧から大気圧に近い圧力へと変化する。このように
機関停止状態では、レギュレータ17のダイヤフラム室
20の圧力が負圧に保持されているので、燃料供給管路
15の燃料が過剰に加圧されている場合、レギュレータ
17のダイヤフラム弁19が開弁動作する。そのため、
燃料供給管路15の燃料圧力は、ダイヤフラム室20の
負圧とスプリング25のばね力に応じた適正な所定圧力
以下に調整される。
【0035】これにより、機関停止中、インジェクタ1
2からインテークマニホールド11aに燃料が漏出する
ことを防止できる。その結果、内燃機関を始動する際、
給気系路11から供給される空気に対する燃料が多過ぎ
ることを防止できる。また、時間T2 において、IGス
イッチ33がオンに操作されると、制御回路45は、微
小時間tb (本実施例では、0.5秒間)だけ負圧制御
弁41の電磁コイル42に通電する。このように電磁コ
イル42が瞬間的に励磁されると、圧力供給管路39は
給気系路11から導入された空気により大気圧に保持さ
れる。これで、圧力供給管路39では、大気圧が封じ込
められた状態となる。そのため、圧力供給管路39が連
通されたダイヤフラム室20の圧力は、大気圧に変化す
る。
【0036】これにより、燃料供給管路15は下流側端
部がレギュレータ17のダイヤフラム弁19により閉塞
される。これと同時にフューエルポンプ16が起動され
るため、燃料供給管路15の燃料圧力は昇圧する。ま
た、給気系路11の圧力(サージタンク圧)は、微小時
間tb 後に大気圧から負圧に変化しはじめる。そのた
め、インジェクタ12からインテークマニホールド11
aからミスト状の燃料が噴射されて内燃機関が始動され
る。その際、機関停止中は燃料圧力が所定圧以下に調整
されてインジェクタ12からの燃料漏れが防止されるた
め、IGスイッチ33がオンに操作されたときの始動性
が向上している。
【0037】そして、IGスイッチ33がオンに操作さ
れてから所定時間tc 秒(本実施例では、1.5秒間)
後には、エンジン回転がアイドル状態となる。また、時
間T 3 になると、制御回路45は、負圧制御弁41の電
磁コイル42を励磁する。このように電磁コイル42が
励磁されると、圧力供給管路39の圧力は、給気系路1
1から導入された負圧に変化する。
【0038】これで、フューエルポンプ16から吐出さ
れた燃料は、燃料供給管路15を介して各インジェクタ
12に供給され、インジェクタ12から噴射されなかっ
た余分な燃料はレギュレータ17の燃圧逃がし室21に
至り、リターン管路23を介して燃料タンク24に戻さ
れる。従って、内燃機関が起動した後は、フューエルポ
ンプ16により圧送された燃料が燃料供給管路15、燃
圧逃がし室21、リターン管路23、燃料タンク24を
循環する通常状態となる。
【0039】図3は本発明の変形例1の概略構成を示す
構成図である。尚、図3において、前述した図8,図9
と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略す
る。図3に示す内燃機関の燃料供給装置では、負圧導入
管路51の一端が負圧制御弁32に連通されている。そ
して、負圧導入管路51の他端はバキュームタンク52
に連通されている。また、バキュームタンク52には、
給気管路11から分岐された分岐管路53が連通され
る。この分岐管路53には、バキュームタンク52に導
入された空気が給気管路11へ逆流することを防止する
チェック弁54が配設されている。
【0040】内燃機関が起動されているときは、負圧制
御弁32の弁体36が電磁コイル34の電磁力により吸
引されて負圧導入管路51を閉塞すると共に、圧力導入
管路31を開放する。そのため、給気管路11の負圧
は、圧力導入管路31、負圧制御弁32、圧力導入管路
39を介してレギュレータ17のダイヤフラム室20に
導入される。
【0041】これにより、レギュレータ17のダイヤフ
ラム弁29は、燃料供給管路15の燃料圧力に押圧され
て開弁方向に変位する。そのため、フューエルポンプ1
6により圧送された燃料は、燃料供給管路15、燃圧逃
がし室21、リターン管路23、燃料タンク24を循環
する。また、バキュームタンク52にも、分岐管路53
