JPH1135170A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像形成装置

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JPH1135170A
JPH1135170A JP9205348A JP20534897A JPH1135170A JP H1135170 A JPH1135170 A JP H1135170A JP 9205348 A JP9205348 A JP 9205348A JP 20534897 A JP20534897 A JP 20534897A JP H1135170 A JPH1135170 A JP H1135170A
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sheet
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drive shaft
tray
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Takashi Kuwata
隆 桑田
Harukazu Sekiya
治員 関谷
Yasuhiro Uchida
康浩 内田
Makoto Izumi
誠 泉
Minoru Kawanishi
稔 川西
Yuzo Isoda
雄三 磯田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置筐体から引き出されるシート積載手段に
備えられている駆動軸と装置筐体との位置決めを正確に
行なうと共に駆動軸に不要な負荷を与えることがないシ
ート給送装置と、シート規制板の取り付け作業性を向上
することの可能なシート給送装置、及びこれらのシート
給送装置を備える画像形成装置を提供する。 【解決手段】 ガイド手段によりフレーム16(装置筐
体)から引き出し可能とされた収納庫15は、巻取軸3
0(駆動軸)の他方の端部側を支持する軸受31(軸受
部)と、この軸受31を揺動中心として駆動軸30の一
方の端部側を揺動可能に支持する長穴15a(支持部)
とを備え、フレーム16は、収納庫15がフレーム16
に収納された状態で巻取軸30の一方の端部を嵌合して
位置決めする軸受40(軸受部)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿や記録紙等の
シートを供給するシート給送装置、及び該シート給送装
置から送り出されたシートに画像を形成する画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における、複写機等の画像形成
装置に装備されるシート給送装置100に関して図9を
参照して説明する。
【0003】図9においてシート給送装置の上面には公
知のレーザービームプリンタ等の画像形成装置が搭載さ
れており、シート給送装置100は、不図示の画像形成
装置に対してシートSを送り込むものである。
【0004】シート給送装置は、シートSを積載して昇
降可能なトレイ101と、該トレイを内蔵しシートSを
トレイ101上に積載するために引き出し可能な収納庫
102と、収納庫102を支え該収納庫の出し入れのた
めのガイド103と、トレイ101上のシートSを給送
する給送手段(ピックアップローラ、リタードローラ対
等であり、この図においては図示されない)及び画像形
成装置にシートSを送り込む搬送部を装備したフレーム
Fと、を備えている。
【0005】また、収納庫102の内側には、シートS
を積載するトレイ101が四隅近辺に固定されたワイヤ
ー104a,104b,104c,104d(以下ワイ
ヤー104)によって収納庫102内に吊り下げられて
おり、各ワイヤーの他端は収納庫に固定されたプーリー
軸105(複数)に回転自在に係合しているプーリー1
06(複数)を経由して収納庫102の前後(引き出し
方向の手前側と奥側)に設けられた巻取ウインチ107
a,107b(以下巻取ウインチ107)に夫々連結し
ている。
【0006】巻取ウインチ107は、収納庫102に回
転自在に固定された一本の巻取軸108に固定されてお
り、収納庫102がフレームFに装着された状態では、
巻取軸108に設けられた歯車109がフレームFに設
