JPH1135867A - 水性インキ組成物 - Google Patents

水性インキ組成物

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JPH1135867A
JPH1135867A JP21253697A JP21253697A JPH1135867A JP H1135867 A JPH1135867 A JP H1135867A JP 21253697 A JP21253697 A JP 21253697A JP 21253697 A JP21253697 A JP 21253697A JP H1135867 A JPH1135867 A JP H1135867A
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silicone
ink composition
weight
emulsion
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JP21253697A
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Tadaaki Ito
忠彰 伊藤
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Sakura Color Products Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗膜の発色濃度の経時変化を抑制できる水性
インキ組成物を提供する。 【解決手段】 着色剤、分散剤、粘度調整剤、水、及び
油溶性シリコーンで構成されているエマルジョンを含有
している水性インキ組成物を得る。油溶性シリコーンで
構成されているエマルジョンとしては、ジメチルシリコ
ーン、モノメチルシリコーン、フェニルメチルシリコー
ン、アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーンか
ら選択された少なくとも一種を含むエマルジョンを使用
できる。前記エマルジョンにおいて、油溶性シリコーン
の使用量は、インキ組成物全量に対して0.01〜10
重量%である。また、着色剤としては、無機顔料、有機
顔料、直接染料、酸性染料(特に酸化チタンやジンクホ
ワイト)を好適に使用できる。着色剤の使用量はインキ
組成物全量に対して0.1〜60重量%である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性インキ組成
物、特に筆記用具インキ、印刷用インキ、インクジェッ
ト用インキなどの記録用インキとして有用なインキ組成
物に関し、さらに詳しくは印字の発色濃度の低下を抑制
できるインキ組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】水性インキ組成物は、安全性、安定性な
どの面から広く使用されている。例えば、ボールペン用
の水性インキ組成物としては、着色剤(染料や顔料)を
含む水溶液に、必要に応じて水溶性有機溶剤を添加して
構成し、潤滑性を向上させるために、界面活性剤を添加
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように、界面活性剤を含有した水溶性インキ組成物を用
いて、紙(例えば、慣用のコピー用紙など)などの吸収
面(水性インキを吸収又は浸透することができる面)に
塗布(筆記)すると、顔料(着色剤)が紙内部に浸透
し、時間の経過とともに(例えば、筆記直後から筆記数
分後にかけて)、印字や画像などの塗膜(以下、単に
「塗膜」と称する)の発色濃度が低下する。また、塗膜
が滲み易くなるなどの問題も生じている。
【0004】本発明の目的は、塗膜の発色濃度の低下を
抑制できる水性インキ組成物を提供することにある。本
発明の他の目的は、前記特性とともに、滲みの少ない塗
膜を形成できる水性インキ組成物を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの欠点を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、着色剤、分散剤、粘
度調製剤、水、および油溶性シリコーンで構成されてい
るエマルジョンを含有する水性インク組成物を用いる
と、塗膜の発色濃度の低下を抑制又は防止できるととも
