JPH11351444A - ガス制御弁の漏れ検査方法及びその装置 - Google Patents

ガス制御弁の漏れ検査方法及びその装置

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JPH11351444A
JPH11351444A JP16247398A JP16247398A JPH11351444A JP H11351444 A JPH11351444 A JP H11351444A JP 16247398 A JP16247398 A JP 16247398A JP 16247398 A JP16247398 A JP 16247398A JP H11351444 A JPH11351444 A JP H11351444A
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control valve
gas control
gas
flow path
leak
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JP16247398A
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Shuji Morio
周次 守尾
Koichi Iwase
宏一 岩瀬
Toshiyuki Sato
敏幸 佐藤
Masao Morohoshi
征夫 諸星
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間でガス制御弁の正確な漏れ検査を行
う。 【解決手段】 第1のガス制御弁21から第4のガス制
御弁24を1つずつ順次開けて流量計26によりガスの
流れを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガス制御弁の漏
れ検査方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃焼装置等においては、CO削減、省
エネが叫ばれる現在、安全点火の大前提として、燃焼開
始前に燃焼室等に残留するガスを追い払うプレパージが
行われる。このプレパージは、バーナ発停と同回数であ
り、還流ボイラにおいては20回/hにも至る。燃焼室
に冷たい外気が導入されるため、これによる熱効率低下
は2%にも達するといわれ、プレパージの間に蒸気圧低
下、蒸気乾き度の低下をもたらすことになる。
【0003】そこで、近年では、このプレパージ動作の
見直しをする傾向にあり、ガス供給源と燃焼室との間に
介装されたガス制御弁の漏れが限界内であればプレパー
ジなしで燃焼をスタートさせる動きがある。このような
背景の下で、いかに早く、正確にガス制御弁の漏れを検
査するかということが重要な問題となってくる。特開平
2−180392号公報には、ガス圧力を用いたガス制
御弁の漏れ検査方法が開示されている。
【0004】図7は、かかる従来のガス制御弁の漏れ検
査装置を示す図であり、図7において、1は第1のガス
制御弁、2は第2のガス制御弁、3はガス管路、4は所
定のガス圧になったときにオンする圧力検知スイッチ、
5はコントローラである。
【0005】次に動作について説明する。まず、圧力検
知スイッチ4がオンする設定圧力をガス入口圧力P1の
1/2の圧力に設定しておき、第1のガス制御弁1、第
2のガス制御弁2が閉じている状態で、第2のガス制御
弁2を短時間だけ開ける。このとき、圧力検知スイッチ
4が一定時間内にオンしなければ第1のガス制御弁1に
漏れはないと判定される。
【0006】次に第1のガス制御弁1を短時間だけ開け
る。このとき、圧力検知スイッチ4がオフしなければ第
2のガス制御弁2に漏れはないと判定される。そして、
第1のガス制御弁1、第2のガス制御弁2ともに漏れが
なければ通常の燃焼運転に入り、いずれかに漏れがあれ
ば燃焼運転を停止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス制御弁の漏
れ検査装置は以上のように構成されているので、ガス制
御弁の漏れによってガス圧が低下するまでには時間がか
かり、確認できるまでに1〜2分を要する。蒸気ボイラ
等では、燃焼ガス配管系統にこの漏れ検査装置を用いた
とき、この検査時間中に蒸気圧が低下して無駄な熱量が
発生する。
【0008】また、圧力という代替特性でガス制御弁の
漏れをチェックしているので、供給圧力が場所、時間等
により変動し、正確な確認もできない。特開平2−18
0392号公報では、チェック時間の短縮に関する提案
がなされているものの、圧力を用いた検査方法には限界
がある。従来のガス制御弁の漏れ検査装置では、このよ
うな解決しなければならない課題があった。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、短時間に正確な漏れ検査を行うこ
とが可能なガス制御弁の漏れ検査方法及びその装置を得