けられた歯車110に接続し、フレームFに設けられて
いる不図示のモーターを駆動することで巻取ウインチ1
07を回転させ、該巻取ウインチ107の胴体に各ワイ
ヤー104を巻き付けてトレイ101の上昇を行う。
【0007】また、収納庫102をフレームFから引き
出すことで収納庫102に取り付けられた巻取軸108
の歯車109とフレームFに設けられた歯車110との
接続が解除される。そして、トレイ101は自重および
シートSの重さによって下降する。
【0008】フレームFには、上昇してきたシートSの
上面を検知する検知手段が設けられており、上昇してき
たシートSの上面を検知すると巻取ウインチを駆動する
モータを止める。
【0009】また、フレームFに設置された給送手段に
よってトレイ101上のシートSが順次送り出されて、
最上位のシートの位置が低くなると検知手段がシートS
の上面を検知するまでトレイ101を上昇させる。
【0010】各ワイヤーが経由するプーリー106は、
トレイ101とワイヤー104の固定点の垂直線上にプ
ーリー106とワイヤー104の接点がくるように設置
されており、トレイは収納庫に接触しないようにワイヤ
ー104によって吊り下げられている。
【0011】あるいは、巻取ウインチ107の軸方向に
ワイヤー104が巻き取られ、ワイヤー104が巻取ウ
インチ107の軸方向に移動してもワイヤー104にス
トレスが加わらないように、プーリー106はプーリー
軸105の軸方向に移動可能に取り付けられている。
【0012】また、シートSの搬送方向に対して、直角
方向のシート位置基準となるシート基準板111は、ト
レイ101の昇降の邪魔にならないように、トレイ10
1にあけられた穴を通って収納庫102に取り付けられ
ている。
【0013】シート規制板112も、シート基準板11
と同様にトレイ101の昇降の邪魔にならないようにト
レイ101にあけられた穴を通って、収納庫102に取
り付けられている。従って、トレイ101に積載された
シートSはトレイ101の昇降に係わりなく、シート規
制板111とシート基準板112により位置決めされて
いる。
【0014】尚、この従来技術においては巻取軸108
は収納庫102の前板102aと後板102bに固定さ
れた軸受(不図示)により収納庫102に対して固定さ
れている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このような構成におい
て、収納庫102をフレームFに収納した場合の位置決
めは、ガイド103により後方に移動する収納庫102
と共に巻取軸108の先端部がフレームFの後板Faに
設けられている軸受113に挿入されることで行なわれ
る。
【0016】このため、装置自体の組み立て精度やガイ
ド103のガタ及び経年変化等により巻取軸108の位
置と軸受113の位置に偏差が生じてしまうことがあ
る。
【0017】左右方向の偏差に関してはガイド103の
水平方向の移動により吸収することができるが、上下
(高さ)方向の偏差は、収納庫102自体が傾斜した
り、あるいは巻取軸108が撓み変形している状態とな
る場合がある。
【0018】このような状態では、巻取軸108は曲げ
モーメントが負荷されたり、また変形してしまうため、
巻取軸108が回転しにくい状態となる。従って巻取軸
108を回転させるために大きな駆動力を必要とした
り、軸受に与える偏荷重により装置寿命を短くするとい
った問題が生じてしまう。
【0019】この状態を回避するため、フレームFに設
けられた軸受113を上下方向に延びた長穴にしている
場合(図9)がある。この場合には上下方向の位置決め
が不十分であるため、上下方向で巻取軸108の歯車1
09とフレームF側に設けられた歯車110との噛み合
い精度が低下する。このことが原因で駆動ユニットの負
荷が増えたり、歯車の破損が生じる場合がある。
【0020】また、シート規制板111とシート基準板
112に関しては、異なるサイズのシートをトレイ10
1上に載置させる場合には、シートの大きさに合わせ
て、取り付け位置をオペレータにより変更する必要があ
る。
【0021】しかしながら、これらのシート規制板11
1とシート基準板112は板金部品または薄いシート状
のプラスチック成形品であるために、撓みや曲がりが発
生し易く、該板に設けられた差し込み部を収納庫102
