JPH1136015A - 連続処理ラインにおける焼鈍炉 - Google Patents
連続処理ラインにおける焼鈍炉Info
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- JPH1136015A JPH1136015A JP19091597A JP19091597A JPH1136015A JP H1136015 A JPH1136015 A JP H1136015A JP 19091597 A JP19091597 A JP 19091597A JP 19091597 A JP19091597 A JP 19091597A JP H1136015 A JPH1136015 A JP H1136015A
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- radiant tube
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- burners
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 連続処理ラインにおける焼鈍炉のコンパクト
化と、ラジアントチュ−ブの高寿命化を図る。 【解決手段】 ラジアントチュ−ブ11の両端の各々に
バ−ナ12aおよび12bを配置し、前記バ−ナ12a
および12bの各々は燃焼用空気および燃焼排ガスが通
過する蓄熱体13aおよび13bを有し、前記バ−ナ1
2aおよび12bの各々を交互に燃焼させ、バ−ナ12
aまたは12bが非燃焼時にそのバ−ナ12aまたは1
2bの蓄熱体13aまたは13bを通過する燃焼排ガス
の顕熱を前記蓄熱体13aまたは13bに伝熱、蓄熱さ
せ、バ−ナ12aまたは12bが燃焼時にその蓄熱体1
3aまたは13bに蓄熱された顕熱を通過する燃焼用空
気が抜熱し予熱されるサイクルを繰り返す蓄熱式ラジア
ントチュ−ブバ−ナ7を、少なくとも1組以上設けた連
続処理ラインにおける焼鈍炉。
化と、ラジアントチュ−ブの高寿命化を図る。 【解決手段】 ラジアントチュ−ブ11の両端の各々に
バ−ナ12aおよび12bを配置し、前記バ−ナ12a
および12bの各々は燃焼用空気および燃焼排ガスが通
過する蓄熱体13aおよび13bを有し、前記バ−ナ1
2aおよび12bの各々を交互に燃焼させ、バ−ナ12
aまたは12bが非燃焼時にそのバ−ナ12aまたは1
2bの蓄熱体13aまたは13bを通過する燃焼排ガス
の顕熱を前記蓄熱体13aまたは13bに伝熱、蓄熱さ
せ、バ−ナ12aまたは12bが燃焼時にその蓄熱体1
3aまたは13bに蓄熱された顕熱を通過する燃焼用空
気が抜熱し予熱されるサイクルを繰り返す蓄熱式ラジア
ントチュ−ブバ−ナ7を、少なくとも1組以上設けた連
続処理ラインにおける焼鈍炉。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交番燃焼する2
本の燃焼バ−ナを有する蓄熱式ラジアントチュ−ブバ−
ナを備えた連続処理ラインにおける焼鈍炉に関する。
本の燃焼バ−ナを有する蓄熱式ラジアントチュ−ブバ−
ナを備えた連続処理ラインにおける焼鈍炉に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼板を連続的に焼鈍するラインにおいて
は、鋼板の酸化を防止するために、無酸化雰囲気中で鋼
板を加熱するようにしている。そして、このための焼鈍
炉には、輻射型焼鈍炉を使用するのが一般的である。
は、鋼板の酸化を防止するために、無酸化雰囲気中で鋼
板を加熱するようにしている。そして、このための焼鈍
炉には、輻射型焼鈍炉を使用するのが一般的である。
【0003】このような輻射型焼鈍炉の一つとして、ラ
ジアントチュ−ブ焼鈍炉がある。従来のラジアントチュ
−ブ焼鈍炉に使用されているラジアントチュ−ブバ−ナ
31は、図4に示すように、炉壁32から炉内33に突
き出すように配置されているU字型のラジアントチュ−
ブ34と、ラジアントチュ−ブ34の一端に接続され、
燃焼ガスをラジアントチュ−ブ34に噴出する燃焼バ−
ナ35と、燃焼バ−ナ35に燃料を供給する燃料配管3
6と、燃焼バ−ナ35に接続され、燃焼用空気を燃焼バ
−ナ35に供給する燃焼用空気配管37と、ラジアント