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るガス制御
弁の漏れ検査方法は、ガス供給側から下流側に向かって
流れるガスの流れを止めるように各ガス制御弁を制御
し、各ガス制御弁によって囲まれた流路中におけるガス
の流れを検出することによって各ガス制御弁の漏れを検
査するようにしたものである。
【0011】この発明に係るガス制御弁の漏れ検査装置
は、ガス供給側の主流路から分岐した第1の分岐流路及
び第2の分岐流路と、該第1の分岐流路に介装された第
1のガス制御弁及びその下流側の第2のガス制御弁と、
前記第2の分岐流路に介装された第3のガス制御弁及び
その下流側の第4のガス制御弁とを備えたシステムの前
記各ガス制御弁の漏れを検査するガス制御弁の漏れ検査
装置において、前記第1のガス制御弁と第2のガス制御
弁の間と第3のガス制御弁と第4のガス制御弁の間とを
接続する連通管と、該連通管に介装されてガスの流れを
検出する流れ検出手段と、前記第1のガス制御弁乃至第
4のガス制御弁のうち、いずれか1つのガス制御弁だけ
を順次開けるように制御する弁制御手段と、前記第4の
ガス制御弁を開けたときに、流れ検査手段によってガス
の流れが検出されたときは、第1のガス制御弁に漏れが
あると判定し、第3のガス制御弁を開けたときに流れ検
査手段によってガスの流れが検出されたときは、第2の
ガス制御弁に漏れがあると判定し、第2のガス制御弁を
開けたときに流れ検査手段によってガスの流れが検出さ
れたときは、第3のガス制御弁に漏れがあると判定し、
第1のガス制御弁を開けたときに流れ検査手段によって
ガスの流れが検出されたときは、第4のガス制御弁に漏
れがあると判定する判定手段とを備えたものである。
【0012】この発明に係るガス制御弁の漏れ検査装置
は、ガス供給側の主流路に介装された第1のガス制御弁
及びその下流側の第2のガス制御弁と、前記第1のガス
制御弁の上流側から分岐して第1のガス制御弁と第2の
ガス制御弁との間に接続された分岐流路と、該分岐流路
に介装された第3のガス制御弁とを備えたシステムの前
記各ガス制御弁の漏れを検査するガス制御弁の漏れ検査
装置において、前記第3のガス制御弁より下流側の分岐
流路に介装されてガスの流量を検出する流れ検出手段
と、最初に第3のガス制御弁だけを開けてから第3のガ
ス制御弁を閉じ、第2のガス制御弁を開けて第1のガス
制御弁の上流側、下流側に圧力差を設けてから第2のガ
ス制御弁を閉じ、再び第3のガス制御弁だけを開けるよ
うに制御する弁制御手段と、最初に第3のガス制御弁を
開けたときに流れ検出手段によりガスの流れが検出され
たときは第2のガス制御弁に漏れがあると判定し、第3
のガス制御弁を再び開けたときに、ガスの流量減衰量
が、第1のガス制御弁に漏れがないときの流量減衰量よ
りも大きいときは第1のガス制御弁に漏れがあると判定
する判定手段とを備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係るガ
ス制御弁の漏れ検査装置の構成を示す図であり、図1に
おいて、10は主流路、11は主流路10から分岐して
メインバーナ(図示せず)へとガスを送り込むための分
岐流路(第1の分岐流路)、12は主流路10から分岐
してパイロットバーナ(図示せず)へとガスを送り込む
ための分岐流路(第2の分岐流路)である。
【0014】また、21は分岐流路11に介装された第
1のガス制御弁、22は第1のガス制御弁21より分岐
流路11の下流側に介装された第2のガス制御弁、23
は分岐流路12に介装された第3のガス制御弁、24は
第3のガス制御弁23より分岐流路12の下流側に介装
された第4のガス制御弁であり、各分岐流路11,12
にガス制御弁をそれぞれ2つずつ設け、ガスを2重遮断
して安全性を確保するようになっている。このようなガ
ス制御弁のシステムにおいて、25は各ガス制御弁21
〜24の漏れを検査するために第1のガス制御弁21と
第2のガス制御弁22の間と第3のガス制御弁23と第
4のガス制御弁24の間とを接続する連通管、26は両
方向でガスの流れを検出する流量計(流れ検出手段)、
27は図3のフローチャートに従って各ガス制御弁21
〜24の開閉を制御し、漏れ検査を実行するコントロー
ラ(弁制御手段、判定手段)である。
【0015】図2はこの実施の形態1に用いた流量計2
6の構成を示す断面図であり、図2において、31は流
量計26の本体ブロック、32,33は配管取付フラン
ジ、34,35はOリング、36,37は、それぞれ配
管取付フランジ32,33に取り付けられた配管、38
はネジ39,40によって本体ブロック31にネジ止め
された上板、41は本体ブロック31上面の断面四角形
の溝により形成された流路、42,43は流路41に介
装された整流金網、44はマイクロフローセンサチッ
プ、45はマイクロフローセンサチップ44を取り付け
た基板、46は基板45を固定するブラケット、47は
