JPH11354783A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH11354783A
JPH11354783A JP15920598A JP15920598A JPH11354783A JP H11354783 A JPH11354783 A JP H11354783A JP 15920598 A JP15920598 A JP 15920598A JP 15920598 A JP15920598 A JP 15920598A JP H11354783 A JPH11354783 A JP H11354783A
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JP
Japan
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film
side wall
gate electrode
insulating film
contact hole
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Pending
Application number
JP15920598A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Mori
誠一 森
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SACによる集積度の向上と、高耐圧素子の
耐圧の確保を図る。 【解決手段】 ゲート電極23a,23bの側壁には、
側壁膜24a,24b,25a,25bが配置され、そ
の上部には、キャップ絶縁膜32a,32bが配置され
る。側壁膜24a,24b及びキャップ絶縁膜32a,
32bは、層間絶縁膜28に対してエッチング選択比を
有し、側壁膜25a,25bは、層間絶縁膜28と実質
的に同じエッチング速度を有する。通常トランジスタで
は、ゲート電極23aとコンタクトホール29aの間に
は、側壁膜25aは存在せず、側壁膜24aが存在す
る。高耐圧トランジスタでは、ゲート電極23bとコン
タクトホール29bの間には、側壁膜24a,25aが
共に存在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲート電極の側壁
にサイドウォールが配置されたMISFETを有する半
導体装置に関し、特に2種類以上の動作電圧を必要とす
る半導体装置、例えば、メモリセルの動作に関しては、
高い電圧を必要とし、周辺回路の一部では、通常の低い
電圧で動作するフラッシュEEPROMに使用されるも
のである。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来のMISFETを示して
いる。半導体基板11上には、ゲート絶縁膜12が形成
され、ゲート絶縁膜12上には、ゲート電極13が形成
されている。ゲート電極13の側壁には、サイドウォー
ルと呼ばれる側壁絶縁膜14が形成されている。側壁絶
縁膜14直下の半導体基板11中には、LDD(Lightl
y Doped Drain )と呼ばれる低い不純物濃度を有する拡
散層15aが形成されている。
【0003】また、拡散層15aに隣接して、拡散層1
5aよりも高い不純物濃度を有する拡散層15bが形成
されている。半導体基板11上には、MISFETを完
全に覆う層間絶縁膜16が形成されている。層間絶縁膜
16には、拡散層15bに達するコンタクトホール17
が形成されている。
【0004】コンタクトホール17内には、例えば、タ
ングステン(W)からなるコンタクトプラグ18が形成
されている。コンタクトプラグ18上には、金属配線1
9が形成されている。
【0005】上記構成のMISFETを有するLSIに
おいては、ゲート電極13とコンタクトホール17の合
せ余裕(間隔)Aは、LSIの集積度を向上させるに当
たっての制約の一つとなっている。そこで、LSIの集
積度の向上に際し、ゲート電極13とコンタクトホール
17の合せ余裕に関する制約を緩和することができるセ
ルフアラインコンタクト(SAC)技術が提案されてい
る。
【0006】図15は、セルフアラインコンタクト技術
を適用した従来のMISFETを示している。半導体基
板11上には、ゲート絶縁膜12が形成され、ゲート絶
縁膜12上には、ゲート電極13が形成されている。ゲ
ート電極13上には、コンタクトホール17の形成時の
マスクとして機能するキャップ絶縁膜20が形成されて
いる。ゲート電極13及びキャップ絶縁膜20の側壁に
は、サイドウォールと呼ばれる側壁絶縁膜14が形成さ
れている。この側壁絶縁膜14も、コンタクトホール1
7の形成時のマスクとして機能する。
【0007】また、側壁絶縁膜14直下の半導体基板1
1中には、LDDと呼ばれる低い不純物濃度を有する拡
散層15aが形成されている。拡散層15aに隣接し
て、拡散層15aよりも高い不純物濃度を有する拡散層
15bが形成されている。半導体基板11上には、MI
SFETを完全に覆う層間絶縁膜16が形成されてい
る。層間絶縁膜16には、拡散層15bに達するコンタ
クトホール17が形成されている。
【0008】コンタクトホール17内には、例えば、タ
ングステン(W)からなるコンタクトプラグ18が形成
されている。コンタクトプラグ18上には、金属配線1
9が形成されている。
【0009】上記構成を有するMISFETの特徴は、
第一に、側壁絶縁膜14及びキャップ絶縁膜20がコン
タクトホール17の形成時のマスクとして機能している
点にある。即ち、側壁絶縁膜14及びキャップ絶縁膜2
0は、層間絶縁膜16に対してエッチング選択比を有す
る材料から構成される。例えば、層間絶縁膜16がシリ
コン酸化膜(BPSG膜など)から構成される場合に
は、側壁絶縁膜14及びキャップ絶縁膜20は、シリコ
ン窒化膜から構成される。
【0010】第二に、ゲート電極13とコンタクトホー
ル17がオーバーラップしても、側壁絶縁膜14及びキ
ャップ絶縁膜20が存在するために、ゲート電極13と
コンタクトホール17内のコンタクトプラグ18との絶
縁性が保たれる点にある。つまり、本例のMISFET
では、ゲート電極13とコンタクトホール17の合せ余
裕を緩和できるため、LSIの集積度の向上に貢献でき
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図15に示すようなセ
ルフアラインコンタクト技術を用いたMISFETを有
するLSIにおいて、LSIの集積度を向上させる場合
の注意点は、側壁絶縁膜(サイドウォール)14の厚さ
を、ゲート電極13とコンタクトホール17内のコンタ
クトプラグ18との絶縁性を保つための最小限の厚さに
設定することにある。これにより、図16に示すよう