チュ−ブ34の他端部に接続され、燃焼排ガスを炉外に
排出する燃焼排ガス管38と、燃焼排ガス管38の途中
に設けられたメタリックレキュペレ−タ−39とから構
成されている。
ジアントチュ−ブ焼鈍炉がある。従来のラジアントチュ
−ブ焼鈍炉に使用されているラジアントチュ−ブバ−ナ
31は、図4に示すように、炉壁32から炉内33に突
き出すように配置されているU字型のラジアントチュ−
ブ34と、ラジアントチュ−ブ34の一端に接続され、
燃焼ガスをラジアントチュ−ブ34に噴出する燃焼バ−
ナ35と、燃焼バ−ナ35に燃料を供給する燃料配管3
6と、燃焼バ−ナ35に接続され、燃焼用空気を燃焼バ
−ナ35に供給する燃焼用空気配管37と、ラジアント
チュ−ブ34の他端部に接続され、燃焼排ガスを炉外に
排出する燃焼排ガス管38と、燃焼排ガス管38の途中
に設けられたメタリックレキュペレ−タ−39とから構
成されている。
【0004】このようなラジアントチュ−ブバ−ナ31
を配備した焼鈍炉においては、炉内33の雰囲気が無酸
化雰囲気となっていること、ラジアントチュ−ブ34か
らの輻射熱により加熱されることにより、炉内33を通
過する被加熱材の表面が、加熱により酸化されることは
ない。
を配備した焼鈍炉においては、炉内33の雰囲気が無酸
化雰囲気となっていること、ラジアントチュ−ブ34か
らの輻射熱により加熱されることにより、炉内33を通
過する被加熱材の表面が、加熱により酸化されることは
ない。
【0005】被加熱材を加熱した後の燃焼排ガスは、燃
焼排ガス管38により炉外に排出されるが、燃焼排ガス
が燃焼排ガス管36の途中に設けられたメタリックレキ
ュペレ−タ−39を通過するときに、燃焼排ガスの保有
する顕熱が、メタリックレキュペレ−タ−39を貫通し
て配管されている燃焼用空気配管37を流れる低温の燃
焼用空気と熱交換され、燃焼用空気は500℃程度の高
温に予熱される。そして、予熱された燃焼用空気は燃焼
バ−ナ35に供給され、燃料配管36によって供給され
る燃料と混合して燃焼する。
焼排ガス管38により炉外に排出されるが、燃焼排ガス
が燃焼排ガス管36の途中に設けられたメタリックレキ
ュペレ−タ−39を通過するときに、燃焼排ガスの保有
する顕熱が、メタリックレキュペレ−タ−39を貫通し
て配管されている燃焼用空気配管37を流れる低温の燃
焼用空気と熱交換され、燃焼用空気は500℃程度の高
温に予熱される。そして、予熱された燃焼用空気は燃焼
バ−ナ35に供給され、燃料配管36によって供給され
る燃料と混合して燃焼する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たラジアントチュ−ブ焼鈍炉には、次のような問題点が
ある。すなわち、燃焼用空気を予熱するためのレキュペ
レ−タ−が金属材料により構成されているので、燃焼排
ガスの温度が金属材料の耐熱温度以上の高温になったと
きには、低温のダイリュウションエア−を燃焼排ガス中
に吹き込み、燃焼排ガスの温度を耐熱温度以下にしてレ
キュペレ−タ−を通過させるなければならないので、燃
焼用空気の予熱温度は500℃程度以下にしかならな
い。したがって、燃焼排ガスの保有する顕熱の熱回収効
率が低く、燃料燃焼熱の有効利用率[{(燃料燃焼熱)
−(燃焼排ガス損失熱)}/(燃料燃焼熱)]が悪い。
すなわち、ラジアントチュ−ブバ−ナ1本当たりの加熱
能力が低い。
たラジアントチュ−ブ焼鈍炉には、次のような問題点が
ある。すなわち、燃焼用空気を予熱するためのレキュペ
レ−タ−が金属材料により構成されているので、燃焼排
ガスの温度が金属材料の耐熱温度以上の高温になったと
きには、低温のダイリュウションエア−を燃焼排ガス中
に吹き込み、燃焼排ガスの温度を耐熱温度以下にしてレ
キュペレ−タ−を通過させるなければならないので、燃
焼用空気の予熱温度は500℃程度以下にしかならな
い。したがって、燃焼排ガスの保有する顕熱の熱回収効
率が低く、燃料燃焼熱の有効利用率[{(燃料燃焼熱)
−(燃焼排ガス損失熱)}/(燃料燃焼熱)]が悪い。
すなわち、ラジアントチュ−ブバ−ナ1本当たりの加熱
能力が低い。
【0007】また、ラジアントチュ−ブ内を流れる燃焼
ガスおよび燃焼排ガスの流れる方向が常に一方向である
ので、ラジアントチュ−ブの燃焼バ−ナ取り付け端は、
発生した燃焼ガスにより温度が高く、反対側の端部は燃
