JPH11355556A - 画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH11355556A
JPH11355556A JP10196280A JP19628098A JPH11355556A JP H11355556 A JPH11355556 A JP H11355556A JP 10196280 A JP10196280 A JP 10196280A JP 19628098 A JP19628098 A JP 19628098A JP H11355556 A JPH11355556 A JP H11355556A
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憲彦 坂田
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俊典 高木
Minoru Hasegawa
稔 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像を編集加工する際、初心者にも簡易な操
作により高度な画像の貼り合わせをすることを課題とす
る。 【解決手段】 貼り合わせの対象となる二以上の画像を
指定する画像指定部401と、貼り合わせをおこなう配
列に画像を並べて配置する画像配置部402と、配置さ
れた画像を表示する表示制御部307と、隣り同士に表
示された画像を結合させるための任意の結合点を各画像
ごと一点だけ指定する結合点指定部403と、指定され
た結合点を基準として隣り同士の画像を貼り合わせる貼
り合わせ部404を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像を表示画面
上に表示し、表示された画像を編集加工し、編集加工を
施した画像を検索する画像処理装置、画像処理方法およ
びその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の画像を貼り合わせて一枚の
画像にするという技術が存在する。たとえば、背の高い
ビルやイベント会場の全体像、航空写真等、2回以上に
分けなければ全景写真を撮影できない場合や、また、屋
内の内装等、通常のデジタルスチルカメラでは被写体と
の距離が十分とれないため全体を一枚の画像に納めるこ
とは困難な場合である。これらの場合に、2回以上に分
けて撮影した全景写真の画像を貼り合わせる必要があ
る。ここで、2枚の画像を貼り合わせる方法としては、
画面上でつなぎ目を確認しながら、いずれかの画像を手
動で慎重に移動・調整して貼り合わせるという方法があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術にあっては、熟練者であればともかく、初心者
がこれらの作業を効率よくおこなうことはきわめて困難
である。さらに、多くの枚数の画像を貼り合わせて一枚
の画像にする場合、隣り同士の画像をそれぞれに調整し
なければならず、この作業は熟練者であっても効率よく
おこなうのは困難である。さらに、つなぎ目を目立たな
いようにするためには、画像の補正をおこなう必要があ
り、その場合に手動で貼り合わせたのであれば、画像の
補正も手動でおこなわなければならず、さらに作業効率
が低下するという問題点があった。
【0004】この発明は、上述した従来例による問題を
解決するため、初心者にも簡易な操作により高度な貼り
合わせが可能な画像処理装置、画像処理方法およびその
方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係る画像処理装
置は、画像を表示画面上に表示する表示手段を備え、前
記表示手段に表示された画像を編集加工する画像処理装
置において、貼り合わせの対象となる二以上の画像を指
定する画像指定手段と、前記画像指定手段により指定さ
れた画像を貼り合わせの配列に並べて配置する画像配置
手段と、前記表示手段を制御して、前記画像配置手段に
より配置された画像を表示する表示制御手段と、前記表
示制御手段により上下または左右の隣り同士に表示され
た画像を結合させるための任意の結合点を各画像ごと一
点だけ指定する結合点指定手段と、前記結合点指定手段
により指定された結合点を基準として隣り同士の画像を
貼り合わせる貼り合わせ手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0006】この請求項1の発明によれば、指定された
画像を貼り合わせの配列に並べて配置し、配置された画
像を表示し、隣り同士に表示された画像に任意の結合点
を各画像ごと一点だけ指定するので、結合点となる点を
指定するだけの簡易な操作により画像の貼り合わせがで
き、画像貼り合わせ等の画像の編集加工処理を容易にか
つ効率的におこなうことが可能である。
【0007】また、請求項2に係る画像処理装置は、請
求項1の発明において、前記結合点指定手段により指定
された結合点の間に接続線を描画する接続線描画手段を
備え、前記表示制御手段は、前記表示手段を制御して、
前記画像配置手段により配置された画像を表示するとと
もに、前記接続線描画手段により描画された接続線を表
示することを特徴とする。
【0008】この請求項2の発明によれば、指定された
結合点の間に接続線を描画するので、線を描くのと同じ
感覚で結合点の指定ができ、また、結合点が指定されて
いるか否かの状態が一見して認識することが可能であ
る。
【0009】また、請求項3に係る画像処理装置は、請
求項1または2の発明において、すでに結合点が指定さ
れた画像に対してさらに別の結合点が指定された場合
に、当該すでにおこなわれている結合点の指定を解除す
る結合点指定解除手段を備えたことを特徴とする。
【0010】この請求項3の発明によれば、すでに結合
点が指定された画像に対してさらに別の結合点が指定さ
れた場合に、当該すでにおこなわれている結合点の指定
を解除するので、あらたな結合点を指定する際、あらか
じめすでにおこなわれている結合点の指定を解除する必
要がなく、初めて結合点を指定するのと同一の操作で、
結合点の指定の変更を容易かつ効率的におこなうことが
可能である。
【0011】また、請求項4に係る画像処理装置は、請
求項1〜3の発明において、画像を入力する際にもちい
られた焦点距離を設定する焦点距離設定手段と、前記貼
り合わせ手段により画像が貼り合わされる際に、前記焦
点距離指定設定により設定された焦点距離にもとづいて
画像の補正をおこなう画像補正手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0012】この請求項4の発明によれば、画像を入力
する際にもちいられた焦点距離を設定し、画像が貼り合
わされる際に設定された焦点距離にもとづいて画像の補
正をおこなうので、焦点距離が異なる入力手段により入
力された画像であっても、歪みを生じることなく画像の
貼り合わせをおこなうことが可能である。
【0013】また、請求項5に係る画像処理方法は、画
像を表示画面上に表示し、表示された画像を編集加工す
る画像処理方法において、貼り合わせの対象となる二以
上の画像を指定する第1工程と、前記第1工程により指
定された画像を貼り合わせの配列に並べて配置する第2
工程と、前記第2工程により配置された画像を表示する
第3工程と、前記第3工程により上下または左右の隣り
同士に表示された画像を結合させるための任意の結合点
を各画像ごと一点だけ指定する第4工程と、前記第4工
程により指定された結合点を基準として隣り同士の画像
を貼り合わせる第5工程と、を含んだことを特徴とす
る。
【0014】この請求項5の発明によれば、指定された
画像を貼り合わせの配列に並べて配置し、配置された画
像を表示し、隣り同士に表示された画像に任意の結合点
を各画像ごと一点だけ指定するので、結合点となる点を
指定するだけの簡易な操作により画像の貼り合わせがで
き、画像貼り合わせ等の画像の編集加工処理を容易にか
つ効率的におこなうことが可能である。
【0015】また、請求項6に係る画像処理方法は、請
求項5の発明において、前記第4工程により指定された
結合点の間に接続線を描画する第6工程を含み、前記第
3工程は、前記第2工程により配置された画像を表示す
るとともに、前記第6工程により描画された接続線を表
示することを特徴とする。
【0016】この請求項6の発明によれば、指定された
結合点の間に接続線を描画するので、線を描くのと同じ
感覚で結合点の指定ができ、また、結合点が指定されて
いるか否かの状態が一見して認識することが可能であ
る。
【0017】また、請求項7に係る画像処理方法は、請
求項5または6の発明において、すでに結合点が指定さ
れた画像に対してさらに別の結合点が指定された場合
に、当該すでにおこなわれている結合点の指定を解除す
る第7工程を含んだことを特徴とする。
【0018】この請求項7の発明によれば、すでに結合
点が指定された画像に対してさらに別の結合点が指定さ
れた場合に、当該すでにおこなわれている結合点の指定
を解除するので、あらたな結合点を指定する際、あらか
じめすでにおこなわれている結合点の指定を解除する必
要がなく、初めて結合点を指定するのと同一の操作で、
結合点の指定の変更を容易かつ効率的におこなうことが
可能である。
【0019】また、請求項8に係る画像処理方法は、請
求項5〜7の発明において、画像を入力する際にもちい
られた焦点距離を設定する第8工程と、前記第5工程に
より画像が貼り合わされる際に、前記第8工程により設
定された焦点距離にもとづいて画像の補正をおこなう第
9工程と、を含んだことを特徴とする
【0020】この請求項8の発明によれば、画像を入力
する際にもちいられた焦点距離を設定し、画像が貼り合
わされる際に設定された焦点距離にもとづいて画像の補
正をおこなうので、焦点距離が異なる入力手段により入
力された画像であっても、歪みを生じることなく画像の
貼り合わせをおこなうことが可能である。
【0021】また、請求項9の発明に係る記憶媒体は、
請求項5〜8に記載された方法をコンピュータに実行さ
せるプログラムを記録したことで、そのプログラムを機