を介して給気管路11の負圧が導入される。そして、負
圧制御弁32の電磁コイル34への通電が停止したと
き、弁体36がスプリング43のばね力により圧力導入
管路31を閉塞する位置に動作すると共に負圧導入管路
51が開放される。これにより、バキュームタンク52
は、負圧導入管路51、負圧制御弁32、圧力導入管路
39を介してレギュレータ17のダイヤフラム室20と
連通状態となる。
【0042】そのため、ダイヤフラム室20にバキュー
ムタンク52の負圧が導入されてダイヤフラム室20の
圧力がより一層低い圧力となる。よって、機関停止直後
は、上記レギュレータ17のダイヤフラム弁29が燃料
供給管路15の端部を閉塞する位置に変位するが、ダイ
ヤフラム弁29を閉弁位置に押圧する圧力は弱くなって
いる。
【0043】従って、燃料供給管路15の燃料圧力が所
定圧以上になると、ダイヤフラム弁29は燃料供給管路
15を開放する方向に変位して余分な燃料圧力をリター
ン管路23に逃がしてインジェクタ12からの燃料漏れ
を防止する。このようにして、バキュームタンク52の
容積とレギュレータ17のダイヤフラム室20の容積と
の比により、ダイヤフラム弁29を閉弁位置に押圧する
保持力を設定できるので、バキュームタンク52の容積
を変更することにより燃料圧力が任意の圧力となるよう
に調整することが可能になる。
【0044】図4は上記図3に示す変形例1の制御動作
を説明するためのタイムチャートである。図4におい
て、時間T1 でIGスイッチ33がオンからオフに操作
されると、制御回路45は、エンジン回転を停止させ
る。これに伴って給気系路11の圧力は負圧から徐々に
大気圧に変化する。また、エンジン回転が停止した時点
でフューエルポンプ16も停止しているため、チェック
弁18が燃料供給管路15の上流側端部を閉塞する。
【0045】そして、制御回路45は、IGスイッチ3
3がオフに操作されると同時に負圧制御弁41の電磁コ
イル42への通電を停止させる。これにより、負圧制御
弁32の弁体36は、圧力導入管路31を閉塞する位置
に動作すると共に負圧導入管路51を開放する。しかし
ながら、本変形例1では、機関停止と同時にバキューム
タンク52とレギュレータ17のダイヤフラム室20と
の間が、負圧導入管路51、負圧制御弁32、圧力導入
管路39を介して連通状態となり、ダイヤフラム室20
の負圧がより低くなる。
【0046】そのため、燃料供給管路15の燃料圧力が
所定圧以下のときは、ダイヤフラム弁29は閉弁位置に
保持されて燃料圧力の低下を防止する。また、燃料供給
管路15の燃料圧力が所定圧以上になると、ダイヤフラ
ム室20の負圧がより低いので、従来のものよりも早く
ダイヤフラム弁29が開弁動作する。従って、燃料供給
管路15の燃料は、リターン管路23へ流出して燃料圧
力が適正な圧力に低下する。これでインジェクタ12か
らの燃料漏れが防止される。すなわち、燃料圧力を保持
するのに伴って始動時に燃料が過剰供給されて点火しに
くくなることを防止できるので、内燃機関の始動性がよ
り一層高められる。
【0047】図5は上記図3に示す変形例1の別の動作
制御を説明するためのタイムチャートである。図5にお
いて、時間T1 でIGスイッチ33がオンからオフに操
作されると、制御回路45は、エンジン回転を停止させ
る。これに伴って給気系路11の圧力は負圧から徐々に
大気圧に変化する。また、エンジン回転が停止した時点
でフューエルポンプ16も停止しているため、チェック
弁18が燃料供給管路15の上流側端部を閉塞する。
【0048】そして、制御回路45は、IGスイッチ3
3がオフに操作されると、予め設定された遅延時間td
が経過するまで負圧制御弁41の電磁コイル42への通
電を継続する。そのため、機関停止直後は、給気系路1
1の圧力(大気圧)がダイヤフラム室20に導入される
ことになる。その結果、レギュレータ17のダイヤフラ
ム弁29を閉弁位置に押圧する保持力が上記の場合より
も強くなる。
【0049】よって、燃料供給管路15の下流側端部が
ダイヤフラム弁29により閉塞されているので、燃料供
給管路15の燃料圧力が上昇する。そして、制御回路4
5は、IGスイッチ33がオフに操作されてから遅延時