焼排ガスの通過のみであるので温度が低い。したがっ
て、ラジアントチュ−ブの長さ方向に温度勾配が生じ、
ラジアントチュ−ブが破損しやすい。
ガスおよび燃焼排ガスの流れる方向が常に一方向である
ので、ラジアントチュ−ブの燃焼バ−ナ取り付け端は、
発生した燃焼ガスにより温度が高く、反対側の端部は燃
焼排ガスの通過のみであるので温度が低い。したがっ
て、ラジアントチュ−ブの長さ方向に温度勾配が生じ、
ラジアントチュ−ブが破損しやすい。
【0008】この発明は、従来技術の上述のような問題
点を解消するためになされたものであり、ラジアントチ
ュ−ブバ−ナ1本当たりの加熱能力が高いので、焼鈍炉
の炉容積をコンパクトにできるとともに、ラジアントチ
ュ−ブも破損しにくいので、ラジアントチュ−ブの寿命
を延ばすことのできる連続処理ラインにおける焼鈍炉を
提供することを目的としている。
点を解消するためになされたものであり、ラジアントチ
ュ−ブバ−ナ1本当たりの加熱能力が高いので、焼鈍炉
の炉容積をコンパクトにできるとともに、ラジアントチ
ュ−ブも破損しにくいので、ラジアントチュ−ブの寿命
を延ばすことのできる連続処理ラインにおける焼鈍炉を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る連続処理
ラインにおける焼鈍炉は、ラジアントチュ−ブの両端の
各々にバ−ナを配置し、前記バ−ナの各々は燃焼用空気
および燃焼排ガスが通過する蓄熱体を有し、前記バ−ナ
の各々を交互に燃焼させ、バ−ナが非燃焼時にそのバ−
ナの蓄熱体を通過する燃焼排ガスの顕熱を前記蓄熱体に
伝熱、蓄熱させ、バ−ナが燃焼時にその蓄熱体に蓄熱さ
れた顕熱を通過する燃焼用空気が抜熱し予熱されるサイ
クルを繰り返す蓄熱式ラジアントチュ−ブバ−ナを、少
なくとも1組以上設けたものである。
ラインにおける焼鈍炉は、ラジアントチュ−ブの両端の
各々にバ−ナを配置し、前記バ−ナの各々は燃焼用空気
および燃焼排ガスが通過する蓄熱体を有し、前記バ−ナ
の各々を交互に燃焼させ、バ−ナが非燃焼時にそのバ−
ナの蓄熱体を通過する燃焼排ガスの顕熱を前記蓄熱体に
伝熱、蓄熱させ、バ−ナが燃焼時にその蓄熱体に蓄熱さ
れた顕熱を通過する燃焼用空気が抜熱し予熱されるサイ
クルを繰り返す蓄熱式ラジアントチュ−ブバ−ナを、少
なくとも1組以上設けたものである。
【0010】この連続処理ラインにおける焼鈍炉におい
ては、蓄熱式ラジアントチュ−ブバ−ナを設けているの
で、燃焼排ガスを1000℃以上の高温のまま、セラミ
ック製の蓄熱体を通過させて炉外に排出するこができ
る。したがって、燃焼排ガスの保有する顕熱を、蓄熱体
により効率よく蓄熱することができるので、燃焼用空気
を1000℃近くの高温に予熱することができ、燃料燃
焼熱の有効利用率を高めることができる。
ては、蓄熱式ラジアントチュ−ブバ−ナを設けているの
で、燃焼排ガスを1000℃以上の高温のまま、セラミ
ック製の蓄熱体を通過させて炉外に排出するこができ
る。したがって、燃焼排ガスの保有する顕熱を、蓄熱体
により効率よく蓄熱することができるので、燃焼用空気
を1000℃近くの高温に予熱することができ、燃料燃
焼熱の有効利用率を高めることができる。
【0011】したがって、ラジアントチュ−ブバ−ナ1
本当たりの加熱能力を高めることができ、焼鈍炉の炉容
積をコンパクトにすることができる。
本当たりの加熱能力を高めることができ、焼鈍炉の炉容
積をコンパクトにすることができる。
【0012】また、ラジアントチュ−ブを流れる燃焼ガ
スおよび燃焼排ガスの流れの方向が、一定時間毎に切り
替わるので、ラジアントチュ−ブの長手方向の温度分布
が均一となり、ラジアントチュ−ブが破損されにくく、
ラジアントチュ−ブの寿命が延びる。
スおよび燃焼排ガスの流れの方向が、一定時間毎に切り
替わるので、ラジアントチュ−ブの長手方向の温度分布
が均一となり、ラジアントチュ−ブが破損されにくく、
ラジアントチュ−ブの寿命が延びる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。
の実施の形態について説明する。
【0014】図1はこの連続処理ラインにおける焼鈍炉
の側面図である。この焼鈍炉1は連続処理ラインにおい
て、鋼帯Sを連続焼鈍するためのものであり、5つの加
