JPH11353916A - 情報表示装置 - Google Patents

情報表示装置

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JPH11353916A
JPH11353916A JP10161072A JP16107298A JPH11353916A JP H11353916 A JPH11353916 A JP H11353916A JP 10161072 A JP10161072 A JP 10161072A JP 16107298 A JP16107298 A JP 16107298A JP H11353916 A JPH11353916 A JP H11353916A
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JP
Japan
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light
display panel
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light guide
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Application number
JP10161072A
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English (en)
Inventor
Masanobu Miwa
雅申 三輪
Katsumi Okuyama
克己 奥山
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置を小型化すると共に、取付け位置に応じ
て情報表示パネルを背面から照明する光線を、最も情報
表示パネルが見やすい方向に向けてその輝度を高めた情
報表示装置を提供すること。 【解決手段】 情報が表示されている情報表示面を備え
る情報表示パネル11の裏側に配置されたバックライト
装置12とからなる少なくとも1つの情報表示ユニット
Aから構成され、バックライト装置12が、情報表示パ
ネル11にほぼ並列に配置された導光板13と、情報表
示パネル11の情報表示面に対面する導光板13の一表
面とほぼ直交する少なくとも一側面に沿って配置された
管状光源20とから構成され、導光板13の一表面13
aが粗面に加工された平坦面とされ、且つこの一表面と
反対側の他表面13bには入射光散乱反射構造部14、
15が形成され、一側面を光入射面として管状光源20
から入射した光が一表面を光出射面としてその法線に対
して斜め方向に出射し、情報表示パネルにおける情報表
示面をその背面側から下方向又は上方向に照明すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報表示装置に関
し、更に詳細には建物内部の通路や天井又は建物外壁等
に設置され、避難通路の表示、出入口の表示、又は電
話、売店、喫煙所、手洗い等の各種案内表示などに用い
られる非常誘導灯、出入口表示灯、案内表示灯等として
好適な情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】劇場、百貨店、病院、地下街等の各種建
築物空間内における通路や天井には、避難通路を表示す
る非常誘導灯、出入口を表示する出入口表示灯、又は電
話、売店、喫煙所、手洗い等の各種案内を表示する案内
表示灯等の情報表示装置が設置されている。
【0003】従来、この種の情報表示装置は、内部に蛍
光灯などの光源を設置した箱形のケーシングにおける側
部開口に、文字又は絵からなる情報を表示した透光性樹
脂板を嵌め込んで構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報表示装置では、情報表示板の裏側に複数本の蛍光ラ
ンプが配置されているのが一般的であり、このような従
来の情報表示装置では蛍光ランプが配置された部分のみ
が明るく、他の部分が暗いという輝度ムラが生じ易く、
そのため見る角度によっては情報表示板の文字や絵を確
認し難くいという問題があった。更に、従来のこの種の
情報表示装置では蛍光ランプの分その厚みが厚くなり、
装置全体が大型化するという問題があった。
【0005】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、装置を小型化すると共
に、取付け位置に応じて情報表示パネルを背面から照明
する光線を、最も情報表示パネルが見やすい方向に向け
てその輝度を高めた情報表示装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は情報表示装置で
あり、前述の技術的課題を解決するために以下のような
構成とされている。すなわち、本発明の情報表示装置
は、情報が表示されている情報表示面を備える情報表示
パネルと、この情報表示パネルの背面側に配置されたバ
ックライト装置とからなる少なくとも1つの情報表示ユ