に、コンタクトホール17をゲート電極13に十分に接
近させることができると共に、拡散層15bとコンタク
トプラグ18のコンタクト面積Saを十分に確保できる
からである。
【0012】しかし、図17に示すように、側壁絶縁膜
(サイドウォール)14が必要以上に厚くなると、コン
タクトホール17をゲート電極13に十分に接近させた
場合に、拡散層15bとコンタクトプラグ18のコンタ
クト面積Sbが非常に小さくなり、コンタクト抵抗の上
昇という問題を生じさせる。
【0013】また、図18に示すような、互いに近接
し、二つの拡散層のうちの一方を共有する二つのMIS
FETを考えた場合、二つのMISFETのゲート電極
13の間隔が狭まってくると、拡散層15bとコンタク
トプラグ18のコンタクト面積Scも小さくなってく
る。ここで、図19に示すように、互いに隣接するゲー
ト電極13の側壁絶縁膜(サイドウォール)14が接触
すると、コンタクトホール17が半導体基板11の表面
に到達することができなくなる。
【0014】ところで、MISFETのゲート電極13
の側壁に配置されるサイドウォールは、セルフアライン
コンタクトを実現する役割の他に、LDD構造の拡散層
15a,15bを形成する役割も担っている。LDD構
造の拡散層15a,15bは、MISFETの接合耐圧
の向上、ホットキャリア効果の緩和、ショートチャネル
効果の緩和などに寄与する。
【0015】ここで、LSI内部において低い電圧と高
い電圧を使用する半導体装置においては、低い電圧で動
作するMISFETのゲート電極のサイドウォールをで
きるだけ薄くし(短いLDDとし)、かつ、コンタクト
ホールをできるだけゲート電極に近づけて、LSIの集
積度の向上を図りたいという要求がある。一方で、高い
電圧で動作するMISFETのゲート電極のサイドウォ
ールを耐圧確保に十分な程度まで厚くし、高い電圧でも
十分な耐圧が得られる長いLDD長を確保したいという
要求も存在する。
【0016】つまり、この二つの要求を同時に満たすた
めには、1チップ内にLDD長が異なる二つの構造のM
ISFETを形成することが必要である。しかし、従来
は、このようなLDD長が異なる二つの構造のMISF
ETを1チップ内に形成する場合、そのために別途新た
なマスク形成工程を追加する必要が生じるといった事情
があり、実現が困難であった。
【0017】本発明は、上記事情を解決すべくなされた
もので、その目的は、低電圧で動作するMISFETに
ついては、セルフアラインコンタクト技術と短いLDD
によりコンタクト抵抗の増加なしにLSIの集積度の向
上を達成し、同時に、高電圧で動作するMISFETに
ついては、長いLDDと、ゲート電極とコンタクトホー
ルの十分な合せ余裕とを確保することで、十分な耐圧を
得ることである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体装置は、半導体基板上に形成された
MISFETと、このMISFET上に形成され、前記
MISFETの拡散層に達するコンタクトホールを有す
る層間絶縁膜とを備えており、前記MISFETのゲー
ト電極の側壁には、前記ゲート電極に隣接し、前記コン
タクトホールの開口時に前記層間絶縁膜よりもエッチン
グ速度が実質的に遅い第1側壁膜と、前記第1側壁膜に
隣接し、前記第1側壁膜よりもエッチング速度が実質的
に早い第2側壁膜とが配置され、前記コンタクトホール
の開口部分で前記第2側壁膜が除去されている。
【0019】前記MISFETは、第1拡散層と、前記
第1拡散層よりも高い不純物濃度を有する第2拡散層と
を有し、前記第1拡散層は、前記第1側壁膜の直下に対
応して配置されている。
【0020】前記ゲート電極上には、前記第1側壁膜と
実質的に同じエッチング速度を有するキャップ絶縁膜が
配置されている。前記第2側壁膜は、前記層間絶縁膜と
実質的に同じエッチング速度を有する。前記コンタクト
ホールの開口部分に、前記第1側壁膜が残存している。
【0021】本発明の半導体装置は、半導体基板上に形
成された積層ゲート電極を有するメモリセルと、このメ
モリセル上に形成され、前記メモリセルの拡散層に達す
るコンタクトホールを有する層間絶縁膜とを備えてお
り、前記メモリセルの積層ゲート電極の側壁には、前記
積層ゲート電極に隣接し、前記コンタクトホールの開口
時に前記層間絶縁膜よりもエッチング速度が実質的に遅
い第1側壁膜と、前記第1側壁膜に隣接し、前記第1側
壁膜よりもエッチング速度が実質的に早い第2側壁膜と
が配置され、前記コンタクトホールの開口部分で前記第
2側壁膜が除去されている。
【0022】前記積層ゲート電極上には、前記第1側壁
膜と実質的に同じエッチング速度を有するキャップ絶縁
膜が配置されている。前記第2側壁膜は、前記層間絶縁
膜と実質的に同じエッチング速度を有する。前記コンタ
クトホールの開口部分に、前記第1側壁膜が残存してい
る。
【0023】本発明の半導体装置は、第1MISFET
と、第1MISFETよりも高い動作電圧で動作する第
2MISFETとを備えており、前記第1及び第2MI
SFETは、それぞれ第1拡散層と、前記第1拡散層よ
りも高い不純物濃度を有する第2拡散層とを有し、前記
第1及び第2MISFETのゲート電極の側壁には、そ
れぞれ前記ゲート電極に隣接する第1側壁膜と、前記第
1側壁膜に隣接する第2側壁膜とが配置され、前記第1
MISFETにおける前記第1拡散層は、前記第1側壁
膜の直下に対応して配置され、前記第2MISFETに
おける前記第1拡散層は、前記第1及び第2側壁膜の直
下に対応して配置されている。
【0024】前記第1及び第2MISFET上には、前
記第1MISFETの第2拡散層に達する第1コンタク
トホールと前記第2MISFETの第2拡散層に達する
第2コンタクトホールとを有する層間絶縁膜が形成さ
れ、前記第2MISFETのゲート電極から前記第2コ
ンタクトホールまでの距離は、前記第1MISFETの
ゲート電極から前記第1コンタクトホールまでの距離よ
りも長い。
【0025】前記第1側壁膜は、前記第1及び第2コン
タクトホールの開口時に前記層間絶縁膜よりもエッチン
グ速度が実質的に遅く、前記第2側壁膜は、前記第1側
壁膜よりもエッチング速度が実質的に早い。
【0026】前記第1及び第2MISFETのゲート電
極上には、それぞれ前記第1側壁膜と実質的に同じエッ
チング速度を有するキャップ絶縁膜が配置されている。
前記第2側壁膜は、前記層間絶縁膜と実質的に同じエッ
チング速度を有する。
【0027】前記第1MISFETのゲート電極と前記
第1コンタクトホールの間に、前記第1側壁膜が存在
し、前記第2側壁膜は存在せず、前記第2MISFET
のゲート電極と前記第2コンタクトホールの間に、前記
第1及び第2側壁膜が存在している。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の半導体装置について詳細に説明する。図1は、本発