械読み取り可能となり、これによって、請求項5〜8の
動作をコンピュータによって実現することが可能であ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る画像処理装置、画像処理方法およびその方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を
詳細に説明する。
【0023】(実施の形態1)まず、この発明の実施の
形態1による画像処理装置を含む画像付ドキュメント作
成システム全体の構成を説明する。図1はこの発明の実
施の形態1による画像処理装置を含む画像付ドキュメン
ト作成システム全体の構成を機能的に示す説明図であ
る。この画像付ドキュメント作成システムは、図1に機
能的に示したように、入力部101と、加工部102
と、出力部103とから構成される画像処理装置100
と、ホストコンピュータシステム105とがLAN等の
ネットワークで接続されている。
【0024】入力部101は、画像の取込み処理をおこ
なうものであり、たとえば、スキャナやICカード、あ
るいはデジタルスチルカメラ、フォトCD読取装置等を
含むものである。入力部101は画像を取込み、取込ん
だ画像を所定のファイル形式に変換した後、加工部10
2へ送信する。
【0025】加工部102は、入力部101により取込
まれた画像を登録、削除、変更等の加工処理をするもの
であり、たとえば、パーソナルコンピュータ(PC)等
をもちいておこなうものである。また、加工部102内
に設けられた、あるいは、加工部102に外付けされた
画像データ記憶部104は、たとえば、PCに内蔵のハ
ードディスクや、フロッピーディスク、書き換え可能な
CD−ROM、MO、DVD等、加工部102において
加工された画像データを記憶するものである。
【0026】さらに加工部102は、画像データ記憶部
104に記憶された画像データを検索し、検索した画像
データを他のドキュメントに貼付け、そのドキュメント
をディスプレイに表示するように表示制御をおこなった
り、出力部103に印刷するように印刷制御をおこなっ
たりする。
【0027】出力部103は、加工部102により印刷
制御された画像データおよび画像データを含むドキュメ
ントを印刷処理するものである。たとえば、白黒および
フルカラーの印刷が可能なレーザープリンタやデジタル
複写機等が含まれる。また、出力部103には、名刺を
印刷したり、IDカード等のカードを印刷した後そのカ
ードをラミネート加工する機能等を有するプリンタ等も
含まれる。
【0028】ホストコンピュータシステム105は、加
工部102であるPCとLAN等のネットワークで接続
されており、ホストコンピュータ106と、ホストコン
ピュータ106とネットワークで接続された複数の端末
装置107とからなる。ホストコンピュータ106に
は、たとえば社内の人事情報に関する人事情報ファイル
108が記憶されており、各端末装置107からはその
人事情報ファイル108にアクセルすることができる。
【0029】また、加工部102と人事情報ファイル1
08とはその情報を互いにリンクできるようになってお
り、端末装置107から社員番号等の人事情報を入力す
ることにより、人事情報ファイル108を介して加工部
102の画像データ記憶部104に記憶された画像デー
タを検索することも可能である。
【0030】画像付ドキュメント作成システムの具体的
な応用例としては、たとえば、顔写真付の名刺を作成す
る名刺作成システムや、商品写真やスタッフの顔写真を
掲載した案内状等の葉書を作成する葉書作成システム
や、写真付の身分証明書(IDカード)を作成するID
カード作成システムや、企画書や広告チラシやカタログ
等のリーフレットを作成するリーフレット作成システム
や、写真付のカードを作成するカード作成システムや、
社員の写真や履歴書、自己申告書等の顔写真付人事台
帳、住所、地図等を作成、管理する人事情報システム
や、中古車の写真付情報を検索する中古車検索システム
や、仕入れ情報を管理する仕入れ情報企画購入システム
や、工程管理、工事台帳との合成による土木建設業向け
システムや、三次元CADとの合成による建設完成予想
図システム等が含まれる。これらのシステムは当然、カ
ラー写真等のカラー画像をもちいて作成管理するカラー
システムとしてももちいることができる。
【0031】つぎに、画像処理装置100のハードウエ
ア構成について説明する。図2は、実施の形態1による
画像処理装置のハードウエア構成を示すブロック図であ
る。
【0032】図2において、201はシステム全体を制
御するCPUを、202はブートプログラム等を記憶し
たROMを、203はCPUのワークエリアとして使用
されるRAMを、204はCPU201の制御にしたが
ってHD(ハードディスク)205に対するデータのリ
ード/ライトを制御するHDD(ハードディスクドライ
ブ)を、205はHDD204の制御で書き込まれたデ
ータを記憶するHDを、206はCPU201の制御に
したがってFD(フロッピーディスク)207に対する
データのリード/ライトを制御するFDD(フロッピー
ディスクドライブ)を、207はFDD206の制御で
書き込まれたデータを記憶する着脱自在のFDを、20
8は文字、画像等を含むドキュメントや機能情報等を表
示するディスプレイをそれぞれ示している。
【0033】また、209は通信回線210を介してネ
ットワークNETに接続され、そのネットワークNET
と内部のインターフェイスを司るインターフェイス(I
/F)を、211は文字、数値、各種指示等の入力のた
めのキーを備えたキーボードを、212はカーソルの移
動や範囲選択等をおこなうマウスを、213はCCDを
もちいた画像を撮影するデジタルスチルカメラを、21
4はドキュメント等を印刷するプリンタを、215は上
記各部を接続するためのバスをそれぞれ示している。な
お、213は、画像を光学的に読み取るスキャナでもよ
い。
【0034】また、図3は、実施の形態1による画像処
理装置100の構成を機能的に示すブロック図である。
図3において、加工部102は、画像データ記憶部10
4のほか、操作指示部301と、画像登録部302と、
画像削除部303と、画像変更部304と、画像検索部
305と、画像貼付部306と、表示制御部307と、
表示部308と、印刷制御部309等を含む構成であ
る。
【0035】操作指示部301は、表示部308の表示
内容にしたがって、画像登録部302、画像削除部30
3、画像変更部304、画像検索部305、画像貼付部
306、表示制御部307、印刷制御部309の各部に
操作の指示をおこなうものである。たとえば、キーボー
ド211や、マウス212等のポインティングデバイス
を含むものである。
【0036】画像登録部302は、入力部101から送
信された画像データを、ファイル名等の所定のデータを
付加することにより画像データファイルとして登録し、
画像データ記憶部104へ記憶するものである。画像削
除部303は、操作指示部301からの削除指示にした
がって、画像データ記憶部104にすでに記憶されてい
る画像データを画像データ記憶部104から削除するも
のである。
【0037】画像変更部304は、操作指示部301か
らの変更指示にしたがって、画像データ記憶部104に
すでに記憶されている画像データファイルの画像データ
に変更を加え、変更後の画像データを再度画像データ記
憶部104に記憶するものである。画像変更部304の
詳細については後述する。
【0038】画像検索部305は、操作指示部301か
らの検索指示にしたがって、画像データ記憶部104に
すでに記憶されている画像データファイルのうち、所望
の画像データファイルを検索するものである。また、画
像貼付部306は、操作指示部301からの画像貼付指
示にしたがって、画像データ記憶部104にすでに記憶
されている画像データをドキュメントに貼付け処理をお
こなうものである。
【0039】表示制御部307は、操作指示部301か
らの表示指示にしたがって、画像データ記憶部104に
記憶された画像データファイルの画像や当該画像を縮小
した縮小画像等を表示部308の表示画面上に表示させ
るように制御するものである。表示制御部307の詳細
については後述する。
【0040】印刷制御部309は、操作指示部301か
らの印刷指示にしたがって、画像データあるいは画像付
ドキュメント等の印刷データを出力部103へ送信す
る。また、出力部の操作制御、たとえば印刷枚数の設定
等も操作指示部301からの操作指示にしたがっておこ
なう。
【0041】画像登録部302、画像削除部303、画
像変更部304、画像検索部305、画像貼付部30
6、表示制御部307、印刷制御部309はそれぞれ、
ROM202、RAM203またはハードディスク20
5、フロッピーディスク207等の記録媒体に記録され
たOS、アプリケーションプログラム等のプログラムに
記載された命令にしたがってCPU201等が命令処理
を実行することにより、各部の機能を実現するものであ
る。
【0042】また、表示部308は、表示制御部307
による表示制御にもとづき、画像や文字列を含むドキュ
メント等を表示するものである。たとえばディスプレイ
208であり、ディスプレイ208はCRTや液晶ディ
スプレイ等を含むものである。
【0043】つぎに、画像変更部304および表示制御
部307の構成についてより詳細に説明する。図4は実
施の形態1による画像処理装置の画像変更部304、表
示制御部307およびそれら周辺部の構成を機能的に示
すブロック図である。図4に示すように、画像変更部3
04は、画像指定部401と、画像配置部402と、結
合点指定部403と、貼り合わせ部404とを含む構成
となっている。
【0044】画像指定部401は、貼り合わせの対象と
なる二以上の画像を指定する指定部である。画像指定部
401は、操作指示部301からの操作指示にしたがっ
て、操作者が所望する貼り合わせの対象となる画像を指
定する。
【0045】画像配置部402は、画像指定部401に
より指定された画像を、貼り合わせをおこなう配列に並
べて配置するものである。画像を貼り合わせる場合に、