ニットから構成され、バックライト装置が、情報表示パ
ネルにほぼ並列に配置された導光板と、情報表示パネル
の情報表示面に対面する導光板の一表面とほぼ直交する
少なくとも一側面に沿って配置された管状光源とから構
成され、導光板の一表面と反対側の他表面には入射光散
乱反射構造部が形成され、一側面を光入射面として管状
光源から入射した光が一表面を光出射面としてその法線
に対してある角度をもって出射し、情報表示パネルにお
ける情報表示面をその背面側から照明することを特徴と
する。
【0007】<本発明における付加的構成>本発明の情
報表示装置は、前述した必須の構成要素からなるが、そ
の構成要素に更に以下のような構成を加えた場合であっ
ても成立する。その付加的構成要素とは、前記バックラ
イト装置が、更に導光板の一表面上に配置されたプリズ
ムシートを備え、一側面を光入射面として管状光源から
入射した光が一表面を光出射面としてその法線に対して
ある角度をもって出射し、その出射光が更にプリズムシ
ートにより法線にほぼ平行な光線にされて情報表示パネ
ルにおける情報表示面をその背面側からほぼ直交して照
射することにより照明することを特徴とする。
【0008】<本発明における具体的構成>本発明の情
報表示装置は、前述した必須の構成要素からなるが、そ
の構成要素が具体的に以下のような場合であっても成立
する。その具体的構成要素とは、前記バックライト装置
における導光板の他表面同士がほぼ合わさるように情報
表示ユニットを2つ並べて構成されていることを特徴と
する。このような情報表示装置では、導光板の一表面を
粗面に加工しておくことも好ましい。
【0009】このような特徴を備える本発明の情報表示
装置によると、バックライト装置を構成している導光板
の一側面に沿って配設された管状光源から発せられる光
は導光板の一側面からその内部に入射する。導光板の一
側面から入射した光は、導光板の他表面に形成された入
射光散乱反射構造部で一表面側に反射される。
【0010】この入射光散乱反射構造部は、例えば凸状
ドットパターンで構成することができ、その場合これを
構成する凸状ドットが、管状光源からの距離に応じてそ
の配置密度及び/又は大きさを変えることで、導光板の
一表面から出射する光の輝度を全面に亘ってほぼ均一に
できる。このようにしてバックライト装置における導光
板の出射面から出る光は、導光板の一側面が管状光源及
び反射板からの光の入射面となっていることから、この
一側面にほぼ直交する一表面からはこの面に直角な法線
に対して斜め方向に出射され、この一表面に対面する情
報表示パネルの情報表示面を斜め方向から照明する。
【0011】このように情報表示パネルの情報表示面を
斜め方向から照明する情報表示装置は、人が下から見上
げたり、上から見下ろしたりする比較的に高い位置及び
低い位置に設置する場合に好適である。ここで、「比較
的に高い位置及び低い位置」とは、例えば人が通常の状
態で通行する場合の通路では人の目の位置より高いか又
は低い位置を指す。
【0012】本発明の情報表示装置を人の目線とほぼ同
じ位置に設置する場合には、情報表示パネルの情報表示
面に対してその背面側からほぼ直交して照射することが
必要である。その場合には、導光板の一表面上に偏角レ
ンズ手段を配置して、当該一表面を光出射面としてその
法線に対してある角度をもって出射する光を偏角レンズ
手段で法線に平行な光線に屈折し、情報表示パネルの情
報表示面をその背面側からこの表示面にほぼ直交するよ
うに照射する。この偏角レンズ手段としてはプリズムシ
ート等を使用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の情報表示装置を図
に示される実施形態に沿って更に詳細に説明する。図1
は本発明の一実施形態に係る情報表示装置10を示す断
面図、図2は1つの導光板の反射面を部分的に示す斜視
図、図3及び図4は導光板の反射面を構成する凸状ドッ
トパターンの凸状ドットを部分的に示す断面図である。
【0014】この情報表示装置10は、図1に示される
ように、透光性樹脂板の表面に文字又は絵からなる情報
を表示した情報表示パネル11と、この情報表示パネル
11を背面から照明するバックライト装置12とからな
る情報表示ユニットAから主に構成されている。このバ
ックライト装置12は、板厚が約4mmの四角形状をし
た薄板からなる導光板13を含み、この導光板13は、
図1で見て右面である一表面が光を出射する出射面13
aであり、これとは反対側の他表面(図1で見て左面)
は光を反射させる反射面13bである。
【0015】導光板13の一表面である出射面13aは
粗な平坦面である。他方、導光板13の他表面である反
射面13bには、図2に示されるように入射光散乱反射
構造部である凸状ドットパターンが形成されている。こ
の凸状ドットパターンは、多数の円柱状、円錐台状、楕
円柱状、正方形柱状、長方形柱状、又は多角形柱状など
の凸状ドット14、15、16、17、18………によ
り構成することができる。
【0016】これらの凸状ドット14、15、16、1