明の第1実施の形態に関わるセルフアラインコンタクト
技術を適用したMISFETを有する半導体装置を示し
ている。
【0029】この半導体装置は、低い電圧(例えば、電
源電圧)で動作する通常のMISFET(通常トランジ
スタ)と、高い電圧(例えば、昇圧電圧)で動作する高
耐圧のMISFET(高耐圧トランジスタ)とを有して
いる。
【0030】まず、通常トランジスタの構成について述
べる。半導体基板21上には、ゲート絶縁膜22aが形
成され、ゲート絶縁膜22a上には、ゲート電極23a
が形成されている。ゲート電極23a上には、コンタク
トホール29aの形成時のマスクとして機能するキャッ
プ絶縁膜32aが形成されている。ゲート電極23a及
びキャップ絶縁膜32aの側壁には、サイドウォールが
形成されている。
【0031】サイドウォールは、互いに異なる材料から
構成される2種類の側壁膜24a,25aを有してい
る。側壁膜24aは、ゲート電極23a及びキャップ絶
縁膜32aに隣接して配置され、層間絶縁膜28に対し
てエッチング選択比を有する材料から構成される。つま
り、側壁膜24aは、コンタクトホール29aの形成時
にほとんどエッチングされることがないような材料、例
えば、層間絶縁膜28がシリコン酸化膜から構成される
場合にはシリコン窒化膜から構成される。
【0032】側壁膜25aは、側壁膜24aに隣接して
配置され、層間絶縁膜28と実質的に同一のエッチング
速度を有する材料から構成される。つまり、側壁膜25
aは、コンタクトホール29aの形成時に、層間絶縁膜
28と一緒にエッチングされてしまうような材料、例え
ば、層間絶縁膜28と同じ材料(例えば、シリコン酸化
膜)から構成される。
【0033】なお、側壁膜25aは、導電体及び絶縁体
のいずれから構成されていてもよいが、側壁膜24a
は、絶縁体から構成されるのがよい。ゲート電極23a
とコンタクトプラグ30aの絶縁性を確保するためであ
る。また、コンタクトホール29aが形成される部分に
おいて、側壁膜25aは存在しないが、少なくとも側壁
膜24aは存在する。即ち、ゲート電極23aとコンタ
クトプラグ30aの絶縁性は、側壁膜24aにより確保
されている。
【0034】側壁膜24a直下の半導体基板11中に
は、LDDと呼ばれる低い不純物濃度を有する拡散層2
6aが形成されている。つまり、通常トランジスタのL
DD長は、側壁膜24aの厚さにほぼ等しくなる。拡散
層26aに隣接して、拡散層26aよりも高い不純物濃
度を有する拡散層27aが形成されている。半導体基板
11上には、MISFETを完全に覆う層間絶縁膜28
が形成されている。
【0035】層間絶縁膜28には、拡散層27aに達す
るコンタクトホール29aが形成されている。コンタク
トホール29aは、側壁膜24aとオーバーラップして
いても、逆に、オーバーラップしていなくてもよい。同
様に、コンタクトホール29aは、ゲート電極23aと
オーバーラップしていても、逆に、オーバーラップして
いなくてもよい。コンタクトホール29a内において
は、側壁膜25aが存在することはない。
【0036】コンタクトホール17内には、例えば、タ
ングステン(W)からなるコンタクトプラグ30aが形
成されている。コンタクトプラグ30a上には、金属配
線31aが形成されている。
【0037】次に、高耐圧トランジスタの構成について
述べる。半導体基板21上には、ゲート絶縁膜22bが
形成され、ゲート絶縁膜22b上には、ゲート電極23
bが形成されている。ゲート電極23b上には、キャッ
プ絶縁膜32bが形成されている。ゲート電極23b及
びキャップ絶縁膜32bの側壁には、サイドウォールが
形成されている。
【0038】サイドウォールは、互いに異なる材料から
構成される2種類の側壁膜24b,25bを有してい
る。側壁膜24bは、ゲート電極23b及びキャップ絶
縁膜32bに隣接して配置され、層間絶縁膜28に対し
てエッチング選択比を有する材料から構成される。層間
絶縁膜28がシリコン酸化膜から構成される場合、側壁
膜24bは、例えば、シリコン窒化膜から構成される。
側壁膜25bは、側壁膜24bに隣接して配置され、層
間絶縁膜28と実質的に同一のエッチング速度を有する
材料から構成される。側壁膜25bは、例えば、層間絶
縁膜28と同じ材料(例えば、シリコン酸化膜)から構
成される。
【0039】なお、高耐圧トランジスタにおいては、コ
ンタクトホール29bが、ゲート電極23b及び側壁膜
24b,25bのいずれともオーバーラップしないよう
に、ゲート電極23bとコンタクトホール29bの合せ
余裕は、十分に確保されている。つまり、高耐圧トラン
ジスタについては、セルフアラインコンタクト技術を適
用しない。
【0040】側壁膜24b,25b直下の半導体基板1
1中には、LDDと呼ばれる低い不純物濃度を有する拡
散層26bが形成されている。即ち、高耐圧トランジス
タのLDD長は、通常トランジスタのLDD長に比べ
て、側壁膜25bの厚さ分だけ長くなっている。また、
拡散層26bに隣接して、拡散層26bよりも高い不純
物濃度を有する拡散層27bが形成されている。
【0041】半導体基板11上には、MISFETを完
全に覆う層間絶縁膜28が形成されている。層間絶縁膜
28には、拡散層27bに達するコンタクトホール29
bが形成されている。コンタクトホール29bは、側壁
膜24b,25bとオーバーラップしないように形成さ
れる。
【0042】コンタクトホール29b内には、例えば、
タングステン(W)からなるコンタクトプラグ30bが
形成されている。コンタクトプラグ30b上には、金属
配線31bが形成されている。
【0043】上記構成を有する半導体装置によれば、M
ISFETのゲート電極の側壁には、2種類の異なる材
料から構成されるサイドウォールが形成されている。即
ち、サイドウォールは、層間絶縁膜28に対してエッチ
ング選択比を有する側壁膜24a,24bと、層間絶縁
膜28と実質的に同じエッチング速度を有する側壁膜2
5a,25bとから構成されている。
【0044】そして、低い電圧で動作する通常トランジ
スタにおいては、ゲート電極23aとコンタクトホール
29aの間には、側壁膜24aが存在し、側壁膜25a
は存在しない。当然、ゲート電極23aとコンタクトホ
ール29aの間以外のゲート電極23aの周囲において
は、側壁膜24a,25aが共に存在する。また、側壁
膜24aの直下のみにLDDとして機能する拡散層26
aが形成されている。
【0045】よって、セルフアラインコンタクトと短い
LDDにより、コンタクト抵抗を増加させることなく、
LSIの集積度の向上を図ることができる。また、高い
電圧で動作する高耐圧トランジスタにおいては、コンタ
クトホール29bは、側壁膜24b,25bのいずれと
もオーバーラップしていない。また、側壁膜24b,2