間td が経過すると、負圧制御弁41の電磁コイル42
への通電を停止させる。これにより、負圧制御弁32の
弁体36は、圧力導入管路31を閉塞する位置に動作す
ると共に負圧導入管路51を開放する。そのため、バキ
ュームタンク52とレギュレータ17のダイヤフラム室
20との間が、負圧導入管路51、負圧制御弁32、圧
力導入管路39を介して連通状態となる。これで、ダイ
ヤフラム室20の負圧がより低くなる。
【0050】一方、燃料供給管路15の燃料圧力は、上
記の如く遅延時間td の間に昇圧されている。そのた
め、ダイヤフラム室20にバキュームタンク52の負圧
が導入されると、燃料供給管路15の燃料圧力によりダ
イヤフラム弁29が開弁動作する。よって、燃料供給管
路15の燃料は、リターン管路23へ流出して燃料圧力
が適正な所定圧に低下する。これでインジェクタ12か
らの燃料漏れが防止される。
【0051】すなわち、燃料圧力を保持するのに伴って
始動時に燃料が過剰供給されて点火しにくくなることを
防止できるので、内燃機関の始動性がより一層高められ
る。図6は本発明の変形例2の概略構成を示す構成図で
ある。尚、図6において、前述した図8,図9と同一部
分には、同一符号を付してその説明を省略する。図6に
示す内燃機関の燃料供給装置では、図1に示す構成に対
して圧力導入管路39の途中にバキュームタンク55が
配設されている。このバキュームタンク55は、負圧制
御弁41の弁体44が開弁動作して給気系路11からの
負圧が圧力導入管路39を介してダイヤフラム室20に
供給される際、同時に負圧が蓄圧される。
【0052】このバキュームタンク55は、常時ダイヤ
フラム室20と連通されているので、ダイヤフラム室2
0の圧力変化を緩衝するように作用する。図7は上記図
6に示す変形例2の動作制御を説明するためのタイムチ
ャートである。図7において、時間T1 でIGスイッチ
33がオンからオフに操作されると、制御回路45は、
エンジン回転を停止させる。これに伴って給気系路11
の圧力は負圧から徐々に大気圧に変化する。また、エン
ジン回転が停止した時点でフューエルポンプ16も停止
しているため、チェック弁18が燃料供給管路15の上
流側端部を閉塞する。
【0053】そして、制御回路45は、IGスイッチ3
3がオフに操作されてから微小時間ta 遅れて負圧制御
弁41の電磁コイル42への通電を停止させる。これに
より、負圧制御弁41の弁体44は、スプリング25の
ばね力により閉弁動作する。従って、圧力供給管路39
及びバキュームタンク55には、給気系路11から導入
された負圧が封じ込められた状態となる。そのため、圧
力供給管路39及びバキュームタンク55に連通された
レギュレータ17のダイヤフラム室20は、機関起動時
の負圧よりも小さい負圧が導入された状態に保たれる。
【0054】そのため、ダイヤフラム室20の圧力は、
負圧制御弁41が閉弁動作したときに対応した負圧に維
持される。また、負圧制御弁41が閉弁動作したとき、
十分な容積を有するバキュームタンク55に負圧が蓄圧
されているので、弁体44からの空気漏れに関係なくダ
イヤフラム室20の圧力を一定に保つことができる。微
小時間ta 遅れて負圧制御弁41が閉弁動作することに
より、ダイヤフラム室20の圧力が僅かに昇圧すると共
に燃料圧力が低下する。そして、機関停止状態において
は、レギュレータ17のダイヤフラム室20の圧力が負
圧に保持されているので、燃料供給管路15の燃料が過
剰に加圧されている場合、レギュレータ17のダイヤフ
ラム弁19が開弁動作する。そのため、燃料供給管路1
5の燃料圧力は、ダイヤフラム室20の負圧とスプリン
グ25のばね力に応じた所定圧力以下に調整される。
【0055】これにより、機関停止中、インジェクタ1
2からインテークマニホールド11aに燃料が漏出する
ことを防止できる。その結果、内燃機関を始動する際、
給気系路11から供給される空気に対する燃料が多過ぎ
ることを防止できる。また、時間T2 において、IGス
イッチ33がオンに操作されると、制御回路45は、微
小時間tb (本実施例では、0.5秒間)だけ負圧制御
弁41の電磁コイル42に通電する。このように電磁コ