7、18………の頂面は、図3及び図4に示されるよう
に粗面となっており、多数の凸状ドット間の平坦部は平
滑面とされている。ドットパターンは凹状としてもよ
く、また、特に凹凸とせずに平坦部に粗面からなるドッ
トパターンを設けるようにしてもよい。
【0017】導光板13の他表面である反射面13bに
は光反射フィルム19が設けられており、この光反射フ
ィルム19は導光板13の左右側面及び下側面にまで及
んでいる。そして、この導光板13において、光反射フ
ィルム19で覆われていない一側面である上側面には当
該側面に沿うように管状光源20が設置されている。
【0018】これらの管状光源20の外側には反射フー
ド即ちリフレクター21が配置されている。これによ
り、導光板13には、上側面から管状光源20による直
接光とリフレクター21で反射された反射光とが内部に
入射する。
【0019】ところで、入射光散乱反射構造部として導
光板13の反射面に形成された凸状ドットパターンの各
凸状ドットは、管状光源20から遠いものほどその大き
さ(平面的に見た時の面積であって、例えば凸状ドット
が円柱状である場合には円柱の直径)が大きくなるよう
に設計されている。
【0020】従って、この実施形態の導光板13では、
図2に示されるように管状光源20が配置された一側面
から相対向する他側面へ向かって凸状ドットの大きさは
漸次大きくなる。これにより、管状光源20からの距離
にかかわらずいずれの凸状ドット14〜18からもほぼ
等しい光量の光が反射されるようになる。
【0021】次に、この実施形態に係る情報表示装置1
0の動作について説明する。この情報表示装置10の使
用にあたって、導光板13の一側面である上側面に設置
された管状光源20が点灯される。そして、この管状光
源20からの直接光及びリフレクター21で反射された
反射光が、その上側面から導光板13の内部に入射す
る。
【0022】導光板13にその上側面から入射した光の
うち、反射面13bの平滑面(凸状ドット14〜18以
外の面)に照射された光は全反射し、凸状ドット14〜
18の頂面に照射された光は散乱反射して導光板13の
出射面13aから出射する。その際、導光板13の反射
面13bに貼り付けられた光反射フィルム19は、前述
した全反射と散乱反射の反射効率を高める。
【0023】このようにしてバックライト装置12にお
ける導光板13の出射面13aから出る光は、導光板1
3の上側面が管状光源20及びリフレクター21からの
光の入射面となっていることから、この上側面にほぼ直
交する出射面13aからはこの面に直角な法線に対して
斜め下方向に出射され、この出射面13aに対面する情
報表示パネル11の情報表示面をその背面から斜め下方
向へ照明する。
【0024】ところで、導光板13の反射面13bにお
ける凸状ドット14〜18………の大きさは、前述した
ように管状光源20が配置された一側面から相対向する
他側面へ向って漸次大きくされている。これは、管状光
源20からの距離にかかわらずいずれの凸状ドット14
〜18………からもほぼ等しい光量の光が反射されるよ
うにするためである。
【0025】これにより、各導光板13の出射面13a
への出射光量が出射面13aの全体においてほぼ等しい
ものとなり、導光板13における出射面13aの輝度が
均等化(均一に分布)されたものとなる。このように凸
状ドット14〜18………の大きさを管状光源20から
の距離が大きくなる程凸状ドット14〜18………の配
置密度を増すようにしても同じように導光板13の出射
面13aの輝度を均等化することができる。
【0026】この実施形態に係る情報表示装置10は、
情報表示パネル11とこれを背面から照明するバックラ
イト装置12とからなる情報表示ユニットAを箱状のケ
ーシング22に、当該ケーシング22の一壁面に形成さ
れた開口部23から情報表示パネル11のほぼ全面が露
出するように設置されて構成される。図1に示される情
報表示装置10は、片面表示の装置であるが、情報表示
ユニットAを2つ使用することによって両面表示の情報
表示装置とすることもできる。
【0027】すなわち、図5には本発明の別な実施形態
に係る情報表示装置30が示されている。この情報表示
装置30は、前述した情報表示ユニットAを2つ逆向き
(背中合わせ)に並べて構成されている。換言すれば、
各情報表示ユニットAにおいて、各バックライト装置1
2の導光板13における他表面13b同士が対向するよ
うに2つ並べてケーシング31内に、各情報表示パネル
11のほぼ全面がケーシング31の相対向する壁面に形
成された開口部32から露出するように格納されて構成
されている。
【0028】この実施形態に係る情報表示装置30で
は、図5に示されるように各バックライト装置12の導
光板13同士が対向する他表面13b間に両面反射フィ
ルム33を配置することが好ましい。その他の構成につ
いては図1に示される情報表示装置10と実質的に同じ
であり、同一又は相当する構成部分には同一の参照符号
を付してその説明を省略する。
【0029】図8に示す実施形態の情報表示装置30で