熱ゾ−ン2〜6により構成されており、装入口1aに最
も近く燃焼負荷の大きい第1加熱ゾ−ン2と、抽出口1
bに近くラジアントチュ−ブの温度が高くなる第4加熱
ゾ−ン5および第5加熱ゾ−ン6に蓄熱式ラジアントチ
ュ−ブバ−ナ7を、残りの第2加熱ゾ−ン3および第3
加熱ゾ−ン4にメタリックレキュペレ−タ−式ラジアン
トチュ−ブバ−ナ8を、それぞれ複数配置している。
の側面図である。この焼鈍炉1は連続処理ラインにおい
て、鋼帯Sを連続焼鈍するためのものであり、5つの加
熱ゾ−ン2〜6により構成されており、装入口1aに最
も近く燃焼負荷の大きい第1加熱ゾ−ン2と、抽出口1
bに近くラジアントチュ−ブの温度が高くなる第4加熱
ゾ−ン5および第5加熱ゾ−ン6に蓄熱式ラジアントチ
ュ−ブバ−ナ7を、残りの第2加熱ゾ−ン3および第3
加熱ゾ−ン4にメタリックレキュペレ−タ−式ラジアン
トチュ−ブバ−ナ8を、それぞれ複数配置している。
【0015】装入口1aから装入された鋼帯Sは、複数
のデフレクタ−ロ−ル9により進行方向を複数回180
度転換しながら焼鈍炉1内の上記5つの加熱ゾ−ンを通
過するが、装入口1aに近い加熱ゾ−ンにおいて予熱さ
れた後、中間の加熱ゾ−ンで加熱され、抽出口1bに近
い加熱ゾ−ンで均熱され、焼鈍に適した温度になり、抽
出口1bから次の冷却ゾ−ンへと進む。
のデフレクタ−ロ−ル9により進行方向を複数回180
度転換しながら焼鈍炉1内の上記5つの加熱ゾ−ンを通
過するが、装入口1aに近い加熱ゾ−ンにおいて予熱さ
れた後、中間の加熱ゾ−ンで加熱され、抽出口1bに近
い加熱ゾ−ンで均熱され、焼鈍に適した温度になり、抽
出口1bから次の冷却ゾ−ンへと進む。
【0016】この焼鈍炉1の基本的な構造、第2加熱ゾ
−ン3および第3加熱ゾ−ン4に使用されているメタリ
ックレキュペレ−タ−式ラジアントチュ−ブバ−ナ8に
ついては、従来と同じであるので詳細説明は省略し、第
1加熱ゾ−ン2、第4加熱ゾ−ン5および第5加熱ゾ−
ン6に使用されている蓄熱式ラジアントチュ−ブバ−ナ
7についてのみ説明する。
−ン3および第3加熱ゾ−ン4に使用されているメタリ
ックレキュペレ−タ−式ラジアントチュ−ブバ−ナ8に
ついては、従来と同じであるので詳細説明は省略し、第
1加熱ゾ−ン2、第4加熱ゾ−ン5および第5加熱ゾ−
ン6に使用されている蓄熱式ラジアントチュ−ブバ−ナ
7についてのみ説明する。
【0017】この焼鈍炉1に使用する蓄熱式ラジアント
チュ−ブバ−ナ7は、特に新規な構造のものである必要
はなく、すでに一部の焼鈍炉において使用されているも
のでもよい。
チュ−ブバ−ナ7は、特に新規な構造のものである必要
はなく、すでに一部の焼鈍炉において使用されているも
のでもよい。
【0018】図2はこのような蓄熱式ラジアントチュ−
ブバ−ナ7の一例であるが、この蓄熱式ラジアントチュ
−ブバ−ナ7は、炉壁から炉内に突き出すように配置さ
れているラジアントチュ−ブ11と、ラジアントチュ−
ブ11の両端に接続され、燃焼ガスをラジアントチュ−
ブ11内に噴出する燃焼バ−ナ12aおよび12bと、
それぞれの燃焼バ−ナ12aおよび12bに設けられた
蓄熱体13aおよび13bと、燃焼バ−ナ12aおよび
12bのそれぞれに燃料を供給する燃料配管14aおよ
び14bと、燃焼バ−ナ12aおよび12bのそれぞれ
に接続され、燃焼用空気の供給と燃焼排ガスの排出を行
う気体配管15aおよび15bと、気体配管15aと1
5bの接続部に設けられた四方切替弁16とから構成さ
れている。
ブバ−ナ7の一例であるが、この蓄熱式ラジアントチュ
−ブバ−ナ7は、炉壁から炉内に突き出すように配置さ
れているラジアントチュ−ブ11と、ラジアントチュ−
ブ11の両端に接続され、燃焼ガスをラジアントチュ−
ブ11内に噴出する燃焼バ−ナ12aおよび12bと、
それぞれの燃焼バ−ナ12aおよび12bに設けられた
蓄熱体13aおよび13bと、燃焼バ−ナ12aおよび
12bのそれぞれに燃料を供給する燃料配管14aおよ
び14bと、燃焼バ−ナ12aおよび12bのそれぞれ
に接続され、燃焼用空気の供給と燃焼排ガスの排出を行
う気体配管15aおよび15bと、気体配管15aと1
5bの接続部に設けられた四方切替弁16とから構成さ
れている。
【0019】上述した蓄熱式ラジアントチュ−ブバ−ナ
7により、被加熱材を加熱するときには、次のようにし