に、滲みが少ない塗膜を形成できることを見出だし本発
明を完成させるに至った。請求項1の発明は、着色剤、
分散剤、粘度調製剤及び水を少なくとも含有してなる水
性インキ組成物中に、油溶性又は非水溶性(以下、単に
「油溶性」と称する)シリコーンで構成されているエマ
ルジョンを含有することを特徴とする水性インキ組成物
である。
【0006】本発明の水性インキ組成物は、油溶性シリ
コーンで構成されているエマルジョンを含有しているた
め、着色剤(染料や顔料)が紙内部に浸透し難くなると
思われる。これは、水の紙内部への浸透に伴い、油溶性
シリコーンが油膜を、吸収面に形成することにより、着
色剤の吸収面内部(紙内部)への浸透を抑制又は防止で
きるためであると思われる。また、これに伴い、吸収面
上(紙面上)でもインキの滲みを抑制又は防止できるよ
うである。そのため、発色濃度の低下が少ない塗膜を形
成できるとともに、滲みの少ない塗膜を形成できる。本
発明は油溶性シリコーンで構成されているエマルジョン
のこのような性質を利用した水性インキ組成物である。
【0007】油溶性シリコーンで構成されているエマル
ジョン(以下、単に「シリコーンエマルジョン」と称す
る場合がある)としては、例えば、ジメチルシリコー
ン、モノメチルシリコーン、フェニルメチルシリコー
ン、アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーンか
ら選択された少なくとも一種の油溶性シリコーンを含む
エマルジョンを用いることができる。シリコーンエマル
ジョンの使用量はインキ組成物全量に対して0.01〜
10重量%である。請求項2の発明は、シリコーンエマ
ルジョンとして、ジメチルシリコーン、モノメチルシリ
コーン、フェニルメチルシリコーン、アルキル変性シリ
コーン、アミノ変性シリコーンから選択された少なくと
も一種を含むエマルジョンを用いた請求項1記載の水性
インキ組成物である。また、請求項3の発明は、油溶性
シリコーンで構成されているエマルジョンにおいて、油
溶性シリコーンの含有量がインキ組成物全量に対して
0.01〜10重量%である請求項1又は2記載の水性
インキ組成物である。
【0008】前記着色剤には、例えば、無機顔料、有機
顔料、直接染料及び酸性染料から選択された少なくとも
一種の着色剤が含まれ、何色であってもよい。特に、着
色剤として白色の着色剤(例えば、酸化チタン、ジンク
ホワイトなどの白色系無機顔料など)を使用した場合、
本発明の効果を顕著に発現できる場合がある。着色剤の
使用量は、インキ組成物全量に対して0.1〜60重量
%である。請求項4の発明は、着色剤が無機顔料、有機
顔料、直接染料及び酸性染料から選択された少なくとも
一種である請求項1及至3のいずれかの項に記載の水性
インキ組成物である。また、請求項5の発明は着色剤が
酸化チタン又はジンクホワイトである請求項1及至3の
いずれかの項に記載の水性インキ組成物である。請求項
6の発明は、着色剤の含有量がインキ組成物全量に対し
て0.1〜60重量%である請求項1及至5のいずれか
の項に記載の水性インキ組成物である。
【0009】
【発明の実施の形態】
(シリコーンエマルジョン)本発明の水性インキ組成物
の特色は、油溶性シリコーンで構成されているエマルジ
ョンを含有していることにある。そのため、インキ中の
着色剤(顔料や染料)が、慣用の紙(例えば、コピー用
紙や色紙など)などの吸収面の内部に浸透するのを抑止
することができるようである。したがって、塗膜は発色
濃度が高い。また、紙面上でもインキの滲みを抑制でき
る。
【0010】前記シリコーンエマルジョンにおける油溶
性シリコーンとしては、非水溶性又は油性のシリコーン
樹脂であれば特に制限なく用いることができる。このよ
うな油溶性シリコーンとしては、例えば、ジメチルシリ
コーン、モノメチルシリコーン、フェニルメチルシリコ
ーン、アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン
などが例示できる。好ましい油溶性シリコーンには、ジ
メチルシリコーン、モノメチルシリコーン、フェニルメ
チルシリコーン、アルキル変性シリコーンなどが含まれ
る。油溶性シリコーンは単独で又は二種以上組み合わせ
て用いることができる。
【0011】油溶性シリコーンの分子量、粘度には特に
制限はない。油溶性シリコーンの粘度は、例えば、25
℃において、100〜100,000cps(例えば、
200〜50,000cps)の範囲から選択できる。