縦に一または複数列で貼り合わせる場合や横に一又は複
数列で貼り合わせる場合があり、それらの貼り合わせを
おこなう配列にあわせて操作指示部301からの操作指
示にしたがって画像指定部401により指定された画像
を並べたり、画像の並べ替えをおこなったりする。
【0046】結合点指定部403は、表示制御部307
により表示部308の表示画面上に上下または左右の隣
り同士に表示された画像を結合させるための任意の結合
点を各画像ごとに一つだけ指定する指定部である。画像
指定部401は、操作指示部301からの操作指示にし
たがって、操作者が所望する結合点を指定する。
【0047】なお、画像指定部401、画像配置部40
2、結合点指定部403の処理の具体的な内容について
は後述する。
【0048】貼り合わせ部404は、結合点指定部40
3により指定された結合点を基準として隣り同士の画像
を貼り合わせるものである。貼り合わせの方法の詳細は
本出願人の特願平9−316679号または特願平10
−91125号の明細書に記載された方法をもちいるこ
とができる。貼り合わせ部404により貼り合わせられ
た画像は、ファイル名が付されて、付されたファイル名
により画像データ記憶部104に記憶される。
【0049】画像指定部401、画像配置部402、結
合点指定部403、貼り合わせ部404はそれぞれ、R
OM202、RAM203またはハードディスク20
5、フロッピーディスク207等の記録媒体に記録され
たOS、アプリケーションプログラム等のプログラムに
記載された命令にしたがってCPU201等が命令処理
を実行することにより、各部の機能を実現するものであ
る。
【0050】また、表示制御部307は、表示部308
を制御して、図7に示す貼り合わせ処理ウインドウ70
0や、画像指定部401により指定され画像配置部40
2により配置された画像を貼り合わせ処理ウインドウ7
00の貼り合わせ作業領域701上に表示する。
【0051】つぎに、具体的な表示例をもちいて画像処
理装置の操作の内容および表示画面の内容について説明
する。図5は実施の形態1による画像処理装置の表示部
308に表示される表示画面の一例を示す説明図であ
る。図5に示される表示画面は実施の形態1による画像
処理装置の基本表示画面であり、図5において、表示画
面は、画面の略左半分の上側を占めるファイル名表示領
域501と、ファイル名表示領域501の下側を占める
縮小画像表示領域502と、画面の略右半分を占める選
択画像表示領域503の3つの領域から構成される。
【0052】これらの領域はマルチウインドウにより表
示をするのではなく、あえて固定領域としてあり、これ
らの領域の位置および大きさは変更できないような構成
になっている。そのため、常に同一構成の画面が表示さ
れるため、操作者はこれらの領域を一枚の画面としてと
らえることができる。したがって操作者は操作時に困惑
することなく、また複雑な操作手順を覚える必要もな
く、画像処理装置を直感的に使いこなしていくことがで
き、効率よく画像の編集加工作業等をおこなうことがで
きる。
【0053】ファイル名表示領域501は、画像データ
記憶部104、具体的にはたとえばハードディスク20
5やフロッピーディスク207に記憶されているファイ
ル名が階層的に表示される。ファイル名表示領域501
に表示されている画像データファイルのファイル名を見
てその中から所望の画像データファイルを検索し指定す
ることにより、所望の画像データファイルを選択するこ
とができる。
【0054】縮小画像表示領域502は、複数の縮小画
像から構成されており、実際の画像データを所定倍率で
縮小し、その縮小された画像を見ることにより、当該画
像データファイルがどのファイルであったかを瞬時に認
識するものである。縮小画像の下側には、当該縮小画像
の画像データファイルのファイル名があわせて表示され
ている。
【0055】ファイル名表示領域501のファイル名を
指定する代わりに、縮小画像自体へカーソルを移動さ
せ、マウス212等のボタンをクリックすることによ
り、所望の画像を選択することができる。この場合、操
作者はファイル名を正確に記憶していなくても縮小画像
を手がかりに所望の画像データファイルを高速にかつ容
易に選択することが可能である。
【0056】また、各画像データファイルに所定のキー
ワード、たとえば「人物」、「風景」あるいは「業務
用」、「個人用」等のキーワードを付加して登録してお
けば、そのキーワードにもとづいて縮小画像の表示順序
を並べ替えて表示することができる。これにより、登録
画像データファイル数が増加しても、キーワードによる
並べ替えをおこなうことにより、所望の画像データファ
イルの高速で検索することが可能である。
【0057】縮小画像の表示数は図5の表示例では8個
×3行で24個表示されるように設定されているが、表
示装置の解像度や表示画像の内容、あるいは検索方法の
違いによって縮小画像の表示配列や表示個数を変更する
ことが可能である。
【0058】選択画像表示領域503は、ファイル名表
示領域501においてファイル名から選択された画像デ
ータファイルあるいは縮小画像表示領域502において
サムネイルから選択された画像データファイルの画像を
表示する領域である。表示形式としては、標準サイズで
表示をする標準表示と、画像全体を表示するために拡大
または縮小して表示する全体表示と、操作者が所望する
倍率で表示する変倍表示とが考えられる。変倍指定は変
倍のパーセントを入力することにおこなわれ、100パ
ーセントで等倍となり、それより少ない数値を入力した
場合は縮小、大きい数値を入力した場合は拡大されるこ
とになる。
【0059】また、選択画像表示領域503は、所定の
メニューからコマンドを指定することにより、またはそ
の画像自体をダブルクリックすることにより、表示画面
全体にファイル名表示領域501および縮小画像表示領
域502を隠蔽するように現在表示中の画像を表示する
ことができる。これにより、編集加工作業をより効率よ
くおこなうことができる。特に、大きな画像の場合には
有効である。編集加工処理が終了した場合は、所定のメ
ニューからコマンドを指定することにより、または再度
画像自体をダブルクリックすることにより元の画像領域
に戻すことができ、その際、ファイル名表示領域501
および縮小画像表示領域502が再表示される。
【0060】つぎに画像指定部401による画像指定の
操作内容について説明する。図6は実施の形態1による
画像処理装置の表示部308に表示される表示画面の別
の一例を示す説明図である。なお、図6において縮小画
像表示領域502の縮小画像は説明の便宜上8枚として
ある。
【0061】図6において、縮小画像表示領域502の
縮小画像から貼り合わせの対象となる複数枚の画像を指
定する。指定の方法としては、指定したい縮小画像のフ
ァイル名をキーボード211等から入力する方法もある
が、ここではマウス212等のポインティングデバイス
をもちいて、カーソルを縮小画像の表示領域へ移動さ
せ、マウス212等のボタンをクリックすることにより
指定する。
【0062】複数の縮小画像を同時に指定しなければな
らないため、たとえば、キーボード211のshift
キー等の特定キーを押下した状態で、マウス212等の
ボタンをクリックすることにより、容易に複数の縮小画
像を指定することができる。
【0063】図6においては、縮小画像601,60
2,603の3枚が貼り合わせの対象として指定された
状態を示している。指定された縮小画像は表示されたフ
ァイル名の部分が反転表示されたり、また、縮小画像の
枠が太枠で表示されたりして、当該縮小画像が指定され
た旨を操作者に認知させるようにするとよい。
【0064】縮小画像を指定した後、図6においてメニ
ューバーのうちの「画像補正」メニュー604へカーソ
ルを移動させマウス212等のボタンをクリックするこ
とにより、プルダウンメニューの一つとして表示される
「画像貼り合わせ」メニュー605をさらにクリックす
ることにより選択する。それにより、図7のような貼り
合わせ処理ウインドウ700がポップアップして表示さ
れる。
【0065】つぎに、画像配置部402の処理の内容に
ついて説明する。図7〜9は実施の形態1による画像処
理装置の表示部308に表示される表示画面の別の一例
を示す説明図である。貼り合わせ処理ウインドウ700
は、貼り合わせ作業領域701と、モード切替部702
と、配列切替部703と、拡大ボタン704と、縮小ボ
タン705と、開始ボタン706と、キャンセルボタン
707とを含む構成である。
【0066】貼り合わせ作業領域701には、画像指定
部401によって指定された画像が表示される。図7に
おいては、図6において指定された縮小画像601,6
06,603と同一画像が所定の縮小倍率で表示されて
いる(751,752,753)。
【0067】モード切替部702には、マウス212等
のポインティングデバイスのクリックモードとして、画
像位置入替モード708と、結合位置指定モード709
のクリックモードが表示されている。
【0068】配列切替部703は、画像指定部401に
よって指定された画像をどのような配列で表示するかを
切り替えるアイコンが用意されている。3枚の画像を指
定して選択した場合、横に3枚を並べる配列と縦に3枚
を並べる配列とがあり、その配列状態をアイコン化して
表示している。横3枚の配列のアイコン710と縦3枚
のアイコン711である。
【0069】このアイコン上へカーソルを移動させ、マ
ウス212等のボタンをクリックすると、貼り合わせ作
業領域701に表示されている画像の配列が変更され
る。配列切替部703に表示されるアイコンは、画像指
定部401により指定された枚数に対応して形状および
数が異なる。
【0070】図7においては、アイコン711が選択さ
れた状態である。3枚の画像751,752,753が
貼り合わせ作業領域701上に、アイコン710と同様
の配列、すなわち縦に3枚並べる配列に表示されてい
る。
【0071】一方、図8は実施の形態1による画像処理
装置の表示部308に表示される表示画面の別の一例を
示す説明図であり、図8においては、アイコン710が
選択された状態である。このように、アイコンを押下す
