JPH1135201A - ベースフィルムの除塵方法及び装置 - Google Patents

ベースフィルムの除塵方法及び装置

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JPH1135201A
JPH1135201A JP9191304A JP19130497A JPH1135201A JP H1135201 A JPH1135201 A JP H1135201A JP 9191304 A JP9191304 A JP 9191304A JP 19130497 A JP19130497 A JP 19130497A JP H1135201 A JPH1135201 A JP H1135201A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い洗浄効果を維持しながらベースフィルム
への帯電を低減する効率的なベースフィルムの除塵方法
及び装置を提供すること。 【解決手段】 ベースフィルム1の片面に洗浄溶剤15
をプレコート装置4で塗着した後、洗浄溶剤15がベー
スフィルム1上に残存している間にロッド部材7をベー
スフィルムに押しつけることにより、ロッド部材7で洗
浄溶剤15とともに前記ベースフィルム1に付着した付
着物16を剥離させ掻き落とした後、前記ベースフィル
ム1の前記洗浄溶剤15が塗着されていた側の表面を大
気空間に晒すことなく、直ちに塗着塗着させるベースフ
ィルムの除塵方法及び装置によって解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可撓性支持体(以
下、単に「ベースフィルム」と称する)の表面に付着し
た異物、ゴミ等を除去する、所謂、ベースフィルムの除
塵方法及び装置に関するものである。なお、本発明で言
う「ベースフィルム」とは、一般に、厚さが数μm乃至
数100 μmのポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン−2,6−ナフタレート、セルロースダイアセテー
ト、セルローストリアセテート、セルロースアセテート
プロピオネート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミド、等の
樹脂フィルムや、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レンブテン共重合体、等の炭素数が2〜10のα−ポリオ
レフィン類を塗布又はラミネートした紙;アルミニウ
ム、銅、錫、等の金属箔等から成る可撓性帯状物、ある
いは該帯状物を基材としてその表面に予備的な加工層を
形成せしめてある帯状物をいう。
【0002】更に、前述したベースフィルムは、その用
途に応じた塗布液例えば写真感光性塗布液、磁性塗布
液、表面保護、帯電防止あるいは滑性用塗布液等がその
片面もしくは両面に塗布され、乾燥等した後、所望する
幅及び長さに裁断されるものであり、その代表的な用途
として各種写真フィルム、印画紙、磁気テープ等の磁気
記録媒体等が挙げられる。
【0003】
【従来の技術】上記の如く各種用途に用いられるベース
フィルムは、塗布処理の前段階として、その表面に予め
付着した塵埃等を強制的に除去するいわゆる除塵処理を
処すことが一般的である。周知の除塵方法としては、ま
ず、ベースフィルムの表面に不織布或いはブレード等を
押しつけるという方法や又清浄度のよい空気を高速或い
は超音波振動させてベースフィルムに吹き付けて、付着
物を該ベースフィルム表面からはく離させ、近設された
吸込み口に導いてゆくという方法がある。これらはいず
れも乾式のベースフィルム除塵方法であるが、これに対
して湿式のベースフィルム除塵方法としてベースフィル
ムを洗浄層内に導入し、ここで超音波振動等により付着
物を剥離させる方法や、ベースフィルムに洗浄液を供給
した後に高速空気の吹き付け、吸い込みを行う方法が知
られている。これらの洗浄方法は数十μm以上の比較的
大きな付着物、或いは付着力の比較的弱い付着物には有
効であるが、小さな付着物或いは比較的付着力の強い付
着物についてはほとんど効果が認められなかった。
【0004】そこで、これらの問題を解決すべく、特公
平5−50419号公報に開示されるように、溶剤(以
下、係る目的に供する溶剤を洗浄溶剤と呼ぶ)を塗着し