側のスリットに挿入させる操作をスムーズに行なうこと
が困難となったり、また、シートのサイズが大きくなり
スリットの位置が離れた場合には挿入し易い別のスリッ
トに挿入してしまう等の誤操作を誘発する恐れもあっ
た。
【0022】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、フレー
ム(装置筐体)から引き出される収納庫(シート積載手
段)に備えられている巻取軸(駆動軸)とフレームとの
位置決めを正確に行なうと共に巻取軸に不要な負荷を与
えることがないシート給送装置と、シート規制板の取り
付け作業性を向上することの可能なシート給送装置、及
びこれらのシート給送装置を備える画像形成装置を提供
することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、ガイド手段により装置筐体から引
き出すことが可能であり、シートの積載量に応じて移動
するトレイと、このトレイを移動させるための駆動力を
伝達する引き出し方向に略平行な駆動軸を有するシート
積載手段を備え、前記シート積載手段の装置筐体からの
引き出し動作に連動して、前記駆動軸の一方の端部側の
駆動力伝達部材と前記装置筐体の駆動力伝達部材の接続
・解除が行なわれるシート給送装置において、前記シー
ト積載手段は、駆動軸の他方の端部側を支持する軸受部
と、この軸受部を揺動中心として前記駆動軸の一方の端
部側を揺動可能に支持する支持部とを備え、前記装置筐
体に、前記シート積載手段が装置筐体に収納された状態
で前記駆動軸の一方の端部が嵌合して位置決めする軸受
部を備えることを特徴とする。
【0024】前記駆動軸のシート積載手段の支持部の位
置に、軸受を備えることも良い。
【0025】前記シート積載手段の支持部は、前記駆動
軸の一方の端部側を上下方向に揺動可能に支持する長穴
であることを特徴とする。
【0026】前記トレイは、シート積載手段にワイヤに
より吊り下げられ、前記駆動軸は、前記ワイヤを巻取り
・巻き戻すことにより前記トレイを昇降可能とし、前記
トレイに積載されているシートを給送するシート給送手
段を備えることを特徴とする。
【0027】また、積載されるシートの位置を規制する
シート規制板を、シート積載手段に着脱可能に取り付け
るシート給送装置において、前記シート規制板またはシ
ート積載手段の一方に備えられ、先端から根元に向かっ
て拡がるガイド部を備えた差し込み部と、前記シート規
制板またはシート積載手段の他方に備えられ、両端部に
前記差し込み部の厚みとほぼ同じ開口幅の挟持部と、中
央部に前記差し込み部の厚みよりも大きい開口幅の拡幅
部と、この拡幅部と前記挟持部とを斜めに接続するガイ
ド幅部とを備えたスリットと、を備え、前記差し込み部
のガイド部と前記スリットのガイド幅部の大きさ及び相
対位置関係を、前記差し込み部とスリットがズレて差し
込まれる際に互いに当接するように設定したことを特徴
とする。
【0028】画像形成装置においては、上記記載のシー
ト給送装置と、該シート給送装置から送り出されたシー
トに画像を形成する画像形成手段と、を有することを特
徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)以下に本発明に係るシート給送装置の
一実施の形態について図面を参照して説明する。尚、本
実施の形態はシート給送装置をオプションとして装備し
た画像形成装置としてのレーザービームプリンタを用い
て説明するものとする。
【0030】図1はシート給送装置13の収納庫15と
装置筐体としてのフレーム16の構成を示す斜視図であ
り、図1(a)は収納庫15を引き出した状態、図1
(b)は収納庫15を収納した状態である。
【0031】図2は図1のAA断面図、図3は図1のB
B断面図、図8はレーザービームプリンタ1及びシート
給送装置13の全体構成を示す断面図である。
【0032】先ず、図8を参照してレーザービームプリ
ンタ及びシート給送装置の概略構成について説明する。
1は画像形成装置としてのレーザービームプリンタ(以
下LBPと略称する)であり、以下の構成を備えてい
る。
【0033】2はシートSを積載収納したカセットであ
り、装置下部に上下2段に装置手前側に着脱可能に装備
されている。3はピックアップローラでありカセット2