好ましい油溶性シリコーンの粘度は、10,000cp
s以下(例えば、200〜10,000cps)程度で
ある。
【0012】シリコーンエマルジョンは、自己乳化型エ
マルジョンであってもよく、界面活性剤を用いた強制乳
化型エマルジョン(機械乳化型エマルジョン)であって
もよい。なお、強制乳化型エマルジョンでは、通常、粘
度(25℃)が10,000cps以下(例えば、20
0〜10,000cps程度)の低重合度シリコーンを
用いる場合が多い。
【0013】シリコーンエマルジョンは、例えば、油溶
性シリコーン、水、必要に応じて界面活性剤を混合して
調製できる。例えば、水に界面活性剤を所定量加えて、
さらに油溶性シリコーンを攪拌しながら、所定量加える
ことにより調製することができる。界面活性剤はアニオ
ン性、カチオン性、ノニオン性、両性界面活性剤より任
意のもの物が使用できる。
【0014】シリコーンエマルジョンにおける油溶性シ
リコーンの濃度は、特に制限されないが、通常、25〜
50重量%程度である場合が多く、好ましくは30〜4
0重量%である。
【0015】本発明で用いられるシリコーンエマルジョ
ンとして、より具体例的には、例えば、東レダウコーニ
ングシリコーン社製、商品名SH7036、同SH87
10、同SH8701、同SH8705、同SH872
2、同SH8707、同SH8702、同SH870
9、同BY22−819、同SH8627、同BY22
−826、同BY22−839、同BY22−830、
同BY22−835、同BY22−840、同SH70
24、同SH7025、同SH7028A、同SM70
60、同SM7001、同SH490、同SM870
1、同SM8706、同SM7706、同SH550
3、同SH5510、同SM5513、同SH556
1、同SH5507、同SM5514、同SH873
0、同SH5501、同SH5505、同SM551
1、同SM5512、同SM5515、同SM551
7、同BY22−517、同SM5571、同SM55
72F、同SM5573、同BY22−526などの市
販品を使用できる。
【0016】シリコーンエマルジョンは単独で又は二種
以上組み合わせて用いることができる。シリコーンエマ
ルジョンにおいて、油溶性シリコーンの使用量は、例え
ば、インキ組成物全量に対して0.01〜10重量%、
好ましくは0.5〜5重量%である。油溶性シリコーン
の使用量が少なすぎると、塗面(紙などの吸収面)に対
してインキの浸透を抑制するのが困難であり、塗膜の発
色濃度が低下する。一方、多すぎると、塗膜が滲み、塗
膜成形性(印字成形性)が低下する。
【0017】(着色剤)本発明の水性インキ組成物に含
有される着色剤は公知の各種着色剤が使用可能である。
着色剤としては、例えば、無機顔料(例えば、酸化チタ
ン、酸化鉄、カ−ボンブラック等)、有機顔料(例え
ば、アゾ系顔料、縮合ポリアゾ系顔料、フタロシアニン
系顔料、キナクリドン系顔料、アンスラキノン系顔料、
ジオキサジン系顔料、インジゴ系顔料、チオインジゴ系
顔料、ペリノン系顔料、ペリレン系顔料、メラミン系顔
料等)、樹脂着色体、染料などが挙げられる。着色剤は
単独で又は二種以上組み合わせて用いることができる。
【0018】着色剤のうち無機顔料として、より具体的
には、例えば、酸化チタン、ジンクホワイトなどの白色
系無機顔料の他、カーボンブラック(例えば、ファーネ
ストブラック、コンタクトブラック、サーマルブラッ
ク、アセチレンブラックなど)、黒色酸化鉄、黄色酸化
鉄、赤色酸化鉄、群青、紺青、コバルトブルー、チタン
イエロー、ターコイズ、モリブデンオレンジなどが挙げ
られる。
【0019】有機顔料には、例えば、エチレンビスメラ
ミンなどの白色系有機顔料の他、C.I.PIGMEN
T RED2、同3、同5、同17、同22、同38、
同41、同48:2、同48:3、同49、同50:
1、同53:1、同57:1、同58:2、同60、同
63:1、同63:2、同64:1、同88、同11
2、同122、同123、同144、同146、同14
9、同166、同168、同170、同176、同17
7、同178、同179、同180、同185、同19
0、同194、同206、同207、同209、同21
6、同245;C.I.PIGMENT ORANGE
5、同10、同13、同16、同36、同40、同4
3;C.I.PIGMENT VIOLET19、同2
3、同31、同33、同36、同38、同50;C.