5bの直下にLDDとして機能する拡散層26bが形成
されている。
【0046】よって、長いLDDにより、高耐圧トラン
ジスタの拡散層(ドレイン)の耐圧を確保することがで
きる。このように、セルフアラインコンタクト技術によ
り集積度の向上を図りたいMISFETとドレイン拡散
層の耐圧を十分に確保したいMISFETとを同一基板
に形成する場合において、LSIの集積度の向上と高耐
圧トランジスタのドレイン耐圧の向上を同時に達成する
ことができる。
【0047】図2は、本発明の第2実施の形態に関わる
セルフアラインコンタクト技術を適用したMISFET
を有する半導体装置を示している。図3は、図2のII
I−III線に沿う断面図である。
【0048】この半導体装置は、2層の積層(スタッ
ク)ゲート構造を有するメモリセルからなるメモリセル
部、低い電圧(例えば、電源電圧)で動作する通常のM
ISFET(通常トランジスタ)からなる周辺回路部、
及び、高い電圧(例えば、昇圧電圧)で動作する高耐圧
のMISFET(高耐圧トランジスタ)からなる周辺回
路部とを備えるフラッシュEEPRROMである。
【0049】まず、周辺回路部の通常トランジスタの構
成について述べる。P型半導体基板(ウェル領域でも構
わない。)21上には、ゲート絶縁膜22aが形成さ
れ、ゲート絶縁膜22a上には、ゲート電極23aが形
成されている。ゲート電極23a上には、コンタクトホ
ール29aの形成時のマスクとして機能するキャップ絶
縁膜32aが形成されている。ゲート電極23a及びキ
ャップ絶縁膜32aの側壁には、サイドウォールが形成
されている。
【0050】サイドウォールは、互いに異なる材料から
構成される2種類の側壁膜24a,25aを有してい
る。側壁膜24aは、ゲート電極23a及びキャップ絶
縁膜32aに隣接して配置され、層間絶縁膜28に対し
てエッチング選択比を有する材料から構成される。つま
り、側壁膜24aは、コンタクトホール29aの形成時
にほとんどエッチングされることがないような材料、例
えば、層間絶縁膜28がシリコン酸化膜から構成される
場合にはシリコン窒化膜から構成される。
【0051】側壁膜25aは、側壁膜24aに隣接して
配置され、層間絶縁膜28と実質的に同一のエッチング
速度を有する材料から構成される。つまり、側壁膜25
aは、コンタクトホール29aの形成時に、層間絶縁膜
28と一緒にエッチングされてしまうような材料、例え
ば、層間絶縁膜28と同じ材料(例えば、シリコン酸化
膜)から構成される。
【0052】なお、側壁膜25aは、導電体及び絶縁体
のいずれから構成されていてもよいが、側壁膜24a
は、絶縁体から構成されるのがよい。ゲート電極23a
とコンタクトプラグ30aの絶縁性を確保するためであ
る。また、コンタクトホール29aが形成される部分に
おいて、側壁膜25aは存在しないが、少なくとも側壁
膜24aは存在する。即ち、ゲート電極23aとコンタ
クトプラグ30aの絶縁性は、側壁膜24aにより確保
されている。
【0053】側壁膜24a直下の半導体基板11中に
は、LDDと呼ばれる低い不純物濃度を有するN- 型拡
散層26aが形成されている。つまり、通常トランジス
タのLDD長は、側壁膜24aの厚さにほぼ等しくな
る。N- 型拡散層26aに隣接して、N- 型拡散層26
aよりも高い不純物濃度を有するN+ 型拡散層27aが
形成されている。半導体基板11上には、MISFET
を完全に覆う層間絶縁膜28が形成されている。
【0054】層間絶縁膜28には、N+ 型拡散層27a
に達するコンタクトホール29aが形成されている。コ
ンタクトホール29aは、側壁膜24aとオーバーラッ
プしていても、逆に、オーバーラップしていなくてもよ
い。同様に、コンタクトホール29aは、ゲート電極2
3aとオーバーラップしていても、逆に、オーバーラッ
プしていなくてもよい。コンタクトホール29a内にお
いては、側壁膜25aが存在することはない。
【0055】コンタクトホール17内には、例えば、タ
ングステン(W)からなるコンタクトプラグ30aが形
成されている。コンタクトプラグ30a上には、金属配
線31aが形成されている。層間絶縁膜28上には、金
属配線31aを完全に覆う層間絶縁膜34が形成されて
いる。
【0056】次に、周辺回路部の高耐圧トランジスタの
構成について述べる。P型半導体基板(ウェル領域でも
構わない。)21上には、ゲート絶縁膜22bが形成さ
れ、ゲート絶縁膜22b上には、ゲート電極23bが形
成されている。ゲート電極23b上には、キャップ絶縁
膜32bが形成されている。ゲート電極23b及びキャ
ップ絶縁膜32bの側壁には、サイドウォールが形成さ
れている。
【0057】サイドウォールは、互いに異なる材料から
構成される2種類の側壁膜24b,25bを有してい
る。側壁膜24bは、ゲート電極23b及びキャップ絶
縁膜32bに隣接して配置され、層間絶縁膜28に対し
てエッチング選択比を有する材料から構成される。層間
絶縁膜28がシリコン酸化膜から構成される場合、側壁
膜24bは、例えば、シリコン窒化膜から構成される。
側壁膜25bは、側壁膜24bに隣接して配置され、層
間絶縁膜28と実質的に同一のエッチング速度を有する
材料から構成される。側壁膜25bは、例えば、層間絶
縁膜28と同じ材料(例えば、シリコン酸化膜)から構
成される。
【0058】なお、高耐圧トランジスタにおいては、コ
ンタクトホール29bが、ゲート電極23b及び側壁膜
24b,25bのいずれともオーバーラップしないよう
に、ゲート電極23bとコンタクトホール29bの合せ
余裕は、十分に確保されている。つまり、高耐圧トラン
ジスタについては、セルフアラインコンタクト技術を適
用しない。
【0059】側壁膜24b,25b直下の半導体基板1
1中には、LDDと呼ばれる低い不純物濃度を有するN
- 型拡散層26bが形成されている。即ち、高耐圧トラ
ンジスタのLDD長は、通常トランジスタのLDD長に
比べて、側壁膜25bの厚さ分だけ長くなっている。ま
た、N- 型拡散層26bに隣接して、N- 型拡散層26
bよりも高い不純物濃度を有するN+ 型拡散層27bが
形成されている。
【0060】半導体基板11上には、MISFETを完
全に覆う層間絶縁膜28が形成されている。層間絶縁膜
28には、N+ 型拡散層27bに達するコンタクトホー
ル29bが形成されている。コンタクトホール29b
は、側壁膜24b,25bとオーバーラップしないよう
に形成される。
【0061】コンタクトホール17内には、例えば、タ
ングステン(W)からなるコンタクトプラグ30bが形
成されている。コンタクトプラグ30b上には、金属配
線31bが形成されている。層間絶縁膜28上には、金
属配線31bを完全に覆う層間絶縁膜34が形成されて
いる。
【0062】次に、メモリセル部のメモリセルの構成に
ついて述べる。P型半導体基板(ウェル領域でも構わな