に積載されたシートSを最上位側より送り出す。4はリ
タードローラ対であり、送り出されたシートSを1枚ず
つ分離搬送する。
【0034】5は送りローラ対であり、分離されたシー
トSを搬送する。6はレジストローラ対であり、シート
Sの先端をニップ部に突き当てて斜行を補正した後、所
定のタイミングでシートSを画像形成部に搬送する。
【0035】7は画像形成に関する公知のプロセス手段
を内蔵したプロセスカートリッジであり、装置本体より
着脱可能に装備されている。上記プロセスカートリッジ
7内には感光体ドラム7a、帯電器7b、現像器7c、
クリーニング器7d等が内蔵されており、上記感光体ド
ラム7aに対してレーザ露光装置8より画像情報に応じ
てレーザー光が照射されて書き込みが行われる。
【0036】また上記感光体ドラム7aには転写ローラ
9が押圧しており、該感光体ドラム7aと転写ローラ9
間を通過する際にシートSに現像画像(トナー像)が転
写される。
【0037】10は定着装置であり、画像転写後のシー
トSに対して熱及び圧力を印加することで転写画像の定
着を行う。画像転写後のシートSは反転パスを搬送され
て、排出ローラ対11により装置上面に形成された排出
トレイ12に画像面を下側にして(フェースダウン)排
出される。
【0038】次にシート供給装置について説明すると、
シート供給装置13は上記のLBP1の架台を兼用して
おり、LBP1の下部に配置されている。シート供給装
置13は、カセット2では収納できない比較的大サイズ
のシートSを積載収納可能としており、該シートSをL
BP1に対して大量に供給することができる。
【0039】14はシートSを積載して昇降可能なトレ
イであり、シートSをトレイ14に積載するために引き
出し可能なシート積載手段としての収納庫15内に装備
されている。
【0040】収納庫15は、収納庫15の左右に設けら
れ後方に車輪を設けた収納庫レール15bと、フレーム
16内の左右に設けられ手前に車輪を設けたガイド17
により支持され、夫々の車輪が回転することで該ガイド
17に沿って装置手前側に引き出し可能に構成されてい
る。
【0041】フレーム16には、トレイ14上のシート
Sを最上側より送り出すピックアップローラ18、送り
出されたシートSを一枚ずつ分離搬送するリタードロー
ラ対19、分離されたシートSをLBP1に送り込む搬
送部20を備えている。
【0042】また、図8においてトレイ14は、懸下手
段としてのワイヤ21a,21b,21c,21dが四
隅近辺に固定され、収納庫15内に吊り下げられてい
る。
【0043】上記各ワイヤの他端は収納庫15に固定さ
れたプーリー軸22a,22b,22c,22dに回転
自在に係合しているプーリー23a,23b,23c,
23dを経由して前後に設けられた巻取ウインチ24に
夫々連結している。
【0044】上記プーリー23a,23b,23c,2
3dはプーリー軸22a,22b,22c,22dに対
して夫々回転自在に取り付けられているが、軸方向に移
動することはできない。
【0045】巻取ウインチ24は、駆動力伝達部材とし
ての歯車27(図1参照)が取り付けられている駆動軸
としての巻取軸30に固定されており、収納庫15がフ
レーム16に装着された状態では、該フレーム16に設
けられた駆動力伝達部材としての駆動ギア41に接続
し、モータMを駆動することで巻取ウインチ24を回転
させ、該巻取ウインチ24の胴体に各ワイヤを巻き付け
てトレイ14の上昇を行う。
【0046】また、上記収納庫15をフレーム16から
引き出すことで巻取ウインチ24の歯車27とフレーム
16に固定された駆動ギア41との接続が切れ、トレイ
14は、トレイ14自体及びシートSの重さによって下
降する。
【0047】ここで、本実施形態に係る収納庫15のフ
レーム16に対する引き出し/収納動作について詳細に
説明する。
【0048】まず、構成について説明する。巻取ウイン
チ24、歯車27が固定されている巻取軸30は、図中
の手前側の端部において軸受31(軸受部)に挿嵌され
ている。尚、軸受31は収納庫の前側板に取り付けられ
ている。
【0049】巻取軸30の他端側(図において後ろ側)
は収納庫15の支持部としての上下方向に延びる長穴1
5aに挿入されている。巻取軸30は、手前側の軸受3
1を支点として長穴15aの領域で揺動可能な構成をと