るという簡易な操作で配列を変更することができる。
【0072】拡大ボタン704は、貼り合わせ作業領域
701上に表示された画像のサイズを拡大させるための
ボタンである。拡大ボタンを1回押下することにより、
すなわちカーソルを拡大ボタン704上へ移動させ、マ
ウス212等のボタンを1回クリックすることにより、
あらかじめ定められた倍率で拡大され、拡大された画像
が貼り合わせ作業領域701上に表示される。これによ
り、操作者は結合点を指定しやすくなる。
【0073】図9は実施の形態1による画像処理装置の
表示部308に表示される表示画面の別の一例を示す説
明図であり、図9においては、拡大ボタン704が1回
だけ押下された状態である。
【0074】縮小ボタン705は、拡大ボタン704と
は逆に押下回数によって拡大ボタン704においてあら
かじめ定められた倍率と同一の倍率で縮小される。した
がって、縮小ボタン705を拡大ボタン704の押下回
数と同一回数だけ押下することにより元の画像のサイズ
に戻ることになる。なお、図7では、画像のサイズをそ
れ以上縮小する必要がないので、縮小ボタン705はグ
レイアウトしおり、押下できない状態になっている。
【0075】開始ボタン706は、画像の貼り合わせ処
理の開始指示をおこなうためのボタンである。現状で
は、結合点の指定が未だなされていないため、開始ボタ
ン706はグレイアウトしており、押下できない状態に
なっている。
【0076】キャンセルボタン707は、貼り合わせ処
理のキャンセル指示をおこなうためのボタンである。キ
ャンセルボタン707の押下により、現時点までおこな
われてきた貼り合わせ処理は中止され、貼り合わせ処理
ウインドウ700が閉じられる。
【0077】また、貼り合わせ領域401に表示されて
いる画像は、結合点指定部403により結合点の指定を
おこなうので、画像は貼り合わせをおこなう配列に並べ
られていなければならない。そのため、画像配置部40
2は、画像位置の入替処理をおこなう。
【0078】図10は、実施の形態1による画像処理装
置の画像配置部402における画像位置の入替処理を説
明する説明図である。
【0079】まず、モード切替部702のクリックモー
ドを画像位置入替モード708にする。つぎに位置を入
れ替えたい画像を指定する。指定の方法は、たとえばマ
ウス212等により所望の画像(所望画像Aとする)を
クリックすることによりおこなう(図10(a))。
【0080】つぎに所望画像Aをドラッグして、入れ替
えたい位置に表示されている別の画像(別画像Bとす
る)の近傍でその所望画像Aをドロップする(図10
(b))。それにより、所望画像Aは別画像Bがあった
位置へ移動すると共に、別画像Bは所望画像Aが元あっ
た位置へと移動する(図10(c))。
【0081】モード切替部702のクリックモードが画
像位置入替モード708であれば、同様の操作は何回で
も繰り返しおこなうことができる。これにより、画像の
入替処理を高速でかつ効率的におこなうことができる。
【0082】つぎに、結合点指定部403の処理の内容
について説明する。まず、モード切替部702のクリッ
クモードを結合位置指定モード709にする。図11
は、実施の形態1による画像処理装置の表示部に表示さ
れる表示画面の別の一例を示す説明図である。
【0083】図11(あるいは図9)における貼り合わ
せ作業領域701において、隣り同士の画像を比較し
て、両方の画像に同一の画像が存在する部分のうち、特
徴があるポイントをそれぞれ、マウス212等のポイン
ティングデバイスで指定する。特徴があるポイントを正
確に指定するために、画像は図11に示すようにある程
度拡大したほうが処理が確実である。
【0084】具体的には、画像752および画像753
の両方に重なって表示されている画像中央左側の街頭の
先端1102および1103が結合点としては適してい
る。これらの先端1102および1103へカーソルを
移動させ、マウス212等のボタンをクリックすること
により結合点の指定がおこなわれる。指定された結合点
の座標データは結合点指定部403内に設けられた記憶
部に記憶される。結合点の指定は上下および左右の各隣
り同士の画像ごとにおこなう。
【0085】結合点の指定がすべての隣り同士の画像に
おいて終了した後、つぎに開始ボタン706が押下され
ることにより、貼り合わせ処理が実行される。貼り合わ
せ処理が完了すると、貼り合わせ処理が完了した画像が
貼り合わせ作業領域701に表示され、「この結果でよ
いですか?」というメッセージが表示されたウインドウ
1200が表示される。
【0086】図12は実施の形態1による画像処理装置
の表示部に表示されるウインドウの一例を説明する説明
図である。図12において、ウインドウ1200内の
「はい」ボタン1201を押下すると、貼り合わせ結果
の画像がファイル名を付されて、画像データ記憶部10
4に記憶される。一方、「いいえ」ボタン1202が押
下されると、貼り合わせ結果の画像は破棄され、開始ボ
タン706が押下される直前の画面に戻り、再度結合点
指定の処理をおこなうことができる。
【0087】つぎに、実施の形態1において画像変更部
304および表示制御部307の一連の処理の手順につ
いて説明する。図13は実施の形態1による画像変更部
および表示制御部の一連の処理の手順を示すフローチャ
ートである。図13のフローチャートにおいて、まず、
二以上の画像の指定があったか否かについて判断する
(ステップS1301)。二以上の画像の指定を待って
(ステップS1301肯定)、つぎに、貼り合わせ処理
の指示があったか否かについて判断する(ステップS1
302)。
【0088】ステップS1302において、貼り合わせ
処理の指示がなかった場合(ステップS1302否定)
は、他の処理の指示、たとえば画像の削除処理等の指示
があったか否かについて判断する(ステップS130
3)。ここにおいて、他の処理の指示がなかった場合は
(ステップS1303否定)、ステップS1301へ移
行し、以後同一の処理を繰り返す。一方、ステップS1
303において、他の処理の指示があった場合(ステッ
プS1303肯定)は、当該他の処理を実行し(ステッ
プS1304)、処理を終了する。
【0089】ステップS1302において、貼り合わせ
処理の指示があった場合(ステップS1302肯定)
は、つぎに、指定された画像の画像配置処理をおこなう
(ステップS1310)。なお、画像配置の処理手順の
詳細については後述する。
【0090】つぎに、画像配置の変更があるか否かを判
断し(ステップS1340)、変更がある場合(ステッ
プS1340肯定)は、ステップS1310へ移行し、
画像配置を再度おこなう。ステップS1340におい
て、画像配置の変更がない場合(ステップS1340否
定)は、結合点の指定があったか否かを判断する(ステ
ップS1350)。結合点の指定があった場合(ステッ
プS1350肯定)は、その指定のあった結合点の座標
データを保持する(ステップS1365)。すべての結
合点が指定されるまで、ステップS1350〜S137
0のステップを繰り返し、すべての結合点が指定された
場合(ステップS1370肯定)は、さらに、結合点の
変更があるか否かを判断する(ステップS1380)。
【0091】ステップS1380において、結合点の変
更がある場合(ステップS1380肯定)は、ステップ
S1350へ移行する。一方、ステップS1380にお
いて、結合点の変更がない場合(ステップS1380否
定)は、開始ボタンが押下されたか否かを判断する(ス
テップS1381)。ここで、開始ボタンが押下された
場合(ステップS1381肯定)は、貼り合わせ処理を
実行し(ステップS1382)、その貼り合わせ処理の
結果を表示部308の表示画面上に表示する(ステップ
S1383)。
【0092】つぎに、表示された結果がOKであるか否
かを判断する(ステップS1384)。ここにおいて、
結果がOKでなければ(ステップS1384否定)、ス
テップS1350へ移行し、再度、結合点の指定処理を
おこなう。一方、結果がOKであれば、結果を記憶し
(ステップS1385)、すべての処理を終了する。
【0093】ステップS1381において、開始ボタン
が押下されない場合(ステップS1381否定)は、画
像配置の変更があるか否かを判断し(ステップS139
0)、画像配置の変更がある場合(ステップS1390
肯定)は、ステップS1310へ移行し、以下同様の処
理を繰り返しおこなう。一方、画像配置の変更がない場
合(ステップS1390否定)は、ステップS1380
へ移行し、結合点の変更があるか否かを判断し、以下同
様の処理を繰り返す。
【0094】つぎに、ステップS1310の画像の配置
処理についての詳細の処理手順について説明する。図1
4は実施の形態1による画像配置部402の処理の手順
を示すフローチャートである。図13のフローチャート
のステップS1302において、貼り合わせ処理の指示
があった場合(ステップS1302肯定)は、図14の
フローチャートにおいて、画像の配列変更の指示があっ
たか否かを判断し(ステップS1311)、指示があっ
た場合(ステップS1311肯定)は、配列変更をおこ
ない(ステップS1312)、一方、指示がなかった場
合は(ステップS1311否定)は、何もおこなわずに
つぎのステップへ移行する。
【0095】つぎに、画像入替の指示があったか否かを
判断し(ステップS1313)、指示があった場合(ス
テップS1313肯定)は、入替処理をおこない(ステ
ップS1314)、一方、指示がなかった場合は(ステ
ップS1313否定)は、何もおこなわずにつぎのステ
ップへ移行する。
【0096】つぎに、画像が拡大可能な状態か否かを判
断し(ステップS1315)、可能であれば(ステップ
S1315肯定)、拡大指示があったか否かを判断する
(ステップS1316)。拡大指示があった場合(ステ
ップS1316肯定)は、拡大処理をおこなう(ステッ
プS1317)。これに対し、拡大可能でない場合(ス
テップS1315否定)あるいは拡大指示がなかった場
合(ステップS1316否定)は、何もおこなわずにつ
ぎのステップへ移行する。
【0097】つぎに、画像が縮小可能な状態か否かを判