た後、溶剤が残存している間にベースフィルム走行方向
と反対方向に回転するロッド部材を押しつけ、付着物を
剥離させ掻き落とす方法が提案された。これは、洗浄溶
剤を塗着した後にベースフィルムと反対方向に回転する
ロッド部材を押しつけることによりベースフィルムとロ
ッド部材との間に小さな隙間を画成し、この隙間より大
きな付着物の通過を阻止するとともに、溶剤を介して付
着物に剪断力をかけるため、より小さな付着物或いは比
較的付着力の強い付着物についても除塵効果が認められ
るものであった。
【0005】一方、磁気記録媒体の高密度化に伴い、ベ
ースフィルムの表面の付着物の除去に関する要求レベル
は一層厳しくなり、更に除塵効果の高い方法が求められ
るようになっている。前述のベースフィルム走行方向と
反対方向に回転するロッド部材を押しつける方法の場
合、除塵効果を上げる手段としては、例えばロッド部材
の曲率を小さくし、ロッド部材とベースフィルムとの間
の面圧を上げ、該部材間に画成される隙間をさらに小さ
くすることによって、小さな付着物でも通過できないよ
うにするとともに付着物に溶剤を介した高い剪断力を付
与することが考えられる。
【0006】さらに他の洗浄方法としては、特開昭62
−65872号公報に開示されるように、前記ベースフ
ィルム走行方向と反対方向に回転するロッド部材の代わ
りにシャープエッジを有するブレードを配置することに
より、洗浄効果を高める方法が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
高い剪断力を付与している除塵方法は、除塵工程終了後
ベースフィルムが帯電し、浮遊するゴミ等をベースフィ
ルムに再付着させるといった問題点があった。通常この
問題に対しては、除塵工程終了後に一般的な除電装置を
配置するなどの施策を施していたが、帯電量によっては
一般的な除電装置では完全に帯電を除去できないといっ
た問題が新たに発生した。
【0008】本発明は、前述した従来技術が有する問題
点に鑑みなされたものであり、高い除塵効果を維持しな
がらベースフィルムへの帯電を低減する効率的なベース
フィルムの除塵方法及び装置を提供することを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
ベースフィルムの片面に洗浄溶剤を塗着した後、前記洗
浄溶剤が前記ベースフィルム上に残存している間に溶剤
掻き落とし手段をベースフィルムに押しつけることによ
り、前記溶剤とともに前記ベースフィルムに付着した付
着物を剥離させ掻き落とす磁気記録媒体の製造方法にお
いて、前記洗浄溶剤と同種の溶剤または添加物を混合し
た洗浄溶剤と同種の溶剤を、前記洗浄溶剤と前記付着物
を前記ベースフィルムから掻き落とした後、前記ベース
フィルムの前記洗浄溶剤が塗着されていた側の表面を大
気空間に晒すことなく、直ちに塗着させるベースフィル
ムの除塵方法によって達成される。
【0010】前記ベースフィルムの除塵方法において、
前記溶剤掻き落とし手段の直後に大気空間を介さずに塗
着させる洗浄溶剤と同種の溶剤または洗浄溶剤と同種の
溶剤に添加物を混ぜたものは、少なくとも5〜15cc/m
2 、好ましくは10〜15cc/m2 が好ましい。これは、
5cc/m2 未満では帯電防止効果が期待できず、15cc/m
2 を越えると乾燥負荷が大となるからである。
【0011】また、本発明のかかる目的は、搬送される
ベースフィルムの片面に洗浄溶剤を塗着する第1塗着手
段と、搬送方向において前記第1塗着手段の下流側に配
設され、且つ、前記ベースフィルムに押し付けられるこ
とにより、前記片面に付着した付着物とともに前記洗浄
溶剤を掻き落とす溶剤掻き落とし手段と、該搬送方向に
おいて前記溶剤掻き落とし手段の直後に空間を介さずに
配設され、且つ、該洗浄溶剤と同種の溶剤、または添加
物を混合した該洗浄溶剤と同種の溶剤を前記片面に塗着
する第2塗着手段と、を具備することを特徴とするベー
スフィルムの除塵装置によって達成される。
【0012】
【実施態様】以下、添付した図面に基づき、本発明の実
施態様について詳述する。図1は本発明の一実施態様で
あるベースフィルムの除塵装置及び方法を適用した磁気
記録媒体の製造設備の概略構成図である。図1に示した
如く、磁気記録媒体の製造設備100は、ロール状のベ
ースフィルム1を配し、前記ベースフィルム1を連続的