る。
【0050】収納庫15は、車輪15cを備えた収納庫
レール15bとフレーム16に設けられ車輪17aを備
えたガイド17により左右を支持され、夫々の車輪15
c,17aが回転することでガイド17に沿って装置手
前側に引き出し可能に構成され、また、収納庫レール1
5bの幅はガイド17の幅より小さくクリアランスを持
って構成されているため、そのクリアランスの範囲内で
水平方向に移動可能としている。
【0051】次に、図1〜3に基づいて収納庫15をフ
レーム16に挿入する動作を詳細に説明する。図2及び
図3は、(a)→(b)→(c)の順に収納庫15を引
き出した状態から収納した状態へと変化する状態を説明
している。
【0052】収納庫15を引き出した状態では、巻取軸
30の歯車27側は上下方向に関しては、長穴15aの
下端にあり、挿入方向と直角方向(水平方向)について
は長穴15aの短軸方向のクリアランスの範囲の任意位
置にある。
【0053】図1の矢印A1方向に収納庫15を挿入し
始め、巻取軸30の先端(流線型状や鋭角となってい
る)が、フレーム16に設けられた軸受40(軸受部)
に入り始めた状態(図2(b)図3(b))において
は、上下方向では巻取軸ギア側の先端が軸受40に挿入
されることで巻取軸30に取り付けられた軸受部31を
回転中心に歯車27側の端部が上方向にわずかに揺動し
ながらフレーム16に設けられた軸受40に挿入されて
いく。
【0054】左右方向は巻取軸30の端部が軸受40に
挿入されると共に、収納庫15がフレーム16に設けら
れた軸受40にならいながら移動していく。このとき、
収納庫レール15bとフレームのガイド17のクリアラ
ンスは巻取軸30の歯車27側の先端のテーパでフレー
ム16に固定された軸受40に案内されて挿入可能な範
囲で構成されている。
【0055】可能な限りクリアランスは小さくし、巻取
軸先端のテーパの角度をゆるやかにし、先端は球形状に
することが望ましい。
【0056】収納庫15が完全にフレーム16に装着さ
れた状態(図2(c)図3(c))での巻取軸30は、
上下方向は収納庫15に設けられた軸受31とフレーム
16に設けられた軸受40に支えられた状態となる。
【0057】このときフレーム16に設けられた軸受4
0と駆動ギア41の位置関係は正確に位置決めされてい
るので、巻取軸30に固定された歯車27とフレーム1
6に設けられた駆動ギア41とは正確な噛み合い状態で
接続されている。
【0058】左右方向は、巻取軸30がフレーム16に
設けられた軸受40に挿入されることにより、収納庫1
5の位置もこれらの関係により決定される。
【0059】このような構成により、収納庫15の歯車
27と駆動ギア41が確実に接続されるとともに、巻取
軸30を収納庫16の挿入方向と直角方向の位置決め手
段としても使用することができるため、他に位置決め手
段を追加する必要が無い。
【0060】また、歯車の噛み合いが大きくなりすぎる
場合に生じる歯飛び現象や、小さすぎる場合に起こる破
損、負荷トルクの増大といった問題を解決できる。ま
た、巻取軸30自体に無理な力が掛からないため、負荷
トルクも安定し軸受31,40の偏摩耗なども無くな
る。
【0061】上記フレーム16には、上昇してきたトレ
イ14の上面(紙面)を検知する図示しない検知手段が
設けられており、上昇してきたトレイ14の上面(紙
面)を検知すると巻取ウインチ24を回転させているモ
ータMの駆動を停止させる。
【0062】また、上記フレームに設置されたピックア
ップローラ18、リタードローラ19によってトレイ1
4上のシートSが送り出されて、紙面が低くなると検知
手段が紙面を検知するまで再度モータMを駆動させてト
レイ14を上昇させる。
【0063】(実施の形態2)図1において、収納庫1
5のシートSの搬送方向に対して直角方向のシート位置
基準となるシート規制板としてのシート基準板25が設
けられている。このシート基準板25は、トレイ14の
昇降の邪魔にならないように、該トレイ14にあけられ
た穴を通って収納庫15に取り付けられている。
【0064】また上記収納庫15のシート基準板25に
対向する側には、シートSのシート基準板25と反対側
の端部を押圧してシート基準板25に寄せるためのシー
ト寄せ板26(シート規制板)が設けられている。
【0065】このシート寄せ板26も、シート基準板2