て行う。まず、燃焼バ−ナ12aで燃焼が行われている
場合を説明すると、燃焼用空気供給系17から四方切替
弁16を介して、燃焼用空気が燃焼バ−ナ12aに送ら
れる。燃焼バ−ナ12aに送られた燃焼用空気は、燃焼
バ−ナ12aの蓄熱体13aを通過するとき、蓄熱体1
3aに蓄熱された熱エネルギ−により高温に加熱され、
燃料配管14aから供給される燃料の燃焼に供される。
7により、被加熱材を加熱するときには、次のようにし
て行う。まず、燃焼バ−ナ12aで燃焼が行われている
場合を説明すると、燃焼用空気供給系17から四方切替
弁16を介して、燃焼用空気が燃焼バ−ナ12aに送ら
れる。燃焼バ−ナ12aに送られた燃焼用空気は、燃焼
バ−ナ12aの蓄熱体13aを通過するとき、蓄熱体1
3aに蓄熱された熱エネルギ−により高温に加熱され、
燃料配管14aから供給される燃料の燃焼に供される。
【0020】燃焼バ−ナ12aでの燃焼により発生した
燃焼ガスは、被加熱材を加熱して燃焼排ガスとなり、燃
焼バ−ナ12bの蓄熱体13bを通り、四方切替弁16
を介して燃焼排ガス排気系18に排出される。そして、
燃焼排ガスが燃焼バ−ナ12bの蓄熱体13bを通過す
るときに、燃焼排ガスの保有する顕熱が、蓄熱体13b
に蓄熱され、燃焼バ−ナ12bで燃焼するときの燃焼用
空気の加熱に利用される。
燃焼ガスは、被加熱材を加熱して燃焼排ガスとなり、燃
焼バ−ナ12bの蓄熱体13bを通り、四方切替弁16
を介して燃焼排ガス排気系18に排出される。そして、
燃焼排ガスが燃焼バ−ナ12bの蓄熱体13bを通過す
るときに、燃焼排ガスの保有する顕熱が、蓄熱体13b
に蓄熱され、燃焼バ−ナ12bで燃焼するときの燃焼用
空気の加熱に利用される。
【0021】なお、燃焼バ−ナ12aで燃焼していると
きには、燃料配管14aに設けられた燃料遮断弁19a
は開き、燃料配管14bに設けられた燃料遮断弁19b
は閉じられている。
きには、燃料配管14aに設けられた燃料遮断弁19a
は開き、燃料配管14bに設けられた燃料遮断弁19b
は閉じられている。
【0022】このようにして燃焼バ−ナ12aで一定時
間燃焼した後、四方切替弁16が切り替えられ、燃焼用
空気が燃焼バ−ナ12bに供給される。同時に、燃料配
管14aに設けられた燃料遮断弁19aが閉じられると
ともに、燃料配管14bに設けられた燃料遮断弁19b
が開かれ、燃料が燃焼バ−ナ12bに供給されて、燃焼
バ−ナ12bでの燃焼が始まる。
間燃焼した後、四方切替弁16が切り替えられ、燃焼用
空気が燃焼バ−ナ12bに供給される。同時に、燃料配
管14aに設けられた燃料遮断弁19aが閉じられると
ともに、燃料配管14bに設けられた燃料遮断弁19b
が開かれ、燃料が燃焼バ−ナ12bに供給されて、燃焼
バ−ナ12bでの燃焼が始まる。
【0023】燃焼バ−ナ12bでの燃焼により発生した
燃焼ガスは、被加熱材を加熱して燃焼排ガスとなり、燃
焼バ−ナ12aの蓄熱体13aを通り、四方切替弁16
を介して燃焼排ガス排気系18に排出される。そして、
燃焼排ガスが燃焼バ−ナ12aの蓄熱体13aを通過す
るときに、燃焼排ガスの保有する顕熱が、蓄熱体13a
に蓄熱され、燃焼バ−ナ12aで燃焼するときの燃焼用
空気の加熱に利用される。
燃焼ガスは、被加熱材を加熱して燃焼排ガスとなり、燃
焼バ−ナ12aの蓄熱体13aを通り、四方切替弁16
を介して燃焼排ガス排気系18に排出される。そして、
燃焼排ガスが燃焼バ−ナ12aの蓄熱体13aを通過す
るときに、燃焼排ガスの保有する顕熱が、蓄熱体13a
に蓄熱され、燃焼バ−ナ12aで燃焼するときの燃焼用
空気の加熱に利用される。
【0024】蓄熱式ラジアントチュ−ブバ−ナ7におけ
る燃焼方式は、上述したように燃焼バ−ナ12aと燃焼
バ−ナ12bとの一定時間毎の交番燃焼であり、一方の
燃焼バ−ナで燃焼しているときには、他方の燃焼バ−ナ
で燃焼排ガスの排出を行い、かつ燃焼排ガスの保有する
顕熱をセラミックス製の蓄熱体で蓄熱する。
る燃焼方式は、上述したように燃焼バ−ナ12aと燃焼
バ−ナ12bとの一定時間毎の交番燃焼であり、一方の
燃焼バ−ナで燃焼しているときには、他方の燃焼バ−ナ
で燃焼排ガスの排出を行い、かつ燃焼排ガスの保有する
顕熱をセラミックス製の蓄熱体で蓄熱する。
【0025】したがって、蓄熱式ラジアントチュ−ブバ