い。)21上には、ゲート絶縁膜22cが形成され、ゲ
ート絶縁膜22c上には、フローティングゲート電極2
3Acが形成されている。フローティングゲート電極2
3Ac上には、絶縁膜(例えば、いわゆるONO膜)3
3を経由してコントロールゲート電極23Bcが形成さ
れている。
【0063】コントロールゲート電極23Bc上には、
コンタクトホール29cの形成時のマスクとして機能す
るキャップ絶縁膜32cが形成されている。フローティ
ングゲート電極23Ac、コントロールゲート電極23
Bc及びキャップ絶縁膜32cの側壁には、サイドウォ
ールが形成されている。
【0064】サイドウォールは、互いに異なる材料から
構成される2種類の側壁膜24c,25cを有してい
る。側壁膜24cは、フローティングゲート電極23A
c、コントロールゲート電極23Bc及びキャップ絶縁
膜32cに隣接して配置され、層間絶縁膜28に対して
エッチング選択比を有する材料から構成される。つま
り、側壁膜24cは、コンタクトホール29cの形成時
にほとんどエッチングされることがないような材料、例
えば、層間絶縁膜28がシリコン酸化膜から構成される
場合にはシリコン窒化膜から構成される。
【0065】側壁膜25cは、側壁膜24cに隣接して
配置され、層間絶縁膜28と実質的に同一のエッチング
速度を有する材料から構成される。つまり、側壁膜25
cは、コンタクトホール29cの形成時に、層間絶縁膜
28と一緒にエッチングされてしまうような材料、例え
ば、層間絶縁膜28と同じ材料(例えば、シリコン酸化
膜)から構成される。
【0066】なお、側壁膜25cは、導電体及び絶縁体
のいずれから構成されていてもよいが、側壁膜24c
は、絶縁体から構成されるのがよい。各ゲート電極23
Ac,23Bcとコンタクトプラグ30cの絶縁性を確
保するためである。また、コンタクトホール29cが形
成される部分において、側壁膜25cは存在しないが、
少なくとも側壁膜24cは存在する。即ち、各ゲート電
極23Ac,23Bcとコンタクトプラグ30cの絶縁
性は、側壁膜24cにより確保されている。
【0067】側壁膜24c,25cの直下を含む半導体
基板11中には、低い不純物濃度を有する拡散層26c
N,26cP及び高い不純物濃度を有する拡散層27c
が形成されている。なお、メモリセルのドレインは、N
+ 拡散層27cとP- 拡散層26cPから構成され、ソ
ースは、N+ 拡散層27cとN- 拡散層26cNから構
成される。
【0068】半導体基板11上には、MISFETを完
全に覆う層間絶縁膜28が形成されている。層間絶縁膜
28には、拡散層27cに達するコンタクトホール29
cが形成される。コンタクトホール29cは、側壁膜2
4cとオーバーラップしていても、逆に、オーバーラッ
プしていなくてもよい。同様に、コンタクトホール29
cは、コントロールゲート電極23Bc及びフローティ
ングゲート電極23Acとオーバーラップしていても、
逆に、オーバーラップしていなくてもよい。コンタクト
ホール29c内には、側壁膜25cが配置されることは
ない。
【0069】コンタクトホール29c内には、例えば、
タングステン(W)からなるコンタクトプラグ30cが
形成されている。コンタクトプラグ30c上には、金属
配線31cが形成されている。層間絶縁膜28上には、
金属配線31cを完全に覆う層間絶縁膜34が形成され
ている。
【0070】上記構成を有する半導体装置によれば、M
ISFETのゲート電極の側壁には、2種類の異なる材
料から構成されるサイドウォールが形成されている。即
ち、サイドウォールは、層間絶縁膜28に対してエッチ
ング選択比を有する側壁膜24a,24b,24cと、
層間絶縁膜28と実質的に同じエッチング速度を有する
側壁膜25a,25b,25cとから構成されている。
【0071】そして、低い電圧で動作する通常トランジ
スタにおいては、ゲート電極23aとコンタクトホール
29aの間には、側壁膜24aが存在し、側壁膜25a
は存在しない。当然、ゲート電極23aとコンタクトホ
ール29aの間以外のゲート電極23aの周囲には、側
壁膜24a,25aの双方が存在する。また、通常トラ
ンジスタでは、側壁膜24aの直下のみにLDDとして
機能する拡散層26aが形成されている。
【0072】よって、低い電圧で動作する通常トランジ
スタからなる周辺回路部では、セルフアラインコンタク
ト技術により、コンタクト抵抗の増加なく、通常トラン
ジスタの占有面積の縮小などを達成できる。また、通常
トランジスタにおいては、短いLDDにより、さらに、
LSIの集積度の向上を図ることができる。
【0073】また、高い電圧で動作する高耐圧トランジ
スタにおいては、コンタクトホール29bは、側壁膜2
4b,25bのいずれともオーバーラップしていない。
また、側壁膜24b,25bの直下にLDDとして機能
する拡散層26bが形成されている。
【0074】よって、高い電圧で動作する高耐圧トラン
ジスタからなる周辺回路では、長いLDDにより、高耐
圧トランジスタのドレイン拡散層の耐圧を例えば10V
以上確保することができる。
【0075】また、メモリセル部のメモリセルにおいて
は、フローティングゲート電極23Ac及びコントロー
ルゲート電極23Bcとコンタクトホール29cとの間
には、側壁膜24cが存在し、側壁膜25cは存在しな
い。フローティングゲート電極23Ac及びコントロー
ルゲート電極23Bcとコンタクトホール29cとの間
以外のその他の部分では、側壁膜24c,25cの双方
が残存している。
【0076】よって、メモリセル部では、セルフアライ
ンコンタクト技術により、コンタクト抵抗の増加なく、
フラッシュEEPROMのメモリセルの占有面積の縮小
などを達成できる。
【0077】このように、セルフアラインコンタクト技
術により集積度の向上を図りたいMISFETとドレイ
ン拡散層の耐圧を十分に確保したいMISFETとを同
一基板に形成する場合において、LSIの集積度の向上
と高耐圧トランジスタのドレイン耐圧の向上を同時に達
成することができる。
【0078】なお、上述の半導体装置では、Nチャネル
型MISFETについて説明したが、本発明がPチャネ
ル型MISFETにも適用できることは明白である。次
に、図2及び図3に示すフラッシュEEPROMの製造
方法について説明する。
【0079】まず、図4に示すように、周辺回路部にお
ける通常トランジスタのゲート電極23a及び高耐圧ト
ランジスタのゲート電極23bを形成し、かつ、メモリ
セル部におけるメモリセルのフローティングゲート電極
23Ac及びコントロールゲート電極23Bcを形成す
る。
【0080】ここで、ゲート電極23a,23b、フロ
ーティングゲート電極23Ac及びコントロールゲート
電極23Bcの形成手法としては、周知の技術を適用す
る。例えば、周辺回路部では、各層を形成した後にPE
PとRIEを行うことでゲート電極23a,23bが形