5と同様にトレイ14の昇降の邪魔にならないように該
トレイ14にあけられた穴を通って、収納庫15に取り
付けられている。
【0066】従って、トレイ14に積載されたシートS
は、トレイ14の昇降に係りなく、シート寄せ板26と
シート基準板25により位置決めされる。
【0067】ここで図1のD1部を拡大した図4に基づ
き第2の実施の形態に係るシート基準板25の収納庫1
6に対する固定方法について詳細に説明する。
【0068】図4はシート基準板25を収納庫15に装
着する前の状態でシート基準板25を収納庫15に対し
て上方向に持ち上げている状態である。シート基準板2
5には、先端にガイド部としてのC面形状部C1を備え
た垂直方向に延びる差込み部25aが設けられている。
【0069】収納庫15の前側板の上端面の位置決め部
Pには、中央部に差込み部25aの板厚の1.5倍より
大きい拡幅部H1、両端部は該板厚とほぼ同じか若干幅
の広い挟持部H2が設けられ、拡幅部H1と挟持部H2
の間は斜めに接続したガイド幅部H3を備えたスリット
Hが備えられている。
【0070】ここで各部分の寸法の関係を示す。シート
基準板25の差込み部25aの根元の幅をL1、先端の
幅をL2、板厚をT、収納庫15のスリットHの挟持部
H2の幅をt1、拡幅部H1の幅をt2、左右の挟持部
H2間の長さをl1、スリットHの幅が拡大し始めるガ
イド幅部H3の区間を12と定義する。
【0071】ここでそれぞれの寸法の関係は、t1≧
T、L1≧L2、t2≧t1、l1≧L1、L2≧l
2、の関係となっている。
【0072】次に差込み動作について説明する。図4の
状態からオペレータがシート基準板25を下方向に降ろ
すと、まずシート基準板25の差込み部25aの先端部
(L2部)が収納庫15のスリットHの拡幅部H1の幅
の部分に挿入される。
【0073】この状態ではシート基準板25の板厚Tに
対してスリットHの拡幅部H1の幅t2は十分に広いた
め容易に挿入できる。そのままシート基準板25を押し
下げる(または手を離して落下させる)と、スリットH
と差込み部25aの位置関係に多少のズレが生じていて
も、差込み部25aの先端のC面形状部C1がスリット
Hのガイド幅部H3にガイドされて位置ズレを補正しな
がら、差込み部25aがスリットHに装着される。
【0074】このような手段によりシート基準板25の
収納庫15へのセットは非常に容易となり、セット途中
で引っかかったりするような不具合は解消され、シート
基準板25の取り付け作業性が向上する。
【0075】また、この構成はシート基準板25に限定
されるものではなく、シート寄せ板26や図示しない後
端規制板にも適用できる。
【0076】本実施の形態では、シート基準板25側に
差込み部25a、収納庫15側にスリットHを設けた
が、逆に収納庫15側に差込み部、シート基準板25a
側にスリットを設けても良く、同様の効果が得られる。
【0077】(実施の形態3)図5,6に本発明の第3
の実施の形態を示す。図5は、本発明の第3の実施の形
態で有る収納庫15とフレーム16の関係を説明する斜
視図であり、図6は図5のCC断面図で収納庫15をフ
レーム16に押し込む際の状態を説明する断面構成図で
ある。尚、前述した実施の形態と同様の機能を有する部
材には、同一符号を付しその説明は省略する。
【0078】図5に示すように、本実施の形態に係るシ
ート給送装置の収納庫15とフレーム16は、前述した
第1の実施形態の構成と略同等の構成であり、該構成に
おいて巻取軸30の歯車27側の収納庫15に対する支
持部の穴が、長穴から巻取軸30の直径より大きい丸穴
15eに変更されている。
【0079】この構成によれば、上下方向に関しては第
1の実施の形態と同様な動作を示す。挿入方向と直角方
向(水平方向)に関しては、巻取軸ギア27側先端がフ
レーム16に設けてある軸受40に挿入された状態であ
っても、巻取軸30は収納庫15内で丸穴15eと巻取
軸30のクリアランスにより移動可能なため、巻取軸3
0が収納庫15内で移動可能な範囲内では収納庫15は
フレーム16に対してガイドされない。
【0080】クリアランス以上に収納庫15がフレーム
16に関して傾いている場合のみその分の補正するよう
にガイドされて移動する。この構成によれば巻取軸30
がフレームの軸受40にガイドされて収納庫15を移動