I.PIGMENT BLUE2、同15、同15:
1、同15:2、同15:3、同15:4、同15:
5、同16、同17、同22、同25、同60、同6
6;C.I.PIGMENT BROWN25、同2
6;C.I.PIGMENT YELLOW1、同3、
同12、同13、同24、同81、同93、同94、同
95、同97、同99、同108、同109、同11
0、同117、同120、同139、同153、同16
6、同167、同173;C.I.PIGMENT G
REEN7、同10、同36などが含まれる。
【0020】樹脂着色体には、例えば、スチレン樹脂、
アクリル樹脂、アクリロニトリル樹脂を単独もしくは二
種以上を用いて乳化重合して得られる水分散体に、染料
(例えば、塩基性染料や蛍光性塩基染料など)及び/又
は蛍光増白剤で染着(着色)した樹脂エマルジョン着色
体が含まれる。前記水分散体におけるポリマー粒子の平
均粒子径は、特に制限されず、例えば、0.1〜1μm
程度である。また、樹脂着色体は、樹脂に染料(例え
ば、蛍光染料など)を溶解させたものであってもよい。
【0021】なお、顔料の形態は、樹脂球や金属粉体な
どであってもよい。
【0022】染料としては、例えば、直接染料(例え
ば、C.I.ダイレクトブラック17、同19、同2
2、同32、同38、同51、同71;C.I.ダイレ
クトイエロー4、同26、同44、同50;C.I.ダ
イレクトレッド1、同4、同23、同31、同37、同
39、同75、同80、同81、同83、同225、同
226、同227;C.I.ダイレクトブルー1、同1
5、同41、同71、同86、同87、同106、同1
08、同199など)、酸性染料(例えば、C.I.ア
シッドブラック1、同2、同24、同26、同31、同
52、同107、同109、同110、同119、同1
54;C.I.アシッドイエロー1、同7、同17、同
19、同23、同25、同29、同38、同42、同4
9、同61、同72、同78、同110、同127、同
135、同141、同142;C.I.アシッドレッド
8、同9、同14、同18、同26、同27、同35、
同37、同51、同52、同57、同82、同83、同
87、同92、同94、同111、同129、同13
1、同138、同186、同249、同254、同26
5、同276;C.I.アシッドバイオレット15、同
17、同49;C.I.アシッドブルー1、同7、同
9、同15、同22、同23、同25、同40、同4
1、同43、同62、同78、同83、同90、同9
3、同100、同103、同104、同112、同11
3、同158;C.I.アシッドグリーン3、同9、同
16、同25、同27;C.I.アシッドオレンジ56
など)、食品染料(たとえば、C.I.フードイエロー
3など)、マカライトグリーン(C.I.4200
0)、ビクトリアブルーFB(C.I.44045)、
メチルバイオレットFN(C.I.42535)、ロー
ダミンF4G(C.I.45160)、ローダミン6G
CP(C.I.45160)などが例示できる。
【0023】好ましい着色剤には、無機顔料、有機顔
料、直接染料、酸性染料(さらに好ましくは酸化チタ
ン、ジンクホワイトなどの白色系無機顔料)が含まれ
る。着色剤としては、白色系無機顔料(特に酸化チタ
ン)を好適に使用できるが、他の色の顔料や染料なども
何ら問題なく使用できる。着色剤(顔料、染料)の使用
量は、着色剤の種類や比重に応じて選択でき、例えば、
インキ組成物全量に対して0.1〜60重量%使用でき
る。好ましい着色剤の使用量は、例えば、着色剤として
酸化チタンを用いる場合、インキ組成物全量に対して1
0〜45重量%程度である。着色剤の使用量が過小であ
ると、塗膜の発色濃度が低い。一方、多すぎると粘度が
高くなり筆記性が低下する。
【0024】(分散剤)分散剤としては、慣用的に用い
られている水溶性樹脂、樹脂エマルジョンや界面活性剤
等を用いることができる。水溶性樹脂は天然品、半合成
品、合成品の何れでも良いが、黴や腐敗の問題、インキ
(例えば、筆記具用インキ)としての粘度特性の点から
合成品が最適である。これらの合成品としては、例え
ば、水溶性アクリル樹脂、水溶性マレイン酸樹脂、水溶
性スチレン樹脂、水溶性スチレン−アクリル樹脂、水溶
性スチレン−マレイン酸樹脂、ポリビニルピロリドン、
ポリビニルアルコ−ル、水溶性エステル−アクリル樹
脂、水溶性ウレタン樹脂等が挙げられる。樹脂エマルジ
ョンとしては、例えば、アクリル系エマルジョン、酢酸
ビニル系エマルジョン、ウレタン系エマルジョン、スチ
レン−ブタジエンエマルジョンなどが挙げられる。ま
た、界面活性剤はアニオン性、カチオン性、ノニオン
性、両性界面活性剤より任意のもの物が使用できる。分
散剤は単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
【0025】分散剤の使用量は、インキ組成物全量に対
して1〜20重量%、好ましくは3〜15重量%であ