イル42が瞬間的に励磁されると、圧力供給管路39及
びバキュームタンク55は給気系路11から導入された
空気により大気圧に変化する。これで、圧力供給管路3
9及びバキュームタンク55には、大気圧が封じ込めら
れた状態となる。そのため、バキュームタンク55が大
気圧であるのでダイヤフラム室20の圧力は、大気圧に
安定的に保持される。
【0056】これにより、燃料供給管路15は下流側端
部がレギュレータ17のダイヤフラム弁19により閉塞
される。これと同時にフューエルポンプ16が起動され
るため、燃料供給管路15の燃料圧力は昇圧する。ま
た、給気系路11の圧力(サージタンク圧)は、微小時
間tb 後に大気圧から負圧に変化しはじめる。そのた
め、インジェクタ12からインテークマニホールド11
aからミスト状の燃料が噴射されて内燃機関が始動され
る。その際、機関停止中は燃料圧力が所定圧以下に調整
されてインジェクタ12からの燃料漏れが防止されるた
め、IGスイッチ33がオンに操作されたときの始動性
が向上している。
【0057】そして、IGスイッチ33がオンに操作さ
れてから所定時間tc 秒(本実施例では、1.5秒間)
後には、エンジン回転がアイドル状態となる。また、時
間T 3 になると、制御回路45は、負圧制御弁41の電
磁コイル42を励磁する。このように電磁コイル42が
励磁されると、圧力供給管路39の圧力は、給気系路1
1から導入された負圧に変化する。
【0058】これで、フューエルポンプ16から吐出さ
れた燃料は、燃料供給管路15を介して各インジェクタ
12に供給され、インジェクタ12から噴射されなかっ
た余分な燃料はレギュレータ17の燃圧逃がし室21に
至り、リターン管路23を介して燃料タンク24に戻さ
れる。従って、内燃機関が起動した後は、フューエルポ
ンプ16により圧送された燃料が燃料供給管路15、燃
圧逃がし室21、リターン管路23、燃料タンク24を
循環する通常状態となる。
【0059】尚、上記実施例では、切替弁として負圧制
御弁36のような三方弁又は負圧制御弁41のような開
閉弁を用いた構成としたが、此れ以外の構成の弁装置を
用いた構成とすることもできる。また、上記実施例で
は、IGスイッチ33がオン又はオフに操作されてから
所定時間遅れて負圧制御弁36,41を動作させる構成
を一例として説明したが、この遅延時間は任意に設定で
きるのは勿論である。
【0060】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、内燃機関が停止されたとき、圧力導入管路に導入さ
れた負圧が一時的に保持されるように圧力導入管路を閉
塞するため、機関停止後に燃料供給管路の燃料圧力が所
定以上になった場合、圧力制御弁が燃料供給管路の燃料
をリターン管路へ流出させることができる。これによ
り、機関停止後の燃料圧力を適正な所定以下とすること
が可能となり、インジェクタから燃料が漏出することを
防止できる。そのため、機関停止中は燃料圧力が所定圧
以下に調整されてインジェクタからの燃料漏れが防止さ
れるため、一旦停止させた後の始動性を向上させること
ができる。
【0061】また、請求項2記載の発明によれば、内燃
機関が起動状態であることが検出されたとき燃料供給管
路の負圧を圧力制御弁の圧力室に供給し、内燃機関が停
止状態であることが検出されたときバキュームタンクに
蓄圧された負圧を圧力制御弁の圧力室に供給するため、
機関停止後に燃料供給管路の燃料圧力が所定以上になっ
た場合、圧力制御弁が燃料供給管路の燃料をリターン管
路へ流出させることができる。これにより、機関停止後
の燃料圧力を適正な所定以下とすることが可能となり、
インジェクタから燃料が漏出することを防止できる。そ
のため、機関停止中は燃料圧力が所定圧以下に調整され
てインジェクタからの燃料漏れが防止されるため、一旦
停止させた後の始動性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である内燃機関の燃料供給装
置の概略構成を示す構成図である。
【図2】上記図1に示す内燃機関の燃料供給装置の動作
を説明するためのタイムチャートである。
【図3】本発明の変形例1の概略構成を示す構成図であ