させる量が小さいため、巻取軸30にかかるストレスが
少なくできるため、特に大容量のシートSを収納可能な
収納庫などの重量の大きい収納庫の引き出し動作を、比
較的小さい直径の巻取軸を使用することができる。ま
た、収納庫の出し入れに要するオペレータの力も第1の
実施の形態と比較して小さくて済む。
【0081】(実施の形態4)図7に本発明の第4の実
施の形態を示す。図7(a)は、本発明の第4の実施の
形態である収納庫15とフレーム16の関係を説明する
斜視図であり、図7(b)は、図7(a)のDD断面図
である。尚、前述した実施の形態と同様の機能を有する
部材には、同一符号を付しその説明は省略する。
【0082】図7に示すように、本実施形態に係るシー
ト給送装置の収納庫15のフレーム16に対する位置決
め手段は、前述した第1及び第3の実施の形態の構成と
略同等の構成である。第4の実施の形態においては、収
納庫15の奥行き方向の寸法が小さく、フレームの軸受
40と中央部の巻取ウインチ24の距離が他の実施の形
態と比較して大きくなっている。
【0083】該構成において巻取軸30の、ギア側の収
納庫に対する支持部の丸穴15fの位置で巻取軸に軸受
42が設けられ、収納庫15は軸受42をクリアランス
を持って保持可能で軸受42の直径より大きい内径の丸
穴15fを備えている。収納庫15の引き出し動作は実
施の形態2と同じである。
【0084】この構成によれば、シートSを持ち上げる
ために巻取軸30に非常に大きいトルクがかかり、巻取
ウインチ24にワイヤからテンションが掛かって巻取軸
30が変形しやすい構成や、巻取ウインチ24とフレー
ムの軸受40までの距離が大きい場合において、巻取軸
30が多少変形した状態であっても、軸受42が収納庫
15の丸穴部15fの内面に当接して支えることが可能
となり、巻取軸30の過度の変形が押さえられ、モータ
負荷の安定化が実現できる。
【0085】
【発明の効果】本発明によると、シート積載手段を装置
筐体に挿入した状態において、シート積載手段の駆動軸
の駆動力伝達部材と、装置筐体の駆動力伝達部材の接続
が確実に行なわれることになり、駆動軸の負荷トルクの
増加や駆動力伝達部材の破損が防止される。また、駆動
軸自体に無理な力がかからないため、負荷トルクも安定
し軸受の偏摩耗なども防止することができる。
【0086】また、シート規制板のシート給送装置への
取り付けや位置変更を行なう際の作業性を向上すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態に係るシート
給送装置の構成を説明する斜視図。
【図2】図2は図1のAA断面図。
【図3】図3は図1のBB断面図。
【図4】図4は本発明の第2の実施の形態に係るシート
基準板の取り付け方法を説明する図。
【図5】図5は本発明の第3の実施の形態に係るシート
給送装置の構成を説明する斜視図。
【図6】図6は図5のCC断面図。
【図7】図7(a)は本発明の第4の実施の形態に係る
シート給送装置の構成を説明する斜視図であり、図7
(b)は図7(a)のDD断面図。
【図8】図8は画像形成装置及びシート給送装置の断面
構成説明図。
【図9】図9は従来のシート給送装置のシート積載手段
の斜視図。
【符号の説明】
1 レーザープリンタ(画像形成装置) 2 カセット 3 ピックアップローラ 4 リタードローラ対 5 ローラ対 6 レジストローラ対 7 プロセスカートリッジ 8 レーザー露光装置 9 転写ローラ 10 定着装置 11 排出ローラ対 12 排出トレイ 13 シート給送装置 14 トレイ 15 収納庫(シート積載手段) 16 フレーム(装置筐体) 17 ガイド 17a 車輪 18 ピックアップローラ 19 リタードローラ対 20 搬送部 21a,21b,21c,21d ワイヤ 22a,22b,22c,22d プーリー軸 23a,23b,23c,23d プーリー 24 巻取ウィンチ 25 シート基準板(シート規制板) 25a 差込み部 26 シート寄せ板(シート規制板) 27 歯車(駆動力伝達部材) 30 巻取軸(駆動軸) 31 軸受(軸受部) 40 軸受(軸受部) 41 駆動ギア(駆動力伝達部材) C1 C面形状部(ガイド部) H スリット H1 拡幅部 H2 挟持部 H3 ガイド幅部 M モータ P 位置決め部 S シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉 誠 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 川西 稔 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 磯田 雄三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイド手段により装置筐体から引き出す