マイクロフローセンサチップ44によって検出された検
出信号を検出回路に出力するためのリード線である。な
お、上記のマイクロフローセンサチップとしては例えば
本願出願人が特開平4−230808号公報で開示した
微細ダイヤフラム構造の流速センサを用いると、高精度
かつ高速応答で流速(流量)を計測することができる。
【0016】次に図3のフローチャートに基づいて実施
の形態1に係るガス制御弁の漏れ検査装置の動作につい
て説明する。ステップST1では、第1のガス制御弁2
1(図中、「V1」と記す。)を開き、第2のガス制御
弁22(図中、「V2」と記す。)、第3のガス制御弁
23(図中、「V3」と記す。)及び第4のガス制御弁
24(図中、「V4」と記す。)を閉じ、ガスの流れを
止める。
【0017】ガス供給側の圧力はバーナ側の圧力より高
くなっているので、第4のガス制御弁24に漏れがある
ときは、流量計26を経由してガスが流れる。従って、
各ガス制御弁21〜24をこのように開閉制御すること
により、第4のガス制御弁24の漏れを検査することが
できる。ステップST2では、流量計26によってガス
の流量を検出し、ガスの流量が許容値以内か否かを判定
する。
【0018】流量が許容値以下のときは、第4のガス制
御弁24に漏れはないと判定し、ステップST3に進
む。ステップST3では、第3のガス制御弁23の漏れ
を検査するため、第2のガス制御弁22を開き、第1の
ガス制御弁21、第3のガス制御弁23、第4のガス制
御弁24を閉じる。
【0019】ステップST4では、流量計26によって
ガスの流量を検出し、ガスの流量が許容値以内か否かを
判定し、ガスの流量が許容値以下のときは、第3のガス
制御弁23に漏れはないと判定し、ステップST5に進
む。
【0020】ステップST5では、第2のガス制御弁2
2の漏れを検査するため、第3のガス制御弁23を開
き、第1のガス制御弁21、第2のガス制御弁22及び
第4のガス制御弁24を閉じる。
【0021】ステップST6では、流量計26によって
ガスの流量を検出し、ガスの流量が許容値以内か否かを
判定し、ガスの流量が許容値以下のときは、ステップS
T7に進む。
【0022】ステップST7では、第1のガス制御弁2
1の漏れを検査するため、第4のガス制御弁24を開
き、第1のガス制御弁21、第2のガス制御弁22及び
第3のガス制御弁23を閉じる。
【0023】ステップST8では、流量計26によって
ガスの流量を検出し、ガスの流量が許容値以内か否かを
判定し、ガスの流量が許容値以下のときは、第1のガス
制御弁21から第4のガス制御弁24まで、すべてのガ
ス制御弁に漏れはないと判定し、検査を終了する。
【0024】次に、ステップST2において、ガスの流
量が許容値を超えているときは、第4のガス制御弁24
に漏れがあると判定する。同様にステップST4におい
て、ガスの流量が許容値を超えているときは、第3のガ
ス制御弁23に漏れがあると判定し、ステップST6に
おいて、ガスの流量が許容値を超えているときは、第2
のガス制御弁22に漏れがあると判定し、ステップST
8において、ガスの流量が許容値を超えているときは、
第1のガス制御弁21に漏れがあると判定し、そして、
漏れがあると判定されたときは、ステップST9に進ん
で警報を出力する、あるいはバーナの運転を停止する等
の処理が実行される。
【0025】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、各ガス制御弁21〜24の開閉を制御してガスの流
れがあるか否かを検出し、各ガス制御弁21〜24の漏
れを検査するようにしたので、正確なガス制御弁の漏れ
検査を行うことができるという効果が得られる。
【0026】また、流量計26により瞬時の流れを検出
するので、短時間で漏れ検査を行うことができる。この
ため、このようなガス制御弁の漏れ検査装置をボイラの
燃焼系統に用いたときは、テスト時間中の熱の損失を極
めて少なくできるという効果を得ることができる。
【0027】実施の形態2.図4において、50は主流
路であり、実施の形態1と同様に主流路50には、安全
性のため、2つのガス制御弁が設けられ、61,62
は、それぞれ主流路50に設けられた実施の形態2にお
ける第1のガス制御弁、第2のガス制御弁である。この
ようなガス制御弁のシステムにおいて、51は第1のガ
ス制御弁61、第2のガス制御弁62の漏れを検査する
ために設けられた分岐流路、63は第3のガス制御弁、
64は流量計(流れ検出手段)、65は図5のフローチ
ャートに従って各ガス制御弁61〜63の開閉を制御
し、漏れ検査を実行するコントローラ(弁制御手段、判
定手段)である。なお、流量計64は実施の形態1と同
じ図2の構成を有するものである。
【0028】次に図5のフローチャートに基づいて実施
の形態2に係るガス制御弁の漏れ検査装置の動作につい
て説明する。ステップST11では、第3のガス制御弁
63(図中、「V3」と記す。)を開き、第1のガス制