に供給する送り出し装置2と、ベースフィルム1の搬送
を案内する複数のガイドローラ6と、搬送中のベースフ
ィルム1にテンションを適当に付与するテンションロー
ラ3と、ベースフィルム1を除塵する除塵装置50と、
除塵により湿潤化したベースフィルム1を乾燥させる第
1乾燥部5aと、乾燥したベースフィルム1に磁性分散
液を塗布する磁性分散液塗布装置60と、塗布した磁性
分散液を乾燥させる第2乾燥部5bと、乾燥したベース
フィルム1をロール状に巻き取る巻取り装置70と、か
ら構成される。上記構成において、送り出し装置2から
供給されたベースフィルム1は、適宜配設されたテンシ
ョンロール3を介して適当なテンションを付与された状
態で、複数本のガイドローラー6間に装架され所定の方
向に搬送される。
【0013】ベースフィルム1の除塵装置50は、ベー
スフィルム1の片面に洗浄溶剤15を塗着する第1塗着
手段としてのプレコート装置4と、搬送方向において該
プレコート装置4の下流側に配設され且つ該洗浄溶剤1
5が前記ベースフィルムの表面から揮発せず残存してい
る間にベースフィルム1に付着した付着物とともに大部
分の該洗浄溶剤15を掻き落とすロッド部材7と、該搬
送方向において前記ロッド部材7の直後であって、前記
ベースフィルムの前記洗浄溶剤が塗着された面が大気空
間に晒されることのないよう配設され且つ該洗浄溶剤と
同種の溶剤、添加物の混合した該洗浄溶剤と同種の溶剤
をベースフィルム1に塗着するための第2塗着手段とし
てのスリット13から主に構成される。
【0014】該洗浄溶剤としては、メチルエチルケト
ン、酢酸ブチル、シクロヘキサン、トルエン或いはそれ
らの混合液が、更にはそれらの洗浄溶剤もしくは混合液
を主成分として種々のバインダーを添加したもので粘度
が20cp以下、好ましくは5cp以下が用いられる。
次に図2乃至図3を参照しつつ、本発明の一実施態様で
あるベースフィルムの除塵装置及び方法について詳述す
る。図2は、本発明の一実施態様である除塵装置の斜視
図であり、図3は図2に示した除塵装置の断面図であ
る。
【0015】本発明の一実施態様であるベースフィルム
1の除塵装置50の頂点部には、ガイドローラ6間で搬
送されるベースフィルム1の除塵すべき面と若干のラッ
プ角を以て接触可能なロッド部材7が配設されている。
該ロッド部材7は直径1mmφ〜50mmφの少なくともその
表面材質が超硬材料(例えば、WC−TAC)またはセ
ラミックのような硬質材で、その面長がべースフィルム
1の全巾よりも大きく設定されている。また、ロツド部
材7は該ロッド部材7の面長とほぼ同等の幅を有するブ
ロック8によって回転可能な状態に保持されつつ、一端
部に連結されたモータ9などの回転駆動手段によりべー
スフィルム1の走行方向Aとは反対方向Bに定速回転で
きる構成になっている。通常、ロッド部材7の回転速度
は10rpm〜500rpmの範囲に設定される。何故ならば、高
速回転時には液ハネが生じ、品質欠陥を起こす為であ
る。
【0016】ベースフィルム1の搬送方向におけるロッ
ド部材7の上流側には、該ベースフィルム1に洗浄溶剤
15を塗着するプレコート装置4が配設されている。図
1に示した如く、該プレコート装置4は、洗浄溶剤15
が貯蔵された洗浄溶剤用タンク11と、洗浄溶剤15を
圧送するポンプ12aと、圧送された洗浄溶剤15を濾
過するフィルタ12bと、濾過された洗浄溶剤15をベ
ースフィルム1の片面に洗浄溶剤15噴射する多段注射
針型ノズル12cとから構成される。
【0017】プレコート装置4により塗り付けられた洗
浄溶剤15は、大部分が回転するロッド部材7の上流側
で付着物16とともに掻き落とされ、掻き落とされた洗
浄溶剤15はブロック8下に配置されている液受け10
により回収された後洗浄溶剤用タンク11に戻される。
この時、少量の洗浄溶剤15はロッド部材7とべースフ
ィルム1との間に画成された隙間に突入し薄い洗浄溶剤
層19がべースフィルム面上に形成される。
【0018】さらに、ブロック8には、ロッド部材7の
下流側にべースフィルム1の走行方向Aの直交方向Cに
伸長するスリット13が設けられ、スリット13はブロ
ック8の底部に設けられたポケット部14に連通してい
る。スリット13の構造は通常0.05mm〜1mm、より好ま
しくは 0.1mm〜0.5mm 、もっとも好ましくは 0.2mm〜0.