    ことが可能であり、シートの積載量に応じて移動するト
    レイと、このトレイを移動させるための駆動力を伝達す
    る引き出し方向に略平行な駆動軸を有するシート積載手
    段を備え、 前記シート積載手段の装置筐体からの引き出し動作に連
    動して、前記駆動軸の一方の端部側の駆動力伝達部材と
    前記装置筐体の駆動力伝達部材の接続・解除が行なわれ
    るシート給送装置において、 前記シート積載手段は、駆動軸の他方の端部側を支持す
    る軸受部と、この軸受部を揺動中心として前記駆動軸の
    一方の端部側を揺動可能に支持する支持部とを備え、 前記装置筐体に、前記シート積載手段が装置筐体に収納
    された状態で前記駆動軸の一方の端部が嵌合して位置決
    めする軸受部を備えることを特徴とするシート給送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記シート積載手段の支持部は、前記駆
    動軸の一方の端部側を上下方向に揺動可能に支持する長
    穴であることを特徴とする請求項1に記載のシート給送
    装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動軸のシート積載手段の支持部の
    位置に、軸受を備えることを特徴とする請求項1または
    2のいずれかに記載のシート給送装置。
  4. 【請求項4】 前記トレイは、シート積載手段にワイヤ
    により吊り下げられ、 前記駆動軸は、前記ワイヤを巻取り・巻き戻すことによ
    り前記トレイを昇降可能とし、 前記トレイに積載されているシートを給送するシート給
    送手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1項に記載のシート給送装置。
  5. 【請求項5】 積載されるシートの位置を規制するシー
    ト規制板を、シート積載手段に着脱可能に取り付けるシ
    ート給送装置において、 前記シート規制板またはシート積載手段の一方に備えら
    れ、先端から根元に向かって拡がるガイド部を備えた差
    し込み部と、 前記シート規制板またはシート積載手段の他方に備えら
    れ、両端部に前記差し込み部の厚みとほぼ同じ開口幅の
    挟持部と、中央部に前記差し込み部の厚みよりも大きい
    開口幅の拡幅部と、この拡幅部と前記挟持部とを斜めに
    接続するガイド幅部とを備えたスリットと、を備え、 前記差し込み部のガイド部と前記スリットのガイド幅部
    の大きさ及び相対位置関係を、前記差し込み部とスリッ
    トがズレて差し込まれる際に互いに当接するように設定
    したことを特徴とするシート給送装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    シート給送装置と、該シート給送装置から送り出された
    シートに画像を形成する画像形成手段と、を有すること
    を特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103803317A (zh) * 2012-11-05 2014-05-21 佳能株式会社 片材给送装置和成像设备
JP2014184999A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Canon Inc シート給送装置及び画像形成装置
CN106395440A (zh) * 2015-07-29 2017-02-15 佳能精技股份有限公司 进给装置以及包括进给装置的成像***

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