JPH1135262A - 乗客コンベアの踏段チェーン緩衝装置 - Google Patents

乗客コンベアの踏段チェーン緩衝装置

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Publication number
JPH1135262A
JPH1135262A JP19360497A JP19360497A JPH1135262A JP H1135262 A JPH1135262 A JP H1135262A JP 19360497 A JP19360497 A JP 19360497A JP 19360497 A JP19360497 A JP 19360497A JP H1135262 A JPH1135262 A JP H1135262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sprocket
roller
step chain
diameter
chain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19360497A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Kashiwakura
信哉 柏倉
Tatsuhiko Takahashi
龍彦 高橋
Hiroichi Miyata
弘市 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP19360497A priority Critical patent/JPH1135262A/ja
Publication of JPH1135262A publication Critical patent/JPH1135262A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/02Driving gear
    • B66B23/026Driving gear with a drive or carrying sprocket wheel located at end portions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/02Toothed members; Worms
    • F16H55/30Chain-wheels
    • F16H2055/306Chain-wheels with means providing resilience or vibration damping in chain sprocket wheels

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、踏段チェーンローラが踏段ス
プロケットと噛み合う際に発生する騒音を低減すること
は勿論、信頼性の高い乗客コンベア緩衝装置を提供す
る。 【解決手段】緩衝体の内、踏段軸を取り付けたローラ形
踏段チェーンリンクのローラが噛み合う踏段スプロケッ
ト歯底面の緩衝体の上端突出部は上記踏段スプロケット
歯底穿孔部径とほぼ同径に構成し、他の踏段無着のロー
ラ形踏段チェーンリンクのローラが噛み合う踏段スプロ
ケット歯底面の緩衝体の上端突出部を上記踏段スプロケ
ット歯底穿孔部径より小径にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客コンベアの踏
段スプロケットと踏段チェーンとの噛み合い時の低騒音
化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の乗客コンベアは、上部側に設けた
駆動輪及び下部側に設けた従動輪の間に踏段レールを介
して踏段チェーンが無端状に設けられている。この踏段
チェーンは踏段を一定の間隔で支持するために左右2本
の踏段チェーン間に渡した踏段軸を備え、この踏段軸は
踏段チェーンに対し、その端部が側面を嵌合貫通し、か
つ外側に突出した両軸端側には回転自在の踏段車輪が設
けられている。
【0003】ところで、踏段チェーンは踏段間において
複数リンクからなり、各リンク結合部にはローラが設け
られるローラ形チェーンで、各ローラは踏段スプロケッ
トの歯底に噛み合うように構成されている。
【0004】上記噛み合い時に発生する騒音は静粛性を
損なうため、踏段スプロケットの歯底に穿孔部を設け、
緩衝体の一端を上記穿孔部にはめ込み、他端を歯底より
若干突出させて、チェーンローラとスプロケットの噛み
合い衝突を緩和して騒音防止を図っている。
【0005】また、この他の緩衝装置として、特公平1
−14153号公報記載のように、踏段軸を取り付けたロー
ラ形踏段チェーンリンクのローラが噛み合う踏段スプロ