成される。メモリセル部では、第1層目のポリシリコン
を形成し、スリットを形成した後、第2層目のポリシリ
コンを形成し、この後、PEPとRIEを行うことでフ
ローティングゲート電極23Ac及びコントロールゲー
ト電極23Bcが形成される。
【0081】なお、22a〜22cは、ゲート絶縁膜
(例えば、シリコン酸化膜)、33は、絶縁膜(例え
ば、いわゆるONO膜)、32a〜32cは、キャップ
絶縁膜(例えば、シリコン窒化膜)である。
【0082】次に、図5に示すように、熱酸化を行い、
P型半導体基板21、ゲート電極23a,23b、フロ
ーティングゲート電極23Ac及びコントロールゲート
電極23Bcの表面にそれぞれ酸化膜35を形成する。
この後、イオン注入工程が行われる。
【0083】周辺回路部の通常トランジスタ(例えば、
2.5Vで動作するCMOS回路を構成するNチャネル
型MISFET)に対しては、LDDを形成するため
に、ゲート電極23aをマスクにしてセルフアラインに
よりリン(P)とヒ素(As)をイオン注入する。ヒ素
のドーズ量は、1×1014cm-2以上が適当であり、リ
ンのドーズ量は、ヒ素のドーズ量よりも一桁程度少ない
値とするのがよい。これら不純物は、後に行われるアニ
ール工程によって活性化され、拡散層26aとなる。
【0084】周辺回路部の高耐圧トランジスタ(例え
ば、メモリセルを駆動する回路を構成するドレイン耐圧
が10V以上のNチャネル型MISFET)に対して
は、LDDを形成するために、ゲート電極23bをマス
クにしてセルフアラインによりリン(P)をイオン注入
する。このときのリンのドーズ量は、通常トランジスタ
の場合よりも低濃度の例えば5×1013cm-2程度とす
る。この不純物は、後に行われるアニール工程により活
性化され、拡散層26bとなる。
【0085】メモリセル部のメモリセル(例えば、NO
R型フラッシュEEPROMの各メモリセル)に対して
は、ソース拡散層及びドレイン拡散層を形成するための
イオン注入を行う。例えば、ソース拡散層となる部分に
は、ヒ素とリンをイオン注入し、ドレイン拡散層となる
部分には、ヒ素とボロン(B)をイオン注入する。これ
ら不純物は、後に行われるアニール工程により活性化さ
れ、ソース拡散層26cN,27c及びドレイン拡散層
26cP,27cとなる。
【0086】次に、図6に示すように、LPCVD法を
用いて、半導体基板21上の全面に、シリコン窒化膜
(層間絶縁膜に対してエッチング選択比を有する材料)
24を厚さT1(例えば、100nm程度)で形成す
る。この後、RIE法を用いて、シリコン窒化膜24を
エッチバックする。
【0087】その結果、図7に示すように、周辺回路部
の通常トランジスタのゲート電極23aの側壁には、側
壁膜24aが形成され、周辺回路部の高耐圧トランジス
タのゲート電極23bの側壁には、側壁膜24bが形成
され、メモリセル部のフローティングゲート電極23A
c及びコントロールゲート電極23Bcの側壁には、側
壁膜24cが形成される。
【0088】なお、シリコン窒化膜24の厚さT1は、
側壁膜24a,24b,24cの厚さ(幅)にほぼ等し
くなる。次に、図8に示すように、周辺回路部の通常ト
ランジスタに対して、高い不純物濃度を有する拡散層を
形成するために、半導体基板21上にレジストパターン
36を形成する。このレジストパターン36は、通常ト
ランジスタが形成される周辺回路部のみに開口を有する
ように形成される。
【0089】そして、ゲート電極23a、側壁膜24a
及びレジストパターン36をマスクにして、セルフアラ
インにより、ヒ素をドーズ量5×1015cm-2程度でイ
オン注入する。この後、レジストパターン36は、除去
される。この不純物は、後に行われるアニール工程によ
って活性化され、拡散層27aとなる。
【0090】よって、周辺回路部の通常トランジスタ
は、LDD長が側壁膜24aの厚さT1(例えば、10
0nm)にほぼ等しく、寄生抵抗が小さい高性能なMI
SFETとなる。
【0091】次に、図9に示すように、LPCVD法を
用いて、半導体基板21上の全面に、シリコン酸化膜
(層間絶縁膜とエッチング速度が同じになる材料)を厚
さT2(例えば、100nm程度)で形成する。
【0092】この後、RIE法を用いて、シリコン酸化
膜をエッチバックすると、周辺回路部の通常トランジス
タの側壁膜24aの側壁には、側壁膜25aが形成さ
れ、周辺回路部の高耐圧トランジスタの側壁膜24bの
側壁には、側壁膜25bが形成され、メモリセル部のメ
モリセルの側壁膜24cの側壁には、側壁膜25cが形
成される。
【0093】なお、シリコン酸化膜の厚さT2は、側壁
膜25a,25b,25cの厚さ(幅)にほぼ等しくな
る。また、シリコン酸化膜中にリンをドープし、シリコ
ン酸化膜中の可動イオンの影響を少なくしてもよい。
【0094】次に、図10に示すように、周辺回路部の
高耐圧トランジスタに対して、高い不純物濃度を有する
拡散層を形成するために、半導体基板21上にレジスト
パターン37を形成する。このレジストパターン37
は、高耐圧トランジスタが形成される周辺回路部のみに
開口を有するように形成される。
【0095】そして、ゲート電極23b、側壁膜24
b,25b及びレジストパターン37をマスクにして、
セルフアラインにより、ヒ素をドーズ量5×1015cm
-2程度でイオン注入する。この後、レジストパターン3
7は、除去される。この不純物は、後に行われるアニー
ル工程によって活性化され、拡散層27bとなる。
【0096】よって、周辺回路部の高耐圧トランジスタ
は、LDD長が側壁膜24b,25bの厚さT1+T2
(例えば、200nm)にほぼ等しく、ドレイン耐圧が
10V以上の高性能なMISFETとなる。
【0097】次に、図11に示すように、LPCVD法
を用いて、半導体基板21上の全面に、メモリセル及び
MISFETを覆う層間絶縁膜28を形成する。層間絶
縁膜28は、例えば、ボロンとリンを含むシリコン酸化
膜(BPSG膜)から構成される。この後、平坦化プロ
セス(例えば、CMPプロセス)を用いて、層間絶縁膜
28の表面を平坦にする。
【0098】また、PEPにより、層間絶縁膜28上に
レジストパターン38を形成する。レジストパターン3
8は、メモリセルのドレイン拡散層に対するコンタクト
ホールのパターンと周辺回路部のMISFETの拡散層
に対するコンタクトホールのパターンとを含んでいる。
【0099】周辺回路部の通常トランジスタにおいて、
レジストの開口部38aとゲート電極23aの設計上の
間隔は、例えば、約100nm(側壁膜24aの厚さT
1と同じ程度)にする。周辺回路部の高耐圧トランジス
タにおいて、レジストの開口部38bとゲート電極23
bの設計上の間隔は、T(=T1+T2+α)にする。
なお、αは、フォトリソグラフィ時の合せずれを考慮し
たマージンである。また、メモリセル部のメモリセルに