断し(ステップS1318)、可能であれば(ステップ
S1318肯定)、拡大指示があったか否かを判断する
(ステップS1319)。拡大指示があった場合(ステ
ップS1319肯定)は、拡大処理をおこなう(ステッ
プS1320)。これに対し、拡大可能でない場合(ス
テップS1318否定)あるいは拡大指示がなかった場
合(ステップS1319否定)は、何もおこなわずにつ
ぎのステップ、すなわちステップS1340へ移行す
る。
【0098】以上説明したように、この実施の形態1に
よれば、複数枚の画像を貼り合わせる際、その画像の指
定、画像の配置、結合点の指定をそれぞれ容易におこな
うことができる。
【0099】(実施の形態2)さて、上述した実施の形
態1では、結合点の指定を点による指定、すなわち、マ
ウス212等のマウスボタンをクリックすることにより
おこなったが、以下に説明する実施の形態2のように、
結合点の指定を線によりおこなう、すなわち隣り同士の
画像の結合点の指定をマウス212等のドラッグ・アン
ド・ドロップによりおこなうようにしてもよい。
【0100】この発明の実施の形態2による画像処理装
置を含む画像付ドキュメント作成システム全体および画
像処理装置100のハードウエア構成については実施の
形態1と同様であるので、その説明は省略する。また、
画像処理装置100のうち画像変更部304、表示制御
部307をのぞく他の各部についても実施の形態1と同
様の構成であるので、その説明も省略する。
【0101】つぎに、画像変更部304について説明す
る。図15はこの発明の実施の形態2による画像処理装
置の画像変更部304およびその周辺部の構成を機能的
に示すブロック図である。図15に示すように、画像変
更部304は、画像指定部1501と、画像配置部15
02と、結合点指定部1503と、貼り合わせ部150
4と、接続線描画部1505とを含む構成となってい
る。なお、結合点指定部1503、接続線描画部150
5以外の各部は実施の形態1と同様の構成であるので、
その説明は省略する。
【0102】結合点指定部1503は、実施の形態1の
結合点指定部403とは、表示制御部307により表示
部308の表示画面上に上下または左右の隣り同士に表
示された画像を結合させるための任意の結合点を各画像
ごとに一つだけ指定する指定部としては同一の構成であ
るが、結合点指定部403とは結合点の指定の方法が異
なる。また、接続線描画部1505は、結合点指定部1
503により指定された結合点の間に接続線を描画する
ものである。結合点指定部1503および接続線描画部
1505の処理の内容についての詳細は後述する。
【0103】画像指定部1501、画像配置部150
2、結合点指定部1503、貼り合わせ部1504、接
続線描画部1505はそれぞれ、ROM202、RAM
203またはハードディスク205、フロッピーディス
ク207等の記録媒体に記録されたOS、アプリケーシ
ョンプログラム等のプログラムに記載された命令にした
がってCPU201等が命令処理を実行することによ
り、各部の機能を実現するものである。
【0104】さらに、表示制御部307は、表示部30
8を制御して、画像配置部1502により配置された画
像を表示するとともに、接続線描画部1505により描
画された接続線1621もあわせて表示する。
【0105】つぎに、結合点指定部1503および接続
線描画部1505による結合点の指定処理および接続線
の描画処理について説明する。図16は実施の形態2に
よる画像処理装置の表示部308に表示される表示画面
の別の一例を示す説明図である。クリックモードを結合
位置指定モードにし、隣り同士の画像1602と160
3を比較して、両方の画像に同一の画像が存在する部分
のうち特徴があるポイントを特定し、まず、画像160
2上のポイント1612へカーソルを移動させる。
【0106】つぎに、マウス212等のボタンをクリッ
ク(押下)し、押下した状態を保持したまま、マウス2
12等を動かすことでカーソルを画像1603上のポイ
ント1613の方向へ移動させる(ドラッグ)。接続線
描画部1505は、カーソルの移動に連動して画面上の
カーソルの軌跡と同一座標に接続線1621を描画す
る。カーソルがポイント1613へ到達したとき、押下
した状態を保持していたボタンの押下を解除し(ドロッ
プ)、接続線描画部1505により描画された接続線1
621が確定する。
【0107】これにより、結合点の指定処理がおこなわ
れたことになる。指定された結合点の座標データは結合
点指定部1503内に設けられた記憶部に保持(記憶)
される。結合点の指定は上下および左右の各隣り同士の
画像ごとにおこなうのは、実施の形態1と同様である。
結合点の指定がすべての隣り同士の画像において終了し
た後、つぎに開始ボタンが押下されることにより、貼り
合わせ処理が実行される。
【0108】このように、マウス等のボタンを押下しそ
の状態でマウスを移動し所定の位置で押下した状態のボ
タンを解除するというもっとも単純な操作により結合点
の指定をおこなうことができる。
【0109】接続線1621はたとえば赤色の線等、識
別が容易におこなうことができる色の線とするのがよ
い。また接続線1621の太さ等も同様に識別が容易に
おこなうことができる太さとするのがよい。接続線16
21の色、太さ等の線の種類は、操作者の所望の種類と
なるように選択可能としてもよい。また、画像にもちい
られている色を考慮して、その色との関係で、より識別
が容易となるように、画像に応じて自動的に変更するよ
うに設定してもよい。
【0110】また、接続線1621は、たとえばドラッ
グ中は点線で表示し、ドロップして結合点を確定させた
のちに、実線で表示するように変更するようにしてもよ
い。これにより、結合線指定の処理の経過を容易に確認
することができる。
【0111】つぎに、実施の形態2において画像変更部
304および表示制御部307の一連の処理の手順につ
いて説明する。図17は実施の形態2による画像変更部
304および表示制御部307の一連の処理の手順の一
部を示すフローチャートである。図17のフローチャー
トは実施の形態1の図13のフローチャートとは、ステ
ップS1301〜ステップS1340まで、およびステ
ップS1365〜ステップS1390までは同一の処理
をおこなうので、その表記および説明は省略する。
【0112】まず、実施の形態1の図13のフローチャ
ートにおけるステップS1340において、画像配置の
変更がなかった場合(ステップS1340否定)は、図
17のフローチャートにおいて、マウス212等のボタ
ンの押下があったか否かを判断する(ステップS135
1)。ここにおいて、ボタンの押下があった場合(ステ
ップS1351肯定)、カーソルの位置が画像上にある
か否かを判断し(ステップS1352)、画像上でない
場合(ステップS1352否定)は、その旨のエラー表
示をして(ステップS1353)、ステップS1351
へ移行する。一方、カーソルの位置が画像上にある場合
(ステップS1353肯定)は、その点から接続線の描
画を開始する。
【0113】その後、ステップS1355において、マ
ウス212等のボタンの押下が解除されるのを待って、
解除された場合(ステップS1355肯定)、カーソル
位置が上記ステップS1352においてカーソル位置が
あった画像の隣り同士の画像上にあるか否かを判断する
(ステップS1356)。当該画像の隣りの画像上にな
い場合(ステップS1356否定)は、その旨のエラー
表示をおこない(ステップS1353)、その後ステッ
プS1351へ移行し、同様の処理を繰り返しおこな
う。
【0114】一方、ステップS1356において、カー
ソル位置が当該画像の隣りの画像上にある場合(ステッ
プS1356肯定)は、接続線の描画を終了する(ステ
ップS1361)。その後、実施の形態1の図13のス
テップS1365へ移行する。
【0115】以上説明したように、この実施の形態2に
よれば、指定された結合点の間に接続線を描画するの
で、線を描くのと同じ感覚で結合点の指定ができ、ま
た、結合点が指定されているか否かの状態が一見して認
識することができる。
【0116】(実施の形態3)さて、上述した実施の形
態1または2では、一旦指定された結合点を変更するこ
とについてはなんら説明していないが、以下に説明する
実施の形態2のように、すでに結合点が指定された画像
に対してさらに別の点が指定された場合に、すでに指定
された結合点の指定を解除するようにしてもよい。
【0117】この発明の実施の形態3による画像処理装
置を含む画像付ドキュメント作成システム全体および画
像処理装置100のハードウエア構成については実施の
形態1と同様であるので、その説明は省略する。また、
画像処理装置100のうち画像変更部304をのぞく他
の各部についても実施の形態1と同様の構成であるの
で、その説明も省略する。
【0118】つぎに、画像変更部304について説明す
る。図18はこの発明の実施の形態3による画像処理装
置の画像変更部304およびその周辺部の構成を機能的
に示すブロック図である。図18に示すように、画像変
更部304は、画像指定部1801と、画像配置部18
02と、結合点指定部1803と、貼り合わせ部180
4と、接続線描画部1805と、結合点指定解除部18
06とを含む構成となっている。
【0119】なお、結合点指定部1803、接続線描画
部1805、結合点指定解除部1806以外の各部は実
施の形態1と同様の構成であり、接続線描画部1805
は実施の形態2の接続線描画部1505と同様の構成で
あるので、その説明は省略する。
【0120】結合点指定部1803は、実施の形態1の
結合点指定部403または実施の形態2の結合点指定部
1503のどちらの構成であってもよい。また、結合点
指定解除部1806は、すでに結合点が指定された画像
に対してさらに別の点が指定された場合に、すでに指定
された結合点の指定を解除するものである。結合点解除
部1806の処理の内容についての詳細は後述する。
【0121】画像指定部1801、画像配置部180
2、結合点指定部1803、貼り合わせ部1804、接
続線描画部1805、結合点解除部1806はそれぞ