ケットの歯底部に設けた緩衝体のばね常数と他の踏段軸
無着のローラ形踏段チェーンリンクのローラが噛み合う
踏段スプロケットの歯底部に設けた緩衝体のばね常数が
異なる構成とした技術で知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述ばね常数が異なる
従来技術の乗客コンベアの緩衝体は、同一形状で、ばね
常数が異なるため組立時の困惑が発生する。また、踏段
軸を取り付けたローラ形踏段チェーンリンクのローラが
噛み合う箇所の緩衝体は、踏段の負荷重量が加わり、そ
の衝撃力で上記緩衝体が脱落するという問題があった。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、噛み合いで発生する騒音を低減
することは勿論、信頼性の高い乗客コンベア緩衝装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、複数のリンクを連結して構成したローラ形踏段チェ
ーンに所定のピッチで当該リンクを貫通嵌合して取り付
けた踏段軸に装着した踏段と、上記踏段チェーンと噛み
合う踏段スプロケットと、上記踏段スプロケットの歯底
穿孔部に一端をはめ込み他端を歯底面より突出するよう
に設けた緩衝体を備えた乗客コンベアの踏段チェーン緩
衝装置において、上記緩衝体の内、踏段軸を取り付けた
ローラ形踏段チェーンリンクのローラが噛み合う踏段ス
プロケット歯底面の緩衝体の上端突出部は上記踏段スプ
ロケット歯底穿孔部径とほぼ同径に構成し、他の踏段無
着のローラ形踏段チェーンリンクのローラが噛み合う踏
段スプロケット歯底面の緩衝体の上端突出部を上記踏段
スプロケット歯底穿孔部径より小径にすることにより達
成される。
【0009】この発明において、踏段チェーンローラと
踏段スプロケットの噛み合い衝撃は緩和されることは勿
論、踏段軸を取り付けたローラ形踏段チェーンリンクの
前後2つのローラが噛み合う踏段スプロケット歯底面に
設けている緩衝体は、緩衝体の上端突出部の径が踏段ス
プロケットの歯底穿孔部径とほぼ同径であるため、踏段
の負荷重量がかかって、上記緩衝体の上端突出部が踏段
スプロケット歯底穿孔内面方向に変形するのを阻止する
ことができ、踏段スプロケット歯底面に上記2つのロー
ラが衝突するのを防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例について説明する。
【0011】図1に従来の乗客コンベアの踏段装置と踏
段スプロケットの関係側面図を示す。図2に踏段スプロ
ケットと踏段チェーンローラの噛み合い拡大詳細図を示
す。図3は本発明の踏段スプロケットと踏段チェーンロ
ーラの噛み合い拡大詳細図を示す。図4は、本発明の踏
段無着のローラ形踏段チェーンリンクのローラが噛み合
う踏段スプロケット歯底面の緩衝体の構造を示す。図5
は、本発明の踏段軸を取り付けたローラ形踏段チェーン
リンクのローラが噛み合う踏段スプロケット歯底面の緩
衝体の構造を示す。
【0012】ここで、一般の乗客コンベアの踏段装置
は、踏段スプロケット4,踏段チェーン1があり、これ
に等間隔で無端状に配設される踏段2が固定され、踏段
2は4個の踏段輪8で支えられて踏段レール6及び踏段
レール3上を走行する構造である。また、踏段チェーン
1には所定のピッチPで当該リンクをブッシュ9にて貫
通嵌合し、ブッシュ9の外周面には踏段チェーンローラ
5を備えており、踏段スプロケット4と踏段チェーン1
の噛み合いは、多角形の噛み合いで、踏段チェーンロー
ラ5が踏段スプロケット4の歯に噛み込む時、噛込み騒
音を低減するため、踏段スプロケットの歯底には緩衝体
7が埋め込まれている。
【0013】ここで、本発明の一実施例を示す。図3に
おいて、踏段軸2aを取り付けたローラ形踏段チェーン
リンク1aの前後2つのローラ1bが噛み合う踏段スプ
ロケット歯底面4aに設けた緩衝体7Aの形状は、図5
に記載するように緩衝体の上端突出部7a径を、踏段ス
プロケット穿孔部径Dとほぼ同径に構成する。
【0014】一方、他の踏段無着のローラ形踏段チェー
ンリンク1cのローラ1dが噛み合う踏段スプロケット
歯底面4aに設けた緩衝体7Bの形状は、図4に記載す
るように緩衝体の上端突出部7dの径を、踏段スプロケ
ット穿孔部径Dより小径にし、緩衝体7Bの上端突出部
径dの外周に空間Wを有して構成する。また、上記緩衝
体7A,7Bのばね常数は、全て踏段無着のローラ形踏
段チェーンリンクのローラが噛み合う時の衝撃力を緩和
させるばね常数で構成する。
【0015】以上の構成によれば、一般に踏段軸2aを
取り付けたローラ形踏段チェーンリンク1aの前後2つ
のローラ1aが踏段スプロケット4に噛み合う衝撃力
は、他の踏段無着のローラ形踏段チェーンリンクのロー