は、2枚の導光板13、13を用い、同一面に向かって
光が出射されるように構成されている。情報表示パネル
11が一枚であり、光量を増加させたい場合にはこのよ
うな構成とすることもできる。なお、情報表示パネル1
1に面する導光板表面は粗面に加工された平面とされて
いるが、他表面や他の導光板の各表面は場合により粗面
や入射光散乱反射構造部が設けられたり、設けなかった
りしてもよい。
【0030】このような情報表示装置30によると、1
つの当該装置により各種の情報を両側から表示すること
ができるため、これを建築物の通路や室内の天井等に、
吊り下げるように設置することにより、表示効率を高め
ることができる。
【0031】前述した各実施形態に係る情報表示装置1
0、30は、管状光源20が導光板13の上側面に配置
されているが故に、この上側面から入射した光が入射光
散乱反射構造部で反射されて入射面にほぼ直交する出射
面13aから法線に対して斜め下方向に出射されるた
め、人が見上げるような位置に設置するのに適してい
る。そのような意味から、これらの実施形態に係る情報
表示装置10、30は高位置設置用ということができ
る。
【0032】また、管状光源20が導光板13の下側面
に位置するように、図1又は図5に示される情報表示装
置10、20を転倒させたような状態で建築物等に取り
付けることもできる。そのような場合には、言うまでも
なく下側面から導光板に光が入射し、その光は入射光散
乱反射構造部で反射されて入射面にほぼ直交する出射面
からこの面に直角な法線に対して斜め上方向に出射され
るため、そのような情報表示装置は、人が見下ろすよう
な位置に設置するのに適している。従って、そのような
実施形態の情報表示装置は低位置設置用ということがで
きる。
【0033】これに対して、情報表示装置を人の目線と
ほぼ同じ位置に設置する場合には、情報表示パネル11
の情報表示面に対してその背面側からほぼ直交してバッ
クライトを照射することが必要である。そのような場合
の実施形態である情報表示装置40は図6に示されてい
る。
【0034】この実施形態に係る情報表示装置40で
は、導光板13の一表面13a上に偏角レンズ手段とし
てのプリズムシート41を配置して形成されたバックラ
イト装置42を含んで構成されている。このプリズムシ
ート41は、図7に模式的に示されるように導光板13
の一表面13aと対峙する側に形成された多数の三角柱
あるいは多角柱のプリズム部41aを備え、それとは反
対側の出射面41bはプリズムの屈折角度に影響を及ぼ
さない程度に粗面であるか、平滑な平坦面とされてい
る。
【0035】そして、このプリズムシート41の各プリ
ズム部41aは、管状光源20の長手方向に沿う方向即
ち平行な方向に延在し、且つ等間隔に形成されている。
このようにプリズムシート41のプリズム部41aを導
光板13の出射面13aと対面するように配置すること
で、導光板13の出射面13aからその法線に対して斜
め下方向に出射した光は、図7に示されるように法線に
平行な光線に屈折されてプリズムシート41から出射さ
れる。
【0036】これにより、情報表示パネル11はその背
面側からその情報表示面にほぼ直交する光線によって照
射される。このようなプリズムシート41を導光板13
の出射面側に配置する以外は、図1に示される実施形態
の情報表示装置10と実質的に同じであり、それと同一
又は相当する構成部分には同一の参照符号を付して説明
を省略する。
【0037】プリズムシート41の材質は、熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂、紫外線等のエネルギー線硬化性樹脂
等の透明樹脂で構成される。例えば、ポリメタクリル酸
メチ(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、ポリオ
レフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂等があげられる。
なお、少なくともプリズム部に関しては、製造上の容易
さ、傷つきにくさより、紫外線等のエネルギー線硬化性
樹脂が好ましい。
【0038】例えば、ポリエステル系アクリレート、ウ
レタン系アクリレート、エポキシ系アクリレート等のア
クリレート系樹脂があげられる。これらの樹脂は、透明
で光学的に均質で等方性である。これらの空気に対する
可視光の屈折率の範囲は、好ましくは1.45〜1.6
0、特に好ましくは1.48〜1.59程度である。
【0039】プリズムシート41は、一体成型法、ツー
ピース法の何れでも製造可能である。一体成型法は、前
述した樹脂製のフィルムを金型に押し当てるか、又は軟
化若しくは溶融した前述の樹脂を金型に入れて成形する
方法である。ツーピース法は、前もってシートを成形し
た後、プリズム部を成型する方法で、具体的には、前述
した樹脂の溶液を金型に入れ、次いでその上を前述した
樹脂製シートで覆い、樹脂溶液を硬化させて成形する方
法である。
【0040】なお、図示してはいないが、このようなバ
ックライト装置42と情報表示パネル11とを備える情