−ナ7を備えた連続処理ラインにおける焼鈍炉の操業に
おいては、蓄熱体に蓄熱した高温の熱エネルギにより、
燃焼用空気を高温に予熱することができるので、燃料燃
焼熱の有効利用率が向上し、ラジアントチュ−ブバ−ナ
1本当たりの加熱能力が高まるとともに、ラジアントチ
ュ−ブの長手方向の温度分布を均一にすることができる
ので、ラジアントチュ−ブの破損が軽減され、ラジアン
トチュ−ブの寿命が延びる。
−ナ7を備えた連続処理ラインにおける焼鈍炉の操業に
おいては、蓄熱体に蓄熱した高温の熱エネルギにより、
燃焼用空気を高温に予熱することができるので、燃料燃
焼熱の有効利用率が向上し、ラジアントチュ−ブバ−ナ
1本当たりの加熱能力が高まるとともに、ラジアントチ
ュ−ブの長手方向の温度分布を均一にすることができる
ので、ラジアントチュ−ブの破損が軽減され、ラジアン
トチュ−ブの寿命が延びる。
【0026】加熱能力の具体的な向上について述べる
と、図1に示した連続処理ラインにおける焼鈍炉1の全
加熱ゾ−ン2〜6に、蓄熱式ラジアントチュ−ブバ−ナ
7を配備した場合、従来のメタリックレキュペレ−タ−
式ラジアントチュ−ブバ−ナを、全加熱ゾ−ン2〜6に
配備した場合に比較して、燃焼排ガスの保有する顕熱の
回収効率が40%から80%へと2倍程度向上する。
と、図1に示した連続処理ラインにおける焼鈍炉1の全
加熱ゾ−ン2〜6に、蓄熱式ラジアントチュ−ブバ−ナ
7を配備した場合、従来のメタリックレキュペレ−タ−
式ラジアントチュ−ブバ−ナを、全加熱ゾ−ン2〜6に
配備した場合に比較して、燃焼排ガスの保有する顕熱の
回収効率が40%から80%へと2倍程度向上する。
【0027】これにより、被加熱材の加熱に有効に利用
される燃料燃焼熱の有効利用率[{(燃料燃焼熱)−
(燃焼排ガス損失熱)}/(燃料燃焼熱)]は、約70
%から90%へと向上する。
される燃料燃焼熱の有効利用率[{(燃料燃焼熱)−
(燃焼排ガス損失熱)}/(燃料燃焼熱)]は、約70
%から90%へと向上する。
【0028】したがって、本発明の焼鈍炉の場合には、
従来方式の焼鈍炉に比較して加熱能力が約2割{(90
−70)/90}向上するので、従来方式の焼鈍炉と同
等の加熱能力を得ようとする場合、蓄熱式ラジアントチ
ュ−ブバ−ナ7の配備本数は、従来のメタリックレキュ
ペレ−タ−式ラジアントチュ−ブバ−ナの配備本数に比
較して20%削減することができ、焼鈍炉の大きさをコ
ンパクトにすることができる。
従来方式の焼鈍炉に比較して加熱能力が約2割{(90
−70)/90}向上するので、従来方式の焼鈍炉と同
等の加熱能力を得ようとする場合、蓄熱式ラジアントチ
ュ−ブバ−ナ7の配備本数は、従来のメタリックレキュ
ペレ−タ−式ラジアントチュ−ブバ−ナの配備本数に比
較して20%削減することができ、焼鈍炉の大きさをコ
ンパクトにすることができる。
【0029】また、ラジアントチュ−ブの破損が軽減さ
れることにより、次のような具体的な効果が期待でき
る。図3は全長約8000mmの長さのラジアントチュ
−ブの長さ方向位置とラジアントチュ−ブの表面温度と
の関係を示すグラフであり、実線は蓄熱式ラジアントチ
ュ−ブバ−ナ7の、一点鎖線はメタリックレキュペレ−
タ−式ラジアントチュ−ブバ−ナの場合である。
れることにより、次のような具体的な効果が期待でき
る。図3は全長約8000mmの長さのラジアントチュ
−ブの長さ方向位置とラジアントチュ−ブの表面温度と
の関係を示すグラフであり、実線は蓄熱式ラジアントチ
ュ−ブバ−ナ7の、一点鎖線はメタリックレキュペレ−
タ−式ラジアントチュ−ブバ−ナの場合である。
【0030】従来のメタリックレキュペレ−タ−式ラジ
アントチュ−ブバ−ナの場合、ラジアントチュ−ブの表
面温度は、燃焼バ−ナが配置されている一端部(長さ方
向位置で0mmに近い位置)で最高温度975℃を示
し、他端部(長さ方向位置で8000mmに近い位置)
で最低温度875℃を示しており、温度差は100℃あ
る。
アントチュ−ブバ−ナの場合、ラジアントチュ−ブの表
面温度は、燃焼バ−ナが配置されている一端部(長さ方
向位置で0mmに近い位置)で最高温度975℃を示
し、他端部(長さ方向位置で8000mmに近い位置)
で最低温度875℃を示しており、温度差は100℃あ
る。
【0031】これに対し、蓄熱式ラジアントチュ−ブバ