御弁61(図中、「V1」と記す。)、第2のガス制御
弁62(図中、「V2」と記す。)を閉じる。
【0029】ガス供給側の圧力はバーナ側の圧力より高
くなっているので、第2のガス制御弁62の漏れがあれ
ば流量計64を経由してガスが流れるため、第2のガス
制御弁62の漏れを検出することができる。
【0030】ステップST12では、流量計64によっ
てガスの流量を検出し、ガスの流量が許容値以内か否か
を判定する。ガスの流量が許容値以内のときは、第2の
ガス制御弁62に漏れはないと判定してステップST1
3に進む。
【0031】ステップST13では、第1のガス制御弁
61の漏れの検査の準備を行う。第1のガス制御弁61
および第3のガス制御弁63を閉じて第2のガス制御弁
62を短い時間だけ開き、再び閉じる。バーナ側の圧力
は第2のガス制御弁62の上流側よりも低くなっている
ので、第2のガス制御弁62を短時間だけ開くだけで第
1のガス制御弁61と第2のガス制御弁62との間の圧
力が所定量だけ抜ける。
【0032】ステップST14では、第1のガス制御弁
61および第2のガス制御弁62を閉じたまま、第3の
ガス制御弁63を開く。
【0033】ガス供給側の圧力はV1,V2,V3で囲
まれた配管中の圧力より高くなっているので、この配管
中にV3からガスが流入する。このとき、図6に示すよ
うに、第1のガス制御弁61の漏れの有無によって流量
減衰量が異なってくる。即ち、第1のガス制御弁61に
漏れがあるときは、ST13終了直後からV1から上記
配管中にガスが流入して、配管中のガス圧が増加するた
め、V1両側の差圧が減少して、漏れがないときと比較
して流量が短時間で低下していく。この流量減衰特性に
基づいて第1のガス制御弁61の漏れの有無を判定する
ことができる。
【0034】なお、流量の減衰が早いか否かを判定する
には、ステップST14を実行してから所定時間t経過
後の流量に、所定の閾値Vthを予め設定しておき、所定
時間t経過後に計測した流量をこの閾値Vthと比較すれ
ばよい。あるいは、Vthに達するまでの所要時間を測定
して比較してもよい。
【0035】ステップST15では、流量の減衰が早い
か否かを判定する。所定時間t経過後に計測した流量が
閾値Vthを超えているときは、流量の減衰量が小さく、
第1のガス制御弁61に漏れはないと判定される。第1
のガス制御弁61および第2のガス制御弁62に漏れが
ないと判定されたきは、プレパージなしにバーナの点火
が行われる。
【0036】次に、ステップST12において、ガスの
流量が許容値を超えているときは第2のガス制御弁62
に漏れがあると判定し、ステップST15において、所
定時間t経過後のガスの流量が閾値Vth以下であり、ガ
スの流量の減衰が早いと判定されたときは、第1のガス
制御弁61に漏れがあると判定して、ともにステップS
T16に進む。
【0037】ステップST16では、第1のガス制御弁
61または第2のガス制御弁62に漏れがあるため、警
報を出力する、あるいはバーナの運転を停止する等の処
理が実行される。
【0038】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、ガスの流量の減衰量もみながら第1のガス制御弁6
1、第2のガス制御弁62の漏れを判定することによ
り、このようなガス制御弁のシステムにおいても正確な
ガス制御弁の漏れ検査を早く行うことができるといった
効果が得られる。なお、上記の実施の形態1,2におい
ては、流れ検出手段として微細ダイヤフラム構造の流速
センサを用いるのが最適ではあるが、条件によってはこ
れ以外のフローセンサやフロースイッチを用いることも
可能である。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、正確
なガス制御弁の漏れ検査を行うことができ、また、流れ
検出手段により瞬時の流れを検出するので、短時間で漏
れ検査を行うことができるという効果が得られる。この
ため、かかるガス制御弁の漏れ検査方法をボイラの燃焼
系統に用いたときは、テスト時間中の熱の損失を極めて
少なくできるという効果がある。
【0040】この発明によれば、ガス供給側の主流路か
ら分岐した第1の分岐流路及び第2の分岐流路と、該第
1の分岐流路に介装された第1のガス制御弁及びその下
流側の第2のガス制御弁と、前記第2の分岐流路に介装
された第3のガス制御弁及びその下流側の第4のガス制
御弁とを備えたシステムにおいて、正確なガス制御弁の
漏れ検査を行うことができ、短時間で漏れ検査を行うこ
とができるという効果が得られる。このため、かかるガ
ス制御弁の漏れ検査装置をボイラの燃焼系統に用いたと
きにはテスト時間中の熱の損失を極めて少なくできると
いう効果がある。
【0041】この発明によれば、ガス供給側の主流路に
介装された第1のガス制御弁及びその下流側の第2のガ
ス制御弁と、前記第1のガス制御弁の上流側から分岐し
て第1のガス制御弁と第2のガス制御弁との間に接続さ