れ、ROM202、RAM203またはハードディスク
205、フロッピーディスク207等の記録媒体に記録
されたOS、アプリケーションプログラム等のプログラ
ムに記載された命令にしたがってCPU201等が命令
処理を実行することにより、各部の機能を実現するもの
である。
【0122】つぎに、結合点解除部1806による結合
点の解除処理について説明する。結合点解除部1806
は、隣り同士の画像の結合点が指定されると、当該隣り
同士の画像の結合点がすでに指定されているかを結合点
指定部1803内に設けられた記憶部に記憶された結合
点の座標データがあるか否かを参照することにより認識
する。
【0123】また、結合点解除部1806はあらたに結
合点が指定された場合は、すでに記憶された座標データ
を削除することにより結合点を解除し、あらたに指定さ
れた結合点を記憶する。これにより、結合点を容易に変
更することができる。さらに、結合点解除部1806
は、すでに指定された結合点間に描画された接続線があ
る場合は、その接続線もあわせて消去する。
【0124】つぎに、実施の形態3において画像変更部
304および表示制御部307の一連の処理の手順につ
いて説明する。図19は実施の形態3による画像変更部
304および表示制御部307の一連の処理の手順の一
部を示すフローチャートである。
【0125】図19のフローチャートは実施の形態1の
図13のフローチャートとは、ステップS1301〜ス
テップS1340まで、およびステップS1365〜ス
テップS1390までは同一の処理をおこなうので、そ
の表記および説明は省略する。また、図19のフローチ
ャートは実施の形態2の図17のフローチャートとは、
ステップS1351〜ステップS1356まで、および
ステップS1365は同一の処理をおこなうので、その
説明も省略する。
【0126】ステップS1356において、隣り同士の
画像上である場合(ステップS1356肯定)は、つぎ
に当該隣り同士の画像に結合点が指定されているか否か
を判断する(ステップS1357)。ここにおいて、結
合点が指定されていない場合(ステップS1357否
定)は、何もおこなわずに、ステップS1361へ移行
する。
【0127】一方、結合点が指定されている場合(ステ
ップS1357肯定)は、結合点の解除をおこない(ス
テップS1358)、解除した結合点の間に描画されて
いた接続線を消去し(ステップS1359)、その後ス
テップS1361へ移行する。
【0128】以上説明したように、この実施の形態3に
よれば、すでに結合点が指定された画像に対してさらに
別の結合点が指定された場合に、結合点指定解除部18
06が当該すでにおこなわれている結合点の指定を解除
するので、あらたな結合点を指定する際、あらかじめす
でにおこなわれている結合点の指定を解除する必要がな
く、初めて結合点を指定するのと同一の操作で、結合点
の指定の変更を容易かつ効率的におこなうことができ
る。
【0129】(実施の形態4)さて、上述した実施の形
態1〜3では、常に同一の焦点距離をもつデジタルスチ
ルカメラ213で撮影された画像を対象として考えてお
り、したがって焦点距離については不変なものとして考
えていたが、以下に説明する実施の形態4のように、焦
点距離の異なるデジタルスチルカメラ213で撮影され
た画像であっても画像の貼り合わせの際歪み等の補正が
適切におこなえるように焦点距離を設定するようにして
もよい。
【0130】この発明の実施の形態4による画像処理装
置を含む画像付ドキュメント作成システム全体および画
像処理装置100のハードウエア構成については実施の
形態1と同様であるので、その説明は省略する。また、
画像処理装置100のうち画像変更部304をのぞく他
の各部についても実施の形態1と同様の構成であるの
で、その説明も省略する。
【0131】つぎに、画像変更部304について説明す
る。図20はこの発明の実施の形態4による画像処理装
置の画像変更部304およびその周辺部の構成を機能的
に示すブロック図である。図20に示すように、画像変
更部304は、画像指定部2001と、画像配置部20
02と、結合点指定部2003と、貼り合わせ部200
4と、接続線描画部2005と、結合点指定解除部20
06と、焦点距離設定部2007と。画像補正部200
8と、を含む構成となっている。なお、焦点距離設定部
2007、画像補正部2008以外の各部は実施の形態
1から3と同様の構成であり、その説明は省略する。
【0132】焦点距離設定部2007は、操作指示部3
01の操作指示にしたがって、デジタルスチルカメラ2
13等で撮影された画像の焦点距離を設定するものであ
る。焦点距離の設定の方法としては、直接、焦点距離を
数値で入力する方法もあるが、カメラの種類とズーム等
をもちいたか否か等の情報を入力することにより、あら
かじめ記憶されたカメラの種類と焦点距離に関するテー
ブルから焦点距離を設定する方法もある。焦点距離設定
部2007の焦点距離の設定処理の内容についての詳細
は後述する。
【0133】画像補正部2008は、焦点距離設定部2
007により設定された焦点距離のデータにもとづい
て、画像の貼り合わせ処理をおこなう際、画像の補正を
おこなうものである。補正処理の内容としては、たとえ
ば、画像の光学系の歪曲収差による歪みの補正処理があ
る。具体的には、焦点距離のデータにもとづいて歪曲収
差係数を推定し、推定した歪曲収差係数をもちいて各画
像に歪み補正を施すものである。詳細は本出願人の特願
平9−303893の明細書に詳細に述べられている方
法をもちいればよい。
【0134】画像指定部2001、画像配置部200
2、結合点指定部2003、貼り合わせ部2004、接
続線描画部2005、結合点解除部2006、焦点距離
設定部2007、画像補正部2008はそれぞれ、RO
M202、RAM203またはハードディスク205、
フロッピーディスク207等の記録媒体に記録されたO
S、アプリケーションプログラム等のプログラムに記載
された命令にしたがってCPU201等が命令処理を実
行することにより、各部の機能を実現するものである。
【0135】つぎに、焦点距離設置部2007による焦
点距離の設定処理について説明する。図21は、実施の
形態4による画像処理装置の表示部308に表示される
表示画面の一例を示す説明図である。図21において、
2101は焦点距離を設定するための焦点距離設定ウイ
ンドウ2102を開く焦点距離ボタンである。図21に
おいては、すでに焦点距離ボタン2101が押下され、
それにともなって焦点距離設定ウインドウ2102がポ
ップアップしている状態を示している。
【0136】焦点距離設定ウインドウ2102はデジタ
ルスチルカメラ213の種類を入力する入力枠2103
と、ズーム切替部2104と、OKボタン2105と、
キャンセルボタン2106とを含む構成である。
【0137】入力枠2103には直接キーボード211
からデジタルスチルカメラ名を入力することもできる
が、通常は、右端のボタンを押下することにより入力可
能なデジタルスチルカメラ名の一覧を表示させ、その中
から貼り合わせの対象となる画像を撮影したデジタルス
チルカメラ名を選択し、入力することができる。
【0138】ズーム切替部2104は貼り合わせの対象
となる画像がズームをもちいて撮影されたか否かに関す
るズームの切り替えをするものである。ズームをもちい
て撮影されていなければ「標準」に切り替え、一方、ズ
ームをもちいて撮影されていれば「最大」に切り替え
る。
【0139】なお、本実施の形態では、2種類の切り替
えができるようにしたが、デジタルスチルカメラの種類
やズームの種類によっては、さらに多くの種類のズーム
を切り替えられるようにしてもよい。また、デジタルス
チルカメラの種類によっては、これらの焦点距離の設定
に関する情報を画像データに付加することが考えられ、
その場合、その焦点距離の設定に関する情報を読み取っ
て、自動的に焦点距離の設定をおこなうようにしてもよ
い。
【0140】デジタルスチルカメラ名の入力およびズー
ムの切り替えが完了した後に、OKボタンを押下するこ
とにより、焦点距離の設定処理が終了し、焦点距離設定
ウインドウ2102は閉じられる。また、キャンセルボ
タン2006を押下することにより、それまでの設定処
理を中止するとともに、焦点距離設定ウインドウ210
2は閉じられる。
【0141】つぎに、実施の形態4において画像変更部
304および表示制御部307の一連の処理の手順につ
いて説明する。図22は実施の形態4による画像変更部
および表示制御部の一連の処理の手順の一部を示すフロ
ーチャートである。
【0142】図22のフローチャートは実施の形態1の
図13のフローチャートとは、ステップS1301〜ス
テップS1310まで、およびステップS1340〜ス
テップS1390までは同一の処理をおこなうので、そ
の表記および説明は省略する。また、図22のフローチ
ャートは実施の形態1の図14のフローチャートとは、
ステップS1311〜ステップS1320までは同一の
処理をおこなうので、その説明は省略する。
【0143】図22のフローチャートにおいて、ステッ
プS1319否定またはステップS1320肯定の場合
に、焦点距離設定の指示があったか否かを判断する(ス
テップS1331)。指示があった場合(ステップS1
331肯定)は、焦点距離設定処理をおこなう(ステッ
プS1332)。これに対し、表示指示がなかった場合
(ステップS1331否定)は、何もおこなわずにつぎ
のステップ、すなわちステップS1340へ移行する。
【0144】以上説明したように、この実施の形態4に
よれば、焦点距離設定部2207が画像を入力する際に
もちいられた焦点距離を設定し、画像補正部2208が
画像が貼り合わされる際に設定された焦点距離にもとづ
いて画像の補正をおこなうので、焦点距離が異なる入力
手段により入力された画像であっても、歪みを生じるこ
となく画像の貼り合わせをおこなうことができる。
【0145】(実施の形態5)さて、上述した実施の形
態1〜4では、貼り合わせた後の画像の形状が正方形あ
るいは長方形になるような画像の枚数(たとえば、貼り
合わせる画像が2枚、3枚、4枚、6枚、9枚...)