−ナ7の場合、ラジアントチュ−ブの表面温度は、燃焼
バ−ナが配置されている両端部(長さ方向位置で0mm
に近い位置と8000mmに近い位置)で最高温度95
0℃を示し、中央部(長さ方向位置で4000mm付
近)で最低温度910℃を示しており、温度差は40℃
と、メタリックレキュペレ−タ−式ラジアントチュ−ブ
バ−ナの場合に比較して小さくなっている。
−ナ7の場合、ラジアントチュ−ブの表面温度は、燃焼
バ−ナが配置されている両端部(長さ方向位置で0mm
に近い位置と8000mmに近い位置)で最高温度95
0℃を示し、中央部(長さ方向位置で4000mm付
近)で最低温度910℃を示しており、温度差は40℃
と、メタリックレキュペレ−タ−式ラジアントチュ−ブ
バ−ナの場合に比較して小さくなっている。
【0032】このように、ラジアントチュ−ブの長手方
向の温度分布が変化することにより、蓄熱式ラジアント
チュ−ブバ−ナ7の寿命がどのように延びるかを試算す
ると、次のようになる。
向の温度分布が変化することにより、蓄熱式ラジアント
チュ−ブバ−ナ7の寿命がどのように延びるかを試算す
ると、次のようになる。
【0033】まず、最高温度が975℃から950℃に
低減されたことで、クリ−プ強度が向上する。
低減されたことで、クリ−プ強度が向上する。
【0034】従来のメタリックレキュペレ−タ−式ラジ
アントチュ−ブバ−ナの場合のラジアントチュ−ブの材
質がKHR35H、寿命が2年とし、蓄熱式ラジアント
チュ−ブバ−ナ7となっても、ラ−ソンミラ−のパラメ
−タPが変化しない前提で検討すると、パラメ−タPが
ラジアントチュ−ブの最高温度Tmaxと寿命θとによ
り、(1)式により表されることにより、蓄熱式ラジア
ントチュ−ブバ−ナ7におけるラジアントチュ−ブの寿
命は従来の2年から約6年にと、3倍に向上する。 P=Tmax×(k+logθ)/1000……(1) ただし、k:材質によって決まる定数で20 θ:ラジアントチュ−ブの寿命(時間)
アントチュ−ブバ−ナの場合のラジアントチュ−ブの材
質がKHR35H、寿命が2年とし、蓄熱式ラジアント
チュ−ブバ−ナ7となっても、ラ−ソンミラ−のパラメ
−タPが変化しない前提で検討すると、パラメ−タPが
ラジアントチュ−ブの最高温度Tmaxと寿命θとによ
り、(1)式により表されることにより、蓄熱式ラジア
ントチュ−ブバ−ナ7におけるラジアントチュ−ブの寿
命は従来の2年から約6年にと、3倍に向上する。 P=Tmax×(k+logθ)/1000……(1) ただし、k:材質によって決まる定数で20 θ:ラジアントチュ−ブの寿命(時間)
【0035】更に、温度分布が均一化し、かつ温度分布
が対称形であるので、熱応力の発生も低減していること
から、上記に加えてプラスαの寿命の延長が期待でき
る。
が対称形であるので、熱応力の発生も低減していること
から、上記に加えてプラスαの寿命の延長が期待でき
る。
【0036】なお、本発明の連続処理ラインにおける焼
鈍炉は、もっぱら鋼帯の焼鈍を主目的とする連続焼鈍ラ
インの焼鈍炉にも適用できるし、連続メッキラインのよ
うに、メッキを行う前の前処理として鋼帯の焼鈍を行う
焼鈍炉にも適用できる。
鈍炉は、もっぱら鋼帯の焼鈍を主目的とする連続焼鈍ラ
インの焼鈍炉にも適用できるし、連続メッキラインのよ
うに、メッキを行う前の前処理として鋼帯の焼鈍を行う
焼鈍炉にも適用できる。
【0037】
【発明の効果】この発明により、連続処理ラインにおけ
る焼鈍炉の炉容積をコンパクトにできるとともに、ラジ
アントチュ−ブの寿命を延ばすことができる。
る焼鈍炉の炉容積をコンパクトにできるとともに、ラジ
アントチュ−ブの寿命を延ばすことができる。
【図1】本発明の実施の形態である連続処理ラインにお
ける焼鈍炉の側面図である。
ける焼鈍炉の側面図である。
【図2】蓄熱式ラジアントチュ−ブバ−ナの構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図3】ラジアントチュ−ブの長さ方向位置とラジアン
トチュ−ブの表面温度との関係を示すグラフである。
トチュ−ブの表面温度との関係を示すグラフである。
【図4】従来のラジアントチュ−ブバ−ナの構成を示す
説明図である。
説明図である。