3mm の間隔の平行な2面13a,13bで構成されてお
り、ポケット部14の断面形状はスリット13の間隔よ
り大きな直径を有する略円形である。何故ならば、スリ
ットを狭くすると圧力損失が大きくなる為、大型のポン
プが必要になり、広くするとスリット内での流速が落ち
るため均一な液膜が形成されない。ブロック8の上流部
にはロッド部材7を支持する断面形状が半円形でロッド
部材7とほぼ同等の径の溝8aが設けられており、また
ブロック8の下流部にはエッジ8bが設けられている。
【0019】すなわち、ブロック8は、洗浄溶剤用タン
ク11からポンプ18aにより圧送されて洗浄溶剤15
と同種の溶剤が、5cc/m2 〜15cc/m2 の範囲で、フィ
ルタ18b、ポケット部14及びスリット13を通し
て、ロッド部材7の下流側より空間を介さずにべースフ
ィルム1に塗布できる構造になっている。また、ロッド
部材7の下流側に配設されたガイドローラー6には、そ
の高さ方向の位置を調整可能な図示せぬ周知の高さ調整
装置が設けられており、べースフィルム1とロッド部材
7とのラップ角度或いはべースフィルム1とブロック8
の下流側エッジ8bとの隙間が適宜調整できるようにな
っている。
【0020】
【実施例】厚さ60μm、幅1000mmのポリエチレンテレフ
タレートのベースフィルムを200m/min の速度で搬送
し、図2に準じたロッド部材7により除塵した後、洗浄
溶剤と同種の溶剤(メチルエチルケトン) をロッド部材
7の下流側より塗付けた。洗浄溶剤としてはメチルエチ
ルケトンを用い、ロッド部材は超硬材で直径3mmφ、表
面粗さRmax 0.2 μmのものを100rpmでべースフィルム
の走行方向と反対方向に定速回転させた。ロッド部材7
の下流側より塗布する溶剤量を0cc/m2 〜20cc/m2
範囲でかえてロッド部材7を通過直後のべースフィルム
帯電量を測定した。その結果を図3に示す。
【0021】ロッド部材7の下流側より溶剤を5cc/m2
以上塗布することにより帯電に対して良好な結果を得
た。また、15cc/m2 以上塗布してもあまり帯電量は変化
しなかつた。従って、ロッド部材7の下流側より塗布す
る溶剤は、5cc/m2 以上であること、さらには5cc/m2
〜15cc/m2 の範囲であることが好ましい。
【0022】
【その他の実施例】上記で述べた除塵装置は本発明の一
例であり、プレコート装置により多量に塗布された洗浄
溶剤を付着物と共に掻き落とすタイプの除塵装置であれ
ば、適宜変更可能である。例えば、ロッド部材7を図5
に示す本発明の他の実施態様のように固定の曲面部材3
0に置き換えたり、図6に示す本発明のさらなる他の実
施態様のようにロッド部材7を掻き落としシャープエッ
ジ40を有するブレード41に置き換えても、同様の効
果を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の除塵装
置及び方法によれば、高い洗浄効果を維持しながらベー
スフィルムへの帯電を低減した効率的なベースフィルム
の除塵を行うことができるので、高密度及び高容量の記
録媒体を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様である除塵装置及び方法を
適用した磁気記録媒体の製造設備の概略構成図である。
【図2】本発明の一実施態様である除塵装置の斜視図で
ある。
【図3】本発明の一実施態様である除塵装置の断面図で
ある。
【図4】本発明の除塵方法を適用した実験結果である。
【図5】本発明の他の実施態様例の断面図である。
【図6】本発明のさらなる他の実施態様例の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 べースフィルム 2 送り出し装置 3 テンションローラー 4 プレコート装置 5a 第1乾燥部 5b 第2乾燥部 6 ガイドローラー 7 ロッド部材 8 ブロック 8a ブロック上流部の溝 8b ブロック下流部のエッジ 9 モータ 10 液受け 11 洗浄溶剤用タンク 12a ポンプ 12b フィルタ 12c 多段注射針型ノズル 13 スリット 14 ポケット 15 洗剤溶剤 16 付着物 18a ポンプ 18b フィルタ 19 薄い洗浄溶剤層 30 曲面部材 40 エッジ 41 ブレード 50 除塵装置 60 磁性分散液塗布装置 70 巻取り装置 100 磁気記録媒体の製造設備

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースフィルムの片面に洗浄溶剤を塗着
    した後、前記洗浄溶剤が前記ベースフィルム上に残存し
    ている間に溶剤掻き落とし手段をベースフィルムに押し
    つけることにより、前記溶剤とともに前記ベースフィル
    ムに付着した付着物を剥離させ掻き落とす磁気記録媒体
    の製造方法において、前記洗浄溶剤と同種の溶剤または
    添加物を混合した洗浄溶剤と同種の溶剤を、前記洗浄溶
    剤と前記付着物を前記ベースフィルムから掻き落とした
    後、前記ベースフィルムの前記洗浄溶剤が塗着されてい
    た側の表面を大気空間に晒すことなく、直ちに塗着させ
    るベースフィルムの除塵方法。
  2. 【請求項2】 搬送されるベースフィルムの片面に洗浄
    溶剤を塗着する第1塗着手段と、 搬送方向において前記第1塗着手段の下流側に配設さ
    れ、且つ、前記ベースフィルムに押し付けられることに
    より、前記片面に付着した付着物とともに前記洗浄溶剤
    を掻き落とす溶剤掻き落とし手段と、 該搬送方向において前記溶剤掻き落とし手段の直後に空
    間を介さずに配設され、且つ、該洗浄溶剤と同種の溶
    剤、または添加物を混合した該洗浄溶剤と同種の溶剤を
    前記片面に塗着する第2塗着手段と、を具備することを
    特徴とするベースフィルムの除塵装置。
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