れた分岐流路と、該分岐流路に介装された第3のガス制
御弁とを備えたシステムにおいても、正確なガス制御弁
の漏れ検査を行うことができ、短時間で漏れ検査を行う
ことができるという効果が得られ、かかるガス制御弁の
漏れ検査装置をボイラの燃焼系統に用いたときは、テス
ト時間中の熱の損失を極めて少なくできるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるガス制御弁の漏
れ検査装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の流量計の構成を示す断面図である。
【図3】この発明の実施の形態1によるガス制御弁の漏
れ検査装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】この発明の実施の形態2によるガス制御弁の漏
れ検査装置の構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の実施の形態2によるガス制御弁の漏
れ検査装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】図4の流量計の流量減衰量を示す説明図であ
る。
【図7】従来のガス制御弁の漏れ検査装置の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
10,50 主流路 11 分岐流路(第1の分岐流路) 12 分岐流路(第2の分岐流路) 21,61 第1のガス制御弁 22,62 第2のガス制御弁 23,63 第3のガス制御弁 24 第4のガス制御弁 25 連通管 26,64 流量計(流れ検出手段) 27,65 コントローラ(弁制御手段、判定手段) 51 分岐流路
フロントページの続き (72)発明者 諸星 征夫 東京都渋谷区渋谷2丁目12番19号 山武ハ ネウエル株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給側から下流側に向かって流れる
    ガスの流路に少なくとも3つ以上設けられたガス制御弁
    の漏れ検査方法であって、 前記ガスの流れを止めるように各ガス制御弁を制御し、
    各ガス制御弁によって囲まれた流路中におけるガスの流
    れを検出することによって各ガス制御弁の漏れを検査す
    ることを特徴とするガス制御弁の漏れ検査方法。
  2. 【請求項2】 ガス供給側の主流路から分岐した第1の
    分岐流路及び第2の分岐流路と、該第1の分岐流路に介
    装された第1のガス制御弁及びその下流側の第2のガス
    制御弁と、前記第2の分岐流路に介装された第3のガス
    制御弁及びその下流側の第4のガス制御弁とを備えたシ
    ステムの前記各ガス制御弁の漏れを検査するガス制御弁
    の漏れ検査装置において、 前記第1のガス制御弁と第2のガス制御弁の間と第3の
    ガス制御弁と第4のガス制御弁の間とを接続する連通管
    と、 該連通管に介装されてガスの流れを検出する流れ検出手
    段と、 前記第1のガス制御弁乃至第4のガス制御弁のうち、い
    ずれか1つのガス制御弁だけを順次開けるように制御す
    る弁制御手段と、 操作された制御弁と流れ検出手段の検出結果との関係か
    ら所定のガス制御弁に漏れがあると判定する判定手段と
    を備えたことを特徴とするガス制御弁の漏れ検査装置。
  3. 【請求項3】 ガス供給側の主流路に介装された第1の
    ガス制御弁及びその下流側の第2のガス制御弁と、前記
    第1のガス制御弁の上流側から分岐して第1のガス制御
    弁と第2のガス制御弁との間に接続された分岐流路と、
    該分岐流路に介装された第3のガス制御弁とを備えたシ
    ステムの前記各ガス制御弁の漏れを検査するガス制御弁
    の漏れ検査装置において、 前記第3のガス制御弁より下流側の分岐流路に介装され
    てガスの流量を検出する流れ検出手段と、 最初に第3のガス制御弁だけを開けてから第3のガス制
    御弁を閉じ、第2のガス制御弁を開けて第1のガス制御
    弁の上流側、下流側に圧力差を設けてから第2のガス制
    御弁を閉じ、再び第3のガス制御弁だけを開けるように
    制御する弁制御手段と、操作された制御弁と流れ検出結
    果との関係から所定のガス制御弁に漏れがあると判定す
    る判定手段とを備えたことを特徴とするガス制御弁の漏
    れ検査装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006349312A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Yamatake Corp 燃焼設備の安全確認方法および燃焼システム
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