る。
【図4】上記図3に示す変形例1の動作制御を説明する
ためのタイムチャートである。
【図5】上記図3に示す変形例1の別の動作制御を説明
するためのタイムチャートである。
【図6】本発明の変形例2の概略構成を示す構成図であ
る。
【図7】上記図6に示す変形例2の動作制御を説明する
ためのタイムチャートである。
【図8】内燃機関の燃料供給装置の従来例1を説明する
ための構成図である。
【図9】図8に示す従来例1とは異なる従来例2を説明
するための構成図である。
【符号の説明】
11 給気系路 12 インジェクタ 14 スロットルバルブ 15 燃料供給管路 16 フューエルポンプ 17 レギュレータ 19 ダイヤフラム弁 20 ダイヤフラム室 21 燃圧逃がし室 23 リターン管路 24 燃料タンク 31 圧力導入管路 32,41 負圧制御弁 33 イグニッションスイッチ 34,42 電磁コイル 36,44 弁体 39 圧力供給管路 45 制御回路 51 負圧導入管路 52,55 バキュームタンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給気系路に燃料を噴射するインジェクタ
    と、該インジェクタに燃料を供給するポンプと、該ポン
    プにより加圧された燃料をインジェクタに送液する燃料
    供給管路と、該インジェクタから噴射されなかった余分
    な燃料を燃料タンクに戻すリターン管路と、前記給気系
    路の負圧が導入される圧力導入管路と、該圧力導入管路
    を介して負圧が導入されると前記燃料供給管路の圧力が
    所定圧力となるように開弁動作して前記リターン管路へ
    燃料を流出させる弁装置とを有する内燃機関の燃料供給
    装置において、 内燃機関が停止されたとき、前記圧力導入管路に導入さ
    れた負圧が一時的に保持されるように前記圧力導入管路
    を閉塞する閉塞手段を備えたことを特徴とする内燃機関
    の燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 給気系路に燃料を噴射するインジェクタ
    と、該インジェクタに燃料を供給するポンプと、該ポン
    プにより加圧された燃料をインジェクタに送液する燃料
    供給管路と、該インジェクタから噴射されなかった余分
    な燃料を燃料タンクに戻すリターン管路と、前記給気系
    路の負圧が導入される圧力導入管路と、該圧力導入管路
    を介して負圧が導入されると前記燃料供給管路の圧力が
    所定圧力となるように開弁動作して前記リターン管路へ
    燃料を流出させる弁装置とを有する内燃機関の燃料供給
    装置において、 前記燃料供給管路の負圧が蓄圧されるバキュームタンク
    と、 内燃機関が起動状態であることが検出されたとき前記給
    気系路の負圧を前記弁装置の圧力室に供給し、前記内燃
    機関が停止状態であることが検出されたとき前記燃料供
    給管路の燃料圧力が所定圧に調整されるように前記バキ
    ュームタンクに蓄圧された負圧を前記弁装置の圧力室に
    供給させる切替弁と、 を備えたことを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。
JP9197152A 1997-07-23 1997-07-23 内燃機関の燃料供給装置 Pending JPH1137017A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015094271A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 トヨタ自動車株式会社 ランキンサイクルシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015094271A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 トヨタ自動車株式会社 ランキンサイクルシステム

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