のみ貼り合わせることができるようにしたが、以下に説
明する実施の形態5のように、貼り合わせる画像が4
枚、5枚、6枚、7枚、8枚、9枚...の画像を横長
のパノラマ画像として貼り合わせることができるように
してもよい。
【0146】この発明の実施の形態5による画像処理装
置を含む画像付ドキュメント作成システム全体および画
像処理装置100のハードウエア構成については実施の
形態1と同様であるので、その説明は省略する。また、
画像処理装置100の機能的な構成も実施の形態1〜4
と同様であるので、その説明は省略する。
【0147】図23は実施の形態5による画像処理装置
の表示部308に表示される表示画面の一例を示す説明
図である。貼り合わせ処理ウインドウ2300は、貼り
合わせ作業領域2301と、モード切替部2302と、
配列切替部2303と、ズーム切替部2304と、カメ
ラ切替部2305と、拡大ボタン2306と、縮小ボタ
ン2307と、開始ボタン2308と、キャンセルボタ
ン2309とを含む構成である。
【0148】貼り合わせ作業領域2301には、実施の
形態1の貼り合わせ作業領域701と同様に、画像指定
部401によって指定された画像が表示される。図23
においては、指定された5枚の縮小画像と同一の画像が
所定の倍率で表示されている(2351,2352,2
353,2354,2355)。
【0149】モード切替部2302には、実施の形態1
のモード切替部702と同様に、マウス212等のポイ
ンティングデバイスのクリックモードとして、画像位置
入替モード2311と、結合位置指定モード2312の
クリックモードが表示される。画像位置入替モード23
11および結合位置指定モード2312は、実施の形態
1の画像位置入替モード708および結合位置指定モー
ド709と同様の内容なので、その説明は省略する。
【0150】配列切替部2303には、画像指定部40
1によって指定された画像をどのような配列で表示する
かについて選択可能な配列候補を表示する。配列切替部
2303の内容についての詳細は後述する。
【0151】ズーム切替部2304には、貼り合わせの
対象となる画像がズームをもちいて撮影されたか否かに
関する選択可能なズームの切替候補を表示する。ズーム
をもちいて撮影されていなければ「標準」2313を選
択し、一方、ズームをもちいて撮影されていれば「最
大」2314を選択することにより、ズームの切り替え
をおこなう。
【0152】なお、本実施の形態では、2種類の切替候
補から1種類を選択することにより切り替えができるよ
うにしたが、デジタルスチルカメラの種類やズームの種
類によっては、さらに多くの種類のズームが切り替えら
れるようにしてもよい。また、デジタルスチルカメラの
種類によっては、これらの焦点距離の設定に関する情報
を画像データに付加することが考えられ、その場合に
は、その焦点距離の設定に関する情報を読み取って、自
動的に焦点距離の設定をおこなうようにしてもよい。
【0153】カメラ切替部2305には、選択可能なデ
ジタルスチルカメラ名の一覧を表示する。表示されたデ
ジタルスチルカメラ名の中から貼り合わせの対象となる
画像を撮影したデジタルスチルカメラ名を選択すること
により、カメラの切替をおこなう。
【0154】拡大ボタン2306は、実施の形態1の拡
大ボタン704と同様に、貼り合わせ作業領域2301
上に表示された画像のサイズを拡大させるためのボタン
である。拡大ボタンを1回押下することにより、すなわ
ちカーソルを拡大ボタン2306上へ移動させ、マウス
212等のボタンを1回クリックすることにより、あら
かじめ定められた倍率で拡大され、拡大された画像が貼
り合わせ作業領域2301上に表示される。これによ
り、操作者は結合点を指定しやすくなる。
【0155】縮小ボタン2307は、実施の形態1の縮
小ボタン705と同様に、拡大ボタン2306とは逆に
押下回数によって拡大ボタン2306においてあらかじ
め定められた倍率と同一の倍率で縮小される。したがっ
て、縮小ボタン2307を拡大ボタン2306の押下回
数と同一回数だけ押下することにより元の画像のサイズ
に戻ることになる。
【0156】開始ボタン2308は、実施の形態1の開
始ボタン706と同様に、画像の貼り合わせ処理の開始
指示をおこなうためのボタンである。現状では、結合点
の指定が未だなされていないため、開始ボタン2308
はグレイアウトしており、押下できない状態になってい
る。
【0157】キャンセルボタン2309は、実施の形態
1のキャンセルボタン707と同様に、貼り合わせ処理
のキャンセル指示をおこなうためのボタンである。キャ
ンセルボタン2309の押下により、現時点までおこな
われてきた貼り合わせ処理は中止され、貼り合わせ処理
ウインドウ2300が閉じられる。
【0158】また、貼り合わせ作業領域2301に表示
されている画像は、結合点指定部403により結合点の
指定をおこなうので、画像は貼り合わせをおこなう配列
に並べられていなければならない。そのため、画像配置
部402は、画像位置の入替処理をおこなう。なお、画
像位置の入替処理は実施の形態1における画像位置の入
替処理と同様であるので、その説明は省略する。
【0159】図24は、実施の形態5による画像処理装
置の表示部308に表示される表示画面の別の一例を示
す説明図である。図24においては、まず、モード切替
部2302のクリックモードを画像位置入替モード23
11から結合位置指定モード2312へ変更した後、貼
り合わせ作業領域2301において、隣り同士の画像を
比較して、両方の画像に同一の画像が存在する部分のう
ち、特徴があるポイントをそれぞれ、マウス212等の
ポインティングデバイスで指定した結果、接続線236
1,2362,2363,2364が描画された状態を
示している。たとえば、接続線2361は、画像235
1および2352の両方に存在する船首の部分を接続し
ている。
【0160】この際、画像の明るさが画像ごと異なる場
合は、指定された複数の画像のうち、もっとも明るい画
像に他の画像の明るさを合わせることにより、画像の明
るさを統一する。また、もっとも左端側に配列された画
像の明るさに他の画像の明るさを合わせてもよく、さら
に、指定された画像のうち、操作者が任意に選択した画
像の明るさに他の画像の明るさを合わせるようにしても
よい。
【0161】接続線2361,2362,2363,2
364の描画方法は、実施の形態2における接続線16
21の描画方法と同様であるので、その内容の説明は省
略する。また、画像の貼り合わせの方法は、実施の形態
1における画像の貼り合わせ方法と同様なので、その内
容の説明も省略する。すべての接続線が描画されると、
開始ボタン2308が押下可能となり、開始ボタン23
08を押下することにより、歪み補正処理が開始され
る。
【0162】つぎに、配列切替部2303の配列切替処
理の内容について説明する。図25〜図32は実施の形
態5による画像処理装置の配列切替部2303の表示の
一例および貼り合わせ作業領域2301における画像の
配列を示す説明図である。図25〜図32において、各
図の(a)は配列切替部2303の表示の一例であり、
(b)〜(c)は貼り合わせ作業領域2301における
画像の配列をそれぞれ示している。
【0163】図25(a)は、画像2枚を指定した場合
に、配列切替部2303に表示される画像の並びを示し
ている。画像2枚を指定した場合は、その画像を横に2
枚並べて配列する(横2×縦1)か、あるいは、縦に2
枚並べて配列する(横1×縦2)かの2通りがある。図
25(b)は、「横2×縦1」の配列候補を指定した場
合の貼り合わせ作業領域2301における画像の配列を
示しており、図25(c)は、「横1×縦2」の配列候
補を指定した場合の貼り合わせ作業領域2301におけ
る画像の配列を示している。
【0164】以下、図26は画像3枚を指定した場合
を、図27は画像4枚を指定した場合を、図28は画像
5枚を指定した場合を、図29は画像6枚を指定した場
合を、図30は画像7枚を指定した場合を、図31は画
像8枚を指定した場合を、図32は画像9枚を指定した
場合をそれぞれ示している。
【0165】特に、図27(a)〜図32(a)におい
ては、横長の画像になる配列候補にはそれが一目でわか
るように「(パノラマ)」の文字を付加して表示してい
る。また、本実施例においては、縦横とも3枚の配列を
基本配列としているため、パノラマとなる場合以外は、
縦横とも4枚以上となるような配列候補は表示していな
い。したがって、図31(a)において、画像8枚を指
定した場合に「横4×縦2」あるいは「横2×縦4」と
いう配列候補は表示していない。ただし、これらの配列
候補を表示するようにしてもよい。
【0166】つぎに、カメラ切替部2305のカメラ切
替処理の内容について説明する。図33は実施の形態5
による画像処理装置のカメラ切替処理の手順を示すフロ
ーチャートである。図33のフローチャートにおいて、
まず、画像データ記憶部104から画像の画素数を取得
する(ステップS3301)。つぎに、取得した画素数
から、撮影した画像の画素数が当該画素数と一致しない
デジタルスチルカメラが存在するか否かを判断する(ス
テップS3302)。
【0167】ステップS3302において、一致しない
デジタルスチルカメラが存在しない場合(ステップS3
302否定)は、ステップS3304へ移行し、あらか
じめデジタルスチルカメラに関するリストに登録されて
いるすべてのデジタルスチルカメラの表示をする。一
方、一致しないデジタルスチルカメラが存在する(ステ
ップS3302肯定)は、当該一致しないデジタルスチ
ルカメラ名を上記リストから削除し(ステップS330
3)、削除されたリストを表示する(ステップS330
4)。
【0168】以上説明したように、この実施の形態5に
よれば、たとえばデジタルスチルカメラにより横長の風
景を撮影したい場合に、デジタルスチルカメラの方向を
少しずつずらして撮影した複数の画像を貼り合わせてパ
ノラマ画像とすることができる。
【0169】また、その際、撮影した画像の枚数にもと
づいて適切な配列候補を表示するので、画像の配列処理
をより効率的におこなうことができる。さらに、撮影さ
れた画像の画素数を取得することにより、当該画素数が
撮影可能なデジタルスチルカメラのみを表示することが
できるので、撮影されたデジタルスチルカメラとは異な
るデジタルスチルカメラを誤って選択してしまうことを
回避することができる。
【0170】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、指定された画像を貼り合わせの配列に並べて配
置し、配置された画像を表示し、隣り同士に表示された
画像に任意の結合点を各画像ごと一点だけ指定するの
で、結合点となる点を指定するだけの簡易な操作により
画像の貼り合わせができ、画像貼り合わせ等の画像の編
集加工処理を容易にかつ効率的におこなうことが可能な
画像処理装置が得られるという効果を奏する。
【0171】また、請求項2の発明によれば、指定され
た結合点の間に接続線を描画するので、線を描くのと同
じ感覚で結合点の指定ができ、また、結合点が指定され
ているか否かの状態が一見して認識することが可能な画
像処理装置が得られるという効果を奏する。
【0172】また、請求項3の発明によれば、すでに結
合点が指定された画像に対してさらに別の結合点が指定
された場合に、当該すでにおこなわれている結合点の指
定を解除するので、あらたな結合点を指定する際、あら
かじめすでにおこなわれている結合点の指定を解除する
必要がなく、初めて結合点を指定するのと同一の操作
で、結合点の指定の変更を容易かつ効率的におこなうこ
とが可能な画像処理装置が得られるという効果を奏す
る。
【0173】また、請求項4の発明によれば、画像を入
力する際にもちいられた焦点距離を設定し、画像が貼り
合わされる際に設定された焦点距離にもとづいて画像の
補正をおこなうので、焦点距離が異なる入力手段により
入力された画像であっても、歪みを生じることなく画像
の貼り合わせをおこなうことが可能な画像処理装置が得
られるという効果を奏する。
【0174】また、請求項5の発明によれば、指定され