報表示ユニットBを、図5に示される実施形態の情報表
示装置30と同様に2つ背中合わせに配置して情報表示
装置を構成することができることは言うまでもない。こ
のような情報表示装置によれば、1つの当該装置により
各種の情報を両面側から表示することができる。
【0041】前述した各実施形態における情報表示装置
10、30、40において、管状光源20としては、冷
陰極管などを用いることができ、反射フィルム19、両
面反射フィルム33としては、銀、アルミ等の金属層を
用いることができる。そして、導光板13は例えばPM
MA、PC等の透明で光学的に均質で等方性のある樹脂
製の板状体として形成できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明における情
報表示装置によれば、光が出射する一表面とは反対側の
他表面に入射光散乱反射構造部が形成され、この一表面
とほぼ直交する少なくとも一側面に沿って管状光源を配
置してなるバックライト装置により情報表示パネルにお
ける情報表示面をその背面側から照明するようにしたこ
とから、装置の小型化が可能となると共に輝度ムラがな
く且つ取付け位置に応じて情報表示パネルを背面から照
明する光線を、最も情報表示パネルが見やすい方向に向
けた情報表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報表示装置を概略
的に示す断面図である。
【図2】図1に示される情報表示装置における導光板の
反射面を部分的に示す斜視図である。
【図3】図1に示される情報表示装置における導光板の
反射面を構成する凸状ドットパターンの凸状ドットを部
分的に示す断面図である。
【図4】導光板の反射面を構成する凸状ドットパターン
を構成する凸状ドットの別の形状を部分的に示す断面図
である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る情報表示装置を概
略的に示す断面図である。
【図6】本発明の更に他の実施形態に係る情報表示装置
を概略的に示す断面図である。
【図7】図6に示される情報表示装置の一部を拡大し且
つ模式的に示す構成説明図である。
【図8】本発明の更に他の実施形態に係る情報表示装置
を概略的に示す断面図である。
【符号の説明】
10、30、40 情報表示装置 11 情報表示パネル 12 情報表示ユニット 13 導光板 13a 出射面 13b 反射面 14、15、16、17、18 凸状ドット 19 光反射フィルム 20 管状光源 21 リフレクター(反射板) 22 ケーシング 23 開口部 31 ケーシング 32 開口部 33 両面反射フィルム 41 プリズムシート(偏角レンズ手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が表示されている情報表示面を備え
    る情報表示パネルと、この情報表示パネルの背面側に配
    置されたバックライト装置とからなる少なくとも1つの
    情報表示ユニットから構成され、 前記バックライト装置が、前記情報表示パネルにほぼ並
    列に配置された導光板と、前記情報表示パネルの前記情
    報表示面に対面する前記導光板の一表面とほぼ直交する
    少なくとも一側面に沿って配置された管状光源とから構
    成され、前記導光板の前記一表面と反対側の他表面には
    入射光散乱反射構造部が形成され、前記一側面を光入射
    面として前記管状光源から入射した光が前記一表面を光
    出射面としてその法線に対してある角度をもって出射
    し、前記情報表示パネルにおける前記情報表示面をその
    背面側から照明することを特徴とする情報表示装置。
  2. 【請求項2】 前記バックライト装置が、更に前記導光
    板の前記一表面上に配置されたプリズムシートを備え、
    前記一側面を光入射面として前記管状光源から入射した
    光が前記一表面を光出射面としてその法線に対してある
    角度をもって出射し、その出射光が更に前記プリズムシ
    ートにより前記法線にほぼ平行な光線にされて前記情報
    表示パネルにおける前記情報表示面をその背面側からほ
    ぼ直交して照射することにより照明することを特徴とす
    る請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 【請求項3】 前記バックライト装置における前記導光
    板の前記他表面同士がほぼ合わさるように前記情報表示
    ユニットを2つ並べて構成されていることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の情報表示装置。
  4. 【請求項4】 前記導光板の前記一表面が粗面に加工さ
    れていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の情報表示装置。
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