る。分散剤の使用量が過小であると分散安定剤が低く、
一方、過大であると粘度が高くなり筆記性が低下する。
【0026】(粘度調整剤)粘度調整剤としては、慣用
の粘度調整剤、例えば、水溶性高分子が使用でき、なか
でも、天然多糖類、半合成セルロ−ス系高分子、水溶性
合成高分子が好適に使用できる。粘度調整剤は単独で又
は二種以上組み合わせて使用できる。
【0027】天然多糖類としては、グルコ−ス、ガラク
ト−ス、ラムノ−ス、マンノ−ス及びグルクロン酸塩等
の単糖類から構成される高分子化学構造を有する高分子
が挙げられる。より具体的には、天然多糖類には、例え
ば、グワ−ガム、キサンタンガム、ウェランガム、ラム
ザンガム、ロ−カストビ−ンガム、プルラン、サクシノ
グルカン又はその誘導体、トライガントガム、タラガ
ム、カラヤガム、ガディガム、アラビノガラクタンガ
ム、クインスシードガム、サイリュームシードガム、ア
ラビアゴム、ペクチン、デンプンなどが含まれる。半合
成セルロ−ス系高分子としては、例えば、メチルセルロ
−ス、ヒドロキシエチルセルロ−ス、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
ヒドロキシプロピルエチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロ−ス又はその塩(ナトリウム塩など)などが挙
げられる。また、水溶性合成高分子には、例えば、ポリ
ビニルピロリドン、ポリエチレンオキサイド、ポリアク
リル酸、メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体
などが含まれる。
【0028】粘度調整剤は、インキ組成物の粘度が目的
の粘度になるように調整するために添加するもので、そ
の使用量は特に制限されない。従って、粘度調整剤の使
用量は、着色剤、分散剤、水、シリコーンエマルジョン
の種類及び使用量などに応じて選択できる。なお、本発
明の水溶性インキ組成物をボールペン用インキ組成物と
して用いる場合、該インキ組成物の粘度(25℃)は、
インキの分散性、筆記性の点から、200〜10000
cps程度であるのが好適である。このことや他の成分
の使用量を考慮すると、ボールペン用インキ組成物にお
ける粘度調整剤の使用量は、例えば、インキ組成物全量
に対して0.1〜10重量%、好ましくは0.2〜5重
量%である場合が多い。
【0029】(水)水としては、慣用の水(例えば、イ
オン交換水、水道水、工業用水、地下水、井戸水など)
であれば何ら問題なく用いることができる。水の使用量
は、特に制限されず、他の成分(着色剤、分散剤、シリ
コーンエマルジョンなど)の種類や使用量などや、目的
とするインキ組成物の粘度などに応じて選択することが
できる。水の使用量は、広い範囲、例えば、インキ組成
物全量に対して1〜80重量%程度の範囲から選択でき
る。好ましい水の使用量は、20〜70重量%(例え
ば、30〜60重量%)程度である。
【0030】本発明のインキ組成物には、必要に応じて
湿潤剤、界面活性剤、消泡剤、レベリング剤、凝集防止
剤、pH調整剤、擬塑性付与剤、防錆剤、防腐防黴剤等
の慣用の添加剤を添加してもよい。湿潤剤としては、例
えば、プロピレングリコール、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、グリセリンなどが例示できる。界
面活性剤としては、慣用の界面活性剤(例えば、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテルリン酸エステルなど)を
使用できる。なお、界面活性剤は潤滑剤としても機能で
きる。また、水溶性有機溶剤などの溶剤を含んでいても
よい。
【0031】(製造方法)本発明の水性インキ組成物
は、前記成分、着色剤、分散剤、粘度調整剤、水及びシ
リコーンエマルジョンを混合して調製できる。例えば、
所定量の水に着色剤と、分散剤と、粘度調製剤と、シリ
コーンエマルジョンと、必要に応じて潤滑剤、界面活性
剤や添加剤などとを所定量添加し攪拌して調製できる。
好ましい調製方法には、着色剤と分散剤と、必要に応じ
て潤滑剤などとを所定量の水に加えて着色剤の分散体を
あらかじめ調製し、この着色剤の分散体と、粘度調整
剤、シリコーンエマルジョン、残部の水、及びその他の
成分(界面活性剤や添加剤など)とを混合して調製する
方法が含まれる。
【0032】本発明の水性インキ組成物は、塗膜の発色
濃度の低下の経時変化が小さく、また、滲みも少ないた
め、記録用インキ(例えば、印刷用インキ、筆記具用イ
ンキ、インクジェット記録用インキなど)として有用で
ある。特に、本発明の水性インキ組成物は、筆記具用イ
ンキ、なかでも水性ボールペン用インキ(ゲルタイプの
インキ)として有用である。塗膜の色(例えば、赤、
青、黄、緑、紫などの着色剤の色)には制限されず、塗
膜の発色濃度の低下を抑制できる。特に、塗膜の色が白