ラ1dが踏段スプロケット4に噛み合う衝撃力より大き
いが、上記緩衝体7A,7Bのばね常数は、全て踏段無
着のローラ形踏段チェーンリンクのローラが噛み合う時
の衝撃力を緩和させるばね常数で構成していて、踏段の
負荷荷重が加わる踏段軸2aを取り付けたローラ形踏段
チェーンリンク1aの前後2つのローラ1bが噛み合う
時、その衝撃力Fによって緩衝体7Aの上端突出部7a
は、踏段スプロケット穿孔内面との接触高さHの範囲
で、fの方向に作用する力が働き、上記緩衝体7Aの上
端突出部7aが踏段スプロケット歯底穿孔内面方向に変
形するのを阻止することができる。これにより踏段の負
荷荷重が加わる踏段軸2aを取り付けたローラ形踏段チ
ェーンリンク1aの前後2つのローラ1bが噛み合う
時、踏段スプロケット歯底面4aに上記2つのローラ1
bが衝突するのを防止できる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、踏段の負荷荷重が加わ
る踏段軸を取り付けたローラ形踏段チェーンリンクの前
後2つのローラが噛み合う時の衝撃力に対し、上記緩衝
体の上端突出部が踏段スプロケット歯底穿孔内面方向に
変形するのを阻止することができ、踏段スプロケット歯
底面に上記2つのローラが衝突するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の乗客コンベアの踏段装置と踏段スプロケ
ットの関係を示す側面図。
【図2】踏段スプロケットと踏段チェーンローラの噛み
合いを拡大した詳細側面図。
【図3】図3に本発明の一実施例を示す部分図。
【図4】図4に本発明の一実施例を示す部分図。
【図5】図5に本発明の一実施例を示す部分図。
【符号の説明】
1…踏段チェーン、1a,1c…踏段チェーンリンク、
1b,1d…踏段チェーンローラ、2…踏段、2a…踏
段軸、3…踏段レール、4…踏段スプロケット、4a…
踏段スプロケット歯底面、5…踏段チェーンローラ、6
…踏段レール、7,7A,7B…緩衝体、8…踏段輪、
9…ブッシュ、D…穿孔部径、d…緩衝体突出部径、W
…緩衝体突出部径の外周空間。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のリンクを連結して構成したローラ形
    踏段チェーンに所定のピッチで当該リンクを貫通嵌合し
    て取り付けた踏段軸に装着した踏段と、上記踏段チェー
    ンと噛み合う踏段スプロケットと、上記踏段スプロケッ
    トの歯底穿孔部に一端をはめ込み他端を歯底面より突出
    するように設けた緩衝体を備えた乗客コンベアの踏段チ
    ェーン緩衝装置において、上記緩衝体の内、踏段軸を取
    り付けたローラ形踏段チェーンリンクのローラが噛み合
    う踏段スプロケット歯底面の緩衝体の上端突出部は上記
    踏段スプロケット歯底穿孔部径とほぼ同径に構成し、他
    の踏段無着のローラ形踏段チェーンリンクのローラが噛
    み合う踏段スプロケット歯底面の緩衝体の上端突出部を
    上記踏段スプロケット歯底穿孔部径より小径に構成した
    ことを特徴とする乗客コンベアの踏段チェーン緩衝装
    置。
  2. 【請求項2】上記緩衝体のばね常数は、全て同一のばね
    常数に構成したことを特徴とする請求項1記載の乗客コ
    ンベアの踏段チェーン緩衝装置。
JP19360497A 1997-07-18 1997-07-18 乗客コンベアの踏段チェーン緩衝装置 Pending JPH1135262A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002049951A1 (de) * 2000-12-21 2002-06-27 Kone Corporation Antriebssystem für rolltreppen und rollsteige
WO2003013997A1 (de) * 2001-08-04 2003-02-20 Kone Corporation Verfahren zum führen von laschenketten im bereich von umlenkeinrichtungen einer personenförderanlage
WO2004083685A1 (de) * 2003-03-20 2004-09-30 Rexnord Kette Gmbh Kettenrad mit dämpfungsmittel
CN101891104A (zh) * 2010-07-30 2010-11-24 江南嘉捷电梯股份有限公司 自动扶梯或自动人行道上踏板链条与链轮的设置结构

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