1 焼鈍炉 2 第1加熱ゾ−ン 3 第2加熱ゾ−ン 4 第3加熱ゾ−ン 5 第4加熱ゾ−ン 6 第5加熱ゾ−ン 7 蓄熱式ラジアントチュ−ブバ−ナ 8 メタリックレキュペレ−タ−式ラジアントチュ−ブ
バ−ナ 9 デフレクタ−ロ−ル 11 ラジアントチュ−ブ 12a、12b 燃焼バ−ナ 13a、13b 蓄熱体 14a、14b 燃料配管 15a、15b 気体配管 16 四方切替弁 17 燃焼用空気供給系 18 燃焼排ガス排気系 19a、19b 燃料遮断弁
バ−ナ 9 デフレクタ−ロ−ル 11 ラジアントチュ−ブ 12a、12b 燃焼バ−ナ 13a、13b 蓄熱体 14a、14b 燃料配管 15a、15b 気体配管 16 四方切替弁 17 燃焼用空気供給系 18 燃焼排ガス排気系 19a、19b 燃料遮断弁
Claims (1)
- 【請求項1】 ラジアントチュ−ブの両端の各々にバ−
ナを配置し、前記バ−ナの各々は燃焼用空気および燃焼
排ガスが通過する蓄熱体を有し、前記バ−ナの各々を交
互に燃焼させ、バ−ナが非燃焼時にそのバ−ナの蓄熱体
を通過する燃焼排ガスの顕熱を前記蓄熱体に伝熱、蓄熱
させ、バ−ナが燃焼時にその蓄熱体に蓄熱された顕熱を
通過する燃焼用空気が抜熱し予熱されるサイクルを繰り
返す蓄熱式ラジアントチュ−ブバ−ナを、少なくとも1
組以上設けたことを特徴とする連続処理ラインにおける
焼鈍炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19091597A JPH1136015A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 連続処理ラインにおける焼鈍炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19091597A JPH1136015A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 連続処理ラインにおける焼鈍炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1136015A true JPH1136015A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16265831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19091597A Pending JPH1136015A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 連続処理ラインにおける焼鈍炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1136015A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009102686A (ja) * | 2007-10-22 | 2009-05-14 | Nippon Steel Engineering Co Ltd | ガス加熱装置 |
EP2982923A4 (en) * | 2013-04-01 | 2016-11-30 | Ihi Corp | CONTINUOUS HEATING OVEN |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP19091597A patent/JPH1136015A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009102686A (ja) * | 2007-10-22 | 2009-05-14 | Nippon Steel Engineering Co Ltd | ガス加熱装置 |
EP2982923A4 (en) * | 2013-04-01 | 2016-11-30 | Ihi Corp | CONTINUOUS HEATING OVEN |
US9982943B2 (en) | 2013-04-01 | 2018-05-29 | Ihi Corporation | Continuous heating furnace |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021217 |