色であっても、黒色の紙などの黒色系の用紙に塗布(筆
記、印刷)すると、発色濃度の低下を抑制した塗膜を形
成できる。また、滲みなども抑止でき、鮮明な印字又は
画像の塗膜を形成できる。したがって、本発明の水性イ
ンキ組成物を用いると、塗面に用いる紙としては、慣用
のコピー用紙や慣用の色紙などの慣用的に用いられてい
る紙(紙表面に非水溶性樹脂などにより、特殊加工をし
ていない紙)であっても、何ら問題なく使用できる。
【0033】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例に基づいて
より詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。 (着色剤の分散体の調製)着色剤として、次の酸化チタ
ンを用い、分散剤(スチレン−アクリル樹脂)などと混
合して、以下の組成の酸化チタン分散体を調製した。こ
の酸化チタン分散体を以下の実施例1〜20で用いた。 ・酸化チタン 50重量部 (チタン工業社製、商品名:クロノス−KR270) ・スチレン−アクリル樹脂 5重量部 ・プロピレングリコール 10重量部 ・イオン交換水 35重量部
【0034】(実施例1)前記酸化チタン分散体50重
量部、キサンタンガム0.32重量部、グリセリン5重
量部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エス
テル28.25重量部、イオン交換水28.25重量
部、シリコーンエマルジョン(東レダウコーニングシリ
コーン社製、商品名:SH7024)1.43重量部を
混合して、インキ組成物を調製した。 (実施例2)イオン交換水を28.25重量部に代え
て、26.82重量部用いるとともに、シリコーンエマ
ルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品
名:SH7024)を1.43重量部に代えて、2.8
6重量部用いる以外、実施例1と同様にしてインキ組成
物を調製した。 (実施例3)イオン交換水を28.25重量部に代え
て、25.39重量部用いるとともに、シリコーンエマ
ルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品
名:SH7024)を1.43重量部に代えて、4.2
9重量部用いる以外、実施例1と同様にしてインキ組成
物を調製した。 (実施例4)イオン交換水を28.25重量部に代え
て、23.96重量部用いるとともに、シリコーンエマ
ルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品
名:SH7024)を1.43重量部に代えて、5.7
2重量部用いる以外、実施例1と同様にしてインキ組成
物を調製した。 (実施例5)イオン交換水を28.25重量部に代え
て、22.53重量部用いるとともに、シリコーンエマ
ルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品
名:SH7024)を1.43重量部に代えて、7.1
5重量部用いる以外、実施例1と同様にしてインキ組成
物を調製した。
【0035】(実施例6)イオン交換水を28.25重
量部に代えて、28.36重量部用いるとともに、シリ
コーンエマルジョン(東レダウコーニングシリコーン社
製、商品名:SH7024)1.43重量部に代えて、
シリコーンエマルジョン(東レダウコーニングシリコー
ン社製、商品名:SH490)1.32重量部用いる以
外、実施例1と同様にしてインキ組成物を調製した。 (実施例7)イオン交換水を28.25重量部に代え
て、27.04重量部用いるとともに、シリコーンエマ
ルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品
名:SH7024)1.43重量部に代えて、シリコー
ンエマルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、
商品名:SH490)2.64重量部用いる以外、実施
例1と同様にしてインキ組成物を調製した。 (実施例8)イオン交換水を28.25重量部に代え
て、25.72重量部用いるとともに、シリコーンエマ
ルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品
名:SH7024)1.43重量部に代えて、シリコー
ンエマルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、
商品名:SH490)3.96重量部用いる以外、実施
例1と同様にしてインキ組成物を調製した。 (実施例9)イオン交換水を28.25重量部に代え
て、24.4重量部用いるとともに、シリコーンエマル
ジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品名:
SH7024)1.43重量部に代えて、シリコーンエ
マルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品
名:SH490)5.28重量部用いる以外、実施例1
と同様にしてインキ組成物を調製した。 (実施例10)イオン交換水を28.25重量部に代え
て、23.08重量部用いるとともに、シリコーンエマ
ルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品
名:SH7024)1.43重量部に代えて、シリコー
ンエマルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、
商品名:SH490)6.6重量部用いる以外、実施例
1と同様にしてインキ組成物を調製した。
【0036】(実施例11)イオン交換水を28.25
重量部に代えて、28.36重量部用いるとともに、シ
リコーンエマルジョン(東レダウコーニングシリコーン
社製、商品名:SH7024)1.43重量部に代え
て、シリコーンエマルジョン(東レダウコーニングシリ
コーン社製、商品名:SH7036)1.32重量部用
いる以外、実施例1と同様にしてインキ組成物を調製し
た。 (実施例12)イオン交換水を28.25重量部に代え
て、27.04重量部用いるとともに、シリコーンエマ
ルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品
名:SH7024)1.43重量部に代えて、シリコー
ンエマルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、
商品名:SH7036)2.64重量部用いる以外、実
施例1と同様にしてインキ組成物を調製した。 (実施例13)イオン交換水を28.25重量部に代え
て、25.72重量部用いるとともに、シリコーンエマ
ルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品
名:SH7024)1.43重量部に代えて、シリコー
ンエマルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、
商品名:SH7036)3.96重量部用いる以外、実
施例1と同様にしてインキ組成物を調製した。 (実施例14)イオン交換水を28.25重量部に代え
て、24.4重量部用いるとともに、シリコーンエマル
ジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品名:
SH7024)1.43重量部に代えて、シリコーンエ
マルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品
名:SH7036)5.28重量部用いる以外、実施例
1と同様にしてインキ組成物を調製した。 (実施例15)イオン交換水を28.25重量部に代え
て、23.08重量部用いるとともに、シリコーンエマ
ルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品
名:SH7024)1.43重量部に代えて、シリコー
ンエマルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、
商品名:SH7036)6.6重量部用いる以外、実施
例1と同様にしてインキ組成物を調製した。
【0037】(比較例1)イオン交換水を28.25重
量部に代えて、29.18重量部用いるとともに、シリ
コーンエマルジョン(東レダウコーニングシリコーン社
製、商品名:SH7024)1.43重量部に代えて、
シリコーンエマルジョン(東レダウコーニングシリコー
ン社製、商品名:SH3746;水溶性シリコーン)
0.5重量部用いる以外、実施例1と同様にしてインキ
組成物を調製した。 (比較例2)イオン交換水を28.25重量部に代え
て、28.68重量部用いるとともに、シリコーンエマ
ルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品
名:SH7024)1.43重量部に代えて、シリコー
ンエマルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、
商品名:SH3746;水溶性シリコーン)1重量部用
いる以外、実施例1と同様にしてインキ組成物を調製し
た。 (比較例3)イオン交換水を28.25重量部に代え
て、28.18重量部用いるとともに、シリコーンエマ
ルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品
名:SH7024)1.43重量部に代えて、シリコー
ンエマルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、
商品名:SH3746;水溶性シリコーン)1.5重量