た画像を貼り合わせの配列に並べて配置し、配置された
画像を表示し、隣り同士に表示された画像に任意の結合
点を各画像ごと一点だけ指定するので、結合点となる点
を指定するだけの簡易な操作により画像の貼り合わせが
でき、画像貼り合わせ等の画像の編集加工処理を容易に
かつ効率的におこなうことが可能な画像処理方法が得ら
れるという効果を奏する。
【0175】また、請求項6の発明によれば、指定され
た結合点の間に接続線を描画するので、線を描くのと同
じ感覚で結合点の指定ができ、また、結合点が指定され
ているか否かの状態が一見して認識することが可能な画
像処理方法が得られるという効果を奏する。
【0176】また、請求項7の発明によれば、すでに結
合点が指定された画像に対してさらに別の結合点が指定
された場合に、当該すでにおこなわれている結合点の指
定を解除するので、あらたな結合点を指定する際、あら
かじめすでにおこなわれている結合点の指定を解除する
必要がなく、初めて結合点を指定するのと同一の操作
で、結合点の指定の変更を容易かつ効率的におこなうこ
とが可能な画像処理方法が得られるという効果を奏す
る。
【0177】また、請求項8の発明によれば、画像を入
力する際にもちいられた焦点距離を設定し、画像が貼り
合わされる際に設定された焦点距離にもとづいて画像の
補正をおこなうので、焦点距離が異なる入力手段により
入力された画像であっても、歪みを生じることなく画像
の貼り合わせをおこなうことが可能な画像処理方法が得
られるという効果を奏する。
【0178】また、請求項9の発明に係る記憶媒体は、
請求項5〜8に記載された方法をコンピュータに実行さ
せるプログラムを記録したことで、そのプログラムを機
械読み取り可能となり、これによって、請求項5〜8の
動作をコンピュータによって実現することが可能な記録
媒体が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による画像処理装置を
含む画像付ドキュメント作成システム全体の構成を機能
的に示す説明図である。
【図2】実施の形態1による画像処理装置のハードウエ
ア構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1による画像処理装置の構成を機能
的に示すブロック図である。
【図4】実施の形態1による画像処理装置の画像変更部
およびそれらの周辺部の構成を機能的に示すブロック図
である。
【図5】実施の形態1による画像処理装置の表示部に表
示される表示画面の一例を示す説明図である。
【図6】実施の形態1による画像処理装置の表示部に表
示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図7】実施の形態1による画像処理装置の表示部に表
示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図8】実施の形態1による画像処理装置の表示部に表
示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図9】実施の形態1による画像処理装置の表示部に表
示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図10】実施の形態1による画像処理装置の画像配置
部における画像位置の入替処理を説明する説明図であ
る。
【図11】実施の形態1による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図12】実施の形態1による画像処理装置の表示部に
表示されるウインドウの一例を説明する説明図である。
【図13】実施の形態1による画像変更部および表示制
御部の一連の処理の手順を示すフローチャートである。
【図14】実施の形態1による画像配置部の処理の手順
を示すフローチャートである。
【図15】この発明の実施の形態2による画像処理装置
の画像変更部およびその周辺部の構成を機能的に示すブ
ロック図である。
【図16】実施の形態2による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の一例を示す説明図である。
【図17】実施の形態2による画像変更部および表示制
御部の一連の処理の手順の一部を示すフローチャートで
ある。
【図18】この発明の実施の形態3による画像処理装置
の画像変更部およびその周辺部の構成を機能的に示すブ
ロック図である。
【図19】実施の形態3による画像変更部および表示制
御部の一連の処理の手順の一部を示すフローチャートで
ある。
【図20】この発明の実施の形態4による画像処理装置
の画像変更部およびその周辺部の構成を機能的に示すブ
ロック図である。
【図21】実施の形態4による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の一例を示す説明図である。
【図22】実施の形態4による画像変更部および表示制
御部の一連の処理の手順の一部を示すフローチャートで
ある。
【図23】実施の形態5による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の一例を示す説明図である。
【図24】実施の形態5による画像処理装置の表示部に
表示される表示画面の別の一例を示す説明図である。
【図25】実施の形態5による画像処理装置の配列切替
部の表示の一例および貼り合わせ作業領域における画像
の配列を示す説明図である。
【図26】実施の形態5による画像処理装置の配列切替
部の表示の別の一例および貼り合わせ作業領域における
画像の配列を示す説明図である。
【図27】実施の形態5による画像処理装置の配列切替
部の表示の別の一例および貼り合わせ作業領域における
画像の配列を示す説明図である。
【図28】実施の形態5による画像処理装置の配列切替
部の表示の別の一例および貼り合わせ作業領域における
画像の配列を示す説明図である。
【図29】実施の形態5による画像処理装置の配列切替
部の表示の別の一例および貼り合わせ作業領域における
画像の配列を示す説明図である。
【図30】実施の形態5による画像処理装置の配列切替
部の表示の別の一例および貼り合わせ作業領域における
画像の配列を示す説明図である。
【図31】実施の形態5による画像処理装置の配列切替
部の表示の別の一例および貼り合わせ作業領域における
画像の配列を示す説明図である。
【図32】実施の形態5による画像処理装置の配列切替
部の表示の別の一例および貼り合わせ作業領域における
画像の配列を示す説明図である。
【図33】実施の形態5による画像処理装置のカメラ切
替処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 画像処理装置 101 入力部 102 加工部 103 出力部 104 画像データ記憶部 201 CPU 205 HD 207 FD 208 ディスプレイ 211 キーボード 212 マウス 213 デジタルスチルカメラ 301 操作指示部 304 画像変更部 307 表示制御部 308 表示部 401 画像指定部 402 画像配置部 403 結合点指定部 404 貼り合わせ部 700,2300 貼り合わせ処理ウインドウ 701,2301 貼り合わせ作業領域 1621,2361〜2364 接続線 1505 接続線描画部 1806 結合点指定解除部 2207 焦点距離設定部 2208 画像補正部 2302 モード切替部 2303 配列切替部 2304 ズーム切替部 2305 カメラ切替部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示画面上に表示する表示手段を
    備え、前記表示手段に表示された画像を編集加工する画
    像処理装置において、 貼り合わせの対象となる二以上の画像を指定する画像指
    定手段と、 前記画像指定手段により指定された画像を貼り合わせの
    配列に並べて配置する画像配置手段と、 前記表示手段を制御して、前記画像配置手段により配置
    された画像を表示する表示制御手段と、 前記表示制御手段により上下または左右の隣り同士に表
    示された画像を結合させるための任意の結合点を各画像
    ごと一点だけ指定する結合点指定手段と、 前記結合点指定手段により指定された結合点を基準とし
    て隣り同士の画像を貼り合わせる貼り合わせ手段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記結合点指定手段により指定された結
    合点の間に接続線を描画する接続線描画手段を備え、 前記表示制御手段は、前記表示手段を制御して、前記画
    像配置手段により配置された画像を表示するとともに、
    前記接続線描画手段により描画された接続線を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 すでに結合点が指定された画像に対して
    さらに別の結合点が指定された場合に、当該すでにおこ
    なわれている結合点の指定を解除する結合点指定解除手
    段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 画像を入力する際にもちいられた焦点距
    離を設定する焦点距離設定手段と、 前記貼り合わせ手段により画像が貼り合わされる際に、
    前記焦点距離設定により設定された焦点距離にもとづい
    て画像の補正をおこなう画像補正手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つ
    に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 画像を表示画面上に表示し、表示された
    画像を編集加工する画像処理方法において、 貼り合わせの対象となる二以上の画像を指定する第1工
    程と、 前記第1工程により指定された画像を貼り合わせの配列
    に並べて配置する第2工程と、 前記第2工程により配置された画像を表示する第3工程
    と、 前記第3工程により上下または左右の隣り同士に表示さ
    れた画像を結合させるための任意の結合点を各画像ごと
    一点だけ指定する第4工程と、 前記第4工程により指定された結合点を基準として隣り
    同士の画像を貼り合わせる第5工程と、 を含んだことを特徴とする画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記第4工程により指定された結合点の
    間に接続線を描画する第6工程を含み、 前記第3工程は、前記第2工程により配置された画像を
    表示するとともに、前記第6工程により描画された接続
    線を表示することを特徴とする請求項5に記載の画像処
    理方法。
  7. 【請求項7】 すでに結合点が指定された画像に対して
    さらに別の結合点が指定された場合に、当該すでにおこ
    なわれている結合点の指定を解除する第7工程を含んだ
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の画像処理方
    法。
  8. 【請求項8】 画像を入力する際にもちいられた焦点距
    離を設定する第8工程と、 前記第5工程により画像が貼り合わされる際に、前記第
    8工程により設定された焦点距離にもとづいて画像の補
    正をおこなう第9工程と、 を含んだことを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つ
    に記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記請求項5〜8に記載された方法をコ
    ンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特
    徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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