おいて、レジストの開口部38cとコントロールゲート
電極23Bcの設計上の間隔は、例えば、約100nm
(側壁膜24cの厚さT1と同じ程度)にする。
【0100】そして、レジストパターン38をマスクに
して、RIEにより層間絶縁膜28をエッチングする。
この後、レジストパターン38は、除去される。その結
果、図12に示すように、層間絶縁膜28には、コンタ
クトホール29a,29b,29cが形成される。
【0101】周辺回路部の通常トランジスタにおいて
は、フォトリソグラフィ時の合せずれにより、レジスト
の開口部38aがゲート電極23a側に100nm程度
ずれたとしても、側壁膜24aが存在するため、コンタ
クトホール29a内にゲート電極23aが露出すること
はない。
【0102】一方、側壁膜25aは、層間絶縁膜28と
同じエッチング速度を有するため、ほぼ完全に除去され
る。つまり、コンタクトホール29aの底面に露出する
半導体基板21の面積(コンタクト面積)が大きくなる
ため、コンタクト抵抗が低減される。
【0103】周辺回路部の高耐圧トランジスタにおいて
は、フォトリソグラフィ時の合せずれにより、レジスト
の開口部38bがゲート電極23b側に100nm程度
ずれたとしても、予め合せずれのマージンαを確保して
いるため、側壁膜24b,25bがエッチングされるこ
とはない。
【0104】メモリセル部のメモリセルにおいては、フ
ォトリソグラフィ時の合せずれにより、レジストの開口
部38cがゲート電極23c側に100nm程度ずれた
としても、側壁膜24cが存在するため、コンタクトホ
ール29c内にフローティングゲート電極23Ac及び
コントロールゲート電極23Bcが露出することはな
い。
【0105】一方、側壁膜25cは、層間絶縁膜28と
同じエッチング速度を有するため、ほぼ完全に除去され
る。つまり、コンタクトホール29cの底面に露出する
半導体基板21の面積(コンタクト面積)が大きくなる
ため、コンタクト抵抗が低減される。
【0106】次に、図13に示すように、コンタクトホ
ール29a,29b,29c内に、例えば、タングステ
ンからなるコンタクトプラグ30a,30b,30cを
形成する。具体的には、コンタクトプラグ30a,30
b,30cは、CVD法とCMP法の適用により、コン
タクトホール29a,29b,29c内のみに満たされ
る。
【0107】コンタクトプラグ30a,30b,30c
上には、金属配線31a,31b,31cが形成され
る。層間絶縁膜28上には、さらに、金属配線31a,
31b,31cを覆う層間絶縁膜34が形成される。
【0108】なお、本実施の形態では、2種類の異なる
材料から構成されるサイドウォールの境界と2種類の拡
散層の境界がほぼ一致するものとして説明しているが、
本発明において、熱工程による活性化時に濃度の高い拡
散層が延びて、両境界が完全には一致しなくなっても何
ら差し支えない。
【0109】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の半導体
装置によれば、次のような効果を奏する。MISFET
のゲート電極の側壁には、2種類の異なる材料から構成
されるサイドウォールが形成されている。即ち、サイド
ウォールは、層間絶縁膜に対してエッチング選択比を有
する第1側壁膜と、層間絶縁膜と実質的に同じエッチン
グ速度を有する第2側壁膜とから構成されている。
【0110】そして、低い電圧で動作する通常トランジ
スタにおいては、ゲート電極とコンタクトホールの間に
は、第1側壁膜が存在し、第2側壁膜は存在しない。ま
た、第1側壁膜の直下のみにLDDとして機能する拡散
層が形成されている。
【0111】よって、セルフアラインコンタクトと短い
LDDにより、コンタクト抵抗の増加なく、LSIの集
積度の向上を図ることができる。また、高い電圧で動作
する高耐圧トランジスタにおいては、コンタクトホール
は、第1及び第2側壁膜のいずれともオーバーラップし
ていない。また、第1及び第2側壁膜の直下にLDDと
して機能する拡散層が形成されている。
【0112】よって、長いLDDにより、高耐圧トラン
ジスタのドレイン拡散層の耐圧を10V以上確保するこ
とができる。また、メモリセル部のメモリセルにおいて
は、フローティングゲート電極及びコントロールゲート
電極とコンタクトホールとの間には、第1側壁膜が存在
し、第2側壁膜は存在しない。また、第1側壁膜の直下
のみにLDDとして機能する拡散層が形成されている。
【0113】よって、セルフアラインコンタクトによ
り、コンタクト抵抗の増加なく、メモリセルアレイの集
積度の向上を図ることができる。このように、セルフア
ラインコンタクト技術により集積度の向上を図りたいM
ISFET(メモリセルを含む)と、拡散層の耐圧を十
分に確保したいMISFETとを同一基板に形成する場
合において、コンタクト抵抗の増加なく、LSI(又は
メモリセルアレイ)の集積度の向上と高耐圧トランジス
タのドレイン耐圧の向上を同時に達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に関わる半導体装置を
示す断面図。
【図2】本発明の第2実施の形態に関わる半導体装置を
示す平面図。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図。
【図4】図2及び図3の半導体装置の製造方法の一工程
を示す断面図。
【図5】図2及び図3の半導体装置の製造方法の一工程
を示す断面図。
【図6】図2及び図3の半導体装置の製造方法の一工程
を示す断面図。
【図7】図2及び図3の半導体装置の製造方法の一工程
を示す断面図。
【図8】図2及び図3の半導体装置の製造方法の一工程
を示す断面図。
【図9】図2及び図3の半導体装置の製造方法の一工程
を示す断面図。
【図10】図2及び図3の半導体装置の製造方法の一工
程を示す断面図。
【図11】図2及び図3の半導体装置の製造方法の一工
程を示す断面図。
【図12】図2及び図3の半導体装置の製造方法の一工
程を示す断面図。
【図13】図2及び図3の半導体装置の製造方法の一工
程を示す断面図。
【図14】従来の半導体装置を示す断面図。
【図15】従来の半導体装置を示す断面図。
【図16】従来の半導体装置を示す断面図。
【図17】従来の半導体装置の問題点を示す断面図。
【図18】従来の半導体装置を示す断面図。
【図19】従来の半導体装置の問題点を示す断面図。
【符号の説明】
11,21 :半導体基板、 12,22a,22b,22c :ゲート絶縁膜、 13,23a,23b :ゲート電極、 14 :側壁絶縁膜、 15a,26a,26b,26c :低濃度拡散層(L
DD)、 15b,27a,27b,27c :高濃度拡散層、 16,28,34 :層間絶縁膜、 17,29a,29b,29c :コンタクトホー
ル、 18,30a,30b,30c :コンタクトプラ