部用いる以外、実施例1と同様にしてインキ組成物を調
製した。 (比較例4)イオン交換水を28.25重量部に代え
て、27.68重量部用いるとともに、シリコーンエマ
ルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品
名:SH7024)1.43重量部に代えて、シリコー
ンエマルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、
商品名:SH3746;水溶性シリコーン)2重量部用
いる以外、実施例1と同様にしてインキ組成物を調製し
た。 (比較例5)イオン交換水を28.25重量部に代え
て、27.18重量部用いるとともに、シリコーンエマ
ルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、商品
名:SH7024)1.43重量部に代えて、シリコー
ンエマルジョン(東レダウコーニングシリコーン社製、
商品名:SH3746;水溶性シリコーン)2.5重量
部用いる以外、実施例1と同様にしてインキ組成物を調
製した。
【0038】実施例1〜15及び比較例1〜5のインキ
組成物をボールペン用インキとして用い、慣用の黒色の
色紙に筆記して、筆記60分後の塗膜(画像)の反射率
(%)を測定した。その結果を図1に示す。なお、図1
において、□はシリコーンエマルジョンとして、商品
名:SH7024を用いたインキ組成物に対応し、○は
シリコーンエマルジョンとして、商品名:SH490を
用いたインキ組成物に対応し、△はシリコーンエマルジ
ョンとして、商品名:SH7036を用いたインキ組成
物に対応し、×はシリコーンエマルジョンとして、商品
名:SH3746(水溶性シリコーン)を用いたインキ
組成物に対応している。反射率(%)は、サクラ濃度計
モデルPDA−65(小西六写真工業株式会社製)を
用い、アンバーフィルターを使用して測定できる。
【0039】図1のグラフより明らかに、実施例のイン
キ組成物は、筆記60分後における画像の反射率が優れ
ている。すなわち、実施例のインキ組成物は、筆記後の
塗膜の発色濃度が高く、塗膜の発色濃度の低下を防止又
は抑制できる。特に、粘度が10,000cps以下の
低重合度シリコーンで構成されたエマルジョン(実施例
1〜5で用いた商品名SH7024及び実施例11〜1
5の商品名SH7036、特にSH7036、以上東レ
ダウコーニングシリコーン社製)では、塗膜の発色濃度
が優れている。一方、比較例のインキ組成物は、塗膜の
発色濃度が低く(シリコーン非含有インキに比べても低
い)、着色剤が紙内部に浸透しているようである。これ
は、水溶性シリコーンがインキの表面張力を低下させて
いるためと思われる。従って、実施例のインキ組成物
は、インキ中の着色剤が紙内部へ浸透するのを抑制でき
る。また、実施例では、塗膜は滲みが少なく、鮮明であ
った。
【0040】
【発明の効果】本発明の水性インキ組成物は、着色剤、
粘度調製剤、分散剤、水及びシリコーンエマルジョンを
含有しているため、発色濃度の高い塗膜を形成できる。
また、塗膜の鮮明性も優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は変性シリコーンの含有量と、塗膜の反
射率との関係を示すグラフである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色剤、分散剤、粘度調製剤及び水を少
    なくとも含有してなる水性インキ組成物中に、油溶性シ
    リコーンで構成されているエマルジョンを含有すること
    を特徴とする水性インキ組成物。
  2. 【請求項2】 油溶性シリコーンで構成されているエマ
    ルジョンが、ジメチルシリコーン、モノメチルシリコー
    ン、フェニルメチルシリコーン、アルキル変性シリコー
    ン、アミノ変性シリコーンから選択された少なくとも一
    種を含むエマルジョンである請求項1記載の水性インキ
    組成物。
  3. 【請求項3】 油溶性シリコーンで構成されているエマ
    ルジョンにおいて、油溶性シリコーンの含有量がインキ
    組成物全量に対して0.01〜10重量%である請求項
    1又は2記載の水性インキ組成物。
  4. 【請求項4】 着色剤が無機顔料、有機顔料、直接染料
    及び酸性染料から選択された少なくとも一種である請求
    項1及至3のいずれかの項に記載の水性インキ組成物。
  5. 【請求項5】 着色剤が酸化チタン又はジンクホワイト
    である請求項1及至3のいずれかの項に記載の水性イン
    キ組成物。
  6. 【請求項6】 着色剤の含有量がインキ組成物全量に対
    して0.1〜60重量%である請求項1及至5のいずれ
    かの項に記載の水性インキ組成物。
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