グ、 19,31a,31b,31c :金属配線、 20,32a,32b,32c :キャップ絶縁膜、 23Ac :フローティングゲ
ート電極、 23Bc :コントロールゲー
ト電極、 24a,24b,24c :第1側壁膜、 25a,25b,25c :第2側壁膜、 33 :絶縁膜(ONO
膜)、 35 :酸化膜、 36,37,38 :レジストパター
ン。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成されたMISFET
    と、このMISFET上に形成され、前記MISFET
    の拡散層に達するコンタクトホールを有する層間絶縁膜
    とを備えた半導体装置において、前記MISFETのゲ
    ート電極の側壁には、前記ゲート電極に隣接し、前記コ
    ンタクトホールの開口時に前記層間絶縁膜よりもエッチ
    ング速度が実質的に遅い第1側壁膜と、前記第1側壁膜
    に隣接し、前記第1側壁膜よりもエッチング速度が実質
    的に早い第2側壁膜とが配置され、前記コンタクトホー
    ルの開口部分で前記第2側壁膜が除去されていることを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記MISFETは、第1拡散層と、前
    記第1拡散層よりも高い不純物濃度を有する第2拡散層
    とを有し、前記第1拡散層は、前記第1側壁膜の直下に
    対応して配置されていることを特徴とする請求項1記載
    の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記ゲート電極上には、前記第1側壁膜
    と実質的に同じエッチング速度を有するキャップ絶縁膜
    が配置されていることを特徴とする請求項1記載の半導
    体装置。
  4. 【請求項4】 前記第2側壁膜は、前記層間絶縁膜と実
    質的に同じエッチング速度を有することを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記コンタクトホールの開口部分に、前
    記第1側壁膜が残存していることを特徴とする請求項1
    記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板上に形成された積層ゲート電
    極を有するメモリセルと、このメモリセル上に形成さ
    れ、前記メモリセルの拡散層に達するコンタクトホール
    を有する層間絶縁膜とを備えた半導体装置において、前
    記メモリセルの積層ゲート電極の側壁には、前記積層ゲ
    ート電極に隣接し、前記コンタクトホールの開口時に前
    記層間絶縁膜よりもエッチング速度が実質的に遅い第1
    側壁膜と、前記第1側壁膜に隣接し、前記第1側壁膜よ
    りもエッチング速度が実質的に早い第2側壁膜とが配置
    され、前記コンタクトホールの開口部分で前記第2側壁
    膜が除去されていることを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記積層ゲート電極上には、前記第1側
    壁膜と実質的に同じエッチング速度を有するキャップ絶
    縁膜が配置されていることを特徴とする請求項6記載の
    半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記第2側壁膜は、前記層間絶縁膜と実
    質的に同じエッチング速度を有することを特徴とする請
    求項6記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記コンタクトホールの開口部分に、前
    記第1側壁膜が残存していることを特徴とする請求項6
    記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 第1MISFETと、第1MISFE
    Tよりも高い動作電圧で動作する第2MISFETとを
    有する半導体装置において、前記第1及び第2MISF
    ETは、それぞれ第1拡散層と、前記第1拡散層よりも
    高い不純物濃度を有する第2拡散層とを有し、前記第1
    及び第2MISFETのゲート電極の側壁には、それぞ
    れ前記ゲート電極に隣接する第1側壁膜と、前記第1側
    壁膜に隣接する第2側壁膜とが配置され、前記第1MI
    SFETにおける前記第1拡散層は、前記第1側壁膜の
    直下に対応して配置され、前記第2MISFETにおけ
    る前記第1拡散層は、前記第1及び第2側壁膜の直下に
    対応して配置されていることを特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記第1及び第2MISFET上に
    は、前記第1MISFETの第2拡散層に達する第1コ
    ンタクトホールと前記第2MISFETの第2拡散層に
    達する第2コンタクトホールとを有する層間絶縁膜が形
    成され、前記第2MISFETのゲート電極から前記第
    2コンタクトホールまでの距離は、前記第1MISFE
    Tのゲート電極から前記第1コンタクトホールまでの距
    離よりも長いことを特徴とする請求項10記載の半導体
    装置。
  12. 【請求項12】 前記第1側壁膜は、前記第1及び第2
    コンタクトホールの開口時に前記層間絶縁膜よりもエッ
    チング速度が実質的に遅く、前記第2側壁膜は、前記第
    1側壁膜よりもエッチング速度が実質的に早いことを特
    徴とする請求項11記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記第1及び第2MISFETのゲー
    ト電極上には、それぞれ前記第1側壁膜と実質的に同じ
    エッチング速度を有するキャップ絶縁膜が配置されてい
    ることを特徴とする請求項12記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記第2側壁膜は、前記層間絶縁膜と
    実質的に同じエッチング速度を有することを特徴とする
    請求項12記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】 前記第1MISFETのゲート電極と
    前記第1コンタクトホールの間に、前記第1側壁膜が存
    在し、前記第2側壁膜は存在せず、前記第2MISFE
    Tのゲート電極と前記第2コンタクトホールの間に、前
    記第1及び第2側壁膜が存在することを特徴とする請求
    項12記載の半導体装置。
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